JPH0380262B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0380262B2 JPH0380262B2 JP22379284A JP22379284A JPH0380262B2 JP H0380262 B2 JPH0380262 B2 JP H0380262B2 JP 22379284 A JP22379284 A JP 22379284A JP 22379284 A JP22379284 A JP 22379284A JP H0380262 B2 JPH0380262 B2 JP H0380262B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bilirubin
- acid
- diazonium salt
- reaction
- urine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N33/00—Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
- G01N33/48—Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
- G01N33/50—Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
- G01N33/72—Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing involving blood pigments, e.g. haemoglobin, bilirubin or other porphyrins; involving occult blood
- G01N33/728—Bilirubin; including biliverdin
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- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Hematology (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Immunology (AREA)
- Urology & Nephrology (AREA)
- Biotechnology (AREA)
- Microbiology (AREA)
- Cell Biology (AREA)
- Food Science & Technology (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Analytical Chemistry (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Pathology (AREA)
- Investigating Or Analyzing Non-Biological Materials By The Use Of Chemical Means (AREA)
- Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
Description
〔産業上の利用分野)
本発明は体液、殊に尿中のビリルビンを検出す
るための改良された試験片を提供するものであ
る。 (従来の技術) 臨床医学的に体液殊に尿中に排泄されるビリル
ビンは肝及び胆疾患、黄疽を診断するための重要
な指標と見做されている。 尿中ビリルビンの検査法は公知であり、ビリ
ルビンを酸化して生ずるビリベルジンの緑色を観
察する方法(ロジン法、グメリン法など)と、
ビリルビンとジアゾニウム塩とのカツプリング反
応によつて生じたアゾ色素を観察する方法(ジア
ゾ法)とに大別されている。 ところで尿中ビリルビン検査において、簡易
性、迅速性が要求される今日、のジアゾカツプ
リング反応に基づく試験片が臨床医学的に重要な
役割を果して来ている。 尿中ビリルビンとアゾカツプリング反応するジ
アゾニウム塩は既に公知となつており、例えばス
ルフアニル酸、2,4−ジクロルアニリン、2,
5−ジクロルアニリンの如き、化合物から誘導さ
