JPH0387175A - リパーゼ及びその遺伝子 - Google Patents

リパーゼ及びその遺伝子

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JPH0387175A
JPH0387175A JP1761190A JP1761190A JPH0387175A JP H0387175 A JPH0387175 A JP H0387175A JP 1761190 A JP1761190 A JP 1761190A JP 1761190 A JP1761190 A JP 1761190A JP H0387175 A JPH0387175 A JP H0387175A
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JP
Japan
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lipase
amino acid
sequence
gene
acid sequence
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JP1761190A
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English (en)
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Makoto Tsuchiya
誠 土屋
Yutaka Matsui
裕 松井
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Ajinomoto Co Inc
Original Assignee
Ajinomoto Co Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、エステル分解反応、エステル合成反応、エ
ステル交換反応に用いられるリパーゼ酵素及びその遺伝
子に関するものである。
遺伝子は組み換えDNA法によりリパーゼを大量に生産
することを可能にし、また遺伝子改変によってより機能
的なリパーゼを作り出す事を可能にする。リパーゼの用
途としては、脂肪酸の製造、牛脂の分解、カカオ代用脂
の製造、グリセリド合成、テルペンアルコールエステル
合成、シュガーエステル合戒、ラセミ体エステルの光学
分割等がある。
〔従来の技術〕
リパーゼを生産する生物は、動物、植物、微生物に広く
分布しており、それらのリパーゼは、その給源によって
、また組織によって特徴的な性質を持っている。これら
のリパーゼの中には、アミノ酸全配列の分かっているも
のや、部分的に配列の分かっているものがあり、それら
は次にあげる通りである。動物由来には、rat Li
ngal 1ipase(Docherty、A、J、
P、HBodmer、M、W、;八nga1.s、;V
ergerR,HR4viere、 c、 ;Lowe
、 P、A、 ;Lyons+ A、 ;Emtage
、 J、S。
;l1arris、T、J、R,:Nucleic A
c1ds Res、、 13(6)+1891−903
(1985))、rat hepatic lipas
e(Komaromy、Michael C,;5ch
otz、Michael C,:Proc、Natl、
^cad、sci、U、s、八、、84(6)、152
へ−30(1987))、human  gastri
clipase(Bodmer、Mark  H,;八
ngal、5arojani;Yarranton、G
eoffrey  T、;l1arris、Timot
hy  J、R,;Lyons、八1an;King、
David J、;I’1eroni、Gerard;
R4viere、C1aude;Verger+Rob
ert;Lowe、Peter A、:Biochim
、BiophyS、八cta、  909  (3)、
237−44(1987))、bovine  bra
in  diacylglycerol 1ipase
(Farooqui、Akhlaq A、HCheng
、 Sh 1yuan ;Rammohan 、 Ko
tti I ;KoIa ttukudy、 Papa
chan;1larrocks、Lloyd A、:B
iochem、Soc、Trans、 16(3)、2
93(1988))、human hepatic 1
