JPH037868Y2 - - Google Patents

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JPH037868Y2
JPH037868Y2 JP19823884U JP19823884U JPH037868Y2 JP H037868 Y2 JPH037868 Y2 JP H037868Y2 JP 19823884 U JP19823884 U JP 19823884U JP 19823884 U JP19823884 U JP 19823884U JP H037868 Y2 JPH037868 Y2 JP H037868Y2
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【考案の詳細な説明】 「対象技術分野」 この考案はたとえば車両等、高いシール性を要
求される比較的小形のシールスイツチに関する。
「従来技術およびその問題点」 従来この種のシールスイツチは第8図に示すよ
うにケース1内に、可動接点板12および固定接
点板13を配設し、またケース1にはプランジヤ
ー23をその軸心方向に摺動自在に設け、このプ
ランジヤーに取付けたカム27により可動接点板
12を操作するようにされ、さらにプランジヤー
23とハウジング35間に帽子状のシール45を
設けたものがあるが、そのスイツチ動作はプラン
ジヤー23の往復動作により行われるため、シー
ル45内およびケース1内の空間すなわち空気室
21,22の気圧が変化する。そしてその動作を
繰返す中に、空気室21,22内の空気が外に出
てその気圧が低下し、負圧となり、やがてプラン
ジヤー23がスプリング33の付勢力のみでは復
帰し難くなり、ついに動作不良を招くことにな
る。この現象は気圧変化が大きいほど激しくな
り、かつプランジヤー23の動作距離が大きいほ
ど気圧変化は大となる。またこの種のスイツチと
してはプランジヤー23の動きが大きいものが望
まれるが、その動きが大きいと、ますます動作不
良を招く結果となる。さらに圧力変化によりシー
ル45が疲労し、破れ易くなる欠点がある。
「目的」 この考案はこのような従来の欠点を解消し、シ
ール性を低下させることなく、気圧変化の起り難
いシールスイツチを提供するとともに、常開接点
または常閉接点を容易に形成しうるようにするも
のである。
「実施例」 以下図によつてこの考案の一実施例について説
明する。
すなわち第1図ないし第7図においてケース1
は一方の面に開口部2を有している。そしてこの
ケース内においてほぼ対角線状に延びる壁部3に
よりケース1はその軸心方向に第1の室5と第2
の室6とに2分される。壁部3には少なくとも3
個の溝7,8,9が貫通して設けられ、この溝に
弾性を有する板状体により形成された接点板1
1,12,13が選択的に嵌合され、かつその一
端は第1の室5内に延び、またその他端は第2の
室6内に延びている。そして接点板11,12,
13の一端には接点15が設けられる。第1図に
おいては符号12が能動接点板を、また符号13
が受動接点板をそれぞれ構成し、第6図において
は符号11が受動接点板を構成している。またケ
ース1の開口部2はカバー16によつて覆われ
る。このカバーおよびケース1の一端には支持部
17,18が突設され、これらの支持部には軸孔
19,20が設けられている。ケース1内に収容
される作動子23の両端部には軸25,26が突
設され、この軸をケース1およびカバー16に設
けた軸孔19,20にそれぞれ嵌挿することによ
り作動子23は回転自在に支持される。この作動
子の中間部においてその一側には一対のカム2
7,28が突設され、これらのカムの頂部は能動
接点板12の一端に形成された広幅の受け部24
と衝合するようにされている。第1の室5内にお
いて壁部3には作動子23の所定回動状態におい
てその下部に形成した傾斜面29と当接し、その
回動を規制する規制凸部30が形成されている。
作動子23の下方においてカム27,28とは反
対の面に凹所31が、また第1の室5内において
ケース1には凸部32がそれぞれ設けられ、この
凸部および凹所31間すなわちケース1と作動子
23間にはコイルスプリング33が設けられ、こ
れによつて作動子23の他端を軸25,26を中
心に、規制凸部30側に付勢する。ハウジング3
5はケース1およびカバー16を組付けた状態
で、この組付け体を収容するもので、その一端の
端壁36に作動子23の一端を突出させるための
貫通孔37が設けられ、かつこの貫通孔にはケー
ス1およびカバー16の支持部17,18を係合
させる係合部39,40が形成されている。ハウ
