JPH037328Y2 - - Google Patents

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JPH037328Y2
JPH037328Y2 JP1985045584U JP4558485U JPH037328Y2 JP H037328 Y2 JPH037328 Y2 JP H037328Y2 JP 1985045584 U JP1985045584 U JP 1985045584U JP 4558485 U JP4558485 U JP 4558485U JP H037328 Y2 JPH037328 Y2 JP H037328Y2
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  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
  • Buffer Packaging (AREA)
  • Packages (AREA)
  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、粘性の高い液状、粉状、粒状、線状
物等を収容する容器に装備して用いられる内容物
固定具に関するものであり、特にワイヤ等の線材
を収容するのに有効なものである。
〔従来の技術〕
従来、例えば、鉄、銅、真ちゆう、合金などの
各種金属からなる線材においては、外へ曲らず、
引き出し易いように外方へ広がる力の働く捩れを
与えられて、容器例えばフアイバードラム(以下
単にドラムと言う)に収容してメーカーから需要
家に供給されている。
この線材は、外方へ広がる力の働く捩れを与え
られているものの、どうしてもドラムにゆつたり
した状態で収容されているので、輸送過程で起こ
る上下振動などにより一部線材が移動して絡みを
生じ、外方へ引き出しにくくなり、使用に支障を
きたすような事故が発生する。その為には従来次
のような対策が講じられていた。
(1) 第17図の容器の縦断図に示すように、ドラ
ム101に収納された線材102を、中空部1
03を通してドラム101の底部104中心に
固着された下部フツク105に一端を係止さ
れ、線材102の上部に載置された中蓋106
の中心に固着された上部フツク107に他端を
係止されたゴム、スプリングなどからなる弾条
具108で固定している。本例の内容物固定具
は、ドラム101に与えられた上下の振動など
を弾条具108の弾発作用で緩衝して、線材1
02の振動を小さくし絡みの発生を防止してい
る。
(2) 第18図の容器の縦断図に示すように、ドラ
ム109の胴部110とドラム109の底部1
11に適宜な方法で固着された内筒112との
間隙に収納された線材113を、線材113の
上部に合成樹脂例えば発泡スチロールなどから
なる緩衝材114を詰め、さらにその上に硬い
材料からなる固定部材115を前記間隙に圧接
嵌入せしめて緩衝材114を押えて固定してい
る。緩衝材114がドラム109に与えられた
上下の振動などを緩衝して、線材113の振動
を小さくし絡みの発生を防止している。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、前記対策(1)では比較的緩衝効果
があるので、可成の効果が上つているものの、完
全に前記する事故の発生を防止することは難し
い。そのうえ、事故発生を防止するため弾条具1
08の弾性力を強くすると中蓋106への装着が
難しくなり比較的手間がかかつて作業工数を多く
要するという欠点がある。
又前記対策(2)では、固定部材115が内筒11
2とドラム109の胴部110との間隙に圧接嵌
入されただけなので、輸送過程で起こる振動で移
動した緩衝材114が遊びの形になつて緩衝の役
目をしなくなり事故発生率が(1)の場合より多くな
る欠点がある。さらに緩衝材114を詰める手間
と技術を要して作業性能が非常に悪いと言う欠点
がある。
本考案は、このような従来の問題点に着目して