ipase (Datta、5antanu;Luo、
Chi  Cheng;LiJen Ilsiung;
Van Tuinen PeterHLedbette
r、David H,;Broiyn、Mary A、
;Chen、San HwanHLiu、5hyan 
Woei;Chan、Lawrence:J、Biol
、chem、、 263 (3)、110740(19
88))、などがあり、これらは全アミノ酸配列が知ら
れている。またバクテリア由来では5taphyloc
occus hyicus 1ipase(Goe t
z 、 Fr1edrich ;Popp、 Fr i
 tz ; Korn + Edda ;Sch 1e
ifer+Karl He1nz:Nucleic A
c1ds Res、、13(16)、5895−906
(1985))+ Pseudomonas frag
i lipase(Kugimima+ Ha tar
u ;Otan i、 Yasuo ;llashim
oto、 Yukiko ;Takagi、 Yasu
yuk i : Biochem、 Biophys 
、Res 、Commun、 + 141(1) 、 
185−90 (1986) )などがあり、これらも
全アごノ酸配列が決定されている。糸状菌由来では、R
hizomucor m1ehei 1ipase(B
oel、EsperHHugejensen。
Birgi tte ;Chris jensf3n+
 Mogens HThim、 Lars ;Fi 1
1゜N1els P、:Lipids、23,701(
198B))、Rh1zopus n1veus 1i
pase(特開昭64−80290号公報)、Geot
r4chum candidum 1ipase(特開
昭63−32489号公報)等があり、前二者はその全
アミノ酸配列が、後者はそれをコードするDNAの配列
が明らかになっている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、糸状菌由来のリパーゼはバクテリア由来のも
のと違って、基質であるトリグリセリドの1.3位に特
異的に作用する性質を持つ。この性質は、エステル交換
を利用したカカオ代用脂の製造にはなくてはならない性
質である。動物由来のリパーゼも同様な特異性を持つも
のが多いが、培養の容易さの点などを考えると糸状菌リ
パーゼのほうが利用しやすいと考えられる。
本発明の目的は、リパーゼを精製し、そのN末端アミノ
酸配列を決定して、本リパーゼの分子構造を明らかにす
るとともに、トリグリセリドの1゜3位に特異的に作用
するリパーゼを遺伝子工学的手法によって純粋な形で安
価に大量供給しうる手段を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
そこで本発明者らは、糸状菌の1つであるRh iz亜
■delemarの生産するリパーゼを、エステル交換
反応などに利用するために、その性状、構造を明らかに
する目的で精製し、そのN末端アミノ酸配列を決定した
。この配列はこれまでに知られた上記リパーゼとは全く
異なっており、新しい蛋白質構造をもつリパーゼである
ことがわかった。
また、さらに、本発明者らはリパーゼ生産菌としてRh
1zopus  delemar AJ 6045(本
菌株はFERM P10550として寄託されている。
) を選び、この培養上澄中に存在するリパーゼを精製した
。この菌株の生産するリパーゼの精製についてはすでに
岩井ら(Iwai、 Mieko;Tsuj 1sak
a+ YosiO:八gr、Bio1.Chem、 、
 38.1241 (1974))によって報告されて
いるが、本発明者らはその精製方法を大幅に簡略化し、
しかもN末端アミノ酸配列を決定するのに十分な純度を
持つサンプルを得ることに成功し、N末端アミノ酸配列
を決定した。
このデータをもとに、合成DNAプローブを作製し、R
h1zopus  delemar AJ 6045菌
体より抽出したゲノムDNAよりリパーゼゲノム遺伝子
を、また抽出精製したmRNAより台底したc DNA
遺伝子の中からリパーゼゲノム遺伝子を取得した。そし
てそのDNAの全構造を決定した。
以下に方法を説明する。
培養方法は従来の肋u亜!属の培養方法と特に変わらな
い。すなわち培地としては炭素源、窒素源、無機イオン
、さらに必要に応し硝酸塩、リン酸塩等を含有する通常
のものである。炭素源としてはグルコース及びこれらを