ジング35の他端開口部には端板41が設けら
れ、この端板の周縁部には弾力性を有する凸条4
2が設けられ、この凸条はハウジング35の内周
壁すなわち開口部38の寸法に比し、若干大きめ
に形成されている。端壁36上にはダイヤフラム
シール45が載置され、このダイヤフラムシール
は端壁36上においてその両側部に突設した縁部
47,48により位置決めされる。そしてダイヤ
フラムシール45の中央には孔49が設けられ、
この孔には作動子23が貫通し、かつこの作動子
の外周に設けた凹溝51にダイヤフラムシール4
5の孔縁部が係合している。ハウジング35の一
端および他端には、たがいに対向する第1および
第2の側壁53,54に沿つて段部55,56が
設けられ、また側壁53,54と交差する第3お
よび第4の側壁57,58には係合凸部59,6
0が設けられている。弾祥を有する矩形の金属板
をコ字状に折曲げて形成した一対のブラケツト6
1,62はその中央部に、ダイヤフラムシール4
5の外形寸法に比し、小さい寸法を有する窓63
を有し、かつその両側すなわち折曲げ片部65,
66に係合凸部59,60と係合する係合孔6
7,67を有し、さらに折曲げ片部65,66と
交差する縁部に段部55,56と係合する係合折
曲げ部69,70が設けられている。ケーブル7
1の一端は端板41を貫通した状態でこれと一体
にされ、かつその芯線はケース1の第2の室6内
において接点板11,12,13に選択的に、か
つ電気的に接続される。作動子23の一端には係
合凹所73が形成されている。板状体により形成
されたレバー75の一端には係合凹所73と係合
する係合端部76が形成されている。
なおケース1の一端には受動接点板13の一端
を受ける当接部77が設けられ、またこの当接部
と反対側においてケース1には止め部78が形成
されている。
「組立て」 次にこの実施例におけるシールスイツチを組立
てるには次のように行う。まず壁部3の溝7,
8,9に対し接点板11,12,13を選択的に
嵌合する。すなわち常閉スイツチを構成するばあ
いには受動接点板11を第1の溝7に、かつ能動
接点板12を第2の溝8にそれぞれ嵌合し、また
常開スイツチを構成するばあいには受動接点板1
3を第3の溝9に嵌合する。次にケーブル71,
71の一端を各接点板の孔14に挿入した状態で
半田付けする。この状態において端板41はケー
ス1の他端に当接する。つづいて作動子23の一
方の軸25を支持部17すなわち軸孔19に嵌挿
するが、この際コイルスプリング33の一端をそ
の作動子23の凹所31に、かつその他端をケー
ス1の凸部32にそれぞれ係合する。その後カバ
ー16をケース1にその開口部を覆うように組付
けるが、この際作動子23の他方の軸26をカバ
ー16の支持部18すなわち軸孔20に嵌挿す
る。このようにして組付けられた内部組付け体は
ハウジング35内にその他端開口部38から挿入
される。そして支持部17,18は係合部39,
40と係合し、これによつて支持部17,18が
補強される。またこのとき凸条42の弾力により
ハウジング35と端板41との間のケースがなさ
れる。次に他方のブラケツト62をハウジング3
5に、その他端から嵌合し、係合孔67,67に
ハウジング35の係合凸部60,60をその弾性
によつて係合する。また作動子23の一端をダイ
ヤフラムシール45の孔49に貫挿し、この孔縁
部を凹溝51に嵌合させ、これによつて両者間の
シール性が確保される。次にダイヤフラムシール
45を端壁36に重ねた状態で、一方のブラケツ
ト61をハウジング35にその一端から嵌合し、
その係合凸部59,59をブラケツト61の係合
孔67,67にその弾性によつて係合させる。こ
の状態でダイヤフラムシール45の周縁部はハウ
ジング35と一方のブラケツト61により圧縮さ
れるため、両者間のシール性が確保される。また
この状態においてハウジング35と内部組付け体
とが一体化される。次にレバー75の係合端部7
6を作動子23の係合凹部73に嵌合することに
よりスイツチの組立ては完了する。
「動作」 次にこのスイツチの動作を第1図および第5図
を参照して説明する。
すなわち第1図は常開回路の自由状態を示すも
ので、作動子23はコイルスプリング33の付勢
力により、軸25,26を中心として時計方向の
力を受け、これによつてその他端傾斜面29は凸
部30と衝合している。また能動接点板12の復
帰力はコイルスプリング33の付勢力に比し小さ
いため、カム27,28によつて受動接点板13
から離間するように付勢され、これによつて両接
点15,15はたがいに離れ、常開状態を維持し
ている。なおこのとき受動接点板13の一端はそ
の弾性により、ケース1の当接部77に当接し、
