JPH03902A - タービン動翼 - Google Patents
タービン動翼Info
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- JPH03902A JPH03902A JP1331236A JP33123689A JPH03902A JP H03902 A JPH03902 A JP H03902A JP 1331236 A JP1331236 A JP 1331236A JP 33123689 A JP33123689 A JP 33123689A JP H03902 A JPH03902 A JP H03902A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- top cover
- shaft
- turbine
- thermal expansion
- blade
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
(産業上の利用分野)
本発明は、ガスタービンなどに用いられるタービン動翼
に係り、特に翼軸を覆う外被が高温の作動ガス環境下で
も、翼軸に接合して外被を保持する頂部カバーとの間で
熱膨張の違いによって破損するおそれのないタービン動
翼に関する。
に係り、特に翼軸を覆う外被が高温の作動ガス環境下で
も、翼軸に接合して外被を保持する頂部カバーとの間で
熱膨張の違いによって破損するおそれのないタービン動
翼に関する。
(従来の技術)
第8図は、ガスタービン発電プラントなどで使用される
ガスタービン1の切欠断面図である。
ガスタービン1の切欠断面図である。
タービン軸2と同軸に設けられた圧縮機3は、空気を取
り込んでこれを圧縮し、圧縮空気として燃料器4へ送る
。燃焼器4ではこの圧縮空気と、燃焼器4に導入される
燃料を混合して混合気を形成し、さらにライチ部4aで
この混合気に点火して燃焼させる。燃焼によって生じた
高温・高圧の燃焼ガス(破線矢印で示す)は、トランジ
ションピース5を通過して、タービン静翼6、次いでタ
ービン動翼7に導入され、以下交互にタービン静翼6お
よびタービン動翼7に案内される。そしてタービン動翼
7を回転させることにより、タービン軸2を回転駆動さ
せる。
り込んでこれを圧縮し、圧縮空気として燃料器4へ送る
。燃焼器4ではこの圧縮空気と、燃焼器4に導入される
燃料を混合して混合気を形成し、さらにライチ部4aで
この混合気に点火して燃焼させる。燃焼によって生じた
高温・高圧の燃焼ガス(破線矢印で示す)は、トランジ
ションピース5を通過して、タービン静翼6、次いでタ
ービン動翼7に導入され、以下交互にタービン静翼6お
よびタービン動翼7に案内される。そしてタービン動翼
7を回転させることにより、タービン軸2を回転駆動さ
せる。
なお、タービン動翼7は、燃焼ガスが衝突する側が高圧
側、その反対側が低圧側となる。また、タービン軸2内
には、圧縮機3で得られた圧縮空気を冷却空気として通
過させる通気管(図示せず)が埋設される。さらに、こ
の種のガスタービン1においては、燃焼ガスのタービン
入口温度を上昇させるとガスタービン1の熱効率が向上
することが知られている。
側、その反対側が低圧側となる。また、タービン軸2内
には、圧縮機3で得られた圧縮空気を冷却空気として通
過させる通気管(図示せず)が埋設される。さらに、こ
の種のガスタービン1においては、燃焼ガスのタービン
入口温度を上昇させるとガスタービン1の熱効率が向上
することが知られている。
第9図は第8図に示したタービン動翼7の断面図である
。タービン動翼7は、翼軸8とこれに被着する外被9と
を備える。
。タービン動翼7は、翼軸8とこれに被着する外被9と
を備える。
翼軸8は、前述のタービン軸2の通気管に連通ずる冷却
空気流路10aが軸方向に貫通し、タビン軸2に植設さ
れる植込部8aとタービン軸から突出するコア部8bを
有する。そして翼軸コア部8bの根元には、フランジ8
Cが設けられる。
空気流路10aが軸方向に貫通し、タビン軸2に植設さ
れる植込部8aとタービン軸から突出するコア部8bを
有する。そして翼軸コア部8bの根元には、フランジ8
Cが設けられる。
このフランジ8Cは、前述の理由で高温にされた作動ガ
