JPH0375615A - マッハツェンダ型光変調器を用いた位相シフトキーイング方式 - Google Patents

マッハツェンダ型光変調器を用いた位相シフトキーイング方式

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JPH0375615A
JPH0375615A JP1211316A JP21131689A JPH0375615A JP H0375615 A JPH0375615 A JP H0375615A JP 1211316 A JP1211316 A JP 1211316A JP 21131689 A JP21131689 A JP 21131689A JP H0375615 A JPH0375615 A JP H0375615A
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Terumi Chikama
輝美 近間
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Naoyuki Mekata
直之 女鹿田
Minoru Kiyono
實 清野
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 目    次 概要 産業上の利用分野 従来の技術     (第13図、第14図)発明が解
決しようとする課題  (第15図)課題を解決するた
めの手段及び作用 (第1図〜第4図) 実  施  例        (第5 図〜第 12
図)発明の効果 概要 コヒーレント光通信方式に適用される位相シフトキーイ
ング方式に関し、 位相不完全変調成分の抑圧を目的とし、入力側光導波構
造と、該入力側光導波構造から分岐した印加電界に応じ
て導波光に位相変化を与える一対の移相用光導波構造と
、該移相用光導波構造が合流する出力側光導波構造と、
上記移相用光導波構造に装架された駆動電極とを備えた
マツハツエンダ型光変調器を備え、該マツハツエンダ型
光変調器の光出力レベルが略極小となるように上記駆動
電極について非変調時にオフセット電圧を設定し、該オ
フセット電圧に加える駆動電圧の極性を変調信号に応じ
て変化させることにより光出力の位相にπの変化を与え
るようにして構成する。
産業上の利用分野 本発明はコヒーレント光通信方式に適用される位相シフ
トキーイング方式に関する。
光通信の分野においては、強度変調された光を直接受光
素子により受光して電気信号に変換する強度変調/直接
検波方式(IM/’DD方式)が−般的である。これに
対し、近年、通信容量の増大、伝送距離の長大化等の要
請から、コヒーレント光通信方式の研究が活発化してい
る。コヒーレント光通信方式では、特にスペクトル純度
の高いレーザ光源からの光を送信用の搬送光として用い
てその周波数、位相等を変調し、受信側で受信光と局発
光とを混合して例えばヘテロダイン検波を行うようにし
ているので、IM/DD方式と比較して、受信感度が大
幅に向上する。デジタル信号についての変調方式のうち
で最も受信感度が高いものとして、位相シフトキーイン
グ方式(PSK方式)があり、送信光のスペクトル線幅
等に対しての基本的な改良が検討されている。
従来の技術 第13図に従来のPSK方式において一般に使用される
位相変調器の基本構成を示す。この位相変調器は、Zカ
ッ)x伝播LiNbO3等からなる電気光学結晶102
に、2方向に電界を印加するために電極104,106
を設け、これら電極104.106に駆動電源108を
接続して構成されている。
ZカットX伝播LiNb○3にEt cos(ωt) 
する直線偏光の平面波が入射したとき、結晶中の任意の
点における光波の電界は、 ε(t、 x) =E 、 cos (ωt−φ)  
     −(1)で表される。ここで、φは2方向に
電圧V。が印加された結晶中を伝播する光波がうける位
相シフトである。結晶の厚みをdとすると、常光線(T
E光)及び異常光線(7M光〉に対する位相変化はそれ
ぞれ次式で与えられる。
常光線(TE光):φ、=kon、x=kox (no
−no’r l 3VO/2d) −(2)異常光線(
7M光):φz=konsx=kox (ne−n%r
33Vo/2d) ・・・(3)ここにに、は2方向の
波数、n I(i=x、 y、 z)  は各方向の屈
折率、no +  ne は常光線及び異常光線に対す
る屈折率を表す。また、r13+  r33は電気光学
