JPH039248B2 - - Google Patents
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- JPH039248B2 JPH039248B2 JP13482585A JP13482585A JPH039248B2 JP H039248 B2 JPH039248 B2 JP H039248B2 JP 13482585 A JP13482585 A JP 13482585A JP 13482585 A JP13482585 A JP 13482585A JP H039248 B2 JPH039248 B2 JP H039248B2
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Landscapes
- Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、地震時に液状化する砂地盤の液状化
の有無、程度を試験し判定するとともに、液状化
を防止する技術の防止効果をも試験、判定する装
置に関する。
の有無、程度を試験し判定するとともに、液状化
を防止する技術の防止効果をも試験、判定する装
置に関する。
[従来の技術]
地震時に砂地盤が液状化し地盤としての支持力
を失い構築物が沈下、倒壊した例は既に多く知ら
れている。上記液状化の原因は水で飽和した砂地
盤の間隙水圧が地震時に繰り返しせん断変形を受
けることにより急上昇し、その結果、過剰間隙水
圧が発生して砂地盤の支持力を失わせるものとさ
れており、一般には砂地盤の粒径、密度、地下水
位等に関連し水で飽和した細かい砂地盤において
危険性があるとされている。
を失い構築物が沈下、倒壊した例は既に多く知ら
れている。上記液状化の原因は水で飽和した砂地
盤の間隙水圧が地震時に繰り返しせん断変形を受
けることにより急上昇し、その結果、過剰間隙水
圧が発生して砂地盤の支持力を失わせるものとさ
れており、一般には砂地盤の粒径、密度、地下水
位等に関連し水で飽和した細かい砂地盤において
危険性があるとされている。
上記の液状化を防止する対策として、上記液状
化の原因より、砂地盤の相対密度を上げることお
よび液状化し難い粒径の砂に置き換えることとの
目的から砂杭を打設したり、あるいは透水性のよ
い砂利杭を打設して液状化の主因である過剰間隙
水圧の発生を消散させる等の防止技術が施されて
いるが、これらは液状化発生の有無、程度を判定
して防止技術を施したものではなく、さらに施し
た防止技術が地震時にどの程度の防止効果を発揮
するかを判定して実施されたものでもなく、極め
て不安な状態で液状化対策がなされているのが実
情であつた。
化の原因より、砂地盤の相対密度を上げることお
よび液状化し難い粒径の砂に置き換えることとの
目的から砂杭を打設したり、あるいは透水性のよ
い砂利杭を打設して液状化の主因である過剰間隙
水圧の発生を消散させる等の防止技術が施されて
いるが、これらは液状化発生の有無、程度を判定
して防止技術を施したものではなく、さらに施し
た防止技術が地震時にどの程度の防止効果を発揮
するかを判定して実施されたものでもなく、極め
て不安な状態で液状化対策がなされているのが実
情であつた。
そこで、地盤の液状化を判定する装置として、
2枚の加震板を所要の間隔をおいて判定すべき原
位置の地盤に立て込み設置し、これに加震装置を
接続して加震板を介して両板間の地盤に振動を与
えることにより、該地盤の液状化の状態、程度を
判定するように装置が開発され、本発明の出願人
より特許出願(特願昭57−61508号、特開昭58−
178718号)されている。
2枚の加震板を所要の間隔をおいて判定すべき原
位置の地盤に立て込み設置し、これに加震装置を
接続して加震板を介して両板間の地盤に振動を与
えることにより、該地盤の液状化の状態、程度を
判定するように装置が開発され、本発明の出願人
より特許出願(特願昭57−61508号、特開昭58−
178718号)されている。
[発明が解決しようとする問題点]
しかしながら、上記の判定装置は、加震板を原
位置の地盤に立て込んで設置するものであるた
め、判定試験すべき地盤ごとにいちいち立て込み
設置しなければならず、その設置施工がきわめて
両倒である上、判定試験後においてはその装置を
撤去し地盤を埋め戻さなければならないものであ
つた。
位置の地盤に立て込んで設置するものであるた