れたジアゾニウム塩があげられる。しかし、この
方法は比較的反応速度が遅く低濃度のビリルビン
(0.5mg/dl程度)を検出するのに十分な感度を有
していない。 この問題を解決すべく種々の反応促進剤が検討
されている。特開昭52−43493号公報によれば、
ウレイド化合物と芳香族スルホン酸との付加化合
物が開示されている。この方法によれば、ビリル
ビンとジアゾニウム塩との反応はある程度促進さ
れるが、尿中に存在する5−ヒドロキシインドー
ル酢酸やインジカンの如き阻害物質との反応も促
進されるため、ビリルビンの濃度判定が困難であ
る。 又、特開昭58−18168号公報にはいわゆるアシ
ツドキヤプター誘導体が開示されている。しかし
再実施による試験結果によれば、明らかに感度が
鈍く、0.5mg/dl程度の低濃度ビリルビンを検出
することが出来ない。 (発明が解決しようとする問題点) 上記事情に鑑み、本発明の目的とするところ
は、5−ヒドロキシインドール酢酸の如き阻害物
質との反応を抑え、高感度なビリルビン検出用の
試験片を提供することにある。 (問題点を解決するための手段) 本発明者は鋭意研究を重ねた結果、ビリルビン
とジアゾニウム塩との反応において、反応促進剤
として一般式()で表わされる化合物を含有す
る場合、5−ヒドロキシインドール酢酸の如き阻
害物質との呈色反応を抑え、ビリルビンとの反応
を著しく高めることを見出した。 〔式中、R1、R2及びR3は同一または異なつてい
てよく、直鎖状または分枝鎖状の炭素原子数1〜
18のアルキル基;炭素原子数5又は6のシクロア
ルキル基;置換されているか又は未置換のアリー
ル基を表わす。〕 即ち、本発明は体液中のビリルビンとカツプリ
ング可能なジアゾニウム塩、カツプリング反応に
十分な量の酸、及び一般式()で表わされる化
合物を必須成分として含有することを特徴とする
体液中のビリルビンを検出するための試験片であ
る。 (作用) 本発明における一般式()の化合物がいかな
る理由により、5−ヒドロキシインドール酢酸の
如き阻害物質との反応を抑え、ビリルビンとの反
応性を高めるのかは定かではないが、本発明によ
り体液殊に尿中のビリルビンを低濃度(0.5mg/
dl程度)でも特異的に検出することが可能となつ
た。 本発明における一般式()の化合物の残基
R1、R2及びR3は有利には同一であり、直鎖状又
は分枝鎖状の炭素原子数1〜18のアルキル基では
その炭素原子数の増加に伴い反応促進効果は増大
するが、基の疎水性によつて、その効果は変動す
る。中でもR1、R2及びR3がn−オクチル基であ
るホスフインオキシドはその効果が大きい。 一般式()の化合物は含浸溶液中0.1〜20%
の範囲で使用され、有利には0.5〜10%の量を使
用する。 試験片に含有されるジアゾニウム塩としては公
知のものでよく、特に分子内にハロゲンあるいは
ニトロ基を有するアリールジアゾニウム塩があげ
られる。例えば2,4−ジクロルベンゼンジアゾ
ニウム、2,4−ジブロムベンゼンジアゾニウ
ム、2,4,5−トリクロルベンゼンジアゾニウ
ム、4−ニトロベンゼンジアゾニウムなどがあげ
られる。ジアゾニウム基を安定化するために公知
の塩とすることが有利であり、サルフエート、テ
トラフルオロボレート、アリールスルホネートな
どの塩があげられ、特に熱安定性に優れている点
で、テトラフルオロボレートが好適である。ジア
ゾニウム塩は含浸溶液中0.02〜約1%、有利には
0.05〜0.5%の量で使用する。 さらにビリルビンがジアゾニウム塩と反応する
のに十分な量の酸を使用することが必要であり、
強酸性のPH領域、殊にPH1〜3を維持することが
有利である。このPHを維持できる、好ましくは常
温で固体の酸、例えばシユウ酸、クエン酸、スル
ホサリチル酸、メタリン酸等があげられる。量的
には含浸溶液中3〜30%、有利には5〜20%の量
を単独あるいは混合物として使用する。 その他、試験片に湿潤性を付与するために、界
面活性剤を含有することが出来る。この目的のた
めに強酸性媒体中でもなお表面活性作用を有する
非イオン性、陰イオン性、陽イオン性界面活性剤
の内、いずれを用いてもよいが、有利には陰イオ
ン性界面活性剤であるラウリル硫酸ナトリウムド
デシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、ジオクチ
