JPH037634Y2 - - Google Patents
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- JPH037634Y2 JPH037634Y2 JP11728788U JP11728788U JPH037634Y2 JP H037634 Y2 JPH037634 Y2 JP H037634Y2 JP 11728788 U JP11728788 U JP 11728788U JP 11728788 U JP11728788 U JP 11728788U JP H037634 Y2 JPH037634 Y2 JP H037634Y2
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- JP
- Japan
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- pulley
- fixed
- shaft
- ring
- outer race
- Prior art date
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Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、可変プーリの可動シエイブを固定シ
エイブに接離させて1対の回転軸間の回転変速比
を切り換えるようにしたプーリ式(ベルト式)の
無段変速機において、両回転軸間の動力伝達を遮
断させるクラツチ構造に関し、特に、両シエイブ
間のベルト溝底部にクラツチ用ベアリングを備え
たものに関するものである。
エイブに接離させて1対の回転軸間の回転変速比
を切り換えるようにしたプーリ式(ベルト式)の
無段変速機において、両回転軸間の動力伝達を遮
断させるクラツチ構造に関し、特に、両シエイブ
間のベルト溝底部にクラツチ用ベアリングを備え
たものに関するものである。
(従来の技術)
従来より、この種のプーリ式無段変速機は、例
えば農業機械や車両における変速装置等、比較的
低負荷の動力伝達系に広く採用されている。そし
て、この変速機は、基本的に、互いに平行に配置
された1対の回転軸の少なくとも一方に取り付け
られた可変プーリを有し、該可変プーリは、例え
ば実公昭43−1961号公報に開示されるように、回
転軸に回転一体にかつ摺動不能に固定された固定
シエイブと、回転軸に回転一体にかつ摺動可能に
支持され、上記固定シエイブとの間に断面V字状
のベルト溝を形成する可動シエイブとからなり、
可動シエイブを固定シエイブに対し接離させてプ
ーリ径(ベルト溝の有効半径)を変化させること
により、両回転軸間の変速比を低速状態ないし高
速状態に切り換えるようにしたものである。
えば農業機械や車両における変速装置等、比較的
低負荷の動力伝達系に広く採用されている。そし
て、この変速機は、基本的に、互いに平行に配置
された1対の回転軸の少なくとも一方に取り付け
られた可変プーリを有し、該可変プーリは、例え
ば実公昭43−1961号公報に開示されるように、回
転軸に回転一体にかつ摺動不能に固定された固定
シエイブと、回転軸に回転一体にかつ摺動可能に
支持され、上記固定シエイブとの間に断面V字状
のベルト溝を形成する可動シエイブとからなり、
可動シエイブを固定シエイブに対し接離させてプ
ーリ径(ベルト溝の有効半径)を変化させること
により、両回転軸間の変速比を低速状態ないし高
速状態に切り換えるようにしたものである。
ところで、こうしたプーリ式無段変速機におい
て、両回転軸間の動力伝達を遮断するためのクラ
ツチとして、従来、可変プーリの両シエイブ間の
ベルト溝底部における回転軸上にベアリングを取
り付け、ニユートラル状態で、可動シエイブが固
定シエイブから最も離れたときには、ベルトを両
シエイブからベアリングのアウタレース上に乗り
移らせることにより、そのベアリングのアウタ及
びインナレース間の相対回転によつて回転軸とベ
ルトとの駆動連結を遮断して、両回転軸間の動力
伝達を遮断するようにしたものが知られている。
て、両回転軸間の動力伝達を遮断するためのクラ
ツチとして、従来、可変プーリの両シエイブ間の
ベルト溝底部における回転軸上にベアリングを取
り付け、ニユートラル状態で、可動シエイブが固
定シエイブから最も離れたときには、ベルトを両
シエイブからベアリングのアウタレース上に乗り
移らせることにより、そのベアリングのアウタ及
びインナレース間の相対回転によつて回転軸とベ
ルトとの駆動連結を遮断して、両回転軸間の動力
伝達を遮断するようにしたものが知られている。
(考案が解決しようとする課題)
そして、上記ニユートラル状態で、ベルトがベ
アリング外周に乗つたときに、ベルトを固定シエ
イブ側高さが高くなるように傾けると、ベルトと
固定シエイブとの接触面積が小さくなり、ベルト
の可変プーリへの連れ回りを抑えていわゆるクラ
ツチ切れを確実に得ることができる。その場合、
上記ベアリング上に乗つたベルトを傾斜させる構
造として、ベアリングのアウタレース外周面自体
をテーパ状にする構造、或いはアウタレース外周
に、外周がテーパ状に加工された円錐台状のリン
グを外嵌して固定する構造等が考えられる。
アリング外周に乗つたときに、ベルトを固定シエ
イブ側高さが高くなるように傾けると、ベルトと
固定シエイブとの接触面積が小さくなり、ベルト
の可変プーリへの連れ回りを抑えていわゆるクラ
ツチ切れを確実に得ることができる。その場合、
上記ベアリング上に乗つたベルトを傾斜させる構
造として、ベアリングのアウタレース外周面自体
をテーパ状にする構造、或いはアウタレース外周
に、外周がテーパ状に加工された円錐台状のリン
グを外嵌して固定する構造等が考えられる。
