JPH0377252A - 微小x線源 - Google Patents
微小x線源Info
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- JPH0377252A JPH0377252A JP1212694A JP21269489A JPH0377252A JP H0377252 A JPH0377252 A JP H0377252A JP 1212694 A JP1212694 A JP 1212694A JP 21269489 A JP21269489 A JP 21269489A JP H0377252 A JPH0377252 A JP H0377252A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、投影型X線顕wi鏡のための微小X線源に関
するものであり、特にX線発生部の大きさが小さいにも
関わらず輝度の高い微小xls源に関するものである。
するものであり、特にX線発生部の大きさが小さいにも
関わらず輝度の高い微小xls源に関するものである。
従来、試料の拡大透過X線像を得る装置として、投影型
X線顕微鏡が知られている。この装置は、第2図の概略
全体構成図に示すように、微小XwA源2を備えており
、この線源2の下には、それに接して試料支持メツシュ
又は支持膜4上に載せた測定試料3が配置され、線源2
から下方半径方向に放射され試料3を透過した発散X線
7を離れた位置で受けて検出するように、フィルム、位
置敏感検出器、蛍光板等の検出器5が配置されている。
X線顕微鏡が知られている。この装置は、第2図の概略
全体構成図に示すように、微小XwA源2を備えており
、この線源2の下には、それに接して試料支持メツシュ
又は支持膜4上に載せた測定試料3が配置され、線源2
から下方半径方向に放射され試料3を透過した発散X線
7を離れた位置で受けて検出するように、フィルム、位
置敏感検出器、蛍光板等の検出器5が配置されている。
線源2、試料3、支持メツシュ又は支持膜4及び検出器
5から成る部分はカメラ部8と呼ばれ、試料3の拡大透
過X線像を検出器5上に投影するものである。
5から成る部分はカメラ部8と呼ばれ、試料3の拡大透
過X線像を検出器5上に投影するものである。
微小X線源2は、X線マイクロアナライザ、走査型電子
顕微鏡、透過型電子顕微鏡の走査像観察装置等の対物レ
ンズ1の焦点位置にX線を発生させたい金属の箔21を
置き、対物レンズlから数10keV−100aVに加
速した電子線6を発射してこの金属箔21に当てて特性
X線を発生させるものである。金属箔21と測定試料3
との配置関係としては、金属箔21に近接して測定試料
3を配置する方法の他に、測定用の試料3上に直接特性
X線を発生させたい金属を蒸着してその膜21を形成し
、その膜21に対して上記と同様にして電子線を当てて
X線を発生させる等の方法が用いられてきた。
顕微鏡、透過型電子顕微鏡の走査像観察装置等の対物レ
ンズ1の焦点位置にX線を発生させたい金属の箔21を
置き、対物レンズlから数10keV−100aVに加
速した電子線6を発射してこの金属箔21に当てて特性
X線を発生させるものである。金属箔21と測定試料3
との配置関係としては、金属箔21に近接して測定試料
3を配置する方法の他に、測定用の試料3上に直接特性
X線を発生させたい金属を蒸着してその膜21を形成し
、その膜21に対して上記と同様にして電子線を当てて
X線を発生させる等の方法が用いられてきた。
第3図の拡大図を用いて、従来の微小X線源2の作用を
説明する。従来の微小X線源2は単一の金属箔又は膜2
1から成り、この表面に加速した電子線6を当てると、
その表面から内部に球の頭部を切り取った形状のX線発
生部9が形成され、その周囲に熱を発生する電子散乱部