め、判定試験すべき地盤ごとにいちいち立て込み
設置しなければならず、その設置施工がきわめて
両倒である上、判定試験後においてはその装置を
撤去し地盤を埋め戻さなければならないものであ
つた。
殊に、試験地盤の四側は2枚の加震板および側
板等により他の地盤と隔されているものの、その
底部では他の地層とつながつており、しかも加震
装置は地上に設置された台上に載設されている
が、加震装置の作動時に生起する反力によつて台
自体が振動して、加震板に対する振動伝達(加震
力)が減衰するおそれが多分にあり、加震装置の
出力に見合つた振動を付与できず、そのために測
定される数値に誤差が生じ、精密な判定を行なえ
ないという欠点もあつた。
板等により他の地盤と隔されているものの、その
底部では他の地層とつながつており、しかも加震
装置は地上に設置された台上に載設されている
が、加震装置の作動時に生起する反力によつて台
自体が振動して、加震板に対する振動伝達(加震
力)が減衰するおそれが多分にあり、加震装置の
出力に見合つた振動を付与できず、そのために測
定される数値に誤差が生じ、精密な判定を行なえ
ないという欠点もあつた。
本発明は、上記に鑑みて、判定すべき原位置の
地盤に設置せずに判定試験できるとともに、試験
土砂を他の地盤と完全に隔した状態でかつ加震時
の反力を受ける部分を設けて加震出力そのままの
振動を試験土砂に付与し得て精密な判定を行な
え、さらに液状化防止技術の効果の程度をも正確
に判定し得る液状化判定装置を提供しようとする
ものである。
地盤に設置せずに判定試験できるとともに、試験
土砂を他の地盤と完全に隔した状態でかつ加震時
の反力を受ける部分を設けて加震出力そのままの
振動を試験土砂に付与し得て精密な判定を行な
え、さらに液状化防止技術の効果の程度をも正確
に判定し得る液状化判定装置を提供しようとする
ものである。
[問題点を解決するための手段]
上記の問題点を高潔する本発明の判定装置は、
コンクリートにより床と四周の側壁と一体に造成
してかつ前記床および一側壁をそれぞれ反力壁と
して形成してなる槽体を設置し、この槽体内には
反力壁に相隣る両側壁間において所要間隔で相対
向する2枚の加震板を立設してその下端を反力床
に枢動可能に連接するとともに、両加震板と前記
両側壁とにより囲まれた部分を模型土槽となし、
この加震板に反力壁に連接して支持させた加震装
置を連接して、該加震板を介して模型土槽内の試
験土砂層に振動を与えるようにしたものである。
コンクリートにより床と四周の側壁と一体に造成
してかつ前記床および一側壁をそれぞれ反力壁と
して形成してなる槽体を設置し、この槽体内には
反力壁に相隣る両側壁間において所要間隔で相対
向する2枚の加震板を立設してその下端を反力床
に枢動可能に連接するとともに、両加震板と前記
両側壁とにより囲まれた部分を模型土槽となし、
この加震板に反力壁に連接して支持させた加震装
置を連接して、該加震板を介して模型土槽内の試
験土砂層に振動を与えるようにしたものである。
[作用]
上記の本発明装置は、コンクリート製の槽体内
の模型土槽内に判定すべき地盤の土砂または該地
盤に相当する土砂つまり密度や粒径等の土質条件
同等にした土砂を充填しておき、この状態で加震
装置を作動させると、2枚の加震板に繰り返し水
平方向の振動が与えられ、該加震板が反力床との
連接部を支点に揺動変位し、これにより両加震板
間の模型土槽内の試験土砂層が震動して該試験土
砂層にせん断変形が惹起されることになる。従つ
てこれに伴う土砂間隙水圧の急上昇、過剰間隙水
圧の発生等の変化、および試験土砂の液状化発生
の状態を、間隙水圧計、地震計、変位計等の各種
計器をもつて、加震装置により与えた振動の振
幅、周波数の変化とともに該変化に関連して適宜
記録手段により読みとることにより、試験土砂層
の液状化の有無、程度を判定することができる。
の模型土槽内に判定すべき地盤の土砂または該地
盤に相当する土砂つまり密度や粒径等の土質条件
同等にした土砂を充填しておき、この状態で加震
装置を作動させると、2枚の加震板に繰り返し水
平方向の振動が与えられ、該加震板が反力床との
連接部を支点に揺動変位し、これにより両加震板
間の模型土槽内の試験土砂層が震動して該試験土
砂層にせん断変形が惹起されることになる。従つ
てこれに伴う土砂間隙水圧の急上昇、過剰間隙水
圧の発生等の変化、および試験土砂の液状化発生
の状態を、間隙水圧計、地震計、変位計等の各種
