JPH0375731B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0375731B2 JPH0375731B2 JP57114746A JP11474682A JPH0375731B2 JP H0375731 B2 JPH0375731 B2 JP H0375731B2 JP 57114746 A JP57114746 A JP 57114746A JP 11474682 A JP11474682 A JP 11474682A JP H0375731 B2 JPH0375731 B2 JP H0375731B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resistant member
- carbon particles
- breathable heat
- exhaust gas
- combustion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01N—GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES
- F01N3/00—Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust
- F01N3/02—Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for cooling, or for removing solid constituents of, exhaust
- F01N3/021—Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for cooling, or for removing solid constituents of, exhaust by means of filters
- F01N3/023—Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for cooling, or for removing solid constituents of, exhaust by means of filters using means for regenerating the filters, e.g. by burning trapped particles
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Processes For Solid Components From Exhaust (AREA)
Description
(産業上の利用分野)
本発明は排ガス通路内に設けられる通気性耐熱
部材の再生法に関するものである。 (従来の技術) デイーゼルエンジン等の内燃機関から排出され
る排ガス中には多量のカーボン微粒子が含まれて
いるため、公害対策上から排ガス通路内にはセラ
ミツク多孔体、セラミツクハニカムフイルター
類、セラミツクフアイバー、金属繊維や発泡状金
属体等の通気性耐熱部材を設けたカーボン浄化装
置が取付けられているが、この種のカーボン浄化
装置ではエンジン出力の低下を避けるために、通
気性耐熱部材に捕集されたカーボン微粒子をとき
どき除去して再生する必要がある。ところが通気
性耐熱部材の再生を加熱気体の強制送給により行
う場合、加熱気体の温度をカーボン着火温度より
若干高い600℃前後としても、カーボン微粒子が
急激に燃焼して通気性耐熱部材が1000℃以上、条
件によつては1400℃以上になり、通気性耐熱部材
に溶損や破壊が生ずる。このため上記通気性耐熱
部材の昇温が、燃焼カーボン微粒子量と関係する
ことに着目して通気性耐熱部材へのカーボン微粒
子堆積量が少ないうちに燃焼除去する試みもなさ
れているが、この場合は燃焼再生回数が増すた
め、相対的に燃焼用エネルギーの多消費となるう
えに頻繁に再生のための燃焼を繰返すと通気性耐
熱部材の耐久性に問題が生じ、また、カーボン微
粒子の堆積量を多くできないため、カーボン微粒
子発生量の多い排ガス系への適用が困難となる等
の欠点を有している。 (発明の構成) 本発明は前記のような欠点を解消する目的の下
に完成された排ガス通路内に設けられる通気性耐