なされたものであつて、簡単な構造でありながら
事故の発生の防止に優れ、さらに装着が非常に容
易である内容物固定具を提供することをその目的
としている。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するために本考案は容器内に配
置され、内容物の上部に付設する押え板を有し、
押え板を押圧することにより内容物を押圧固定す
る内容物固定具において、 容器の蓋と内容物との間に配設する第1部材
と、 該第1部材に所定間隔をおいて配設した少なく
とも二以上の係止部と、 該係止部間に内容物上面と略平行となる方向に
張設した弾条具と、 上記係止部間に挿入し、かつ上記弾条具にその
張設方向に略直交する方向から係合して、その反
発力を受ける第2部材と、 第1部材、第2部材又は押え板に設けられ、第
1部材もしくは第2部材と押え板とを係合固定す
る止め具と、 を備え、第1部材又は第2部材の一方が容器の蓋
を押圧すると共に、他方が押え板を押圧するよう
構成されたことを要旨する。
上記弾条具は、例えばゴムのように高弾性を有
するもので紐又は帯状のものをいうが、細長い形
状をしている必要はなく高弾性であればどのよう
なものでもよく、糸ゴムはもちろん板状ゴム紐、
正方形のゴム片でも良い。又、弾性繊維で出来た
布、スポンジ、金属製のスプリング等でも良い。
なお、スプリングが内容物の上面に対して略平行
となる様に張設されるのであつて、単に金属スプ
リングを用いるだけのものではない。
上記係止部は、上記弾条具を張設する為に係止
するもので金具を用いるようにしてもよく、又第
1部材に切り込みを設けて係止するようにしても
良い。又係止部は弾条具を張設できれば良いの
で、係止の為には接着剤を用いることもできる。
又、係止部間に挿入された第2部材に反発力が付
与される際支障をきたさないならば、係止部は何
箇所でもよくどのような位置に配置されていても
よい。例えば係止部2箇所でその間に弾条具を張
設したもの、あるいは係止部自体が環状をなし、
ゴム膜を太鼓状に張設したもの等である。
上記止め具は内容物の上部に付設する押え板が
第1部材もしくは第2部材と係合固定させる為の
もので押え板が内容物の上でずれたりしないよう
になされている。
〔作用〕
上記構成の内容物固定具を使用するに際して
は、 まず内容物の上部に押え板を載せ、続いて弾条
具を張設した第1部材と、弾条具を係止する係止
部間に装入できるよう位置する第2部材とを載置
する。そして第1部材もしくは第2部材の一方が
蓋により固定されると弾条具が引き伸ばされた状
態となる。この時弾条具には戻ろうとする力(反
発力)が働くため第1部材と第2部材が引き離れ
ようとし、第2部材(又は第1部材)の係合固定
する押え板を押圧するよう作用する。
このとき作用する力は弾条具が係止部間に縮も
うとするものであるから、弾条具は、常に係止部
間で内容物の上面と平行になろうとする。この縮
もうとする力は、弾条具と略直交する方向から係
合した第2部材を、その係合方向へ押し戻そうと
して作用する。このことは第1部材についても同
様であつて、、結局は、かかる構成を採用するこ
とで、弾条具が縮もうとする力は、第1部材と第
2部材とを内容物の上面と略直交する方向へのみ
押し広げる力として作用する。従つて、この内容
物固定具を内容物の上面に付設された押え板の中
心部分を押圧するように取り付けるだけで、内容
物の上面がそのまま押え板を介して鉛直方向へ押
し下げられ、均等に押圧固定されることになる。
これに対し従来は、例えば書類容器の固定具と
して知られた実公昭26−1291号「輸送箱」や、大
正15年実用新案第28906号「錠剤容器」において
採用された圧縮スプリングを鉛直に配置してその
伸びようとする力を利用して内容物を押圧するも
のであつたから、圧縮スプリングを余程硬いもの
としておかないと、柱の座屈の様な現象を起こ
す。従つて、この座屈方向の力が作用する結果、
押え板のようなものを介在させたとしても、それ