しかし、これらの構造では、ベアリングのアウ
タレース又はリングの外周をテーパ加工せねばな
らず、その形状が特殊であり、高価となるのは避
けられ得ない。
タレース又はリングの外周をテーパ加工せねばな
らず、その形状が特殊であり、高価となるのは避
けられ得ない。
本考案は斯かる諸点に鑑みてなされたもので、
その目的は、クラツチとして上記したベアリング
を採用する場合において、通常のベアリングを使
用しながらニユートラル状態でベルトを傾斜でき
るようにし、よつてニユートラル状態でのベルト
の連れ回りを安価で簡単な構造で防ぎ得るように
することにある。
その目的は、クラツチとして上記したベアリング
を採用する場合において、通常のベアリングを使
用しながらニユートラル状態でベルトを傾斜でき
るようにし、よつてニユートラル状態でのベルト
の連れ回りを安価で簡単な構造で防ぎ得るように
することにある。
(課題を解決するための手段)
上記目的を達成するために、本考案の解決手段
は、ベアリングのアウタレース外周において可変
プーリの固定シエイブ寄りにリングを外嵌合状態
で一体的に取り付ける。
は、ベアリングのアウタレース外周において可変
プーリの固定シエイブ寄りにリングを外嵌合状態
で一体的に取り付ける。
すなわち、具体的には、本考案は、互いに平行
に配置された1対の回転軸の少なくとも一方に設
けられてなり、該一方の回転軸に回転一体にかつ
摺動不能に固定された固定シエイブと、該回転軸
に回転一体にかつ摺動可能に支持され、上記固定
シエイブとの間に断面V字状のベルト溝を形成す
る可動シエイブとからなる可変プーリを備えると
ともに、上記可動シエイブを固定シエイブに対し
接離させてプーリ径を変化させる変速切換機構を
備え、上記可変プーリのプーリ径の変更により両
回転軸間の変速比を低速状態ないし高速状態に切
り換えるようにしたプーリ式無段変速機が前提で
ある。
に配置された1対の回転軸の少なくとも一方に設
けられてなり、該一方の回転軸に回転一体にかつ
摺動不能に固定された固定シエイブと、該回転軸
に回転一体にかつ摺動可能に支持され、上記固定
シエイブとの間に断面V字状のベルト溝を形成す
る可動シエイブとからなる可変プーリを備えると
ともに、上記可動シエイブを固定シエイブに対し
接離させてプーリ径を変化させる変速切換機構を
備え、上記可変プーリのプーリ径の変更により両
回転軸間の変速比を低速状態ないし高速状態に切
り換えるようにしたプーリ式無段変速機が前提で
ある。
そして、この変速機において、上記両シエイブ
間のベルト溝底部における回転軸上に、回転軸に
対して回転可能のアウタレースを有するベアリン
グを回転一体に取り付け、該ベアリングのアウタ
レース外周には上記固定シエイブ寄りに、アウタ
レースの幅よりも狭くかつ該アウタレース外周面
よりも突出するリングを取り付ける。
間のベルト溝底部における回転軸上に、回転軸に
対して回転可能のアウタレースを有するベアリン
グを回転一体に取り付け、該ベアリングのアウタ
レース外周には上記固定シエイブ寄りに、アウタ
レースの幅よりも狭くかつ該アウタレース外周面
よりも突出するリングを取り付ける。
また、リングを外れることなく確実にベアリン
グに固定できるようにするために、ベアリングの
アウタレース外周において可変プーリの固定シエ
イブ寄りにリング溝を形成する。一方、リングは
円周方向の一箇所が切断されたスナツプリング状
のものとし、このリングを上記リング溝に嵌合す
ることでアウタレースに固定する。
グに固定できるようにするために、ベアリングの
アウタレース外周において可変プーリの固定シエ
イブ寄りにリング溝を形成する。一方、リングは
円周方向の一箇所が切断されたスナツプリング状
のものとし、このリングを上記リング溝に嵌合す
ることでアウタレースに固定する。
(作用)
上記の構成により、本考案では、可変プーリの
可動シエイブが固定シエイブから最も離れて変速
機がニユートラル状態になると、それまで両シエ
イブ上にあつたベルトは該両シエイブからベルト
溝底部におけるベアリングのアウタレース上に乗
り移り、このベアリングの回転遮断作用によつて
ベルトと回転軸との駆動連結が遮断されて、両回
転軸間の動力伝達が遮断されたニユートラル状態
となる。
可動シエイブが固定シエイブから最も離れて変速
機がニユートラル状態になると、それまで両シエ
イブ上にあつたベルトは該両シエイブからベルト
溝底部におけるベアリングのアウタレース上に乗
り移り、このベアリングの回転遮断作用によつて
ベルトと回転軸との駆動連結が遮断されて、両回
転軸間の動力伝達が遮断されたニユートラル状態
となる。
その場合、上記ベアリングのアウタレース外周
面には、可変プーリの固定シエイブ寄りにアウタ
レース外周面よりも突出するリングが取り付けら
れているので、ベルトがベアリング外周に乗つた
状態では、該ベルトは固定シエイブ側高さが高く
なるように傾き、ベルトと固定シエイブとの接触
面積が小さくなり、このことによりベルトの可変
プーリへの連れ回りが抑えられてクラツチ切れを
確実に得ることができる。
面には、可変プーリの固定シエイブ寄りにアウタ
レース外周面よりも突出するリングが取り付けら
れているので、ベルトがベアリング外周に乗つた
状態では、該ベルトは固定シエイブ側高さが高く
なるように傾き、ベルトと固定シエイブとの接触
面積が小さくなり、このことによりベルトの可変
プーリへの連れ回りが抑えられてクラツチ切れを
確実に得ることができる。
また、ベアリング外周の一部にリングを固定す
る構造であるので、構造が極めて簡単で、しかも
安価に製作することができる。
る構造であるので、構造が極めて簡単で、しかも
安価に製作することができる。
そして、ベアリングのアウタレース外周におい
て可変プーリの固定シエイブ寄りにリング溝を形
