JPH0381023B2 - - Google Patents

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JPH0381023B2
JPH0381023B2 JP57223534A JP22353482A JPH0381023B2 JP H0381023 B2 JPH0381023 B2 JP H0381023B2 JP 57223534 A JP57223534 A JP 57223534A JP 22353482 A JP22353482 A JP 22353482A JP H0381023 B2 JPH0381023 B2 JP H0381023B2
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JP
Japan
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disk
piston
cylinder
oil
damping force
Prior art date
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JP57223534A
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JPS59113332A (ja
Inventor
Tomio Imaizumi
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Tokico Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokico Ltd filed Critical Tokico Ltd
Priority to JP22353482A priority Critical patent/JPS59113332A/ja
Publication of JPS59113332A publication Critical patent/JPS59113332A/ja
Publication of JPH0381023B2 publication Critical patent/JPH0381023B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F9/00Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium
    • F16F9/32Details
    • F16F9/34Special valve constructions; Shape or construction of throttling passages
    • F16F9/348Throttling passages in the form of annular discs or other plate-like elements which may or may not have a spring action, operating in opposite directions or singly, e.g. annular discs positioned on top of the valve or piston body

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Fluid-Damping Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はシリンダ内にピストンとピストンロツ
ドとからなるピストン−ピストンロツド組立体を
摺動可能に設け、該ピストン−ピストンロツド組
立体の伸長側および縮小側への変位に対し油圧抵
抗力による減衰力を発生させるようにした油圧緩
衝器に関するものである。
第1図ないし第4図に従来技術による油圧緩衝
器を示す。まず第1図において、1は内筒1Aと
外筒1Bとからなるシリンダで、該シリンダ1の
一端はボトムキヤツプ2により施蓋されており、
他端にはシール部材3およびロツドガイド4が装
着されている。5はピストンロツドを示し、該ピ
ストンロツド5はその一端がシール部材3および
ロツドガイド4を貫通してシリンダ1の内筒1A
