JPH03754A - スチレン系重合体及び接着性細胞培養用担体 - Google Patents

スチレン系重合体及び接着性細胞培養用担体

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JPH03754A
JPH03754A JP13703889A JP13703889A JPH03754A JP H03754 A JPH03754 A JP H03754A JP 13703889 A JP13703889 A JP 13703889A JP 13703889 A JP13703889 A JP 13703889A JP H03754 A JPH03754 A JP H03754A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は新規なスチレン系重合体及びその塩並びに之等
を素材とする接着性細胞培養用担体に関する。
H2 HR (nは1〜10の整数)を示す。〕 をA+B=1及びO<B≦1を満たす割合で有機米の技
術 生物体を構成する数百種の細胞は、外因性及び内因性の
異常に対する代謝調節、免疫応答等の諸反応に関与する
情報伝達物質を生産したり、ホルモンを始めとする多数
の生理活性物質の生産を分担しており、現在知られてい
る有用な生理活性物質の多くは、生体細胞の培養により
生産されるものである。しかして、生体外(in vi
tro)で培養され得る上記細胞は、■培養器壁に比較
的強く接着して存在し、該器壁との接着を阻止すると死
滅するもの、■器壁に比較的弱く接着し、弱い物理的操
作により器壁から脱離するが、生存のためには上記接着
が必要であるもの及び■器壁と弱く結合することもでき
るが、浮遊して生存できるものの3種に大別でき、有用
な生理活性物質の生産性を有する細胞は、主に生存のた
めに器壁との接着が必要な上記■及び■に属しており、
之等の細胞は接着性細胞(anchorgge dep
endent cells)と呼ばれている。
上記接着性細胞の代表例としては肝細胞(肝実質細胞)
を挙げることができる。該肝細胞は、生体内の最大の物
質交代の場ともいうべき肝臓の重要な機能である血漿蛋
白質の合成分泌、糖新生、血糖調節(グリコーゲン代謝
)、脂質合成、尿素合成、胆汁合成分泌、解毒作用等の
全機能を担っており、また他の生体細胞に比して驚くべ
き自己増殖能を有している。しかしながら2等肝細胞の
機能等はあくまで生体内で発現され、主として血漿中の
物質により調節され、肝臓自体の多様構造乃至機構に制
御されているのであり、また肝細胞は内因性、外因性の
環境変化に非常に敏感で、細胞死に至らなくとも容易に
その代謝機能等を失い非実質化することが知られており
、従って該肝細胞を生体外で長期に亘って培養維持して
、所望の機能を発現させることは従来非常に困難であっ
た。
上記肝細胞の生体外培養における困難性は、肝細胞自体
の特性に依存するのみならず、その培養用基材(細胞接
着用担体)や細胞−担体間に存在する各種の物質や作用
に太き(影響される。即ち、従来肝細胞等の接着性細胞
の培養用担体としては、ガラスやプラスチックス製のシ
ャーレ、試験管、培養ビン等が用いられており、近年マ
イクロキャリヤーや中空糸等が報告されているが、之等
はいずれも接着性細胞の機能発現に絶対必要条件である
接着性(attact+menl)と、それに引続いて
起こる細胞の伸展(spreading)、増殖性の面
で、殊に培養初期における上記接着性及び増殖性の面で
尚満足できる性能を有しておらず、高密度且つ長時間の
細胞培養には不適当なものであった。
上記接着性細胞とその培養用担体としての高分子材料と
の接着性に関与する因子としては、2等細胞と担体との
直接的作用及び両者の間・に存在する培地等を通しての
間接的作用の両者を考慮して、疎水性、イオン性、水素
結合性等の物理化学的(非特異的)相互作用及び細胞表
面の特異的レセプター活性等の生物化学的(特異的)相
互作用とが存在すると考えられる。事実、細胞の担体へ
の接着性は、上記各因子をモザイク状に分布させた不均
一構造の細胞膜を有する流動性に富む高次構造の分子集
合体である細胞が、同様の分子集合体としての担体を之
等の存在する空間において、いかに認識するかに依存し
ており、細胞−担体間の接着に関与する作用及び両者の
接点は当然に単一ではなく、細胞膜と担体との界面には
上記多種多様な相互作用点が分布している。
最近になって、接着性細胞培養用担体としての高分子材
料として、オリゴ糖、特にラクトースを側鎖に持つポリ
スチレン〔高分子論文集、 Mol。
42、No、11.719−724 (1985)、日
本化学会誌、(3)575−579 (1987)等参