が斜めになつて内容物を押圧することになる。こ
のため、線浄物の様に、内容物の上面を均等に押
圧する必要のあるものでは、輸送中に線状物がず
れ出すという事態が予想され、圧縮スプリングを
硬く大がかりなものにしなければならなかつた。
この様に、同じ様な弾条具を用いて内容物を固
定するにおいても、本発明の様に、弾条具の縮も
うとする力を利用するものでは、内容物を上面を
均等な力で押圧することができ、線状物の固定に
極めて適している。
また、本願考案によれば、押え板が左右にずれ
ない様になされているから、輸送中の振動によつ
ても全くといつていいほど押圧力が不均一となる
ことがない。従つて、全体を均等に押圧しなけれ
ばならない様な内容物、即ち粘性の高い液状、粉
状、粒状、線状物等を収納する容器に適用し、こ
れらをずれたりばらばらになつたりせずに好適に
輸送することができる。
又押え板は止め具により第1部材もしくは第2
部材に係合固定しているがため押え板が左右にず
れたりしないよう作用を受ける。
以下、本考案をより具体的に説明するために実
施例を挙げて詳述する。
〔実施例〕
本考案の第1の実施例の構成を第1図イ〜第4
図ロによつて説明する。第1図は第1部材を示し
ており、第1図イはその平面図、第1図ロはその
正面図である。第2図は第2部材を示しており、
第2図イはその平面図、第2図ロはその正面図で
ある。第3図は押え板を示しており、第3図イは
その平面図、第3図ロはその正面図である。又第
4図は本実施例の内容物固定具の装着状態を示し
ており、第4図イは本実施例の内容物固定具が装
着された容器の縦断面図、第4図ロはそのA−A
断面図である。
第1部材は本体枠2と弾条具3とにより構成さ
れる。本体枠2はドラム4の所要の高さに位置す
るようドラム4の胴部5に内接し且内筒5aに外
嵌する正方形の筒体であり、折畳み自在に形成さ
れた厚紙からなる。上記本体枠2には、上下の何
れか一方端付近で各側板6の中央付近に適宜な間
隔で穿設された両係止部7があり、該係止部7に
は本体枠2の一方端側に開口するよう開口部8が
ある。又弾条具3は高弾性を有した環帯状ゴム紐
からなり、上記両係止部7を介して、各角部9の
内側を通りさらに各側板6の外側を通つて本体枠
2に張設されている。尚弾条具3を張設する際に
容易なように開口部8が設けられている。
第2部材10は第1部材1の各係止部7間に挿
入し且つ内筒5aに外嵌する正方形状の筒体であ
り、折畳み自在に形成された厚紙からなる。
押え板11は線材12の上部に置くもので環状
をした平板の形状を有する厚紙からなる。押え板
11の上面には上記第2部材10と係合固定する
よう四箇所に止め具13が接着されている。止め
具13は単なる立法体の形状をしたものでもよい
が本実施例においては第2部材10が所定の位置
にうまく係合しやすいように傾めに切り欠いた形
状をしており、発泡スチロールよりなる。
すなわち内容物固定具は第1部材1と第2部材
10と押え板11とで構成され、押え板11を押
圧するよう、又、その際止め具13により第2部
材10と押え板11とを係合固定するようなされ
ている。
次に内容物固定具の使用方法を第4図イ,ロに
基づき以下に説明する。ドラム4の胴部5と内筒
5aとの間隙に外方へ広がる力の働く捩りを与え
てループ状にする従来あるような方法で線材12
が収納されている。まず押え板11を内筒5aに
通して上記線材12の上に載置する。続いて押え
板11のうえに第2部材10を内筒5aに外嵌
し、又止め具13間に嵌入するよう載置する。続
いて弾条具3を下側にした第1部材1を、ドラム
4に内接させると共に第2部材10が第1部材1
の各係止部7の間に装入するように載置する。そ
の後第1部材1を押えつけながらドラム4の蓋1
4を固定して内容物固定具の装着を完了する。以
上本実施例の内容物固定具の使用方法を説明して
きたが、本実施例においては上記使用方法のもと
で以下の効果を有する。
(1) 運搬作業時等においてドラム4が傾けられた
り、振動を受けたりしても弾条具3の弾性力に
