JPH0376201B2 - - Google Patents
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- JPH0376201B2 JPH0376201B2 JP16694983A JP16694983A JPH0376201B2 JP H0376201 B2 JPH0376201 B2 JP H0376201B2 JP 16694983 A JP16694983 A JP 16694983A JP 16694983 A JP16694983 A JP 16694983A JP H0376201 B2 JPH0376201 B2 JP H0376201B2
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Landscapes
- Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
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Description
[産業上の利用分野]
本発明は、ジルコニア粉末を用いてかみそりの
刃を製造する方法に関するものである。 [従来の技術] 本来、市販されているかみそりの刃は、ステン
レス鋼材より作られているが、このステンレス刃
より切れ味の耐久性を向上させるため、錆びない
硬度の高い靭性のあるセラミツクでかみそりの刃
を作ることが好ましい。 かみそりの刃の材料となるセラミツクについて
は、アルミナ、ジルコニア、金属複合セラミツク
および単結晶アルミナ等がある。これらのセラミ
ツクについてかみそりの刃の材料としての適性に
ついて検討を行なつた結果は、次の第1表のとお
りである。
刃を製造する方法に関するものである。 [従来の技術] 本来、市販されているかみそりの刃は、ステン
レス鋼材より作られているが、このステンレス刃
より切れ味の耐久性を向上させるため、錆びない
硬度の高い靭性のあるセラミツクでかみそりの刃
を作ることが好ましい。 かみそりの刃の材料となるセラミツクについて
は、アルミナ、ジルコニア、金属複合セラミツク
および単結晶アルミナ等がある。これらのセラミ
ツクについてかみそりの刃の材料としての適性に
ついて検討を行なつた結果は、次の第1表のとお
りである。
【表】
刃付状態の良さでは、単結晶アルミナとジルコ
ニアが最も良好で、単結晶アルミナとジルコニア
と比較した場合、靭性の点でジルコニアが優れて
いる。なお、ジルコニア成形材料としては、ジル
コニアのほか、ジルコニアを主成分とし、これに
酸化カルシウム、酸化マグネシウム、酸化セリウ
ムやアルミナ等を加えた二成分系、三成分系のも
のも用いることができる。 このジルコニアを用いてかみそりの刃を製造す
る場合に、もつとも重要なことは次の条件が満た
されていることである。即ち、薄板性、高密
度性、均質性、経済性、量産性である。 かみそり素材は、出来る限り薄くする必要があ
る。それは刃付研磨時間を短縮し、量産性を高め
るためである。又、高密度性、均質性については
刃付する上で最も重要なポイントとなる。高密度
性にバラツキが有ると、刃先の直線性が得られず
波を打ち、切れ味を悪くするものである。又、経
済性と量産性は工業製品として必要なポイントと
なる。 これらの要因を含めてカミソリ素材板の製造法
について検討してみると、板製造法として、鋳込
成形(Slip Cast)と圧密成形(Consolidation
Cast)が最も適性があると思われるが、これら
と、その他の方法を比較すると次の第2表の如く
である。
ニアが最も良好で、単結晶アルミナとジルコニア
と比較した場合、靭性の点でジルコニアが優れて
いる。なお、ジルコニア成形材料としては、ジル
コニアのほか、ジルコニアを主成分とし、これに
酸化カルシウム、酸化マグネシウム、酸化セリウ
ムやアルミナ等を加えた二成分系、三成分系のも
のも用いることができる。 このジルコニアを用いてかみそりの刃を製造す
る場合に、もつとも重要なことは次の条件が満た
されていることである。即ち、薄板性、高密
度性、均質性、経済性、量産性である。 かみそり素材は、出来る限り薄くする必要があ