照〕や特定のグルタミン誘導体残基を有するアミノ酸共
重合体〔特開昭64−47373号公報参照〕等参照室
された。しかしながら之等はいずれも上記生物学的(特
異的)相互作用の面からの研究に基づくものであり、細
胞と担体との多点相互作用を考慮したものではなく、特
に肝細胞の接着性及び増殖性に大きな影響を及ぼす担体
表面の親疎水性や電荷密度状態において尚改善される余
地があり、しかも肝細胞以外の各種接着性細胞に対する
接着性及び増殖性は期待できないものであった。之等に
代って各種細胞に対してより普遍的に有効であり、2等
細胞の長期に亘る培養維持及び機能発現を図り得る新し
い高分子材料の開発が斯界で切望されている。
また、上述した公知の各種高分子材料を用いる場合とい
えども、接着性細胞の培養に当っては、一般に培養液中
にウシ胎児血清(F CS)等の血清成分を約10〜2
0%添加する必要があるとされているが、該血清成分の
添加利用は、該血清成分自体が高価であり、しかもこれ
は天然物である点より品質が一定しておらず、更に有用
物質生産後の除去には繁雑な操作等が必要であり、従っ
て、特に血清を含まない培地での接着性細胞の接着、増
殖に有効な上記新しい高分子材料の開発が、斯界で要望
されている現状にある。
発明が解決しようとする課題 本発明の目的は、上記した接着性細胞の培養、特に無血
清培地での上記培養に好適であり、しかも従来公知のこ
の種高分子材料に見られる欠点をすべて解消して、殊に
細胞の接着性、伸展及び増殖性に優れ、培養細胞の機能
を充分に発現可能な新しい接着性細胞培養用高分子材料
を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 本発明によれば、繰返し単位A: 及び繰返し単位B: HR (nは1〜10の整数)を示す。〕 をA+B=1及びORB≦1を満たす割合で有し、重量
平均分子量が1万〜8万の範囲にあり且つ全繰返し単位
B中の少な(とも1/2が水素原子以外の上記R基を有
する単位であるスチレン系重合体及びその塩、並びに該
スチレン系重合体及び/又はその塩を素材とする接着性
細胞培養用担体が提供される。
本発明者らは、鋭意研究の結果、接着性細胞と担体との
間の相互作用の内では、特に担体表面の親疎水性及び電
荷密度状態が接着性細胞の接着性及び増殖性に重大な影
響を与えることを見出し、2等表面荷電と水和度とを適
度に調整すれば、細胞表面のレセプター活性等の生物化
学的作用を利用せずとも、接着性細胞を良好に接着、増
殖させ得、該細胞の長期に亘る機能発現が可能となるこ
とを見い出し、かかる特性を具備する担体として好適な
新しい高分子材料の合成に成功し、ここに本発明を完成
するに至った。
本発明重合体は、これを接着性細胞培養用担体として利
用して、上記物理化学的作用のみで、接着性細胞に優れ
た接着性と増殖性を与えることができ、しかもこの特性
は無血清培地での接着性細胞の培養により発現され、か
くして上記細胞の長期に亘る培養、増殖、維持、機能発
現を行ない得る。また本発明の接着性細胞培養用担体は
、特に肝実質細胞の無血清培地における増殖、維持に適
しており、従ってその利用によれば、ハイブリッド型人
工肝臓や六イオリアクターの開発も可能となる利点があ
る。
以下、本発明スチレン系重合体及び該重合体を利用した
本発明接着性細胞培養用担体につき、順次詳述する。
本発明重合体は、各種有機溶媒に可溶で成形性がよく、
平板状の培養担体を容易に調整可能で、また従来よりこ
の種細胞培養用培養皿としても市販されているポリスチ
レンを基幹としており、基本的には該ポリスチレンの芳
香環をアミノメチル化後、アミノアシル化することによ
り得られる。
本発明重合体のより好ましい一つの製造法としては、例
えばまず前記繰返し単位Aを与えるスチレンモノマーと
、同繰返し単位B(但しRは水素原子を示す)を与える
アミノメチルスチレンモノマーとを所定割合(繰返し単
位Bを与えるモノマー単独の場合を含む)で重合させ、
次いで得られる重合体のアミノメチレン基に、水素原子
以外の基Rを与えるアミノアルキルカルボン酸をカップ
リング反応させてアミノアシル基により修飾する方法を
例示できる。
本発明重合体の他の一つの好ましい製造法としては、ま
ず上記繰返し単位B(但しRは水素原子を示す)を与え
るアミノメチルスチレンモノマーのアミノメチレン基に
、水素原子以外の基Rを与えるアミノアルキルカルボン
酸をカップリング反応させてアミノアシル基で修飾され
た所望のモノマーを合成し、これを単独で、或いは当該
モノマーと前記繰返し単位Aを与えるスチレンモノマー
とを所定割合で、重合させる方法を例示できる。
上記方法において、用いられる繰返し単位B(但しRは