含有する澱粉加水分解物、糖蜜等が用いられる。窒素源
としてはポリペプトン、トリプトン、肉エキス、酵母エ
キス等が使われる。培養は好気的条件下で培地のpl+
及び温度を適宜調節することが望ましいが、必ずしもそ
の必要はない。培養時間は培地中のリパーゼ活性が最高
になるところまで行われる。
培養上澄よりリパーゼを精製するには以下の様な方法が
用いられる。培養液のpl+を塩酸により4.6に調整
し、沈澱を除く。この時調整するpnの範囲は4.6付
近であれば良い。また用いる酸は塩酸でなくともかまわ
ない。得られた上澄を硫安沈澱し、脱塩した後、ファル
マシアPhenyl 5ephar。
5eCL4Bオープンカラムにかけ分画を行う。このカ
ラムは、充填剤の基材につけた疎水性基と試料の疎水性
官能基との相互作用の違いにより分離を行う担体ならば
他のものでも使用することが可能である。また、このス
テップを省略してしまうことが可能である。分画したサ
ンプルを高速液体クロマトグラフィーを用い(ここで言
う高速液体クロマトグラフィーとは、常圧以上でクロマ
トを行う装置であって、ファルマシアFPLCを含む)
、東ソー製T S K −G E L 、、Pheny
l−5PWカラムを使って分画した。このカラムはやは
り充填剤の基材につけた疎水性基と試料の疎水性官能基
との相互作用のちがいにより試料を分離するクロマトグ
ラフならば他のものでも使用可能である。この段階を経
たサンプルはすでにSDSポリアクリルアミドゲル電気
泳動で単一バンドになっている。
次に、高速液体クロマトグラフィーで東ソー製G300
0SWカラムを使ってゲル濾過を行った。このカラムは
、ゲル濾過の特性を持つカラムであれば他のものでも使
用可能である。またこのステップは省略することも可能
である。しかし省略した場合、次のステップのために脱
塩をする必要がある。ここで得られたサンプルをさらに
2成分に分離するため、高速液体クロマトグラフィーで
、ファルマシア陽イオン交換カラムMono Sを使っ
て分画を行った。この時使用するカラムは陽イオンを分
離する陽イオン交換の性質を持つものならば他のもので
も使用可能である。
精製したサンプルをアミノ酸配列アナライザーにかけ、
以下に示す2つのN末端アミノ酸配列を決定した。
八sp  Asp  Asn  Leu  Val  
Gly  Gly  Met  Thr  Leu  
AspLeu Pro Ser Asp Ala Pr
o Pro Ile Ser Leu+及びVal S
er Gly Lys Ser Gay Ser Se
r Asn Thr AlaVat  Ser  Al
a  Ser  Asp  Asn  Ala  Al
a  Leuこのア藁ノ酸配列は今回初めて明らかにさ
れたものである。同一リパーゼであっても、上記アごノ
酸配列のうち、数個が別のアごノ酸に置換することは可
能である。
本発明のリパーゼをコードする遺伝子はRh1zopu
s  delemar AJ6045菌体から抽出して
もよくまた合成することもできる。抽出する場合には菌
体を1 〇− 磨砕等の手段により破壊してプロテアーゼ処理等を行っ
た後、DNAを抽出する。得られたDNAを制限酵素で
切断し、λベクターに結合し、インビトロパッケージン
グしてライブラリーを作製する。一方、前記のアミノ酸
配列からDNA自動自動合成装置用いて対応するDNA
プローブを台底しておく。そこでこの台底プローブを用
いて前記ライブラリーからゲノムDNAクローンを分離
する。
RNAの抽出は、ゲノムDNAの抽出と同様であるか、
全ての段階においてRNaseの混入を防ぐ、もしくは
RNaseの活性を阻害する工夫が必要である。抽出さ
れたRNAの中が、オリゴdTセルロースカラムを用い
ることにより、ポリA RNA画分を精製し、これをも
とに、リハーストランスクリプクーゼによって、cDN
Aを台底する。得られたcDNAをλベクターに結合し
、インビトロパッケージングしてライブラリーを作製す
る。あとはゲノムDNAの時と同様の方法でクローンを
分離する。
以上のようにして得られたゲノムDNA及びCDNAを
遺伝子構造解析の結果、コードされる蛋白質は2種類有
り、その片方は特開昭64−80290号公報に示ず跳
u並us  n1veus  1ipaseと1つのア
ミノ酸を除き同一であった。
〔実施例] 実施例1 (1)リパーゼ生産菌Rh1zopus delema
r AJ6045(本菌株はFERMP−10550と