ルコハク酸ナトリウム等があげられる。量的には
含浸溶液中0.1〜2%、有利には0.2〜1%の量を
使用する。 又、ジアゾ化学より公知となつているジアゾニ
ウム塩の安定化剤を含有させると、保有性が増大
するという点で有利である。この様な安定化剤と
して、例えば弗化硼素酸ナトリウム、アリールス
ルホン酸ナトリウム、メタリン酸ナトリウム等を
1種または複数の組合せで使用する。量的には含
浸溶液中1〜15%、好適には5〜10%の量で使用
する。 次に含浸作業を行なうための溶剤又は溶剤混合
物としてはジアゾニウム塩と反応せず全成分溶解
し、あるいは乾燥工程において高温にさらす必要
がないように低沸点を有するものがあげられる。
また各成分を別の作業工程で含浸することも有利
であり、例えば水中のジアゾニウム塩と酸の混合
物を最初に含浸乾燥させた後、酢酸エステルある
いはクロロホルム中のホスフインオキサイドを含
浸乾燥させる。 本発明に用いられる吸収性のある担体として
は、濾紙、ポリエステルフリース、多孔性プラス
チツク等があげられるが、特に濾紙が好ましい。 本発明に係わる試験片は、例えば次の様にして
製造する。 酸を精製水に溶解し、必要に応じてこれに水又
は水と混和し得る溶媒に溶解された界面活性剤及
び安定化剤溶液を加え、次にジアゾニウム塩を溶
解させて含浸溶液とする。この様にして得られた
第1含浸溶液に濾紙の如き担体を含浸させて40〜
60℃で乾燥する。次に一般式()で表わされる
化合物を酢酸エステル又はクロロホルムに溶解さ
せ第2含浸溶液とし、この含浸溶液に再度、第1
含浸溶液に含浸乾燥させた担体を含浸させて40〜
60℃で乾燥する。この様にして得られた試験片を
両面接着テープ等でプラスチツクフイルムに貼り
使用の便に供することができる。 この試験片を用いて体液殊に尿中のビリルビン
を検出する場合例えば次の様に実施される。 被検尿に試験片を浸して直ちに引き上げ、一定
時間後に生じた色をあらかじめ作成した標準色表
と対比することにより、ビリルビン濃度を判定す
るか、または一定時間内に得られた色から分光反
射率計を用いて反射関数を測定し、検量線よりビ
リルビン濃度をもとめることも可能である。 (実施例) 次に本発明を以下の実施例により更に具体的に
説明するが、これにより本発明の範囲が限定され
るものではない。 実施例 1 濾紙(東洋濾紙No.525)を下記の溶液で順次含
浸し、かつ50℃で通風乾燥する。 溶液 2,4−ジクロルベンゼンジアゾニウムテトラ
フルオロボレート 0.08g シユウ酸 10g ラウリル硫酸ナトリウム 0.3g 精製水 全量100ml 溶液 トリフエニルホスフインオキサイド 1.1g 酢酸エチル 全量100ml この様にして得られた試験紙を5mm角に切断
し、両面接着テープを用いて5mm×8cmのプラス
チツクシートの一端に貼付する。 この試験紙を被検尿に浸したところ、ビリルビ
ンを含有しない尿では淡黄色を示したが、ビリル
ビンを含有する尿ではその濃度により20〜30秒後
に赤桃〜赤色を示し感度限界は約0.3mg/dlであ
つた。 トリフエニルホスフインオキサイドを含有しな
いが他は同じ組成の試験紙は反応に約2〜3分間
要し、感度限界は約1.0mg/dlであつた。 実施例 2 実施例1で得られた試験片を用いて5−ヒドロ
キシインドール酢酸との反応性を調べた。結果を
第1表に示す。 表中の数字は発色がみられない場合を0とし、
発色が見られた場合その色の発現強度に応じて割
当てたものである。
るための改良された試験片を提供するものであ
る。 (従来の技術) 臨床医学的に体液殊に尿中に排泄されるビリル
ビンは肝及び胆疾患、黄疽を診断するための重要
な指標と見做されている。 尿中ビリルビンの検査法は公知であり、ビリ
ルビンを酸化して生ずるビリベルジンの緑色を観
察する方法(ロジン法、グメリン法など)と、
ビリルビンとジアゾニウム塩とのカツプリング反
応によつて生じたアゾ色素を観察する方法(ジア
ゾ法)とに大別されている。 ところで尿中ビリルビン検査において、簡易
性、迅速性が要求される今日、のジアゾカツプ
リング反応に基づく試験片が臨床医学的に重要な
役割を果して来ている。 尿中ビリルビンとアゾカツプリング反応するジ
アゾニウム塩は既に公知となつており、例えばス
ルフアニル酸、2,4−ジクロルアニリン、2,
5−ジクロルアニリンの如き、化合物から誘導さ