水素原子を示す)を与えるアミノメチルスチレンモノマ
ーは、通常の方法に従い製造できる。例えばクロロメチ
ルスチレンをガブリエール(Gsbrtel)法に従い
フタルイミド化してビニルベンジルフタルイミドを得、
次いでこれをヒドラジン分解することにより製造できる
〔例えばRlD。
A11en el it、、J、Ce1l Biol、
、83.126(1979)参照〕。
上記のごとくして得られるアミノメチルスチレンモノマ
ーのアミノメチレン基或いはこれをスチレンモノマーと
重合反応させて得られる重合体中に存在する同アミノメ
チレン基のアミノアシル基による修飾は、上記アミノメ
チレン基に、水素原子以外の基Rを与えるアミノアルキ
ルカルボン酸をカップリング反応させることにより実施
できる。
該反応は、予めN末端を保護した上記アミノアルキルカ
ルボン酸をスペーサー試薬として利用して、例えばジシ
クロへキシルカルボジイミド(D CC)等の適当な縮
合剤を用いて、−船釣なアミド結合生成反応に従い実施
でき、該カップリング反応による修飾後、通常の脱保護
基反応に従いN末端保護基を脱離させることにより所望
のモノマー及び重合体を製造できる。上記修飾カップリ
ング反応に利用されるスペーサー試薬としては、具体的
にはアミノブチリル酸、アミノカプロン酸、アミノカプ
リル酸、アミノウンデカン酸等を例示でき、之等の内で
は特にアミノブチリル酸が好ましい。
また2等アミノアルキルカルボン酸のN末端保護基とし
ては、通常のアミノ基保護基、代表的にはtert−ブ
トキシカルボニル(Boc)基、ベンジルオキシカルボ
ニル、0−クロロベンジルオキシカルボニル基等を例示
できる。DCC等の縮合剤を用いる上記カップリング反
応は、例えば通常原料化合物に対して等モル量〜約4倍
モル量程度の縮合剤を用いて、適当な溶媒、例えばジク
ロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素の他、テトラク
ロロエタン等のハロゲン化炭化水素類、ジオキサン、テ
トラヒドロフラン、アセトン、アセトニトリル、ジメチ
ルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、ジメチルスル
ホキシド等の溶媒中で、一般に一り0℃〜60℃程度、
好ましくは0℃〜室温程度で、数十分〜120時間程度
で行ない得る。上記カップリング反応後の保護基の脱離
反応は、常法に従う水素添加法、還元法、強酸によるア
シドリシス等により実施できる。
また、各モノマーの重合反応は、通常のポリスチレンの
製造と同様にして実施できる。より具体的には繰り返し
単位B(但しRは水素原子又はアシルアミノ基であって
、該アシルアミノ基のアミノ基は保護基で保護されてい
てもよい)単独又は繰す返し単位Aと繰り返し単位Bの
所定割合の混合モノマーを適当な溶媒、例えばベンゼン
、クロロベンゼン、キシレン、トルエン、ニトロベンゼ
ン等の芳香族炭化水素、四塩化炭素、メチレンクロライ
ド等のハロゲン化炭化水素、ジオキサン、テトラヒドロ
フラン等に溶解し、適当な重合開始剤、例えば2.2′
−アゾビスイソブチロニトリル(AIBN)、ベンゾイ
ルパーオキサイド(B P O)等をモノマー全量の1
/200〜1/100モル添加する。得られた反応溶液
を約−10℃以下で凍結して減圧脱気と窒素置換とを数
回繰り返した後、常圧又は減圧下で封管し、好ましくは
30〜90℃、より好ましくは50〜70℃で2時間〜
数日間重合させる。なお、アシルアミノ基が保護基で保
護された繰り返し単位Bの場合、重合反応の後、必要に
応じて脱保護を行なう。重合体はエーテル、メタノール
、ヘキサン等の適当な溶媒で洗浄するか又は反応溶媒を
凍結乾燥等により除去した後、適当な酸、例えば酢酸、
蟻酸等に溶解し、エーテルで精製する。
上記いずれの方法による場合も、前記繰返し単位Aを与
える七ツマ−と繰返し単位Bを与えるモノマーとの仕込
み比率はA+B=1として、0くB≦1、好ましくは0
.03<B<0.5又はB=1、より好ましくはBが約
0. 1前後を満たす範囲又はB=1とするのがよい。
上記繰返し単位B又はこれを与えるモノマー中のアミノ
メチレン基に修飾カップリング反応させるべきアミノア
ルキルカルボン酸の割合は、全アミノメチレン基の少な
くとも1/2が修飾される量、好ましくはほぼすべての
アミノメチレン基が修飾される量とするのが適当である
。
か(して、本発明のスチレン系重合体を製造できる。該
スチレン系重合体の同定確認は、赤外線吸収スペクトル
分析、薄層クロマトグラフィー等の機器分析により行な
い得る。またその分子量は、ゲルパーミュエーションク
ロマトグラフイーによる測定の結果、1万〜8万の範囲
にある。
