JPH0374873B2 - - Google Patents

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JPH0374873B2
JPH0374873B2 JP59108620A JP10862084A JPH0374873B2 JP H0374873 B2 JPH0374873 B2 JP H0374873B2 JP 59108620 A JP59108620 A JP 59108620A JP 10862084 A JP10862084 A JP 10862084A JP H0374873 B2 JPH0374873 B2 JP H0374873B2
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/06Receivers
    • H04B1/10Means associated with receiver for limiting or suppressing noise or interference
    • H04B1/12Neutralising, balancing, or compensation arrangements

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Picture Signal Circuits (AREA)
  • Noise Elimination (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は、混入した妨害波を除去して残留側波
帯変調方式テレビジヨン放送波などを受信する妨
害波除去受信装置に関し、特に、通常のテレビジ
ヨン受信機に容易に付加し得る程度に簡単な構成
により、受像画質の劣化を伴うことなく、複数の
妨害波を除去し得るようにしたものである。
(従来技術) 従来、受信した残留側波帯変調方式テレビジヨ
ン放送波に混入している妨害波を除去するには、
帯域幅の狭い帯域除去フイルタ、すなわち、いわ
ゆるノツチフイルタを受信機の中間周波数に挿入
してなるべく混入妨害波成分のみを除去するよう
にしていた。しかしながら、かかる従来の妨害波
除去手段によつては、妨害波の周波数が映像搬送
波周波数に近接している場合、特に、残留側波帯
変調方式テレビジヨン放送波の両側波帯伝送帯域
内に妨害波が混入している場合には、ノツチフイ
ルタの挿入により、妨害波を除去してその結果目
障りな妨害波と映像搬送波とのビート成分は一応
除去されても、ノツチフイルタにより妨害波周波
数近傍の映像信号成分も同時に失われるので、受
像画質の十分な改善が困難である、という欠点が
あつた。
また、別な方法として近接して配設した2本以
上の受信アンテナからの受信波を、振幅および位
相を相対的に調整して合成することによつて形成
した受信アンテナ全体としての指向性のヌル方向
を妨害波到来方向に一致させて妨害波を除去する
ことも従来行なわれていたが、妨害波が電離層ス
ポラデイツクスE層を介しての反射波である場合
のように、伝搬条件の変化により妨害波の到来方
向が変化すれば、その都度ヌル方向の再調整を行
なわなければならず、特に、複数の妨害波を除去
することは極めて困難であるという欠点があつ
た。
(目的) 本発明の目的は、上述した従来の欠点を除去
し、受信した残留側波帯変調方式テレビジヨン放
送波などの両側波帯伝送帯域に混入して著しい受
信障害を生ずる妨害波を、複数の妨害波が混入し
ている場合であつても、比較的簡単な回路構成に
より、本来の受像画質を損うことなく、安定確実
に除去し得るようにした妨害除去受信装置を提供
することにある。
本発明の他の目的は、テレビジヨン中継放送用
受信設備や家庭用受像機など従来慣用のテレビジ
ヨン受信装置における中間周波段に本発明による
簡単な構成の回路を付加することにより上述した
種類の混入妨害波を容易に除去し得るようにした
妨害波除去受信装置を提供することにある。