熱部材の再生法に関するもので、排ガス通路内に
設けられた排ガス浄化用のコージエライト質のハ
ニカム構造体からなる通気性耐熱部材に排ガス中
のカーボン微粒子が所定量捕集されたとき、この
通気性耐熱部材にカーボン燃焼用の加熱気体を強
制的に送給してカーボン微粒子を燃焼除去するに
あたり、その加熱気体の流量と酸素濃度を、流量
(Nm3/min)をy軸、酸素濃度(Vol %)をx
軸としたグラフにおいて、y=1.12−0.290logex
およびy=0.532−0.229logexの各曲線とy=
0.1、x=0.5、x=21の各直線で囲まれる領域内
の点に設定して送給することを特徴とするもので
ある。 本発明において使用される通気性耐熱部材は自
動車や船のデイーゼルエンジン等の内燃機関の排
ガス通路内に設けられてカーボン微粒子を捕集す
るためのもので、コージエライト質のハニカム構
造体からなるものである。(なおコージエライト
については、JIS R 2001:耐火物用語に規定さ
れている。)この通気性耐熱部材には排ガス中の
カーボン微粒子が捕集されるので、カーボン微粒
子が所定量捕集されたときには、排ガス通路内の
排ガスの流れを分岐路側に切換えて一時的にカー
ボン微粒子の捕集されている通気性耐熱部材への
流れを遮断し、この通気性耐熱部材に捕集された
カーボン微粒子を短時間のうちに除去して通気性
耐熱部材を再生する必要が生ずる。しかして、こ
のカーボン微粒子の除去は排ガス通路の入口側に
設けた加熱装置によりカーボン微粒子の着火温度
以上に加熱されて強制的に送給されるカーボン燃
焼用の加熱気体をもつて行うこととなるが、カー
ボン微粒子の着火温度以上に加熱されたこの加熱
気体の送給によつて該カーボン微粒子の燃焼を行
うと、通常は前記加熱気体の温度を通気性耐熱部
材の溶融温度より遥かに低く設定しておいた場合
でもカーボン微粒子の燃焼炎によつて通気性耐熱
部材が異常高温化し、通気性耐熱部材が破損温度
や溶損温度に達するおそれがある。そこで、本発
明はカーボン微粒子の燃焼に伴う温度上昇が加熱
気体の流量および酸素濃度と密接な関係にあるこ
とに着目し、加熱気体の流量および酸素濃度を特
定の領域内の点に設定することによりカーボン微
粒子が燃焼しても通気性耐熱部材内の最高到達温
度を該通気性耐熱部材の破損或いは溶損温度以下
に保持するようにしたものである。 すなわち、本発明はカーボン燃焼用の加熱気体
を、流量(Nm3/min)をy軸、酸素濃度(Vol
%)をx軸としてグラフ化したとき、y=1.12
−0.290logexおよびy=0.532−0.229logexの各
曲線とy=0.1、x=0.5、x=21の各直線で囲ま
れる領域内の点に設定して送給することにより、
カーボン微粒子が燃焼しても通気性耐熱部材の内
部温度をコージエライト質のハニカム構造体が損
傷されるおそれのない950℃以下に保持させるこ
とができるようにした点に特徴がある。以下、本
発明を図示の実施例について説明する。 (実施例) 1はコージエライト質の多孔質セラミツク材料
よりなるフイルター本体で、該フイルター本体1
に多数ハニカム状に配設されている孔は一端を閉
塞部3aとした孔2aと他端を閉塞部3bとした
孔2bとよりなり、孔2a,2bは交互に配列さ
れて各孔2a,2bの各隔壁4が濾過層を形成し
ている。そして、このセラミツクハニカムフイル
ターは直径118mm、長さ152mm、隔壁厚0.30mm、孔
の密度32個/cm2、一端からみた開口率34.5%のも
ので、排ガス通路5内に取付けられ、該排ガス通
路5のガス入口側には内燃機関への配管より分岐
させて図示しない加熱気体供給装置が設けられて
いる。このような排ガス通路5において、通気性
耐熱部材としてのセラミツクハニカムフイルター
に捕集されたカーボン微粒子を第1表に示す条件
で加熱気体の強制的な送給による燃焼除去を行つ
た再生テストを示せば下表のとおりである。
部材の再生法に関するものである。 (従来の技術) デイーゼルエンジン等の内燃機関から排出され
る排ガス中には多量のカーボン微粒子が含まれて
いるため、公害対策上から排ガス通路内にはセラ
ミツク多孔体、セラミツクハニカムフイルター
類、セラミツクフアイバー、金属繊維や発泡状金
属体等の通気性耐熱部材を設けたカーボン浄化装
置が取付けられているが、この種のカーボン浄化
装置ではエンジン出力の低下を避けるために、通
