JPH0373298B2 - - Google Patents
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- JPH0373298B2 JPH0373298B2 JP58226033A JP22603383A JPH0373298B2 JP H0373298 B2 JPH0373298 B2 JP H0373298B2 JP 58226033 A JP58226033 A JP 58226033A JP 22603383 A JP22603383 A JP 22603383A JP H0373298 B2 JPH0373298 B2 JP H0373298B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sound
- point
- signal
- pressure
- blood pressure
- Prior art date
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- Measuring Pulse, Heart Rate, Blood Pressure Or Blood Flow (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
本発明は人体上腕等の動脈をカフ等により血流
がとまるまで圧迫し、徐々に減圧していく過程で
発生するコロトコフ音の発現、消滅を検出し、そ
のときの圧値を血圧値として表示する血圧計に関
するものである。
がとまるまで圧迫し、徐々に減圧していく過程で
発生するコロトコフ音の発現、消滅を検出し、そ
のときの圧値を血圧値として表示する血圧計に関
するものである。
現在一般的である非観血式血圧測定の標準臨床
法は、コロトコフによる聴診法を基礎としてい
る。この方法は、まず最初に、人体上腕に腕帯を
巻き、腕帯内の阻血カフに空気を送入して予想さ
れる最高血圧値より20〜30mmHg高目に加圧し、
動脈を圧迫することにより血流を止める。次に、
カフ帯内の空気圧を2〜3mmHg/secの速度で
徐々に排気していく。ここで、腕帯より少し下の
指先側の動脈上に聴診器を軽く押し当てておく
と、やがて脈に同期してコロトコフ音(以下K音
と略称する)が聞え始める。このK音は、最初ト
ントンとたたくような澄んだ音であり、やがて濁
音に変り、再び澄んだ清音となつて、次に急に小
さな鈍音となり消滅する。このようなK音の変化
をスワンは、4つの相と5つの点に分類した。す
なわち最初にK音が聞えた時点がスワン第1点
(S1点)であり、濁音になつた時点がスワン第2
点(S2点)であり、次に清音になつた時点が(S3
点)であり、鈍音になつた時点がスワン第4点
(S4点)であり、消失した時点がスワン第5点
(S5点)である。またスワン各点間を第〜相
とする。一般に、S1点時のカフ内圧を最高血圧と
し、S5点のそれを最低血圧としている。しかし、
最低血圧に関してはS4点を用いる学説もある。そ
こで最近では142 S1/82 S4/78 S5/のようにS4点とS5点
を
併記するのが良いされている。この場合、S4点と
S5点の圧差を知ることにより、生理的な情報も得
る事ができるわけである。さらにまた、カフ内圧
が0mmHgでもK音が聞える時は、S4点をもつて
最低血圧とする事になつている。以上の点からS1
点、S5点と同時にS4を知る事は非常に有用であ
る。ところが従来の血圧計においては、S1点とS5
点の圧値のみを検出表示するものが大部分であ
り、S4点とS5点での圧値検出を切換え可能とする
血圧計もあるが、それは単にK音検出時のコンパ
レークレベルを変えているにすぎないため、S4点
の検出精度は良くないものであつた。ところで、
聴診法におけるS4点の定義は官能的なものしかな
く、急に音が小さくなる点とか、音が急に鈍とな
る点とされており、定量化されていなかつたの
で、S4点の最低血圧はより不正確なものとなつて
いた。
法は、コロトコフによる聴診法を基礎としてい
る。この方法は、まず最初に、人体上腕に腕帯を
巻き、腕帯内の阻血カフに空気を送入して予想さ
れる最高血圧値より20〜30mmHg高目に加圧し、
動脈を圧迫することにより血流を止める。次に、
カフ帯内の空気圧を2〜3mmHg/secの速度で
徐々に排気していく。ここで、腕帯より少し下の
指先側の動脈上に聴診器を軽く押し当てておく
と、やがて脈に同期してコロトコフ音(以下K音
と略称する)が聞え始める。このK音は、最初ト
ントンとたたくような澄んだ音であり、やがて濁
音に変り、再び澄んだ清音となつて、次に急に小
さな鈍音となり消滅する。このようなK音の変化
をスワンは、4つの相と5つの点に分類した。す
なわち最初にK音が聞えた時点がスワン第1点
(S1点)であり、濁音になつた時点がスワン第2
点(S2点)であり、次に清音になつた時点が(S3
点)であり、鈍音になつた時点がスワン第4点
(S4点)であり、消失した時点がスワン第5点
(S5点)である。またスワン各点間を第〜相
とする。一般に、S1点時のカフ内圧を最高血圧と
し、S5点のそれを最低血圧としている。しかし、
最低血圧に関してはS4点を用いる学説もある。そ
こで最近では142 S1/82 S4/78 S5/のようにS4点とS5点
を
併記するのが良いされている。この場合、S4点と
S5点の圧差を知ることにより、生理的な情報も得
る事ができるわけである。さらにまた、カフ内圧
が0mmHgでもK音が聞える時は、S4点をもつて
最低血圧とする事になつている。以上の点からS1
点、S5点と同時にS4を知る事は非常に有用であ
る。ところが従来の血圧計においては、S1点とS5
点の圧値のみを検出表示するものが大部分であ
り、S4点とS5点での圧値検出を切換え可能とする
血圧計もあるが、それは単にK音検出時のコンパ
レークレベルを変えているにすぎないため、S4点
の検出精度は良くないものであつた。ところで、
聴診法におけるS4点の定義は官能的なものしかな
く、急に音が小さくなる点とか、音が急に鈍とな
る点とされており、定量化されていなかつたの
で、S4点の最低血圧はより不正確なものとなつて
いた。
本発明は上記の点に鑑みて為されたものであ
り、その目的とするところは、聴診器で医師の判
断するS4点とよく一致したS4点を検出することが
でき、正確な最低血圧を表示できる血圧計を提出
することにある。
り、その目的とするところは、聴診器で医師の判
断するS4点とよく一致したS4点を検出することが
でき、正確な最低血圧を表示できる血圧計を提出
することにある。
(構成)
第1図本発明の構成を示すブロツク図であり、
120は動脈の圧迫手段、121は圧迫手段12
0の加減圧手段、122は圧迫手段の圧値検出手
段、123はコロトコフ音検出手段、124はコ
ロトコフ音の発現、消滅を検出してその時の圧値
を最高、最低血圧と判定する血圧判定手段、12
5は最高、最低血圧値を表示する表示手段であ
り、血圧判定手段124内には、K音が一拍前の
K音に比べて1/2以下に減衰する時点をS4点とし
て検出するスワン第4点検出手段126が設けら
れており、このS4点における圧迫手段120の圧
値を最低血圧として表示するようになつている。
なお、S1点の圧値を最高血圧として表示し、S5点
の圧値を第2の最低血圧として表示することは従
来と同様である。
120は動脈の圧迫手段、121は圧迫手段12
0の加減圧手段、122は圧迫手段の圧値検出手
段、123はコロトコフ音検出手段、124はコ
ロトコフ音の発現、消滅を検出してその時の圧値
を最高、最低血圧と判定する血圧判定手段、12
5は最高、最低血圧値を表示する表示手段であ
り、血圧判定手段124内には、K音が一拍前の
K音に比べて1/2以下に減衰する時点をS4点とし
て検出するスワン第4点検出手段126が設けら
れており、このS4点における圧迫手段120の圧
値を最低血圧として表示するようになつている。
なお、S1点の圧値を最高血圧として表示し、S5点
の圧値を第2の最低血圧として表示することは従
来と同様である。
上記S4点の定量的検出についての考察を以下に
詳述する。発明者等は、医師の判断によるS4点を
定量的に捉えるために次のような解析を行つた。
すなわち、医師は聴診器で聞いてK音を判断して
いるので、同じように聴診器を用いて、その耳当
部に人間の耳と音響的に等価な人工耳を構成し、
その鼓膜相当部に周波数特性のフラツトなマイク
ロフオンを用いてK音を集音する。このようにし
て得られたK音の1発毎にスペクトラム分析を行
つた。これは、医師の耳元でのK音のスペクトラ
ムを分析したことになる。ところが、人間の耳の
聴感には、周波数特性があるため、医師が実際に
感じているK音のスペクトラムとは異なる。この
人間の耳の聴感特性としては一般に等ラウドネス
曲線が用いられる。第2図がISO(国際標準化機
構)で1961年に採用された等ラウドネス曲線I.S.