して寄託されている)の培養。
リパーゼ生産菌ハn皿用」1竺肛AJ6045 ヲ20
0I!、スケールで培養した。培地ポリペプトン5%、
NaNO30,1%、KtlzPOa 0.1%、Mg
5Oa 0.05%、Glucose 2%、pl+約
6゜温度27°C0(2)リパーゼの精製 活性測定法は専ら簡便法(大日本製薬製すパーゼキッ)
S)によったが、最終精製標品についてばオリーブ油を
用いた活性測定法(Fkumoto、Juichiro
;rwai、旧eko;Tsujisaka、Yosh
io:J、Gen、Appl、Microbiol、、
10,257(1964))で活性のあることを確認し
た。以下に示すU(ユニット)とは、リバーゼギッ+−
Sで測定した時の、サンプルとブランクの吸光度の差を
、1分当りの量に換算したものである。またBはバッフ
ァーを意味する。
■得られた培養ブロス180 j2を24φ振切にかけ
、8kgの菌体を分離した。上澄液に濃塩酸を加えpH
4,6に調整したところ、わずかに沈澱を生じた。
生じた沈澱をシャープレスによって除き、上澄液160
1を得た。これに硫安80kg(70%飽和)を加え4
°C116hr放置したところ、塩析物が液表面に浮い
た。この沈澱物をすくい取り、780gの硫安沈澱物を
得た。
この沈澱物を50g取り、それを最小液量の0.02M
酢酸B (p++5.2)に溶解、不溶物を遠心により
除去した後、5ephadex G−25Medium
で脱塩した。脱塩したサンプルを凍結乾燥し、4.72
gのリパーゼパウダーを得た。このリパーゼパウダーは
、1600u/gパウダーであり活性回収率85%、こ
れを0.02M酢酸B (pH5,6)に溶かした時の
比活性は65u/■であった。
■■で得たリパーゼパウダー2.36gを23.6dの
3 0.02M山酸B (pH5,2)に溶解し、それにぺ
M硫安14.75 m9.を加え硫安濃度を1.5Mに
調整した。これを内径2.3cm、長さ50cm、ヘッ
ド体積210蔵のファルマシアPhenyl CL 4
 Bにチャージし、1.5M硫安、0.02M酢酸B 
(pl+5.2)で洗浄後、0.02M酢酸B (pH
5,6)で吸着画分を溶出した。活性は全て0.02M
酢酸B (pH5,6)溶出画分にあり、活性画分を回
収後フォローファイバーで濃縮し液量130成にした。
この時比活性77u/■、全活性2000 u、活性回
収率53%であった。次にこのうち71mftを、HP
 L C(Waters M600マルチソルベントシ
ステム〉、カラムT S Kgel Phenyl −
5P W7.5 mm I DX7.5c+nを用い、
条件O分→30分、1.5M硫安、0.02M酢酸B 
(pH5,2)アイソクラチック、流速1mR/m1n
030分→90分、1.500M硫安、0.02M酢酸
B1グラデイエンド、流速1mR/minで分画した。
(チャージは20m1+11mfl+11mR−1−1
7mQB  4回に分け、それぞれ4M硫安を加えて行
った。)活性フラクションは互いに混合せず、液体チッ
素で瞬間凍結後−70°Cで保存した。このサンプルの
比活性4 は240〜300u/■で、全活性は500 u 、活
性回収率44%であった。この段階のサンプルをSDS
 PAGEにかけたものが第1図である。図中、aは分
子量マーカーであり、上から97400.66200.
42699.31000.21500.14400 (
7)分子量で示しテいる。
bはサンプルである。この時すでにクマジ染色で単一バ
ンドになっている。
■■で得られた各活性フラクションを相互に混合せずに
、全活性として600u分を、HPLC(Waters
 M600マルチソルベントシステム)、カラム、T 
S Kgel G3000SW 7.5mm I D 
X60cmに0.5mfl〜0.1mRづつチャージし
てゲル濾過を行った。(条件、平衡B 0.2MNaC
l、 0.02M酢酸B1流速1 ml/min、 )
これによって得られたサンプルは、比活性142 u 
/■、活性回収率は80%であった。またゲル濾過によ
る分子量は、同条件でスタンダードサンプルを流した結
果から、98000と計算された。
■■で得られたサンプルのうち、全活性330 u分を
ファルマシアFPLC,カラムMono S llR5
15(陽イオン交換)にかけた。ゲル濾過したサンプル
は0.2MのNaC1を含むため、■部はFPLC、フ
ァーストデイツルティングカラムをIIRIO/10を
