JPH038331Y2 - - Google Patents

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JPH038331Y2
JPH038331Y2 JP18954487U JP18954487U JPH038331Y2 JP H038331 Y2 JPH038331 Y2 JP H038331Y2 JP 18954487 U JP18954487 U JP 18954487U JP 18954487 U JP18954487 U JP 18954487U JP H038331 Y2 JPH038331 Y2 JP H038331Y2
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water
tank
collection pipe
water collection
leaf
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は濾材の清浄の際に、濾過装置本体タン
ク内に圧縮空気を注入することにより、タンク内
の水を排出することができるプリコート型の濾過
装置に関するものである。
〈従来の技術〉 従来の濾過装置の一つとして、第4図に示すよ
うな、プリコート型の濾過装置が存在する。
このプリコート型の濾過装置の構造の概略は、
装置本体のタンク1の内部下方に水平方向に底板
14を設置し、この底板14に集水口6を開口
し、円筒形の網体21とサランの濾布22とより
なる濾材のリーフ2を設置するものである。
そして先ず、ポンプにより取水管11からタン
ク1内に珪藻土を解かした溶解液を注入し、リー
フ2の外周面に珪藻土を付着させて濾層を形成さ
せる。
次に、タンク1内に濾過原水を注入、循環さ
せ、上記の濾層によつて濾過原水の濾過汚物を捕
獲して、濾過処理水のみを排水管12から排出す
るシステムになつている。
〈本考案が解決しようとする問題点〉 前記した従来のプリコート型濾過装置において
は、長時間使用したリーフ2を清浄する際に、次
のような問題が発生する。
即ち、従来はリーフ2に付着した珪藻土を除去
するために、排水管12側から水を逆流させて、
リーフ2の外周面に付着した珪藻土を除去する逆
洗水方式を採用している。
しかしこの時発生する逆洗水には、リーフ2に
付着した非常に濃度の濃い濾過汚物が含まれてい
る。
そのため、従来の方法では、この逆洗水を再び
沈澱層などに移して浄化作業を行い、さらに濾過
作業を行わなければならなかつた。
従つて、非常に作業能率が低下するとともに、
濾過コストが高くなるという問題が生じる。
そこで、この問題の解決策として、取水管11
側から圧縮空気を送り込み、タンク1内の濾過原
水を完全に濾過して排出した後に、リーフ2をタ
ンク1内から取り出し、外部で洗浄作業を行う方
法が望ましく、その実現が試みられてきた。
しかし、従来の装置の場合は、タンク1内に圧
縮空気を送り込んでも、第4図に示すように、タ
ンク1内の水位が降下してリーフ2が露出する
と、矢印で示されるように、圧縮空気はリーフ2
を直接通過し、集水口6からタンク1の外部に逃
げてしまい、タンク1内の水を押し下げることが
できない。
そのため、タンク1内の濾過原水を排出するこ
とができず、リーフ2をタンク1内から取り出し
て、外部で洗浄作業を行うことができない。
従つて、従来のプリコート型の濾過装置を使用
する場合には、依然として逆洗水方式に頼ること
になり、従来の問題は残存したままである。
〈本考案の目的〉 本考案は上記のような問題点を解決するために
なされたもので、逆洗水を出さずに、リーフの洗
浄作業を高能率、低コストで行うことができるプ
リコート型濾過装置を提供することを目的とす
る。
〈本考案の構成〉 以下、図面を参照しながら本考案の一実施例に
ついて説明する。
〈イ〉 集水管(第1図) 装置本体のタンク1は、従来と同様に、上方に
開閉可能な蓋体13を有し、その蓋体13には取
水管11を取り付け、タンク1の下部には排水管
12を取り付ける。
このタンク1の内部下方には、水平方向に底板
14を取り付ける。
そして、この底板14の中央部を貫通させ、鉛
直上方向に集水管3を立ち上げて、底板14に溶
接あるいは接着剤などで設置する。
この集水管3は両端部を開放し、その上端部は
タンク1内に設置し、下端部はタンク1の内部の
水が、排水管12を通してタンク1の外部に排出
できるように構成されている。
〈ロ〉 集水管カバー(第1図) 集水管カバー31は、底板14から間隙を設け