上記で得られるスチレン系重合体は、その側鎖に存在す
るアミノ基の酸付加塩の形態として得られる場合もあり
、また通常の酸を用いて常法に従い酸付加塩の形態′と
することもできる。かかる酸付加塩を形成し得る酸とし
ては、例えば塩酸、過塩素酸等の無機酸や酢酸、蟻酸等
の有機酸を例示できる。
本発明はまた、上記スチレン系重合体及び/又はその塩
を素材とする接着性細胞培養用担体を提供するものであ
る。該担体は上記素材を適当な形状、例えば膜状、繊維
状、球状等に賦形することにより得られる。特に好まし
い上記担体の形態は膜状形態であり、これは通常の細胞
培養用シャーレ等の基板上に、本発明重合体の可溶化溶
媒溶液を流延してキャストし、その後溶媒を留去するこ
とにより調製できる。上記で用いられる重合体の可溶化
溶媒溶液としては、重合体の種類に応じて異なるが、例
えば酢酸溶液、ジオキサン溶液、ジオキサン−酢酸溶液
、エタノール−酢酸溶液、ジメチルホルムアミド溶液等
が好ましく、酸性溶媒の場合、製膜後アルカリ水により
中和し、脱イオン水で洗浄するのが適当である。
かくして得られる本発明の接着性細胞培養用担体は、そ
の利用により、無血清培地にて接着性細胞を効率よく培
養増殖維持できる。本発明担体を利用して無血清培地で
培養できる上記接着性細胞は、接着性である限り特に限
定はなく、例えばヒト胎児包皮線維芽細胞、チャイニー
ズハムスター肺線維芽細胞、チンパンジー肺線維芽細胞
、ニワトリ胚線維芽細胞、マウス転移線維芽細胞等の各
種線維芽細胞や、ヒト子宮癌細胞、ヒト胎児肺細胞、ヒ
ト腎臓癌細胞、初代サル腎臓細胞、脳下垂体腫瘍細胞、
初代ヒト肝細胞等の上皮細胞乃至之等の癌化細胞等を例
示できる。特に肝細胞は前述したように生体外培養の困
難なものであり、本発明担体の利用によれば、かかる肝
細胞の無血清培養が可能となり、これはハイブリッド型
人工肝臓やバイオリアクター等の開発に大きく貢献する
ものである。
本発明担体を利用して上記接着性細胞を培養するに当っ
ては、公知の各種培地をいずれも使用できる。該培地に
は例えばミニマムエツセンシャル(MEM)培地、ダル
ベツコ変性イーグル培地、ウィリアムスE培地1、L−
15培地、RPMI−1640培地等が包含される。2
等培地には、通常利用される各種の増殖因子等を添加存
在させるのが好ましく、また特に必要ではないが血清や
フィブロネクチン等を添加することも勿論可能である。
上記培地はまた例えばHEPES緩衝液、ダルベツコ燐
酸緩衝液等を用いてp)(7〜8程度に調整するのがよ
く、該培地による細胞の培養は、通常の液体培養条件、
具体的には温度30〜40℃、好ましくは37℃付近に
て、炭酸ガス培養によるのが好ましい。上記培地に対す
る細胞の播種量は、一般に培地111当りlX104〜
105個程度とされるのが適当である。
かくして本発明担体の利用によれば、無血清培地で接着
性細胞の接着、伸展、増殖を非常に良好に実施すること
ができる。
実  施  例 以下、本発明を更に詳しく説明するため、本発明重合体
の製造のためのモノマー等の製造例を参考例として挙げ
、次いで本発明重合体の製造例を実施例として挙げる。
更に得られた本発明重合体を用いて作成した本発明担体
による細胞培養例を試験例として挙げる。
尚、各製造例で得られる物質の同定は以下の赤外線吸収
スペクトル(IR)分析及び薄層クロマトグラフィー(
T L C’)分析により行なった。
1、IR分析: モノマー試料はKBr錠として、ポリマーの内粉砕不可
能でKBr錠が得られないものは適当な溶媒に溶解して
フィルムとし、それぞれ日本分光株式会社製 A302
型赤外線分光光度計により測定した。
n、TLc: 薄層担体としててメルク(Metck)社製シリカゲル
60F254TLCプラスチツクシートを用い、下記4
種の展開溶媒を用いて実施した。
1)CMA;クロロホルム:メタノール:酢酸(95:
5:5) 2)CMP;クロロホルム:メタノール:ピリジン(9
5:5:3) 3)Pa;n−ブタノール:酢酸:水 (4: 1 : 5上層) 4)Py;n−ブタノール:ピリジン:酢酸:水(15
:10:3:12) 更にポリマーの平均分子量は、特筆しない限り、ゲルパ
ーミェーションクロマトグラフィー[カラム:スーパー
ロース6(ファルマシア社製)、展開溶媒:Q、05M
  HCl、流速:0,4xl/分]により求めた、ポ
リスチレン換算の重量子均分・子嚢である。
参考例 1 スチレンモノマーの精製 市販スチレン(重合禁止剤として10〜20ppmのp
−t−ブチルカテコールを添加したもの、和光純薬社製
)を、5%チオ硫酸ナトリウム水溶液、脱イオン水で洗
浄し、更に10%水酸化ナトリウム水溶液で洗い、その
後中性になるまで水洗し、次いで酸化バリウムで脱水、