定数のテンソル成分を表す。
いま、入射光線が2方向に偏光しており、信号周波数ω
1の変調電圧Vo=V、5in(ω=1)が印加された
とすると、x=1の出力端における光波の電界は次のよ
うになる。
巳、(t、A)=  [Etcos(ωを一φoz+δ
zsinω、 t ) ・(4)ここに、φ。2は一定
の位相シフト量でφ。2=kon、 1である。また、
δ、sinω、tは印加された変調電圧による光波の位
相シフトで、 δ、−(7r/λ)ns3r33 (j’ /d) V
−−(5)である。δ2は位相変調指数と呼ばれる。従
って、デジタル信号の「0」、rl」に対して例えばδ
、sinω、tが0.πとなるように変調駆動すること
によって、PSK方式が実現される。
ところで、周波数が数十THzに達する光波の広帯域性
を有効に利用して高周波変調を行う場合、光波と変調マ
イクロ波との移相速度のずれが生じるため、変調効率が
低下する。これを避けるために、光波とマイクロ波の伝
播方向を一致させ、できるだけ両者の速度整合をとるよ
うにした進行波型位相変調器が提案されている。
第14図に進行波型位相変調器の構成を示す。
110は導波路基板、112は導波路基板110を構成
しているLiNbO2にT1.を拡散させる等により形
成した導波路、114は導波路112に進行波による電
界を印加するために導波路基板110の表面上に形成さ
れた進行波型の電極、116は電極114の光伝播方向
上流側に接続された駆動電源、118は電極114の光
伝播方向下流側に接続された終端抵抗、120は導波路
112の入力端に接続された偏波面保存型の光ファイバ
、122は導波路112の出力側に接続された光ファイ
バである。この構成によれば、光波と変調マイクロ波の
伝播方向を一致させ、これらの速度を整合させるように
しているので、速度整合の満足の度合いに応じて高周波
変調が可能になる。
発明が解決しようとする課題 第13図又は第14図に示した位相変調器における印加
電圧、位相シフト及び光出力の波形図を第15図に示す
。位相シフトは電圧印加がないときを基*(0)とし、
電圧印加があるときにπとなるようにされている。この
場合、印加電圧の立ち上がり時間T1及び立ち下がり時
間T2 は有限であり、また、光出力Pは一定であるか
ら、立ち上がり及び立ち下がり時に位相不完全変調成分
が生じることになる。位相不完全変調成分が生じると、
光出力のスペクトル拡がりが大きくなり、受信感度の劣
化を生じたり、光周波数分割多重伝送を行う場合に、光
周波数多重に必要な帯域が広くなるかあるいは多重数が
少なくなる。
本発明はこのような技術的課題に鑑みて創作されたもの
で、PSK方式において位相不完全変調成分を抑制する
ことを目的としている。
課題を解決するための手段及び作用 第1図に発明の実施に使用するマツハツエンダ型光変調
器を示す。
このマツハツエンダ型光変調器10は、入力端光導波構
造2と、入力端光導波構造2から分岐した印加電界に応
じて導波光に位相変化を与える一対の移相用光導波構造
4と、移相用光導波構造4が合流する出力側光導波構造
6と、移相用光導波構造に装架された駆動電極8とを備
えている。駆動電極8に対向させて図示しない接地電極
を設けても良いし、また、第14図に示すように進行波
型としても良い。
この種のマツハツエンダ型光変調器は、通常、強度変調
器として使用されているが、移相用光導波構造に適当な
電位差を与えて各移相用光導波構造に逆の変調電界を印
加し、各移相用光導波構造を通過する光の位相を、それ
ぞれ位相面上を逆方向に回転させることにより、0層、
π層のいずれにおいても等しい光出力を生じさせること
ができる。以下、強度変調器の動作原理を説明した後、
その応用としての本発明の位相シフトキーイング方式を
説明する。
いま、入力側光導波構造2に入力する光Po が移相用
光導波構造4への分岐部分で三等分され、一方の移相用
光導波構造4 (以下「第1アーム」と言う。〉を伝播
する導波光Pl が外部印加電圧によってΔφの位相変
化を受けるとすると、他方の移相用光導波構造4 (以
下「第2アーム」と言う。)を伝播する導波光P2 は
外部印加電圧によって一Δφの位相変化を受ける。この
2つの導波光を出力側光導波構造6において合波・干渉
させると、両者の位相差2Δφに対応して光出力強度が
変化する。従って、例えばZカッ)LiNb○。
を用いてTMモードを励起すると、第1及び第2アーム
で導波光は互いに逆方向の位相変化を受けるので、即ち
、プツシ−プル動作が可能になるので、当該モードにつ
いて効率良く光変調を行うことができる。
例えば、電極長11電極間隔dのとき、位相差2Δφは
、 2 Δφ= π(V/Lea)、  V+eo=λd/
 (2r na3rs31 )で与えられる。ここにV
lsoは半波長電圧であり、rは印加電界低減係数であ
る。いま入力パワーP0が分岐点で分割され、第1アー
ムと第2アームをそれぞれ複素電界振幅Bl+ +E2
をもつ導波光が伝播し、出力側の合流点で合波・干渉す
るものとする。
簡単のため分岐点及び合流点における散乱損失を無視す
ると、 ε、B+1  B、  l  ”=1    ・・・(
6)あり、入力側でのパワー分岐比rPが、r= =(
IEll/ lε、l)2 ・ (7)であるとすると
、位相差2Δφに対して、出力Pは、 ■ P=−(I  E、  l−1巳21)’+21 [i、  cos’Δφ となる。上式を図示すると第2図のようになり、消光比
日、は、 で与えられる。パワー分岐比「、=1のとき無限大の消
光比となる。
マツハツエンダ型光変調器を強度変調器として用いる場
合には、第2図において、駆動電圧を横軸の0と+1の
間或いは−1と0の間で変化させて光のオン・オフ信号
をつくるようにするが、本発明の位相シフトキーイング
方式では、第2図において例えば横軸の+1の点が中心
よなるように非変調時にオフセット電圧を設定して、そ
の点を中心に例えば0と+2の間で電圧変動させること
ニヨリ、(0,π)のデジタル位相変調信号をつくるよ
うにしている。即ち、マツハツエンダ型光変調器10の
光出力レベルの略極小値を与える電圧vary に、駆
動電極8についての非変調時のオフセット電圧を設定し
、このオフセット電圧に加える駆動電圧V。の極性を変
調信号に応じて変化させることによって、光出力の位相
にπの変化を与えるものである。こうすることにより、
0相からπ相、或いはπ相から0相へ位相が変化する際
に必ず光出力が0となる点く第2図に示すグラフにおけ
る横軸の+lに相当)を通過することになり、パルスの
立ち上がり、立ち下がり時における位相変調の不完全成
分を抑圧することができ、その結果、光出力のスペクト
ル拡がりが小さくなる。
この原理を第3図及び第4図により説明する。
第3図は駆動電圧、位相シフト及び光出力の波形図、第
4図は第3図における時刻1. 、 12゜t、におけ
る合流点近傍の電界振幅と光伝播方向の距離との関係を
模式的に示す図である。時刻tlは第2図に示すグラフ
の横軸が+2となる時刻に相当し、時刻t2 は同横軸
が+1となる時刻に相当し、時刻ts は同横軸が0と
なる時刻に相当している。この説明の例では、オフセッ
ト電圧に駆動電圧が加わっているときに光出力が極大と
なるように設定しているので、最大のS/N比を得るこ
とができる。時刻t、においては、第1アームを伝播し
てきた光(第4図中実線で示される。〉の位相と第2ア
ームを伝播してきた光(第4図中破線で示される。)の
位相は、合波される際に一致している。時刻t2 おい
ては、第1及び第2アームを伝播してきた光は合波する
際にそれぞれ異なる方向にπ/2の位相変化を受けてい
るので、これらは相殺し合って光出力が0となる。時刻
tl+t2 の状態を変調信号に応じて切り換えるよう
にしたのが強度変調である。
本発明では、時刻t3 において、第1及び第2アーム
を伝播してきた光が合波に際してそれぞれ逆方向にπの
位相変化を受け、合波光の位相が時刻t、における合波
光の位相に対してπシフトしている点に着目して位相シ
フトキーイングを行つ。
この場合、駆動電圧がVo から−Vn に立ち下がる
とき或いはこれと逆に立ち上がるときには、位相シフト
に対応して必ず光出力が0となる点を通過するので、位
相不完全変調成分が抑圧される。
また、第13図〜第15図により説明した従来の位相シ
フトキーイング方式においては、位相変調器への印加電
圧の変化に対応して位相が0からπまで連続的に変化し
ていたが、本発明方式によれば、波動合成の原理から時
刻tl 〜t2の間の位相は一定であり、また、時刻t
2〜t3 の間の位相は一定であり、従って、光出力が
0となる時刻t2 において位相が第3図に示すように
不連続に変化することになり、よって、位相不完全変調
成分は生じない。
この説明の例では光出力が極小となるように設定された
オフセット電圧に対して光出力が極大となるように絶対
値が等しく極性が異なる駆動電圧を加えるようにしてい
るが、S/N比の若干の低下を許容すれば、この駆動電
圧は必ずしも光出力が極大となるように設定される必要
はない。なぜならば、任意の駆動電圧(絶対値が同一で
あり極性が異なるもの)を用いて位相シフトキーイング
を行ったときに位相シフト量が必ずπとなり、しかも、
0相の光とπ相の光とが同一強度となるからである。
このように本発明方式は、アナログ位相変調方式におい
て0相とπ相間の連続的な位相変化が重要であるのに対
して、上記連続的な位相変化が全く必要とされずむしろ
有害に作用するという方式上の特質を積極的に利用して
、位相不完全変調成分の排除を図ったものである。
また本発明方式においてはマツハツエンダ型光変調器を
用いているので、これを進行波型としたときに、第14
図に示した進行波型位相変調器を用いた場合と比較して
、同一駆動電源に対して電極長さを半分にすることがで
き、変調帯域が拡大される。その結果、より高速なシス
テムへの適用が可能になる。
実  施  例 以下本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第5図は本発明の実施例を示すDPSK方式(差動位相
シフトキーイング方式)によるコヒーレント光伝送シス
テムのブロック図である。
まず、送信側において、ファイバ外部共振器付のDFB
−LDモジュール(分布帰還型半導体レーザモジュール
〉等からなる光源12からの光は、マツハツエンダ型光
変調器10によりDPSK変調されて光伝送路20に送
り出される。14はマツハツエンダ型光変調器10のオ
フセット電圧を設定するオフセット回路、16はオフセ
ット電圧に加える駆動電圧の大きさを調整しその極性を
プリコーダ18からの変調信号に基づいて変化させる駆
動回路である。プリコーダ18を用いて差動符号化して
いるのは、受信側で1ビツト遅延検波による復調を行う
ためである。
光伝送路20を介して受信側に伝送された光は、光カブ
ラ等からなる光結合器22において、送信光源12に準
じて構成される局発光源24からの局発光(局部発振光
)と合波され、この合波光は光検波器26に入力される
。光検波器26は、PINフォトダイオードを二重平衡
型に直列接続し、その接続点からの強度雑音成分が排除
された信号成分をHEMT増幅器で増幅するように構成
されている。
受信光と局発光の音波光が光検波器26に入力されると
、例えばその自乗検波特性によって、位相変移に伝送情
報を含んだ中間周波信号が生じる。
従って、この中間周波信号を増幅器28、帯域通過フィ
ルタ30及び増幅器32に通した後復調を行うことがで
きる。この復調は、増幅器32からの信号と該信号を遅
延回路34により1ビツトに相当する時間T(1タイム
スロツト、即ちビットレートの逆数〉だけ遅延させた信
号とをミキサ36にて混合することにより行うことがで
きる。ミキサ36からの信号は、低域通過フィルタ38
を通した後識別器40により識別される。帯域通過フィ
ルタ30を通過した中間周波信号は、復調に供される一
方で、増幅器42で増幅された後周波数ダブラ44によ
りキャリア信号を再生され、このキャリア信号の周波数
が一定となるようにAFC回路46により局発光源24
の駆動条件がフィードバック制御される。
実施例で用いたマツハツエンダ型光変調器10はTr:
LiNbO2型のものであり、半波長電圧は10.2(
V)、カットオフ周波数は約7Gllzである。そして
その駆動は1. 2Gb/sの差動符号されたNRZ 
(215−1>信号による。
マツハツエンダ型光変調器10の印加電圧に対する光出
力の変化の様子を第6図に示す。最大消光比は33.3
dB、単一モードファイバ間への挿入損失は1.9(I
Bであった。そして、印加電圧0(V)の近傍において
光出力レベルの極小値を与える印加電圧V a r r
 は−2,3(V)であったので、この電圧にオフセッ
ト電圧を設定している。
オフセット電圧に加える駆動電圧は半波長電圧の1/2
である5、1  (V)とした。
第7図に」;記実施例において測定した符号誤り率特性
を示す。符号誤り率10−9における最小受信感度は−
40,8dBmであり、ショット雑音限界に対して14
.3dBの差が認められた。本実施例における符号誤り
率特性は進行波型位相変調器を用いた従来技術における
符号誤り率特性と比較して必ずしも良好であるとは言え
ないが、その原因は分岐した移相用光導波構造の非対称
性に基づく位相変調不完全性或いは印加電圧の設定誤差
によるものと考えられ、これらを改善することにより符
号誤り率特性の飛躍的な改善が予想される。
以下、印加電圧の設定誤差に対処するための実施例を説
明する。
マツハツエンダ型光変調器10の光出力レベルを検出し
、該レベルが最大となるように変調時・のオフセット電
圧、駆動電圧を制御するようにした実施例を第8図によ
り説明する。この実施例では、マツハツエンダ型光変調
器10の出力光をハーフミラ−等からなる光分配器48
で分岐し、その分岐光強度を光パワーメータ50により
検出する。
光パワーメータ50は上記分岐光を入射させて光電流を
生じさせる受光器52とその光電流を電圧変換する電流
−電圧変換器54とを備えている。
光パワーメータ50からの電圧信号はスイッチ回路56
により選択的にオフセット電圧制御系、駆動電圧制御系
へ送られる。オフセット電圧の制御に際しては、光パワ
ーメータ50からの電圧信号と非変調時におけるオフセ
ット電圧の設定値との差あるは比の初期値からの変化を
比較器58で検出し、それを打ち消すようにオフセット
電圧制御回路62を介してオフ゛セット回¥@14に制
御信号を送る。また、駆動電圧の制御に際しては、比較
器60において駆動電圧について同様の検出を行い、駆
動電圧制御回路64を介して駆動回路16に制御信号を
送る。
第9図は特性曲線のシフトによる光出力レベルの減少を
説明するための図である。実線で示す第6図の特性曲線
が破線で示すように印加電圧の低い方向にシフトして、
光出力の極小値を与える電圧がV。fr からV。(r
 ′にシフトした状態が示されている。このように特性
曲線がシフトしたにもかかわらずオフセット電圧をVO
ff に設定したままにしておくと、光出力レベルが減
少することが明らかである。そこで、このような場合に
は、第8図のスイッチ回路56によりオフセット電圧制
御系を選択して前述した制御を行い、光出力が最大にな
るようにする。こうすることにより、受信感度劣化のな
い安定な(0,π)位相変調が可能になる。ここでは特
性曲線がシフトした場合の制御について説明したが、特
性曲線(の形状)自体が変動した場合にも同様の制御を
行うことができる。
第10図は特性曲線の変形による光出力レベルの減少を
説明するための図である。実線で示される第6図の特性
曲線が破線で示すように光出力の極小値を与える電圧V
。f、を中心として印加電圧の方向に拡大した場合が示
されている。この場合、駆動電圧■ゎをそのままにして
おくと、光出力レベルが減少する。そこで、このような
場合には、第8図のスイッチ回路56により駆動電圧制
御系を選択して前述の制御を行い、光出力レベルが最大
になるようにする。こうすることにより、受信感度劣化
のない安定な(0,π〉位相変調が可能になる。特性曲
線が変形せずにV、が変化することにより第10図に示
すような状態となったときにも同様の制御を行うことが
できる。
ところで、実際上は、オフセット電圧が不適当であるこ
とに起因して光出力レベルが変動しているのであるか、
駆動電圧が不適当であることに起因して光出力レベルが
変動しているのであるかを必ずしも測定することができ
ない。そこで、このような場合には、オフセット電圧の
制御と駆動電圧の制御をスイッチ回路56により択一的
に順次行うようにすれば良い。これにより受信感度を改
善して常に安定した(0.π〉位相変調が可能になる。
他方、マツハツエンダ型光変調器10がLiNbO3の
導波構造を採用している場合、大きな電気光学定数を使
うことができるTM偏光として光を入力させることが望
ましく、入力光の偏波面がTM偏光の偏波面からずれて
くると、位相変調不完全成分の増加等の問題が生じる。
そこで、このような場合には、第11図に示すように、
マツハツエンダ型光変調器10の伝播光伝播方向上流側
に偏波制御器70を設けておき、光パワーメータ50か
らの電圧信号を比較器66において偏波制御器70の制
御電圧の初期値と比較し、その差等を補正するように偏
波制御回路68を介して偏波制御器70の制御電圧を制
御するよう゛にする。これにより常にTM偏光として位
相変調を行うことができ、受信感度劣化のない安定な(
0,π)位相変調が可能になる。
ところで、上述したオフセット電圧及び駆動電圧の制御
並びに偏波面の制御は全て光パワーメータ50からの電
圧信号に基づいて行っているので、これらの制御を同時
に行うことはできない。そこで、オフセット電圧、駆動
電圧、偏波面の変動による位相変調の不完全性を一括し