(発明の要点) すなわち、本発明妨害波除去受信装置は、残留
側波帯変調方式テレビジヨン放送波など変調波の
搬送信号成分の復調信号の直角位相成分として
は、両側波帯伝送される信号成分は現われず、単
側波帯伝送される信号成分のみとなり、その中に
は妨害波も現われる、ということを巧みに利用し
て抽出した妨害波により、受信変調波の搬送信号
成分に混入している妨害波を相殺して、混入妨害
波のみを十分に除去し得るようにしたものであ
り、妨害波を含めて受信した両側波帯伝送成分を
有する変調波の搬送信号成分から搬送波成分を再
生する搬送再生手段と、その手段により再生した
前記搬送波成分をπ/2移相する搬送波移相手段
と、その手段によりπ/2移相した前記再生搬送波
成分により両側波帯伝送帯域の前記受信した変調
波の搬送信号成分を同期検波して直角位相成分を
抽出する同期検波手段と、前記直角位相成分によ
り前記再生してπ/2移相した搬送波成分を変調す
る変調手段と、その手段の出力を波して前記受
信した変調波の搬送信号成分から識別した前記妨
害波と同一の周波数成分を抽出する少なくとも1
個の波手段と、前記受信した変調波の搬送信号
成分から前記抽出した同一の周波数成分を減算し
て前記両側波帯伝送成分中に混入した前記妨害波
を相殺除去する減算手段とを備えたことを特徴と
するものである。
(実施例) 以下に図面を参照して実施例につき本発明を詳
細に説明する。
まず、本発明の理解を容易にするために、残留
側波帯変調方式テレビジヨン放送波について、側
波帯分布特性、同相成分分布特性および直角位相
成分分布特性を第1図a,bおよびcにそれぞれ
示す。すなわち、テレビジヨン放送波の同図aに
示す側波帯分布は、同図bに示す同相成分と同図
cに示す直角位相成分とに分けられる。
いま、テレビジヨン放送波における映像信号を
G(t)とし、映像搬送波角周波数をωpとしたと
き、振幅変調テレビジヨン放送波がなす振幅変調
波G(t)cpsωptを第1図aに示すような側波帯
分布特性により残留側波帯伝送した場合に、その
振幅変調波はつぎの(1)式によつて表わされる。
C(t)cps(ωpt+θp) −S(t)sio(ωpt+θp) (1) ここに、θpは映像搬送波角周波数ωpにおける位
相であり、また、C(t)およびS(t)は、それ
ぞれ、第1図bおよびcに示す同相成分および直
角位相成分の各分布特性について映像搬送波角周
波数ωpを0にシフトしたときの伝達関数をそれ
ぞれ有する回路に映像信号G(t)を加えたとき
にそれぞれ得られる出力応答である。
しかして、(1)式によつて表わされる振幅変調波
をつぎの(2)式によつて表わされる相対位相の搬送
波によつて同期検波すると、同相成分C(t)が
得られる。
cos(ωpt+θp) (2) 一方、この(2)式によつて表わされる搬送波を
π/2遅らせて得られる同搬送波とは位相がπ/2だ
け異なるつぎの(3)式によつて表わされる相対位相
の搬送波によつて(1)式の振幅変調波を同期検波す
ると、直角位相成分S(t)が得られる。
sin(ωpt+θp) (3) この場合、前述したように残留側波帯変調方式
のテレビジヨン放送波が両側波帯伝送される0〜
μの角周波数領域には映像信号成分を含まない直
角位相成分S(t)のみが得られる。しかして、
第1図a〜cに示すように、上述の角周波数領域
0〜μに相当する両側波帯伝送帯域内に、つぎの
(4)式によつて表わされる角周波数ωp+δの妨害
波が混入したとする。
Acos{(ωp+δ)t+(θp+φ〓)} (4) ここに、(θp+φ〓)は妨害波の相対位相であり、
Aはその振幅の絶対値である。
この(4)式の妨害波を、上述のように振幅変調波
をそれぞれ同期検波したのと同一の(2)式および(3)
式によつてそれぞれ表わされる搬送波によつて同
様に同期検波すると、つぎの(5)式によつて表わさ
れる同相成分およびつぎの(6)式によつて表わされ
る直角位相成分が同期検波出力としてそれぞれ得
られる。
A/2cos(δt+φ〓)+1/2C(t) (5) −A/2sin(δt+φ〓)−1/2S(t)(6