気性耐熱部材に捕集されたカーボン微粒子をとき
どき除去して再生する必要がある。ところが通気
性耐熱部材の再生を加熱気体の強制送給により行
う場合、加熱気体の温度をカーボン着火温度より
若干高い600℃前後としても、カーボン微粒子が
急激に燃焼して通気性耐熱部材が1000℃以上、条
件によつては1400℃以上になり、通気性耐熱部材
に溶損や破壊が生ずる。このため上記通気性耐熱
部材の昇温が、燃焼カーボン微粒子量と関係する
ことに着目して通気性耐熱部材へのカーボン微粒
子堆積量が少ないうちに燃焼除去する試みもなさ
れているが、この場合は燃焼再生回数が増すた
め、相対的に燃焼用エネルギーの多消費となるう
えに頻繁に再生のための燃焼を繰返すと通気性耐
熱部材の耐久性に問題が生じ、また、カーボン微
粒子の堆積量を多くできないため、カーボン微粒
子発生量の多い排ガス系への適用が困難となる等
の欠点を有している。 (発明の構成) 本発明は前記のような欠点を解消する目的の下
に完成された排ガス通路内に設けられる通気性耐
熱部材の再生法に関するもので、排ガス通路内に
設けられた排ガス浄化用のコージエライト質のハ
ニカム構造体からなる通気性耐熱部材に排ガス中
のカーボン微粒子が所定量捕集されたとき、この
通気性耐熱部材にカーボン燃焼用の加熱気体を強
制的に送給してカーボン微粒子を燃焼除去するに
あたり、その加熱気体の流量と酸素濃度を、流量
(Nm3/min)をy軸、酸素濃度(Vol %)をx
軸としたグラフにおいて、y=1.12−0.290logex
およびy=0.532−0.229logexの各曲線とy=
0.1、x=0.5、x=21の各直線で囲まれる領域内
の点に設定して送給することを特徴とするもので
ある。 本発明において使用される通気性耐熱部材は自
動車や船のデイーゼルエンジン等の内燃機関の排
ガス通路内に設けられてカーボン微粒子を捕集す
るためのもので、コージエライト質のハニカム構
造体からなるものである。(なおコージエライト
については、JIS R 2001:耐火物用語に規定さ
れている。)この通気性耐熱部材には排ガス中の
カーボン微粒子が捕集されるので、カーボン微粒
子が所定量捕集されたときには、排ガス通路内の
排ガスの流れを分岐路側に切換えて一時的にカー
ボン微粒子の捕集されている通気性耐熱部材への
流れを遮断し、この通気性耐熱部材に捕集された
カーボン微粒子を短時間のうちに除去して通気性
耐熱部材を再生する必要が生ずる。しかして、こ
のカーボン微粒子の除去は排ガス通路の入口側に
設けた加熱装置によりカーボン微粒子の着火温度
以上に加熱されて強制的に送給されるカーボン燃
焼用の加熱気体をもつて行うこととなるが、カー
ボン微粒子の着火温度以上に加熱されたこの加熱
気体の送給によつて該カーボン微粒子の燃焼を行
うと、通常は前記加熱気体の温度を通気性耐熱部
材の溶融温度より遥かに低く設定しておいた場合
でもカーボン微粒子の燃焼炎によつて通気性耐熱
部材が異常高温化し、通気性耐熱部材が破損温度
や溶損温度に達するおそれがある。そこで、本発
明はカーボン微粒子の燃焼に伴う温度上昇が加熱
気体の流量および酸素濃度と密接な関係にあるこ
とに着目し、加熱気体の流量および酸素濃度を特
定の領域内の点に設定することによりカーボン微
粒子が燃焼しても通気性耐熱部材内の最高到達温
度を該通気性耐熱部材の破損或いは溶損温度以下
に保持するようにしたものである。 すなわち、本発明はカーボン燃焼用の加熱気体
を、流量(Nm3/min)をy軸、酸素濃度(Vol
%)をx軸としてグラフ化したとき、y=1.12
−0.290logexおよびy=0.532−0.229logexの各
曲線とy=0.1、x=0.5、x=21の各直線で囲ま
れる領域内の点に設定して送給することにより、
カーボン微粒子が燃焼しても通気性耐熱部材の内
部温度をコージエライト質のハニカム構造体が損
傷されるおそれのない950℃以下に保持させるこ
とができるようにした点に特徴がある。以下、本
発明を図示の実施例について説明する。 (実施例) 1はコージエライト質の多孔質セラミツク材料
よりなるフイルター本体で、該フイルター本体1
に多数ハニカム状に配設されている孔は一端を閉
塞部3aとした孔2aと他端を閉塞部3bとした
孔2bとよりなり、孔2a,2bは交互に配列さ
れて各孔2a,2bの各隔壁4が濾過層を形成し