10が形成される。このようt単一の金属箔又は膜21
を用いてX線を発生させる方法においては、X線発生部
9の大きさを小さくし、その輝度を上げることが必要で
あるが、これらを両立させることは困難であった。すな
わち、輝度を上げるためには単位面積当りの電子ビーム
を多くするか、その加速電圧を上げればよい。しかしな
がら、電子ビームを多く流すと、それを当てた部分の温
度が上昇して熱的に損傷を受けやすく、動作中に金属箔
や膜が溶解して穴があいたり、変形したりしやすい。他
方、加速電圧を上げるとX線発生部9が広がってしまう
。また、電子線6を金属箔又は膜21に当てた時に発生
する反射電子が対物レンズ、絞り、構造材籾等に当たり
、X線や二次電子を発生させ、信号のバックグラウンド
や雑音要因となる。
説明する。従来の微小X線源2は単一の金属箔又は膜2
1から成り、この表面に加速した電子線6を当てると、
その表面から内部に球の頭部を切り取った形状のX線発
生部9が形成され、その周囲に熱を発生する電子散乱部
10が形成される。このようt単一の金属箔又は膜21
を用いてX線を発生させる方法においては、X線発生部
9の大きさを小さくし、その輝度を上げることが必要で
あるが、これらを両立させることは困難であった。すな
わち、輝度を上げるためには単位面積当りの電子ビーム
を多くするか、その加速電圧を上げればよい。しかしな
がら、電子ビームを多く流すと、それを当てた部分の温
度が上昇して熱的に損傷を受けやすく、動作中に金属箔
や膜が溶解して穴があいたり、変形したりしやすい。他
方、加速電圧を上げるとX線発生部9が広がってしまう
。また、電子線6を金属箔又は膜21に当てた時に発生
する反射電子が対物レンズ、絞り、構造材籾等に当たり
、X線や二次電子を発生させ、信号のバックグラウンド
や雑音要因となる。
さらに、−次電子が、対物レンズ近傍に設置されている
絞りを通過する際に発生するX線は、X線発生用金属箔
又は膜2Iを通過し、ここで発生するX線と混ざって投
影像の中心部に別の投影像を形成するため、投影像に使
用不能個所が生じる。
絞りを通過する際に発生するX線は、X線発生用金属箔
又は膜2Iを通過し、ここで発生するX線と混ざって投
影像の中心部に別の投影像を形成するため、投影像に使
用不能個所が生じる。
また、従来の方法では、Xi7は、電子ビーム6の進行
方向にしか取り出せない。
方向にしか取り出せない。
すなわち、従来、微小X線源は、金属箔や蒸着薄膜とし
て単一純金属を用いるので、微小X線源として望まれる
、耐熱性に優れ、高輝度で、微小であり、反射電子、透
過電子がなく、特性X線、連続X線、バックグラウンド
、雑音の分離が良く、多方向に取り出せ、また、エネル
ギー(波長)選択が可能で、発生源の大きさや輝度、位
置を可変にでき、かつ、再現性が良い等の要件を同時に
満たすことはできず、良好な微小X線源として確立され
たものはなかった。そのため、第2図に示したような投
影型X線顕微鏡は、実用に耐えるものが作られていない
。
て単一純金属を用いるので、微小X線源として望まれる
、耐熱性に優れ、高輝度で、微小であり、反射電子、透
過電子がなく、特性X線、連続X線、バックグラウンド
、雑音の分離が良く、多方向に取り出せ、また、エネル
ギー(波長)選択が可能で、発生源の大きさや輝度、位
置を可変にでき、かつ、再現性が良い等の要件を同時に
満たすことはできず、良好な微小X線源として確立され
たものはなかった。そのため、第2図に示したような投
影型X線顕微鏡は、実用に耐えるものが作られていない
。
したがって、本発明の目的は、上記した従来の微小X線
源の問題点を解決して、上記した微小X線源の要件を満
足する新規な微小X線源を提供することである。
源の問題点を解決して、上記した微小X線源の要件を満
足する新規な微小X線源を提供することである。
本発明の微小X線源は、電子ビーム入射側から、第1電
子散乱熱拡散層、X線発生層、及び第2電子散乱熱拡散
層からなる多重層と、この多重層に接続された直流高圧
電源とからなり、前記第1電子散乱熱拡散層を貫通して
前記X線発生層に至る微小な穴が設けられていて、この
穴にX線励起用の電子ビームを入射させるようになって
いることを特徴とするものである。
子散乱熱拡散層、X線発生層、及び第2電子散乱熱拡散
層からなる多重層と、この多重層に接続された直流高圧
電源とからなり、前記第1電子散乱熱拡散層を貫通して
前記X線発生層に至る微小な穴が設けられていて、この
穴にX線励起用の電子ビームを入射させるようになって
いることを特徴とするものである。
前記第1電子散乱熱拡散層の電子ビーム入射側表面に誘
電体層を設け、前記第2電子散乱熱拡散層のX線取り出
し側表面に特性X線分離連続X線吸収熱反射層を設け、
前記微小穴を前記誘電体層及び第1電子散乱熱拡散層を
貫通して設けることが最も望ましい。
電体層を設け、前記第2電子散乱熱拡散層のX線取り出
し側表面に特性X線分離連続X線吸収熱反射層を設け、
前記微小穴を前記誘電体層及び第1電子散乱熱拡散層を
貫通して設けることが最も望ましい。
また、前記微小穴はピンホール又は深さの異なるV字溝
の形状をしているものでよい。
の形状をしているものでよい。
さらに、前記直流高圧電源は前記多重層に前記電子ビー
ムの加速電圧と同程度又はそれ以上の直流電圧をかける
ものであるのが望ましい。
ムの加速電圧と同程度又はそれ以上の直流電圧をかける
ものであるのが望ましい。
そして、前記直流電圧はX線発生金属の臨界励起電圧を
中心電圧としてプラス数10keVからマイナス1.0
0 e Vの範囲にあるものである。
中心電圧としてプラス数10keVからマイナス1.0
0 e Vの範囲にあるものである。
さらに、前記直流電圧は可変であることが望ましい。
また、前記第1電子散乱熱拡散層、X線発生層、第2電
子散乱熱拡散層を構成する物質の原子番号を電子ビーム
入射側から順に等しいか小さくなるように選択すること
が望ましい。
子散乱熱拡散層を構成する物質の原子番号を電子ビーム
入射側から順に等しいか小さくなるように選択すること
が望ましい。
また、前記多重層の前記微小穴近傍の側面に第2電子散
乱熱拡散層と第2の特性X線分離連続X線吸収熱反射層
を設けて、前記電子ビームと平行及び直角の二方向を中
心に多方向へX線を取り出し可能にすることが望ましい
。
乱熱拡散層と第2の特性X線分離連続X線吸収熱反射層
を設けて、前記電子ビームと平行及び直角の二方向を中
心に多方向へX線を取り出し可能にすることが望ましい
。
上記微小X線源は、投影型X線顕微鏡、微小X線回折装
置に用いることができる。
置に用いることができる。
微小穴に入射した電子線はその底部のX線発生層へ当た
り、X線発生部を形成する。このようにすると、反射電
子は閉じ込められて多重層の外に出ないため、X線発生
4部は球形状になり、従来のものに一比較して球形状の
頭部に相当する部分において余分にX線を発生する。し
たがって、X線発生部の見掛けの大きさを変えないで、
X線発生部の輝度を向上させることができる。この時、
多重層には直流電圧がかかっているので、反射電子等は
多重層に引き戻されて吸収され、悪影響を与えない。
り、X線発生部を形成する。このようにすると、反射電
子は閉じ込められて多重層の外に出ないため、X線発生
4部は球形状になり、従来のものに一比較して球形状の
頭部に相当する部分において余分にX線を発生する。し
たがって、X線発生部の見掛けの大きさを変えないで、
X線発生部の輝度を向上させることができる。この時、
多重層には直流電圧がかかっているので、反射電子等は
多重層に引き戻されて吸収され、悪影響を与えない。
次に、第1図の本発明の実施例の断面図を参照にして本
発明を説明する。
発明を説明する。
この微小X線源2は、電子線6が入射する方向から、誘
電体層11.電子散乱熱拡散層12、X線発生層13、
電子散乱熱拡散層14、特性X線分離連続X線吸収熱反
射層15からなる多重層と、この多重層に接続された直
流高圧電源19とからなり、また、X線発生部9及びそ
の周囲の電子散乱部10近傍の多重層側面には特性X線
分離連続X線吸収熱反射層15’が設けられている。誘
電体層11及び電子散乱熱拡散層12を貫通してX線発
生層13に至るピンホール又は深さの異なるV字溝16
が設けられており、ピンホール16に対物レンズ1 (
第2図)によって絞られた電子線6が入射するようにな
っている。そして、この微小X線源2は、直流高圧電源
19によりX線発生金属の臨界励起電圧を中心電圧とし
てプラス数1OkeV〜マイナス100eVの直流高圧
が印加されている状態で使用される。
電体層11.電子散乱熱拡散層12、X線発生層13、
電子散乱熱拡散層14、特性X線分離連続X線吸収熱反
射層15からなる多重層と、この多重層に接続された直
流高圧電源19とからなり、また、X線発生部9及びそ
の周囲の電子散乱部10近傍の多重層側面には特性X線
分離連続X線吸収熱反射層15’が設けられている。誘
電体層11及び電子散乱熱拡散層12を貫通してX線発
生層13に至るピンホール又は深さの異なるV字溝16
が設けられており、ピンホール16に対物レンズ1 (
第2図)によって絞られた電子線6が入射するようにな
っている。そして、この微小X線源2は、直流高圧電源
19によりX線発生金属の臨界励起電圧を中心電圧とし
てプラス数1OkeV〜マイナス100eVの直流高圧
が印加されている状態で使用される。
これらの構成要素の役割は下記の通りである。
誘電体層11は、高加速電圧時反射電子の発生を抑え、
発生する反射電子、迷電子が不特定に電子散乱拡散層1
2やX線発生層13に入り込まないように絶縁するもの
であり、また、対物レンズ1近傍にある電子ビーム絞り
からのX線を吸収して検出器5に届かないようにするも
のである。原子番号の大きいものが望ましい。
発生する反射電子、迷電子が不特定に電子散乱拡散層1
2やX線発生層13に入り込まないように絶縁するもの
であり、また、対物レンズ1近傍にある電子ビーム絞り
からのX線を吸収して検出器5に届かないようにするも
のである。原子番号の大きいものが望ましい。
電子散乱熱拡散層12は、入射電子が臨界励起電圧以下
のエネルギーしか持たず、エネルギーの大部分を熱とし
て放出する層で、X線発生層13の金属と同じか熱伝導
性、電気伝導性の良い高融点物質が用いられる。できる
だけ原子番号の小さい物質で、特性X線の波長が長いも
の、例えば銅が望ましい。 誘電体層11、電子散乱熱
拡散層12は、前記したように、X線発生層13に至る
ピンホール又は深さの異なるV字溝16を有することを
特徴とするもので、熱損傷を防ぐための熱拡散層を兼ね
ている。
のエネルギーしか持たず、エネルギーの大部分を熱とし
て放出する層で、X線発生層13の金属と同じか熱伝導
性、電気伝導性の良い高融点物質が用いられる。できる
だけ原子番号の小さい物質で、特性X線の波長が長いも
の、例えば銅が望ましい。 誘電体層11、電子散乱熱
拡散層12は、前記したように、X線発生層13に至る
ピンホール又は深さの異なるV字溝16を有することを
特徴とするもので、熱損傷を防ぐための熱拡散層を兼ね
ている。
X線発生1113としては高融点、高熱伝導、高電気伝
導物質で特性X線強度の高い物質であることが要求され
、金属単体、例えばタンタル、アルミニウム、チタン、
金、又はその化合物がX線発生源として良好な結果を与
える。これらの化合物を使用する時は、電子散乱熱拡散
層12は導電性物質で構威しなければならない。
導物質で特性X線強度の高い物質であることが要求され
、金属単体、例えばタンタル、アルミニウム、チタン、
金、又はその化合物がX線発生源として良好な結果を与
える。これらの化合物を使用する時は、電子散乱熱拡散
層12は導電性物質で構威しなければならない。
電子散乱熱拡散層14は、X線発生物質と同様か、それ
より原子番号の小さい元素の単体からなる層である。X
線透過率が良く、熱伝導性、電気伝導性の良い高融点物
質が望ましい。
より原子番号の小さい元素の単体からなる層である。X
線透過率が良く、熱伝導性、電気伝導性の良い高融点物
質が望ましい。
特性X線分離連続X線吸収熱反射層15は、軽金属元素
、又は、非晶質炭素及び高分子薄膜などの有機化合物(
1〜数層)の薄膜層よりなる。この層の主な目的は、連
続X線吸収用フィルターとしての作用であるが、X線発
生層13、電子散乱熱拡散層12.14からの熱線の反
射作用も兼ねている。この層は、使用目的に応じてその
厚さ、枚数、種類を変えることにより、波長選択特性を
変えることが可能である。
、又は、非晶質炭素及び高分子薄膜などの有機化合物(
1〜数層)の薄膜層よりなる。この層の主な目的は、連
続X線吸収用フィルターとしての作用であるが、X線発
生層13、電子散乱熱拡散層12.14からの熱線の反
射作用も兼ねている。この層は、使用目的に応じてその
厚さ、枚数、種類を変えることにより、波長選択特性を
変えることが可能である。
直流高圧電源19は、電子線6がX線発生層13に照射
された時の反射電子の発生を押さえること、照射電流量
とは独立に加速電圧を変えてX線発生領域9を可変とす
ること、前記の絞りを通過する際に発生するX線の低減
及び阻止を目的としている。X1m取出口18.18′
より透過電子や二次電子が検出器5方向に向かうのを引
き戻す役目もある。
された時の反射電子の発生を押さえること、照射電流量
とは独立に加速電圧を変えてX線発生領域9を可変とす
ること、前記の絞りを通過する際に発生するX線の低減
及び阻止を目的としている。X1m取出口18.18′
より透過電子や二次電子が検出器5方向に向かうのを引
き戻す役目もある。
次に、この微小X線源用多重層の動作を説明すると、こ
の微小X線源用多重層は、X線マイクロアナライザ、走
査型電子顕微鏡、透過型電子顕微鏡の走査像観察装置等
の対物レンズ1とX線検出器5の間に組み込み、電子線
6の持つエネルギーをX線7に変換する微小X線源2を
得るためのものであり、この多重層の下に近接して試料
3を置くことにより投影型X線顕微鏡が実現する。
の微小X線源用多重層は、X線マイクロアナライザ、走
査型電子顕微鏡、透過型電子顕微鏡の走査像観察装置等
の対物レンズ1とX線検出器5の間に組み込み、電子線
6の持つエネルギーをX線7に変換する微小X線源2を
得るためのものであり、この多重層の下に近接して試料
3を置くことにより投影型X線顕微鏡が実現する。
対物レンズ1により細く絞られた数10keV〜100
eVの加速電子をピンホール又は深さの異なるV字溝1
6の底部のX線発生層13へ照射する。すると、球形状
のX線発生部9ができる。
eVの加速電子をピンホール又は深さの異なるV字溝1
6の底部のX線発生層13へ照射する。すると、球形状
のX線発生部9ができる。
従来の方法においては、第3図に関連して説明したよう
に、上部の電子が反射電子となるので、球形状の頭部を
切り取った形状のxm発生部9となるが、本発明のよう
に、多重層にピンホール又は深さの異なるV字溝16を
設けたものを用いて、電子線6を多重層の中で照射する
と、反射電子は閉じ込められて外に出ないため、X線発
生部9は球形状になり、従来のものに比較して第1図の
部分17において余分にX線を発生する。したがって、
X線発生部9の見掛けの大きさを変えないで(下から見
た大きさは従来のものと同じである。
に、上部の電子が反射電子となるので、球形状の頭部を
切り取った形状のxm発生部9となるが、本発明のよう
に、多重層にピンホール又は深さの異なるV字溝16を
設けたものを用いて、電子線6を多重層の中で照射する
と、反射電子は閉じ込められて外に出ないため、X線発
生部9は球形状になり、従来のものに比較して第1図の
部分17において余分にX線を発生する。したがって、
X線発生部9の見掛けの大きさを変えないで(下から見
た大きさは従来のものと同じである。
)、部分17の分だけX線発生部9の輝度を向上させる
ことができる。この時、多重層12〜14には、X線発
生金属の臨界励起電圧を中心電圧として電子線6の加速
電圧と同程度又はそれ以上の直流電圧をかけておく。こ
のように動作すれば、X線発生部9.17より特性X線
と連続X線、及び、熱が、電子散乱部10より連続X線
と熱が発生する。この中の連続X線を電子散乱熱拡散層
14、特性Xm分離連続X線吸収熱反射層15でできる
だけ吸収し、熱線を特性X線分離連続X線吸収熱反射層
15.15’で反射し、第1図に示したように、電子ビ
ーム6と平行及び直角の二方向を中心に多方向へXwA
を取り出す。X線取出口18.18′の表面で二次電子
等が発生するが、これらは直流高圧電源19により多重
層に通常圧の高電圧が印加されているため、多重層に吸
収される。上記のように動作するので、投影型XWAu
@鏡のために微小点から発生するX線が供給される。
ことができる。この時、多重層12〜14には、X線発
生金属の臨界励起電圧を中心電圧として電子線6の加速
電圧と同程度又はそれ以上の直流電圧をかけておく。こ
のように動作すれば、X線発生部9.17より特性X線
と連続X線、及び、熱が、電子散乱部10より連続X線
と熱が発生する。この中の連続X線を電子散乱熱拡散層
14、特性Xm分離連続X線吸収熱反射層15でできる
だけ吸収し、熱線を特性X線分離連続X線吸収熱反射層
15.15’で反射し、第1図に示したように、電子ビ
ーム6と平行及び直角の二方向を中心に多方向へXwA
を取り出す。X線取出口18.18′の表面で二次電子
等が発生するが、これらは直流高圧電源19により多重
層に通常圧の高電圧が印加されているため、多重層に吸
収される。上記のように動作するので、投影型XWAu
@鏡のために微小点から発生するX線が供給される。
なお、実験結果によると、電子散乱熱拡散層12、xl
s発生層13、電子散乱熱拡散層14を構成する物質の
原子番号は、上から下へ順に小さくなるように選択する
のが望ましい。
s発生層13、電子散乱熱拡散層14を構成する物質の
原子番号は、上から下へ順に小さくなるように選択する
のが望ましい。
また、X線発生層13に用いる単体金属や化合物、利用
する特性X線の種類により、多重層の物質には多数の組
み合わせがあるが、X線発生層13に用いる物質として
、大別して軽元素で反射電子の少ない場合と重元素で反
射電子の多い場合、さらには、大気中で用いる場合と真
空中で用いる場合の4つが考えられる。しかしながら、
これらのいずれの場合においても、各層の材質、厚さの
調整、ピンホール、V字溝の深さの選択、及び、直流高
圧電源の電圧調整により、第1図に示した構成を変化さ
せないで対応可能である。
する特性X線の種類により、多重層の物質には多数の組
み合わせがあるが、X線発生層13に用いる物質として
、大別して軽元素で反射電子の少ない場合と重元素で反
射電子の多い場合、さらには、大気中で用いる場合と真
空中で用いる場合の4つが考えられる。しかしながら、
これらのいずれの場合においても、各層の材質、厚さの
調整、ピンホール、V字溝の深さの選択、及び、直流高
圧電源の電圧調整により、第1図に示した構成を変化さ
せないで対応可能である。
ところで、誘電体層11と特性X線分離連続X線吸収熱
反射1115はその役割上、必ずしも層12〜14から
なる多重層表面に一体に設ける必要はないことを付は加
えておく。
反射1115はその役割上、必ずしも層12〜14から
なる多重層表面に一体に設ける必要はないことを付は加
えておく。
なお、本発明の微小X線源は、微小X線回折装置用にも
使用できる。
使用できる。
本発明の微小X線源においては、多重層にピンホール又
は深さの異なるV字溝16を設けたので、電子線6をこ
のピンホール等を通して多重層の中で照射すると、反射
電子はその中に閉じ込められて外に出ないため、X線発
生部9は球形になり、従来のものにおいて反射電子エネ
ルギーとして失われていたエネルギーを新たに加わった
部分17でX線エネルギーに変換でき、重元素をX線発
生層13の材料とする場合、発生xi強度を20〜40
%向上させることができた。
は深さの異なるV字溝16を設けたので、電子線6をこ
のピンホール等を通して多重層の中で照射すると、反射
電子はその中に閉じ込められて外に出ないため、X線発
生部9は球形になり、従来のものにおいて反射電子エネ
ルギーとして失われていたエネルギーを新たに加わった
部分17でX線エネルギーに変換でき、重元素をX線発
生層13の材料とする場合、発生xi強度を20〜40
%向上させることができた。
また、直流高圧電[19を取り付けて多重層に正電圧を
かけたので、反射電子を多重層に吸収することができ、
X線取出口18.18′付近で発生する二次電子も吸収
できた。また、上記電圧により、入射電子線6の加速電
圧を、電子銃のフィラメントとアノード間にかかる電圧
以外の個所で、その電流量と独立に調整可能となり、X
線発生領域9の大きさ、輝度、位置制御が可能となった
。
かけたので、反射電子を多重層に吸収することができ、
X線取出口18.18′付近で発生する二次電子も吸収
できた。また、上記電圧により、入射電子線6の加速電
圧を、電子銃のフィラメントとアノード間にかかる電圧
以外の個所で、その電流量と独立に調整可能となり、X
線発生領域9の大きさ、輝度、位置制御が可能となった
。
さらに、誘電体層11を多重層の表面に設けたので、外
乱要因の反射電子、絞り及びその周辺からのX線の中で
検出器5に到達するものを最小に押さえることができた
。
乱要因の反射電子、絞り及びその周辺からのX線の中で
検出器5に到達するものを最小に押さえることができた
。
また、電子散乱熱拡散層12.14を設けたので、本発
明の微小X線源は耐熱性が向上し、耐久性も増した。
明の微小X線源は耐熱性が向上し、耐久性も増した。
また、X線取出口側に特性X線分離連続X線吸収熱反射
層15.15′を設けたので、検出器に達する連続X線
の量が少なくなり、P/B比の良い特性X線が得られ、
投影像のコントラドが向上し、熱雑音が消えた。
層15.15′を設けたので、検出器に達する連続X線
の量が少なくなり、P/B比の良い特性X線が得られ、
投影像のコントラドが向上し、熱雑音が消えた。
さらに、X線取出口18.18′から電子ビーム6と平
行及び直角の二方向を中心に多方向へX線を取り出すこ
とが可能になった。
行及び直角の二方向を中心に多方向へX線を取り出すこ
とが可能になった。
第1図は本発明の実施例の微小X線源の拡大断面図、第
2図は投影型XWA顕微鏡の概略全体構成図、第3図は
従来法の微小X線源の拡大断面図である。 1:対物レンズ、2:微小X線源、3:測定試料、4:
試料支持メツシュ又は支持膜、5:検出器、6:電子線
、7二発生X線、8;カメラ部、9X線発生部、10:
電子散乱部、11:誘電体層、12:電子散乱熱拡散層
、13:X線発生層、14:電子散乱熱拡散層、15.
15′ :特性X線分離連続X線吸収熱反射層、16:
ピンホール又は深さの異なる7字溝、17二余分にX線
を発生する部分、18.18’:X線取出口、19:直
流高圧電源、21:金属の箔 出 願 人 日本電子株式会社
2図は投影型XWA顕微鏡の概略全体構成図、第3図は
従来法の微小X線源の拡大断面図である。 1:対物レンズ、2:微小X線源、3:測定試料、4:
試料支持メツシュ又は支持膜、5:検出器、6:電子線
、7二発生X線、8;カメラ部、9X線発生部、10:
電子散乱部、11:誘電体層、12:電子散乱熱拡散層
、13:X線発生層、14:電子散乱熱拡散層、15.
15′ :特性X線分離連続X線吸収熱反射層、16:
ピンホール又は深さの異なる7字溝、17二余分にX線
を発生する部分、18.18’:X線取出口、19:直
流高圧電源、21:金属の箔 出 願 人 日本電子株式会社
Claims (10)
- (1)電子ビーム入射側から、第1電子散乱熱拡散層、
X線発生層、及び第2電子散乱熱拡散層からなる多重層
と、この多重層に接続された直流高圧電源とからなり、
前記第1電子散乱熱拡散層を貫通して前記X線発生層に
至る微小な穴が設けられていて、この穴にX線励起用の
電子ビームを入射させるようになっていることを特徴と
する微小X線源。 - (2)前記第1電子散乱熱拡散層の電子ビーム入射側表
面に誘電体層を設け、前記第2電子散乱熱拡散層のX線
取り出し側表面に特性X線分離連続X線吸収熱反射層を
設け、前記微小穴を前記誘電体層及び第1電子散乱熱拡
散層を貫通して設けたことを特徴とする請求項1記載の
微小X線源。 - (3)前記微小穴はピンホール又は深さの異なるV字溝
の形状をしていることを特徴とする請求項1又は2記載
の微小X線源。 - (4)前記直流高圧電源は前記多重層に前記電子ビーム
の加速電圧と同程度又はそれ以上の直流電圧をかけるも
のであることを特徴とする請求項1から3いずれかに記
載の微小X線源。 - (5)前記直流電圧はX線発生金属の臨界励起電圧を中
心電圧としてプラス数10keVからマイナス100e
Vの範囲にあることを特徴とする請求項4記載の微小X
線源。 - (6)前記直流電圧は可変であることを特徴とする請求
項4又は5記載の微小X線源。 - (7)前記第1電子散乱熱拡散層、X線発生層、第2電
子散乱熱拡散層を構成する物質の原子番号を電子ビーム
入射側から順に等しいか小さくなるように選択したこと
を特徴とする請求項1から6いずれかに記載の微小X線
源。 - (8)前記多重層の前記微小穴近傍の側面に第2電子散
乱熱拡散層と第2の特性X線分離連続X線吸収熱反射層
を設けて、前記電子ビームと平行及び直角の二方向を中
心に多方向へX線を取り出し可能にしたことを特徴とす
る請求項1から7いずれかに記載の微小X線源。 - (9)請求項1から8いずれかに記載の微小X線源を用
いた投影型X線顕微鏡。 - (10)請求項1から8いずれかに記載の微小X線源を
用いた微小X線回折装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1212694A JPH0377252A (ja) | 1989-08-18 | 1989-08-18 | 微小x線源 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1212694A JPH0377252A (ja) | 1989-08-18 | 1989-08-18 | 微小x線源 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0377252A true JPH0377252A (ja) | 1991-04-02 |
Family
ID=16626884
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1212694A Pending JPH0377252A (ja) | 1989-08-18 | 1989-08-18 | 微小x線源 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0377252A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02101112A (ja) * | 1988-10-07 | 1990-04-12 | Nippon Steel Corp | 加工物の熱処理方法および装置 |
-
1989
- 1989-08-18 JP JP1212694A patent/JPH0377252A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02101112A (ja) * | 1988-10-07 | 1990-04-12 | Nippon Steel Corp | 加工物の熱処理方法および装置 |
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