て防止するためには、第12図に示すようにすれば良い
。即ち、オフセット電圧又は駆動電圧についての制御の
択一的な切り換えをスイッチ回路74により行い、オフ
セット電圧若しくは駆動電圧の制御又は偏波面の制御の
択一的な切り換えをスイッチ回路72により行うように
する。そして、この切り換えを適当なタイミングで順次
行うことによって、受信感度劣化のない安定な(0,π
)位相変調が可能になる。
発明の詳細 な説明したように、本発明によれば、位相不完全変調成
分を抑圧することができ、出力光のスペクトル拡がりが
小さくなるという効果を奏する。
その結果、光ヘテロゲイン受信機の設計が容易になり、
受信感度を改善し易くなるとともに、周波数分割多重伝
送を行うに際して、伝送帯域が同等であれば多重数を増
やすことができるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は発明の実施に使用するマツハツエンダ型光変調
器の説明図、 第2図は第1図のマツハツエンダ型光変調器におけるP
/P、とV/V+eo の関係を示すグラフ、第3図は
発明の原理説明図、 第4図は発明の原理説明補助図、 第5図はDPSK方式によるコヒーレント光伝送システ
ムの実施例ブロック図、 第6図は第5図に示したマツハツエンダ型光変調器の特
性図、 第7図は第5図に示した実施例における符号誤り率特性
を示すグラフ、 第8図はオフセット電圧、駆動電圧の制御の実施例を示
す図、 第9図は特性曲線のシフトによる光出力レベルの減少を
説明するための図、 第■0図は特性曲線の変形による光出力レベルの減少を
説明するための図、 第11図は偏波状態の制御の実施例を示す図、第12図
はオフセット電圧、駆動電圧、偏波状態の制御の実施例
を示す図、 第13図は位相変調器の基本構成を示す図、第14図は
進行波型位相変調器の構成を示す図、第15図は位相不
完全変調成分の説明図である。 1 2・・・入力側光導波構造、 4・・・移相用光導波構造、 6・・・出力側光導波構造、 8・・・駆動電極、 0・・・マツハツエンダ型光変調器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)入力側光導波構造(2)と、該入力側光導波構造
    (2)から分岐した印加電界に応じて導波光に位相変化
    を与える一対の移相用光導波構造(4)と、該移相用光
    導波構造(4)が合流する出力側光導波構造(6)と、
    上記移相用光導波構造(4)に装架された駆動電極(8
    )とを備えたマッハツェンダ型光変調器(10)を備え
    、 該マッハツェンダ型光変調器(10)の光出力レベルが
    略極小となるように上記駆動電極(8)について非変調
    時にオフセット電圧を設定し、 該オフセット電圧に加える駆動電圧の極性を変調信号に
    応じて変化させることにより光出力の位相にπの変化を
    与えるようにしたことを特徴とする位相シフトキーイン
    グ方式。 (2)マッハツェンダ型光変調器(10)の光出力レベ
    ルを検出し、該レベルが最大となるように変調時のオフ
    セット電圧を制御するようにしたことを特徴とする請求
    項1に記載の位相シフトキーイング方式。 (3)マッハツェンダ型光変調器(10)の光出力レベ
    ルを検出し、該レベルが最大となるように駆動電圧を制
    御するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の位
    相シフトキーイング方式。 (4)請求項2に記載のオフセット電圧の制御と請求項
    3に記載の駆動電圧の制御を択一的に順次行うようにし
    たことを特徴とする請求項1に記載の位相シフトキーイ
    ング方式。(5)マッハツェンダ型光変調器(10)の
    光出力レベルを検出し、該レベルが最大となるようにマ
    ッハツェンダ型光変調器(10)に入力する光の偏波状
    態を制御するようにしたことを特徴とする請求項1に記
    載の位相シフトキーイング方式。 (6)請求項2に記載のオフセット電圧の制御と請求項
    3に記載の駆動電圧の制御と請求項5に記載の偏波状態
    の制御を択一的に順次行うようにしたことを特徴とする
    請求項1に記載の位相シフトキーイング方式。
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