JPH0393142A - 二次電子増倍管 - Google Patents
二次電子増倍管Info
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- JPH0393142A JPH0393142A JP22996389A JP22996389A JPH0393142A JP H0393142 A JPH0393142 A JP H0393142A JP 22996389 A JP22996389 A JP 22996389A JP 22996389 A JP22996389 A JP 22996389A JP H0393142 A JPH0393142 A JP H0393142A
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- Electron Tubes For Measurement (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明はイオンフィードバックの発生を抑えたチャンネ
ル型の二次電子増倍管に関する。
ル型の二次電子増倍管に関する。
[従来の技術]
一般に、二次電子増倍管には、二次電子を増倍するため
の電極であるダイノードが複数個に分離された構造を有
するものと、二次電子の増倍通路が連続しており、チャ
ンネル型二次電子増倍管と呼ばれる連続ダイノード二次
電子増倍管とがある。
の電極であるダイノードが複数個に分離された構造を有
するものと、二次電子の増倍通路が連続しており、チャ
ンネル型二次電子増倍管と呼ばれる連続ダイノード二次
電子増倍管とがある。
連続ダイノードニ次電子増倍管は、平行平板状のチャン
ネル基体もしくはパイプ状を有するもので、内面に高抵
抗二次電子放出面を有する。従来のこの種の連続ダイノ
ードニ次電子増倍管の一例を第4図に示す。
ネル基体もしくはパイプ状を有するもので、内面に高抵
抗二次電子放出面を有する。従来のこの種の連続ダイノ
ードニ次電子増倍管の一例を第4図に示す。
上記二次電子増倍管1は、互いに平行に配置されたガラ
スもしくはセラミックスからなる平板状のチャンネル基
体2,3の対向面に、高抵抗の二次電子放出物質からな
る二次電子放出面4,5が夫々形成されてなるものであ
る。
スもしくはセラミックスからなる平板状のチャンネル基
体2,3の対向面に、高抵抗の二次電子放出物質からな
る二次電子放出面4,5が夫々形成されてなるものであ
る。
上記各チャンネル基体2.3に形成された二次電子放出
面4,5は、チャンネル基体2,3の間に形成されてい
るチャンネル6の入力端7と出力端8にて、高圧直流電
源9に接続される。この高圧直流電源9は、上記チャン
ネル基体2.3の二次電子放出面4.5から放出された
二次電子を加速するための電界を、上記チャンネル6の
軸方向に発生する。また、上記チャンネル6の出力端8
に対向して、上記チャンネル6内で増倍された二次電子
を集めるためのコレクタl1が設けられる。
面4,5は、チャンネル基体2,3の間に形成されてい
るチャンネル6の入力端7と出力端8にて、高圧直流電
源9に接続される。この高圧直流電源9は、上記チャン
ネル基体2.3の二次電子放出面4.5から放出された
二次電子を加速するための電界を、上記チャンネル6の
軸方向に発生する。また、上記チャンネル6の出力端8
に対向して、上記チャンネル6内で増倍された二次電子
を集めるためのコレクタl1が設けられる。
このコレクタ11と上記チャンネル6の出力端8との間
には、増倍されて上記出力端8から出力する二次電子を
導く電界を発生させるための電源12が接続される。
には、増倍されて上記出力端8から出力する二次電子を
導く電界を発生させるための電源12が接続される。
上記二次電子増倍管lの入力端7側から一次電子l3を
入射させると、第4図において実線で示すように、一次
電子l3は各チャンネル基体2,3の二次電子放出面4