内に位置し、他端はシリンダ1の外部に突出せし
められている。そして、該ピストンロツド5の一
端には内筒1A内に摺動可能にピストン6が挿嵌
されている。また、内筒1Aのボトムキヤツプ2
側にはボトム部材7が設けられている。そして、
内筒1A内には作動流体としての油液が封入され
ており、前記ピストン6とボトム部材7の実施例
とは異なり単筒式のシリンダ51が示されてい
る。この場合、シリンダ51のボトム側にはゴム
製または合成樹脂製の可撓袋からなるリザーバ5
2が設けられ、該リザーバ52内にピストンロツ
ド5の進入体積を補償するガスが封入されてい
る。そして、ボトム部材53はリザーバ52の上
方に位置し、シリンダ51の周胴部を凹設するこ
とにより形成されるストツパ54により固定され
ており、該ボトム部材53にはその軸方向に複数
の貫通孔55,55…が穿設されている。これに
より、リザーバ52は油圧緩衝器の無負荷状態に
おいてはボトム部材53とが油界画成部材となつ
て、該内筒1A内にはロツドガイド4側から3つ
の油室A,B,Cに画成されている。さらに内筒
1Aと外筒1Bとの間には環状の室が形成されて
おり、該室に油液封入部Dとガス封入部Eとが形
成され、ボトム部材7とボトムキヤツプ2との間
に形成した通路8により油液封入部Dと油室Cと
は常時連通している。そして、ピストンロツド5
がシリンダ1内に進入したときに、該ピストンロ
ツド5の内筒1A内への進入体積分の油液は通路
8から油液封入部D内に流れ、ガス封入部E内の
ガスを圧縮することにより、ピストンロツド5の
進入体積分が補償されるように構成されている。
次に、一の油界画成部材を形成するピストン6
には油室A,B間を連通する通路9がその軸方向
に穿設されており、該ピストン6の油室Aに臨む
側にはピストンロツド5が伸長側に変位するとき
に油室Aから通路9を介して油室B側に流れる油
液に減衰力を発生させる伸長側減衰力発生機構1
0が設けられている。一方、他の油界画成部材と
なるボトム部材7にも油室B,C間を連通する油
穴11が穿設されており、該ボトム部材7の油室
Bに臨む側にはピストンロツド5が縮小側に変位
するときに油室Bから通路11、油室C、通路8
を介して油液封入部Dに向け流れる油液に減衰力
を発生させる縮小側減衰力発生機構12が設けら
れている。
そこで、前記各減衰力発生機構10,12の具
体的構成について説明する。
まず、伸長側減衰力発生機構10は第2図に拡
大して示したように、ピストン6の油室Aに臨む
側面に円環状に形成した突部6Aと対面させて設
けた第1、第2、第3、第4のデイスク13A,
13B,13C,13Dからなるデイスクバルブ
組立体13と、該デイスクバルブ組立体13を挟
んでピストン6と対面するリテーナ14とから大
略構成されている。そして、該デイスクバルブ組
立体13およびリテーナ14はピストンロツド5
の先端に形成した小径部5Aに嵌合して設けたス
トツパ兼用の案内部材15にピストンロツド5の
軸方向に変位可能に挿嵌されている。そして、案
内部材15はその一端とピストンロツド5の先端
部に形成したカシメ部5Bとの間にピストン6を
挟持、固定すると共に、他端部はピストンロツド
5の段部5Cに当接し、かつ此部から半径方向に
立ち上つている。そして、当該立ち上り部とピス
トン6の突部6Aの外周面との間にはデイスクバ
ルブ組立体13の半径方向への位置決め機能を兼
ねたばね受16が設けられ、該ばね受け16とリ
テーナ14との間にはばね17が張設されおり、
該ばね17によりデイスクバルブ組立体13およ
びリテーナ14は常時ピストン6側に付勢されて
いる。このために、デイスクバルブ組立体13は
その第1のデイスク13Aの外周縁部がピストン
6の突部6Aと当接し、第4のデイスク13Dの
内周縁がリテーナ14の内周側突部14Aと当接
せしめられている。一方、リテーナ14には外周
側突部14Bが形成されて、該外周側突部14B
は、常時には第4のデイスク13Dと離間した状
態となるように、内周側突部14Aより僅かにそ
の突出長さが短かくなつている。また、デイスク
バルブ組立体13の第1のデイスク13Aにはそ
の外周縁部に固定オリフイスを形成する1または
複数の切欠溝18が設けられ、さらにばね受16
にもピストン6側に向け1または複数の切欠溝1
9が設けられている。この結果、切欠溝19,1