O/R226である。そこで医師が実際に感じてい
るK音を得るためには、この曲線によつて補正す
る必要がある。周波数を〔Hz〕としたマイクロ
フオンの感度S()〔dB〕(ここでCdB=1V/
μbar)はマイクロフオン出力をV()〔V〕と
し、与える音圧をP〔μbar〕とすると、 S()=20log(V(f)/P) ……(1) となる。ここに、音圧レベルPL〔dB〕と音圧P
(μbar〕との関係は次のように定義されている。
詳述する。発明者等は、医師の判断によるS4点を
定量的に捉えるために次のような解析を行つた。
すなわち、医師は聴診器で聞いてK音を判断して
いるので、同じように聴診器を用いて、その耳当
部に人間の耳と音響的に等価な人工耳を構成し、
その鼓膜相当部に周波数特性のフラツトなマイク
ロフオンを用いてK音を集音する。このようにし
て得られたK音の1発毎にスペクトラム分析を行
つた。これは、医師の耳元でのK音のスペクトラ
ムを分析したことになる。ところが、人間の耳の
聴感には、周波数特性があるため、医師が実際に
感じているK音のスペクトラムとは異なる。この
人間の耳の聴感特性としては一般に等ラウドネス
曲線が用いられる。第2図がISO(国際標準化機
構)で1961年に採用された等ラウドネス曲線I.S.
O/R226である。そこで医師が実際に感じてい
るK音を得るためには、この曲線によつて補正す
る必要がある。周波数を〔Hz〕としたマイクロ
フオンの感度S()〔dB〕(ここでCdB=1V/
μbar)はマイクロフオン出力をV()〔V〕と
し、与える音圧をP〔μbar〕とすると、 S()=20log(V(f)/P) ……(1) となる。ここに、音圧レベルPL〔dB〕と音圧P
(μbar〕との関係は次のように定義されている。
PL=20log(P/0.0002) ……(2)
したがつて、各周波数での音圧レベルPL()
〔dB〕は(1),(2)式より PL(f)=20log(V(f)/(0.0002×10S(f)/200))
……(3) となる。ところで、等ラウドネス曲線における各
周波数での音圧レベルPL()〔dB〕とPhpo数
(1KHzにおける音圧レベル)すなわち1KHz換算
での音圧レベルPL()′〔dB〕との関係は第2
図より読み取ることができる。したがつて、ここ
で得られた各周波数における1KHz換算音圧レベ
ルPL()′より、全周波数に対するトータルで
の1KHz換算音圧レベル、すなわち、人間が実際
に感じるK音の聴感レベルSL〔dB〕は SL=10logΣ(10PL( )′/10) (4) で得られる。
〔dB〕は(1),(2)式より PL(f)=20log(V(f)/(0.0002×10S(f)/200))
……(3) となる。ところで、等ラウドネス曲線における各
周波数での音圧レベルPL()〔dB〕とPhpo数
(1KHzにおける音圧レベル)すなわち1KHz換算
での音圧レベルPL()′〔dB〕との関係は第2
図より読み取ることができる。したがつて、ここ
で得られた各周波数における1KHz換算音圧レベ
ルPL()′より、全周波数に対するトータルで
の1KHz換算音圧レベル、すなわち、人間が実際
に感じるK音の聴感レベルSL〔dB〕は SL=10logΣ(10PL( )′/10) (4) で得られる。
このようにして得られた、各K音の聴感補正後
の聴感レベルすなわちK音レベルで、医師が判断
するS4点を調べることによつて医師がS4点と判断
しているのは、K音の音圧レベルが、1つ前に発
現したK音の音圧レベルと比べて1/2以下に減衰
した時点(6dB以上減衰した時点)とよく一致し
ていることがわかつた。さらに1回の血圧測定中
に6dB以上の減衰時点が2以上あるときは、最初
の減衰時点をとるとよく一致することもわかつ
た。以上のことから、本発明においては、K音の
音圧レベルが、1拍前に発現したK音の音圧レベ
ルと比べて最初に6dB以上小さくなる点を捉える
ことにより、又は、得られたK音の電圧出力が1
拍前に発現したK音に比べて、1/2以上最初に小
さくなつた点を捉えることにより、医師の判断す
るS4点とよく一致したS4点を検出し、正確な最低
血圧を表示できるようにしたものである。
の聴感レベルすなわちK音レベルで、医師が判断
するS4点を調べることによつて医師がS4点と判断
しているのは、K音の音圧レベルが、1つ前に発
現したK音の音圧レベルと比べて1/2以下に減衰
した時点(6dB以上減衰した時点)とよく一致し
ていることがわかつた。さらに1回の血圧測定中
に6dB以上の減衰時点が2以上あるときは、最初
の減衰時点をとるとよく一致することもわかつ
た。以上のことから、本発明においては、K音の
音圧レベルが、1拍前に発現したK音の音圧レベ
ルと比べて最初に6dB以上小さくなる点を捉える
ことにより、又は、得られたK音の電圧出力が1
拍前に発現したK音に比べて、1/2以上最初に小
さくなつた点を捉えることにより、医師の判断す
るS4点とよく一致したS4点を検出し、正確な最低
血圧を表示できるようにしたものである。
実施例 1
第3図および第4図は本発明の一実施例であ
り、第5図は同上の動作を示す信号ア〜ニのタイ
ムチヤート、以下、具体的構成および動作につい
て説明する。いま、人体上腕HAに腕帯1を巻
き、加圧球35を加圧することにより、腕帯1内
の阻血カフに導管33を通して、空気を送り込
み、予想される最高血圧値より20〜30mmHg高目
に加圧する。この阻血カフ内の圧力は、定速排気
弁36を通して2〜3mmHg/secの速度で定速に
排気されていく。また阻血カフ内の圧力値は、導
管33で連結された圧力変換器37により制御回
路7に入力される。
り、第5図は同上の動作を示す信号ア〜ニのタイ
ムチヤート、以下、具体的構成および動作につい