より押え板11を押圧する力が弱まつたりしな
い。
(2) 運搬作業時等においてドラム4が傾けられた
り、振動を受けたりしても第1部材1がドラム
4の蓋14を、第2部材10が押え板11を押
圧しているので、内容物固定具はドラム4の中
でずれたりすることがなく、確実に装着状態を
維持する。
(3) 押え板11が止め具13により左右にずれな
いようになつているので、線材12が押え板に
連動してずれることがない。
(4) 第1部材1の弾条具3で第2部材10を押え
ているので、ドラム4に与えられた上下の振動
などを弾条具3の弾性力で緩衝して、線材12
の振動を最小限に押える。
(5) 又緩衝機能が優れているにもかかわらず、簡
単な構造なのでドラム4への装着が非常に容易
である。
上記(1)〜(5)は本実施例の効果であるが本考案本
来の効果でもある。尚上記(2)においては本実施例
は特に優れている。というのは本実施例における
第1部材1はドラム4の所要の高さに位置するよ
うドラム4に内接するようになされているので、
第1部材1はドラム4の中でずれたりすることが
ない。又第2部材10も第1部材1に内嵌しかつ
内筒5aに外嵌しているのでドラム4の中でずれ
たりすることがない。このようにして本実施例の
内容物固定具はドラム4の中でずれたりすること
がなくより確実に装着状態を維持する。上記(1)〜
(4)の効果の結果として本実施例は輸送過程での一
部線材の絡みを防止しワイヤを極めて円滑に引き
出し得るという優れた効果を発揮する。
又、本実施例の内容物固定具は簡単な構造なの
で容器への装着が容易であり作業工数の低減に寄
与するという優れた効果を有する。
又、本実施例の内容物固定具は折畳み自在に形
成されているので嵩張らず、貯蔵、輸送などの際
積載空間が少なくてすむので極めて重宝であると
いうような本実施例特有の効果も有する。
上記の第1の実施例において、第1部材1及び
第2部材10は、折畳み自在に厚紙で形成した
が、折畳み自在であるならば厚紙以外のダンボー
ル、合成樹脂などで形成しても良い。又第1部材
1の弾条具3は環帯状ゴム紐を使用したが、環帯
状ゴム紐の代りに断面形状の異なるゴム紐やスプ
リングなどを使用しても良く、要するに第2部材
10に反発力を付与できる高弾性のものであれば
良い。又弾条具を張設する為の係止部7は、本体
枠2の上下の一方端付近で本体枠2の全周に亘つ
て張設したが、第1部材1に内嵌した第2部材1
0に反発力が付与される際支障をきたさないなら
ば、第1部材1の一方端でない他の箇所に設けて
も良い。さらに第2部材10を第1部材1に挿入
させたとき、第2部材10に反発力を付与できる
ように確実に第2部材10を支持できる位置なら
ば、第1部材1の全周でなく例えば第5図イ、第
5図ロの平面図に示す如く本体枠2の内側に等間
隔で複数箇所張り出して弾条体3a,3bを張設
しても良い。
尚第1部材1及び第2部材10は第2部材10
を下にして第1部材1を上にして装着したが、こ
の反対にして装着しても良く、さらに両者は折畳
み可能な正方形状にしたが、ドラム4に内接でき
る第1部材に内嵌できる第2部材であるならば、
正三角形、正方形を含む正多角形状、あるいは円
形状であつても良い。
次に本考案の第2の実施例の構成を第6図イ〜
第7図ロによつて説明する。第6図は押え板を示
しており、第6図イはその平面図,第6図ロはそ
の正面図である。又第7図は上記第6図の押え板
を用いた本実施例の内容物固定具の装着状態を示
しており、第7図イは内容物固定具が装着された
容器の縦断面図,第7図ロはそのB−B断面図で
ある。第1部材1及び第2部材10は第1の実施
例と同じものであり説明は省略する。押え板21
は線材22の上に置かれるもので円板状の厚紙か
らなる。押え板21の上面には上記第2部材10
のそれぞれの角部に内側から嵌合できるよう直方
体の形状を有する発泡スチロールの四つの止め具
23が接着されている。
すなわち内容物固定具は第1部材1と第2部材
10と押え板21とで構成され、押え板21を押