る。それは刃付研磨時間を短縮し、量産性を高め
るためである。又、高密度性、均質性については
刃付する上で最も重要なポイントとなる。高密度
性にバラツキが有ると、刃先の直線性が得られず
波を打ち、切れ味を悪くするものである。又、経
済性と量産性は工業製品として必要なポイントと
なる。 これらの要因を含めてカミソリ素材板の製造法
について検討してみると、板製造法として、鋳込
成形(Slip Cast)と圧密成形(Consolidation
Cast)が最も適性があると思われるが、これら
と、その他の方法を比較すると次の第2表の如く
である。
【表】
鋳込みでは薄板性並びに均質性が、圧密では均
質性が劣り、その代り生産性には見るべきものが
ある。一方、静水圧法あるいはホツトプレス法で
は品質的には問題はないが、経済性(量産性)が
ひどく見劣りする。このような事情によりジルコ
ニウムによるかみそりの刃が工業化されなかつ
た。 [発明が解決しようとする課題] さきに、本願発明者の一人は、セラミツクスの
成形法として、造形性、型から脱型のための保形
性、高密度、均質性および経済性に優れた流動圧
密成形法を発明し、特開昭60−30312号(特願昭
58−136845号)として出願したが、この成形法が
ジルコニア・液体系複合成形材料を用いたかみそ
りの刃の成形に適用出来ることを見出し、圧密成
形法における均質化の問題点を解決することに成
功した。 [課題を解決するための手段] 本発明方法によれば、ジルコニア・液体系複合
成形材料を一旦流動状態下において、液体的性質
を発揮させ得る状態下で、かみそりの刃状に造形
し、次に該造形体を流動出来ない状態下に閉じこ
めることにより固体的性質を発揮させ得る状態下
に置き、改めて圧密を行い均質化を計つた後、脱
型、焼成及び刃付することを特徴とするかみそり
の刃の製造方法が提供される。 本発明方法に適用されるジルコニア・液体系複
合成形材料の1例を示すと、ジルコニア粉体
(Zr2O3、純度98.0%、平均粒径20μm)、液体とし
て水道水を使用し、揺変性賦与助剤としてPVA
飽和溶液を用いその使用量を粉体量に対して0.1
重量%となるように調整し、またCMCを0.0重量
%及び液々エマルジヨン(商品名マクセロン)を
0.2重量%添加し、混練したものに、添加水量と
して2〜7(一例として)重量%添加したものを
挙げることができる。この調整後の坏土は流動圧
密成形に対して充分の特性を有する。 すなわち、上記調整坏土は例えば0.5cm/secよ
り充分遅い変形速度下ではクリープ変形(匍匐変
形、液体としての流動変形)を行ない得るが0.5
cm/secよりも充分速い変形速度下では塑性変形
を行なう特殊な力学的性質を有している。 次に流動圧密成形法による成形法を説明する。
ジルコニア調整坏土を用い、第1図に示すような
成形型の外筒4内の上部内筒1と下部内筒2の間
に坏土3を挿入し、外筒4を上下に移動調整し、
外筒に放射状に設けられた6つの細孔5が坏土柱
の中間位置に来るようにする。先ず、坏土柱が充
分遅い変形速度でクリープ変形するように上部内
筒を下降させ、坏土を流動圧密する。 このクリープ変形により坏土の一部は細孔をと
おして系外に排出される。このとき、外筒を例え
ば0.1回転/分の速度で回転させるようにして、
坏土の排出を円周方向に均一化することができ
る。 坏土3の厚みが第2図に示すように所定厚みと
なつたとき、上部内筒の下降を止めて流動変形を
停止する。次に、外筒4を上部位置に移動させ、
坏土排出が行われない状態下に成形体を閉じ込
め、充分速い速度で上部内筒を押し下げ、第3図
に示すように坏土が塑性圧密成形を受けるように
する。 この際、粉体間に充填された液分の不均一性が
圧密変形により解消され、均質化された成形体が
得られる。外筒を下げ、上部内筒を引き上げて成
形体を取り出す。 このようにして流動圧密成形法によつて得られ
たジルコニア成形体はかみそりの刃用成形体とし
て相応しい特性を備えている。すなわち、 薄板性 0.1mm厚まで可能である。通常は0.5
mmである。 高密度性 焼成後の理論密度6.3の99%程度
まで密度を上げることができる。 均質性 圧密成形、CIP成形、HP成形製品