て説明する。いま、人体上腕HAに腕帯1を巻
き、加圧球35を加圧することにより、腕帯1内
の阻血カフに導管33を通して、空気を送り込
み、予想される最高血圧値より20〜30mmHg高目
に加圧する。この阻血カフ内の圧力は、定速排気
弁36を通して2〜3mmHg/secの速度で定速に
排気されていく。また阻血カフ内の圧力値は、導
管33で連結された圧力変換器37により制御回
路7に入力される。
一方、腕帯1内に内蔵されたマイクロフオン等
よりなるK音センサ2とK音検出回路3によりK
音が検出手される。この検出手段アは第5図アに
示されるような脈音を含んだ信号である。この信
号アは、K音フイルタ4により、K音のみの信号
イとなり、コンパレータ5により一定レベル以上
の信号ウがK音として弁別された後、波形整形回
路6により第5図エのようなK音パルスエとな
り、制御回路7に入力される。血圧判定手段を構
成する制御回路7においては、K音パルスエが最
初に発現したときの腕帯1内の阻血カフ内の圧力
値を最高血圧値(S1点)として表示器8に表示す
る。次にK音が入力される毎にそのときの圧力値
を表示保持し、最後のK音が発現したときの圧力
値を最低血圧(S5点)として表示器8に表示す
る。
よりなるK音センサ2とK音検出回路3によりK
音が検出手される。この検出手段アは第5図アに
示されるような脈音を含んだ信号である。この信
号アは、K音フイルタ4により、K音のみの信号
イとなり、コンパレータ5により一定レベル以上
の信号ウがK音として弁別された後、波形整形回
路6により第5図エのようなK音パルスエとな
り、制御回路7に入力される。血圧判定手段を構
成する制御回路7においては、K音パルスエが最
初に発現したときの腕帯1内の阻血カフ内の圧力
値を最高血圧値(S1点)として表示器8に表示す
る。次にK音が入力される毎にそのときの圧力値
を表示保持し、最後のK音が発現したときの圧力
値を最低血圧(S5点)として表示器8に表示す
る。
ところで、S4点検出回路38においては、K音
パルスエが単安定マルチ9に入力され、その立ち
下りより、一定時間のチエツクパルスオを得る。
信号オの反転出力は単安定マルチ10に入力さ
れ、その立ち上がりより、一定時間のリセツトパ
ルスカを得る一方、Tフリツプフロツプ11にお
いては信号エの立ち下り毎に反転する出力キを得
る。信号キと信号オ,カの反転信号とのANDと
AND回路14にてとることにより信号コを得る
とともに、信号キオカの反転信号のANDをアン
ド回路15にてとることにより信号サを得る。信
号コはアナログスイツチ18のコントロール端子
に入力される。アナログスイツチ18において
は、信号コのHigh区間のみK音信号イを通して
信号シを得て、1倍ピークホールド回路20と2
倍ピークホールド回路22に入力される。同様に
アナログスイツチ19によつて、信号サのHigh
区間のみK音信号イを通した信号スを得て、1倍
ピークホールド回路24と2倍ピークホールド回
路26に入力される。ここに、1倍及び2倍ピー
クホールド回路20,24,22,26の具体的
実施例は第4図a,bのようになつており、各2
個のオペアンプ40,41,44,45によつて
実現されている。図中42,46は逆流阻止用ダ
イオード、43,47はコンデンサ、48,49
は抵抗であり、抵抗48,49の抵抗値は等しく
設定してある。
パルスエが単安定マルチ9に入力され、その立ち
下りより、一定時間のチエツクパルスオを得る。
信号オの反転出力は単安定マルチ10に入力さ
れ、その立ち上がりより、一定時間のリセツトパ
ルスカを得る一方、Tフリツプフロツプ11にお
いては信号エの立ち下り毎に反転する出力キを得
る。信号キと信号オ,カの反転信号とのANDと
AND回路14にてとることにより信号コを得る
とともに、信号キオカの反転信号のANDをアン
ド回路15にてとることにより信号サを得る。信
号コはアナログスイツチ18のコントロール端子
に入力される。アナログスイツチ18において
は、信号コのHigh区間のみK音信号イを通して
信号シを得て、1倍ピークホールド回路20と2
倍ピークホールド回路22に入力される。同様に
アナログスイツチ19によつて、信号サのHigh
区間のみK音信号イを通した信号スを得て、1倍
ピークホールド回路24と2倍ピークホールド回
路26に入力される。ここに、1倍及び2倍ピー
クホールド回路20,24,22,26の具体的
実施例は第4図a,bのようになつており、各2
個のオペアンプ40,41,44,45によつて
実現されている。図中42,46は逆流阻止用ダ
イオード、43,47はコンデンサ、48,49
は抵抗であり、抵抗48,49の抵抗値は等しく
設定してある。
一方、信号カとキのANDをAND回路13にて
とることによりリセツトパルスクを得て、トラン
ジスタ21を通して、1倍ピークホールド回路2
0に、トランジスタ27を通して2倍ピークホー
ルド回路26に入力され、同様に信号カと信号キ
の反転信号のANDをAND回路16にてとること
により出力ケを得てトランジスタ23を通して2
倍ピークホールド回路22に、トランジスタ25
を通して1倍ピークホールド回路24に入力され
る。1倍ピークホールド回路20の出力セはオペ
アンプ28の非反転入力端子に入力されるととも
に、2倍ピークホールド回路26の出力チは反転
入力端子に入力されて信号セとチの比較が行なわ
れ、信号セの方が大きいときはオペアンプ28の
出力がHighになり、信号チの方が大きいときは
Lpwになる。このオペアンプ28の出力は、信号
オとキのANDをとるAND回路12の出力ツと
AND回路30にてANDがとられ出力トを得る。
一方1ピークホールド回路24の出力タはオペア