圧するよう、又、その際止め具23により第2部
材10と押え板21とが係合固定するようになさ
れている。
次に内容物固定具の使用方法を第7図イ,第7
図ロに基づき以下に説明する。ドラム24は内筒
を有しないもので外方へ広がる力の働く捩りを与
えてループ状になつた線材22が収納されてい
る。まずその線材22の上に押え板21を載置す
る。続いて押え板21のうえに第2部材10を、
第2部材10のそれぞれの角部の内側に上記止め
具23が嵌合するよう載置する。続いて弾条具3
を下側にした第1部材1を、ドラム24に内接さ
せると共に第2部材10が第1部材1に挿入する
ように載置する。その後第1部材1を押えつけな
がらドラム24の蓋25を固定して内容物固定具
の装着を完了する。
以上本実施例の内容物固定具の使用方法を説明
してきたが、本実施例においては前記した第1実
施例(1)〜(5)の効果を有する。尚、本実施例におい
てはドラム24は内筒を有しないので第2部材1
0の大きさは、第1部材1に挿入でき第1部材1
の弾条具3の弾性力を受けることができればどの
ようなものでもよい。又、本実施例においては止
め具23は第2部材10の角部に嵌合するような
されているので押え板21は、より確実に第2部
材10と係合固定することができ、押え板21の
左右のずれを確実に防止することができる。
上記第1の実施例、第2の実施例においては第
2部材と押え板とを係合固定する為に発泡スチロ
ールの直方体もしくは直方体の切り欠いたものを
止め具として用いているが、以下他の構成を第3
の実施例、第4の実施例にて説明する。
第3の実施例は凹凸部の噛み合わせにより係合
固定するようなされたもので、その構成を第8図
イ〜第9図ハによつて説明する。第8図は第2部
材を示しており、第8図イはその平面図,第8図
ロはその正面図である。第9図は押え板を示して
おり、第9図イはその平面図,第9図ロはその正
面図、第9図ハはそのC−C断面図である。
第2部材31は厚紙よりなる正方形状の筒体で
あり、その下部には各辺の中央部付近に凸部32
を有する。押え板33は厚紙よりなる円板状のも
ので4箇所の凹部34を有する。又第1部材1,
ドラム24は第2の実施例と同様のものとする。
本実施例においては押え板33の凹部34に第
2部材31の凸部32が嵌合するようにして第2
部材31と押え板33とが係合固定するようなさ
れており、止め具は凸部32と凹部34とにより
構成されている。本実施例は第1の実施例の(1)〜
(5)の効果である考案本来の効果を有することはも
ちろん以下のような効果をも有する。すなわち余
分な止め具のスペースは全く必要とせず、あたか
も接着剤等で接着したように押え板33の左右の
ずれを防止し、又弾条具3の弾性力により常に第
2部材31が押え板33を押すので凸部32と凹
部34がはずれたりすることはない。又接着剤で
接着した場合と異なり自由にとりはずしが出来
る。
第4の実施例は両面テープにより係合固定する
もので、その構成を第10図イ又は第10図ロに
よつて説明する。第10図は押え板を示すもので
あり、第10図イはその平面図,第10図ロはそ
の正面図である。
第1部材1,第2部材10,ドラム24は第2
の実施例と同様のものである。押え板35は厚紙
よりなる円板状のものでその表面には両面テープ
36が正方形状に張り付けられている。両面テー
プ36は第2部材10の底部に貼着するよう第2
部材10の底部と同じ形状で貼着してあり止め具
の役割をする。使用前においては両面テープ36
はいまだ剥離紙が貼られた状態であり、使用に際
して剥離紙をはがし第2部材10を係合固定す
る。本実施例は第1の実施例の(1)〜(5)の効果であ
る本考案本来の効果を有するとともに、第2部材
と押え板との係合固定の構成が最も容易であり、
第2部材と押え板との係合固定のなされていない
内容物固定具においても容易に押え板を係合固定
するよう改良することができるという効果をも有
する。
以上いくつかの実施例を述べて来たが、今まで