8および通路9により油室A,B間を常時連通す
る流路が形成され、その流路面積は第1のデイス
ク13Aの切欠溝18の溝幅と第1のデイスク1
3Aの肉厚により定められる。さらに、リテーナ
14にはその内周側突部14Aと外周側突部14
Bとの間に軸方向の流路20が穿設されており、
ばね受16の切欠溝19を介して油室A内の圧力
を該流路20から第4のデイスク13Dの側面に
作用させることができるようになつている。従つ
て、油室A内の圧力が高圧となつたときにはデイ
スクバルブ組立体13が撓められ、その第1、第
4のデイスク13A,13Dの外周部がそれぞれ
ピストン6の突部6Aおよびリテーナ14の突部
14Bと当接し、此部を支点として各デイスク1
3A,13B,13C,13Dの内周縁側がリテ
ーナ14の突部14Aから離間する方向に撓めら
れる。この結果、リテーナ14の突部14Aと第
4のデイスク13Dとの間に流路が形成され、こ
の流路を介しても油室A内の油液が油室Bに向け
流れる。そして、この流路は油室A,B間の差圧
により流路面積が変化する可変絞り通路となつて
いる。このように、第1のデイスク13Aに形成
した切欠溝18からなる固定絞り通路およびデイ
スクバルブ組立体13のリテーナ14との接離に
より形成される可変絞り通路を通過する油液に流
動抵抗を与えることによつてピストン6に対する
減衰力が発生する。
次に、縮小側減衰力発生機構12は第3図に示
したように、前述の伸長側減衰力発生機構10と
同様、デイスクバルブ組立体21とリテーナ22
とで大略構成されている。ここで、デイスクバル
ブ組立体21は伸長側より小さな減衰力を発生さ
せるべく、3枚からなる第1、第2、第3のデイ
スク21A,21B,21Cで構成されている。
そして、内筒1Aの内壁に沿う状態にばね受23
が設けられており、該ばね受23はその一端が内
筒1Aとボトム部材7との間に挟持させることに
より固定されている。そして、ばね受23の内筒
1Aに沿つて延びる部位にはその軸方向に複数の
切れ目が設けられ、該切れ目に沿つて部分的に半
径方向内方に曲折することにより、大径部23A
と小径部23Bとが形成されている。このように
ばね受23に大径部23Aと小径部23Bとを設
けることにより、それらの間に流路24が形成さ
れると共に、該小径部23Bによつてデイスクバ
ルブ組立体21およびリテーナ22の半径方向に
おける位置決めが行なわれる。さらに、ばね受2
3の他端部は半径方向内方に曲折されて、その曲
折部とリテーナ22との間にはばね25が張設さ
れて、該ばね25によりリテーナ22およびデイ
スクバルブ組立体21はボトム部材7側に常時押
圧されている。そして、デイスクバルブ組立体2
1の第1のデイスク21Aはその外周縁がボトム
部材7に円環状に形成した突部7Aと当接し、第
3のデイスク21Cはその内周縁がリテーナ22
の内周側突部22Aと当接せしめられている。さ
らに、リテーナ22には内周側突部22Aより突
出長さの短かい外周側突部22Bが形成され、ま
た該軸方向に各突部22A,22Bの間の部位に
は流路26が形成されており、また第1のデイス
ク21Aの外周縁には固定オリフイスとなる1ま
たは複数の切欠溝27が形成されている。これら
の構成自体は伸長側減衰力発生機構10のものと
基本的な差異はない。そして、ピストンロツド5
のシリンダ1内への進入時に油室Bの圧力が上昇
すると、まず流路24、切欠溝27を介して油室
B内の油液が流れ、該切欠溝27の流路面積によ
りその流路が絞られることによる固定絞り通路に
よつて、ピストン6に対する減衰力が発生し、ま
た油室B内の圧力が高圧となつたときにはデイス
クバルブ組立体21がリテーナ22の突部22A
から離間することにより可変絞り通路が形成さ
れ、ピストン6に対する減衰力が変化する点につ
いても伸長側減衰力発生機構10と機能上格別の
差異はない。
なお、第1図中に28,29はそれぞれピスト
ンロツド5のシリンダ1外端部およびボトムキヤ
ツプ2に取付けたブラケツトを示す。
従来技術による油圧緩衝器は前述の構成を有す
るもので、ブラケツト28を車両の車体側に、ブ
ラケツト29を車台側にそれぞれ取付けて車両の
振動を緩衝するようになつている。而して、ピス
トン6がピストンロツド5と共に伸長せしめられ
ると、油室A内の圧力が上昇し、油室B内の圧力