ンプ29の非反転入力端子に入力されるととも
に、2倍ピークホールド回路22の出力ソは反転
入力端子に入力されて同様の比較が行われ、その
出力は、信号キの反転出力と信号オのANDをと
るAND回路17の出力テとのANDがAND回路
31にてとられ出力ナを得る。信号トとナのOR
をとるOR回路32に出力ニがS4点検出パルスで
あり制御回路7に入力される。すなわち、K音フ
イルタ4出力イは、K音パルスエ(パルス幅約
100〜300mmsec程度)の立ち下りを基に得られた
信号コとサのHigh部分に二分される。ここで、
K音に第5図に示すように1〜10の番号をつけて
説明する。
とることによりリセツトパルスクを得て、トラン
ジスタ21を通して、1倍ピークホールド回路2
0に、トランジスタ27を通して2倍ピークホー
ルド回路26に入力され、同様に信号カと信号キ
の反転信号のANDをAND回路16にてとること
により出力ケを得てトランジスタ23を通して2
倍ピークホールド回路22に、トランジスタ25
を通して1倍ピークホールド回路24に入力され
る。1倍ピークホールド回路20の出力セはオペ
アンプ28の非反転入力端子に入力されるととも
に、2倍ピークホールド回路26の出力チは反転
入力端子に入力されて信号セとチの比較が行なわ
れ、信号セの方が大きいときはオペアンプ28の
出力がHighになり、信号チの方が大きいときは
Lpwになる。このオペアンプ28の出力は、信号
オとキのANDをとるAND回路12の出力ツと
AND回路30にてANDがとられ出力トを得る。
一方1ピークホールド回路24の出力タはオペア
ンプ29の非反転入力端子に入力されるととも
に、2倍ピークホールド回路22の出力ソは反転
入力端子に入力されて同様の比較が行われ、その
出力は、信号キの反転出力と信号オのANDをと
るAND回路17の出力テとのANDがAND回路
31にてとられ出力ナを得る。信号トとナのOR
をとるOR回路32に出力ニがS4点検出パルスで
あり制御回路7に入力される。すなわち、K音フ
イルタ4出力イは、K音パルスエ(パルス幅約
100〜300mmsec程度)の立ち下りを基に得られた
信号コとサのHigh部分に二分される。ここで、
K音に第5図に示すように1〜10の番号をつけて
説明する。
まずNo.1とNo.2のK音の比較、すなわちNo.2の
K音がS4点であるかどうかの判定は、No.2のK音
ピーク値がNo.1のK音のピーク値に比べて1/2以
下であるかの判定となる。1/2以下であればS4点
である。この判定は、まずNo.1のK音ピーク値
を、1倍ピークホールド回路24で保持する。次
にNo.2のK音のピーク値は、2倍ピークホールド
回路22で2倍に増幅されて保持される。そして
No.2のK音に相当するK音パルスエの立ち下りに
より発生したチエツクパルステの期間に比較され
る。この場合No.2のK音No.1に比べて大きく、さ
らに2倍に増幅されているので、明らかに信号ソ
の方が大きくS4点とならず出力ナもLpwのままで
ある。もしS4点であれば、1倍ピークホールド回
路24の方が高くなるはずである。チエツクパル
ステによる比較後は、リセツトパルスケにより1
倍ピークホールド回路24、2倍ピークホールド
回路22のピーク保持電力がリセツトされる。そ
してNo.3のK音のピーク値が、新たに1倍ピーク
ホールド回路24に保持され、No.4のK音のピー
ク値が2倍ピークホールド回路22に2倍に増幅
されて保持されて、オペアンプ29で比較され、
No.4のK音パルスの立ち下りで発生したチエツク
パルスの期間に検出が行なわれる。このように
次々に更新してS4点の検出が行われていく。
K音がS4点であるかどうかの判定は、No.2のK音
ピーク値がNo.1のK音のピーク値に比べて1/2以
下であるかの判定となる。1/2以下であればS4点
である。この判定は、まずNo.1のK音ピーク値
を、1倍ピークホールド回路24で保持する。次
にNo.2のK音のピーク値は、2倍ピークホールド
回路22で2倍に増幅されて保持される。そして
No.2のK音に相当するK音パルスエの立ち下りに
より発生したチエツクパルステの期間に比較され
る。この場合No.2のK音No.1に比べて大きく、さ
らに2倍に増幅されているので、明らかに信号ソ
の方が大きくS4点とならず出力ナもLpwのままで
ある。もしS4点であれば、1倍ピークホールド回
路24の方が高くなるはずである。チエツクパル
ステによる比較後は、リセツトパルスケにより1
倍ピークホールド回路24、2倍ピークホールド
回路22のピーク保持電力がリセツトされる。そ
してNo.3のK音のピーク値が、新たに1倍ピーク
ホールド回路24に保持され、No.4のK音のピー
ク値が2倍ピークホールド回路22に2倍に増幅
されて保持されて、オペアンプ29で比較され、
No.4のK音パルスの立ち下りで発生したチエツク
パルスの期間に検出が行なわれる。このように
次々に更新してS4点の検出が行われていく。
ところが、この系統で行われるS4点の検出はこ
の場合でいえば、No.2、No.4、No.6…をいうふう
に偶数番のK音についてのみである。そこで奇数
番のK音がS4点かどうかの判定はこれと同様のも
う一つの系統で行う必要がある。但し、No.1のK
音は最初のK音S1点ではないので省かれる。No.2
のK音のピーク値は、1倍ピークホールド回路2
0によつて保持され、No.3のK音のピーク値は2
倍ピークホールド回路26によつて2倍に増幅さ
れて保持され、オペアンプ28で比較される。そ
してNo.3のK音パルスエの立ち下りで発生したチ
エツクパルスツの期間に検出されたあと、リセツ
トパルスケでピークホールド回路20,26の保
持電圧はリセツトされる。この系統によつてNo.