成し、該リング溝に円周方向の一箇所が切断され
たスナツプリング状のリングを嵌合して、リング
をアウタレースに固定する構造とすると、リング
がベアリングのリング溝に係合状態で固定される
ので、リングがベアリングから外れ難くなり、よ
つてリングを確実にベアリングに固定することが
できる。
て可変プーリの固定シエイブ寄りにリング溝を形
成し、該リング溝に円周方向の一箇所が切断され
たスナツプリング状のリングを嵌合して、リング
をアウタレースに固定する構造とすると、リング
がベアリングのリング溝に係合状態で固定される
ので、リングがベアリングから外れ難くなり、よ
つてリングを確実にベアリングに固定することが
できる。
(実施例)
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
第1図において、1はエンジンの出力軸であつ
て、この出力軸1上に本考案における一方の回転
軸としての円筒状の駆動軸4が回転一体に取り付
けられている。すなわち、駆動軸4の内部には中
心孔4aが貫通形成され、該中心孔4aの一端寄
り(図で右端寄り)には他の部分よりも大径の拡
大部4bが形成されている。また、中心孔4aの
一端にはリング状の止め金3が嵌装されており、
駆動軸4の中心孔4aにその他端側(図で左端
側)からエンジンの出力軸1を挿通し、駆動軸4
の一端部に止め金3を挿入して、その止め金3を
介して締結ボルト2を出力軸1端部に螺合締結す
ることにより、駆動軸4をエンジン出力軸1に回
転一体に取り付けるようにしている。
て、この出力軸1上に本考案における一方の回転
軸としての円筒状の駆動軸4が回転一体に取り付
けられている。すなわち、駆動軸4の内部には中
心孔4aが貫通形成され、該中心孔4aの一端寄
り(図で右端寄り)には他の部分よりも大径の拡
大部4bが形成されている。また、中心孔4aの
一端にはリング状の止め金3が嵌装されており、
駆動軸4の中心孔4aにその他端側(図で左端
側)からエンジンの出力軸1を挿通し、駆動軸4
の一端部に止め金3を挿入して、その止め金3を
介して締結ボルト2を出力軸1端部に螺合締結す
ることにより、駆動軸4をエンジン出力軸1に回
転一体に取り付けるようにしている。
上記駆動軸4の他端部には可変プーリからなる
駆動プーリ5が取り付けられている。この駆動プ
ーリ5は、駆動軸4の一端に同心状に回転一体に
かつ摺動不能に固定されたフランジ状の固定シエ
イブ6と、駆動軸4上にボス部7aにて回転一体
にかつ摺動可能に支持され、上記固定シエイブ6
との間に断面V字状のベルト溝8を形成するフラ
ンジ状の可動シエイブ7とからなる。上記固定シ
エイブ6とボス部6aには駆動軸4の中心孔4a
と同径の中心孔6bが形成されていて、固定シエ
イブ6は駆動軸4端部に両中心孔4a,6aを面
一として一体に接合されている。
駆動プーリ5が取り付けられている。この駆動プ
ーリ5は、駆動軸4の一端に同心状に回転一体に
かつ摺動不能に固定されたフランジ状の固定シエ
イブ6と、駆動軸4上にボス部7aにて回転一体
にかつ摺動可能に支持され、上記固定シエイブ6
との間に断面V字状のベルト溝8を形成するフラ
ンジ状の可動シエイブ7とからなる。上記固定シ
エイブ6とボス部6aには駆動軸4の中心孔4a
と同径の中心孔6bが形成されていて、固定シエ
イブ6は駆動軸4端部に両中心孔4a,6aを面
一として一体に接合されている。
一方、上記可動シエイブ7のボス部7a内周に
は、その円周方向の1箇所にボス部7aの全体に
亘つて駆動軸4の軸心と平行に延びる有底の係合
溝9が切欠き形成されている。また、駆動軸4に
おいてその中心孔4aの拡大部4bに対応する部
分には駆動軸4内外を貫通するピン嵌合孔11が
形成され、該ピン嵌合孔11にはピン10がその
外端を駆動軸4外側に突出せしめた状態で圧入に
より嵌合固定されている。よつて駆動軸4の外周
にはピン10が突設されている。そして、このピ
ン10の先端部には上記可動シエイブ7の係合溝
9内を転動するローラ12が回転自在に支持され
ており、このローラ12の係合溝9内での転動に
より、可動シエイブ7が駆動軸4上に回転一体に
かつ摺動可能に支持されている。
は、その円周方向の1箇所にボス部7aの全体に
亘つて駆動軸4の軸心と平行に延びる有底の係合
溝9が切欠き形成されている。また、駆動軸4に
おいてその中心孔4aの拡大部4bに対応する部
分には駆動軸4内外を貫通するピン嵌合孔11が
形成され、該ピン嵌合孔11にはピン10がその
外端を駆動軸4外側に突出せしめた状態で圧入に
より嵌合固定されている。よつて駆動軸4の外周
にはピン10が突設されている。そして、このピ
ン10の先端部には上記可動シエイブ7の係合溝
9内を転動するローラ12が回転自在に支持され
ており、このローラ12の係合溝9内での転動に
より、可動シエイブ7が駆動軸4上に回転一体に
かつ摺動可能に支持されている。
上記可動シエイブ7のボス部7aの周りには固
定シエイブ6との反対側にカム面13aを有する
円筒状のカム13が配設され、該カム13はベア
リング27によりボス部7a外周に対し回転可能
にかつ軸方向に移動一体に連結されている。ま
た、カム13の外周には操作レバー14が回動一
体に取り付けられている。一方、上記駆動軸4の
一端部とその中心孔4aに嵌合された止め金3と
の間にはベアリング15のインナレース15aが
回転一体に挟圧固定され、該ベアリング15のア
ウタレース15bには所定の固定体16にアーム
17を介して連結固定したローラ取付台18が一
体的に固定されている。このローラ取付台18の
外周にはその半径方向に延びる複数のテーパピン
19,19,…が円周方向に等間隔をあけて取り
付けられ、該各ピン19にはローラ取付台18か
らの突出部に上記カム13のカム面13aに当接
