JPH039284B2 - - Google Patents

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JPH039284B2
JPH039284B2 JP63116706A JP11670688A JPH039284B2 JP H039284 B2 JPH039284 B2 JP H039284B2 JP 63116706 A JP63116706 A JP 63116706A JP 11670688 A JP11670688 A JP 11670688A JP H039284 B2 JPH039284 B2 JP H039284B2
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JP
Japan
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exhaust
casing
cylinder
cylinder head
exhaust passage
Prior art date
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Application number
JP63116706A
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English (en)
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JPS6487819A (en
Inventor
Tomoyoshi Suzuki
Makoto Toyohara
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Yamaha Marine Co Ltd
Yamaha Motor Co Ltd
Original Assignee
Yamaha Motor Co Ltd
Sanshin Kogyo KK
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Publication date
Application filed by Yamaha Motor Co Ltd, Sanshin Kogyo KK filed Critical Yamaha Motor Co Ltd
Priority to JP63116706A priority Critical patent/JPS6487819A/ja
Publication of JPS6487819A publication Critical patent/JPS6487819A/ja
Publication of JPH039284B2 publication Critical patent/JPH039284B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B61/00Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
    • F02B61/04Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers
    • F02B61/045Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers for marine engines

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Ocean & Marine Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Exhaust Silencers (AREA)
  • Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Characterised By The Charging Evacuation (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、クランク軸縦置き形の4サイクル内
燃機関を備えた船外機に関する。
[従来の技術] 船外機は、「実公昭47−27113号公報」にその一
例が開示されているように、ケーシングのカウリ
ングとで囲まれた空間に内燃機関が収容され、こ
の内燃機関は、ケーシングの上端部に固定されて
いる。
ケーシングの内部には、上記内燃機関からの排
気を導いて排気騒音を低減するための排出経路が
設けられているとともに、プロペラを駆動するた
めのドライブシヤフトが上下方向に沿つて挿通さ
れており、このドライブシヤフトの上端部が、内
燃機関のクランク軸に連結されている。このた
め、内燃機関は、クランク軸を上下方向に沿つて
縦置きとした姿勢で、ケーシングの上端部に固定
されている。
ところで、内燃機関として4サイクル内燃機関
を使用する場合、この種の内燃機関は、周知のよ
うにシリンダを有するシリンダブロツクと、シリ
ンダヘツドを連結して構成される。そして、この
シリンダヘツドには、燃焼室に連なる吸気ポート
および排気ポートが形成されているとともに、燃
焼室に臨む点火プラグが取り付けられている。吸
気ポートや排気ポートは、吸気バルブおよび排気
バルブによつて個別に開閉され、これら吸気バル
ブおよび排気バルブは、シリンダヘツドに組み込
まれたカム軸によつて開閉駆動される。
上記公報に記載されている4サイクル内燃機関
は、そのバルブ回りの構造についての詳細な説明
がないが、この当時のものは、吸気バルブと排気
バルブが燃焼室の一側に偏つて配置された、いわ
ゆるカウンターフロー形となつており、これら両
バルブと対向し合う燃焼室の他側に、点火プラグ
が配置されていた。
しかしながら、バルブ配置がカウンターフロー
形をなす燃焼室の場合は、吸気バルブと排気バル
ブが燃焼室の一側に偏つているため、燃焼室の形
状がくさび形となり、このくさび形の燃焼室は、
スロツトル全開時の性能を確保し難い欠点があ
る。
これに対し、バルブ配置をクロスフロー形とし
た燃焼室の場合は、吸気バルブと排気バルブがシ
リンダのボア中心を通り、かつカム軸の軸方向に
沿う線分を挾んだ両側に振り分けて配置され、こ
れら両バルブが燃焼室内で対向し合う位置関係と
なる。このため、燃焼室の形状が熱効率的に最も
良いとされている半球形となり、特にスロツトル
全開時における性能を確保し易い利点がある。
一方、バルブ位置をクロスフロー形とした場合
には、点火プラグの取り付け位置が問題となつて
くる。
すなわち、バルブ配置をクロスフロー形とした
内燃機関では、吸気バルブと排気バルブが燃焼室
で対向しているので、「実開昭51−143998号公報」
に見られるように、吸気バルブと排気バルブの間
に点火プラグを設置することが考えられる。
しかしながら、一本のカム軸で吸気バルブと排
気バルブを駆動する、OHC形の内燃機関では、
カム軸が吸気バルブと排気バルブの間を通過する
ので、このカム軸が邪魔となつて吸気バルブと排
気バルブの間に点火プラグを設置することができ
ない。
このため、点火プラグは、吸気バルブか排気バ
ルブのいずれかのバルブ側に偏つた位置に設置せ
ざるを得なくなる。この場合、点火プラグを吸気
バルブに対向した位置、すなわち、排気バルブに
隣接した位置に設ければ、吸気バルブが開いた際
に新気が点火プラグに当り易くなり、着火性が向
上することになる。
[発明が解決しようとする課題] 上記「実公昭47−27113号公報」に記載された
従来の内燃機関では、シリンダヘツに下向きの排
出路を形成し、この排出路により排気ポートとケ
ーシング内の排出経路とを連通させた構成となつ
ている。
しかしながら、シリンダブロツクの内部に略水
平方向に延びる複数のシリンダを上下に並置した
船外機用の多気筒内燃機関の場合に、そのシリン
ダヘツドに各シリンダの排気ポートに連なる下向
きの排出路を接続すると、上側のシリンダからの
排出路は、下側のシリンダの排気ポートの直ぐ脇
を通過することになる。このため、下側に位置す
るシリンダにあつては、上側のシリンダから延び
る排出路が邪魔となつて、点火プラグを排気バル
ブに隣接した位置に設置することができなくな
る。
すなわち、従来のようにシリンダヘツドに下向
きに延びる排出路を接続した構成では、点火プラ
グを排気バルブに隣接した位置に配置して、着火
性を高めることができなくなり、内燃機関の性能
を高める上で制約が生じるといつた不具合があ
る。
本発明は、このような事情にもとづいてなされ
たもので、バルブ配置をクロスフロー形とした場
合においても、複数の燃焼室の点火プラグを、排
気バルブと対向し合う位置に無理なく配置して、
内燃機関の性能、特に低速性能を改善することが
でき、しかも、このことに加えて、内燃機関とケ
ーシングに加工誤差や組み付け誤差が生じたとし
ても、排出路からケーシング内にかけての排気系
路を精度良く簡単に組み立てることができ、かつ
また、シリンダヘツドがケーシングによつて過熱
されるのを防止して、内燃機関のオーバーヒート
等のトラブルも解消できる船外機の提供を目的と
する。
[課題を解決するための手段] そこで、本発明においては、ドライブシヤフト
を挿通したケーシングの上端部に、4サイクル多
気筒内燃機関を配置し、この内燃機関は、略水平
に配置された複数のシリンダを上下に並置してな
るシリンダブロツクと、上記各シリンダの燃焼室
に連なる吸気ポートおよび排気ポートを有するシ
リンダヘツドを有し、これらシリンダブロツクと
シリンダヘツドを上記ケーシングの前後方向に互
いに連結して構成するとともに、上記シリンダヘ
ツドには、上下方向に沿つて縦置きされた一本の
動弁用のカム軸と、上記各シリンダの燃焼室に臨
む点火プラグを設け、このシリンダヘツドの排気
ポートから導かれる排気を、ケーシングの内部を
通して水中に排出するようにした船外機におい
て、 上記内燃機関のシリンダブロツクをケーシング
の上端部に取り付け、このケーシングの上端部と
シリンダヘツドとは互いに離間させて、これらケ
ーシングのシリンダヘツドとの間に〓間を設ける
とともに、上記シリンダヘツドには、一端が各燃
焼室の排気ポートに連なる排出路を形成し、この
排出路の他端をシリンダブロツク側に向うように
屈曲させて、この排出路と上記ケーシングの内部
との間を、シリンダブロツクに設けた排気通路を
介して連通させ、この排気通路の外周囲にエンジ
ン冷却水が流通するウオータジヤケツトを設ける
一方、上記各シリンダの燃焼室に連なる吸気ポー
トと排気ポートを、シリンダの略ボア中心を通
り、かつ上記カム軸の軸方向に沿う線分を挾んだ
両側であり、しかも、この線分に対し斜めに交差
する線上に並べて配置し、かつ、上記点火プラグ
は、上記吸気ポートに対し上記線分を挾んで対向
する位置に配置して、少なくとも一つの燃焼室に
対応する点火プラグを、上下に隣り合う燃焼室の
排出路の間に配置したことを特徴としている。
[作用] この構成によれば、上下に並んだ燃焼室に夫々
連なる排出路を、シリンダブロツク側に向かうよ
うに屈曲して形成したので、上側の燃焼室からの
排出路が下側の燃焼室の排気ポートの側方を通過
することはなく、これら燃焼室から延びる排出路
の間に、シリンダヘツドの排気ポートの近傍に続
くスペースを確保できる。
したがつて、この空きスペースを利用して、上
下に並んだ燃焼室の排気ポートの近傍、つまり吸
気バルブと対向し合う位置に点火プラグを無理な
く配置することができ、吸気バルブによつて吸気
ポートが開かれた際には、新気が点火プラグに向
つて直接導かれる。このため、点火プラグ回りの
残留ガスが吹き払われ、着火性を高めることがで
きる。
また、上記構成の場合、内燃機関のシリンダブ
ロツクをケーシングの上端部に取り付ければ、こ
のシリンダブロツクの排気通路がケーシングの内
部と連通する。そして、このシリンダブロツクの
所定位置にシリンダヘツドを取り付けると、この
シリンダヘツドの排出路が上記排気通路に合致す
る。
このため、点火プラグの位置との兼ね合いか
ら、燃焼室からの排気を、一旦シリンダブロツク
側に導いてから、ケーシング内に排出する構成と
したにも拘らず、シリンダブロツクはケーシング
に対する位置決め精度に注意を払えば良いととも
に、シリンダヘツドは、シリンダブロツクに対す
る位置決め精度に注意を払えば良いことになり、
その分、加工誤差や組み付け誤差等をうまく吸収
でき、精度の高い組み付けが可能となる。
さらに、排気ポートから排出された直後の高温
の排気は、ウオータジヤケツト内を流れる冷却水
によりケーシング内に導かれる以前に間接的に冷
却される。このため、高温の排気がケーシング内
にそのまま導かれずに済み、ケーシングの温度上
昇が少なくなる。
また、ケーシングとシリンダヘツドとの間の〓
間が断熱空間となり、この断熱空間がケーシング
からシリンダヘツドへの熱伝達を防止する。
よつて、ケーシングの温度上昇が抑えられるこ
とと相まつて、シリンダヘツドに対する排気の熱
影響が少なくなり、内燃機関の過熱を防止でき
る。
[実施例] 以下本発明を、図面に示す一実施例にもとづい
て説明する。
図中1は船外機であり、ブラケツト2を介して
図示しない船体のトランサムに取着される。
この船外機1は、アツパケーシング3とロアケ
ーシング4とを連結してなるケーシング5の上端
部に、カウリング6を脱着可能に被冠して構成し
てある。
カウリング6内には、内燃機関7が収容されて
いる。この内燃機関7は、水冷式4サイクル2気
筒内燃機関であり、アツパケーシング3の上端部
に取着した支持プレート8上にリジツトにマウン
トされている。
内燃機関7は、第3図および第4図に示すよう
に、シリンダブロツク9内に一対のシリンダ1
0,10を上下に並置してなり、各シリンダ1
0,10は、シリンダ軸を略水平方向に配置して
構成されている。各シリンダ10,10の内面に
は、スリーブ11,11が取着されており、これ
らスリーブ11,11内には、ピストン12,1
2が摺動自在に収容されている。
シリンダ10,10は、クランクケース13内
のクランク室14に連通されている。このクラン
ク室14内には、上下方向に縦置きされたクラン
ク軸15が軸支されており、このクランク軸15
のクランクピン16は、コネクテイングロツド1
7,17を介してピストン12,12に連結され
ている。
クランク軸15の下端は、ドライブシヤフト1
8の上端に連結されている。このドライブシヤフ
ト18は、第1図に示すようにケーシング5内を
上下方向に沿つて挿通されており、その下端がロ
アケーシング4に軸支されたプロペラシヤフト1
9に連結されて、このプロペラシヤフト19を正
逆可能に回転駆動させるようになつている。
シリンダブロツク9の後面には、シリンダヘツ
ド20が取着されている。シリンダヘツド20は
第2図に示すように、支持プレート8の上面から
離間して設けられており、これらシリンダヘツド
20と支持プレート8との間には、断熱用の〓間
20bが形成されている。
シリンダヘツド20には、シリンダ10,10
内に連なるドーム形の燃焼室21,21が形成さ
れている。各燃焼室21,21には、吸気ポート
22および排気ポート23が互いに隣接して開設
されている。
そして、シリンダヘツド20には、吸気ポート
22および排気ポート23を開閉する吸気バルブ
26および排気バルブ27が設けられている。こ
れら吸気バルブ26および排気バルブ27は、シ
リンダヘツド20に取り付けられた一本のカム軸
28およびロツカアーム29を介して開閉駆動さ
れるようになつており、このカム軸28は、第4
図に示すように、シリンダ10のボア中心X1
通る軸線X2上において、この軸線X2と直交する
上下方向に沿つて縦置きされている。吸気ポート
22および排気ポート23は、第6図に示すよう
にシリンダ10のボア中心X1を通り、かつカム
軸28の軸線方向に沿う線分A1を挾んだ両側で
あり、しかも、この線分A1に対し略ボア中心X1
上で交差する線A2上に並んで配置されている。
このため、吸気ポート22および排気ポート23
とは、燃焼室21,21内で上記線分A1を挾ん
で向き合つており、吸気バルブ26と排気バルブ
27の配置がクロスフロー形とされている。
シリンダヘツド20には、各燃焼室21,21
に臨む点火プラグ30,30が取り付けられてい
る。点火プラグ30,30は、第6図にも示され
るように、上記燃焼室21,21内において吸気
ポート22とは線分A1を挾んで対向し合う位置、
つまり吸気ポート22の延長線上に設置されてお
り、排気ポート23の直ぐ真上に位置されてい
る。
シリンダヘツド20内には、吸気ポート22お
よび排気ポート23に夫々連なる吸入路24およ
び排出路25が形成されている。
排出路25は、第2図および第4図に示すよう
に、シリンダヘツド20内においてシリンダブロ
ツク9側に向うように彎曲して設けられており、
このシリンダヘツド20のシリンダブロツク9側
の端面に開口されている。このため、上下に並ん
だ燃焼室21,21から延びる二本の排出路2
5,25は、互いに平行をなして略水平に導出さ
れており、これらの排出路25,25の間に空い
たスペースに下側のシリンダ10の点火プラグ3
0が配置されている。
上記シリンダヘツド20内においてシリンダブ
ロツク9側に向かうように湾曲して設けられた排
出路25の開口端面に対向して、シリンダブロツ
ク9には、第4図に示すように膨出部31が側方
に向つて一体に膨出成形されている。この膨出部
31内には、第2図にも示す通り下方に向う排気
通路32が一体に形成されている。この排気通路
32は、シリンダヘツド20との合面に開口する
連通口33,33を有し、これら連通口33,3
3が夫々上記排出路25,25に連なつている。
また、排気通路32の下端部は、第2図に示す
ようにシリンダブロツク9の下面に開口された排
気口52に連なつており、この排気口52は、上
記支持プレート8に開設された透孔53に連なつ
ている。
膨出部31の側面は開口されており、この開口
側面には、エキゾーストインナカバー34および
エキゾーストアウタカバー35が互いに重合され
た状態でボルト締めされている。エキゾーストイ
ンナカバー34は、排気通路32内に臨む張出し
部36を備えており、この張出し部36とエキゾ
ーストアウトカバー35との間には、冷却水通路
37が形成されている。
シリンダブロツク9内には、シリンダ10,1
0の周囲ならびに排気通路32の周囲に位置して
内燃機関の冷却水が流通するウオータジヤケツト
38…が設けられている。これらウオータジヤケ
ツト38…と上記冷却水通路37とは、互いに連
通されている。
したがつて、排気通路32の外周囲は、冷却水
通路37とウオータジヤケツト38…とによつて
囲まれていることになる。
また、シリンダヘツド20内には、燃焼室2
1,21の周囲に位置してウオータジヤケツト3
9…が設けられている。このシリンダヘツド20
側のウオータジヤケツト39…と、シリンダブロ
ツク9側のウオータジヤケツト38…とは、シリ
ンダブロツク9とシリンダヘツド20との合面に
て連通されている。
シリンダブロツク9の上面には、第3図に示す
ように、シリンダヘツド20上部のウオータジヤ
ケツト39に連なる連通室40が設けられてい
る。この連通室40の開口部と、これに被冠した
キヤツプ41との間には、サーモスタツト42が
取り付けられている。サーモスタツト42は、冷
却水温度が一定範囲内を越えると弁43を開放
し、この冷却水をキヤツプ41に接続されたホー
ス44を介してアツパケーシング3内に流出させ
るようになつている。
なお、上記支持プレート8の下面には、クラン
ク室14内に連なるオイルパン70が吊支されて
いる。
一方、第1図に示すロアケーシング4の両側面
には、機外の海水あるいは湖水等を内燃機関の冷
却水として取り入れるウオータインレツト45…
が開口されている。このウオータインレツト45
…は、アツパケーシング3内の下端部に設けたウ
オータポンプ46に連なつている。ウオータポン
プ46は、ドライブシヤフト18によつて駆動さ
れるものであり、その吐出口にはウオータチユー
ブ47が接続されている。このウオータチユーブ
47は、アツパケーシング3内を上下方向に沿つ
て導通され、上記オイルパン70に一体に設けた
吐出通路48に連なつている。
この吐出通路48の上端部に対向して支持プレ
ート8には、連通孔49が開設されており、この
連通孔49は、シリンダブロツク9の下面に開口
された貫通孔50に連通されている。そして、こ
の貫通孔50は、前述した排気通路32の周囲に
位置するウオータジヤケツト38内に連通されて
いる。
したがつて、ウオータポンプ46によつて汲み
上げられた冷却水は、まず排気通路32の周囲の
ウオータジヤケツト38…および冷却水通路37
を経て、シリンダブロツク9のウオータジヤケツ
ト39に導かれることになる。
また、上記支持プレート8に開設された連通孔
53には、排気管54が接続されている。この排
気管54は、オイルパン70を貫通してアツパケ
ーシング3内に導かれており、このアツパケーシ
ング3内はそのまま排気膨張室55を構成してい
る。
ロアケーシング4内には、排気膨張室55に連
なる排気路56が形成されている。この排気路5
6は、ロアケーシング4の下部後端面に後方に向
つて開口された開口部57に連通されている。こ
の開口部57からは、上記プロペラシヤフト19
の後端部が導出されており、この導出部分にはプ
ロペラ58が固定されている。プロペラ58のボ
ス部59は、三重筒構造をなしており、このボス
部59の内部には、内側および外側中空部60,
61が形成されている。これら中空部60,61
相互は、その後端部において互いに連通され、内
側中空部60の前端部が上記開口部57に連なる
とともに、外側中空部61の前端部が機外に開口
されて、排気口62を構成している。
また、アツパケーシング3内の後部には、隔壁
63が一体成形されている。この隔壁63とアツ
パケーシング3の後壁とによつて囲まれる空間
は、貯水部64をなしている。この貯水部64に
は、図示を省略するが上記サーモスタツト42か
らのホース44が導びかれており、このホース4
4から吐出された冷却水は、貯水部64よりアツ
パケーシング3の排水口65を通じて機外に排出
されるようになつている。
このような構成による実施例の作用について説
明する。
内燃機関7の運転時は、排気バルブ26が開く
ことにより吸入路24および吸気ポート22から
燃焼室21,21に新気が導入され、また、排気
バルブ27が開くことにより燃焼室21,21の
燃焼ガスが排気ポート23および排気路25を通
じて排出される。この排気路25に排出された排
気は、シリンダブロツク9の排気通路32に導か
れる。この排気通路32に導かれた排気は、排気
口52から支持プレート8の透孔53を経て排気
管54に導かれ、この排気管54からアツパケー
シング3内の排気膨張室55に排出される。排気
膨張室55で膨張された排気は、排気路56を経
てプロペラ58のボス部59に導かれ、その内側
中空部60および外側中空部61を通じて排気口
62から水中に排出される。
また、このような内燃機関7の運転中は、ウオ
ータインレツト45…から機外の水が冷却水とし
て吸引され、この吸引された冷却水は、ウオータ
ポンプ46によつて増圧されて、ウオータチユー
ブ47および吐出通路48を通つてシリンダブロ
ツク9の排気通路32の周囲に位置するウオータ
ジヤケツト38…内に圧送される。このウオータ
ジヤケツト38…内に圧送された冷却水は、冷却
水通路37内にも流入し、排気通路32の外周囲
を流通することにより、この排気通路32を冷却
する。
この後、冷却水はシリンダ10,10の周囲の
ウオータジヤケツト38…内に導入されてシリン
ダ10,10を冷却し、次にシリンダヘツド20
のウオータジヤケツト39内に導びかれ、燃焼室
21,21の回りを冷却する。
そして、このシリンダヘツド20を冷却した冷
却水は、シリンダブロツク9の連通室40内に送
り込まれ、ここでサーモスタツト42により冷却
水温度が感知される。
この場合、冷却水温度が一定温度に達すると、
弁43が開放されて内燃機関7を冷却した後の冷
却水をホース44を介してアツパケーシング3内
の貯水部64に導びき、ここから排水口65を介
して外部に排水させる。
このような構成によると、シリンダヘツド20
内において一端が排気ポート23,23に接続さ
れた排出路25,25を、シリンダブロツク9側
に向うように彎曲させたので、上側の燃焼室21
から延びる排出路25が下側の燃焼室21の排気
ポート23の側方を通過することはなく、これら
上下の燃焼室21,21から延びる二本の排出路
25,25の間に、シリンダヘツド20の排気ポ
ート23側の側面に連なるスペースを確保するこ
とができる。
このため、上記空きスペースを利用して、上下
に並んだ燃焼室21,21の排気ポート23の真
上に近接する位置に点火プラグ30を取り付ける
ことが可能となり、第6図に示すように点火プラ
グ30を吸気ポート22に対し線分A1を挾んで
対向し合う位置に設けることができる。
したがつて、吸気ポート22,22が開かれた
際には、新気が直接的に点火プラグ30,30に
当るようになり、この点火プラグ30,30の周
囲の残留ガスが吹き払われることと合わせて、新
気への着火性が格段に向上する。
このように新気への着火性が向上すれば、特に
プロペラ58を低速で回転させて低速航行する場
合での低速機能を改善することができ、低速トロ
ーリング性が格段に向上する。
そして、この内燃機関7は、バルブ配置がクロ
スフロー形となつているので、燃焼室21,21
の形状が熱効率的に優れたドーム形となり、スロ
ツトル開度が全開の場合の性能を確保し易くな
る。それとともに、燃焼室21,21の形状自体
もシンプルなものとなるから、製造が容易となる
といつた利点もある。
一方、上記排出路25をシリンダブロツク9側
に彎曲させたことに伴い、この排出路25は、シ
リンダブロツク9の排気通路32を介してアツパ
ケーシング3側の排出経路に接続されることにな
る。この場合、排気通路32はシリンダブロツク
9に一体化されているので、このシリンダブロツ
ク9をアツパケーシング上の支持プレート8の所
定位置に固定すれば、上記排気通路32が排気管
54を介して排気膨張室55に接続される。
このようなシリンダブロツク9に対してシリン
ダヘツド20を所定位置、つまり、シリンダ1
0,10と燃焼室21,21が整合するように連
結すれば、シリンダヘツド20に形成した排気ポ
ート23は、上記シリンダブロツク9に形成した
排気通路32に接続される。
すなわち、シリンダブロツク9をケーシング5
の所定位置に取付け、このシリンダブロツク9に
シリンダヘツド20を所定位置に取付けると、排
気ポート23がシリンダブロツク9に形成した排
気通路32を介して排気膨張室55に接続される
ことになり、これにより排気系が完成される。
このため、シリンダブロツク9は、アツパケー
シング3側に対する位置決め精度に注意を払えば
よいとともに、シリンダヘツド20は、シリンダ
ブロツク9に対する位置決め精度に注意を払えば
良く、シリンダヘツド20をシリンダブロツク9
およびアツパケーシング3の両者に対し同時に位
置決め精度の注意を払う必要がなくなる。
したがつて、各部品はそれぞれ一箇所に対して
の位置決め精度に注意すれば良いので、その分、
加工誤差や組付け誤差などの吸収が容易となり、
作業性が向上するとともに、精度の高い組付けが
可能になる。
その上、シリンダブロツク9に形成した排気通
路32の周囲をウオータジヤケツト38…および
冷却水通路37によつて囲つたので、燃焼室2
1,21内から排出された直後の高温な排気は、
アツパケーシング3側に導びかれる以前に冷却水
を介して間接的に冷却されることになる。このた
め、アツパケーシング3内の排気膨張室35に高
温な排気がそのまま導びかれずに済むので、ケー
シング5が高温に加熱されるのを防止でき、周囲
に対する熱影響が少なくなる。
しかもこの場合、シリンダブロツク9のウオー
タジヤケツト38…をそのまま利用して排気を冷
却するものであるから、格別な冷却機構は必要と
せず、したがつて、簡単な構造で排気を充分に冷
却できる利点がある。
またアツパケーシング3側の支持プレート8と
シリンダヘツド20との間には〓間20bが形成
されているので、この〓間20bが断熱空間とし
て機能することになり、上記ケーシング5の熱が
シリンダヘツド20に直接伝わり難くなる。
したがつて、上記ケーシング5の温度上昇が抑
えられることと相まつて、シリンダヘツド20に
対する排気の熱影響が少なくなり、このシリンダ
ヘツド20の過熱や、この過熱にもとづく内燃機
関7のオーバーヒートを防止することができる。
なお、本発明に係る内燃機関は、2気筒に制約
されるものではなく、単気筒あるいは3気筒以上
の多気筒であつても実施可能である。
また、上記実施例では、排ガスをプロペラのボ
ス部内を通して水中に排出するボス排気とした
が、例えばロアケーシングに、プロペラ近傍の水
面下に開口する排気口を設け、この排気口から排
気させるものであつても良い。
[発明の効果] 以上詳述した本発明によると、排気ポートに連
なる排出路を、シリンダブロツク側に向うように
彎曲させたので、上側の燃焼室からの排出路が下
側の燃焼室の排気ポートの側方を通過することは
なく、これら上下に並んだ燃焼室から延びる複数
の排出路の間に、シリンダヘツドの排気ポート側
の側面に連なるスペースを確保することができ
る。
このため、上記空きスペースを利用して、上下
に並んだ燃焼室の排気ポートの真上に近接する位
置に点火プラグを取り付けることができ、バルブ
位置がクロスフロー形となることと合わせて、新
気への着火性が良好となり、内燃機関の性能が向
上する。
また、上記構成によると、シリンダブロツクを
ケーシング上の所定位置に取り付ければ、このシ
リンダブロツクの排気通路がケーシングの内部に
連通するとともに、このシリンダブロツクの所定
位置にシリンダヘツドを取り付ければ、シリンダ
ヘツドの排出路が上記排気通路に位置決めして連
結されることになる。したがつて、シリンダブロ
ツクは、ケーシングに対する位置決め精度に注意
を払えば良いとともに、シリンダヘツドは、シリ
ンダブロツクに対する位置決め精度に注意を払え
ば良いことになり、上記点火プラグの位置との兼
ね合いから、燃焼室からの排気を、一旦シリンダ
ブロツク側に導いた後、ケーシング内に排出する
構成としたにも拘らず、加工誤差や組付け誤差な
どの吸収が容易となり、精度の高い組み付けが可
能となる。
さらに、排気ポートから排出された直後の高温
の排気は、ケーシング内に導かれる以前に間接的
に冷却されるので、高温の排気がそのままケーシ
ング内に導かれることはなく、このケーシングの
温度上昇が少なくなる。それとともに、ケーシン
グとシリンダヘツドとの間には、断熱用の〓間が
存在するから、ケーシングの熱がシリンダヘツド
に伝わり難くなる。
このため、ケーシングの温度上昇が抑えられる
ことと相まつて、シリンダヘツドへの熱影響が少
なくなり、内燃機関のオーバヒートを未然に防止
できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は、船
外機全体を一部断面で示す側面図、第2図は、内
燃機関とアツパケーシングの連結状態を示す断面
図、第3図は、内燃機関の断面図、第4図は、内
燃機関のクランク軸と直交する方向に沿う断面
図、第5図は、シリンダブロツクの正面図、第6
図は、シリンダヘツドの正面図である。 5……ケーシング、7……内燃機関(4サイク
ル多気筒内燃機関)、9……シリンダブロツク、
10……シリンダ、18……ドライブシヤフト、
20……シリンダヘツド、20b……〓間、21
……燃焼室、22……吸気ポート、23……排気
ポート、25……排出路、26……吸気バルブ、
27……排気バルブ、28……カム軸、30……
点火プラグ、32……排気通路、37……冷却水
通路、38,39……ウオータジヤケツト。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ドライブシヤフトを挿通したケーシングの上
    端部に、4サイクル多気筒内燃機関を配置し、 この内燃機関は、略水平に配置された複数のシ
    リンダを上下に並置してなるシリンダブロツク
    と、上記各シリンダの燃焼室に連なる吸気ポート
    および排気ポートを有するシリンダヘツドを有
    し、これらシリンダブロツクとシリンダヘツドを
    上記ケーシングの前後方向に互いに連結して構成
    するとともに、 上記シリンダヘツドには、上下方向に沿つて縦
    置きされた一本の動弁用のカム軸と、上記各シリ
    ンダの燃焼室に臨む点火プラグを設け、 このシリンダヘツドの排気ポートから導かれる
    排気を、ケーシングの内部を通して水中に排出す
    るようにした船外機において、 上記内燃機関のシリンダブロツクをケーシング
    の上端部に取り付け、 このケーシングの上端部とシリンダヘツドとは
    互いに離間させて、これらケーシングとシリンダ
    ヘツドとの間に〓間を設けるとともに、 上記シリンダヘツドには、一端が各燃焼室の排
    気ポートに連なる排出路を形成し、 この排出路の他端をシリンダブロツク側に向う
    ように屈曲させて、この排出路と上記ケーシング
    の内部との間を、シリンダブロツクに設けた排気
    通路を介して連通させ、 この排気通路の外周囲にエンジン冷却水が流通
    するウオータジヤケツトを設ける一方、 上記各シリンダの燃焼室に連なる吸気ポートと
    排気ポートを、シリンダの略ボア中心を通り、か
    つ上記カム軸の軸方向に沿う線分を挾んだ両側で
    あり、しかも、この線分に対し斜めに交差する線
    上に並べて配置し、 かつ、上記点火プラグは、上記吸気ポートに対
    し上記線分を挾んで対向する位置に配置して、少
    なくとも一つの燃焼室に対応する点火プラグを、
    上下に隣り合う燃焼室の排出路の間に配置したこ
    とを特徴とする船外機。
JP63116706A 1988-05-13 1988-05-13 Outboard motor Granted JPS6487819A (en)

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