て集水管3の周囲に設置した管体であつて、上端
部を集水管3の上端部よりやや上方で閉塞し、下
端部を開放した構造である。
この集水管カバー31は、下端部を支持部材3
2で複数箇所固定して設置する。
〈ハ〉 リーフ受け(第1図) リーフ受け4は、集水管カバー31の下端部の
周囲に、底板14から集水管カバー31下端部の
やや上方まで形成した円形の壁体である。
このようにして、リーフ受け4の内面と、集水
管カバー31の内面と、集水管3の外面とによつ
て、折れ曲がつた水路5が形成される。
〈ニ〉 リーフ(第1図) リーフ2は、従来と同様な円筒形の網体21と
サランの濾布22とよりなる濾材であり、集水管
カバー31の周囲に設置される。
このリーフ2の下端部は、上記のリーフ受け4
上に着脱可能に取り付け、リーフ2の上端部は、
集水管カバー31の上面に着脱可能に取り付けた
支持部材23に、同様に着脱可能に取り付ける。
〈本考案の装置の使用方法〉 本考案の濾過装置は以下のように使用される。
〈イ〉 濾過作業(第2図) 従来と同様に取水管11から濾過原水をタンク
1内に注入し、リーフ2に濾過汚物を捕獲して、
濾過処理水のみを排水管12から排出する。
このときリーフ2を浸透した濾過処理水は、水
路5を通して排水管12から排出される。
〈ロ〉 内部水の排出(第2,3図) 取水管11に圧縮空気の送気ポンプなどを連結
し、圧縮空気をタンク1内に徐々に送り込む。
圧縮空気はタンク1内に充満し、タンク1内の
水を押し下げる。
押し下げられた水は、矢印で示すように水路5
内を強制的に上昇させられ、集水管3の上端から
集水管3内に流入してタンク1の外部に排出され
る。
〈ハ〉 洗浄作業(第3図) タンク1の内部の水をリーフ受け4の高さまで
排出した後、水路5内の水を排出し、支持部材2
3を取り外す。
このとき、タンク1内の水は排出済であるた
め、リーフ2を乾燥状態に近い状態で取り外しす
ることができる。
そして、取り外したリーフ2を、外部において
たたく等して、容易にかつ確実に洗浄作業を行う
ことができる。
〈本考案の作用〉 本考案の装置は、リーフ受け4の内面と、集水
管カバー31の内面と、集水管3の外面とによつ
て、鉛直上方に立ち上がつた曲折した水路5を形
成するものである。
この水路5内には常に水が充満されており、そ
の水の水圧が下方に作用している。
そのため、従来の装置の場合には、リーフ2を
通過した空気はそのまま外部に抜けてしまうが、
本考案の場合には、リーフ2を通過した空気は集
水管カバー31の外面と、上述のように、水路5
内の水の下方に作用する水圧とによつて、空気が
外部に抜けるのを防止し、タンク1内に封入する
ことができる。
従つて、タンク1内の空気は均等な圧力で水面
を押し下げ、タンク1内の水を排出することがき
る。
また、リーフ2はリーフ受け4の上に設置され
ているため、タンク1内の水はリーフ受け4の高
さまで排出できれば、リーフ2を乾燥状態に近い
状態で取り出せることになる。
即ち本考案は、集水管カバー31の下端部より
リーフ受け4の上端部が上方に位置する。
そのため、リーフ受け4の高さまで水を排出し
ても、集水管カバー31の下端部は水の中に浸水
しており、水路5内は依然として水が充満された
状態である。
従つて、水路5内の水圧でタンク1内の空気が
外部に逃げるのを防止し、タンク1内の水をリー
フ受け4の高さまで排出し、リーフ2を乾燥状態
に近い状態で取り出すことができる。
その結果、前述したように、取り外したリーフ
2はほぼ乾燥状態であるため、外部においてたた
く等して、容易にかつ確実に洗浄作業を行うこと
ができる。
〈本考案の効果〉 本考案は以上説明したようになるので、次のよ
うな効果を期待することができる。
〈イ〉 従来は圧縮空気をタンク内に送り込ん
で、リーフに付着した珪藻土を除去することが
できないため、排水管側から水を逆流させて、
リーフの外周面に付着した珪藻土を除去する逆
洗水方式を採用している。
そのため、この時発生する逆洗水には、リー
フに付着した非常に濃度の濃い濾過汚物が含ま
れているため、従来の方法では、この逆洗水を
再び沈澱層などに移して浄化作業を行い、さら
に濾過作業を行わなければならなかつた。
従つて、非常に作業能率が低下するととも
に、濾過コストが高くなるという問題が生じ
る。
それに対して本考案は、リーフ受けの内面
と、集水管カバーの内面と、集水管の外面とに
よつて、鉛直上方に立ち上がつた曲折した水路
を形成する。
そのため、従来の装置の場合には、リーフを