これによつて能動接点板12側への移動が阻止さ
れている。
次にレバー75に外力を加えると、コイルスプ
リング33に抗して作動子23が軸25,26を
中心として反時計方向に回動し、これとともにカ
ム27,28も能動接点板12から離れようとす
るので、この接点板はその復帰力により受動接点
板13側に移動し、両接点15,15どうしが接
触し、回路を閉じる。さらにレバー75に外力を
加えると第5図に示すようにカム27,28は能
動接点板12から完全に離間し、この能動接点板
の弾性により受動接点板13は当接部77から離
間する。なおこのとき作動子23はケース1の止
め部78に当接し、その回動が規制される。
またこの状態でレバー75の外力を取除くと作
動子23は元の位置に復帰し、同時に両接点板1
2,13も第1図に示す状態となる。
この動作においてダイヤフラムシール45はそ
の孔49を中心に変形するがハウジング35内の
空気の体積変化はほとんどない。
またハウジング35において外部に通ずる部分
は孔37と開口部38のみのためこの部分をふさ
げば完全にシールできることは言うまでもない。
「効果」 この考案によればレバー75に与えられる外力
を作動子23のシーソー運動に変えているため、
ハウジング35内の気圧変化を極端に減少させる
ことができ、したがつて負圧現象による作動子2
3の戻り不良を解決することができるとともに、
ダイヤフラムシール45の厚さ、とくに作動子2
3の貫通部分の締付け力をとくに強じんにする必
要がないため、ダイヤフラムシール45がスイツ
チの動作中に裂けるようなおそれもなく、さらに
組付けに当り、余分な力を必要としないため、作
業性がよく、したがつて安価に供給することがで
きる。また壁部にはこの壁部を貫通する少なくと
も3個の溝を設けているので、能動接点板および
受動接点板の壁部に対する嵌合位置を相対的に変
えることにより常開接点または常閉接点を容易に
形成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案におけるシールスイツチの正
断面図、第2図は外観斜視図、第3図は分解斜視
図、第4図は内部組付け体の斜視図、第5図、第
6図および第7図は動作を説明するための正断面
図、第8図は従来のシールスイツチの正断面図で
ある。 1……ケース、2……開口部、3……壁部、5
……第1の室、6……第2の室、7,8,9……
溝、11,12,13……接点板、14……孔、
15……接点、16……カバー、17,18……
支持部、19,20……軸孔、23……作動子、
24……受け部、25,26……軸、27,28
……カム、29……傾斜面、30……規制凸部、
31……凹所、32……凸部、33……コイルス
プリング、35……ハウジング、36……端壁、
37……孔、38……開口部、39,40……係
合部、41……端板、42……凸条、45……ダ
イヤフラムシール、47,48……縁部、49…
…孔、51……凹溝、53……第1の側壁、54
……第2の側壁、55,56……段部、57……
第3の側壁、58……第4の側壁、59,60…
…係合凸部、61,62……ブラケツト、63…
…窓、65,66……折曲げ片部、67……係合
孔、69,70……折曲げ部、71……ケーブ
ル、73……凹所、75……レバー、76……係
合端部、77……当接部、78……止め部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一方の面に開口部を有するケース内に、その軸
    心方向において、第1の室と第2の室とに2分す
    る壁部を設け、この壁部にはこの壁部を貫通する
    少なくとも3個の溝を設け、この溝に能動接点板
    および受動接点板の中間部を嵌合し、これらの接
    点板の上記第1の室に位置する部分に接点を、ま
    た上記第2の室に位置する部分にケーブルの一端
    を接続し、上記ケースとこのケースの開口部を覆
    うカバーとの間に上記接点板を操作する作動子を
    回動自在に支持し、この作動子の一端を上記ケー
    スの一端に設けたシールを貫通して突出させ、か
    つその他端側に上記能動接点板を操作するカムを
    設け、上記能動接点板および受動接点板の上記溝
    に対する嵌合位置を相対的に変えることにより常
    開接点または常閉接点を形成するようにしたシー
    ルスイツチ。
JP19823884U 1984-12-28 1984-12-28 Expired JPH037868Y2 (ja)

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