窒素気流下に減圧留去してスチレンモノマーを調製した
。
参考例 2 アミノメチルスチレンモノマーの合成 (1) 市販クロロメチルスチレンモノマー(m−:p
−=7:3、東京化成社製)61.0gとフタルイミド
カリウム(和光紬薬社製)74.0gとを、N、N’ 
−ジメチルホルムアミド(DMF)2002A’に溶解
し、50℃にて4時間反応させ、減圧濃縮して得られる
シロップをクロロホルム240xlに溶かし、0.2N
水酸化ナトリウム水溶液200zlで4回洗浄した。更
に水200z!で3回洗浄後、減圧濃縮し、得られるシ
ロップをメタノールで処理して結晶化させ、エーテル−
ヘキサンで洗い、乾燥して固形物を得た。
これをメタノールから再結晶してビニルベンジルフタル
イミド76.0gを得た。
融点76〜77℃ Rf値 CMA:0.83  CMP:0.5sPa 
 :0.92  Py  :0.75(2) 上記(1
)で得たビニルベンジルフタルイミドをエタノール20
0zlに懸濁させ、これに80%ヒドラジン水和物(和
光紬薬社製)25.0gのエタノール溶液を加えて90
分間煮沸還流させた。減圧濃縮後、水酸化カリウム水溶
液(1: 6 (w/v%))600zlに溶かし、エ
ーテル抽出し、2%炭酸カリウム水溶液160z/で4
回洗浄後、無水炭酸カリウムで脱水、濃縮し、次いで減
圧蒸留(5,0mmHg、 77〜78℃)シテ、アミ
ノメチルスチレン23.8gを得た。
d2G=0.96  g/xi Rf値 CMA:0.05  CMP:0.07Pa 
 :0.31  Py  :0.67参考例 3 アミノアシルアミノメチルスチレンモノマーの製造 (1) γ−アミノブチリル酸(和光紬薬社製)4.1
4gを脱イオン水22zlとトリエチルアミン(TEA
)8.4zlとの混液に懸濁させ、これに5−t−ブチ
ルオキシカルボニル−4,6−シメチルー2−メルカプ
トピリミジン(Boc−8D P。
ペプチド研究所社製)10.6gのジオキサン2211
溶液を加えて一夜反応させた。反応液に脱イオン水70
11を加え、酢酸エチル8011で2回洗浄して未反応
のRoe−8D Pを除去後、0℃に冷却し、4N−塩
酸でp H2とした。析出した油状物を酢酸エチル60
z/(1回)及び30y/(2回)でそれぞれ抽出し、
0℃の5%塩酸(食塩飽和)5011で3回、次いで飽
和食塩水50xlで3回洗浄した。脱色炭処理後、硫酸
ナトリウムで脱水し、減圧濃縮し、エーテルフラッシュ
させ、得られた透明シロップにヘキサンを加えて冷凍し
、結晶化させた。酢酸エチル−エーテル−ヘキサンから
再結晶して、N−Boc−アミノブチリル酸7.2gを
得た。
Rf値 CMA:0.65  CMP:0.46Pa 
 :0.84  Py  :0.83上記で得られたN
−Boc−アミノブチリル酸4.06gと参考例2で得
たアミノメチルスチレンモノマー2.66gとを、メチ
レンクロライド401!に溶解させ、0〜5℃に冷却後
、ジシクロへキシルカルボジイミド(D CC,国産化
学社製)4.12gを加え、同温度で一夜カツブリング
反応させた。反応液を濃縮し、酢酸エチル100yiを
加え、不溶物を炉去し、母液を10%クエン酸水溶液1
00yJ(3回)、゛飽和食塩水100zl(2回)、
5%炭酸水素ナトリウム水溶液100if(3回)、飽
和食塩水100z/(2回)で順次洗浄し、硫酸ナトリ
ウムで脱水後、減圧濃縮して、白色結晶を得た。これを
酢酸エチルから再結晶して、NBOC−アミノブチリル
アミノメチルスチレンモノマー4.0gを得た。
元素分析値(C18H26N203として、%)実測値
:C67,64H8,25N8.96計算値:C67,
73H8,46N8.78Rf値 CMA:0.62 
 CMP:0.56(2) 6−アミノカプロン酸(和
光紬薬社製)5.25gを脱イオン水2211とTEA
8.4z/との混液に懸濁させ、これにBoc−8DP
 10. 6gのジオキサン2211溶液を加え一夜反
応させた。
反応液に脱イオン水6011を加え、酢酸エチル801
1で2回洗浄して未反応のBoc−8D Pを除去後、
0℃に冷却し、4N−塩酸でpH2とした。
析出した油状物を酢酸エチル60z/(1回)及び30
yA’(2回)でそれぞれ抽出し、0℃の5%塩酸50
11で3回、次いで飽和食塩水40zlで2回洗浄し、
脱色炭処理後、硫酸ナトリウムで脱水し、減圧濃縮し、
得られた透明シロップエーテル−石油エーテルで処理し
て結晶化させた。エーテル−石油エーテルから再結晶し
て、N−Boc−アミノカプロン酸7.5gを得た。
Rf値 CMA:0.47  CMP:0.53Pa 
 :0.79  Py  :0.77上記で得られたN
−Boc−アミノカプロン酸4.64gと参考例2で得