スが、タービン軸2の翼軸植込部8a植設箇所に浸入し
てこれを熱損傷するのを防止する。
スが、タービン軸2の翼軸植込部8a植設箇所に浸入し
てこれを熱損傷するのを防止する。
なお翼軸8は、高温の燃焼ガスにも耐久性を有するよう
にNi基合金等の耐熱性超合金で製造される。
にNi基合金等の耐熱性超合金で製造される。
翼軸8がタービン軸2に挿入されると、今度は翼軸コア
部8bに熱損傷保護のための外被9が被着され、その後
は翼軸コア部8bの端面に、同じく耐熱性超合金ででき
た頂部カバー11が拡散接合等によって接合される。翼
軸コア部8bと頂部カバー11の接合面を符号Aで示す
。なお頂部カバー11にも、翼軸8の冷却空気流路10
aと連通ずる冷却空気流路1−Obが複数本設けられる
。
部8bに熱損傷保護のための外被9が被着され、その後
は翼軸コア部8bの端面に、同じく耐熱性超合金ででき
た頂部カバー11が拡散接合等によって接合される。翼
軸コア部8bと頂部カバー11の接合面を符号Aで示す
。なお頂部カバー11にも、翼軸8の冷却空気流路10
aと連通ずる冷却空気流路1−Obが複数本設けられる
。
外被9は、通常Si3N4やSiCなどの、靭性には欠
けるが翼軸8をつくる耐熱性超合金よりもさらに耐熱性
に富むセラミックスでつくられ、表面積の大きい翼軸コ
ア部8bが高温の燃焼ガス(作動ガス)に直接晒される
のを防止する。翼軸8は回転時の遠心力に伴う引張応力
にも耐えられるように金属(耐熱性超合金)製にせざる
を得ない。しかし、いくら耐熱性超合金でも1300゜
Cにも上る高温の燃焼ガス(作動ガス)に直接吹き付け
られながら、高速で回転するとなると損傷するおそれも
出てくる。そこで外被9で取り囲むことにより、翼軸コ
ア部8bを熱に伴う損傷から保護する。
けるが翼軸8をつくる耐熱性超合金よりもさらに耐熱性
に富むセラミックスでつくられ、表面積の大きい翼軸コ
ア部8bが高温の燃焼ガス(作動ガス)に直接晒される
のを防止する。翼軸8は回転時の遠心力に伴う引張応力
にも耐えられるように金属(耐熱性超合金)製にせざる
を得ない。しかし、いくら耐熱性超合金でも1300゜
Cにも上る高温の燃焼ガス(作動ガス)に直接吹き付け
られながら、高速で回転するとなると損傷するおそれも
出てくる。そこで外被9で取り囲むことにより、翼軸コ
ア部8bを熱に伴う損傷から保護する。
また冷却空気は、植込部8aからコア部8bに向けて冷
却空気流路10aを通り、頂部カバー1−1の冷却空気
流路10bからタービン動翼7外に排出されるが、この
間翼軸8を冷却するためζこの冷却空気も翼軸コア部8
bおよび頂部カバー11を熱損傷から保護する役目を果
たす。
却空気流路10aを通り、頂部カバー1−1の冷却空気
流路10bからタービン動翼7外に排出されるが、この
間翼軸8を冷却するためζこの冷却空気も翼軸コア部8
bおよび頂部カバー11を熱損傷から保護する役目を果
たす。
このタービン動翼7は、ガスタービン1の作動時にはタ
ービン軸2の回転に伴って高速で回転するが、その際遠
心作用によってタービン軸2からの引離し力が働く外被
は、頂部カバー11に当接することによって保持される
。
ービン軸2の回転に伴って高速で回転するが、その際遠
心作用によってタービン軸2からの引離し力が働く外被
は、頂部カバー11に当接することによって保持される
。
第10図は、もう1つの形式のタービン動翼12を示す
断面図である。第9図と対応する箇所には同一の符号を
付して説明を省略する。
断面図である。第9図と対応する箇所には同一の符号を
付して説明を省略する。
このタービン動翼12は、頂部カバー11の外被9端面
に対向する側に溝13が設けられ、外被9の端部が挿入
される。その結果、外被9は、タービン動翼12が高速
で回転して頂部カバー11に押付けられ保持されたとき
、安定性が向上する。
に対向する側に溝13が設けられ、外被9の端部が挿入
される。その結果、外被9は、タービン動翼12が高速
で回転して頂部カバー11に押付けられ保持されたとき
、安定性が向上する。
(発明が解決しようとする課題)
ところで、タービン動翼7を高温の作動ガス環境下で高
速回転させると、頂部カバー12、翼軸8および外被9
には、前述のように遠心力が働くとともに、熱膨張によ
る伸びが生ずる。ところが、翼軸8と頂部カバー11の
