JPH039794B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH039794B2
JPH039794B2 JP7729486A JP7729486A JPH039794B2 JP H039794 B2 JPH039794 B2 JP H039794B2 JP 7729486 A JP7729486 A JP 7729486A JP 7729486 A JP7729486 A JP 7729486A JP H039794 B2 JPH039794 B2 JP H039794B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
charcoal
smoked
tank
smoked charcoal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP7729486A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62234586A (ja
Inventor
Takashi Maekawa
Shunichi Suzuki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SHIGAKEN
Original Assignee
SHIGAKEN
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SHIGAKEN filed Critical SHIGAKEN
Priority to JP7729486A priority Critical patent/JPS62234586A/ja
Publication of JPS62234586A publication Critical patent/JPS62234586A/ja
Publication of JPH039794B2 publication Critical patent/JPH039794B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Water Treatment By Sorption (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
イ 発明の目的 産業上の利用分野 本発明は水田より排水される濁水の浄化方法に
関するものである。 従来の技術とその問題点 汚濁水中の汚濁物質を除去する方法として、ろ
過、吸着、凝集沈殿、及びこれらの併用法、など
が一般的な手段として用いられている。 ところで水田濁水を浄化する経済的な手段は従
来よりほとんど開発されていない現状となつてい
る。 その大きな理由の一つとして、水田排水を浄化
しても河川、湖沼等の水質は良化されるものの、
農家自体には直接の利益はなく、経費が高くなる
だけであるため、積極的な開発意欲を欠く結果に
なつていたことが挙げられるのである。 しかしながら、水田排水は微細な土壌粒子を多
量に含み窒素・リン等を含有する肥料物質、人体
に有害な農薬も含まれるので河川、湖沼の水質を
悪化させ、環境上また水産資源上非常に有害であ
ると考えられるのである。 本発明は、上記の様な問題点を解決することを
目的としてなされたもので、農家が副産物として
得ることができるモミ殻薫炭を原料とし、これに
水田濁水の土壌粒子を沈着させて肥料物質や農薬
等も取除き、排水を浄化すると共に、この使用後
の薫炭を水田に還元することにより、農業上にも
有効であるという非常に経済的効果の高い水田濁
水の浄化方法を提供しようとするものである。 ロ 発明の構成と作用 本発明の構成は、モミ殻薫炭を積層しかつ前記
積層の上面に水が流れ得る様にした薫炭槽を設置
し、前記薫炭槽の一端側上部から水田より排出さ
れる濁水を注入し、前記濁水中の懸濁成分である
土壌粒子を前記薫炭に沈着させることにより、前
記土壌粒子に吸着された肥料や農薬等を前記粒子
と共に取除いて浄化し、この浄化水を薫炭流出防
止用網を介して前記薫炭槽の他端側下部より流出
させる様にしたことを特徴とする水田濁水の浄化
方法、を要旨とするものである。 問題点を解決するための手段 河川、湖沼等に流下拡散する水田濁水を、その
発生源つまり水田において浄化することを検討
し、モミ殻薫炭を素材とする薫炭槽を作成し、濁
水を順次新しい層へ移動できる様にして流入・流
出してやれば非常にすぐれた効果が得られること
を見い出したのである。 本発明を図面を参照しながら説明する。 第1図は本発明方法を概略的に示した断面図で
ある。 第2図は本発明方法の1実施例を示した斜視図
である。第3図は同じく他の実施例を示した斜視
図である。 これらの図の様に本発明は、水田aの一角、又
は水田aの一角の畔の外側などに、薫炭槽1を設
置し、この薫炭槽1の一端側上部の流入口2から
水田aの濁水dを注入し、この薫炭槽1の他端側
下部の流出口3から浄化水gを流出して、側溝な