たアミノメチルスチレンモノマー2.66gとを、メチ
レンクロライド40xlに溶解させ、0〜5℃に冷却後
、DCC4,12gを加え、同温度で一夜カツブリング
反応させた。反応液を濃縮し、酢酸エチル100z/を
加えて不溶物を炉去し、母液を10%クエン酸水溶液1
00zl(3回)、飽和食塩水100zA’(2回)、
5%炭酸水素ナトリウム水溶液1001!(3回)、飽
和食塩水100zA’(2回)で順次洗浄し、硫酸ナト
リウムで脱水後、減圧濃縮して、白色結晶を得た。これ
を酢酸エチル−エーテル−ヘキサンから再結晶して、N
−Rot−アミノカプロイルアミノメチルスチレンモノ
マー5.6gを得た。
元素分析値(02GH3ON203として、%)実測値
:C67,86H9,19N8.83計算値:C69,
18H8,93N8.07Rf値 CMA:0.62 
 CMP:0.59(3) 8−アミノカプリル酸(和
光紬薬社製)6.38gを脱イオン水221!とTEA
8.4zIとの混液に懸濁させ、これにBoc−8DP
 10. 6gのジオキサン22yl溶液を加えて一夜
反応させた。反応液に脱イオン水601ノを加え、酢酸
エチル801!で2回洗浄して未反応のBoe−8D 
Pを除去後、0℃に冷却し、4N−塩酸でpH2とした
。
析出した油状物を酢酸エチル60zf(1回)及び30
zJ(2回)でそれぞれ抽出し、0℃の5%塩酸501
!で3回、次いで飽和食塩水40xlで2回洗浄し、脱
色炭処理後、硫酸ナトリウムで脱水し、減圧濃縮し、エ
ーテルフラッシュして結晶化させ、エーテル−ヘキサン
から再結晶して、N−Boc−アミノカプリル酸7.8
gを得た。
Rf値 CMA:0.so  CMP:0.57Pa 
 :0.89  Py  :0.87上記N −Hoe
−アミノカプリル酸5.20gと参考例2で得たアミノ
メチルスチレンモノマー2.66gとをメチレンクロラ
イド401!に溶解させ、0〜5℃に冷却後、DCC4
,12gを加え、同温度で一夜カツブリング反応させ、
反応液を濃縮し、酢酸エチル100z#を加えて不溶物
を炉去し、母液を10%クエン酸水溶液100yj(3
回)、飽和食塩水100′11(2回)、5%炭酸水素
ナトリウム水溶液100yf(3回)、飽和食塩水10
0yj(2回)で順次洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水後
、減圧濃縮し、エーテルフラッシュして白色結晶を得た
。酢酸エチル−エーテル−ヘキサンから再結晶して、N
−Boc−アミノカプリリルアミノメチルスチレンモノ
マ−4,2gを得た。
元素分析値(C2□H34N203として、%)実測値
:C70,54H9,16N7.71計算値:C70,
42H9,33N7.47Rf値 CMA:0.71 
 CMP:0.72(4)   11−アミノウンデカ
ン酸(アルドリッチ(^1dricb Chemica
l Co、)社製)6.38gを脱イオン水2211と
TEA8.4zA’との混液に懸濁させ、これにBoc
−8DPI0.6gのジオキサン2211溶液を加えて
一夜反応させた。反応液に脱イオン水6011を加え、
酢酸エチル8011で2回洗浄して未反応のBoc−8
D Pを除去後、0℃に冷却し、4N−塩酸でpH2と
した。析出した油状物を酢酸エチル60yJ(1回)及
び30zA’(2回)でそれぞれ抽出し、0℃の5%塩
酸501!で3回、次いで飽和食塩水401!で2回洗
浄し、脱色炭処理後、硫酸ナトリウムで脱水し、減圧濃
縮し、得られる結晶化をエーテル−ヘキサンから再結晶
して、N−Boc−アミノウンデカン酸8.0gを得た
。
Rf値 CMA:O,as  CMP:O,asPa 
 :0.78  Py  :0.84上記N −Boc
−アミノウンデカン酸6.04gと参考例2で得たアミ
ノメチルスチレンモノマー2.66gとをメチレンクロ
ライド4011に溶解させ、0〜5℃に冷却後、DCC
4,12gを加え、同温度で一夜カツブリング反応させ
、反応液を濃縮し、酢酸エチルLoot/を加えて不溶
物を炉去し、母液を10%クエン酸水溶液100y/(
3回)、飽和食塩水100z7(2回)、5%炭酸水素
ナトリウム水溶液100z/(3回)、飽和食塩水10
0z!(2回)で順次洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水後
、減圧濃縮し、得られた白色結晶を酢酸エチル−エーテ
ル−ヘキサンから再結晶して、N−Boc−アミノウン
デカノイルアミノメチルスチレンモノマー4.8gを得
た。
元素分析値(C25H4oN203として、%)実測値
:C71,70)19.62  N7.08計算値:C
71,96H9,83N6.72Rf値 CMA:0.