用い脱塩し、また1部はサンプルを3倍に希釈すること
によってMono Sに通ずサンプルを調整した。なお
ファーストデイツルティングカラムを通した時の活性回
収率は75%であった。またその条件は、流速2 ml
/min、平衡B、0.02M酢酸B0(Mono S
の条件は、0.02M酢酸B→I MNaC] 、 0
.02M酢酸B (pH5,2)60分グラデイエンド
、流速1 mR/min 0)Mono Sによって蛋
白のピークが2つに分かれたが、その両方にリパーゼ活
性が一致した。これをAリパーゼとCリパーゼと言う。
このサンプルの比活性はAリパーゼが280 u/mg
、 Cリパーゼが100u/mgで活性回収率は50%
であった。
A、Cリパーゼは、電気泳動より分子量33000と予
測される。ここまでの精製のまとめを表1に示す。
表1 リパーゼ精製のまとめ(各ステップとも最終標品を得る
ための量に換算されている。〉(3)N末端アミノ酸配
列の決定 ■(2)で精製したA、Cリパーゼをシーフェンス分析
の結果、この蛋白は、2種のサブユニットからなってお
り、その構成量比は1:1であった。表2に配列を示す
。また、この配列はA、C両すパーゼで同一であった。
表2  MonoSサンプルのN末端アミノ酸配列1 
2 3 4 5 6 7 8 9 10 1112 1
3 14 15 16 17 18 19 20 21
7 ■Mono Sで精製したサンプルは2種のサブユニッ
トを含んでいるため、等重点電気泳動を用いて分離を行
った。A+Cリパーゼ画分(A+Cリパーゼ画分とはP
henyl SPW後のサンプルを言う)を内径6胴、
長さ13cmのガラス管カラムで等電点電気泳動しクマ
ジ染色の後、単一ハンドであるpH9,30のハンドを
切り出した。プロッティングにより、この蛋白をミリポ
アイモピロントランスファーメンブレン(材質Po1y
vinylidene difluoride、Cat
No、 IPVH304FO)に移し、メンブレンごと
アごノ酸シークエンサーにかけN末端アごノ酸配列を決
定した。結果を表3に示す。
表3  T E F pH9,30バンドのN末端アミ
ノ酸配列1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 
11八sp  Asp  Asn  Leu  Val
  Gly  Gly  Met  Thr  Leu
  Asn12 13 14 15 16 17 18
 19 20 21Leu  Pro  Ser  A
sp  Ala  Pro  Pro  Ile  S
er  Leuこの結果は表2の片方の配列に一致して
いる。
表3の配列と(表2)−(表3)の配列とから以下に示
すα、βNN末端アミノ配列を決定した(表4)。
表4 α、βサブユニットのN末端アミノ酸配列1 2
 3 4 5 6 7 8 9 10 1112 13
 14 15 16 17 18 19 20 21実
施例2 (1)ゲノムDNAの調整 Rh1zopus delemar AJ6045菌体
16gを液体窒素存在下、乳鉢と乳棒により破砕し、1
50mの0.5MEDTA (pH8,0)、10mM
 Tris−11clz< ラフy −(pl+8.0
)を加えよく懸濁させた。数秒間ポリトロンをかけた後
150mj!の0.5M EDTA(pH8,0)、1
0mM Tris(pH8,0)200μg/rdPr
oteinase K、 1%5arcosy+を加え
、50°Cで3時間放置した。バッファー飽和フェノー
ルを等量加え、撹拌し、遠心機にかけた後、水相を取る
操作(以後フェノール処理という)を3回繰り返した。
水相を50mM Tris(pl+8.0)、10mM
 EDTA、10mM NaCl に対して透析し、得
られたサンプルにRNaseを100 μg/mfl加
え37°C13時間反応させた。
フェノール処理の後、10mM Tris(pH8,0
)、1mMTiDTA溶液に対して透析し、10分の1
体積の2.5MSodium Acetate(pH5
,2)を加え、2倍量のエタノールを加えて、−20°
Cで1夜放置した。遠心して沈澱を集め(以後この操作
をエタノール沈澱という)その沈澱をCsC1−Etd
Br平衡密度勾配超遠心し、DNAのバンドを回収し、
それを10mM Tris(pH8゜0)、1 mME
DTAに対し透析しゲノムDNAを得た。
(2)ゲノムライブラリーの作製 ゲノムD N A (230μg/m℃)230μi!