れたジアゾニウム塩があげられる。しかし、この
方法は比較的反応速度が遅く低濃度のビリルビン
(0.5mg/dl程度)を検出するのに十分な感度を有
していない。 この問題を解決すべく種々の反応促進剤が検討
されている。特開昭52−43493号公報によれば、
ウレイド化合物と芳香族スルホン酸との付加化合
物が開示されている。この方法によれば、ビリル
ビンとジアゾニウム塩との反応はある程度促進さ
れるが、尿中に存在する5−ヒドロキシインドー
ル酢酸やインジカンの如き阻害物質との反応も促
進されるため、ビリルビンの濃度判定が困難であ
る。 又、特開昭58−18168号公報にはいわゆるアシ
ツドキヤプター誘導体が開示されている。しかし
再実施による試験結果によれば、明らかに感度が
鈍く、0.5mg/dl程度の低濃度ビリルビンを検出
することが出来ない。 (発明が解決しようとする問題点) 上記事情に鑑み、本発明の目的とするところ
は、5−ヒドロキシインドール酢酸の如き阻害物
質との反応を抑え、高感度なビリルビン検出用の
試験片を提供することにある。 (問題点を解決するための手段) 本発明者は鋭意研究を重ねた結果、ビリルビン
とジアゾニウム塩との反応において、反応促進剤
として一般式()で表わされる化合物を含有す
る場合、5−ヒドロキシインドール酢酸の如き阻
害物質との呈色反応を抑え、ビリルビンとの反応
を著しく高めることを見出した。 〔式中、R1、R2及びR3は同一または異なつてい
てよく、直鎖状または分枝鎖状の炭素原子数1〜
18のアルキル基;炭素原子数5又は6のシクロア
ルキル基;置換されているか又は未置換のアリー
ル基を表わす。〕 即ち、本発明は体液中のビリルビンとカツプリ
ング可能なジアゾニウム塩、カツプリング反応に
十分な量の酸、及び一般式()で表わされる化
合物を必須成分として含有することを特徴とする
体液中のビリルビンを検出するための試験片であ
る。 (作用) 本発明における一般式()の化合物がいかな
る理由により、5−ヒドロキシインドール酢酸の
如き阻害物質との反応を抑え、ビリルビンとの反
応性を高めるのかは定かではないが、本発明によ
り体液殊に尿中のビリルビンを低濃度(0.5mg/
dl程度)でも特異的に検出することが可能となつ
た。 本発明における一般式()の化合物の残基
R1、R2及びR3は有利には同一であり、直鎖状又
は分枝鎖状の炭素原子数1〜18のアルキル基では
その炭素原子数の増加に伴い反応促進効果は増大
するが、基の疎水性によつて、その効果は変動す
る。中でもR1、R2及びR3がn−オクチル基であ
るホスフインオキシドはその効果が大きい。 一般式()の化合物は含浸溶液中0.1〜20%
の範囲で使用され、有利には0.5〜10%の量を使
用する。 試験片に含有されるジアゾニウム塩としては公
知のものでよく、特に分子内にハロゲンあるいは
ニトロ基を有するアリールジアゾニウム塩があげ
られる。例えば2,4−ジクロルベンゼンジアゾ
ニウム、2,4−ジブロムベンゼンジアゾニウ
ム、2,4,5−トリクロルベンゼンジアゾニウ
ム、4−ニトロベンゼンジアゾニウムなどがあげ
られる。ジアゾニウム基を安定化するために公知
の塩とすることが有利であり、サルフエート、テ
トラフルオロボレート、アリールスルホネートな
どの塩があげられ、特に熱安定性に優れている点
で、テトラフルオロボレートが好適である。ジア
ゾニウム塩は含浸溶液中0.02〜約1%、有利には
0.05〜0.5%の量で使用する。 さらにビリルビンがジアゾニウム塩と反応する
のに十分な量の酸を使用することが必要であり、
強酸性のPH領域、殊にPH1〜3を維持することが
有利である。このPHを維持できる、好ましくは常
温で固体の酸、例えばシユウ酸、クエン酸、スル
ホサリチル酸、メタリン酸等があげられる。量的
には含浸溶液中3〜30%、有利には5〜20%の量
を単独あるいは混合物として使用する。 その他、試験片に湿潤性を付与するために、界
面活性剤を含有することが出来る。この目的のた
めに強酸性媒体中でもなお表面活性作用を有する
非イオン性、陰イオン性、陽イオン性界面活性剤
の内、いずれを用いてもよいが、有利には陰イオ
ン性界面活性剤であるラウリル硫酸ナトリウムド
デシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、ジオクチ