72  CMP:0.77参考例 4 ポリアミノメチルスチレン(AM−100)の製造 参考例2で得たアミノメチルスチレンモノマー(m −
: p−=7 : 3) 8. 8gと重合開始剤(2
,2’ −アゾビスイソブチロニトリル。
AIBN、和光紬薬社製)55mgとをベンゼン201
!に溶解させ、−20℃に冷却しながら減圧脱気し、窒
素置換した。この工程を数回繰返した後、最終的に減圧
下に封管し、60℃で重合させた。3日後、相分離した
液の上層をデカントし、下層をメチレンクロライド10
0zjに溶解させ大量のヘキサン中に投入し、析出した
ポリマーを炉取し、乾燥して目的とするポリマーを白色
粉末として得た。
元素分析値(+C9H1□N+。とじて、%):CHN 実測値ニア7、07 9. 14  8. 59計算値
:81.21 8.26 10.53平均分子量:2.
0X104 参考例 5 コポリアミノメチルスチレン−スチレンの製造(1)ス
チレン:アミノメチルスチレン=9:1コポリマー(A
M−10)の製造 参考例1で精製したスチレンモノマー65.6gと参考
例2で調製したアミノメチルスチレンモノマー9.4g
とをベンゼン200zAFに溶かし、これにAIBN 
 0.57gを加え、−20℃で減圧脱気し、窒素置換
を数回繰返した後、減圧下に封管し、60℃で重合させ
た。2日後、反応生成物をメタノール中に投入し、数回
メタノールにて洗浄し、乾燥して白色粉末として目的の
コポリマーを得た。
元素分析値((−Ct iHs、 3N+−8、%)二
C)l     N 実測値:89. 83 7.75 1. 44計算値:
90.93 7.76 1.31極限粘度数: 〔η)
=0.20〜0.23(25℃、ベンゼン中) 粘度平均分子量:2.9〜3.5X104(K=L、L
3xlO’  α=0.73)(2)スチレン:アミノ
メチルスチレン=7:3コポリマー(AM−30) 、
同5:5コポリマー(AM−50) 、同3ニアコポリ
マー(AM−70)及び同1:9コポリマー(AM−9
0)の酢酸塩の製造 参考例1で精製したスチレンモノマーと参考例2で調製
したアミノメチルスチレンモノマーとをそれぞれ所定仕
込比でモノマー合計50m、+++olずつとり、ジオ
キサン1511に溶かして重合管に仕込んだ。これにA
IBN  O,04gを加えて冷蔵庫にて凍結させ、脱
気、窒素置換を繰返した後、減圧下に60℃で2日間重
合させた。反応生成物を凍結乾燥してジオキサンを除い
た後、酢酸に溶かし、エーテル中に注いで精製した。尚
、AM−70及びAM−90は一部不溶部があったが、
可溶部を以下の試験に使用した。
元素分析値(%); AM−30酢酸塩(C11,9H1o、INO,300
,6)  ’CHN 実測値ニア8.  oo  7.65 3. 10計算
値:81. 73 7. 72 3. 21AM−50
酢酸塩(C9,5H11,5NO,501,0)’HN 実測値ニア2. 35 7. 93 4. 25計算値
ニア6.79 7,74 4.71AM−70酢酸塩(
010,IH12,9NO,701,4)  ’CHN 実測値:68. os  s、  07 5. 41計
算値ニア2. 90 7. 75 5. 89AM−9
0酢酸塩(CIo、7H14,3NO,901,8) 
 ’HN 実測値=62. 05 7. 79 5. 99計算値
:69.77 7.76 6.85実施例 1 ポリアミノアシルアミノメチルスチレン塩酸塩の製造 参考例3で製造した4種のRoe−アミノアシルアミノ
メチルスチレンモノマーのそれぞれ5rAmolを、ジ
オキサン3011に溶解させ、開始剤としてAIBN3
.8mgを加え、冷蔵庫で凍結させ、脱気、窒素置換を
繰返した後、減圧下に60℃で7日間重合させて、ジオ
キサン中に懸濁した状態のポリマーを得た。これにメチ
レンクロライドを加えてポリマーを溶解させた後、4N
−HC#/ジオキサンを加えて室温で40分間攪拌して
脱保護した後、濃縮し、メタノールフラッシュし、エー
テルを添加して炉取し、乾燥した。
上記によりポリアミノブチリルアミノメチルスチレン(
AM−100−m) 、ポリアミノカプロイルアミノメ
チルスチレン(AM−100−V)、ポリアミノ力ブリ
リルアミノメチルスチレン(AM−100−■)及びポ
リアミノウンデカノイルアミノメチルスチレン(AM−
100−X)のそれぞれの塩酸塩を、超吸湿性の黄色ガ
ム状物として得た。
平均分子量: AM−100−III塩酸塩:2.3X104AM−1
00−V塩酸塩+2.2X104AM−100−■塩酸
塩:2.8X104AM−100−X塩酸塩:l、3X
104また各ポリマーのIR分析図は次の通りである。
AM−100−III塩酸塩:第1図 AM−100−■塩酸塩:第2図 AM−100−X塩酸塩:第3図 実施例 2 コポリアミノアシルアミノメチルスチレン−スチレンの
製造 参考例5の(1)で得たコポリマーAM−10をDCC
を用いて4種のスペーサー試薬とカップリング反応させ
た。その手順は以下の通りである。
即ち、AM−102,0g (アミノ含量1.03nm
ol)をメチレンクロライド200z7に溶解させ、こ
れに参考例3の(1)〜(4)のそれぞれ前半で得られ