するカム用ローラ20が回転自在に支持されてい
る。そして、上記カム13、カム用ローラ20,
20,…等により、操作レバー14の切換操作に
応じて、カム13を可動シエイブ7のボス部7a
周りに回動させて、そのカム面13a上でカム用
ローラ20,20,…を転動させることにより、
可動シエイブ7を軸方向に移動させて固定シエイ
ブ6に対し接離させ、そのベルト溝8の有効半径
つまり駆動プーリ5のプーリ径を可変とするよう
にした変速切換機構28が構成されている。
定シエイブ6との反対側にカム面13aを有する
円筒状のカム13が配設され、該カム13はベア
リング27によりボス部7a外周に対し回転可能
にかつ軸方向に移動一体に連結されている。ま
た、カム13の外周には操作レバー14が回動一
体に取り付けられている。一方、上記駆動軸4の
一端部とその中心孔4aに嵌合された止め金3と
の間にはベアリング15のインナレース15aが
回転一体に挟圧固定され、該ベアリング15のア
ウタレース15bには所定の固定体16にアーム
17を介して連結固定したローラ取付台18が一
体的に固定されている。このローラ取付台18の
外周にはその半径方向に延びる複数のテーパピン
19,19,…が円周方向に等間隔をあけて取り
付けられ、該各ピン19にはローラ取付台18か
らの突出部に上記カム13のカム面13aに当接
するカム用ローラ20が回転自在に支持されてい
る。そして、上記カム13、カム用ローラ20,
20,…等により、操作レバー14の切換操作に
応じて、カム13を可動シエイブ7のボス部7a
周りに回動させて、そのカム面13a上でカム用
ローラ20,20,…を転動させることにより、
可動シエイブ7を軸方向に移動させて固定シエイ
ブ6に対し接離させ、そのベルト溝8の有効半径
つまり駆動プーリ5のプーリ径を可変とするよう
にした変速切換機構28が構成されている。
また、上記駆動プーリ5の両シエイブ6,7間
のベルト溝8底部における駆動軸4上には所定幅
のベアリング21が支持され、該ベアリング21
は駆動軸4と一体に回転するインナレース21a
と、該インナレース21aにボール21b,21
b,…の転動によつて回転自在に外嵌合されたア
ウタレース21cとからなる。このアウタレース
21c外周には固定シエイブ6寄りにリング溝2
1dが円周方向に沿つて形成され、該リング溝2
1dには、第5図に示す如く円周方向の途中で一
箇所が切断されかつアウタレース21cよりも幅
が狭いスナツプリング状のリング23がその外周
をアウタレース21c外周から所定高さだけ突出
させた状態で嵌合されている。
のベルト溝8底部における駆動軸4上には所定幅
のベアリング21が支持され、該ベアリング21
は駆動軸4と一体に回転するインナレース21a
と、該インナレース21aにボール21b,21
b,…の転動によつて回転自在に外嵌合されたア
ウタレース21cとからなる。このアウタレース
21c外周には固定シエイブ6寄りにリング溝2
1dが円周方向に沿つて形成され、該リング溝2
1dには、第5図に示す如く円周方向の途中で一
箇所が切断されかつアウタレース21cよりも幅
が狭いスナツプリング状のリング23がその外周
をアウタレース21c外周から所定高さだけ突出
させた状態で嵌合されている。
さらに、図示しないが、上記駆動軸4の側方に
は他方の回転軸としての従動軸が駆動軸4と平行
に配置され、該従動軸にはベルト溝を有する固定
プーリからなる従動プーリが取り付けられてい
る。そして、上記駆動プーリ5のベルト溝8を従
動プーリのベルト溝との間にはテンシヨンプーリ
(図示せず)によつて張力が付与されたVベルト
22が巻き掛けられており、操作レバー14の操
作により駆動プーリ5の可動シエイブ7を固定シ
エイブ6に対し接離させて、駆動プーリ5のプー
リ径を変化させることにより、駆動軸4及び従動
軸間の変速比を低速状態ないし高速状態に切り換
え、第1図で左側の仮想線にて示す如く、駆動プ
ーリ5の可動シエイブ7を固定シエイブ6に接近
させて高速位置Hiに位置付けたときには、駆動
プーリ5のプーリ径を従動プーリのプーリ径より
も大きくすることにより、駆動軸4の回転を増速
して従動軸に伝達する高速状態とする。また、図
で実線にて示す如く、駆動プーリ5の可動シエイ
ブ7を固定シエイブ6から離隔させて低速位置
Loに位置付けたときには、駆動プーリ5のプー
リ径を従動プーリよりも小さくすることにより、
駆動軸4の回転を減速して従動軸に伝達する低速
状態とする。さらに、図で右側の仮想線にて示す
ように、駆動プーリ5の可動シエイブ7を、上記
駆動プーリ5の低速状態に対応する低速位置Lo
から高速状態に対応する高速位置Hiと反対側
(図で右側)に移動させ、固定シエイブ6から最
も離隔させてニユートラル位置Nに位置付けたと
きには、駆動プーリ5の両シエイブ6,7間の間
隔を最大にし、ベルト溝8のVベルト22を両シ
エイブ6,7からベルト溝8底部にあるベアリン
グ21のアウタレース21c上に乗り移らせて、
駆動軸4とVベルト22との間の駆動連結を遮断
することにより、駆動軸4の回転の従動軸への動
力伝達を遮断するニユートラル状態とするように
構成されている。
は他方の回転軸としての従動軸が駆動軸4と平行
に配置され、該従動軸にはベルト溝を有する固定
プーリからなる従動プーリが取り付けられてい
る。そして、上記駆動プーリ5のベルト溝8を従
動プーリのベルト溝との間にはテンシヨンプーリ
(図示せず)によつて張力が付与されたVベルト
22が巻き掛けられており、操作レバー14の操
作により駆動プーリ5の可動シエイブ7を固定シ
エイブ6に対し接離させて、駆動プーリ5のプー
リ径を変化させることにより、駆動軸4及び従動
軸間の変速比を低速状態ないし高速状態に切り換
え、第1図で左側の仮想線にて示す如く、駆動プ