3、No.5、No.7…のような奇数番のK音がS4点か
どうか判定される。第5図の例では、No.9のK音
がS4点である。このS4点を検出する動作を説明す
ると、No.8のK音のピーク値が1倍ピークホール
ド回路20で保持され、No.9のK音のピーク値が
2倍ピークホールド回路26に2倍に増幅されて
保持される。この信号セ,チはオペアンプ28で
比較されるが、信号ツのチエツクパルスの期間の
比較結果がAND30に出力される。この比較結
果は、No.9のK音のピーク値を2倍してもNo.8の
ピーク値より小さくなる。すなわち、No.9のK音
はNo.8のK音に比べて1/2以下になつている。オ
ペアンプ28の出力はHighでありチエツクパル
スツの期間信号トはHighとなる。この信号はOR
32出力ニにそのまま現れ制御回路7に入力され
る。制御回路7においてはこのHighパルス(S4
点検出パルス)を検出すると、そのとき保持して
いる圧力値(この場合No.9のK音が発現したとき
の腕帯1内の阻血カフ内の圧力値)を最低血圧
(S4点)として表示器8に表示する。もちろん2
発以上のS4点検出パルスを検出した場合は、2発
目以降は受けつけないようにする。K音信号を分
割する信号コ,サにおいてチエツクパルスオ、リ
セツトパルスカの期間を両方から省いたのは、リ
セツトパルスの期間を入れるとチエツク期間中も
ピーク検出を行つてしまい、特に1倍のピークホ
ールド回路20,22のデータが変化する可能性
がある為であり、リセツトパルスの期間を入れる
とその期間中にピーク値を更新するような信号が
入つた場合、特に1倍のピークホールド回路2
0,22(第4図)のオペアンプ40の出力がア
ースに短絡されることにより、オペアンプ40を
劣化あるいは故障させる原因となるためである。
この期間にK音の発現する可能性は少なくK音の
ピーク値検出をこの期間省いても問題にはならな
い。但し、この期間を長くとる、すなわちチエツ
クパルス、リセツトパルスのパルス巾をあまり長
くとることはよくないので、それぞれのパルス巾
は数十msec以下に押える必要がある。
の場合でいえば、No.2、No.4、No.6…をいうふう
に偶数番のK音についてのみである。そこで奇数
番のK音がS4点かどうかの判定はこれと同様のも
う一つの系統で行う必要がある。但し、No.1のK
音は最初のK音S1点ではないので省かれる。No.2
のK音のピーク値は、1倍ピークホールド回路2
0によつて保持され、No.3のK音のピーク値は2
倍ピークホールド回路26によつて2倍に増幅さ
れて保持され、オペアンプ28で比較される。そ
してNo.3のK音パルスエの立ち下りで発生したチ
エツクパルスツの期間に検出されたあと、リセツ
トパルスケでピークホールド回路20,26の保
持電圧はリセツトされる。この系統によつてNo.
3、No.5、No.7…のような奇数番のK音がS4点か
どうか判定される。第5図の例では、No.9のK音
がS4点である。このS4点を検出する動作を説明す
ると、No.8のK音のピーク値が1倍ピークホール
ド回路20で保持され、No.9のK音のピーク値が
2倍ピークホールド回路26に2倍に増幅されて
保持される。この信号セ,チはオペアンプ28で
比較されるが、信号ツのチエツクパルスの期間の
比較結果がAND30に出力される。この比較結
果は、No.9のK音のピーク値を2倍してもNo.8の
ピーク値より小さくなる。すなわち、No.9のK音
はNo.8のK音に比べて1/2以下になつている。オ
ペアンプ28の出力はHighでありチエツクパル
スツの期間信号トはHighとなる。この信号はOR
32出力ニにそのまま現れ制御回路7に入力され
る。制御回路7においてはこのHighパルス(S4
点検出パルス)を検出すると、そのとき保持して
いる圧力値(この場合No.9のK音が発現したとき
の腕帯1内の阻血カフ内の圧力値)を最低血圧
(S4点)として表示器8に表示する。もちろん2
発以上のS4点検出パルスを検出した場合は、2発
目以降は受けつけないようにする。K音信号を分
割する信号コ,サにおいてチエツクパルスオ、リ
セツトパルスカの期間を両方から省いたのは、リ
セツトパルスの期間を入れるとチエツク期間中も
ピーク検出を行つてしまい、特に1倍のピークホ
ールド回路20,22のデータが変化する可能性
がある為であり、リセツトパルスの期間を入れる
とその期間中にピーク値を更新するような信号が
入つた場合、特に1倍のピークホールド回路2
0,22(第4図)のオペアンプ40の出力がア
ースに短絡されることにより、オペアンプ40を
劣化あるいは故障させる原因となるためである。
この期間にK音の発現する可能性は少なくK音の
ピーク値検出をこの期間省いても問題にはならな
い。但し、この期間を長くとる、すなわちチエツ
クパルス、リセツトパルスのパルス巾をあまり長
くとることはよくないので、それぞれのパルス巾
は数十msec以下に押える必要がある。
実施例 2
第6図乃至第8図は他の実施例を示すもので、
実施例1に比べてS4点の検出をより正確(医師と
一致)に行なうことができ、しかもノイズに対す
る誤動作を少くしたものであり、第9図および第
10図は同上の信号A〜Z,a〜jを示すタイム
チヤートである。以下、構成および動作について
具体的に説明する。まず、実施例1と同様に人体
上腕HAに腕帯1を巻き、聴診器2aのヘツドを
腕帯1下端から指先側に数cm離れた動脈上に置き
(医師が聴診器を当てる位置)ゴムバンド等の固
定具2bで約200〜400gの押しつけ圧で固定す
る。次に加圧球34で腕帯1内の阻血カフ導管3
3を通して空気を送り込み、予想される最高血圧
値よりも20〜30mmHg高目に加圧する。加圧後阻
血カフ内の空気は導管33で連結された定速排気
弁36により2〜3mmHg/secの速度で排気され
る。阻血カフ内の圧力値は導管33で連結された
圧力変換器37により検出され、制御回路7に入
力される。一方、K音は聴診器2aにより集音さ
れ、その耳当て部に人間の耳と音響的に等価ら人
工耳に取り付けられたマイクロフオンよりなるK
音センサ2を通してK音検出回路3で検出され
る。ここで得られる信号Aは第9図Aに示される
ような脈音を含んだ波形である。この信号Aは聴
感補正フイルタ50に入力される。ここでは、人
間の耳の聴感特性であるラウドネス曲線(第2
図)の内の適当な等ラウドネス曲線(60dB等ラウ
ドネス曲線付近が良い)の逆特性をもつフイルタ
を通す事により、人間の耳で感じるレベルと同レ
ベルのK音信号Bが得られる。このようにするこ
とにより、前述の実施例1よりも医師の判断によ
り近くなる。また、聴感補正フイルタ50には、
K音センサ2のマイクロフオンの周波数特性がフ
ラツトでない場合はそれを補正する感度補正フイ
ルタを加える。ここで得られれた信号Bは絶対値
増幅器51に入力され信号Cを得る。信号Cは、
S1コンパレータ52によつて一定レベル以上の信