たN末端をBoc基により保護したアミノアシル酸各3
当量(6,20m mol)を加えた後、0〜5℃でD
CCl、28gを加えて2日間カップリング反応させた
。
上記反応終了後、副生ずるDCUteaを消去し、反応
物を大量のメタノール中に注ぎ、飽和食塩水を加えて白
色沈澱を析出させた。この沈澱をデカントし、メタノー
ル、脱イオン水で洗浄し、消散、乾燥した。いずれのN
−Boc−アミノアシル酸を用いた場合も目的物の収量
は約95〜98%の範囲にあった。
次いで上記生成コポリマー1.0gをジオキサン151
1!に溶解させ、4N−HCA’/ジオキサンを加えて
室温にて1時間放置し、その後減圧濃縮し、メタノール
フラッシュさせた。適量のメチレンクロライド(約、2
00zA’程度)にトリエチルアミン37A’を添加し
て溶解させた溶液を、上記メタノール液中に滴下し、更
に膣液に飽和食塩水を加えて、沈澱を生成させ、これを
デカントし、メタノール、次いで脱イオン水で洗浄して
消散し、乾燥して、白色粉末状の所望のアミノアシル基
で修飾されたコポリマーを得た。
アミノブチリル修飾コポリマーをrAM−10−■」、
アミノカプロイル修飾コポリマーをrAM−10−VJ
 、アミノブチリル修飾コポリマーをrAM−10−■
」及びアミノウンデカノイル修飾コポリマーをrAM−
10−XJとする。
各ポリマーのIR分析図は次の通りである。
AM−10−m:         第4図AM−10
−V:         第5図AM−10−■:  
      第6図AM−10−X:        
 第7図実施例 3 接着性細胞培養用担体の調製 上記実施例で得られた本発明ポリマーを用いて接着性細
胞培養用担体(膜状物)を調製した。その手順は次の通
りである。
実施例2で得られた本発明ポリマー: AM−10−I
I[を5%ジオキサン溶液とし、ポリスチレン培養皿に
キャスト(膜厚:約30μg/cm2)し、乾燥後、紫
外線照射(照射時間3〜5分)により滅菌して培養用担
体を調製した。
試験例 1 肝細胞の培養試験 実施例3で調製した培養用担体(以下「本発明群」とい
う)、市販のポリスチレン培養皿(以下「対照群」とい
う)及び上記対照群に5%FC3を添加した培地(以下
「比較群」という)を用いて肝細胞適合性について、イ
ヌの肝実質細胞の初代培養により、以下の通り試験を行
なった。
すなわち、各群の培養皿に、成犬より分離精製した肝細
胞を5X104〜105個/ (ra 2の細胞密度と
なるように播種した。播種用培地としては10’Mデキ
サメサゾン及び10−8Mインスリンを含むウィリアム
スE培地(フロララボラトリーズ(Flow Labo
ratories、 Idle、)社製)を用いた。
上記肝細胞を炭酸ガス培養装置で3〜4時間培養後、培
養用培地に交換した。この培養用培地としては10’M
デキサメサゾン、10−”Mインスリン、10’Mグル
カゴン、Long/zl hEGF (アース製薬社製
)、30mg/A?プロリン及び5万U//アプロチニ
ンを含むし一15培地(フロララボラトリーズ社製)を
用いた。
1日後及び3日後、培地を交換し、4日後に肝細胞のD
NA−量と尿素合成能を下記方法により測定した。
<DNA量測定〉 文献(Anal、 Biochem、  92. 49
7−500(1979))に準拠してDNA量を測定し
た。
〈尿素合成能測定〉 文献(Clin、Chem、 11. 113 (19
65) )に準拠して尿素合成能を測定した。
本発明群及び比較群で得られた結果を、対照群に対する
相対値(%)にて、第8図及び第9図に示す。
第8図は、DNA合成量を示す棒グラフであり、第9図
は尿素合成能を示す棒グラフである。
上記各図より、本発明担体はFe2 (ウシ胎児血清)
等の血清添加なしで、肝実質細胞の接着、増殖が可能で
、かくして高いレベルで該細胞の機能を発現できること
が明らかである。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第7図は、本発明ポリマーの赤外線吸収スペ
クトル分析結果を示す図である。 第8図及び第9図は、本発明ポリマーから調製された本
発明の接着性細胞培養用担体を用いて肝細胞を培養した
結果を示すグラフである。 (以 上) 第 図 濱 図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)繰返し単位A: ▲数式、化学式、表等があります▼ 及び繰返し単位B: ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔Rは水素原子又は基▲数式、化学式、表等があります
    ▼ (nは1〜10の整数)を示す。〕 をA+B=1及び0<B≦1を満たす割合で有し、重量
    平均分子量が1万〜8万の範囲にあり且つ全繰返し単位
    B中の少なくとも1/2が水素原子以外の上記R基を有
    する単位であるスチレン系重合体及びその塩。
  2. (2)請求項1記載のスチレン系重合体及び/又はその
    塩を素材とする接着性細胞培養用担体。
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