を凌駕する値が得られる。 、 経済性、量産性を充分満足する。 以下、本発明を実施例により具体的に説明す
る。 [実施例] 微粉ジルコニア(ZrO2純度99.00%)100モルに
イツトリア(Y2O3)3モルを混合し、これに0.1
重量%CMC、0.1重量%PVA、液・液エマルジヨ
ン(商品名マクセロン)0.2重量%を加え、水2
〜3重量%となるように添加し、充分に混和し成
形原料とした。 これを水平断面30mm×20mm長方形状の成形型中
に挿入し、第1図に示すようにセツトした。 次いで、坏土3がクリープ変形を発揮できるよ
うな変形速度(0.01cm/sec)で上部内筒を押下
げ、坏土柱が所定厚みの0.5mmとなつたとき、下
降を中止させた。次いで第3図に示すように成形
枠をセツトし直した上で、坏土が充分固体として
振舞える速い変形速度(1.0cm/sec)で再圧密
し、斯くすることによつて粉体間に充填された含
有水分の偏りを無くして、均質度の向上を計つ
た。 上述の操作は、脱気および外気の侵入を防止す
るため、真空下で行われた。脱型は支障なく行わ
れ、脱型後のシラ地は、1600℃、2時間焼成さ
れ、かみそりの素材が得られた。 この0.5mmの薄板を次のような研磨工程で刃付
を行なつた。 1 ダイヤモンド砥石 #180 2 同 砥粒 #500 3 同 砥粒 #3000 4 ダイヤモンドペースト 0.5μm この研磨工程により得られたかみそりの切れ測
定を行なつた。測定機器は第4図に示すように、
20cmの間隔で設けた滑車6間にナイロン糸7を張
り、糸の両端にそれぞれ100grの重錘8を取付け、
かみそりの刃9をモーターで一定速度で降下さ
せ、糸の切れた位置を糸水準線からの距離mmで表
示する。この距離はメジヤー10で読み取られ
る。この数値が小さいほど切れ味がよいことを意
味する。なお、測定は10枚の刃について行ない、
その平均値を求めた。比較のため、ジルコニアを
鋳込成形法で成形し、実施例と同様に焼成および
刃付を行なつたもの、および市販ステンレスかみ
そりの刃についても測定を行なつた。結果を第3
表に示す。 第3表の結果から判断すると、流動圧密成形に
よるジルコニアかみそりの刃は、市販ステンレス
刃と同等の切れ数値を示し、鋳込み成形によるか
みそりの刃はかなり劣る切れ数値を示している。
質性が劣り、その代り生産性には見るべきものが
ある。一方、静水圧法あるいはホツトプレス法で
は品質的には問題はないが、経済性(量産性)が
ひどく見劣りする。このような事情によりジルコ
ニウムによるかみそりの刃が工業化されなかつ
た。 [発明が解決しようとする課題] さきに、本願発明者の一人は、セラミツクスの
成形法として、造形性、型から脱型のための保形
性、高密度、均質性および経済性に優れた流動圧
密成形法を発明し、特開昭60−30312号(特願昭
58−136845号)として出願したが、この成形法が
ジルコニア・液体系複合成形材料を用いたかみそ
りの刃の成形に適用出来ることを見出し、圧密成
形法における均質化の問題点を解決することに成
功した。 [課題を解決するための手段] 本発明方法によれば、ジルコニア・液体系複合
成形材料を一旦流動状態下において、液体的性質
を発揮させ得る状態下で、かみそりの刃状に造形
し、次に該造形体を流動出来ない状態下に閉じこ
めることにより固体的性質を発揮させ得る状態下
に置き、改めて圧密を行い均質化を計つた後、脱
型、焼成及び刃付することを特徴とするかみそり
の刃の製造方法が提供される。 本発明方法に適用されるジルコニア・液体系複
合成形材料の1例を示すと、ジルコニア粉体
(Zr2O3、純度98.0%、平均粒径20μm)、液体とし
て水道水を使用し、揺変性賦与助剤としてPVA
飽和溶液を用いその使用量を粉体量に対して0.1
重量%となるように調整し、またCMCを0.0重量
%及び液々エマルジヨン(商品名マクセロン)を
0.2重量%添加し、混練したものに、添加水量と
して2〜7(一例として)重量%添加したものを
挙げることができる。この調整後の坏土は流動圧
密成形に対して充分の特性を有する。 すなわち、上記調整坏土は例えば0.5cm/secよ
り充分遅い変形速度下ではクリープ変形(匍匐変