、1o×Aバツフアー(ベーリンガーマンハイム社製5
−バッファーシステム)46μj、 IIzO230μ
ff、 5au3^I(宝社製制限酵素)1.6μeを
加え37°C165秒反応した後、フェノール処理をし
、溶液中のフェノールをエーテルによって除いた。エタ
ノール沈澱の後、1 mlの10mM Tris(pH
8,0)、1 mM EDTAを加え、その内の6μe
に、λファージEMBL3 (プロメガ社より購入〉 
2μe(lμg)、1 p(lの0.5M Tris(
pl+7.4)、0.1MDTT。
10mM ATP、0.1 MMgCIz 、及びT4
DNAリガーゼ(宝社より購入)を加え、11°C11
夜放置した。
この反応液を、インビトロパッケージングキット(アマ
ジャム社より購入)の指示に従ってパンケージソゲし、
ライブラリーを作製した。
(3)合成りNAプローブの作製 決定されたN末端アミノ酸配列をもとに第2図に示すよ
うにDNAを設計し、アプライドバイオシステムズ社製
3BOA D N Aシンセサイザーを用いてフォスフ
ォアミグイド法でプローブを作製した。
但し、βサブユニツトプローブに関しては、初期のN末
端アミノ酸配列データをもとに作製した。
後の正確なアごノ酸シークエンサーでの分析結果よりβ
N末端配列は、VSGKSGSSNTAVSASDNA
Aと決定された。
(4)プローブのアイソトープラベル 合成DNAプローブ50pmoleに34の0.5MT
ris(pH7,6)、0.1MMgCh 、0.05
MDTT 、0.001M IEDT八、1μm!T4
ポリヌクレオチドカイネース(宝社より購入)10μe
〔γ−” P ) ATP(アマジャム社1 より購入)を混合し、11□0で液量を30μeにした
37°C160分反応させた後、フェノール処理を行い
、セファデックスG−50によるゲル濾過を行ってアイ
ソトープラベルしたプローブを得た。
(5)スクリーニング インビトロパッケージングキット(アマジャム社製)に
示された方法に従ってファージをブレーティングし、プ
レートを4°Cに冷やした後、表面にニトロセルロース
フィルターを密着させてファージをフィルター上に移し
た。フィルターを1.5MNaC1,0,5MNaOH
溶液に浸し、付着したDNAを変性させ、1.5MNa
Cl、0.5M Tris(pH8,0)溶液で中和し
た。さらに0.36MNaC1,20mM Na1lz
PO4(pi(7,4) 、 2 mM EDTA (
pH7,4)でリンスした後乾燥させた。このフィルタ
ーを以下に示す溶液に浸し50°C11夜ハイブリダイ
ゼーシヨンを行った。〔溶液:5mRのCarrier
 D N A (Salmon 5 rng/ mR)
、25m1.の1 mM EDTAを加え100°C5
分処理し角、冷した。
50mNの10 X SSC(10X SSCとばNa
Cl37.5g 、 Na”citrate 44g 
、 1lzoを加え11とする)0.2%SD2 S 、 20mM EDTAを加え、20mflの1%
BSA 、1%pvp(pvp−360) 1%Fic
ol1400を加えたものにアイソトープラベルしたプ
ローブを加えたもの。〕ハイブリダイズ終了後2.5X
SSCで洗浄し、乾燥させオートラジオグラフをとった
。オートラジオグラフィーの結果、約60株のポジティ
ブクローンを得た。
(6)塩基配列決定 ポジティブクローンよりプレートライゼット法によって
(Molecular CIoning、Co1d S
pring 1larb。
r Laboratory(1982))ファージDN
Aを調整し、挿入されたDNAをp[Jc18(宝社よ
り購入)に乗せ換えPLDAIIIを作製した。(この
プラスミドを含有するE、coli JM109株はF
ERM P−11212として寄託されている。)PL
DAIII中のプローブと親和性のある部分について塩
基配列を決定した。塩基配列決定はDIEAZ八シーク
へンスニ1−ツL (ff1社製) ヲ用い、その指示
に従った。決定した塩基配列を第3図に示す。第3図の
中で各サブユニットのコーディングw4域と推測される
部分をアミノ酸に翻訳しである。また203〜208の
CCT八八へへ261〜265のTATA八配列へ真核
生物のプロモーター配列であり、1601〜1606の
AATAAAはポリアゾニレ−ジョンシグナルである。
また456〜512がβN末端プローブに相当する部位
であり、658〜714がαN末端プローブに相当する
部位である。また1153〜1194に他のリパーゼと
相同性のあるアミノ酸配列をコードする部分がある。
実施例3 (1)mRNAの3周整 凍結した菌体を液体窒素中で乳鉢と乳棒を用いて破砕し
、Igの菌体に対し5■のDTTを添加、さらにIgの
菌体に対し2.6mlの0.2MNaBorate(p
l+9.0)、 1 %SDS  、  30mM  
IEGTA  、 10mM  Vanadyl−ri
bonucleoside(これをXTBと言う、90
〜95°C)を加え、ポリトロンをかけた。Prote
inasekを0.5■/ rMになるように加え、4
0°Cで2時間放置した。
1 mflのXTBに対し80peの2MKClを加え
、氷上1時間放置した。 1200Orpmで20分、
4°Cで遠心し、沈澱を2MLiClで2回洗浄した。
10mM Tris(pH7,5)に約2 mg / 
mlとなるように溶解し、酢酸カリウム(200mM)
を加えた後エタノール沈澱した。沈澱を2成の11□O
に溶かし、65℃、1分加熱した。2 rtrRの1.