計器をもつて、加震装置により与えた振動の振
幅、周波数の変化とともに該変化に関連して適宜
記録手段により読みとることにより、試験土砂層
の液状化の有無、程度を判定することができる。
しかして本発明においては、模型土槽を画する
加震板がコンクリート製の槽体内に設けられて反
力床に連接され、また加震装置が反力床と一体の
反力壁に連接支持されているために、前記加震時
の反力を前記反床および反力壁によつて受け支え
ることができ、しかも前記槽体により模型土槽を
他の地盤と完全に隔することができ、加震装置に
よる加震出力そのままの振動を加震板を介して試
験土砂に与えることができ、他の地盤の影響を受
けることがない。
加震板がコンクリート製の槽体内に設けられて反
力床に連接され、また加震装置が反力床と一体の
反力壁に連接支持されているために、前記加震時
の反力を前記反床および反力壁によつて受け支え
ることができ、しかも前記槽体により模型土槽を
他の地盤と完全に隔することができ、加震装置に
よる加震出力そのままの振動を加震板を介して試
験土砂に与えることができ、他の地盤の影響を受
けることがない。
またコンクリート製の槽体の内部に模型土槽を
設けてあるので、この内部の土砂を判定すべき地
盤の土砂に置き換え、あるいは該地盤と同質条件
にすることにより、各地盤毎にそれぞれ立て込み
設置することなく、異なつた地盤の液状化の状
態、程度を試験することができる。
設けてあるので、この内部の土砂を判定すべき地
盤の土砂に置き換え、あるいは該地盤と同質条件
にすることにより、各地盤毎にそれぞれ立て込み
設置することなく、異なつた地盤の液状化の状
態、程度を試験することができる。
[実施例]
図において、1は鉄筋入り等のコンクリートに
より床と四周の側壁とを一体に造成した主として
長方形等の方形をなす槽体であつて、床および一
側壁はそれぞれ他より大なる充分の厚みを有する
反力床2および反力壁3aとして構成されてお
り、反力壁3aの上端部3a′は他の側壁より上方
へ延成され高くなてつちる。この槽体1は、通常
四周の側壁上端が地表に露出するように埋設が、
場合によつては下部のみ埋設状態で、あるいは地
上に設置して実施することもでき、いずれの場合
にも下層地盤に杭を打設する等して加震時に不動
状態を確実に維持するようにするのが望ましい。
より床と四周の側壁とを一体に造成した主として
長方形等の方形をなす槽体であつて、床および一
側壁はそれぞれ他より大なる充分の厚みを有する
反力床2および反力壁3aとして構成されてお
り、反力壁3aの上端部3a′は他の側壁より上方
へ延成され高くなてつちる。この槽体1は、通常
四周の側壁上端が地表に露出するように埋設が、
場合によつては下部のみ埋設状態で、あるいは地
上に設置して実施することもでき、いずれの場合
にも下層地盤に杭を打設する等して加震時に不動
状態を確実に維持するようにするのが望ましい。
4a,4bは上記槽体1の内部に反力壁3aと
は交差方向の両側壁3b,3b間において該両側
と交差方向で所要間隔をおいて相対向するよう立
設された2枚の加震板であつて、下端は反力床2
に枢動可能に連接されて支持されており、またこ
の両加震板4a,4bと両側壁3b,3bとによ
り囲まれた部分を判定試験すべき地盤に相当する
土砂を充填しておく模型土槽5として構成されて
いる。前記の加震板4a,4bは、鋼製板やH形
鋼等を連接形成した板体6a,6bを主体とし、
その片面側つまり互いの相対向面とは反対側にH
型鋼等の型鋼その他の鋼材等よりなる支持柱7
a,7bが溶接その他の手段により一体的に装設
されてなり、該支持柱7a,7bの下端が反力床
2に枢動可能に連接され支持されている。前記枢
動可能な連接構造としては、第3図に示すよう
に、支持柱7a,7bの下端に垂設した連接用板
8を、反力板2に所要間隔に立設した連接用板
9,9間に遊嵌するとともに、これらの連接用板
8および9,9にピン10を貫通させて連接して
おり、加震板4a,4bは前記ピン10を支点に
板面に対し直交する方向に揺動し得るようになつ
ている。また前記両加震板4a,4bは、板体6
a,6bより上方へ突出した支持柱7a,7bの
上端部同士が各々にピン連結手段等をもつて連結
桁11により連結され、該連結桁11を介してリ
ンク式に両者同期して揺動するように設けられて
いる。12,13は前記連結桁11と支持柱7
a,7bとピン連結手段等の連接部を示す。