形、液体としての流動変形)を行ない得るが0.5
cm/secよりも充分速い変形速度下では塑性変形
を行なう特殊な力学的性質を有している。 次に流動圧密成形法による成形法を説明する。
ジルコニア調整坏土を用い、第1図に示すような
成形型の外筒4内の上部内筒1と下部内筒2の間
に坏土3を挿入し、外筒4を上下に移動調整し、
外筒に放射状に設けられた6つの細孔5が坏土柱
の中間位置に来るようにする。先ず、坏土柱が充
分遅い変形速度でクリープ変形するように上部内
筒を下降させ、坏土を流動圧密する。 このクリープ変形により坏土の一部は細孔をと
おして系外に排出される。このとき、外筒を例え
ば0.1回転/分の速度で回転させるようにして、
坏土の排出を円周方向に均一化することができ
る。 坏土3の厚みが第2図に示すように所定厚みと
なつたとき、上部内筒の下降を止めて流動変形を
停止する。次に、外筒4を上部位置に移動させ、
坏土排出が行われない状態下に成形体を閉じ込
め、充分速い速度で上部内筒を押し下げ、第3図
に示すように坏土が塑性圧密成形を受けるように
する。 この際、粉体間に充填された液分の不均一性が
圧密変形により解消され、均質化された成形体が
得られる。外筒を下げ、上部内筒を引き上げて成
形体を取り出す。 このようにして流動圧密成形法によつて得られ
たジルコニア成形体はかみそりの刃用成形体とし
て相応しい特性を備えている。すなわち、 薄板性 0.1mm厚まで可能である。通常は0.5
mmである。 高密度性 焼成後の理論密度6.3の99%程度
まで密度を上げることができる。 均質性 圧密成形、CIP成形、HP成形製品
を凌駕する値が得られる。 、 経済性、量産性を充分満足する。 以下、本発明を実施例により具体的に説明す
る。 [実施例] 微粉ジルコニア(ZrO2純度99.00%)100モルに
イツトリア(Y2O3)3モルを混合し、これに0.1
重量%CMC、0.1重量%PVA、液・液エマルジヨ
ン(商品名マクセロン)0.2重量%を加え、水2
〜3重量%となるように添加し、充分に混和し成
形原料とした。 これを水平断面30mm×20mm長方形状の成形型中
に挿入し、第1図に示すようにセツトした。 次いで、坏土3がクリープ変形を発揮できるよ
うな変形速度(0.01cm/sec)で上部内筒を押下
げ、坏土柱が所定厚みの0.5mmとなつたとき、下
降を中止させた。次いで第3図に示すように成形
枠をセツトし直した上で、坏土が充分固体として
振舞える速い変形速度(1.0cm/sec)で再圧密
し、斯くすることによつて粉体間に充填された含
有水分の偏りを無くして、均質度の向上を計つ
た。 上述の操作は、脱気および外気の侵入を防止す
るため、真空下で行われた。脱型は支障なく行わ
れ、脱型後のシラ地は、1600℃、2時間焼成さ
れ、かみそりの素材が得られた。 この0.5mmの薄板を次のような研磨工程で刃付
を行なつた。 1 ダイヤモンド砥石 #180 2 同 砥粒 #500 3 同 砥粒 #3000 4 ダイヤモンドペースト 0.5μm この研磨工程により得られたかみそりの切れ測
定を行なつた。測定機器は第4図に示すように、
20cmの間隔で設けた滑車6間にナイロン糸7を張
り、糸の両端にそれぞれ100grの重錘8を取付け、
かみそりの刃9をモーターで一定速度で降下さ
せ、糸の切れた位置を糸水準線からの距離mmで表
示する。この距離はメジヤー10で読み取られ
る。この数値が小さいほど切れ味がよいことを意
味する。なお、測定は10枚の刃について行ない、
その平均値を求めた。比較のため、ジルコニアを
鋳込成形法で成形し、実施例と同様に焼成および
刃付を行なつたもの、および市販ステンレスかみ
そりの刃についても測定を行なつた。結果を第3
表に示す。 第3表の結果から判断すると、流動圧密成形に
よるジルコニアかみそりの刃は、市販ステンレス
刃と同等の切れ数値を示し、鋳込み成形によるか
みそりの刃はかなり劣る切れ数値を示している。
【表】
[発明の効果]
本発明方法によれば、切り味がよく、錆びず、
かつ薄刃のジルコニアによるかみそりの刃が量産
されるので、経済性に優れた高品質のかみそりの
刃を提供することが可能となる。
かつ薄刃のジルコニアによるかみそりの刃が量産