通過した空気はそのまま外部に抜けてしまう
が、本考案の場合には、リーフを通過した空気
は集水管カバーの外面と、この水路内の水の下
方に作用する水圧とによつて、空気が外部に抜
けるのを防止し、タンク内に封入することがで
きる。
従つて、タンク内の空気は均等な圧力で水面
を押し下げ、タンク内の水を排出することがで
きる。
そして、タンク内からリーフをほぼ乾燥状態
で取り出して、外部において確実に洗浄作業を
行うことができる。
以上のことから、本考案は逆洗水を出さずに
済むため、リーフの洗浄を高能率、低コストで
行うことができる。
〈ロ〉 本考案はタンク内の水をリーフ受けの高
さまで排出できるため、リーフ受けの上に設置
されたリーフを乾燥状態に近い状態で取り出す
ことができる。
従つて、取り出した乾燥状態のリーフは、外
部においてたたく等して、容易にかつ確実に洗
浄作業を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図:濾過作業の状態を示す説明図、第2
図:タンク内の水の排出作業を示す説明図、第3
図:リーフの取り外し作業の説明図、第4図:従
来技術の説明図。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 装置本体のタンク内部に濾材を設置し、タンク
    内に珪藻土溶解液を注入し、濾材に珪藻土を付着
    させて濾層を形成させ、この濾層によつて濾過原
    水の濾過汚物を捕獲して濾過するプリコート型濾
    過装置において、 タンク内部の下方に水平方向に取り付けた底板
    と、 この底板に鉛直上方向に立設し、上端はタンク
    内に位置させ、下端をタンク外部と連通する両端
    開放形の集水管と、 底板から間隙を設けて集水管の周囲に設置した
    管体であつて、上端を集水管の上端よりやや上方
    で閉塞し、下端を開放した集水管カバーと、 集水管カバー下端部の周囲に、底板から集水管
    カバー下端部のやや上方まで形成した濾材受け
    と、 濾材受けの上部に設置した濾材とよりなる、 プリコート型濾過装置。
JP18954487U 1987-12-15 1987-12-15 Expired JPH038331Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP18954487U JPH038331Y2 (ja) 1987-12-15 1987-12-15

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JP18954487U JPH038331Y2 (ja) 1987-12-15 1987-12-15

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JPH0195220U JPH0195220U (ja) 1989-06-23
JPH038331Y2 true JPH038331Y2 (ja) 1991-02-28

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JP (1) JPH038331Y2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10258208A (ja) * 1997-03-19 1998-09-29 Kurita Water Ind Ltd プレコート濾過装置の性能回復方法
JP2001335906A (ja) * 2000-05-26 2001-12-07 Nippon Steel Hardfacing Co Ltd スナウト内異物除去装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10258208A (ja) * 1997-03-19 1998-09-29 Kurita Water Ind Ltd プレコート濾過装置の性能回復方法
JP2001335906A (ja) * 2000-05-26 2001-12-07 Nippon Steel Hardfacing Co Ltd スナウト内異物除去装置

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JPH0195220U (ja) 1989-06-23

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