は交差方向の両側壁3b,3b間において該両側
と交差方向で所要間隔をおいて相対向するよう立
設された2枚の加震板であつて、下端は反力床2
に枢動可能に連接されて支持されており、またこ
の両加震板4a,4bと両側壁3b,3bとによ
り囲まれた部分を判定試験すべき地盤に相当する
土砂を充填しておく模型土槽5として構成されて
いる。前記の加震板4a,4bは、鋼製板やH形
鋼等を連接形成した板体6a,6bを主体とし、
その片面側つまり互いの相対向面とは反対側にH
型鋼等の型鋼その他の鋼材等よりなる支持柱7
a,7bが溶接その他の手段により一体的に装設
されてなり、該支持柱7a,7bの下端が反力床
2に枢動可能に連接され支持されている。前記枢
動可能な連接構造としては、第3図に示すよう
に、支持柱7a,7bの下端に垂設した連接用板
8を、反力板2に所要間隔に立設した連接用板
9,9間に遊嵌するとともに、これらの連接用板
8および9,9にピン10を貫通させて連接して
おり、加震板4a,4bは前記ピン10を支点に
板面に対し直交する方向に揺動し得るようになつ
ている。また前記両加震板4a,4bは、板体6
a,6bより上方へ突出した支持柱7a,7bの
上端部同士が各々にピン連結手段等をもつて連結
桁11により連結され、該連結桁11を介してリ
ンク式に両者同期して揺動するように設けられて
いる。12,13は前記連結桁11と支持柱7
a,7bとピン連結手段等の連接部を示す。
そして上記の反力壁3a側の加震板4aにおけ
る両支持柱7a,7a間には横桁14が架渡さ
れ、該横桁14の中央部に油圧アクチユエーター
等の加震装置15の出力側端部がピン連結や自在
継手等の継手部16を介して連接され、該加震装
置15により加震板4a,4bに対しその板面と
直交する方向の振動を与え得るようになつてい
る。特に前記加震装置15は出力側とは反対側の
基部が上記した反力壁3aに埋設固定された支持
部17に前記同様の自在継手等の継手部18を介
して連接されて支持され、その作動時に生じる反
力を反力壁3aにより受支するように設けられて
いる。
る両支持柱7a,7a間には横桁14が架渡さ
れ、該横桁14の中央部に油圧アクチユエーター
等の加震装置15の出力側端部がピン連結や自在
継手等の継手部16を介して連接され、該加震装
置15により加震板4a,4bに対しその板面と
直交する方向の振動を与え得るようになつてい
る。特に前記加震装置15は出力側とは反対側の
基部が上記した反力壁3aに埋設固定された支持
部17に前記同様の自在継手等の継手部18を介
して連接されて支持され、その作動時に生じる反
力を反力壁3aにより受支するように設けられて
いる。
上記の加震装置15は、横桁14を介して加震
板4a,4bに、つまりその間の模型土槽5内の
試験土砂層aに地震波に相当する振動、周波数
で、すなわち繰り返しせん断変形を与え得るよう
に構成されており、その動力源としては例えば油
圧による高速往復運動を利用するのが望ましく、
通常変位量は数cm〜数10cmに設定する。
板4a,4bに、つまりその間の模型土槽5内の
試験土砂層aに地震波に相当する振動、周波数
で、すなわち繰り返しせん断変形を与え得るよう
に構成されており、その動力源としては例えば油
圧による高速往復運動を利用するのが望ましく、
通常変位量は数cm〜数10cmに設定する。
また上記両加震板4a,4bと反力壁3aおよ
びこれに相対向する側壁3cとの間は、それぞれ
少なくとも加震板4a,4b上部の揺動最大変位
より大きい幅を有する側溝19,20として構成
されてれており、加震板4a,4bの揺動変位を
許容するとともに、試験土砂層aより滲出する水
を貯留できるようになつている。この側溝19,
20の内部にベナントナイト等の粘性液を満たし
ておく場合もある。
びこれに相対向する側壁3cとの間は、それぞれ
少なくとも加震板4a,4b上部の揺動最大変位
より大きい幅を有する側溝19,20として構成
されてれており、加震板4a,4bの揺動変位を
許容するとともに、試験土砂層aより滲出する水
を貯留できるようになつている。この側溝19,
20の内部にベナントナイト等の粘性液を満たし
ておく場合もある。
なお図示する実施令の場合、槽体1内には反力
壁3aに内接しかつ加震板4aとの間に側溝19
を存するように貯水槽21が設けられ、側溝1
9,20より溢れ出た水が流入口22より流れ込
んで貯留されるようになつている。そのため槽体