,5に衝突して、二次電子を発生する。この二次電子は
それを加速するための上記電界によって加速され、放物
線軌跡を描きながら、さらに各チャンネル基体2,3の
二次電子放出面4,5に衝突して、そこからさらに、二
次電子を放出し、以下、これを繰り返してなだれ式に増
倍された二次電子がコレクタ11に集められる。
入射させると、第4図において実線で示すように、一次
電子l3は各チャンネル基体2,3の二次電子放出面4
,5に衝突して、二次電子を発生する。この二次電子は
それを加速するための上記電界によって加速され、放物
線軌跡を描きながら、さらに各チャンネル基体2,3の
二次電子放出面4,5に衝突して、そこからさらに、二
次電子を放出し、以下、これを繰り返してなだれ式に増
倍された二次電子がコレクタ11に集められる。
上記のような構造を有する二次電子増倍管lのチャンネ
ル6内では、第4図において点線で示すように、等電位
面は二次電子増倍管lの軸方向に垂直となっている。こ
のため、チャンネル基体2.3間での二次電子の軌道は
放物線状となり、二次電子の二次電子放出面4,5への
衝突回数は、チャンネル基体2.3間の距離に対するチ
ャンネル6の軸方向距離の比に比例する。従って、高利
得の二次電子増倍管を得るためには、上記の比の値を大
きくする必要があり、また、上記等電位面をチャンネル
基体2.3の軸に垂直に一様に揃え、さらに軸長を長く
しなければならない。
ル6内では、第4図において点線で示すように、等電位
面は二次電子増倍管lの軸方向に垂直となっている。こ
のため、チャンネル基体2.3間での二次電子の軌道は
放物線状となり、二次電子の二次電子放出面4,5への
衝突回数は、チャンネル基体2.3間の距離に対するチ
ャンネル6の軸方向距離の比に比例する。従って、高利
得の二次電子増倍管を得るためには、上記の比の値を大
きくする必要があり、また、上記等電位面をチャンネル
基体2.3の軸に垂直に一様に揃え、さらに軸長を長く
しなければならない。
従来の連続ダイノード型二次電子増倍管のこのような問
題点を解消するため、例えば特公昭50−16145号
、特公昭50−25303号および特公昭52−383
78号の各公報、米国特許公報第3,235,765号
等において、二次電子の加速の傾斜電界を利用し、低い
加速電圧で有効な利得を得ることができる傾斜電界型二
次電子増倍管が提案されている。
題点を解消するため、例えば特公昭50−16145号
、特公昭50−25303号および特公昭52−383
78号の各公報、米国特許公報第3,235,765号
等において、二次電子の加速の傾斜電界を利用し、低い
加速電圧で有効な利得を得ることができる傾斜電界型二
次電子増倍管が提案されている。
例えば、上記特公昭50−25303号公報には、第5
図および第6図に示すように、内面が二次電子放出性を
有する第1の平板2lと、高抵抗性あるいは導電性の第
2の平板22とを出力端23に行《につれて間隔を広げ
るように配置してなる二次電子増倍管24.25が記載
されている。
図および第6図に示すように、内面が二次電子放出性を
有する第1の平板2lと、高抵抗性あるいは導電性の第
2の平板22とを出力端23に行《につれて間隔を広げ
るように配置してなる二次電子増倍管24.25が記載
されている。
上記第1の平板2lおよび第2の平板22間に形成され
る等電位面は、第5図および第6図において点線で示す
ように、上記第1の平板21に対して鋭角をなし、かつ
、出力端23に行くにつれて高電位になる。これにより
、二次電子は実線で示すような軌跡をとって上記第1の
平板2lの二次電子増倍面26に衝突して増倍され、コ
レクタ27に捕らえられる。
る等電位面は、第5図および第6図において点線で示す
ように、上記第1の平板21に対して鋭角をなし、かつ
、出力端23に行くにつれて高電位になる。これにより
、二次電子は実線で示すような軌跡をとって上記第1の
平板2lの二次電子増倍面26に衝突して増倍され、コ