どの集水路uに排出するというものである。 この薫炭槽1にはモミ殻薫炭(以下、単に薫炭
という)4が積層されており、この積層は槽一杯
ではなく上部が少しすいている状態になつてい
て、この積層の上面に濁水dが流れ得る様になつ
ているのである。(この理由については後述す
る。) また、薫炭槽1の流出口3の近くには薫炭流出
防止用網5が設けられていて、薫炭4の流出を防
止すると共に空室6を作つて浄化水gが槽1の下
部に流れてから流出口3に導かれる様になつてい
るのである。 なお、この薫炭4としては充分に水洗したもの
を積層することが好ましいものである。その理由
は、薫炭4を水洗すると初期洗浄水中に窒素やり
ん化合物が溶出して来て水を汚染するからであ
る。 第4図は本発明における薫炭槽の構造を示した
斜視図である。 この図の様に薫炭槽1は長い箱型が好ましく、
上部は開放されたままになつていることが望まし
いものである。 本発明者の実験の結果、パイプ状のものに薫炭
を詰めたものでは、流入側前面に土壌粒子が密着
し流入を継続することができず、上記の様な開放
された箱型が良いことが判明したのである。 また、第4図の様に流出口3を3方のどちらに
も装着できる様に設計しておくと水田aの一角の
任意の方向に排水できるので都合の良いものとな
る。 さらに薫炭槽1の流入側にも適宜の空室が設け
られる様にガイド7を備えて境界を作りやすくし
ておくと、例えばワラ層を設けて初期浄化を行な
うことができ、薫炭槽1の薫炭4の浄化寿命が延
長される様になるのである。 本発明における薫炭槽1の大きさは農家で常用
される軽四輪トラツクに積載できる大きさが望ま
しく、例えば、長さ200cm位で、幅25〜40cm、高
さ35〜50cm位が好ましいものである。この薫炭槽
1の高さが、例えば40cmであれば薫炭4は約30cm
の高さまで積層し、残りの部分に濁水dが流れ得
る様にしておくのである。 この薫炭4の積層上面に水が流れることが必須
条件となつているのは下記の理由によるものであ
る。 つまり、濁水dの注入初期は注入口付近の薫炭
4の層へ浸透して浄化され、この流入口2に近い
薫炭4が次第に目詰り状態となり、徐々に注入濁
水dは前方へと進行し薫炭4の上面を流れて新し
い層へと移動する必要が生じるからである。 本発明における薫炭4は濁水d中の懸濁成分で
ある土壌粒子を沈着させて取除くものであり、い
わゆる吸着作用ではなく薫炭4の積層間隙に土壌
粒子が沈積・沈着するのである。 そして、この土壌粒子を取除くことにより、同
時にこの土壌粒子に吸着されている肥料成分や農
薬成分を除去するのである。 本発明者の実験によると、肥料や農薬を水に溶
かして、この薫炭槽1を通過させても、肥料や農
薬はほとんど吸着されずに排出されるが、この水
溶液に土壌粒子を添加してから薫炭槽1を通過さ
せると、農薬は非常に効率的に排除され、肥料も
比較的効率良く排除されることが判明したのであ
る。 すなわち、土壌粒子の懸濁により濁水dとなつ
たものは、その中に含まれる農薬成分の大部分と
肥料成分の1部とを、薫炭槽1によつてその土壌
粒子と共に容易に除去できるという点が、本発明
の最大の特徴となつているのである。 本発明方法により浄化された浄化水gと注入前
の濁水dとを比較すると、まずその透視度は濁水
dが10度以下のものでは浄化水gになると25〜35
度となり、また濁水dの透視度が20〜25度のもの
は浄化水となつて50度以上となるのである。(透
視度計50度用にて測定) なお、透視度は試料水の澄明の程度を示し透視
度計の上部から透視して底部の標識板が識別でき
るときの水柱の高さを測り、1cmを1度とするも
のである。 この様に浄化水gの透視度は濁水dに比べて大
幅に良くなつているのである。 次に濁水dと浄化水gとの浮遊物質の含有量の
相違を調べると、濁水d中の浮遊物質が1000〜
3000mg/のものを浄化してやると、その浄化水
g中の浮遊物質は120〜160mg/となり、濁水d
中の浮遊物質が約650mg/のものでは浄化水g
の浮遊物質は約80mg/となり、浮遊物質つまり
土壌粒子の薫炭4への沈着はかなり有効なものと
なつているのである。 なおこの測定は浮遊物質を1μのフイルターで
ろ過し乾燥秤量して求めたものである。 また農薬については、例えばサターンS粒剤で
は流入前の濁水d中の濃度が約52ppbのものが浄
化水gでは0.55ppbと大きく低下しており、同じ
く3.3ppbのものでは、0.18ppbと低下したもので
ある。 さらに肥料について検討すると、これは全窒素
量と全りん量を分析測定して比較したのである
が、濁水d中の全窒素量7mg/のものが浄化水
gでは3.6mg/となり、全りん量は同じく7
mg/のものが5.3mg/と夫々減少したのであ
る。 この肥料については農薬ほど顕著な排除効果は
得られないものの、かなり評価することができる
ものとなつている。 以下、実施例を述べるが、本発明はこの実施例
によつて何ら制限されるものではない。 実施例 面積210m2の水田の一角に、第4図の様な槽で