ーリ5の可動シエイブ7を固定シエイブ6に接近
させて高速位置Hiに位置付けたときには、駆動
プーリ5のプーリ径を従動プーリのプーリ径より
も大きくすることにより、駆動軸4の回転を増速
して従動軸に伝達する高速状態とする。また、図
で実線にて示す如く、駆動プーリ5の可動シエイ
ブ7を固定シエイブ6から離隔させて低速位置
Loに位置付けたときには、駆動プーリ5のプー
リ径を従動プーリよりも小さくすることにより、
駆動軸4の回転を減速して従動軸に伝達する低速
状態とする。さらに、図で右側の仮想線にて示す
ように、駆動プーリ5の可動シエイブ7を、上記
駆動プーリ5の低速状態に対応する低速位置Lo
から高速状態に対応する高速位置Hiと反対側
(図で右側)に移動させ、固定シエイブ6から最
も離隔させてニユートラル位置Nに位置付けたと
きには、駆動プーリ5の両シエイブ6,7間の間
隔を最大にし、ベルト溝8のVベルト22を両シ
エイブ6,7からベルト溝8底部にあるベアリン
グ21のアウタレース21c上に乗り移らせて、
駆動軸4とVベルト22との間の駆動連結を遮断
することにより、駆動軸4の回転の従動軸への動
力伝達を遮断するニユートラル状態とするように
構成されている。
また、第2図に示す如く、上記駆動軸4の外周
面においてピン10の周辺部は平坦面4cに形成
されていて、該平坦面4cにローラ12の内端部
を摺接させるようになされている。
面においてピン10の周辺部は平坦面4cに形成
されていて、該平坦面4cにローラ12の内端部
を摺接させるようになされている。
さらに、第2図及び第3図に示すように、可動
シエイブ7の係合溝9において、駆動軸4に対す
る駆動トルクの作用により駆動軸4が可動シエイ
ブ7に対し相対回動するときにローラ12に当接
する側面には、その固定シエイブ6側の端部に、
該固定シエイブ6側に向かつて駆動軸4の可動シ
エイブ7に対する相対回転方向に向かいかつ係合
溝9の長さ方向に対し所定角度θ(0<θ≦45゜)
で傾斜する傾斜面24が形成されており、第4図
に示す如く、駆動プーリ5のニユートラル状態で
可動シエイブ7を駆動軸4に対し相対回転させる
ように駆動軸4に駆動トルクが作用したときに、
ローラ12により傾斜面24を押圧して、その押
圧力Fの軸方向の分力Wにより、可動シエイブ7
を固定シエイブ6から離れる方向、つまり高速側
から低速側に向かう方向に移動させるようになさ
れている。
シエイブ7の係合溝9において、駆動軸4に対す
る駆動トルクの作用により駆動軸4が可動シエイ
ブ7に対し相対回動するときにローラ12に当接
する側面には、その固定シエイブ6側の端部に、
該固定シエイブ6側に向かつて駆動軸4の可動シ
エイブ7に対する相対回転方向に向かいかつ係合
溝9の長さ方向に対し所定角度θ(0<θ≦45゜)
で傾斜する傾斜面24が形成されており、第4図
に示す如く、駆動プーリ5のニユートラル状態で
可動シエイブ7を駆動軸4に対し相対回転させる
ように駆動軸4に駆動トルクが作用したときに、
ローラ12により傾斜面24を押圧して、その押
圧力Fの軸方向の分力Wにより、可動シエイブ7
を固定シエイブ6から離れる方向、つまり高速側
から低速側に向かう方向に移動させるようになさ
れている。
尚、第1図中、25,26は可動シエイブ7の
ボス部7a両端と駆動軸4との間に配設された金
属製のシールリングで、係合溝9内に封入した潤
滑用グリース洩れ及び係合溝9内へのダストの侵
入を防止するものである。
ボス部7a両端と駆動軸4との間に配設された金
属製のシールリングで、係合溝9内に封入した潤
滑用グリース洩れ及び係合溝9内へのダストの侵
入を防止するものである。
したがつて、上記実施例においては、駆動軸4
及び従動軸間の変速比を切り換える場合、操作レ
バー14の切換操作によりカム13を可動シエイ
ブ7のボス部7a周りに回動させて、そのカム面
13a上でカム用ローラ20,20,…を転動さ
せ、可動シエイブ7を軸方向に移動させて固定シ
エイブ6に対し接離させる。例えば高速状態とす
るときには、第1図で仮想線にて示すように可動
シエイブ7を固定シエイブ6に近付けると、駆動
プーリ5のプーリ径が従動プーリのプーリ径より
も大きくなり、このことにより、駆動軸4の回転
が増速されて従動軸に伝達される。また、低速状
態とするときには、同図で実線にて示すように駆
動プーリ5の可動シエイブ7を固定シエイブ6か
ら離すと、駆動プーリ5のプーリ径が従動プーリ
よりも小さくなり、駆動軸4の回転が減速されて
従動軸に伝達される。
及び従動軸間の変速比を切り換える場合、操作レ
バー14の切換操作によりカム13を可動シエイ
ブ7のボス部7a周りに回動させて、そのカム面
13a上でカム用ローラ20,20,…を転動さ
せ、可動シエイブ7を軸方向に移動させて固定シ
エイブ6に対し接離させる。例えば高速状態とす
るときには、第1図で仮想線にて示すように可動
シエイブ7を固定シエイブ6に近付けると、駆動
プーリ5のプーリ径が従動プーリのプーリ径より
も大きくなり、このことにより、駆動軸4の回転
が増速されて従動軸に伝達される。また、低速状
態とするときには、同図で実線にて示すように駆
動プーリ5の可動シエイブ7を固定シエイブ6か
ら離すと、駆動プーリ5のプーリ径が従動プーリ
よりも小さくなり、駆動軸4の回転が減速されて
従動軸に伝達される。
さらに、駆動軸4及び従動軸間の動力伝達を遮
断するニユートラル状態とする場合には、同図で
仮想線にて示すように、駆動プーリ5の可動シエ
イブ7を固定シエイブ6から最大に離隔させる。
この可動シエイブ7の移動に伴い、それまで両シ
エイブ6,7間に挟持されていたVベルト22が
両シエイブ6,7間にあるベアリング21のアウ
タレース21c上に乗り移り、このことにより、
駆動軸4とVベルト22との駆動連結が遮断され
てVベルト22による駆動軸4及び従動軸間の動
力の伝達が遮断される。
断するニユートラル状態とする場合には、同図で
仮想線にて示すように、駆動プーリ5の可動シエ
イブ7を固定シエイブ6から最大に離隔させる。
この可動シエイブ7の移動に伴い、それまで両シ
エイブ6,7間に挟持されていたVベルト22が
両シエイブ6,7間にあるベアリング21のアウ
タレース21c上に乗り移り、このことにより、
駆動軸4とVベルト22との駆動連結が遮断され
てVベルト22による駆動軸4及び従動軸間の動
力の伝達が遮断される。
この場合、上記駆動プーリ5の可動シエイブ7
を駆動軸4上で摺動させると、該可動シエイブ7
の移動に応じ、駆動軸4上のピン10に支持され
たローラ12が係合溝9の側面に接触しながら転
動することとなり、このローラ12の転動により
可動シエイブ7の摺動抵抗を低減でき、切換操作
力を軽減することができる。
を駆動軸4上で摺動させると、該可動シエイブ7
の移動に応じ、駆動軸4上のピン10に支持され
たローラ12が係合溝9の側面に接触しながら転
動することとなり、このローラ12の転動により
可動シエイブ7の摺動抵抗を低減でき、切換操作
力を軽減することができる。
また、上記可動シエイブ7のボス部7a内周に
ボス部7a中心軸方向に沿つて延びる係合溝9が
形成されているため、この係合溝9をボス部7a
内周側から加工すると、ボス部7aの全長を長く
することなく、係合溝9の長さを長くして可動シ
エイブ7の摺動ストロークを大に確保でき、よつ
て駆動プーリ5延いては変速機の大きさをコンパ
クト化することができる。
ボス部7a中心軸方向に沿つて延びる係合溝9が
形成されているため、この係合溝9をボス部7a
内周側から加工すると、ボス部7aの全長を長く
することなく、係合溝9の長さを長くして可動シ
エイブ7の摺動ストロークを大に確保でき、よつ
て駆動プーリ5延いては変速機の大きさをコンパ
クト化することができる。
さらに、駆動軸4の外周面においてピン10の
周辺部が、ローラ12内端部が摺接可能に平坦面
4cに形成されているので、そのピン10周辺部
の駆動軸4の軸心からの高さ位置が低くなり、そ
の分、上記ピン10の長さを短くでき、そのピン
10の剛性を増大させて駆動プーリ5の伝達動力
を増大させることができる。
周辺部が、ローラ12内端部が摺接可能に平坦面
4cに形成されているので、そのピン10周辺部
の駆動軸4の軸心からの高さ位置が低くなり、そ
の分、上記ピン10の長さを短くでき、そのピン
10の剛性を増大させて駆動プーリ5の伝達動力
を増大させることができる。
また、上記ニユートラル状態では、駆動軸4側
のローラ12は可動シエイブ7のボス部7aにお
ける係合溝9の側面端部に形成された傾斜面24
と対応した位置にあり、この状態で駆動軸4に駆
動トルクが作用して可動シエイブ7が駆動軸4に
対し回転の遅れ側方向に相対回転しようとする
と、上記ローラ12が係合溝9の傾斜面24を押
圧することとなる。そして、第4図に示す如く、
そのときにローラ12が傾斜面24を押圧する押
圧力Fの軸方向の分力W(=F・tanθ)により、
可動シエイブ7が固定シエイブ6から離れる方向
(図で右方向)に押される。このため、ニユート
ラル状態で可動シエイブ7が低速位置Loに戻ろ
うとしても、上記ローラ12による傾斜面24の
押圧によりベルト推力を無くすニユートラル状態
に押し戻されることとなり、よつて駆動軸4及び
従動軸間の動力伝達を確実に遮断することができ
る。
のローラ12は可動シエイブ7のボス部7aにお
ける係合溝9の側面端部に形成された傾斜面24
と対応した位置にあり、この状態で駆動軸4に駆
動トルクが作用して可動シエイブ7が駆動軸4に
対し回転の遅れ側方向に相対回転しようとする
と、上記ローラ12が係合溝9の傾斜面24を押
圧することとなる。そして、第4図に示す如く、
そのときにローラ12が傾斜面24を押圧する押
圧力Fの軸方向の分力W(=F・tanθ)により、
可動シエイブ7が固定シエイブ6から離れる方向
(図で右方向)に押される。このため、ニユート
ラル状態で可動シエイブ7が低速位置Loに戻ろ
うとしても、上記ローラ12による傾斜面24の
押圧によりベルト推力を無くすニユートラル状態
に押し戻されることとなり、よつて駆動軸4及び
従動軸間の動力伝達を確実に遮断することができ
る。
しかも、上記ベアリング21のアウタレース2
1c外周には固定シエイブ6寄りにアウタレース
21cよりも突出するリング23が取り付けられ
ているため、Vベルト22がアウタレース21c
上に乗つた状態では、ベルト22は第1図で仮想
線にて示す如く駆動軸4の軸心に対し角度ψだけ
傾くこととなり、それ故、固定シエイブ6との接
触面積が小さくなり、ベルト22のシエイブ6,
7への連れ回りが抑制され、よつて従動軸の回転
を確実に防いで駆動軸4及び従動軸間の動力伝達
をより一層確実に遮断することができる。
1c外周には固定シエイブ6寄りにアウタレース
21cよりも突出するリング23が取り付けられ
ているため、Vベルト22がアウタレース21c
上に乗つた状態では、ベルト22は第1図で仮想
線にて示す如く駆動軸4の軸心に対し角度ψだけ
傾くこととなり、それ故、固定シエイブ6との接
触面積が小さくなり、ベルト22のシエイブ6,
7への連れ回りが抑制され、よつて従動軸の回転
を確実に防いで駆動軸4及び従動軸間の動力伝達
をより一層確実に遮断することができる。
また、ベアリング21外周の一部にリング23
を固定する構造であるので、構造が極めて簡単
で、しかも安価に製作することができる。
を固定する構造であるので、構造が極めて簡単
で、しかも安価に製作することができる。
加えて、ベアリング21のアウタレース21c
外周において駆動プーリ5の固定シエイブ6寄り
にリング溝21dが形成され、該リング溝21d
に円周方向の一箇所が切断されたスナツプリング
状のリング23が嵌合されているので、該リング
23はリング溝21dに係合固定されてアウタレ
ース21cから外れ難くなり、よつてリング23
を確実にベアリング21に固定することができ
る。
外周において駆動プーリ5の固定シエイブ6寄り
にリング溝21dが形成され、該リング溝21d
に円周方向の一箇所が切断されたスナツプリング
状のリング23が嵌合されているので、該リング
23はリング溝21dに係合固定されてアウタレ
ース21cから外れ難くなり、よつてリング23
を確実にベアリング21に固定することができ
る。
尚、上記実施例では、リング23をスナツプリ
ング状として、ベアリング21外周のリング溝2
1dに嵌合固定したが、第6図及び第7図に示す
ように、ベアリング21′の外周に通常のリング
23′を圧入によつて嵌合固定することもできる。
ング状として、ベアリング21外周のリング溝2
1dに嵌合固定したが、第6図及び第7図に示す
ように、ベアリング21′の外周に通常のリング
23′を圧入によつて嵌合固定することもできる。
また、上記実施例では、駆動プーリ5における
可動シエイブ7のボス部7aと駆動軸4とをピン
10、ローラ12及び係合溝9により回転一体に
かつ摺動可能に係合するための係合機構を1つと
して円周方向の1箇所に配設したが、複数の係合
機構を円周方向の複数箇所に等角度間隔で配設す
ることもできる。その場合、駆動軸4と駆動プー
リ5との間が複数のピンによつて係合されること
となるので、両者間で伝達されるトルクを増大さ
せることができ、延いては駆動軸4及び従動軸間
の伝達動力を増大させることができる。また、係
合機構のメインテナンスの際は締結ボルト2及び
止め金3を外して可動シエイブ7が駆動軸4から
取り外されるが、上記の場合、複数のピンが円周
方向に等角度間隔で配置されるため、可動シエイ
ブ7を駆動軸4と同心状に保つて引き出すことが
でき、ピンの片当たりにより傾斜して引つ掛かる
ことはなく、メインテナンスの作業を容易化でき
る利点がある。
可動シエイブ7のボス部7aと駆動軸4とをピン
10、ローラ12及び係合溝9により回転一体に
かつ摺動可能に係合するための係合機構を1つと
して円周方向の1箇所に配設したが、複数の係合
機構を円周方向の複数箇所に等角度間隔で配設す
ることもできる。その場合、駆動軸4と駆動プー
リ5との間が複数のピンによつて係合されること
となるので、両者間で伝達されるトルクを増大さ
せることができ、延いては駆動軸4及び従動軸間
の伝達動力を増大させることができる。また、係
合機構のメインテナンスの際は締結ボルト2及び
止め金3を外して可動シエイブ7が駆動軸4から
取り外されるが、上記の場合、複数のピンが円周
方向に等角度間隔で配置されるため、可動シエイ
ブ7を駆動軸4と同心状に保つて引き出すことが
でき、ピンの片当たりにより傾斜して引つ掛かる
ことはなく、メインテナンスの作業を容易化でき
る利点がある。
また、上記実施例では、可変プーリからなる駆
動プーリ5にその可動シエイブ7を摺動させるた
めのカム13やカム用ローラ20,20,…等か
らなる変速切換機構28を設けて、駆動軸4及び
従動軸間の変速比を切り換えるようにしたが、逆
に、従動プーリを可変プーリで、駆動プーリを固
定プーリでそれぞれ構成して、上記実施例と同様
の変速切換機構を従動プーリ側に配設することも
できる。また、駆動及び従動プーリの双方を可変
プーリで構成して、該駆動又は従動プーリのいず
れか一方に変速切換機構を設けるようにしてもよ
く、いずれの場合でも上記実施例と同様の作用効
果を奏することができる。
動プーリ5にその可動シエイブ7を摺動させるた
めのカム13やカム用ローラ20,20,…等か
らなる変速切換機構28を設けて、駆動軸4及び
従動軸間の変速比を切り換えるようにしたが、逆
に、従動プーリを可変プーリで、駆動プーリを固
定プーリでそれぞれ構成して、上記実施例と同様
の変速切換機構を従動プーリ側に配設することも
できる。また、駆動及び従動プーリの双方を可変
プーリで構成して、該駆動又は従動プーリのいず
れか一方に変速切換機構を設けるようにしてもよ
く、いずれの場合でも上記実施例と同様の作用効
果を奏することができる。
(考案の効果)
以上の如く、本考案によると、プーリ式無段変
速機の可変プーリにおいて、その可動及び固定シ
エイブ間のベルト溝底部における回転軸上にベア
リングを配設し、該ベアリングのアウタレース外
周で上記固定シエイブ寄りに、アウタレースの幅
よりも狭くてその外周面よりも突出するリングを
取り付けたことにより、ニユートラル状態でベア
リングによりベルトと可変プーリとの駆動連結を
遮断した際、ベルトを固定シエイブ側高さが高く
なるように傾斜させて、ベルトと固定シエイブと
の接触面積を小さくし、ベルトの可変プーリへの
連れ回りを抑えてクラツチ切れを確保することが
できるとともに、その効果をベアリング外周の一
部にリングを固定するだけの極めて簡単でかつ安
価な構造で得ることができる。
速機の可変プーリにおいて、その可動及び固定シ
エイブ間のベルト溝底部における回転軸上にベア
リングを配設し、該ベアリングのアウタレース外
周で上記固定シエイブ寄りに、アウタレースの幅
よりも狭くてその外周面よりも突出するリングを
取り付けたことにより、ニユートラル状態でベア
リングによりベルトと可変プーリとの駆動連結を
遮断した際、ベルトを固定シエイブ側高さが高く
なるように傾斜させて、ベルトと固定シエイブと
の接触面積を小さくし、ベルトの可変プーリへの
連れ回りを抑えてクラツチ切れを確保することが
できるとともに、その効果をベアリング外周の一
部にリングを固定するだけの極めて簡単でかつ安
価な構造で得ることができる。
また、上記ベアリングのアウタレース外周にお
いて可変プーリの固定シエイブ寄りにリング溝を
形成し、一方、リングは円周方向の一箇所が切断
されたスナツプリング状のものとして、このリン
グを上記リング溝に嵌合することでアウタレース
に固定する構造とすると、リングがベアリングの
リング溝に係合状態で固定されるので、リングが
ベアリングのアウタレースから外れ難くなり、よ
つてリングを確実にベアリングに固定して上記効
果を安定維持することができる。
いて可変プーリの固定シエイブ寄りにリング溝を
形成し、一方、リングは円周方向の一箇所が切断
されたスナツプリング状のものとして、このリン
グを上記リング溝に嵌合することでアウタレース
に固定する構造とすると、リングがベアリングの
リング溝に係合状態で固定されるので、リングが
ベアリングのアウタレースから外れ難くなり、よ
つてリングを確実にベアリングに固定して上記効
果を安定維持することができる。
図面は本考案の実施例を示し、第1図は無段変
速機の駆動プーリ及び変速切換機構を示す断面
図、第2図は第1図の−線拡大断面図、第3
図は第2図の−線断面図、第4図はニユート
ラル状態での可動シエイブに作用する力を示す
図、第5図はリングの斜視図である。第6図は他
の実施例の要部拡大断面図、第7図は同第5図相
当図である。 4……駆動軸(回転軸)、4c……平坦面、5
……駆動プーリ(可変プーリ)、6……固定シエ
イブ、7……可動シエイブ、7a……ボス部、8
……ベルト溝8、9……係合溝、10……ピン、
12……ローラ、13……カム、20……カム用
ローラ、21,21′……ベアリング、21c,
21c′……アウタレース、21d……リング溝、
22……Vベルト、23,23′……リング、2
4……傾斜面、28……変速切換機構。
速機の駆動プーリ及び変速切換機構を示す断面
図、第2図は第1図の−線拡大断面図、第3
図は第2図の−線断面図、第4図はニユート
ラル状態での可動シエイブに作用する力を示す
図、第5図はリングの斜視図である。第6図は他
の実施例の要部拡大断面図、第7図は同第5図相
当図である。 4……駆動軸(回転軸)、4c……平坦面、5
……駆動プーリ(可変プーリ)、6……固定シエ
イブ、7……可動シエイブ、7a……ボス部、8
……ベルト溝8、9……係合溝、10……ピン、
12……ローラ、13……カム、20……カム用
ローラ、21,21′……ベアリング、21c,
21c′……アウタレース、21d……リング溝、
22……Vベルト、23,23′……リング、2
4……傾斜面、28……変速切換機構。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 互いに平行に配置された1対の回転軸の少な
くとも一方に設けられてなり、該一方の回転軸
に回転一体にかつ摺動不能に固定された固定シ
エイブと、該回転軸に回転一体にかつ摺動可能
に支持され、上記固定シエイブとの間に断面V
字状のベルト溝を形成する可動シエイブとから
なる可変プーリを備えるとともに、上記可動シ
エイブを固定シエイブに対し接離させてプーリ
径を変化させる変速切換機構を備え、上記可変
プーリのプーリ径の変更により両回転軸間の変
速比を低速状態ないし高速状態に切り換えるよ
うにしたプーリ式無段変速機において、上記両
シエイブ間のベルト溝底部における回転軸上に
は、回転軸に対して回転可能のアウタレースを
有するベアリングが回転一体に取り付けられて
いて、該ベアリングのアウタレース外周には上
記固定シエイブ寄りにアウタレースの幅よりも
狭くかつ該アウタレース外周面よりも突出する
リングが取り付けられていることを特徴とする
プーリ式無段変速機のクラツチ構造。 (2) ベアリングのアウタレース外周には可変プー
リの固定シエイブ寄りにリング溝が形成されて
おり、リングは円周方向の一箇所が切断されて
いて、上記リング溝に嵌合されてアウタレース
に固定されている請求項(1)記載のプーリ式無段
変速機のクラツチ構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11728788U JPH037634Y2 (ja) | 1988-09-06 | 1988-09-06 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11728788U JPH037634Y2 (ja) | 1988-09-06 | 1988-09-06 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0238553U JPH0238553U (ja) | 1990-03-14 |
| JPH037634Y2 true JPH037634Y2 (ja) | 1991-02-26 |
Family
ID=31360615
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11728788U Expired JPH037634Y2 (ja) | 1988-09-06 | 1988-09-06 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH037634Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-09-06 JP JP11728788U patent/JPH037634Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0238553U (ja) | 1990-03-14 |
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