レクタ27に捕らえられる。
[発明が解決しよう之する課題]
ところで、一般に、二次電子増倍管の出力端では、電子
の密度が高いので電子が残留気体に衝突し、この残留気
体が電子とは逆極性の電荷を有するイオンにイオン化さ
れて二次電子増倍管に衝突して二次電子を発生し、それ
が順次増倍される、いわゆるイオンフィードバックが生
じる。
の密度が高いので電子が残留気体に衝突し、この残留気
体が電子とは逆極性の電荷を有するイオンにイオン化さ
れて二次電子増倍管に衝突して二次電子を発生し、それ
が順次増倍される、いわゆるイオンフィードバックが生
じる。
しかし、上記従来の傾斜電界型二次電子増倍管l.24
および25では、上記したことからも分かるように、い
ずれも主として傾斜電界を形成する構造に主眼点があり
、イオンフィードバックの低減等の動作の安定化に関し
てはほとんど注意が払われていなかった。
および25では、上記したことからも分かるように、い
ずれも主として傾斜電界を形成する構造に主眼点があり
、イオンフィードバックの低減等の動作の安定化に関し
てはほとんど注意が払われていなかった。
本発明の目的は、イオンフィードバックの発生が抑えら
れ、増倍効果が大きく、低真空中でも安定に動作し、大
きな出力電流を得ることができる二次電子増倍管を提供
することである。
れ、増倍効果が大きく、低真空中でも安定に動作し、大
きな出力電流を得ることができる二次電子増倍管を提供
することである。
[課題を解決するための手段]
このため、本発明は、二次電子増倍用の平板状の第1の
チャンネル基体と、それに対向して配置されてなる傾斜
電界発生用の平板状の第2のチャンネル基体との間にチ
ャンネルが形成され、第1のチャンネル基体の一端部に
入射した荷電粒子の衝突により発生した二次電子が上記
傾斜電界の方向に沿って第1のチャンネル基体に衝突し
ながら運動する過程で順次なだれ式に増倍され、第1の
チャンネル基体の他端より増倍された二次電子流を得る
ようにした二次電子増倍管であって、上記第1のチャン
ネル基体はその第2のチャンネル基体との対向面が抵抗
性を有するとともに、大きな二次電子放出係数を有する
材料からなり、上記第2のチャンネル基体はその第1の
チャンネル基体との対向面が抵抗性を有する材料からな
り、かつ、二次電子放出率を小さくする表面処理が施さ
れていることを特徴としている。
チャンネル基体と、それに対向して配置されてなる傾斜
電界発生用の平板状の第2のチャンネル基体との間にチ
ャンネルが形成され、第1のチャンネル基体の一端部に
入射した荷電粒子の衝突により発生した二次電子が上記
傾斜電界の方向に沿って第1のチャンネル基体に衝突し
ながら運動する過程で順次なだれ式に増倍され、第1の
チャンネル基体の他端より増倍された二次電子流を得る
ようにした二次電子増倍管であって、上記第1のチャン
ネル基体はその第2のチャンネル基体との対向面が抵抗
性を有するとともに、大きな二次電子放出係数を有する
材料からなり、上記第2のチャンネル基体はその第1の
チャンネル基体との対向面が抵抗性を有する材料からな
り、かつ、二次電子放出率を小さくする表面処理が施さ
れていることを特徴としている。
本発明はまた、上記第2のチャンネル基体が第1のチャ
ンネル基体の一端に対してこの第1のチャンネル基体の
他端に向かってシフトして配置されており、上記第1の
チャンネル基体の一端と他端との間および第2のチャン
ネル基体の一端と他端との間に高電圧が印.加されて上
記傾斜電界が形成されていることをいま一つの特徴とし
ている。
ンネル基体の一端に対してこの第1のチャンネル基体の
他端に向かってシフトして配置されており、上記第1の
チャンネル基体の一端と他端との間および第2のチャン
ネル基体の一端と他端との間に高電圧が印.加されて上
記傾斜電界が形成されていることをいま一つの特徴とし
ている。
本発明はさらに、上記第1のチャンネル基体および第2
のチャンネル基体がその各一端どうしおよび各他端どう