ている。そして、このセラミツクハニカムフイル
ターは直径118mm、長さ152mm、隔壁厚0.30mm、孔
の密度32個/cm2、一端からみた開口率34.5%のも
ので、排ガス通路5内に取付けられ、該排ガス通
路5のガス入口側には内燃機関への配管より分岐
させて図示しない加熱気体供給装置が設けられて
いる。このような排ガス通路5において、通気性
耐熱部材としてのセラミツクハニカムフイルター
に捕集されたカーボン微粒子を第1表に示す条件
で加熱気体の強制的な送給による燃焼除去を行つ
た再生テストを示せば下表のとおりである。
【表】
上表において通気性耐熱部材に破損や溶損なく
8分間で45%以上の再生効率をもつて再生できた
場合をグラフに示せば第3図のとおりであつて、
強制的に送給される加熱気体の流量および酸素濃
度を前記した範囲内の点に設定すれば、通気性耐
熱部材の破損や溶損なく効率的に再生を行えるこ
とが確認できる。なお、カーボン微粒子の燃焼開
始温度は、通気性耐熱部材に触媒が用いられてい
るかどうかによつて異なるが、触媒がない場合は
通常550℃前後であるため、加熱気体温度として
は約550℃以上となる。しかしながら、650℃を越
えると流量および酸素濃度の制御範囲が小さくな
り、このためには制御装置が複雑となるばかりで
なく、このような装置を自動車用のエンジンに設
けることは経済的でなく、さらに650℃以上に気
体を加熱することはエネルギー消費の観点から好
ましくないので、カーボン燃焼用の加熱気体の温
度は550℃〜650℃が実用的である。 このように本発明は加熱気体の流量と酸素濃度
との関係を一定範囲内に設定したことを必須条件
とするものであるが、この範囲はカーボン微粒子
の捕集量、加熱時間、エンジンの運転状態等に依
存しない。即ち、実施例に示すようなカーボン微
粒子が多量の場合にもカーボン微粒子の燃焼伝播
はゆつくりとしたものであり、その多寡はカーボ
ン微粒子の安定燃焼ができる範囲に大きい影響を
与えない。更に加熱時間はカーボン微粒子の燃焼
量には影響するものの、発生温度(燃焼速度)に
は影響を与えない。また本発明は通気性耐熱部材
の安全な再生条件に関するものであり、その条件
を安定的に得る手段に関するものではないが、エ
ンジン排ガスをバイパスさせることによつて、エ
ンジンの運転状態の影響を完全に避けることがで
きる。 本発明においては、前記の範囲を定めるにあた
り、8分間で45%以上の再生効率が得られる範囲
を基準とした。その理由は次の通りである。 即ち、現在一般に使用されている自動車用のデ
イーゼルエンジンは2〜3の排気量のものが
普通であり、これに対する通気性耐熱部材である
フイルターの大きさ1.7〜2.5となる。そしてこ
れに付着するカーボン微粒子の量は15〜30g程度
となることが分かつている。このようなカーボン
微粒子を燃焼して通気性耐熱部材を再生するに
は、できるだけ短時間で燃焼を完了させたいので
あるが、そのためにあまり燃焼を激しく行わせる
と通気性耐熱部材が高温に耐えられず損傷してし
まう。また逆にあまり長時間かかつて燃焼再生を
行わせると、再生中は排気ガスがバイパスを通つ
てそのまま排出されてしまうためにカーボン微粒
子が大気中に多量の放出されて排ガス公害を招く
のみならず、再生のために余分の燃料を消費する
こととなる。 従つて再生に許容される時間は自ずから定まる
ものであり、各自動車メーカーとも再生を8分で
完了することを性能評価の際の共通の基準として
いる。なおここで8分という時間が決定されたの
は、一般にデイーゼルエンジンはガソリンエンジ
ンに比較して約20%程度燃費が優れているのであ
るが、走行中に自動的に行われる再生に8分以上
を要すると、このデイーゼルエンジンの優位性が
失われるおそれがあるためである。 また再生効率を45%以上としたのは、再生効率
がこれ以下では、燃え残つたカーボン微粒子のた
め特に燃え難い外周部の堆積密度が再生の繰り返
しによつて次第に高くなり、やがてその高密度と
なつた外周部のカーボン微粒子が過度の温度上昇
を示し、フイルターの溶損を招くおそれがあるた
めであり、この数値はやはり各自動車メーカーに
おける性能評価の際の共通の基準とされているも
のである。以上の理由により、本発明では8分間
で45%以上の再生効率を得ることを基準としたの
である。 なお、このグラフで示された範囲を上方に外れ