あつて、材質はFRPであり、その大きさは長さ
200cm、幅30cm、高さ40cmのものを設置し、流入
側から30cmまではワラ積層を30cmの高さに行な
い、ついで充分水洗した薫炭を金網まで30cmの高
さに積層した。 なお、金網は薫炭流出防止用網であり、流出側
から20cmの位置に設けたものである。 この積層に要した薫炭容量は0.162m3であつた。 また流出口の直径は10cmとした。 この様にして本発明における薫炭槽を水田の一
角に設置したのである。 この水田に水を入れて、荒かき第1回代かき
第2回代かき、を順次行ない、ついで水田より
濁水を上記の薫炭槽に流入し、施肥、農薬(除草
剤)散布、等による流入側と流出側との相違を各
項目について経時的に測定した。 これらの測定結果を以下の各表に示す。
【表】 この表より透視度はかなり効率的に浄化されて
いることが判断される。
【表】 この表より浮遊物質の削減率はきわめて効果的
であることが認められる。
【表】
【表】 なお、施肥は5日目に大量に行なつたため、6
日目のデーターが全窒素、全りん共に増加してい
るのである。 また肥料は塩化りん安1号(N、P、K各々14
%含有)を使用し、散布量は10a当りに換算して
40Kgとした。 この全窒素、全りんの表より、肥料成分もかな
りの程度に取除かれることが認められる。 農 薬 農薬(除草剤)として、次表(イ、ロ、ハ)の
3種を使用し、その散布量は10a当りに換算して
3Kg量とし、3種を同時に7日目に散布し、測定
は7日目の散布直後と10日目に行なつた。 (イ) 農薬名 サターンS粒剤(ペンチオカーブ7
%、シメトリン15%含有)
【表】 (ロ) 農薬名 MO粒剤(CNP9%含有)
【表】 (ハ) 農薬名 X−52粒剤(クロメトキシニル7%
含有)
【表】 これらの表より、農薬の除去能率はきわめて高
度であることが判断できる。 ハ 発明の効果 本発明は以上の様なものであり、その効果を列
挙すれば下記の通りである。 a 比較的簡単な装置により水田濁水の浄化が達
成できる。 b しかも、この浄化に要する主材料は農家が副
産物として得る薫炭であり、コスト的に有利で
ある。 c また、水田から濁水となつて逃げる土壌粒子
を沈着させるものであるため、この沈着後の薫
炭を水田へ還元してやれば、土壌流出を防止で
きると共に、この薫炭は保肥力も大きく、ま
た、有機農業を促進することにもなり、農家に
とつても非常に効果の大きい水質浄化方法であ
る。 d 農薬(除草剤)の除去効果は特に顕著であ
り、河川、湖沼の農薬汚染が防止され、公害防
止上きわめて有効である。 e 窒素成分やりん成分の排除も有効であり、水
質悪化の促進を弱める効果を有している。 f 水質の良化が促進されるので、環境上、水産
資源上にも大きな効果が期待できるものであ
る。 以上の様に本発明は、水質浄化、水産資源の向
上、水田の有機化などに大きな効果をもたらし、
一石三鳥とも言うべきすぐれた有用性を発揮する
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法を概略的に示した断面図で
ある。第2図は本発明方法の1実施例を示した斜
視図である。第3図は同じく他の実施例を示した
斜視図である。第4図は本発明における薫炭槽の
構造を示した斜視図である。 a……水田、d……濁水、g……浄化水、u…
…集水路、1……薫炭槽、2……流入口、3……
流出口、4……薫炭、5……薫炭流出防止用網、
6……空室、7……ガイド。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 モミ殻薫炭を積層しかつ前記積層の上面に水
    が流れ得る様にした薫炭槽を設置し、前記薫炭槽
    の一端側上部から水田より排出される濁水を注入
    し、前記濁水中の懸濁成分である土壌粒子を前記
    薫炭に沈着させることにより、前記土壌粒子に吸
    着された肥料や農薬等を前記粒子と共に取除いて
    浄化し、この浄化水を薫炭流出防止用網を介して
    前記薫炭槽の他端側下部より流出させる様にした
    ことを特徴とする水田濁水の浄化方法。
JP7729486A 1986-04-02 1986-04-02 水田濁水の浄化方法 Granted JPS62234586A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7729486A JPS62234586A (ja) 1986-04-02 1986-04-02 水田濁水の浄化方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7729486A JPS62234586A (ja) 1986-04-02 1986-04-02 水田濁水の浄化方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62234586A JPS62234586A (ja) 1987-10-14