述べた実施例はすべて第2部材と押え板とを係合
固定するようなされている。そこで、これ以降は
第1部材と押え板とを係合固定する実施例を挙げ
て説明する。
本考案の第5の実施例の構成を第11図イ〜第
13図ロによつて説明する。第11図は第1部材
を示しており、第11図イはその平面図,第11
図ロはその正面図である。第12図は押え板を示
しており、第12図イはその平面図,第12図ロ
はその正面図,ハは押え板を後述するよう組み立
てた状態の正面図、第13図イは本実施例の内容
物固定具が装着された容器の縦断面図,第13図
はロはそのD−D断面図である。
第1部材41は第1実施例の第1部材1とほぼ
同じ形状で、異なるのは本体枠42の高さ(筒体
の深さ)が第1の実施例のものと比較して2倍程
になつていることである。その他弾条具43の係
止部44を介しての係止の構成等同じものであ
る。
第2部材10は第1の実施例の第1部材10と
同じものであるので説明は省略する。
押え板45は円板状の厚紙よりなるもので、厚
紙は止め具46を組み立てる為のミシン目47,
穴部48,上記穴部48にはめ込む為の切り込み
よりなる止め具支柱片49を有する。上記ミシン
目47は上記穴部48と止め具支柱片49との間
の一直線のミシン目47aとそれに直角に達する
ミシン目47bとに分けられる。
内容物固定具は上記第1部材41,第2部材1
0,押え板45とよりなり、続いて使用方法を第
13図イ,第13図ロに基づき以下に説明する。
ドラム4は第1の実施例のドラムと同じもので胴
部5と内筒5aとの間隙に従来あるような方法で
線材12が収納されている。まず押え板45を止
め具46を形成するよう組み立てる。組み立て方
法は第1にミシン目47bをミシン目に沿つてハ
サミを入れ、第2にミシン目47aを折るよう上
記ハサミを入れた部分を立ちあげる。第3に止め
具支柱片49を切り込みより立てて穴部48にか
み合うよう支える。続いて上記組み立てた押え板
45を内筒5aに通して線材12の上に載置す
る。続いて押え板45の上に第2部材10を内筒
5aに外嵌するよう載置する。続いて弾条具43
を下側にした第1部材1をドラム4に内接させる
と共に第2部材10が第1部材41の係止部44
の間に挿入するよう、又第1部材41が上記押え
板45より組み立てた止め具46の間に嵌入する
よう載置する。その後第1部材41を押えつけな
がらドラム4の蓋14を固定して内容物固定具5
0の装着を完了する。
以上本実施例の内容物固定具の使用方法を説明
してきたが、本実施例においては前記した第1実
施例(1)〜(5)の効果を有するばかりでなく、以下の
効果をも有する。本実施例においては第2部材1
0が押え板45を押圧するばかりでなく、第1部
材41でも押え板45を押圧できるようなされて
いる。あらかじめ線材12を入れる量が決められ
てそれに応じた第1部材41の上下の高さが設定
されている。すなわち線材12がある一定量の時
には第1部材41による蓋14の押圧力と第2部
材10による弾条具43の弾性力とにより、強い
力で押え板45を押圧することができ、又線材1
2が減つてきた時にも第2部材10に弾条具43
の弾性力により押え板45を押圧することができ
る。又本実施例においては第1部材41と押え板
45とが係合固定されるような止め具の構造とな
り、第1部材41がドラム4に内接して固定され
ている為、押え板45も固定され左右のずれを十
分に抑えることが出来る。
尚、本実施例においては使用する際に、止め具
を組み立てるようなされており、持ち運び等の未
使用時に保管が便利なようになされているが、保
管等を考えないならばあらかじめ押え板の表面に
止め具として厚紙や発泡スチロールからなる支柱
のようなものを設けるようにしても良く、より構
造の簡単ものとなる。
次に本考案の第6の実施例の構成を第14図イ
〜第16図ロによつて説明する。第6の実施例と
して今までの第1部材と形状の異なつた物を挙げ
た。第14図は第1部材を示しており、第14図
はイはその平面図,第14図ロはその正面図,第