しが合致して配置される一方、上記第2のチャンネル基
体の一端および上記第1のチャンネル基体の他端は夫々
上記第1のチャンネル基体と第2のチャンネル基体との
間に伸びる傾斜電界形成用電極を備え、上記第1のチャ
ンネル基体の一端と他端の傾斜電界形成用電極との間お
よび上記第2のチャンネル基体の一端の傾斜電界形成用
電極と他端との間に高電圧が印加されそ上記傾斜電界が
形成されていることをいま一つの特徴としている。
のチャンネル基体がその各一端どうしおよび各他端どう
しが合致して配置される一方、上記第2のチャンネル基
体の一端および上記第1のチャンネル基体の他端は夫々
上記第1のチャンネル基体と第2のチャンネル基体との
間に伸びる傾斜電界形成用電極を備え、上記第1のチャ
ンネル基体の一端と他端の傾斜電界形成用電極との間お
よび上記第2のチャンネル基体の一端の傾斜電界形成用
電極と他端との間に高電圧が印加されそ上記傾斜電界が
形成されていることをいま一つの特徴としている。
[作用]
第1のチャンネル基体の他端付近では、増倍された二次
電子流が出力するので電子密度が高く、電子が残留気体
に衝突して残留気体が二次電子とは逆の電荷を有するイ
オンにイオン化される。このイオンは第1のチャンネル
基体と第2のチャンネル基体の間のチャンネル内に向か
い、第2のチャンネル基体に衝突する。しかし、第2の
チャンネル基体はその第1のチャンネル基体との対向面
が抵抗性を有する材料からなり、かつ、二次電子放出率
を小さくする表面処理が施されているので、上記イオン
の衝突によっても二次電子の放出がなく、イオンフィー
ドバックが抑えられる。
電子流が出力するので電子密度が高く、電子が残留気体
に衝突して残留気体が二次電子とは逆の電荷を有するイ
オンにイオン化される。このイオンは第1のチャンネル
基体と第2のチャンネル基体の間のチャンネル内に向か
い、第2のチャンネル基体に衝突する。しかし、第2の
チャンネル基体はその第1のチャンネル基体との対向面
が抵抗性を有する材料からなり、かつ、二次電子放出率
を小さくする表面処理が施されているので、上記イオン
の衝突によっても二次電子の放出がなく、イオンフィー
ドバックが抑えられる。
そして、上記第1のチャネル基体および第2のチャネル
基体は、上記高電圧をその軸方向に連続的に抵抗分割す
る。この抵抗分割により、第1のチャネル基体と第2の
チャネル基体に生ずる等しい電位を結ぶ等電位面が形成
される。従って、第1のチャネル基体と第2のチャネル
基体とが軸方向にシフトしていたり、第1のチャネル基
体と第2のチャネル基体との間に入り込む傾斜電界形成
用電極が形成されていると、第1のチャネル基体と第2
のチャネル基体の間で形成される等電位面が傾斜する。
基体は、上記高電圧をその軸方向に連続的に抵抗分割す
る。この抵抗分割により、第1のチャネル基体と第2の
チャネル基体に生ずる等しい電位を結ぶ等電位面が形成
される。従って、第1のチャネル基体と第2のチャネル
基体とが軸方向にシフトしていたり、第1のチャネル基
体と第2のチャネル基体との間に入り込む傾斜電界形成
用電極が形成されていると、第1のチャネル基体と第2
のチャネル基体の間で形成される等電位面が傾斜する。
この等電位面の傾斜により、上記傾斜電界が形成される
。
。
[発明の効果]
本発明によれば、第2のチャンネル基体がその第1のチ
ャンネル基体との対向面が抵抗性を有する材料からなり
、かつ、二次電子放出率を小さくする表面処理が施され
ているので、電子の密度の高い出力端にて電子が残留気
体に衝突して発生するイオンが第2のチャンネル基体に
衝突しても二次電子の放出がなく、イオンフィードバッ
クの発生が抑えられ、低真空でも安定な動作を得ること
ができ、イオンフィードバックによるノイズの発生も抑
えられ、しかも、空間電荷による利得の抑制効果もなく
、大きな出力電流を得ることができる。
ャンネル基体との対向面が抵抗性を有する材料からなり
、かつ、二次電子放出率を小さくする表面処理が施され