ルコハク酸ナトリウム等があげられる。量的には
含浸溶液中0.1〜2%、有利には0.2〜1%の量を
使用する。 又、ジアゾ化学より公知となつているジアゾニ
ウム塩の安定化剤を含有させると、保有性が増大
するという点で有利である。この様な安定化剤と
して、例えば弗化硼素酸ナトリウム、アリールス
ルホン酸ナトリウム、メタリン酸ナトリウム等を
1種または複数の組合せで使用する。量的には含
浸溶液中1〜15%、好適には5〜10%の量で使用
する。 次に含浸作業を行なうための溶剤又は溶剤混合
物としてはジアゾニウム塩と反応せず全成分溶解
し、あるいは乾燥工程において高温にさらす必要
がないように低沸点を有するものがあげられる。
また各成分を別の作業工程で含浸することも有利
であり、例えば水中のジアゾニウム塩と酸の混合
物を最初に含浸乾燥させた後、酢酸エステルある
いはクロロホルム中のホスフインオキサイドを含
浸乾燥させる。 本発明に用いられる吸収性のある担体として
は、濾紙、ポリエステルフリース、多孔性プラス
チツク等があげられるが、特に濾紙が好ましい。 本発明に係わる試験片は、例えば次の様にして
製造する。 酸を精製水に溶解し、必要に応じてこれに水又
は水と混和し得る溶媒に溶解された界面活性剤及
び安定化剤溶液を加え、次にジアゾニウム塩を溶
解させて含浸溶液とする。この様にして得られた
第1含浸溶液に濾紙の如き担体を含浸させて40〜
60℃で乾燥する。次に一般式()で表わされる
化合物を酢酸エステル又はクロロホルムに溶解さ
せ第2含浸溶液とし、この含浸溶液に再度、第1
含浸溶液に含浸乾燥させた担体を含浸させて40〜
60℃で乾燥する。この様にして得られた試験片を
両面接着テープ等でプラスチツクフイルムに貼り
使用の便に供することができる。 この試験片を用いて体液殊に尿中のビリルビン
を検出する場合例えば次の様に実施される。 被検尿に試験片を浸して直ちに引き上げ、一定
時間後に生じた色をあらかじめ作成した標準色表
と対比することにより、ビリルビン濃度を判定す
るか、または一定時間内に得られた色から分光反
射率計を用いて反射関数を測定し、検量線よりビ
リルビン濃度をもとめることも可能である。 (実施例) 次に本発明を以下の実施例により更に具体的に
説明するが、これにより本発明の範囲が限定され
るものではない。 実施例 1 濾紙(東洋濾紙No.525)を下記の溶液で順次含
浸し、かつ50℃で通風乾燥する。 溶液 2,4−ジクロルベンゼンジアゾニウムテトラ
フルオロボレート 0.08g シユウ酸 10g ラウリル硫酸ナトリウム 0.3g 精製水 全量100ml 溶液 トリフエニルホスフインオキサイド 1.1g 酢酸エチル 全量100ml この様にして得られた試験紙を5mm角に切断
し、両面接着テープを用いて5mm×8cmのプラス
チツクシートの一端に貼付する。 この試験紙を被検尿に浸したところ、ビリルビ
ンを含有しない尿では淡黄色を示したが、ビリル
ビンを含有する尿ではその濃度により20〜30秒後
に赤桃〜赤色を示し感度限界は約0.3mg/dlであ
つた。 トリフエニルホスフインオキサイドを含有しな
いが他は同じ組成の試験紙は反応に約2〜3分間
要し、感度限界は約1.0mg/dlであつた。 実施例 2 実施例1で得られた試験片を用いて5−ヒドロ
キシインドール酢酸との反応性を調べた。結果を
第1表に示す。 表中の数字は発色がみられない場合を0とし、
発色が見られた場合その色の発現強度に応じて割
当てたものである。
【表】
実施例 3
実施例1の溶液のトリフエニルホスフインオ
キサイドをトリ(n−オクチル)ホスフインオキ
サイドに代えて試験紙を作製する。 この様にして得られた試験紙を被検尿に浸した
ところ、ビリルビンを含有しない尿では淡黄色を
示し、ビリルビンを含有する尿ではその濃度によ
り約20〜30秒後に赤桃〜赤色を示し、感度限界は
約0.2〜0.3mg/dlであつた。 同様に他のホスフインオキサイドに代えた場合
の感度限界を第2表に示す。
キサイドをトリ(n−オクチル)ホスフインオキ
サイドに代えて試験紙を作製する。 この様にして得られた試験紙を被検尿に浸した
ところ、ビリルビンを含有しない尿では淡黄色を
示し、ビリルビンを含有する尿ではその濃度によ
り約20〜30秒後に赤桃〜赤色を示し、感度限界は