るとカーボン微粒子の燃焼時の発生温度がコージ
エライト質のハニカム構造対からなる通気性耐熱
部材の限界損傷温度を越え、逆にこのグラフで示
された範囲を下方に外れると45%以上の再生効率
が得られなくなる。また酸素濃度21%は大気中の
酸素濃度を示し、酸素濃度0.5%はカーボン微粒
子の燃焼限界を示している。従つて、この範囲内
が再生によるエネルギー消費と通気性耐熱部材の
損傷防止の観点から好ましい範囲である。 (発明の効果) 本発明は前記の説明から明らかなように、カー
ボン微粒子が捕集された排ガス通路内の通気性耐
熱部材を再生するに際し、カーボン微粒子燃焼用
の加熱気体の流量および酸素濃度を所定範囲内の
点に設定することにより急激な燃焼をなくしたの
で、多量にカーボン微粒子を捕集した通気性耐熱
部材でも十分な再生効率を確保することができる
うえ、再生時に通気性耐熱部材の溶損や破損が生
ずることがない。このため本発明の通気性耐熱部
材の再生法によれば、大幅に燃焼再生周期を長く
することができて燃焼再生のためのエネルギー効
率や通気性耐熱部材の耐久性の面における効果は
極めて大きく、カーボン微粒子の排出量の多い排
気系への適用も拡大できるなど多くの利点を有す
る。よつて本発明は従来の問題を解消した排ガス
通路内に設けられる通気性耐熱部材の再生法とし
て、産業の発展に寄与するところ極めて大なもの
である。
8分間で45%以上の再生効率をもつて再生できた
場合をグラフに示せば第3図のとおりであつて、
強制的に送給される加熱気体の流量および酸素濃
度を前記した範囲内の点に設定すれば、通気性耐
熱部材の破損や溶損なく効率的に再生を行えるこ
とが確認できる。なお、カーボン微粒子の燃焼開
始温度は、通気性耐熱部材に触媒が用いられてい
るかどうかによつて異なるが、触媒がない場合は
通常550℃前後であるため、加熱気体温度として
は約550℃以上となる。しかしながら、650℃を越
えると流量および酸素濃度の制御範囲が小さくな
り、このためには制御装置が複雑となるばかりで
なく、このような装置を自動車用のエンジンに設
けることは経済的でなく、さらに650℃以上に気
体を加熱することはエネルギー消費の観点から好
ましくないので、カーボン燃焼用の加熱気体の温
度は550℃〜650℃が実用的である。 このように本発明は加熱気体の流量と酸素濃度
との関係を一定範囲内に設定したことを必須条件
とするものであるが、この範囲はカーボン微粒子
の捕集量、加熱時間、エンジンの運転状態等に依
存しない。即ち、実施例に示すようなカーボン微
粒子が多量の場合にもカーボン微粒子の燃焼伝播
はゆつくりとしたものであり、その多寡はカーボ
ン微粒子の安定燃焼ができる範囲に大きい影響を
与えない。更に加熱時間はカーボン微粒子の燃焼
量には影響するものの、発生温度(燃焼速度)に
は影響を与えない。また本発明は通気性耐熱部材
の安全な再生条件に関するものであり、その条件
を安定的に得る手段に関するものではないが、エ
ンジン排ガスをバイパスさせることによつて、エ
ンジンの運転状態の影響を完全に避けることがで
きる。 本発明においては、前記の範囲を定めるにあた
り、8分間で45%以上の再生効率が得られる範囲
を基準とした。その理由は次の通りである。 即ち、現在一般に使用されている自動車用のデ
イーゼルエンジンは2〜3の排気量のものが
普通であり、これに対する通気性耐熱部材である
フイルターの大きさ1.7〜2.5となる。そしてこ
れに付着するカーボン微粒子の量は15〜30g程度
となることが分かつている。このようなカーボン
微粒子を燃焼して通気性耐熱部材を再生するに
は、できるだけ短時間で燃焼を完了させたいので
あるが、そのためにあまり燃焼を激しく行わせる
と通気性耐熱部材が高温に耐えられず損傷してし
まう。また逆にあまり長時間かかつて燃焼再生を
行わせると、再生中は排気ガスがバイパスを通つ
てそのまま排出されてしまうためにカーボン微粒
子が大気中に多量の放出されて排ガス公害を招く
のみならず、再生のために余分の燃料を消費する
こととなる。 従つて再生に許容される時間は自ずから定まる
ものであり、各自動車メーカーとも再生を8分で
完了することを性能評価の際の共通の基準として
いる。なおここで8分という時間が決定されたの
は、一般にデイーゼルエンジンはガソリンエンジ
ンに比較して約20%程度燃費が優れているのであ