が低下する。そして、ピストン6の変位速度が低
速域にあるときには、油室A内の油液は第1のデ
イスク13Aに設けた切欠溝18からなる固定絞
り通路を介して油室Bに向け流れ、このときに生
ずる流動抵抗によりピストン6に対する減衰力が
発生する。そして、この場合固定絞り通路の流路
面積は小さいから第4図に示したようにその減衰
力特性は顕著に立ち上る特性を示す。そして、ピ
ストン6の変位速度が高速になり、油室A,B間
の差圧がデイスクバルブ組立体13のばね力によ
り大きくなると、該デイスクバルブ組立体13は
リテーナ14の突部14Aから離間し、可変絞り
通路が形成され、油室A,B間の流路面積が増大
し、減衰力特性の変化率が緩和される。この結
果、減衰力特性は2段階で変化することになる。
一方、ピストン6およびピストンロツド5がシ
リンダ1内に進入すると、油室B内の圧力が上昇
すると共に油室A内の圧力が低下する。このため
に、油室B内の圧力が通路9を介してデイスクバ
ルブ組立体13に作用し、該デイスクバルブ組立
体13およびリテーナ14をばね17に抗してピ
ストン6から離間する方向に変位させ、油室A,
B間が連通せしめられる。然るに、ピストンロツ
ド5の内筒1Aへの進入体積によつて油室B内の
圧力が高くなり、油室Cとの間に差圧が生じる。
そして、この差圧により油室Bから縮小側減衰力
発生機構12を介して油室Cに向け油液が流れる
が、ピストン6が低速変位してこの差圧がデイス
クバルブ組立体21のばね力以下であるときには
切欠溝27による固定絞り通路によつて所定の特
性を有する減衰力が発生する。また、ピストン6
が高速変位し、差圧がデイスクバルブ組立体21
のばね力より大きくなると、デイスクバルブ組立
体21の内周縁部がリテーナ22の突部22Aか
ら離間するから可変絞り通路が形成されることに
なり、ピストン6に対する減衰力特性が変化す
る。そして、このピストン6の速度に対する減衰
力特性は第4図に示したようになつている。
ところで、車両の乗り心地の観点からすれば、
油圧緩衝器の減衰力をあまり大きくしない方がよ
い。一方、減衰力を小さくすると、車両の操縦安
定性が損なわれる場合が生じる。そこで、ピスト
ン6の変位速度が低速域にあるときには乗り心地
を考慮して減衰力を小さくし、操縦安定性が問題
となるピストン6の変位速度の中、高速域では減
衰力が大きくなるような特性の減衰力を設定し得
る油圧緩衝器が最適なものとなる。しかしなが
ら、前述の従来技術の油圧緩衝器にあつては切欠
溝18,27のオリフイス面積は一定であるか
ら、ピストン6の低速変位時の減衰力特性は一定
となつてしまい、その減衰力設定の自由度は小さ
いものとなる。このために、車両の乗り心地また
は操縦安定性のいずれかをある程度犠牲にしなけ
ればならない欠点があつた。
本発明は前述した従来技術の欠点を解消するた
めになされたもので、減衰力特性を3段階で変化
させ、もつてピストンの変位速度の低速域におけ
る減衰力設定の自由度が大きくなるような油圧緩
衝器を提供することをその目的とするものであ
る。
前述の目的を達成するために、本発明が採用す
る構成は、油液と気体とを封入したシリンダと、
一端が該シリンダ内に位置し、他端が該シリンダ
外に突出して設けたピストンロツドと、該ピスト
ンロツドに固定的に取付けられ、前記シリンダ内
を摺動変位するピストンとを有し、該ピストンの
変位に対して減衰力を発生させる油圧緩衝器にお
いて、前記ピストンまたは前記ピストンロツドが
突出する側とは反対側に位置して前記シリンダに
設けられるボトム部材によつて前記シリンダ内を
複数の油室に画成する油界画成部材を形成し、該
油界画成部材には該油界画成部材によつて画成さ
れた両側の油室を連通する通を設け、前記油界画
成部材と対面させてリテーナを設け、前記油界画
成部材と該リテーナとの間には外周側が前記油界
画成部材側に当接し内周側が該リテーナ側に当接
して、前記通路を開閉する複数のデイスクからな
るデイスクバルブ組立体を設け、該デイスクバル
ブ組立体のうち前記油界画成部材に当接する第1
のデイスクには該第1のデイスクの外周縁から内
周側に向けて切欠くことにより、前記両油室を常
時連通させるオリフイスを設け、該第1のデイス
クと該第1のデイスクに隣接する第2のデイスク
との間には、該第1、第2のデイスクの外周縁を