ているので、電子の密度の高い出力端にて電子が残留気
体に衝突して発生するイオンが第2のチャンネル基体に
衝突しても二次電子の放出がなく、イオンフィードバッ
クの発生が抑えられ、低真空でも安定な動作を得ること
ができ、イオンフィードバックによるノイズの発生も抑
えられ、しかも、空間電荷による利得の抑制効果もなく
、大きな出力電流を得ることができる。
また、本発明によれば、第1のチャネル基体と第2のチ
ャネル基体とをシフトして配置したり、あるいは、第1
のチャネル基体および第2のチャネル基体に傾斜電界形
成用の電極を形成するだけで、簡単に傾斜電界を形成す
ることができる。
ャネル基体とをシフトして配置したり、あるいは、第1
のチャネル基体および第2のチャネル基体に傾斜電界形
成用の電極を形成するだけで、簡単に傾斜電界を形成す
ることができる。
[実施例]
以下に、添付の図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。
る。
本発明に係る二次電子増倍管の一実施例の構造を第1図
に示す。
に示す。
上記二次電子増倍管30は、二次電子増倍用の平板状の
第1のチャンネル基体31と、それに対向して配置され
てなる傾斜電界発生用の平板状の第2のチャンネル基体
32とからなる。上記第2のチャンネル基体32は、第
1のチャンネル基体3lの一端31aに対して、この第
1のチャンネル基体3lの他端3lbに向かってシフト
して配置される。
第1のチャンネル基体31と、それに対向して配置され
てなる傾斜電界発生用の平板状の第2のチャンネル基体
32とからなる。上記第2のチャンネル基体32は、第
1のチャンネル基体3lの一端31aに対して、この第
1のチャンネル基体3lの他端3lbに向かってシフト
して配置される。
上記第1のチャンネル基体3lは抵抗性を有するととも
に、大きな二次電子放出係数を有する、例えば、ZnO
−Tie,系のセラミックス材料からなる。
に、大きな二次電子放出係数を有する、例えば、ZnO
−Tie,系のセラミックス材料からなる。
また、上記第2のチャンネル基体32も第1のチャンネ
ル基体31と同じ材料からなる。しかし、上記第2のチ
ャンネル基体32は、その第1のチャンネル基体31に
対向する面32cを、例えばアルゴンイオンの衝撃等に
より故意に荒らし、二次電子放出率を小さくする表面処
理が施されている。
ル基体31と同じ材料からなる。しかし、上記第2のチ
ャンネル基体32は、その第1のチャンネル基体31に
対向する面32cを、例えばアルゴンイオンの衝撃等に
より故意に荒らし、二次電子放出率を小さくする表面処
理が施されている。
上記第1のチャンネ.ル基体31の他端3lbおよび第
2のチャンネル基体32の他端32bの間から飛び出す
増倍された二次電子を集めるために、コレクタ33が配
置される。
2のチャンネル基体32の他端32bの間から飛び出す
増倍された二次電子を集めるために、コレクタ33が配
置される。
上記第1のチャンネル基体3lの一端31aに形成され
た電極34aと他端3lbに形成された電極34bとの
間、第2のチャンネル基体32の一端32aに形成され
た電極35aと他端に形成され・た電極35bとの間に
、高圧直流電源36より、直流高電圧が印加される。ま
た、上記コレクタ33と上記第1のチャンネル基体3l
の他端3lbの電極34bおよび第2のチャンネル基体
32の他端32bの電極35bとの間に、直流電源37
より、直流電圧が印加される。
た電極34aと他端3lbに形成された電極34bとの
間、第2のチャンネル基体32の一端32aに形成され
た電極35aと他端に形成され・た電極35bとの間に
、高圧直流電源36より、直流高電圧が印加される。ま
た、上記コレクタ33と上記第1のチャンネル基体3l
の他端3lbの電極34bおよび第2のチャンネル基体
32の他端32bの電極35bとの間に、直流電源37
より、直流電圧が印加される。