材料となる耐熱性超合金は、例えばNi基合金の場合、
熱膨張係数は]、、5X10−5程度であるが、外被9
の材料となるSi3N4やSiCなどのセラミックスの
熱膨張係数は3.5〜4.0XI06程度である。
速回転させると、頂部カバー12、翼軸8および外被9
には、前述のように遠心力が働くとともに、熱膨張によ
る伸びが生ずる。ところが、翼軸8と頂部カバー11の
材料となる耐熱性超合金は、例えばNi基合金の場合、
熱膨張係数は]、、5X10−5程度であるが、外被9
の材料となるSi3N4やSiCなどのセラミックスの
熱膨張係数は3.5〜4.0XI06程度である。
このため、頂部カバー11と外被9とでは大きな熱伸び
差が生じ、外被9が遠心力によって頂部カバー11に強
く押し付けられる当接箇所においては大きな摩擦力が生
じる。その結果、外被9の頂部カバー11との当接箇所
には強い引張応力や剪断応力が生じ、これらの応力に弱
いセラミックスでできた外被」−1が破損することがあ
った。
差が生じ、外被9が遠心力によって頂部カバー11に強
く押し付けられる当接箇所においては大きな摩擦力が生
じる。その結果、外被9の頂部カバー11との当接箇所
には強い引張応力や剪断応力が生じ、これらの応力に弱
いセラミックスでできた外被」−1が破損することがあ
った。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、翼軸を
覆う外被が高温の作動ガス環境下でも、翼軸に接合して
外被を保持する頂部カバーとの間で熱膨脹の違いによっ
て破損するおそれのないタービン動翼を提供することを
目的とする。
覆う外被が高温の作動ガス環境下でも、翼軸に接合して
外被を保持する頂部カバーとの間で熱膨脹の違いによっ
て破損するおそれのないタービン動翼を提供することを
目的とする。
(課題を解決するための手段)
本発明は上記課題を解決するために、夕・−ビン軸に根
元が植設され、かつ頂部に頂部カバーが接合される翼軸
と、この翼軸に被着され、かつタービン軸回転時には前
記頂部カバーに端部が当接して保持される外被とを備え
たタービン動翼において、前記頂部カバーに、弾性変形
可能な突起または頂部カバーの熱膨張係数と外被の熱膨
張係数の間の熱膨張係数を有する突起を設け、この突起
によって前記外被の端部を保持したことを特徴とするタ
ービン動翼を提供する。
元が植設され、かつ頂部に頂部カバーが接合される翼軸
と、この翼軸に被着され、かつタービン軸回転時には前
記頂部カバーに端部が当接して保持される外被とを備え
たタービン動翼において、前記頂部カバーに、弾性変形
可能な突起または頂部カバーの熱膨張係数と外被の熱膨
張係数の間の熱膨張係数を有する突起を設け、この突起
によって前記外被の端部を保持したことを特徴とするタ
ービン動翼を提供する。
(作用)
本発明のタービン動翼は、翼軸とこれに被着される外被
、および翼軸に接合されて、高速回転時には外被が当接
して保持される頂部カバーとを備えるが、この頂部カバ
ーには弾性変形可能な突起または頂部カバーの熱膨張係
数と外被の熱膨張係数の間の熱膨張係数を有する突起を
設け、この突起によって外被の端部を保持する。したが
ってタービン動翼の運転中に頂部カバーが外被より大き
く熱膨脹した場合、頂部カバーと外被の間の熱伸び差は
弾性変形可能な突起によって吸収されるか、またはその
中間の熱膨張量を有する突起によって熱膨張に伴う応力
が軽減されて外被に発生する。よって外被に過大な応力
が生じることはなく、外被の破損は防止される。
、および翼軸に接合されて、高速回転時には外被が当接
して保持される頂部カバーとを備えるが、この頂部カバ
ーには弾性変形可能な突起または頂部カバーの熱膨張係
数と外被の熱膨張係数の間の熱膨張係数を有する突起を
設け、この突起によって外被の端部を保持する。したが
ってタービン動翼の運転中に頂部カバーが外被より大き
く熱膨脹した場合、頂部カバーと外被の間の熱伸び差は
弾性変形可能な突起によって吸収されるか、またはその
中間の熱膨張量を有する突起によって熱膨張に伴う応力
が軽減されて外被に発生する。よって外被に過大な応力
が生じることはなく、外被の破損は防止される。
(実施例)
以下第1図ないし第7図を参照して本発明の詳細な説明
する。
する。
第1図は本発明の第1実施例に係るタービン動翼20の
断面図、第2図は第1図の■−■線断面図である。
断面図、第2図は第1図の■−■線断面図である。
翼軸21は、図示しないタービン軸に植設される植込部
21a1タービン軸から突出するコア部21bおよびコ
ア部21bの根元に突設されるフランジ部21cからな
る。翼軸21の材料には耐熱性超合金であるNi基合金
を用いる。また翼軸21には、植込部21aとコア部2
1bを貫通する冷却空気流路22aが複数本設けられる
。翼軸コア部21bの周囲には、これと同軸的な外被2
3が翼軸フランジ部21cに当接して被着される。
21a1タービン軸から突出するコア部21bおよびコ
ア部21bの根元に突設されるフランジ部21cからな
る。翼軸21の材料には耐熱性超合金であるNi基合金
を用いる。また翼軸21には、植込部21aとコア部2
1bを貫通する冷却空気流路22aが複数本設けられる
。翼軸コア部21bの周囲には、これと同軸的な外被2
3が翼軸フランジ部21cに当接して被着される。
外被23の材料には、耐熱性のあるSi3N4またはS
iCを用いる。そして、外被23の被着が終わったら、
翼軸コア部21bの頂部端面には、同じ(Ni基合金で
できた頂部カバー24が一体接合される。
iCを用いる。そして、外被23の被着が終わったら、
翼軸コア部21bの頂部端面には、同じ(Ni基合金で
できた頂部カバー24が一体接合される。
頂部カバー24には冷却空気流路22bが設けられ、コ
ア部21bの冷却空気流路22aと連通ずる。ところで
、頂部カバー24の外被23の頂部端面に対向する箇所
には弾性変形可能な薄板状の突起25が接合される。突
起25は翼軸コア部8bと同軸に形成される外被の周形
状に合せてリング状に2列に配列され、2列の突起25
は、間にシール板26を挟む。また突起25は、複数個
の切込み27によって互いに分断される。
ア部21bの冷却空気流路22aと連通ずる。ところで
、頂部カバー24の外被23の頂部端面に対向する箇所
には弾性変形可能な薄板状の突起25が接合される。突
起25は翼軸コア部8bと同軸に形成される外被の周形
状に合せてリング状に2列に配列され、2列の突起25
は、間にシール板26を挟む。また突起25は、複数個
の切込み27によって互いに分断される。
なお第3図は第2図の■−■線断面図、また第4図は第
3図のIV−IV線断面図であるが、本実施例において
は、このように頂部カバー24をZr2O3等からなる
セラミックス溶射層28で被覆し、頂部カバー24の耐
熱性を向上させる。
3図のIV−IV線断面図であるが、本実施例において
は、このように頂部カバー24をZr2O3等からなる
セラミックス溶射層28で被覆し、頂部カバー24の耐
熱性を向上させる。
なおセラミックス溶射層28は、まず頂部カバー24上
にA1、A(203、Cr2O3、Y2O3などの金属
ボンド層を形成し、この金属ボンド層上に形成すること
によって頂部カバー24への密着強度を高めることもで
きる。
にA1、A(203、Cr2O3、Y2O3などの金属
ボンド層を形成し、この金属ボンド層上に形成すること
によって頂部カバー24への密着強度を高めることもで
きる。
本実施例のタービン動翼20は、タービン軸を回転する
とこれに伴って回転し、翼軸21、頂部カバー24およ
び外被23は遠心力を受ける。すると外被23は、頂部
端面が突起25に強く押し付けられ、滑りが生じにくく
なる。一方、翼軸21、頂部カバー24および外被23
は高温の作動ガスの影響で熱膨張するが、前述のように
翼軸8と頂部カバー11の材料となるNi基合金は、熱
膨張係数が1.5X10’程度であるが、外被23の材
料となるSi3N4やSiCなどのセラミックスの熱膨
張係数は3.5〜4.0X10’程度である。
とこれに伴って回転し、翼軸21、頂部カバー24およ
び外被23は遠心力を受ける。すると外被23は、頂部
端面が突起25に強く押し付けられ、滑りが生じにくく
なる。一方、翼軸21、頂部カバー24および外被23
は高温の作動ガスの影響で熱膨張するが、前述のように
翼軸8と頂部カバー11の材料となるNi基合金は、熱
膨張係数が1.5X10’程度であるが、外被23の材
料となるSi3N4やSiCなどのセラミックスの熱膨
張係数は3.5〜4.0X10’程度である。
このため、頂部カバー24は外被23に比べ3倍近い熱
膨張をするが、本実施例においては突起25が弾性変形
することによって頂部カバー24の大きな熱膨張を吸収
し、熱膨張の小さな外被23には頂部カバー24の大き
な熱膨張をそのまま伝えることはない。したがって外被
23は、突起25との当接箇所において滑りにくくても
強い引張応力や剪断応力を受けることはなく、これらの
応力に弱いセラミックスでできた外被1−1でも破損の
おそれはない。
膨張をするが、本実施例においては突起25が弾性変形
することによって頂部カバー24の大きな熱膨張を吸収
し、熱膨張の小さな外被23には頂部カバー24の大き
な熱膨張をそのまま伝えることはない。したがって外被
23は、突起25との当接箇所において滑りにくくても
強い引張応力や剪断応力を受けることはなく、これらの
応力に弱いセラミックスでできた外被1−1でも破損の
おそれはない。
この際、突起25の各所に設けられた切込み27は、突
起25に撓みその他の弾性変形の余地を与え、弾性変形
をより容易にする。また突起25が吸収すべき頂部カバ
ー24の伸びは、頂部カバ24の中心から離れるほど大
きくなるが、本実施例においては第2図に示すように頂
部カバー24の中心から遠い位置では切込み27が密に
配置されているため、十分にその伸びを吸収することが
できる。
起25に撓みその他の弾性変形の余地を与え、弾性変形
をより容易にする。また突起25が吸収すべき頂部カバ
ー24の伸びは、頂部カバ24の中心から離れるほど大
きくなるが、本実施例においては第2図に示すように頂
部カバー24の中心から遠い位置では切込み27が密に
配置されているため、十分にその伸びを吸収することが
できる。
また本実施例においては、2列に配した突起25の間に
シール板26を挟んだため、高温の作動ガスが切込み2
7を通って入り込み、頂部カバ24や翼軸コア部21−
bの外周面を熱損傷することはない。
シール板26を挟んだため、高温の作動ガスが切込み2
7を通って入り込み、頂部カバ24や翼軸コア部21−
bの外周面を熱損傷することはない。
第5図は本発明の第2実施例に係るタービン翼軸30の
断面図、第6図は第5図のVI−VI線断面図である。
断面図、第6図は第5図のVI−VI線断面図である。
本実施例のタービン翼軸30の基本的構成は第1実施例
のタービン動翼20と実質的に異ならないので、第1図
および第2図と対応する箇所には同一の符号を付して説
明を省略する。また翼軸21、頂部カバー24および外
被23の材質は、第1実施例と同じである。
のタービン動翼20と実質的に異ならないので、第1図
および第2図と対応する箇所には同一の符号を付して説
明を省略する。また翼軸21、頂部カバー24および外
被23の材質は、第1実施例と同じである。
このタービン翼軸30は、第10図に示したものと同様
に頂部カバー24に溝13を有し、この溝13に外被2
3の頂部端面が挿入されて遠心力で外被23が押圧され
たときの安定性が高められるが、溝13には外被23と
の間に、4段の応力緩衝リング31a、31b、3]、
c、31dが設置される。また本実施例においては、頂
部カバー24の全表面と翼軸21のコア部21.bおよ
びフランジ21cのタービン軸から突設する部分の表面
には、第1実施例と同一材質のセラミック溶射層28で
被覆され、熱損傷から保護される。
に頂部カバー24に溝13を有し、この溝13に外被2
3の頂部端面が挿入されて遠心力で外被23が押圧され
たときの安定性が高められるが、溝13には外被23と
の間に、4段の応力緩衝リング31a、31b、3]、
c、31dが設置される。また本実施例においては、頂
部カバー24の全表面と翼軸21のコア部21.bおよ
びフランジ21cのタービン軸から突設する部分の表面
には、第1実施例と同一材質のセラミック溶射層28で
被覆され、熱損傷から保護される。
ところで、4段の応力緩衝リング31.a、31゜b、
31c、31.dは、頂部カバー24の熱膨張係数と外
被23の熱膨張係数の間の熱膨張係数を有する突起とし
て働くため、その材質は、各応力緩衝リング31a、3
1b、31c、31dの熱膨張係数が、頂部カバー24
と熱膨張係数とそれより小さい外被の熱膨張係数の間の
値をとるように定められる。そして本実施例のように応
力緩衝リングが多段に構成される場合には、外被23側
の摩擦緩衝リング31aが最も小さく、以下頂部カバー
24側に近づくに順に大きくなるように定められる。本
実施例においては、各応力緩衝リング31a、31b、
31c、31dの材質にはそれぞれ安定化度の異なる部
分安定化ジルコニアを用い、熱膨張係数はそれぞれ4.
5X10’、6゜0XIO,9,2X10’および1.
2×10−5に調節する。
31c、31.dは、頂部カバー24の熱膨張係数と外
被23の熱膨張係数の間の熱膨張係数を有する突起とし
て働くため、その材質は、各応力緩衝リング31a、3
1b、31c、31dの熱膨張係数が、頂部カバー24
と熱膨張係数とそれより小さい外被の熱膨張係数の間の
値をとるように定められる。そして本実施例のように応
力緩衝リングが多段に構成される場合には、外被23側
の摩擦緩衝リング31aが最も小さく、以下頂部カバー
24側に近づくに順に大きくなるように定められる。本
実施例においては、各応力緩衝リング31a、31b、
31c、31dの材質にはそれぞれ安定化度の異なる部
分安定化ジルコニアを用い、熱膨張係数はそれぞれ4.
5X10’、6゜0XIO,9,2X10’および1.
2×10−5に調節する。
本実施例のタービン動翼30も、第1実施例と同様にタ
ービン軸を回転するとこれに伴って回転し、翼軸21、
頂部カバー24および外被23は遠心力を受ける。する
と外被23は、頂部端面が応力緩衝リング31aに強く
押し付けられ、滑りが生じにく(なる。またこの外被2
3の押圧力によって隣合う各応力緩衝リング3]、a、
31b。
ービン軸を回転するとこれに伴って回転し、翼軸21、
頂部カバー24および外被23は遠心力を受ける。する
と外被23は、頂部端面が応力緩衝リング31aに強く
押し付けられ、滑りが生じにく(なる。またこの外被2
3の押圧力によって隣合う各応力緩衝リング3]、a、
31b。
31c、31dおよび応力緩衝リング31−dと頂部カ
バー24の間にも摩擦抵抗が生じる。
バー24の間にも摩擦抵抗が生じる。
一方、翼軸21、頂部カバー24および外被23は高温
の作動ガスの影響で熱膨張するが、前述のように翼軸8
と頂部カバー11−の材料となるNi基合金は、熱膨張
係数が1.5X10’程度であるが、外被23の材料と
なるSi3N4やSiCなどのセラミックスの熱膨張係
数は3.5〜4゜0×106程度である。
の作動ガスの影響で熱膨張するが、前述のように翼軸8
と頂部カバー11−の材料となるNi基合金は、熱膨張
係数が1.5X10’程度であるが、外被23の材料と
なるSi3N4やSiCなどのセラミックスの熱膨張係
数は3.5〜4゜0×106程度である。
そこで、外被23が遠心作用を受けながら、外被23、
各応力緩衝リング31a、31b、31c、31dおよ
び頂部カバー24が熱膨張したとき、これらに生ずる圧
縮応力と引張応力は、第7図(A)に示すようになる。
各応力緩衝リング31a、31b、31c、31dおよ
び頂部カバー24が熱膨張したとき、これらに生ずる圧
縮応力と引張応力は、第7図(A)に示すようになる。
同図中、圧縮応力は一方向、引張応力は十方向に示す。
また第7図(B)は、第10図に示した外被9が頂部カ
バー11に直接接触するタービン動翼12において同様
の場合に生ずる圧縮応力と引張応力を第7図(A)と同
一のスケールで示したものである。
バー11に直接接触するタービン動翼12において同様
の場合に生ずる圧縮応力と引張応力を第7図(A)と同
一のスケールで示したものである。
本実施例のタービン動翼30においては、頂部カバー2
4は外被23および各応力緩衝リング31 a、 3
l b、 31 c、 31 dと比べ、一番大
きな伸びを示すが、隣接する応力緩衝リング31dは頂
部カバー24に次ぐ熱膨張係数を有するため、その次に
大きな伸びをする。したがって第7図(A)と第7図(
B)を比較すれば分るように、頂部カバー24と応力緩
衝リング31dの間に生じる圧縮応力と引張応力の絶対
値は、従来の頂部カバー11と外被9に生じるそれより
も格段に小さい。
4は外被23および各応力緩衝リング31 a、 3
l b、 31 c、 31 dと比べ、一番大
きな伸びを示すが、隣接する応力緩衝リング31dは頂
部カバー24に次ぐ熱膨張係数を有するため、その次に
大きな伸びをする。したがって第7図(A)と第7図(
B)を比較すれば分るように、頂部カバー24と応力緩
衝リング31dの間に生じる圧縮応力と引張応力の絶対
値は、従来の頂部カバー11と外被9に生じるそれより
も格段に小さい。
そして本実施例においては、隣合う応力緩衝リング31
dと31C1同31cと31b1間31bと31aおよ
び応力緩衝リング31aと外被23は、いずれも互いに
熱膨張係数の差が小さいため、両者間に生じる応力は、
頂部カバー24と応力緩衝リング31dの間のそれとほ
ぼ同等である。
dと31C1同31cと31b1間31bと31aおよ
び応力緩衝リング31aと外被23は、いずれも互いに
熱膨張係数の差が小さいため、両者間に生じる応力は、
頂部カバー24と応力緩衝リング31dの間のそれとほ
ぼ同等である。
このため、頂部カバー24は外被23に比べ3倍近い大
きな熱膨脹をするが、その間に介在する応力緩衝リング
31d、31c、31b、31aのため、発生する応力
は小さく最終的に外被23に生ずる応力は極めて小さい
ものになる。したがって、これらの応力に弱いセラミッ
クスでできた外被11でも破損のおそれはない。
きな熱膨脹をするが、その間に介在する応力緩衝リング
31d、31c、31b、31aのため、発生する応力
は小さく最終的に外被23に生ずる応力は極めて小さい
ものになる。したがって、これらの応力に弱いセラミッ
クスでできた外被11でも破損のおそれはない。
以上説明したように、本発明のタービン動翼は、翼軸と
これに被着される外被、および翼軸に接合されて、高速
回転時には外被が当接して保持される頂部カバーとを備
えるが、この頂部カバーには弾性変形可能な突起または
頂部カバーの熱膨張係数と外被の熱膨張係数の間の熱膨
張係数を有する突起を設け、この突起によって外被の端
部を保持する。したがってタービン動翼の運転中に頂部
カバーが外被より大きく熱膨脹した場合、頂部カバーと
外被の間の熱伸び差は弾性変形可能な突起によって吸収
されるか、またはその中間の熱膨張量を有する突起によ
って熱膨張に伴う応力が軽減されて外被に発生する。よ
って外被に過大な応力が生じることはなく、外被の破損
は防止される。
これに被着される外被、および翼軸に接合されて、高速
回転時には外被が当接して保持される頂部カバーとを備
えるが、この頂部カバーには弾性変形可能な突起または
頂部カバーの熱膨張係数と外被の熱膨張係数の間の熱膨
張係数を有する突起を設け、この突起によって外被の端
部を保持する。したがってタービン動翼の運転中に頂部
カバーが外被より大きく熱膨脹した場合、頂部カバーと
外被の間の熱伸び差は弾性変形可能な突起によって吸収
されるか、またはその中間の熱膨張量を有する突起によ
って熱膨張に伴う応力が軽減されて外被に発生する。よ
って外被に過大な応力が生じることはなく、外被の破損
は防止される。
第1図は本発明の第1実施例に係るタービン動翼の断面
図、第2図は第1図のn−n線断面図、第3図は第2図
の■−■線断面図、第4図は第3図のIV−IV線断面
図、第5図は本発明の第2実施例に係るタービン動翼の
断面図、第6図は第5図のVI−Vl線断面図、第7図
(A)と(B)はそれぞれ熱膨張によって生ずる応力を
示す応力分布図、第8図はガスタービンの部分切欠断面
図、第9図と第10図は従来のタービン動翼の断面図で
ある。 21・・・翼軸、23・・・外被、24・・・頂部カバ
ー25−・・突起、26 ・・・シール板、31a、3
1b。 31c、31d・・・応力緩衝リング。 璋卸安気 第1図 第3図 第7図 第5図 a 第8図 今却菅気 第9図 力却空気 第1O図
図、第2図は第1図のn−n線断面図、第3図は第2図
の■−■線断面図、第4図は第3図のIV−IV線断面
図、第5図は本発明の第2実施例に係るタービン動翼の
断面図、第6図は第5図のVI−Vl線断面図、第7図
(A)と(B)はそれぞれ熱膨張によって生ずる応力を
示す応力分布図、第8図はガスタービンの部分切欠断面
図、第9図と第10図は従来のタービン動翼の断面図で
ある。 21・・・翼軸、23・・・外被、24・・・頂部カバ
ー25−・・突起、26 ・・・シール板、31a、3
1b。 31c、31d・・・応力緩衝リング。 璋卸安気 第1図 第3図 第7図 第5図 a 第8図 今却菅気 第9図 力却空気 第1O図
Claims (1)
- タービン軸に根元が植設され、かつ頂部に頂部カバーが
接合される翼軸と、この翼軸に被着され、かつタービン
軸回転時には前記頂部カバーに端部が当接して保持され
る外被とを備えたタービン動翼において、前記頂部カバ
ーに、弾性変形可能な突起または頂部カバーの熱膨張係
数と外被の熱膨張係数の間の熱膨張係数を有する突起を
設け、この突起によって前記外被の端部を保持したこと
を特徴とするタービン動翼。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1331236A JPH03902A (ja) | 1989-02-13 | 1989-12-22 | タービン動翼 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1-31191 | 1989-02-13 | ||
| JP3119189 | 1989-02-13 | ||
| JP1331236A JPH03902A (ja) | 1989-02-13 | 1989-12-22 | タービン動翼 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03902A true JPH03902A (ja) | 1991-01-07 |
Family
ID=26369638
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1331236A Pending JPH03902A (ja) | 1989-02-13 | 1989-12-22 | タービン動翼 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03902A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5443367A (en) * | 1994-02-22 | 1995-08-22 | United Technologies Corporation | Hollow fan blade dovetail |
| JP2003524104A (ja) * | 2000-02-25 | 2003-08-12 | シーメンス アクチエンゲゼルシヤフト | タービン翼 |
| JP2010053749A (ja) * | 2008-08-27 | 2010-03-11 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | タービン用翼 |
| JP2013144994A (ja) * | 2013-04-30 | 2013-07-25 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | タービン用翼およびその冷却方法 |
-
1989
- 1989-12-22 JP JP1331236A patent/JPH03902A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5443367A (en) * | 1994-02-22 | 1995-08-22 | United Technologies Corporation | Hollow fan blade dovetail |
| JP2003524104A (ja) * | 2000-02-25 | 2003-08-12 | シーメンス アクチエンゲゼルシヤフト | タービン翼 |
| JP2010053749A (ja) * | 2008-08-27 | 2010-03-11 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | タービン用翼 |
| JP2013144994A (ja) * | 2013-04-30 | 2013-07-25 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | タービン用翼およびその冷却方法 |
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