互いに近接できる状態で離間し、該第1、第2の
デイスクの外周縁が離間、近接することにより前
記オリフイスの開口面積を増減させるスペーサを
該第1、第2のデイスクの内周側に位置して形成
したことを特徴とするもでのある。
このように構成することにより、第1のデイス
クが第2のデイスクに当接するまではオリフイス
の開口面積がピストン速度の上昇に応じて減少す
る可変絞り通路となり、またピストン速度が増速
されて第1のデイスクが第2のデイスクと当接し
た後は前記オリフイスが固定絞り通路として機能
し、そしてピストン速度がさらに高速になると、
デイスクバルブ組立体による通路が開かれて、該
デイスクバルブ組立体による可変絞り通路が形成
されるようになるから、減衰力特性が3段階で変
化することになる。
その結果、ピストン変位速度の低速域での減衰
力設定の自由度が増大し、オリフイスの開口面積
およびスペーサの厚みを適宜設計することによ
り、ピストンの低速変位時には減衰力が小さく、
中速域では大きな減衰力を得、しかも高速域にな
るとその変化が緩慢となるような減衰力特性を発
揮させることができ、ほぼ理想に近い形の減衰力
特性を得ることができるようになるという効果を
奏する。
以下図面に基づき本発明の実施例について説明
する。
まず、第5図ないし第17図は本発明の第1の
実施例を示すもので、同図において、第1図ない
し第3図と同一構成要素については同一符号を付
してその説明を省略するものとする。而して、本
発明に係る油圧緩衝器の伸長側減衰力発生機構3
1として第5図に示したように、一の油界画成部
材となるピストン6とリテーナ14との間には第
1、第2、第3および第4のデイスク32A,3
2B,32C,32Dからなるデイスクバルブ組
立体32が設けられている。しかし、デイスクバ
ルブ組立体32の第1、第2のデイスク32A,
32Bは相互に密着してはおらず、その間にはス
ペーサ33が介装され、該スペーサ33により第
1のデイスク32Aはその外周縁が第2のデイス
ク32Bの外周縁から距離だけ離間した状態に
保持されている。また、第1のデイスク32Aに
はオリフイスとなる1または複数の切欠溝34が
その外周縁に向け形成されており、該切欠溝34
はピストン6の突部6Aとの当接部から内周縁側
に延在せしめられている。これにより、油室A,
B間には第1のデイスク32Aおよび第2のデイ
スク32B間の隙間と切欠溝34からなる通路が
形成され、当該通路は第1のデイスク32Aの第
2のデイスク32Bへの近接、離間により可変な
可変絞り通路となる。
スペーサ33は、第7図に示したようにその外
周縁が第1、第2のデイスク32A,32Bより
小径の円環状板体で形成され、その内周縁には案
内部材15に当接する形状となつており、しかも
該スペーサ33はその内周縁から外周側に向け複
数の切欠溝33A,33A,…が形成されてい
る。この切欠溝33Aはデイスクバルブ組立体3
2の内周部がリテーナ14の突部14Aから離間
したときに形成される可変絞り通路に対する障害
とならないように構成されている。
一方、縮小側減衰力発生機構35としては第6
図に示したように他の油界画成部材であるボトム
部材7とリテーナ22との間に第1、第2および
第3のデイスク36A,36B,36Cからなる
デイスクバルブ組立体36が設けられている。そ
して、該デイスクバルブ組立体36の第1、第2
のデイスク36A,36B間にもスペーサ37が
介装されている。該スペーサ37は前述のスペー
サ33と同様第1のデイスク36Aを第2のデイ
スク36Bから距離だけ離間した状態に保持さ
せ、第1のデイスク36Aに形成したオリフイス
としての1または複数の切欠溝38を介しての可
変絞り通路が形成されるように構成されている。
スペーサ37はその外周縁が第1,第2のデイ
スク36A,36Bより小径で、内周縁がそれら
と同径の環状板体で形成され、該スペーサ37は
第1のデイスク36Aの側面または第2のデイス
ク36Bの側面に固着して設けられている。
前述のスペーサ33、37は前述の如く第1、
第2のデイスク32A,36Aおよび32B,3
6Bとは別体のものとして構成するものだけでな
く、第8図および第9図に示したように第1のデ
イスク32A′,36A′に第2のデイスク32B,
36B側に向け突出する複数の突起39や第10
図に示したように第2のデイスク32B′,36