14図ハはその底面図である。第15図は押え板
を示しており、第15図イはその平面図,第15
図ロはその正面図である。又第16図は本実施例
の内容物固定具の装着状態を示しており、第16
図イは内容物固定具が装着された容器の縦断面
図,第16図ロはそのE−E断面図である。
第1部材61は本体枠62と弾条具63とより
構成される。本体枠62は第14図の如くコの字
の形に構成された角材を十字に組み合わせた形状
をしている。又本体枠62の各先端部の中央には
切り口である係止部64を有する。弾条具63は
板状ゴム紐からなり互いに向い合う係止部64間
に張設される。上記弾条具63は係止部64であ
る切り口に通して本体枠62に巻きつけるように
締結され、2本の弾条具63,63が十字を描く
よう張設される。
第2部材10は第1の実施例と同じもので説明
は省略する。
押え板65は環状をした平板の形状を有する厚
紙からなりその上面にはカギ形をした止め具66
が4箇所に接着されている。
内容物固定具は第1部材31と第2部材10と
押え板65とで構成され、その使用方法は第16
図イ,第16図ロに基づき説明する。ドラム4に
は線材12が収納されている。まずその線材12
の上に押え板65を内筒5aに通すよう載置す
る。続いて押え板65のうえに内筒5aに外嵌さ
せて第2部材10を置く。このとき4つの止め具
66は第2部材10の各角部と嵌合するようなさ
れている。続いて第1部材61を第2部材10が
第1部材の4つの係止部64の間に挿入するよう
載置する。その後、第1部材61を押えつけなが
らドラム4の蓋14を固定して内容物固定具の装
着を完了する。本実施例においては前記した第1
の実施例の(1)〜(5)の特徴を有するとともに第1部
材の形状より、第2部材への載置が非常に簡単で
あり作業工数の低減に特に寄与することができ
る。
〔考案の効果〕
以上詳述したように、本考案の内容物固定具に
よれば容器内に配置され、内容物の上部に付設す
る押え板を有し、押え板を押圧することにより内
容物を押圧固定する内容物固定具において、 容器の蓋と内容物との間に配設する第1部材
と、 該第1部材に所定間隔をおいて配設した少なく
とも二以上の係止部と、 該係止部間に内容物上面と略平行となる方向に
張設した弾条具と、 上記係止部間に挿入し、かつ上記弾条具にその
張設方向に略直交する方向から係合して、その反
発力を受ける第2部材と、 第1部材、第2部材又は押え板に設けられ、第
1部材もしくは第2部材と押え板とを係合固定す
る止め具と、 を備え、第1部材又は第2部材の一方が容器の蓋
を押圧すると共に、他方が押え板を押圧するよう
構成されているので、 (1) 輸送過程で起こる容器の傾き、上下の振動
などにより押え板を押圧する力が弱まつたりする
ことがなく、又(2)内容物固定具本体が容器の中で
ずれたりすることがなく確実に容器の中で装着さ
れている。又(3)押え板が止め具により左右にずれ
ないようになされているので一部内容物、例えば
線材が押え板に連動してずれることがない。又(4)
弾条具の弾発作用そのもので内容物に与えられる
振動を緩衝することができ、内容物の振動を最小
限に押える。
上記(1)〜(4)により輸送過程で起こる上下振動な
どの為に一部内容物、例えば線材が移動して絡み
を生じ、外方へ引き出しにくくなり使用に支障を
きたすような事故の発生を防止するという優れた
効果を有する。また、粘性の高い液状、粉状、粒
状物の輸送にも適している。
又簡単な構造なので容器への装着が容易なので
作業工数の低減に寄与するという優れた効果を有
する。
加えて、こうした作用・効果を発揮するに当
り、実施例で説明した様に、厚紙とゴム紐で構成
することすらでき、小型・軽量化をなし得るとい
う効果も顕著である。
【図面の簡単な説明】
第1図イ〜第4図ロは本考案の第1の実施例を
示し、第1図イは第1部材の平面図,第1図ロは
その正面図、第2図イは第2部材の平面図,第2
図ロはその正面図、第3図イは押え板の平面図,