1の各側壁3a,3b,3cが加震板4a,4b
の主体である板体6a,6bよりやや高く形成さ
れるとともに、貯水槽21の上面が前記板体6
a,6bよりやや低く形成されている。前記の貯
水槽に代えて、側壁の一部に排水ピツトを設け
て、側溝より溢れ出る水を槽体の外部に排水する
ようにしてもよい。
壁3aに内接しかつ加震板4aとの間に側溝19
を存するように貯水槽21が設けられ、側溝1
9,20より溢れ出た水が流入口22より流れ込
んで貯留されるようになつている。そのため槽体
1の各側壁3a,3b,3cが加震板4a,4b
の主体である板体6a,6bよりやや高く形成さ
れるとともに、貯水槽21の上面が前記板体6
a,6bよりやや低く形成されている。前記の貯
水槽に代えて、側壁の一部に排水ピツトを設け
て、側溝より溢れ出る水を槽体の外部に排水する
ようにしてもよい。
図の23は間隙水圧計、24は反力床2に立設
した地中変位計、25は鉛直水平変位計、26は
水平変位計、27は壁面土圧計を示し、これら各
計器は記録計等に接続される。28は上記槽体1
の一側部に連設した各種計器の配線および配管用
等のピツトである。
した地中変位計、25は鉛直水平変位計、26は
水平変位計、27は壁面土圧計を示し、これら各
計器は記録計等に接続される。28は上記槽体1
の一側部に連設した各種計器の配線および配管用
等のピツトである。
上記の本発明装置により液状化の判定試験を行
なうには、第1図および第2図に例示するよう
に、両加震板4a,4b間の模型土槽5内に判定
すべき地盤の土砂を充填するか、または充填され
た試験土砂を該地盤に略相当する土質条件につま
り密度や粒径、含水率等を前記地盤と同等にして
おく。こうして加震装置15が作動すると、両加
震板4a,4bに繰り返し水平方向の振動を与え
られ、両加震板4a,4bが反力床2との連接部
を支点に揺動変位し、模型土槽5内の試験土砂層
aがせん断変形を受け、これに伴つて土砂間隙水
圧が急上昇し、過剰間隙水圧が発生したり、試験
土砂層aが液状化したりする。このとき、土砂層
内に設けた間隙水圧計23や地震計(加速度計)、
各種変位計等をもつて、加震装置により与えた振
動の振幅、周波数の変化を記録手段により読みと
り、同時に上記間隙水圧の上昇、過剰間隙水圧の
発生等の変化も前記振動の変化に関連して読みと
ることにより、液状化の有無、程度を判定するも
のである。
なうには、第1図および第2図に例示するよう
に、両加震板4a,4b間の模型土槽5内に判定
すべき地盤の土砂を充填するか、または充填され
た試験土砂を該地盤に略相当する土質条件につま
り密度や粒径、含水率等を前記地盤と同等にして
おく。こうして加震装置15が作動すると、両加
震板4a,4bに繰り返し水平方向の振動を与え
られ、両加震板4a,4bが反力床2との連接部
を支点に揺動変位し、模型土槽5内の試験土砂層
aがせん断変形を受け、これに伴つて土砂間隙水
圧が急上昇し、過剰間隙水圧が発生したり、試験
土砂層aが液状化したりする。このとき、土砂層
内に設けた間隙水圧計23や地震計(加速度計)、
各種変位計等をもつて、加震装置により与えた振
動の振幅、周波数の変化を記録手段により読みと
り、同時に上記間隙水圧の上昇、過剰間隙水圧の
発生等の変化も前記振動の変化に関連して読みと
ることにより、液状化の有無、程度を判定するも
のである。
しかして上記試験の際、加震装置15の振動に
伴う反力は反力壁3aにより受け支えられるの
で、加震装置15の出力振動はそのまま加震板4
a,4bに伝達され、また加震板4a,4bの揺
動に伴つて生じる反力もその下端が連接された反
力床2により受け支えられ、しかも試験土砂層a
が槽体1により外部地盤と隔されているため他の
地層の影響をうけることもなく、加震装置15に
よる出力振動をそのまま試験土砂層aに与えるこ
とができ、精密で正確な試験判定を行なえる。
伴う反力は反力壁3aにより受け支えられるの
で、加震装置15の出力振動はそのまま加震板4
a,4bに伝達され、また加震板4a,4bの揺
動に伴つて生じる反力もその下端が連接された反
力床2により受け支えられ、しかも試験土砂層a
が槽体1により外部地盤と隔されているため他の
地層の影響をうけることもなく、加震装置15に
よる出力振動をそのまま試験土砂層aに与えるこ
とができ、精密で正確な試験判定を行なえる。
また第4図および第5図に示すように、試験土
砂層a内部に液状化を防止する技術例えば砂利杭
bや砂杭等の一方もしくは双方を所要間隔に打設
しておいて、上記と同様の試験を行なえば、施さ
れた液状化防止技術が、振動の変化に応じてどの
程度の防止効果を発揮するか否かあるいは液状化
の発生を防止できるか否かを試験、判定すること
ができる。
砂層a内部に液状化を防止する技術例えば砂利杭
bや砂杭等の一方もしくは双方を所要間隔に打設
しておいて、上記と同様の試験を行なえば、施さ
れた液状化防止技術が、振動の変化に応じてどの
程度の防止効果を発揮するか否かあるいは液状化
の発生を防止できるか否かを試験、判定すること
ができる。
さらに、第6図および第7図に示すように、模
型土槽5内の試験土砂層a内に構築物を支える基
礎杭として円筒杭30あるいは節付杭31の双方
またはいずれか一方を打設し、その杭頭の所定の
荷重Wを載荷しておいて、上記と同様の試験を行
なえば、地震時に基礎杭30,31が受ける振
動、液状化の影響等を知ることができ、特にこれ
を上記した他の試験結果と比較することにより液
状化の防止技術の効果をより適確に知ることがで
きる。
型土槽5内の試験土砂層a内に構築物を支える基
礎杭として円筒杭30あるいは節付杭31の双方
またはいずれか一方を打設し、その杭頭の所定の
荷重Wを載荷しておいて、上記と同様の試験を行
なえば、地震時に基礎杭30,31が受ける振
動、液状化の影響等を知ることができ、特にこれ
を上記した他の試験結果と比較することにより液
状化の防止技術の効果をより適確に知ることがで
きる。
なお、上記のように各試験使途地盤毎に別個に
試験する場合のほか、一の模型土槽内において試
験土砂層を区分して上記の試験を行なうこともで
きる。
試験する場合のほか、一の模型土槽内において試
験土砂層を区分して上記の試験を行なうこともで
きる。
さらに、上記判定試験における加震時、反力壁
3a相隣る両側壁3b,3bと試験土砂層aとの
接触面において土砂が変形移動することにより摩
擦が発生する。この影響を除くために、両側壁3
b,3bの内面に滑性の塗料、メツキ等を施して
おくのが望ましい。また該側壁面にスライド可能
な板を配して摩擦の影響を取り除くこともでき
る。
3a相隣る両側壁3b,3bと試験土砂層aとの
接触面において土砂が変形移動することにより摩
擦が発生する。この影響を除くために、両側壁3
b,3bの内面に滑性の塗料、メツキ等を施して
おくのが望ましい。また該側壁面にスライド可能
な板を配して摩擦の影響を取り除くこともでき
る。
[発明の効果]
上記したように本発明の液状化判定装置によれ
ば、地震時に液状化のおそれのある砂地盤がどの
程度の振動(周波数、振幅)で液状化するかを判
定でき、また液状化防止技術を施した処理地盤と
身処理地盤を加震して対比することにより、また
異なつた液状化防止技術を施した地盤を加震する
ことにより、それぞれの技術がもつ防止効果を対
比できるとともに地盤に最適の防止技術も判定で
きる。
ば、地震時に液状化のおそれのある砂地盤がどの
程度の振動(周波数、振幅)で液状化するかを判
定でき、また液状化防止技術を施した処理地盤と
身処理地盤を加震して対比することにより、また
異なつた液状化防止技術を施した地盤を加震する
ことにより、それぞれの技術がもつ防止効果を対
比できるとともに地盤に最適の防止技術も判定で
きる。
殊に本発明の場合には、加震装置および加震板
の振動付与に伴う反力が反力床および反力壁によ
り受支され、加震装置の振動出力そのままの振動
を試験土砂層に伝達することができ、しかも槽体
によつての地盤と隔離した状態で試験し得て、両
加震板間の模型土槽内の試験土砂層が反力による
振動伝播等の他の地層の影響を受けることがな
く、従つてきわめて精密な試験結果が得られ、正
確なる液状化の程度および防止技術の効果の程度
の判定を行なうことができる。
の振動付与に伴う反力が反力床および反力壁によ
り受支され、加震装置の振動出力そのままの振動
を試験土砂層に伝達することができ、しかも槽体
によつての地盤と隔離した状態で試験し得て、両
加震板間の模型土槽内の試験土砂層が反力による
振動伝播等の他の地層の影響を受けることがな
く、従つてきわめて精密な試験結果が得られ、正
確なる液状化の程度および防止技術の効果の程度
の判定を行なうことができる。
また槽体によつて他の地盤と隔離したことによ
り、構造物を構築する地盤に相当する同土質条件
の土砂を模型土槽内に充填することにより試験で
きるので、各地盤に判定装置をいちいち立て込み
設置する必要がなく、また判定試験後に構造物の
構築地盤をあらためて埋め戻す必要もなく、判定
試験に要する手数を著しく軽減でき、きわめて経
済的である、
り、構造物を構築する地盤に相当する同土質条件
の土砂を模型土槽内に充填することにより試験で
きるので、各地盤に判定装置をいちいち立て込み
設置する必要がなく、また判定試験後に構造物の
構築地盤をあらためて埋め戻す必要もなく、判定
試験に要する手数を著しく軽減でき、きわめて経
済的である、
第1図は本発明の1実施例を示す縦断面図、第
2図は同上の平面図、第3図はピン連結構造部分
の拡大側面図、第4図は他の実施例を示す縦断面
図、第5図は同上の平面図、第6図はさらに他の
実施例を示す縦断面図、第7図は同上の平面図で
ある。 1……槽体、2……反力床、3a……反力壁、
3b,3b,3c……側壁、4a,4b……加震
板、5……模型土槽、7a,7b……支持柱、1
5……加震装置、a……試験土砂層。
2図は同上の平面図、第3図はピン連結構造部分
の拡大側面図、第4図は他の実施例を示す縦断面
図、第5図は同上の平面図、第6図はさらに他の
実施例を示す縦断面図、第7図は同上の平面図で
ある。 1……槽体、2……反力床、3a……反力壁、
3b,3b,3c……側壁、4a,4b……加震
板、5……模型土槽、7a,7b……支持柱、1
5……加震装置、a……試験土砂層。
Claims (1)
- 1 コンクリートにより床と四周の側壁とを一体
に造成しかつ前記床および一側壁をそれぞれ反力
床および反力壁として形成してなる槽体を設置
し、この槽体内には反力壁に相隣る両側壁間にお
いて所要間隔で相対向する2枚の加震板を立設し
てその下端を反力床に枢動可能に連接するととも
に、両加震板と前記両側壁とにより囲まれた部分
を模型土槽となし、この加震板に反力壁に連接し
て支持させた加震装置を連接して、該加震板を介
して模型土槽内の試験土砂層に振動を与えるよう
にしたことを特徴とする地盤の液状化判定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13482585A JPS61294018A (ja) | 1985-06-19 | 1985-06-19 | 地盤の液状化判定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13482585A JPS61294018A (ja) | 1985-06-19 | 1985-06-19 | 地盤の液状化判定装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61294018A JPS61294018A (ja) | 1986-12-24 |
| JPH039248B2 true JPH039248B2 (ja) | 1991-02-08 |
Family
ID=15137353
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13482585A Granted JPS61294018A (ja) | 1985-06-19 | 1985-06-19 | 地盤の液状化判定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61294018A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5526290B1 (ja) * | 2013-04-02 | 2014-06-18 | 報国エンジニアリング株式会社 | 液状化判定のための試料採取装置および方法 |
| JP7703201B2 (ja) * | 2020-07-06 | 2025-07-07 | 国立大学法人東北大学 | 液状化評価モデル生成装置、液状化評価装置、液状化評価モデル生成プログラム及び液状化評価プログラム |
-
1985
- 1985-06-19 JP JP13482585A patent/JPS61294018A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61294018A (ja) | 1986-12-24 |
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