B′に形成した突起40によつても形成すること
ができる。さらに、第11図および第12図に示
したように、第1のデイスク32A″,36A″を
その外周縁が第2のデイスク32B,36Bから
離間する方向に曲折することにより形成される段
部41によつても形成することができる。
本発明に係る油圧緩衝器は前述の構成を有する
もので、次に第13図ないし第16図に基づきそ
の作動について説明する。まず、ピストン6およ
びピストンロツド5が伸長方向に変位せしめられ
ると、油室A,B間に差圧が生じ油室Aから油室
Bに向け油液が流れる。そして、ピストン6の変
位速度が低速域にあるときには第5図に示したよ
うに、油室A,B間の通路は切欠溝34により形
成される。然るに、第1,第2のデイスク32
A,32B間はスペーサ33により距離だけ離
間した状態にあるからその間に環状の流路が形成
され、これと第1のデイスク32Aの肉厚と切欠
溝34の溝幅とにより形成される円弧状流路によ
り油室A,B間の通路が形成される。そして、ピ
ストン6の変位速度が大きくなると、第1のデイ
スク32Aが第2のデイスク32B側に撓めら
れ、前記環状流路が減少せしめられる。このよう
に環状流路は可変絞り通路となつて、これと前記
円弧状流路とによりピストン6に対し所定の減衰
力特性を発揮する。
次に、第13図に示したように、第1のデイス
ク32Aが第2のデイスク32Bと当接すると前
記環状流路からなる可変絞り通路が閉塞されて、
前記円弧状流路からなる固定絞り通路のみが油室
A,B間の通路となり、ピストン6に対する減衰
力特性が変化する。そして、デイスクバルブ組立
体32は撓められて第14図に示したように該デ
イスクバルブ組立体32はその外周縁部がピスト
ン6の突部6Aとリテーナ14の突部14Bとの
間に挟持されるまでその流路面積は変化しない。
さらに、ピストン6の変位速度が高速になる
と、デイスクバルブ組立体32は第15図に示し
たように、その内周縁部が撓められてリテーナ1
4の突部14Aから離間し、その間に可変絞り通
路が形成されるから、減衰力特性はさらに変化
し、この結果ピストン6の変位速度に応じて減衰
力特性は3段階で変化することになる。
一方、ピストン6およびピストンロツド5が縮
小方向に変位するときには縮小側減衰力発生機構
35が作用し、油室Bから油室Cに向け流れる油
液の流動抵抗により、前述の伸長側と同様3段階
に変化する減衰力特性が得られる。そして、この
ときには油室A,B間には第16図に示したよう
にデイスクバルブ組立体32およびリテーナ14
がばね17に抗して変位することによつて連通せ
しめられる。
前述の伸長側および縮小側の減衰力特性を第1
7に示す。これと第4図に示した従来技術による
油圧緩衝器の減衰力特性との比較から明らかなよ
うに、本発明のものにあつてはピストン6の低速
域における減衰力設定の自由度が増し、スペーサ
33,37の厚み等を適宜選定すれば、低速域で
の減衰力を小さくすることができる。
次に、第18図は本発明の第2の実施例を示
し、本実施例では前述の第1当接し、ピストンロ
ツド5がシリンダ51内に進入すると、リザーバ
52の容積が減少し、ボトム部材53との間に油
室が形成されるようになつている。また、ピスト
ンロツド5の小径部5Aには案内部材は設けられ
ておらず、リテーナ56は該小径部5A上を摺動
変位せしめられるようになつている。
前述以外の構成および作動については前述の第
1の実施例で示したものと同一であるから、これ
と対応する構成に同一符号を付してその説明を省
略する。また、第2の実施例による効果について
も、単筒式のシリンダとした以外は第1の実施例
と同様である。
なお、前述した各実施例においては、ピストン
6に対面させて伸長側減衰力発生機構31を設
け、ボトム部材7,53側に縮小側減衰力発生機
構35を設ける構成としたが、両側減衰力発生機
構31,35をピストン6の両側に対面させて設
ける構成としてもよい。また、必ずしも伸長側、
縮小側共に3段特性を有する減衰力発生機構を設
ける必要はなく例えば縮小側は従来技術と同様2
段特性のものとしてもよい。さらに、伸長側、縮
小側のいずれか一方の減衰力発生機構のみを設け
た片利きの油圧緩衝器としてもよい。さらにま
た、デイスクバルブ組立体32,36はそれぞれ
4枚、3枚のデイスクで形成する構成としたが、