されるので、経済性に優れた高品質のかみそりの
刃を提供することが可能となる。
第1図ないし第3図は流動圧密成形に用いた成
形型の縦断面を示し、第4図はかみそりの刃の切
れ味の測定装置の概略構造を示す説明図である。 1……上部内筒、2……下部内筒、3……坏
土、4……外筒、5……細孔、6……滑車、7…
…ナイロン糸、8……重錘、9……かみそりの
刃、10……メジヤー。
形型の縦断面を示し、第4図はかみそりの刃の切
れ味の測定装置の概略構造を示す説明図である。 1……上部内筒、2……下部内筒、3……坏
土、4……外筒、5……細孔、6……滑車、7…
…ナイロン糸、8……重錘、9……かみそりの
刃、10……メジヤー。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ジルコニア・液体系複合成形材料を一旦流動
状態下において、液体的性質を発揮させ得る状態
下で、かみそりの刃状に造形し、次に該造形体を
流動できない状態下に閉じ込めることにより固体
的性質を発揮させ得る状態下に置き、改めて圧密
を行い均質化を計つた後、脱型、焼成及び刃付す
ることを特徴とするかみそりの刃の製造方法。 2 切刃を片面研磨刃もしくは両面研磨刃に研磨
することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
のかみそりの刃の製造方法。 3 切刃の上及び/又は付近に被覆を施すことを
特徴とする特許請求の範囲第2項記載のかみそり
の刃の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16694983A JPS6058805A (ja) | 1983-09-10 | 1983-09-10 | かみそりの刃の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16694983A JPS6058805A (ja) | 1983-09-10 | 1983-09-10 | かみそりの刃の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6058805A JPS6058805A (ja) | 1985-04-05 |
| JPH0376201B2 true JPH0376201B2 (ja) | 1991-12-04 |
Family
ID=15840616
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16694983A Granted JPS6058805A (ja) | 1983-09-10 | 1983-09-10 | かみそりの刃の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6058805A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5056227A (en) * | 1990-03-19 | 1991-10-15 | The Gillette Company | Razor blade technology |
| US5121660A (en) * | 1990-03-19 | 1992-06-16 | The Gillette Company | Razor blade technology |
| US5048191A (en) * | 1990-06-08 | 1991-09-17 | The Gillette Company | Razor blade technology |
| JPH0586242U (ja) * | 1991-01-16 | 1993-11-22 | 富士夫 谷口 | アップダウンミラー |
-
1983
- 1983-09-10 JP JP16694983A patent/JPS6058805A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6058805A (ja) | 1985-04-05 |
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