5M NaCl 、2 mflの20m1’l Tri
s(pH7,6)を加え、セルロースカラムを通し、非
吸着画分をオリゴdTセルローースカラムに吸着させた
。この時カラムの平衡化には0.4MNaCl、10m
M Tris(pH7,6)(これを旧nding B
と言う)を用いた。30mflのBindinBで洗浄
して、10mM Tris(pH7,6)でPo1yA
 RN Aを溶出した。0.5Mとなるように5 MN
aCIを加え、再度01igo dTセルロースカラム
に吸着させ、20mRのBinding Bで洗浄し、
さらにlOmRの0.4MNaCl。
10mM Tris(pH7,6)で洗った。10mM
 Tris(pH7,6)で溶出し、Po1yA RN
 Aを得た。
(2) c D N Aライブラリーの作製アマジャム
社製のcDNA合威システムプラスを用いcDNA合威
を台底た。方法はキットの指示に従った。作製されたc
DNAを材料にしてアマジャム社製cDNAクローニン
グシステムλgt10ver、  2.0を用いてライ
ブラリーの作製を行っ5 た。方法はキットの指示に従った。
(3)スクリーニング、塩基配列決定 作製されたcDNAライブラリーをもとに実施例2の(
3) (4) (5)の方法に従ってc DNAりロー
ンを多数得た。(6)の方法に従い塩基配列の決定を行
った。cDNAインサートを含むPOCl2をpl、c
DNA6−1−2と言い、このプラスミドを含むE、c
oli JM109はFIl+RM P−11213と
して寄託されている。決定した塩基配列を第4図に示す
。第4図でα、β各すブユニットコーディング領域と考
えられる部分をアミノ酸に翻訳しである。118〜17
4部位がβのN末端プローブに相当し、320〜376
部位がαのN末端プローブに相当する。なお、ゲノム遺
伝子配列とは1塩基(458−G)を除いて同一であっ
た。
(ゲノムでは458−A)。
これによりゲノムではα配列中47Lysとなっている
がcDNAでは47GIuとなっている。なお、β配列
中アミノ酸配列にして1〜28はβのシグナル配列と考
えられ、α配列中、アミノ酸配列にして1〜20がαの
シグナル配列、21〜51がプロ配列6 であると考えられる。
〔発明の効果〕
本発明により遺伝子工学的手段でリパーゼを容易に高純
度で大量生産することができる。また、蛋白質工学的手
法を用いることにより、より高活性な、あるいは、より
安定性の高い新規リパーゼを作ることも可能になる。
【図面の簡単な説明】 第1図は、SDSポリアクリルアミドゲル電気泳動を表
す図である。 第2図は合成DNAプローブ設計を表す図である。DN
A配列はアンチセンス配列になっている。 第3図はゲノム遺伝子配列である。2つのサブユニット
のコーディング領域を推測してアごノ酸に翻訳しである
。 下線部分のアミノ酸配列はタンパク質側より構造決定し
たN末端アミノ酸配列を示す。なお、1〜300の間に
は1部決定されていない配列を含む。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)N末端アミノ酸配列が 【遺伝子配列があります。】 からなるリパーゼ活性を有する蛋白質
  2. (2)N末端アミノ酸配列が 【遺伝子配列があります。】 からなるリパーゼ活性を有する蛋白質
  3. (3)N末端アミノ酸配列が 【遺伝子配列があります。】 及び 【遺伝子配列があります。】 からなるリパーゼ活性を有する蛋白質
  4. (4)糸状菌が生産する請求項(1)(2)又は(3)
    に記載の蛋白質
  5. (5)リパーゼをコードする遺伝子
  6. (6)シグナル配列、及びプロ構造を含む請求項(5)
    に記載の遺伝子
  7. (7)以下に示すCCTAAT、及びTATAA配列に
    示されるプロモーター領域を含む請求項(5)に記載の
    遺伝子【遺伝子配列があります。】
  8. (8)アミノ酸配列が 【遺伝子配列があります。】 からなるポリペプチドをコードする遺伝子
  9. (9)アミノ酸配列が 【遺伝子配列があります。】 【遺伝子配列があります。】 からなるポリペプチドをコードする遺伝子
  10. (10)糸状菌由来の請求項(5)(6)(7)(8)
    又は(9)に記載の遺伝子
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