その枚数は複数であれば前述の枚数に限るもので
はない。さらに、第2の実施例において、リザー
バ52に代えてフリーピストンを有するものとし
てもよく、またブラケツツト29を車体側に取付
ける構成とすれば、リザーバ52等を設ける必要
はない。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は従来技術を示すもので、
第1図は油圧緩衝器の縦断面図、第2図および第
3図はそれぞれ伸長側および縮小側減衰力発生機
構を示す第1図の要部拡大断面図、第4図は減衰
力特性線図、第5図ないし第17図は本発明の第
1の実施例を示し、第5図および第6図はそれぞ
れ第2図および第3図と同様の断面図、第7図は
デイスクバルブ組立体の外観図、第8図および第
9図はそれぞれデイスクバルブ組立体の第1の変
形例を示す外観図と半断面図、第10図はデイス
クバルブ組立体の第2の変形例を示す半断面図、
第11図および第12図はそれぞれデイスクバル
ブ組立体の第3の変形例を示す外観図と半断面
図、第13ないし第16図はそれぞれ異なる作動
状態を示す第5図と同様の断面図、第17図は減
衰力特性線図、第18図は本発明の第2の実施例
を示す油圧緩衝器の縦断面図である。 1,51……シリンダ、5……ピストンロツ
ド、6……ピストン、7,53……ボトム部材、
9,11……通路、14,22,56……リテー
ナ、31……伸長側減衰力発生機構、32,36
……デイスクバルブ組立体、32A,32B,3
2C,32D,36A,36B,36C……デイ
スク、33,37……スペーサ、34,38……
切欠溝、35……縮小側減衰力発生機構。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 油液と気体とを封入したシリンダと、一端が
    該シリンダ内に位置し、他端が該シリンダ外に突
    出して設けたピストンロツドと、該ピストンロツ
    ドに固定的に取付けられ、前記シリンダ内を摺動
    変位するピストンとを有し、該ピストンの変位に
    対して減衰力を発生させる油圧緩衝器において、
    前記ピストンまたは前記ピストンロツドが突出す
    る側とは反対側に位置して前記シリンダに設けら
    れるボトム部材によつて前記シリンダ内を複数の
    油室に画成する油界画成部材を形成し、該油界画
    成部材には該油界画成部材によつて画成された両
    側の油室を連通する通路を設け、前記油界画成部
    材と対面させてリテーナを設け、前記油界画成部
    材と該リテーナとの間には外周側が前記油界画成
    部材側に当接し内周側が該リテーナ側に当接し
    て、前記通路を開閉する複数のデイスクからなる
    デイスクバルブ組立体を設け、該デイスクバルブ
    組立体のうち前記油界画成部材側に当接する第1
    のデイスクには該第1のデイスクの外周縁から内
    周側に向けて切欠くことにより、前記両油室を常
    時連通させるオリフイスを設け、該第1のデイス
    クと該第1のデイスクに隣接する第2のデイスク
    との間には、該第1、第2のデイスクの外周縁を
    互いに近接できる状態で離間し、該第1、第2の
    デイスクの外周縁が離間、近接することにより前
    記オリフイスの開口面積を増減させるスペーサを
    該第1、第2のデイスクの内周側に位置して形成
    したことを特徴とする油圧緩衝器。 2 前記第1、第2のデイスク間に環状板体を介
    装してスペーサを形成したことを特徴とする特許
    請求の範囲1項記載の油圧緩衝器。 3 前記第1のデイスクには前記第2のデイスク
    側に向け突出する突起を設けてスペーサを形成し
    たことを特徴とする特許請求の範囲1項記載の油
    圧緩衝器。 4 前記第2のデイスクには前記第1のデイスク
    に向け突出する突起を設けてスペーサを形成した
    ことを特徴とする特許請求の範囲1項記載の油圧
    緩衝器。
JP22353482A 1982-12-20 1982-12-20 油圧緩衝器 Granted JPS59113332A (ja)

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