) かかる妨害波の同期検波出力のうち、(6)式の直
角位相成分を帯域値μを有するバンドパスフイル
タもしくはローパスフイルタに導いて上述した(6)
式の第1項の成分、すわなち、つぎの(7)式によつ
て表わされる妨害波直角位相成分を取出す。
−A/2sin(δt+φ〓) (7) この(7)式の妨害波直角位相成分を(3)式の直角位
相搬送波と乗算すると、つぎの(8)式によつて表わ
される妨害波直角位相成分のよる振幅変調波が得
られる。
A/4cos{(ωp+δ)t+(θp+φ〓)} A/4cos{(ωp−δ)t+(θp−φ〓)}(8) この(8)式の第1項によつて表わされる角周波数
ωp+δの妨害波成分をバンドパスフイルタもし
くはハイパスフイルタによつて分離抽出し、その
振幅を4倍すると、(4)式によつて表わした混入妨
害波と全く同一の妨害波成分が得られることにな
る。
したがつて、両側波帯伝送帯域内に混入してい
る(4)式の妨害波は、(8)式の第1項による妨害波成
分を逆位相加算することによつて相殺除去するこ
とができ、その際映像信号成分には何らの変化も
及ぼさず、その結果、混入妨害波のみをほぼ完全
に除去した本来の振幅変調テレビジヨン放送波が
得られる。
以上においては、妨害波が振幅変調テレビジヨ
ン放送波の両側波帯伝送帯域中の、特に上側波帯
の部分に混入したものとし(4)式によつて表わされ
る妨害波を仮定したが、妨害波が両側波帯伝送帯
域中の下側波帯の部分に混入した場合には以下の
ようにする。
すなわち、この場合の妨害波を(9)式によつて表
わす。
Bcos{(ωp−δ)t+(θp+φ〓)} (9) ここに(θp+φ〓)は妨害波の相対位相であり、
Bはその振幅の絶対値である。
この(9)式の妨害波を(3)式によつて表わされる搬
送波によつて同期検波すると、つぎの(10)式によつ
て表わされる直角位相成分が同期検波出力として
得られる。
B/2sin(δt−φ〓)−1/2S(t)(10) この直角位相成分を帯域幅μを有するバンドパ
スフイルタもしくはローパスフイルタに導いて(10)
式の第1項の成分、すなわち、つぎの(11)式に
よつて表わされる妨害波直角位相成分を取出す。
B/2sin(δt−φ〓) (11) この(11)式の妨害直角位相成分を(3)式の直角
位相搬送波と乗算すると、つぎの(12)式によつ
て表わされる妨害波直角位相成分による振幅変調
波が得られる。
B/4cos{(ωp−δ)t+(θp+φ〓)} −B/4cos{(ωp+δ)t+(θp−φ〓)}
(12) この(12)式の第1項によつて表わされる角周
波数ωp−δの妨害波成分をバンドパスフイルタ
もしくはローパスフイルタによつて分離抽出し、
その振幅を4倍とすると(9)式によつて表わした混
入妨害波と全く同一の妨害波成分が得られること
になり、上側波帯に妨害波が混入した場合とまつ
たく同様にして妨害波成分の相殺除去を行うこと
ができる。
上述のような動作原理によつて混入妨害波を相
殺除去する本発明妨害波除去受信装置の基本的構
造の例を第2図に示す。図示の構成例において
は、妨害波が前述したような態様にて混入した残
留側波帯変調方式テレビジヨン放送波を受信し、
周波数変換して得た中間周波(IF)信号を入力
端子から搬送波再生回路1に導いて、その搬送信
号成分からの映像搬送波と同相の搬送波成分を再
生し、その再生搬送波成分をπ/2移相遅れ回路2
に導いて上述の映像搬送波に対して直角位相を有
する搬送波成分を形成する。ついで、その直角位
相搬送波成分を乗算器8に供給し、入力端子から
導いたIF信号に乗算して同期検波を施し、かか
る直角位相同期検波出力を、テレビジヨン放送波
の両側波帯伝送帯域相当の通過帯域を有するロー
パスフイルタ4を介して乗算器5に導き、他方で
は直角位相同期検波出力のローパスフイルタ4に
おける位相遅延に対応して位相を補償するための
位相補償回路6を介してπ/2移相遅れ回路2から
の直角位相搬送成分をも乗算器5に供給し、これ
ら相互間で乗算を行なつて振幅変調を施し、(8)式