このような構戊であれば、第1のチャンネル基体31と
第2のチャンネル基体32とは、上記のように、互いに
シフトして配置されているので、第1図において点線で
示すように、第1のチャンネル基体31と第2のチャン
ネル基体32との間に等電位面が形成され、従って、こ
の等電位面に垂直に傾斜電界が形成される。このような
傾斜電界が形成された第1のチャンネル基体31と第2
のチャンネル基体32との間のチャンネル39に、その
一端側より一次電子13が入射し、第1のチャンネル基
体31に衝突して二次電子が発生すると、上記傾斜電界
中では、二次電子はサイクロイド運動に近い運動をして
、第1のチャンネル基体31の二次電子増倍面38に衝
突を繰り返し、二次電子の増倍が行なわれ、二次電子流
がコレクタ33から取り出される。
第2のチャンネル基体32とは、上記のように、互いに
シフトして配置されているので、第1図において点線で
示すように、第1のチャンネル基体31と第2のチャン
ネル基体32との間に等電位面が形成され、従って、こ
の等電位面に垂直に傾斜電界が形成される。このような
傾斜電界が形成された第1のチャンネル基体31と第2
のチャンネル基体32との間のチャンネル39に、その
一端側より一次電子13が入射し、第1のチャンネル基
体31に衝突して二次電子が発生すると、上記傾斜電界
中では、二次電子はサイクロイド運動に近い運動をして
、第1のチャンネル基体31の二次電子増倍面38に衝
突を繰り返し、二次電子の増倍が行なわれ、二次電子流
がコレクタ33から取り出される。
ところで、第1のチャンネル基体31の他端3lb付近
では、増倍された二次電子流が出力するので電子密度が
高く、電子が残留気体に衝突して残留気体が二次電子と
は逆の電荷を有するイオンM゜にイオン化される。この
ため、第2図に示すように、上記イオンM0は第1のチ
ャンネル基体3lと第2のチャンネル基体32の間のチ
ャンネル39内に向かい、第2のチャンネル基体32に
衝突する。しかし、第2のチャンネル基体32はその第
1のチャンネル基体3lとの対向面32Cが抵抗性を有
する材料からなり、かつ、二次電子放出率を小さくする
表面処理が施されているので、上記イオンM゛の衝突に
よっても二次電子の放出がなく、イオンフィードバック
が抑えられる。これにより、低真空でも安定な動作を得
ることができ、イオンフィードバックによるノイズの発
生も抑えられ、しかも、空間電荷による利得の抑制効果
もなく、大きな出力電流を得ることができる。
では、増倍された二次電子流が出力するので電子密度が
高く、電子が残留気体に衝突して残留気体が二次電子と
は逆の電荷を有するイオンM゜にイオン化される。この
ため、第2図に示すように、上記イオンM0は第1のチ
ャンネル基体3lと第2のチャンネル基体32の間のチ
ャンネル39内に向かい、第2のチャンネル基体32に
衝突する。しかし、第2のチャンネル基体32はその第
1のチャンネル基体3lとの対向面32Cが抵抗性を有
する材料からなり、かつ、二次電子放出率を小さくする
表面処理が施されているので、上記イオンM゛の衝突に
よっても二次電子の放出がなく、イオンフィードバック
が抑えられる。これにより、低真空でも安定な動作を得
ることができ、イオンフィードバックによるノイズの発
生も抑えられ、しかも、空間電荷による利得の抑制効果
もなく、大きな出力電流を得ることができる。
次に、本発明のいま一つの実施例を第3図に示す。
上記第3図の二次電子増倍管40は、第1図の二次電子
増倍管30において、第1のチャンネル基体31と第2
のチャンネル基体32とを、その各一端31a.32a
どうしおよびその各他端3lb,32bどうしが合致し
た状態で配置する一方、第1図の二次電子増倍管30の
上記第2のチャンネル基体32の一端32aの電極35
aおよび上記第1のチャンネル基体31の他端34bに
代えて、上記第1のチャンネル基体31と第2のチャン
ネル基体32との間に伸びる傾斜電界形成用電極42,