JPH039794B2 true JPH039794B2 (ja) 1991-02-12

Family

ID=13629862

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7729486A Granted JPS62234586A (ja) 1986-04-02 1986-04-02 水田濁水の浄化方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62234586A (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63194793A (ja) * 1987-02-09 1988-08-11 Hanshin Kikagaku Kk 水中汚濁物質の除去方法
JPH0466182A (ja) * 1990-07-03 1992-03-02 Nippon Nohyaku Co Ltd 農薬除去システム
JP2639433B2 (ja) * 1990-10-25 1997-08-13 日本曹達株式会社 農薬の廃液処理方法
JP2007022840A (ja) * 2005-07-14 2007-02-01 Tanaka Kenzai Kk 磁化炭化物の製造方法、及び排水処理方法
JP6131020B2 (ja) * 2012-10-23 2017-05-17 前田建設工業株式会社 汚染物質の除去装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62234586A (ja) 1987-10-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US12281035B2 (en) Horizontal flow biofilter system and method of use thereof
US8940170B2 (en) Triple-chambered wetland biofilter treatment system
McMaine et al. Field studies of pollutant removal from nursery and greenhouse runoff by constructed wetlands
JP2000246283A (ja) 有用植物を用いた水質浄化方法及びその装置
KR101218769B1 (ko) 생태도랑을 이용한 도시비점오염물질 처리장치
KR101218773B1 (ko) 생태연못을 이용한 하천수 및 초기우수의 오염물질 처리시설
JPS62234586A (ja) 水田濁水の浄化方法
EP0568597A1 (en) METHOD AND DEVICE FOR SEPARATING SLURGE INTO A THICK SLUDGE PHASE HIGH DRY SUBSTANCE AND AN AQUEOUS PHASE WITH DESIRED - HIGH, MODERATE OR LOW - N CONTENT.
JP6354025B2 (ja) 汚水の土壌浄化処理装置及び土壌浄化処理方法
DE10318708A1 (de) Filter für die Flüssigkeitsfiltration und Verfahren für die Flüssigkeitsfiltration und für die Reinigung solcher Filter, insbesondere für Wasseraufbereitungsanlagen
CZ286279B6 (cs) Pomalý pískový filtr a způsob jeho výroby
JP3796720B2 (ja) し尿浄化装置
KR0175945B1 (ko) 골프장의 그린등에 있어서의 농약 정화설비, 정화방법 및 그 지반구조
JPH0468102A (ja) 農薬浄化構造を備えたゴルフ場
McDougall et al. A study of the eutrophication of North Lake, Western Australia
CN207608475U (zh) 一种污水微生物处理系统
KR102370412B1 (ko) 비점오염 저감장치
JPH0539693U (ja) 人工池浄化装置
CN109809625A (zh) 污水处理反应池及污水处理-净化系统
JPH0455512A (ja) 集水溝
CN109721212A (zh) 河道污水处理系统
JPH0677733B2 (ja) 農薬浄化機能を備えたパッティンググリーン
JPH0455511A (ja) 降水処理集水溝
JP2606752B2 (ja) ゴルフ場の撒水及び散歩農薬処理を行う装置
SU865848A1 (ru) Устройство дл защиты от эвтрофикации природного водоема сточными водами