第3図ロはその正面図、第4図イは第1の実施例
の内容物固定具が装着された容器の縦断面図、第
4図ロはそのA−A断面図、第5図イ,第5図ロ
は弾条具の他の張設形態を説明する説明図、第6
図イ〜第7図ロは本考案の第2の実施例を示し、
第6図イは押え板の平面図,第6図ロは押え板の
正面図、第7図イは第2の実施例の内容物固定具
が装着された容器の縦断面図,第7図はロはその
B−B断面図、第8図イ〜第9図ロは本考案の第
3の実施例を示し、第8図イは第2部材の平面
図,第8図ロはその正面図、第9図イは押え板の
平面図,第9図ロはその正面図,第9図ハはその
C−C断面図、第10図イ及び第10図ロは本考
案の第4の実施例を示し、第10図イは押え板の
平面図,ロはその正面図、第11図イ〜第13図
ロは本考案の第5の実施例を示し、第11図イは
第1部材の平面図,第11図ロはその正面図、第
12図イは押え板の平面図,第12図ロはその正
面図,第12図ハは止め具を組み立てた押え板の
正面図、第13図イは第5の実施例の内容物固定
具が装着された容器の縦断面図,第13図ロはそ
のD−D断面図、第14図イ〜第16図ロは本考
案の第6の実施例を示し、第14図イは第1部材
の平面図、第14図ロはその正面図、第14図ハ
はその底面図、第15図イは押え板の平面図、第
15図ロはその正面図、第16図イは第6の実施
例の内容物固定具が装着された容器の縦断面図、
第16図ロはそのE−E断面図、第17図及び第
18図は従来例を説明するための縦断面図であ
る。 1,1a,1b,41,61……第1部材、
3,3a,3b,43,63……弾条具、4,2
4……ドラム、7,44,64……係止部、1
0,31……第2部材、11,21,33,3
5,45,65……押え板、12,22……線
材、13,23,46,66……止め具。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 容器内に配置され、内容物の上部に付設する
    押え板を有し、押え板を押圧することにより内
    容物を押圧固定する内容物固定具において、 容器の蓋と内容物との間に配設する第1部材
    と、 該第1部材に所定間隔をおいて配設した少な
    くとも二以上の係止部と、 該係止部間に内容物上面と略平行となる方向
    に張設した弾条具と、 上記係止部間に挿入し、かつ上記弾条具にそ
    の張設方向に略直交する方向から係合して、そ
    の反発力を受ける第2部材と、 第1部材、第2部材又は押え板に設けられ、
    第1部材もしくは第2部材と押え板とを係合固
    定する止め具と、 を備え、第1部材又は第2部材の一方が容器の
    蓋を押圧すると共に、他方が押え板を押圧する
    よう構成されたことを特徴とする内容物固定
    具。 2 係止部が複数環状に配置された実用新案登録
    請求の範囲第1項記載の内容物固定具。 3 上記第1部材が筒状をなす実用新案登録請求
    の範囲第1項又は第2項記載の内容物固定具。 4 上記第1部材が容器に内接する実用新案登録
    請求の範囲第1項ないし第3項いずれか記載の
    内容物固定具。 5 上記第1部材が正方形状の筒体を有し、各角
    部の内側に弾条具が角部を作る2辺と三角形を
    作るよう張設してあり、上記第2部材が第1部
    材より小さい正方形状の筒体である実用新案登
    録請求の範囲第3項又は第4項記載の内容物固
    定具。 6 上記止め具が、第1部材もしくは第2部材の
    底部に凸部を設け、又押え板に凹部を設けるこ
    とにより構成され、両者を咬合するよう係合固
    定する実用新案登録請求の範囲第1項ないし第
    5項いずれか記載の内容物固定具。 7 上記止め具が、両面テープである実用新案登
    録請求の範囲第1項ないし第5項いずれか記載
    の内容物固定具。
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