乃至(12)式の妨害波直角位相成分による振幅変
調波を正確に再現する。かかる乗算器5からの乗
算出力をバンドパスフイルタ7および8に導い
て、両側波帯伝送帯域中の上側波帯成分および下
側波帯成分をそれぞれ波抽出し得るようにす
る。かかるバンドパスフイルタ7および8の波
出力を切換器12に導き、後述するようにして妨
害波が上下各側波帯のいずれに混入しているかを
識別した結果に応じ、いずれか一方の波出力を
切換えて取出し、レベル調整回路9によりレベル
を調整したうえで減算回路11に導き、以上の信
号処理による遅れ時間を補償するための遅延回路
10を介して入力端子から供給したIF信号から
減算すれば、IF信号から混入妨害波のみを相殺
除去した本来のIF信号が出力端子から取出され
る。
したがつて、第2図示の構成による本発明妨害
波除去受信装置においては、テレビジヨン放送波
の両側波帯伝送帯域中、上下いずれの側波帯に混
入している妨害波も、その妨害波の混入帯域を識
別した結果に応じ、上下各側波帯をそれぞれ通過
帯域とする2個のバンドパスフイルタ7および8
を選択的に使用することにより、確実容易に除去
することができる。また、混入妨害波の数も、1
波でなく、複数波であつてもよい。
以上の説明においては、テレビジヨン放送波の
両側波帯伝送帯域中、上下いずれかの側波帯に単
一乃至複数の妨害波が混入している場合における
本発明妨害波除去受信装置の構成例について述べ
たが、上下両側波帯に同時にそれぞれ単一乃至複
数の妨害波が混入している場合に、それら上下両
側波帯の妨害波を上述したと同様にして相殺除去
するようにした本発明受信装置の構成例を第3図
に示す。
いま、テレビジヨン放送波の上側波帯および下
側波帯にそれぞれ混入した妨害波をつぎの(13)
式および(14)式によつて表わすものとする。
Acos{(ωp+δu)t+(θp+φ〓u)} (13) Bcos{(ωp−δl)t+(θp+φ〓l)} (14) しかして、第3図示の構成例は、第2図示の構
成例と比較すれば明らかなように、第2図示の構
成例においてバンドパスフイルタ7および8と切
換器12とにより乗算器5の乗算出力のうち、上
側波帯成分と下側波帯成分とを選択的に切換えて
取出す回路部分を、両側波帯伝送帯域を分割した
複数の周波数帯域をそれぞれ通過帯域とするn個
のバンドパスフイルタ13−1〜13−nとそれ
らのフイルタ13−1〜13−nの波出力を開
閉して選択的に取出し得るようにしたn個の開閉
スイツチSW1〜SWoに置換して、要すれば最大n
個の混入妨害波をそれぞれ相対除去し得るように
したものである。
しかして、(13)式および(14)式によつて表
わされる妨害波が同時に混入したIF信号を、(3)
式によつて表わされる直角位相搬送波を乗算器3
に供給して同期検波すると、ローパスフイルタ4
の出力につぎの(15)式によつて表わされる妨害
波の直角位相成分が得られる。
−A/2sin(δut+φ〓u) +B/2sin(δlt−φ〓l) (15) つぎにこの(15)式によつて表わされるローパ
スフイルタ4の出力と(3)式によつて表わされる直
角位相搬送波との掛算を行なう乗算器5の出力Ei
は、(13)式および(14)式による上側波帯およ
び下側波帯の混入妨害波に対して、つぎの(16)
式によつて表わすことができる。
Ei=−A/2sin(δut+φ〓u)・sin(ωpt+θp
+B/2sin(δlt−φ〓l)・sin(ωpt+θp) =A/4cos{(ωp+δu)t+(θp+φ〓u)}
−A/4cos{(ωp−δu)t+(θp−φ〓u)} −B/4cos{(ωp+δl)t+(θp−φ〓l
}+B/4cos{(ωp−δl)t+(θp+φ〓l)}(1
6) この(16)式の最右辺における第1項、第2
項、第3項および第4項をそれぞれAu,Al,Bu
Blと表わすと、これら各成分のスペクトル分布は
第4図に示すようになる。
しかして、第3図示の構成例における遅延回路
10の遅延出力IF信号に含まれる妨害波成分は