号をS1点K音として検出し、波形整形回路54に
よりDのように波形整形されたあと、K音論理回
路59に入力される。一方信号Cは、S5コンパレ
ータ53に入力されS5点検出に適した一定レベル
以上の信号をS5点K音として検出し、波形整形回
路55を通してAND回路57に入力される。又、
信号Aを脈音フイルタとコンパレータ及び波形整
形回路よりなる脈音ゲート56に入力し、脈音
(10Hz以下)を検出して信号Fを得る。この信号
FをAND回路57の一方に入れ、信号Eとの
ANDをとり、出力GをK音論理回路59に入力
する。K音論理回路59においては、信号Dの立
ち上りを単安定マルチ60(約300msec)で検出
し、3発目の立ち上りでJ−Kフリツプフロツプ
71の出力をHighとするとともにその信号と信
号JのORをOR回路72にて演算し、リセツト
信号HとのAND出力をS1決定信号Nとして出力
する。単安定マルチ61は、約2〜4secのパルス
を発生し、その時間内に次の立ち上りがなけれ
ば、J−Kフリツプフロツプ71の出力Kが
Highとなるまでであれば、ノイズとしてK音の
カウントをリセツトするものである。一方信号G
の立ち上りを約300msecの単安定マルチ62で検
出し、信号KがHighとなつたあと、そのときの
K音を含めて2発を検出したときS1−S5切換信号
QをHighとする。信号QがLpwのときは信号I
を、Highのときは信号LをK音パルスOとして
出力する。約2〜4secのパルスを発生する単安定
マルチ63は、信号QがHighとなつたあと約2
〜4sec以内に信号Gの立ち上りがなければ出力M
をLpwとしてラツチ80に入力しS5決定信号Pを
得る。リセツト信号Hは、リセツトスイツチ58
によつて、常時はHighとなり、測定開始時とか
ノイズの入つたときにリセツトスイツチ58を押
すことによりLpwとして、K音論理回路59をリ
セツトして初期状態にもどすものである。次に、
K音パルスO、S5決定信号P、S1−S5切換信号
Q、絶対値増幅器51の出力CはS4検出回路38
に入力される。第7図中64,69,77,78
はAND回路、73はNAND回路、68,79は
OR回路、66,70,75,81はNOT回路、
65,74はS−Rフリツプフロツプ、67,7
6はJ−Kフリツプフロツプである。
実施例1に比べてS4点の検出をより正確(医師と
一致)に行なうことができ、しかもノイズに対す
る誤動作を少くしたものであり、第9図および第
10図は同上の信号A〜Z,a〜jを示すタイム
チヤートである。以下、構成および動作について
具体的に説明する。まず、実施例1と同様に人体
上腕HAに腕帯1を巻き、聴診器2aのヘツドを
腕帯1下端から指先側に数cm離れた動脈上に置き
(医師が聴診器を当てる位置)ゴムバンド等の固
定具2bで約200〜400gの押しつけ圧で固定す
る。次に加圧球34で腕帯1内の阻血カフ導管3
3を通して空気を送り込み、予想される最高血圧
値よりも20〜30mmHg高目に加圧する。加圧後阻
血カフ内の空気は導管33で連結された定速排気
弁36により2〜3mmHg/secの速度で排気され
る。阻血カフ内の圧力値は導管33で連結された
圧力変換器37により検出され、制御回路7に入
力される。一方、K音は聴診器2aにより集音さ
れ、その耳当て部に人間の耳と音響的に等価ら人
工耳に取り付けられたマイクロフオンよりなるK
音センサ2を通してK音検出回路3で検出され
る。ここで得られる信号Aは第9図Aに示される
ような脈音を含んだ波形である。この信号Aは聴
感補正フイルタ50に入力される。ここでは、人
間の耳の聴感特性であるラウドネス曲線(第2
図)の内の適当な等ラウドネス曲線(60dB等ラウ
ドネス曲線付近が良い)の逆特性をもつフイルタ
を通す事により、人間の耳で感じるレベルと同レ
ベルのK音信号Bが得られる。このようにするこ
とにより、前述の実施例1よりも医師の判断によ
り近くなる。また、聴感補正フイルタ50には、
K音センサ2のマイクロフオンの周波数特性がフ
ラツトでない場合はそれを補正する感度補正フイ
ルタを加える。ここで得られれた信号Bは絶対値
増幅器51に入力され信号Cを得る。信号Cは、
S1コンパレータ52によつて一定レベル以上の信
号をS1点K音として検出し、波形整形回路54に
よりDのように波形整形されたあと、K音論理回
路59に入力される。一方信号Cは、S5コンパレ
ータ53に入力されS5点検出に適した一定レベル
以上の信号をS5点K音として検出し、波形整形回
路55を通してAND回路57に入力される。又、
信号Aを脈音フイルタとコンパレータ及び波形整
形回路よりなる脈音ゲート56に入力し、脈音
(10Hz以下)を検出して信号Fを得る。この信号
FをAND回路57の一方に入れ、信号Eとの
ANDをとり、出力GをK音論理回路59に入力
する。K音論理回路59においては、信号Dの立
ち上りを単安定マルチ60(約300msec)で検出
し、3発目の立ち上りでJ−Kフリツプフロツプ
71の出力をHighとするとともにその信号と信
号JのORをOR回路72にて演算し、リセツト
信号HとのAND出力をS1決定信号Nとして出力
する。単安定マルチ61は、約2〜4secのパルス
を発生し、その時間内に次の立ち上りがなけれ
ば、J−Kフリツプフロツプ71の出力Kが
Highとなるまでであれば、ノイズとしてK音の
カウントをリセツトするものである。一方信号G
の立ち上りを約300msecの単安定マルチ62で検
出し、信号KがHighとなつたあと、そのときの
K音を含めて2発を検出したときS1−S5切換信号
QをHighとする。信号QがLpwのときは信号I
を、Highのときは信号LをK音パルスOとして
出力する。約2〜4secのパルスを発生する単安定
マルチ63は、信号QがHighとなつたあと約2
〜4sec以内に信号Gの立ち上りがなければ出力M
をLpwとしてラツチ80に入力しS5決定信号Pを
得る。リセツト信号Hは、リセツトスイツチ58
によつて、常時はHighとなり、測定開始時とか
ノイズの入つたときにリセツトスイツチ58を押
すことによりLpwとして、K音論理回路59をリ
セツトして初期状態にもどすものである。次に、
K音パルスO、S5決定信号P、S1−S5切換信号
Q、絶対値増幅器51の出力CはS4検出回路38
に入力される。第7図中64,69,77,78
はAND回路、73はNAND回路、68,79は
OR回路、66,70,75,81はNOT回路、
65,74はS−Rフリツプフロツプ、67,7
6はJ−Kフリツプフロツプである。
S4点検出回路38′においては、K音パルスO
とS5決定信号PとのANDをAND回路82にてと
る。これは、S4点より小さくなることはない、す
なわちS5決定後に入力されるK音パルスOの信号
はノイズ(第9図ではN4)であるのでS5決定以
降のK音パルスOを入力させないことによりS4点
検出回路38′の誤動作を防ぐものである。この
AND回路82の出力は単安定マルチ83、Tフ
リツプフロツプ85によりその立ち下りを検出し
て、前述の実施例1と同様の原理でS4点を検出
し、S4点検出パルスiを得る。この出力はラツチ
113にセツト信号として入力される。このラツ
チ113のリセツト信号としてはS1−S5切換信号
Qが入力され、この信号QがLpwの間すなわちS1
点K音からS5点K音に切換る(この場合通常5発
目K音パルスの立ち上り)まで、ラツチがかから
ないようになつている。したがつてこの場合で
は、5発目のK音からS4点の検出を行うことにな
る。それは第9図に示すように、1発目のK音が
発現する前にS1点より2倍以上大きなノイズN2
があつた場合、S1点としてしまう。S1−S5切換信
号は、ラツチ113より以前の信号e,fとの
ANDをとることによつても防げる。又、この目
的のためにはS1−S5切換信号を用いたが、S1点以
降数発までのK音パルスであれば何発目のK音以
降にS4点検出を行うとしても同様の効果が得られ
る。これはS4点がS1点から数発以内となること
は、正常な測定状態においては考えられないから
である。また、前述の実施例1と比べて92〜9
5と108,109の電圧変換用の回路を設けた
のはデジタル部とアナログ部の電源電圧が異なる
からである。特に、S4点検出回路38′では、K
音を2倍に増幅するので、大きなダイナミツクレ
ンジがある方がK音が電源電圧までで飽和するこ
とがない。そのため、たとえばデジタル部を5V
としてアナログ部を±15Vとするというように電
源電圧が異つた場合にも用いられる。また、K音
信号Bを絶対値増幅器51に入力したのは第10
図に示すように、K音信号Bが正負にかたよつて
発生した場合、そのままでコンパレータにかける
とL1を検出レベルとした場合のK音を検出ミ
ス(信号D′)するし、L2を用いた場合のK音
を検出ミス(信号D″)する。そこで信号Cのよ
うに絶対値をとると一定のコンパレータレベル
L3でも(信号D)のように検出ミスを起さない。
このことによつてK音パルスの検出精度が上るこ
とになる。またS4点検出回路38′においてもこ
の絶対値出力cをピークホールド回路98,10
2,100,104に入力することにより第10
図のようなK音信号Bと対してもK音検出レベル
を誤検出することがなくなる。また、脈音ゲート
56の出力信号FによつてK音パルス(今回はS5
点K音にかけたがK音パルスOにかけても良い)
にゲートをかけることによつて第9図のN3のよ
うなノイズを防いでいる。このN3のようにS1−
S5内で発生するノイズについてはS1点及びS5点の
検出では問題とならないが、S4点検出においては
誤動作の原因となる。(S4点検出は2つのK音間
のピーク値を比較するため、N3のようなノイズ
が入るとN3とその1つ前のK音、N3とその1つ
後のK音の比較を行つてしまう。したがつてこの
ような脈音ゲート(K音は脈音に同期して発現す
る)を設けることによつて誤動作を防ぐことがで
きる。第8図中83,84は単安定マルチ、85
はTフリツプフロツプ、86,81,111は
AND回路、87〜90はNAND回路、112は
OR回路、96,97,99,101,103,
105はアナログスイツチ、106,107はオ
ペアンプである。
とS5決定信号PとのANDをAND回路82にてと
る。これは、S4点より小さくなることはない、す
なわちS5決定後に入力されるK音パルスOの信号
はノイズ(第9図ではN4)であるのでS5決定以
降のK音パルスOを入力させないことによりS4点
検出回路38′の誤動作を防ぐものである。この
AND回路82の出力は単安定マルチ83、Tフ
リツプフロツプ85によりその立ち下りを検出し
て、前述の実施例1と同様の原理でS4点を検出
し、S4点検出パルスiを得る。この出力はラツチ
113にセツト信号として入力される。このラツ
チ113のリセツト信号としてはS1−S5切換信号
Qが入力され、この信号QがLpwの間すなわちS1
点K音からS5点K音に切換る(この場合通常5発
目K音パルスの立ち上り)まで、ラツチがかから
ないようになつている。したがつてこの場合で
は、5発目のK音からS4点の検出を行うことにな
る。それは第9図に示すように、1発目のK音が
発現する前にS1点より2倍以上大きなノイズN2
があつた場合、S1点としてしまう。S1−S5切換信
号は、ラツチ113より以前の信号e,fとの
ANDをとることによつても防げる。又、この目
的のためにはS1−S5切換信号を用いたが、S1点以
降数発までのK音パルスであれば何発目のK音以
降にS4点検出を行うとしても同様の効果が得られ
る。これはS4点がS1点から数発以内となること
は、正常な測定状態においては考えられないから
である。また、前述の実施例1と比べて92〜9
5と108,109の電圧変換用の回路を設けた
のはデジタル部とアナログ部の電源電圧が異なる
からである。特に、S4点検出回路38′では、K
音を2倍に増幅するので、大きなダイナミツクレ
ンジがある方がK音が電源電圧までで飽和するこ
とがない。そのため、たとえばデジタル部を5V
としてアナログ部を±15Vとするというように電
源電圧が異つた場合にも用いられる。また、K音
信号Bを絶対値増幅器51に入力したのは第10
図に示すように、K音信号Bが正負にかたよつて
発生した場合、そのままでコンパレータにかける
とL1を検出レベルとした場合のK音を検出ミ
ス(信号D′)するし、L2を用いた場合のK音
を検出ミス(信号D″)する。そこで信号Cのよ
うに絶対値をとると一定のコンパレータレベル
L3でも(信号D)のように検出ミスを起さない。
このことによつてK音パルスの検出精度が上るこ
とになる。またS4点検出回路38′においてもこ
の絶対値出力cをピークホールド回路98,10
2,100,104に入力することにより第10
図のようなK音信号Bと対してもK音検出レベル
を誤検出することがなくなる。また、脈音ゲート
56の出力信号FによつてK音パルス(今回はS5
点K音にかけたがK音パルスOにかけても良い)
にゲートをかけることによつて第9図のN3のよ
うなノイズを防いでいる。このN3のようにS1−
S5内で発生するノイズについてはS1点及びS5点の
検出では問題とならないが、S4点検出においては
誤動作の原因となる。(S4点検出は2つのK音間
のピーク値を比較するため、N3のようなノイズ
が入るとN3とその1つ前のK音、N3とその1つ
後のK音の比較を行つてしまう。したがつてこの
ような脈音ゲート(K音は脈音に同期して発現す
る)を設けることによつて誤動作を防ぐことがで
きる。第8図中83,84は単安定マルチ、85
はTフリツプフロツプ、86,81,111は
AND回路、87〜90はNAND回路、112は
OR回路、96,97,99,101,103,
105はアナログスイツチ、106,107はオ
ペアンプである。
本発明は上述のように、コロトコフ音の音圧レ
ベルを人間が実際に感じるコロトコフ音の音圧レ
ベルに補正して出力する補正手段をコロトコフ音
検出手段内に設け、上記補正手段から出力される
コロトコフ音の音圧レベルが一拍前のコロトコフ
音の音圧レベルに比べて1/2以下に減衰する時点
をスワン第4点として検出するスワン第4点検出
手段を血圧判定手段内に設け、スワン第4点にお
ける圧迫手段の圧値を最低血圧として表示するよ
うにしたものであるから、聴診器で医師の判断す
るS4点とよく一致したS4点を検出することがで
き、正確な最低血圧(S4点)を測定表示すること
ができる効果を奏するものである。つまり、本発
明は、スワン第4点をいかに正確に検出できるか
について検討したところ、人間の耳の化聴特性
(一般に基準としている等ラウドネス曲線)に基
づいてコロトコフ音を定量化し、一拍前のコロト
コフ音に比べて1/2以下になる点を検出すると標
準的なスワン第4点が検出できることを見い出
し、この1/2減衰点を検出する手段を血圧判定手
段内に設けることにより、聴診器による医師の測
定とよく一致した最低血圧が測定できるようにし
たものである。なお、1/2減衰点が2つ以上続い
ても、最初の1/2減衰点がスワン第4点に一致し
ていることも確認しており、特許請求の範囲第2
項の構成により、このような場合にあつても、正
確な最低血圧を測定できることになる。
ベルを人間が実際に感じるコロトコフ音の音圧レ
ベルに補正して出力する補正手段をコロトコフ音
検出手段内に設け、上記補正手段から出力される
コロトコフ音の音圧レベルが一拍前のコロトコフ
音の音圧レベルに比べて1/2以下に減衰する時点
をスワン第4点として検出するスワン第4点検出
手段を血圧判定手段内に設け、スワン第4点にお
ける圧迫手段の圧値を最低血圧として表示するよ
うにしたものであるから、聴診器で医師の判断す
るS4点とよく一致したS4点を検出することがで
き、正確な最低血圧(S4点)を測定表示すること
ができる効果を奏するものである。つまり、本発
明は、スワン第4点をいかに正確に検出できるか
について検討したところ、人間の耳の化聴特性
(一般に基準としている等ラウドネス曲線)に基
づいてコロトコフ音を定量化し、一拍前のコロト
コフ音に比べて1/2以下になる点を検出すると標
準的なスワン第4点が検出できることを見い出
し、この1/2減衰点を検出する手段を血圧判定手
段内に設けることにより、聴診器による医師の測
定とよく一致した最低血圧が測定できるようにし
たものである。なお、1/2減衰点が2つ以上続い
ても、最初の1/2減衰点がスワン第4点に一致し
ていることも確認しており、特許請求の範囲第2
項の構成により、このような場合にあつても、正
確な最低血圧を測定できることになる。
第1図は本発明の構成を示すブロツク図、第2
図は同上の動作説明図、第3図および第4図a,
bは本発明一実施例の回路図、第5図は同上の動
作説明図、第6図乃至第8図は他の実施例の回路
図、第9図および第10図は同上の動作説明図で
ある。 102は圧迫手段、121は加減圧手段、12
2は圧値検出手段、123はコロトコフ音検出手
段、126はスワン第4点検出手段である。
図は同上の動作説明図、第3図および第4図a,
bは本発明一実施例の回路図、第5図は同上の動
作説明図、第6図乃至第8図は他の実施例の回路
図、第9図および第10図は同上の動作説明図で
ある。 102は圧迫手段、121は加減圧手段、12
2は圧値検出手段、123はコロトコフ音検出手
段、126はスワン第4点検出手段である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 動脈の圧迫手段と、圧迫手段の加減圧手段
と、圧迫手段の圧値検出手段と、コロトコフ音検
出手段と、コロトコフ音の発現、消滅を検出して
その時の圧値を最高、最低血圧と判定する血圧判
定手段と、血圧値の表示手段とよりなる血圧計に
おいて、コロトコフ音の音圧レベルを人間が実際
に感じるコロトコフ音の音圧レベルに補正して出
力する補正手段をコロトコフ音検出手段内に設
け、上記補正手段から出力されるコロトコフ音の
音圧レベルが一拍前のコロトコフ音の音圧レベル
に比べて1/2以下に減衰する時点をスワン第4点
として検出するスワン第4点検出手段を血圧判定
手段内に設け、スワン第4点における圧迫手段の
圧値を最低血圧として表示せしめて成る血圧計。 2 コロトコフ音の音圧レベルが一拍前のコロト
コフ音の音圧レベルに比べて1/2以下に減衰する
時点が2以上あるときにおいて最先の時点をスワ
ン第4点として検出するようにスワン第4点検出
手段を形成して成る特許請求の範囲第1項記載の
血圧計。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58226033A JPS60119920A (ja) | 1983-11-30 | 1983-11-30 | 血圧計 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58226033A JPS60119920A (ja) | 1983-11-30 | 1983-11-30 | 血圧計 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60119920A JPS60119920A (ja) | 1985-06-27 |
| JPH0373298B2 true JPH0373298B2 (ja) | 1991-11-21 |
Family
ID=16838718
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58226033A Granted JPS60119920A (ja) | 1983-11-30 | 1983-11-30 | 血圧計 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60119920A (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52116676A (en) * | 1976-03-25 | 1977-09-30 | Omron Tateisi Electronics Co | Device for measuring blood pressure |
-
1983
- 1983-11-30 JP JP58226033A patent/JPS60119920A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60119920A (ja) | 1985-06-27 |
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