43を夫々設けたものである。なお、第3図において、
第1図に対応する部分には対応する符号を付して示し、
重複した説明は省略する。
増倍管30において、第1のチャンネル基体31と第2
のチャンネル基体32とを、その各一端31a.32a
どうしおよびその各他端3lb,32bどうしが合致し
た状態で配置する一方、第1図の二次電子増倍管30の
上記第2のチャンネル基体32の一端32aの電極35
aおよび上記第1のチャンネル基体31の他端34bに
代えて、上記第1のチャンネル基体31と第2のチャン
ネル基体32との間に伸びる傾斜電界形成用電極42,
43を夫々設けたものである。なお、第3図において、
第1図に対応する部分には対応する符号を付して示し、
重複した説明は省略する。
上記第1のチャンネル基体3lの一端31aの電極34
aと他端3lbの傾斜電界形成用電極43との間、上記
第2のチャンネル基体32の一端32aの傾斜電界形成
用電極42と他端32bの電極35bとの開に、直流高
電圧電源36より高電圧が印加される。
aと他端3lbの傾斜電界形成用電極43との間、上記
第2のチャンネル基体32の一端32aの傾斜電界形成
用電極42と他端32bの電極35bとの開に、直流高
電圧電源36より高電圧が印加される。
第3図のような構造を有する二次電子増倍管で40は、
その第1のチャンネル基体3lと第2のチャンネル基体
32との間のチャンネル39内の電界は、傾斜電界形成
用電極42.43が上記チャンネル39の入力端側では
第2のチャンネル基体32の一端部分側に、また、上記
チャンネル39の出力側では第1のチャンネル基体31
の他端部分側に等電位部分を形成する。このため、上記
チャンネル39内には、第3図においていて点線で示す
ような、第1図の二次電子増倍管30と同様の等電位面
による傾斜電界が形成される。この第3図の二次電子増
倍管40においても、第2のチャンネル基体32の第1
のチャンネル基体3lとの対向面32Cに二次電子放出
率を小さくする表面処理が施されているので、上記イオ
ンの衝突によっても二次電子の放出がなく、イオンフィ
ードバソクが抑えられる。
その第1のチャンネル基体3lと第2のチャンネル基体
32との間のチャンネル39内の電界は、傾斜電界形成
用電極42.43が上記チャンネル39の入力端側では
第2のチャンネル基体32の一端部分側に、また、上記
チャンネル39の出力側では第1のチャンネル基体31
の他端部分側に等電位部分を形成する。このため、上記
チャンネル39内には、第3図においていて点線で示す
ような、第1図の二次電子増倍管30と同様の等電位面
による傾斜電界が形成される。この第3図の二次電子増
倍管40においても、第2のチャンネル基体32の第1
のチャンネル基体3lとの対向面32Cに二次電子放出
率を小さくする表面処理が施されているので、上記イオ
ンの衝突によっても二次電子の放出がなく、イオンフィ
ードバソクが抑えられる。
なお、以上の実施例において、第1のチャンネル基体3
lおよび第2のチjンネル基体32は、ガラスの平板か
らなり、その表面に、二次電子放出物質からなる二次電
子放出面が形成されているものであってもよい。
lおよび第2のチjンネル基体32は、ガラスの平板か
らなり、その表面に、二次電子放出物質からなる二次電
子放出面が形成されているものであってもよい。
第1図は本発明に係る二次電子増倍管の一実施例の構造
を示す説明図、 第2図は第1図の二次電子増倍管におけるイオンフィー
ドバックの抑制の説明図、 第3図は本発明に係る二次電子増倍管のいま一つの実施
例の構造を示す説明図、 第4図、第5図および第6図は従来の二次電子増倍管の
構造を示す説明図である。 30・・・二次電子増倍管,31・・・第1のチャンネ
ル基体,32・・・第2のチャンネル基体, 3 4
a, 3 4b,35a,35b・・・電極,36・・
・直流高電圧電源,38・・・二次電子増倍面,−39
・・・チャンネル,40・・・二次電子増倍管.42.