約0.2〜0.3mg/dlであつた。 同様に他のホスフインオキサイドに代えた場合
の感度限界を第2表に示す。
【表】
実施例 4
実施例1の溶液のトリフエニルホスフインオ
キサイドをトリフエニルホスフインに代えて試験
紙を作製する。 得られた試験紙は反応性が低下しビリルビンを
検出することが出来なかつた。 実施例 5 実施例1の溶液の2,4−ジクロルベンゼン
ジアゾニウムテトラフルオロボレートを2,4−
ジブロムベンゼンジアゾニウムテトラフルオロボ
レートに代えて試験紙を作製する。 得られた試験紙は実施例1と同様な性能を有す
る。 同様に次のジアゾニウム塩に代えて試験紙を作
製する。 ●2,4,5−トリクロルベンゼンジアゾニウム
テトラフルオロボレート ●4−ニトロベンゼンジアゾニウムテトラフルオ
ロボレート 得られた試験紙は実施例1とほぼ同等な性能を
有する。 (発明の効果) 本発明によれば、著しく高感度なビリルビン検
出用の試験片を提供することができるので、産業
上に裨益するところが極めて大である。
キサイドをトリフエニルホスフインに代えて試験
紙を作製する。 得られた試験紙は反応性が低下しビリルビンを
検出することが出来なかつた。 実施例 5 実施例1の溶液の2,4−ジクロルベンゼン
ジアゾニウムテトラフルオロボレートを2,4−
ジブロムベンゼンジアゾニウムテトラフルオロボ
レートに代えて試験紙を作製する。 得られた試験紙は実施例1と同様な性能を有す
る。 同様に次のジアゾニウム塩に代えて試験紙を作
製する。 ●2,4,5−トリクロルベンゼンジアゾニウム
テトラフルオロボレート ●4−ニトロベンゼンジアゾニウムテトラフルオ
ロボレート 得られた試験紙は実施例1とほぼ同等な性能を
有する。 (発明の効果) 本発明によれば、著しく高感度なビリルビン検
出用の試験片を提供することができるので、産業
上に裨益するところが極めて大である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 体液中のビリルビンとカツプリング可能なジ
アゾニウム塩、カツプリング反応に十分な量の
酸、及び一般式 〔式中、R1、R2及びR3は同一または異なつてい
てよく直鎖状または分枝鎖状の炭素原子数1〜18
のアルキル基;炭素原子数5又は6のシクロアル
キル基;置換されているか又は未置換のアリール
基を表わす。〕 で表わされる化合物を必須成分として含有するこ
とを特徴とする体液中のビリルビンを検出するた
めの試験片。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22379284A JPS61102559A (ja) | 1984-10-24 | 1984-10-24 | 体液中のビリルビンを検出するための試験片 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22379284A JPS61102559A (ja) | 1984-10-24 | 1984-10-24 | 体液中のビリルビンを検出するための試験片 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61102559A JPS61102559A (ja) | 1986-05-21 |
| JPH0380262B2 true JPH0380262B2 (ja) | 1991-12-24 |
Family
ID=16803783
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22379284A Granted JPS61102559A (ja) | 1984-10-24 | 1984-10-24 | 体液中のビリルビンを検出するための試験片 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61102559A (ja) |
-
1984
- 1984-10-24 JP JP22379284A patent/JPS61102559A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61102559A (ja) | 1986-05-21 |
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