JPH0373359B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0373359B2 JPH0373359B2 JP59006796A JP679684A JPH0373359B2 JP H0373359 B2 JPH0373359 B2 JP H0373359B2 JP 59006796 A JP59006796 A JP 59006796A JP 679684 A JP679684 A JP 679684A JP H0373359 B2 JPH0373359 B2 JP H0373359B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- acid
- organic acids
- piping
- calcium carbonate
- inorganic
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Cleaning And De-Greasing Of Metallic Materials By Chemical Methods (AREA)
Description
この発明は付着物溶解剤に関するものである。
空調設備や工場のプロセス配管などには、水や
空気から持ち込まれた硬度成分や管の腐食などの
ために管内に炭酸カルシウムなどを主成分とする
無機系スケールや酸化鉄を主成分とする腐食生成
物が析出、堆積する。このような付着物は運転効
率を著しく劣化させるのでできるだけ除去しなけ
ればならない。 従来、このような配管内の付着物を除去するた
めに塩酸、硫酸、硝酸などの無機酸が多用されて
きた。 しかし、これらの無機酸はPHが極めて低いため
取扱いが危険であるばかりではなく、配管などの
材質に対して腐食性が著しいという問題点があつ
た。 一方、修酸やクエン酸などの有機酸も一般的に
洗浄剤として知られている。このうち、修酸の場
合には酸化鉄に対する溶解力が強いため酸洗浄剤
として良く用いられているが、特にカルシウム系
のスケールを対象とする場合には、溶解効率がそ
れほど十分ではなく、実用上問題があつた。 また、それ以外の有機酸についても、単独使用
では両無機系スケールに対する溶解効果が充分で
なく、実用的とは言えなかつた。 この発明はこれら従来技術の持つ問題点を解決
するために鋭意研究された結果完成されたもので
あり、極めて効率的な付着物溶解剤を提供するこ
とを目的とするものである。 すなわち、この発明はHOOC−(CH2)n−
COOH(nは0〜4の整数を表わす)で表わされ
る有機酸を2種以上含む炭酸カルシウム又は酸化
鉄を含む無機系付着物溶解剤である。 上記の構造式で表われる二塩基酸の具体例とし
ては、修酸、マロン酸、コハク酸、グルタル酸及
びアジピン酸が挙げられる。 この発明では、これら二塩基酸を複数含むこと
を必須要件とするものであるが、2種以上含んで
おればよく、3種でも5種でもよい。配合割合に
ついても特に限定されず、後述の実施例でも明ら
かなように僅かに異種成分を添加しただけでも相
乗効果により溶解効率が大巾に改善される。 実施に際しては、先ず用いる有機酸を適当割合
混ぜ合わし、水溶液とする。その濃度は0.01%以
上、好ましくは0.1%以上とするほうが溶解効率
上望ましい。 こうして得られた溶解剤は、次に対象とする系
に供給し、ポンプ等で循環する。液温は通常室温
〜30℃程度、循環時間は0.5〜数時間程度とする。 終了後、溶解液は全量排出し、別途必要に応じ
て適宜処理処分する。 なお、この発明の溶解剤は、必要に応じて他の
公知の洗浄剤、たとえばクエン酸、リンゴ酸など
の有機酸や塩酸などの無機酸および公知の酸洗用
腐食防止剤をさらに配合することができる。 この発明の対象とする系は、ビル、マンシヨ
ン、工場などの空調設備、工場のプロセスの配
管、冷却水系などが挙げられる。特定の二塩基酸
を2種以上配合することにより、従来知られてい
なかつたような相乗効果が得られ、その結果、効
率的に配管系等に付着した付着物を溶解除去する
ことができる。 実施例 1 ビルは給水の配管から採集した鉄錆10gをビー
カーに取り、第1表に記載した配合割合の有機酸
の水溶液(5W/V%)1を加え、室温下、撹
拌しながら3時間反応させた。 3時間後、ビーカーを静置し、上澄水中の鉄イ
オン濃度を測定した。結果を第1表に示す。 第1表から、修酸単独使用の場合より、異種の
有機酸を配合した方がはるかに溶解量が多いこと
がわかる。
空気から持ち込まれた硬度成分や管の腐食などの
ために管内に炭酸カルシウムなどを主成分とする
無機系スケールや酸化鉄を主成分とする腐食生成
物が析出、堆積する。このような付着物は運転効
率を著しく劣化させるのでできるだけ除去しなけ
ればならない。 従来、このような配管内の付着物を除去するた
めに塩酸、硫酸、硝酸などの無機酸が多用されて
きた。 しかし、これらの無機酸はPHが極めて低いため
取扱いが危険であるばかりではなく、配管などの
材質に対して腐食性が著しいという問題点があつ
た。 一方、修酸やクエン酸などの有機酸も一般的に
洗浄剤として知られている。このうち、修酸の場
合には酸化鉄に対する溶解力が強いため酸洗浄剤
として良く用いられているが、特にカルシウム系
のスケールを対象とする場合には、溶解効率がそ
れほど十分ではなく、実用上問題があつた。 また、それ以外の有機酸についても、単独使用
では両無機系スケールに対する溶解効果が充分で
なく、実用的とは言えなかつた。 この発明はこれら従来技術の持つ問題点を解決
するために鋭意研究された結果完成されたもので
あり、極めて効率的な付着物溶解剤を提供するこ
とを目的とするものである。 すなわち、この発明はHOOC−(CH2)n−
COOH(nは0〜4の整数を表わす)で表わされ
る有機酸を2種以上含む炭酸カルシウム又は酸化
鉄を含む無機系付着物溶解剤である。 上記の構造式で表われる二塩基酸の具体例とし
ては、修酸、マロン酸、コハク酸、グルタル酸及
びアジピン酸が挙げられる。 この発明では、これら二塩基酸を複数含むこと
を必須要件とするものであるが、2種以上含んで
おればよく、3種でも5種でもよい。配合割合に
ついても特に限定されず、後述の実施例でも明ら
かなように僅かに異種成分を添加しただけでも相
乗効果により溶解効率が大巾に改善される。 実施に際しては、先ず用いる有機酸を適当割合
混ぜ合わし、水溶液とする。その濃度は0.01%以
上、好ましくは0.1%以上とするほうが溶解効率
上望ましい。 こうして得られた溶解剤は、次に対象とする系
に供給し、ポンプ等で循環する。液温は通常室温
〜30℃程度、循環時間は0.5〜数時間程度とする。 終了後、溶解液は全量排出し、別途必要に応じ
て適宜処理処分する。 なお、この発明の溶解剤は、必要に応じて他の
公知の洗浄剤、たとえばクエン酸、リンゴ酸など
の有機酸や塩酸などの無機酸および公知の酸洗用
腐食防止剤をさらに配合することができる。 この発明の対象とする系は、ビル、マンシヨ
ン、工場などの空調設備、工場のプロセスの配
管、冷却水系などが挙げられる。特定の二塩基酸
を2種以上配合することにより、従来知られてい
なかつたような相乗効果が得られ、その結果、効
率的に配管系等に付着した付着物を溶解除去する
ことができる。 実施例 1 ビルは給水の配管から採集した鉄錆10gをビー
カーに取り、第1表に記載した配合割合の有機酸
の水溶液(5W/V%)1を加え、室温下、撹
拌しながら3時間反応させた。 3時間後、ビーカーを静置し、上澄水中の鉄イ
オン濃度を測定した。結果を第1表に示す。 第1表から、修酸単独使用の場合より、異種の
有機酸を配合した方がはるかに溶解量が多いこと
がわかる。
【表】
実施例 2
石油精製工場の冷却塔充填物に付着した炭酸カ
ルシウムを主成分とするスケール10gをビーカー
に取り、実施例1と同様の方法で、第2表に示す
溶解剤を用いて実施した。結果を第2表に示す。 第2表から、この発明の溶解剤が比較例と比べ
てはるかに効果が良いことがわかる。
ルシウムを主成分とするスケール10gをビーカー
に取り、実施例1と同様の方法で、第2表に示す
溶解剤を用いて実施した。結果を第2表に示す。 第2表から、この発明の溶解剤が比較例と比べ
てはるかに効果が良いことがわかる。
【表】
実施例 3
スケールの析出した工場の空調用冷却水系(保
有水量100)を対象として洗浄試験を、行なつ
た。スケールは分析したところ炭酸カルシウム60
%、酸化鉄10%から構成されていた。 用いた溶解剤はアジピン酸10%+グルタル酸65
%+コハク酸25%であつた。 この溶解剤10Kgをポンプ循環により冷却水系に
供給した。25℃下1時間溶解反応を行なわせた。 1時間後溶解液を排出し、液を分析したとこ
ろ、カルシウムイオン3.000mg/、及び鉄イオ
ン250mg/が検出された。 水洗後、冷却装置の運転を再開したところ、洗
浄前と比べて電気使用量が10%少なくてすんだ。 なお、洗浄中、冷却水系内に浸漬したテストピ
ース(軟鋼、純銅、アルミニウム黄銅、SUS)
の腐食速度はいずれも1mg/cm2/hr以下であり、
腐食問題は全くないことがわかつた。 比較のため同工場の別の空調用冷却水系をグル
タル酸10Kgのみを用いて上記と同様の操作で洗浄
したところ、液中のカルシウム硬度は100mg/
−CaCO3にすぎなかつた。
有水量100)を対象として洗浄試験を、行なつ
た。スケールは分析したところ炭酸カルシウム60
%、酸化鉄10%から構成されていた。 用いた溶解剤はアジピン酸10%+グルタル酸65
%+コハク酸25%であつた。 この溶解剤10Kgをポンプ循環により冷却水系に
供給した。25℃下1時間溶解反応を行なわせた。 1時間後溶解液を排出し、液を分析したとこ
ろ、カルシウムイオン3.000mg/、及び鉄イオ
ン250mg/が検出された。 水洗後、冷却装置の運転を再開したところ、洗
浄前と比べて電気使用量が10%少なくてすんだ。 なお、洗浄中、冷却水系内に浸漬したテストピ
ース(軟鋼、純銅、アルミニウム黄銅、SUS)
の腐食速度はいずれも1mg/cm2/hr以下であり、
腐食問題は全くないことがわかつた。 比較のため同工場の別の空調用冷却水系をグル
タル酸10Kgのみを用いて上記と同様の操作で洗浄
したところ、液中のカルシウム硬度は100mg/
−CaCO3にすぎなかつた。
Claims (1)
- 1 HOOC−(CH2)n−COOH(nは0〜4の
整数を表わす)で表わされる有機酸を2種以上含
むことを特徴とする、炭酸カルシウム又は酸化鉄
を含む無機系付着物溶解剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP679684A JPS60150899A (ja) | 1984-01-18 | 1984-01-18 | 付着物溶解剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP679684A JPS60150899A (ja) | 1984-01-18 | 1984-01-18 | 付着物溶解剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60150899A JPS60150899A (ja) | 1985-08-08 |
| JPH0373359B2 true JPH0373359B2 (ja) | 1991-11-21 |
Family
ID=11648135
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP679684A Granted JPS60150899A (ja) | 1984-01-18 | 1984-01-18 | 付着物溶解剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60150899A (ja) |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3542970A1 (de) * | 1985-12-05 | 1987-06-11 | Benckiser Gmbh Joh A | Fluessige sanitaerreinigungs- und entkalkungsmittel und verfahren zu deren herstellung |
| US5895763A (en) * | 1997-04-16 | 1999-04-20 | H.E.R.C. Products Incorporated | Controlled carbonate removal from water conduit systems |
| US7639827B2 (en) * | 2003-10-01 | 2009-12-29 | Phonak Ag | Hearing system which is responsive to acoustical feedback |
| US10042595B2 (en) | 2016-09-06 | 2018-08-07 | Apple Inc. | Devices, methods, and graphical user interfaces for wireless pairing with peripheral devices and displaying status information concerning the peripheral devices |
| US11172298B2 (en) | 2019-07-08 | 2021-11-09 | Apple Inc. | Systems, methods, and user interfaces for headphone fit adjustment and audio output control |
| US11722178B2 (en) | 2020-06-01 | 2023-08-08 | Apple Inc. | Systems, methods, and graphical user interfaces for automatic audio routing |
| US12197809B2 (en) | 2020-07-20 | 2025-01-14 | Apple Inc. | Systems, methods, and graphical user interfaces for selecting audio output modes of wearable audio output devices |
| US11523243B2 (en) | 2020-09-25 | 2022-12-06 | Apple Inc. | Systems, methods, and graphical user interfaces for using spatialized audio during communication sessions |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS565195A (en) * | 1979-06-27 | 1981-01-20 | Nissan Chem Ind Ltd | Removal of scale |
-
1984
- 1984-01-18 JP JP679684A patent/JPS60150899A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60150899A (ja) | 1985-08-08 |
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