るが、走行中に自動的に行われる再生に8分以上
を要すると、このデイーゼルエンジンの優位性が
失われるおそれがあるためである。 また再生効率を45%以上としたのは、再生効率
がこれ以下では、燃え残つたカーボン微粒子のた
め特に燃え難い外周部の堆積密度が再生の繰り返
しによつて次第に高くなり、やがてその高密度と
なつた外周部のカーボン微粒子が過度の温度上昇
を示し、フイルターの溶損を招くおそれがあるた
めであり、この数値はやはり各自動車メーカーに
おける性能評価の際の共通の基準とされているも
のである。以上の理由により、本発明では8分間
で45%以上の再生効率を得ることを基準としたの
である。 なお、このグラフで示された範囲を上方に外れ
るとカーボン微粒子の燃焼時の発生温度がコージ
エライト質のハニカム構造対からなる通気性耐熱
部材の限界損傷温度を越え、逆にこのグラフで示
された範囲を下方に外れると45%以上の再生効率
が得られなくなる。また酸素濃度21%は大気中の
酸素濃度を示し、酸素濃度0.5%はカーボン微粒
子の燃焼限界を示している。従つて、この範囲内
が再生によるエネルギー消費と通気性耐熱部材の
損傷防止の観点から好ましい範囲である。 (発明の効果) 本発明は前記の説明から明らかなように、カー
ボン微粒子が捕集された排ガス通路内の通気性耐
熱部材を再生するに際し、カーボン微粒子燃焼用
の加熱気体の流量および酸素濃度を所定範囲内の
点に設定することにより急激な燃焼をなくしたの
で、多量にカーボン微粒子を捕集した通気性耐熱
部材でも十分な再生効率を確保することができる
うえ、再生時に通気性耐熱部材の溶損や破損が生
ずることがない。このため本発明の通気性耐熱部
材の再生法によれば、大幅に燃焼再生周期を長く
することができて燃焼再生のためのエネルギー効
率や通気性耐熱部材の耐久性の面における効果は
極めて大きく、カーボン微粒子の排出量の多い排
気系への適用も拡大できるなど多くの利点を有す
る。よつて本発明は従来の問題を解消した排ガス
通路内に設けられる通気性耐熱部材の再生法とし
て、産業の発展に寄与するところ極めて大なもの
である。
第1図は本発明方法に使用される装置の要部を
示す一部切欠正面図、第2図は本発明方法に使用
される通気性耐熱部材としてのセラミツクハニカ
ムフイルターの縦断側面図、第3図は本発明の実
施例において得られた燃焼空気の流量と酸素濃度
との関係を示すグラフである。 1:フイルター本体、5:排ガス通路。
示す一部切欠正面図、第2図は本発明方法に使用
される通気性耐熱部材としてのセラミツクハニカ
ムフイルターの縦断側面図、第3図は本発明の実
施例において得られた燃焼空気の流量と酸素濃度
との関係を示すグラフである。 1:フイルター本体、5:排ガス通路。
Claims (1)
- 1 排ガス通路内に設けられた排ガス浄化用のコ
ージエライト質のハニカム構造体からなる通気性
耐熱部材に排ガス中のカーボン微粒子が所定量捕
集されたとき、この通気性耐熱部材にカーボン燃
焼用の加熱気体を強制的に送給してカーボン微粒
子を燃焼除去するにあたり、その加熱気体の流量
と酸素濃度を、流量(Nm3/min)をy軸、酸素
濃度(Vol %)をx軸としたグラフにおいて、
y=1.12−0.290logeXおよびy=0.532−
0.229loge Xの各曲線とy=0.1、x=0.5、x=
21の各直線で囲まれる領域内の点に設定して送給
することを特徴とする排ガス通路内に設けられる
通気性耐熱部材の再生法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57114746A JPS595821A (ja) | 1982-07-01 | 1982-07-01 | 排ガス通路内に設けられる通気性耐熱部材の再生法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57114746A JPS595821A (ja) | 1982-07-01 | 1982-07-01 | 排ガス通路内に設けられる通気性耐熱部材の再生法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS595821A JPS595821A (ja) | 1984-01-12 |