43・・・傾斜電界形成用電極。 特 許 出 願 人 株式会社村田製作所代理 人
弁理士 青山 葆 はか1名第1図 第2図 第4111 第5図
を示す説明図、 第2図は第1図の二次電子増倍管におけるイオンフィー
ドバックの抑制の説明図、 第3図は本発明に係る二次電子増倍管のいま一つの実施
例の構造を示す説明図、 第4図、第5図および第6図は従来の二次電子増倍管の
構造を示す説明図である。 30・・・二次電子増倍管,31・・・第1のチャンネ
ル基体,32・・・第2のチャンネル基体, 3 4
a, 3 4b,35a,35b・・・電極,36・・
・直流高電圧電源,38・・・二次電子増倍面,−39
・・・チャンネル,40・・・二次電子増倍管.42.
43・・・傾斜電界形成用電極。 特 許 出 願 人 株式会社村田製作所代理 人
弁理士 青山 葆 はか1名第1図 第2図 第4111 第5図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1)二次電子増倍用の平板状の第1のチャンネル基体
と、それに対向して配置されてなる傾斜電界発生用の平
板状の第2のチャンネル基体との間にチャンネルが形成
され、第1のチャンネル基体の一端部に入射した荷電粒
子の衝突により発生した二次電子が上記傾斜電界の方向
に沿って第1のチャンネル基体に衝突しながら運動する
過程で順次なだれ式に増倍され、第1のチャンネル基体
の他端より増倍された二次電子流を得るようにした二次
電子増倍管であって、 上記第1のチャンネル基体はその第2のチャンネル基体
との対向面が抵抗性を有するとともに、大きな二次電子
放出係数を有する材料からなり、上記第2のチャンネル
基体はその第1のチャンネル基体との対向面が抵抗性を
有する材料からなり、かつ、二次電子放出率を小さくす
る表面処理が施されていることを特徴とする二次電子増
倍管。(2)上記第2のチャンネル基体は第1のチャン
ネル基体の一端に対してこの第1のチャンネル基体の他
端に向かってシフトして配置されており、上記第1のチ
ャンネル基体の一端と他端との間および第2のチャンネ
ル基体の一端と他端との間に高電圧が印加されて上記傾
斜電界が形成されていることを特徴とする請求項1記載
の二次電子増倍管。 (3)上記第1のチャンネル基体および第2のチャンネ
ル基体はその各一端どうしおよび各他端どうしが合致し
て配置される一方、上記第2のチャンネル基体の一端お
よび上記第1のチャンネル基体の他端は夫々上記第1の
チャンネル基体と第2のチャンネル基体との間に伸びる
傾斜電界形成用電極を備え、上記第1のチャンネル基体
の一端と他端の傾斜電界形成用電極との間および上記第
2のチャンネル基体の一端の傾斜電界形成用電極と他端
との間に高電圧が印加されて上記傾斜電界が形成されて
いることを特徴とする請求項1記載の二次電子増倍管。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1229963A JPH083984B2 (ja) | 1989-09-05 | 1989-09-05 | 二次電子増倍管 |
| GB9019289A GB2236614B (en) | 1989-09-05 | 1990-09-04 | Secondary electron multiplying apparatus |
| US07/577,908 US5172069A (en) | 1989-09-05 | 1990-09-05 | Secondary electron multiplying apparatus |
| GB9400189A GB2272568B (en) | 1989-09-05 | 1994-01-05 | Secondary electron multiplying apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1229963A JPH083984B2 (ja) | 1989-09-05 | 1989-09-05 | 二次電子増倍管 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0393142A true JPH0393142A (ja) | 1991-04-18 |
| JPH083984B2 JPH083984B2 (ja) | 1996-01-17 |
Family
ID=16900452
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1229963A Expired - Fee Related JPH083984B2 (ja) | 1989-09-05 | 1989-09-05 | 二次電子増倍管 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH083984B2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5238378A (en) * | 1975-09-23 | 1977-03-24 | Matsuyama Kk | Apparatus for supplying fodder |
-
1989
- 1989-09-05 JP JP1229963A patent/JPH083984B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5238378A (en) * | 1975-09-23 | 1977-03-24 | Matsuyama Kk | Apparatus for supplying fodder |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH083984B2 (ja) | 1996-01-17 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |