JPH0382712A - Scc入りパイプサンプルの製作方法 - Google Patents

Scc入りパイプサンプルの製作方法

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Publication number
JPH0382712A
JPH0382712A JP21942189A JP21942189A JPH0382712A JP H0382712 A JPH0382712 A JP H0382712A JP 21942189 A JP21942189 A JP 21942189A JP 21942189 A JP21942189 A JP 21942189A JP H0382712 A JPH0382712 A JP H0382712A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steel pipe
scc
metal tube
stress
cooling
Prior art date
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Pending
Application number
JP21942189A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Tanaka
淳 田中
Shuji Furuya
古屋 修治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
Ishikawajima Harima Heavy Industries Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ishikawajima Harima Heavy Industries Co Ltd filed Critical Ishikawajima Harima Heavy Industries Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、SCC入りパイプサンプルの製作方法に関す
るものである。
「従来の技術とその課題」 原子力発電関連プラント、各種エネルギ関連プラント、
化学プラント、火力発電プラント等には、優れた特性を
有するオーステナイト系ステンレス鋼管等の金属管が使
用されている。また、オーステナイト系ステンレス鋼に
おいては、腐食因子が存在する環境と、引っ張り残留応
力と、鋭敏化組織とが同時に存在する場合に、応力腐食
割れ(以下、SCCという )が進行し易い傾向がある
したがって、前記各プラントに使用されているオーステ
ナイト系ステンレス鋼管等は、定期点検時等において、
例えば超音波探傷検査を行なって健全性を確認すること
が望ましく、応力腐食割れが認められた場合には、その
部分の補修等の的確な処理を行なうことが必要となる。
前述の超音波探傷検査の信頼性を高めるためには、予め
金属管の内部組織中にSCCを発生させたものを製作し
て標準化しておき、標準化金属管によって超音波探傷作
業手順の検討及び感度の確認を行なうことや、該標準化
金属管と披検査金属管とを超音波探傷装置によって比較
する方法を駆使すること等が有効であると考えられる。
しかし、金属管の内面に標準的なSCCを意図的に発生
させることは、技術的に困難であるとされており、偶然
、SCCが発生した金属管がある場合には、これをサン
プルとして切り取って+lI用することができるか、一
般的にはSCC入りバイブサンプルを得ることができな
い状況である。
本発明は、このような従来技術に鑑みてなされたもので
、金属管の内面に深く大きなSCCを確実に発生させる
ことを目的とするものである。
「課題を解決するための手段 J 本発明は、上記課題を解決するための二つの手段を提案
している。
第1の手段は、金属管を加熱するとともに、金属管の外
表面に冷却流体を介在させて、加熱状態の管壁と金属管
外表面との温度差により降伏点を越える応力を発生させ
、金属管の冷却後に金属管内面に引っ張り残留応力を付
与した状態とした後、該金属管の内部に腐食流体を充満
させてSCCを成長させるSCC入りバイブサンプルの
製作方法としている。
第2の手段は、金属管の内面に初期欠陥部を形成する処
理を前工程として、第1の手段に付加するSCC入りバ
イブサンプルの製作方法としている。
「作用コ 金属管の内面に初期欠陥部を形成した状態としておくこ
とにより、SCCの発生点が形成される。
金属管の管壁の加熱と、金属管外表面の冷却とにより、
管壁に内面が高温、外表面が低温となる温度差を付与す
ると、高温部分の膨張現象を低温部分で制限することに
基づいて、高温部分が圧縮及び低温部分が引っ張りとな
り、かつ、降伏点を越える応力が管壁の各部に発生する
その後、加熱を停止して管壁全体が冷却されると、加熱
時に高温状態であった部分、つまり、管壁の内面等に引
っ張り残留応力が付与された状態となる。
次いで、金属管の内部に腐食流体を充満した状態とする
と、腐食因子が存在する環境に引っ張り残留応力と初期
欠陥部による感受性との要因が加わり、初期欠陥部を発
生点としてSCCが成長し、腐食因子との接触時間によ
りSCCの深さが設定される。
「実施例J 以下、本発明に係るSCC入りバイブサンプルの製作方
法の一実施例を第1図ないし第4図に基づいて説明する
該−実施例にあっては、第1図に示すように、金属管(
例えばオーステナイト系ステンレス鋼管の一種である5
OS3041i管)1に周溶接継手2が形成されている
ものを対象とし、金属管1の内面でかつ周溶接継手2の
近傍に、周方向に沿ってSCCを発生させるものである
以下、SCCを発生させる処理工程について説明する。
く初期欠陥部の形成〉 第1図に示すように、金属管lの内面でかつ周溶接継手
2の近傍位置に、意図的に小クラック状の初期欠陥部3
を形成する。該初期欠陥部3は、例えば周溶接継手2を
形成する際の溶接時の熱影響部の範囲内に設定され、該
熱影響部に組織の鋭敏化した鋭敏化域が形成されている
可能性のある場合は、これをM用してその範囲に設定す
るものであり、周溶接継手2の近傍の内面を集中的に腐
食させる等の方法で、内周に沿って円弧状に浅く形成す
る。
く加熱及び冷却手段の作動〉 第2図に示すように、金属管lの周溶接継手2の回りに
、誘導加熱コイル(加熱手段)4と、該誘導加熱コイル
4の中に形成した冷却水供給路に接続されかつ半径内方
向に向けられている冷却水吐出ノズル(冷却手段)5と
を配設しておく。
誘導加熱コイル4への給電により金属管1の管壁を誘導
加熱して、金属管1の管壁を処理適温まで高める。金属
管1の材質がオーステナイト系ステンレスw4(例えば
5US304  )である場合には、例えば550〜6
00℃前後に設定する。
また、誘導加熱時または直後に、冷却水吐出ノズル5か
ら冷却水Yをシャワー状に噴出させる等により、金属管
lの外表面を冷却する。
〈加熱時における応力の発生〉 金属管1を加熱して、金属管1の外面における冷却水Y
と空気雰囲気Zとの放熱量の差に基づいて、金属管1の
管壁に厚さ方向の温度差を生じさせる。つまり、金属管
1の内面側の空気雰囲気Zに接する面の温度、あるいは
その近傍の管壁の温度が高く、金属管1の外面側の冷却
水Yに接する面の温度が低く、これらに基づいて大きな
温度差が生じる場合、高温状態となる内面側には圧縮応
力が発生し、低温状態となる外面側には引っ張り応力が
発生する。その場合の温度分布が、オーステナイト系ス
テンレス鋼において、200℃以上に達していると、こ
の温度差によって金属管lの管壁内に降伏点を越える応
力が発生し、塑性変形が起こることになる。
く冷却による残留応力の付与〉 その後、誘導加熱コイル4を停止して、自然状態に放置
する等により、加熱されていた箇所の温度が低下して冷
却状態となると、金属管1の管壁に起きた塑性変形分に
対応して、竿3図に示すように、管壁の外表面近傍に圧
縮残留応力、管壁の内面近傍に引っ張り残留応力とを付
与した状態とすることができる。
く腐食流体によるSCCの付与〉 金属管1の内部に腐食流体として、溶存酸素量の多い高
温水を充満させるとともに、金属管1の内部圧力を高め
た状態のまま保持する。
周溶接継手2の近傍には、溶接熱による鋭敏化域と初期
欠陥部3とが付与されている感受性と、内面に付与され
ている引っ張り残留応力と、腐食流体の存在及びこれを
浸透させようとする圧力との各条件が整い、かつ、内部
圧力によって腐食流体が初期欠陥部3に入り込んで浸透
することにより、初期欠陥部3を発生点として、第4図
に示すように、SCCが成長を始める。
この場合の5CC(クラックX )の成長程度は、第3
図において+σで示す引っ張り残留応力の付与程度と、
内部圧力の大きさ及び処理時間とによって設定され、+
σがOとなる範囲、つまり、第3図に示すように、管壁
厚さ寸法の半分程度まで5CC(クラックX )を成長
させることができるので、目的に応じて5CC(クラッ
クX )の大きさを調整したSCC入りパイプサンプル
を自由に製作することが可能となる。
なお、前述した加熱及び冷却による残留応力付与時にお
いて、連続的に冷却水を流しながら加熱する等の方法に
よっても、金属管lの内面に引っ張り残留応力を付与す
ることができる。
「発明の効果」 第■の発明に係るSCC人リパすブサンプルの製作方法
によれば、金属管の内面に引っ張り残留応力を付与した
状態としてから、金属管の内面を腐食流体と接触させる
ものであるから、周溶接継手の形成時にその近傍に鋭敏
化域が発生している場合の感受性に、引っ張り応力と腐
食流体との条件が付加されて、SCCを確実に発生させ
ることができる。また、引っ張り残留応力を付与する範
囲を大きくすることにより、金属管の内面から、管壁の
内部の奥深い部分にまで、十分な深さのSCCを発生さ
せることができる。
第2の発明に係る800人りパイプサンプルの製作方法
によれば、第1の発明に、金属管の内面に初期欠陥部を
形成する前処理を付加しているので、第1の手段による
作用効果に加えて、SCCの発生点を目的とする位置に
設定して、その後におけるSCCを管理状態で成長させ
、顕著な状態のSCCを付与した良質のSCC入りパイ
プサンプルを自由に製作することができる。
等の優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図はSCC入りパイプサンプルの製作
方法の処理工程例を示すもので、第1図は金属管の初期
状態の一部を断面した斜視図、第2図は加熱及び冷却処
理を説明する一部を切欠した正面図、第3図は熱処理に
よって生じた残留応力の状態の説明図、第4図は金属管
にSCCを形成した状態の一部を断面した斜視図である
。 l・・・・・・金属管、 2・・・・・・周溶接継手、 3・・・・・・初期欠陥部、 4・・・・・・誘導加熱オイル(加熱手段)、5・・・
・・・冷却水吐出ノズル(冷却手段)、ν X・・・・・・5cccクラツク )、Y・・・・・・
冷却水、 Z・・・・・・空気雰囲気。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.金属管を加熱するとともに、金属管の外表面に冷却
    流体を介在させて、加熱状態の管壁と金属管外表面との
    温度差により降伏点を越える応力を発生させ、金属管の
    冷却後に金属管内面に引っ張り残留応力を付与した状態
    とした後、該金属管の内部に腐食流体を充満させてSC
    Cを成長させることを特徴とするSCC入りパイプサン
    プルの製作方法。
  2. 2.金属管の内面に初期欠陥部を形成する処理を前工程
    として付加することを特徴とする請求項1記載のSCC
    入りパイプサンプルの製作方法。
JP21942189A 1989-08-25 1989-08-25 Scc入りパイプサンプルの製作方法 Pending JPH0382712A (ja)

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JP21942189A JPH0382712A (ja) 1989-08-25 1989-08-25 Scc入りパイプサンプルの製作方法

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JPH0382712A true JPH0382712A (ja) 1991-04-08

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008195975A (ja) * 2007-02-08 2008-08-28 Hitachi-Ge Nuclear Energy Ltd 配管残留応力改善方法および高周波加熱装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008195975A (ja) * 2007-02-08 2008-08-28 Hitachi-Ge Nuclear Energy Ltd 配管残留応力改善方法および高周波加熱装置

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