| JPH0375731B2 true JPH0375731B2 (ja) | 1991-12-03 |
Family
ID=14645625
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57114746A Granted JPS595821A (ja) | 1982-07-01 | 1982-07-01 | 排ガス通路内に設けられる通気性耐熱部材の再生法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS595821A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0512580Y2 (ja) * | 1985-12-24 | 1993-03-31 | ||
| JP4496939B2 (ja) * | 2003-12-08 | 2010-07-07 | 日産自動車株式会社 | 排気浄化装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5412029A (en) * | 1977-06-30 | 1979-01-29 | Texaco Development Corp | Smoke filter |
-
1982
- 1982-07-01 JP JP57114746A patent/JPS595821A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS595821A (ja) | 1984-01-12 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4934142A (en) | Exhaust emission control device for a diesel engine | |
| EP1348843B1 (en) | Ceramic honeycomb filter and exhaust gas-cleaning method | |
| JPH09222009A (ja) | 内燃機関の排気微粒子浄化装置 | |
| US7841170B2 (en) | Regeneration of diesel particulate filters | |
| JPH07332065A (ja) | 内燃機関の排気微粒子浄化装置 | |
| JPH08232639A (ja) | 集塵装置 | |
| JPH0375731B2 (ja) | ||
| JPH07127434A (ja) | ディーゼルパティキュレートフィルタ | |
| JP4655662B2 (ja) | 内燃機関の排気浄化装置 | |
| JP3067365B2 (ja) | 内燃機関の排気浄化装置 | |
| JP3064322B2 (ja) | 内燃機関の排気浄化装置 | |
| JPH08170522A (ja) | ディーゼル機関排ガス浄化装置 | |
| WO1997024516A1 (en) | Device for removing particulate materials from exhaust gas of diesel vehicles | |
| JP2966839B1 (ja) | 黒煙除去装置 | |
| JP6658211B2 (ja) | 排気浄化装置 | |
| JP3807121B2 (ja) | 排気ガス浄化装置 | |
| JPH1030429A (ja) | 排気黒煙除去装置の微粒子焼却方法及びフィルタ構造 | |
| KR100479654B1 (ko) | 디젤차량의 매연정화시스템 및 이를 이용한 이상연소방지방법 | |
| JP2000130153A (ja) | フィルタ再生方法及び排気浄化装置 | |
| JP2539105B2 (ja) | ス―ト除去フィルタ―の再生方法 | |
| KR100464624B1 (ko) | 경유매연 정화용 필터의 재생시점 조절방법 및 그 장치 | |
| KR960000438B1 (ko) | 디젤매연의 제거방법 및 그 장치 | |
| JP4363074B2 (ja) | 排気ガス浄化システム | |
| JPH05163930A (ja) | 内燃機関の排気浄化装置 | |
| JPH04298625A (ja) | 内燃機関用フィルタ再生装置 |