第4図示のスペクトル分布において上下各側波帯
領域にそれぞれ現われる各成分AuとBlとである
から、これらの各スペクトル成分をバンドパスフ
イルタ13−1〜13−nを用いてそれぞれ抽出
し、さらに開閉スイツチSW1〜SWoにより選択的
に取出せば、減算回路11における相殺除去によ
り、遅延出力IF信号に同時に混入している複数
の妨害波を、第2図示の構成例におけると同様に
して、一挙に相殺除去することができる。したが
つて、本発明受信装置における振幅変調を行なう
乗算器の出力を各妨害波の帯域とほぼ同一の通過
帯域をそれぞれ有して中心周波数が順次に異なる
複数個のバンドパスフイルタに導いて上下それぞ
れの側波帯に混入している単一乃至複数の混入妨
害波を一斉にそれぞれ相殺除去することができ
る。
なお、上記において使用するバンドパスフイル
タとしては、妨害波がスポラデイツクスE層を介
しての外国のFM放送波である場合、FM放送波
の配置は100KHzおきであるから、中心周波数を
100KHz間隔とした通常のFM放送波受信機に使用
されてるものと同等の特性を有するバンドパスフ
イルタを用いるのが好ましい。
第3図示の構成における開閉スイツチSW1
SWoは、混入妨害波の個数および周波数に応じ、
バンドパスフイルタ13−1〜13−nのうちい
ずれのフイルタの波出力を用いるかを選択する
ものであり、かかる開閉スイツチSW1〜SWoの制
御は、例えば第5図に示す構成の切換信号発生装
置を用いて自動的に行なうことができる。図示の
構成による切換信号発生装置においては、例え
ば、スポラデイツクE層による外国FM電波の混
信のように、妨害波が角度変調波である場合に、
テレビジヨン放送波は振幅変調波であることを利
用して、局部発振周波数を掃引しながら入力IF
信号を周波数変換することによりスペクトルアナ
ライザのようにそのIF信号帯域内の各周波数成
分を順次に一定周波数に変換して角度変調波を復
調し、混入妨害角度変調波成分を順次に検出して
それぞれの周波数と混入個数とを識別し、その識
別結果を切換信号として取出し、その切換信号に
基づいて開閉スイツチの制御を行なう。
すなわち、入力IF信号を乗算器16に導き、
電圧制御発振器15から供給する掃引局部発振出
力を乗算して周波数変換を施し、その変換出力を
狭帯域のバンドパスフイルタ17、リミツタ18
を介してFM検波回路19に供給して角度変調波
を復調し、その検波出力を整流回路20により直
流電圧に変換する。したがつて、整流回路20か
らは混入した妨害角度変調波を検出する都度、出
力直流電圧が得られる。その出力直流電圧をA−
Dコンバータ21によりデイジタルデータに変換
して演算処理装置(CPU)22に導き、混入妨
害波の周波数に対応したバンドパスフイルタ13
−1〜13−nのいずれかの波出力を取出すよ
うに開閉スイツチSW1〜SWoを制御する切換信号
を発生させる。なお、かかる混入妨害波検出の状
態を参照してCPU22からデイジタル掃引信号
を送出し、D−Aコンバータ23を介して電圧制
御発振器15の発振周波数を掃引する。
したがつて、図示の構成による切換信号発生装
置は、周波数変換した角度変調の形態の混入妨害
波がバンドパスフイルタ17を通過する都度、整
流回路20から出力直流電圧が得られ、その出力
直流電圧値によつて妨害波の周波数を識別すると
ともに混入個数を知ることができる。
(効果) 以上の説明から明らかなように、本発明によれ
ば、残留側波帯変調方式テレビジヨン放送波の両
側波帯伝送帯域に、上側波帯、下側波帯の別を問
わず、混入している複数の妨害波を同時に相殺除
去することができ、また、受信装置の中間周波段
においてかかる妨害波相殺除去を行なうので、放
送波中継用受信装置や家庭用受像機等の慣用のテ
レビジヨン放送波受信装置に妨害波除去機能を容
易に付加することができ、従来慣用の構成要素を
用いた回路構成のわずかな改修によつてその妨害
波除去機能を達成することができる。なお、この
ような回路構成の簡易さを目的としない場合、あ
るいは特殊な場合、テレビジヨン放送波そのまま
の高周波で行つてよいこと勿論である。
また、混入妨害波の検出に、映像信号成分が含
まれない両側波帯伝送帯域における直角位相同期
検波出力を用いているので、映像信号成分を損傷
することなく混入妨害波のみを相殺除去して良好
な受像画質を得ることができる。
したがつて、本発明によれば、混入妨害波の変
調、無変調の別を問わず、また、変調形式の如何
を問わず、さらに、残留側波帯変調方式のテレビ
ジヨン放送波に限らず、両側波帯伝送成分を有す
る変調波に搬送波に対して非対称に混入したあら
ゆる妨害波を、その混入個数や周波数分布の如
何、あるいは、その変化の有無に拘らず、十分に
除去し得る、という格別の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図a,bおよびcは残留側波帯変調方式テ
レビジヨン放送波の側波帯分布特性、同相成分分
布特性および直角位相成分分布特性をそれぞれ示
す特性曲線図、第2図は本発明妨害波除去受信装
置の構成例を示すブロツク線図、第3図は同じく
その受信装置の他の構成例を示すブロツク線図、
第4図は同じくその構成例における回路動作の例
を示すスペクトル分布図、第5図は同じくその構
成例における開閉スイツチ切換信号発生装置の構
成例を示すブロツク線図である。 1……搬送波再生回路、2……π/2移相遅れ回
路、8,5,16……乗算器、4……ローパスフ
イルタ、6……位相補償回路、7,8,13−1
〜13−n,17……バンドパスフイルタ、9…
…レベル調整回路、10……遅延回路、11……
減算回路、12……切換器、15……電圧制御発
振器、18……リミツタ、19……FM検波回
路、20……整流回路、21……A−Dコンバー
タ、22……演算処理装置(CPU)、23……D
−Aコンバータ、SW1〜SWo……開閉スイツチ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 妨害波を含めて受信した両側波帯伝送成分を
    有する変調波の搬送信号成分から搬送波成分を再
    生する搬送波再生手段と、その手段により再生し
    た前記搬送波成分をπ/2移相する搬送波移相手段
    と、その手段によりπ/2移相した前記再生搬送波
    成分により両側波帯伝送帯域の前記受信した変調
    波の搬送信号成分を同期検波して直角位相成分を
    抽出する同期検波手段と、前記直角位相成分によ
    り前記再生してπ/2移相した搬送波成分を変調す
    る変調手段と、その手段の出力を波して前記受
    信した変調波の搬送信号成分から識別した前記妨
    害波と同一の周波数成分を抽出する少なくとも1
    個の波手段と、前記受信した変調波の搬送信号
    成分から前記抽出した同一の周波数成分を減算し
    て前記両側波帯伝送成分中に混入した前記妨害波
    を相殺除去する減算手段とを備えたことを特徴と
    する妨害波除去受信装置。 2 特許請求の範囲第1項記載の受信装置におい
    て、それぞれ異なる波帯域を有する複数個の前
    記波手段を備えて、前記変調波の搬送信号成分
    に含まれる複数の前記妨害波を選択的に相殺除去
    し得るようにしたことを特徴とする妨害波除去受
    信装置。 3 特許請求の範囲第1項または第2項記載の受
    信装置において、可変発振周波数の発振手段と、
    その発振手段の出力により前記受信した変調波の
    搬送信号成分の周波数を順次に変換する周波数変
    換手段と、その周波数変換手段の出力から所定狭
    帯域の信号成分を抽出する狭帯域波手段と、前
    記所定狭帯域の成分を角度復調する角度復調手段
    とを備えて、前記受信した変調波の搬送信号成分
    から前記妨害波を識別するようにしたことを特徴
    とする妨害波除去受信装置。
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