JPH04100917A - 矩形状断面ポリエステル繊維 - Google Patents
矩形状断面ポリエステル繊維Info
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- JPH04100917A JPH04100917A JP21656390A JP21656390A JPH04100917A JP H04100917 A JPH04100917 A JP H04100917A JP 21656390 A JP21656390 A JP 21656390A JP 21656390 A JP21656390 A JP 21656390A JP H04100917 A JPH04100917 A JP H04100917A
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- Japan
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- fiber
- cross
- polyester
- fibers
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- Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野コ
本発明は、防透は性があって染色性が良好で糸強度が高
く、発色性(深色性)、鮮明性に優れ、ミルキーな光沢
、ソフトで独特のサラッとした新規な風合を有する高級
織編物に好適な矩形状断面ポリエステル繊維に関する。
く、発色性(深色性)、鮮明性に優れ、ミルキーな光沢
、ソフトで独特のサラッとした新規な風合を有する高級
織編物に好適な矩形状断面ポリエステル繊維に関する。
[従来の技術]
ポリエステル繊維は、優れた物理的、化学的特性を有す
るので衣料用、工業用に広く使用されている。特に衣料
用においては、高級化を狙った様々な異形断面繊維が開
発されており、中でも繊維の外周面に凹凸を有する繊維
に関する技術の開示が多い。
るので衣料用、工業用に広く使用されている。特に衣料
用においては、高級化を狙った様々な異形断面繊維が開
発されており、中でも繊維の外周面に凹凸を有する繊維
に関する技術の開示が多い。
例えば、特開昭56−112535号公報には繊維軸方
向に連続した幅0.1〜4μ、深さ2〜lOμの溝を6
本以上有する吸水性の優れた繊維が提案されている(第
4図)が溝が深いために発色性鮮明性が不良である。ま
た、繊維の高次加工や衣服の着用、洗濯などで原型の断
面形状を保持できないという欠点があり、しかもフィブ
リル化しやすい欠点がある。
向に連続した幅0.1〜4μ、深さ2〜lOμの溝を6
本以上有する吸水性の優れた繊維が提案されている(第
4図)が溝が深いために発色性鮮明性が不良である。ま
た、繊維の高次加工や衣服の着用、洗濯などで原型の断
面形状を保持できないという欠点があり、しかもフィブ
リル化しやすい欠点がある。
特開昭62−97909号公報には、繊維の横断面のほ
ぼ中心を通る直線を対称軸として左右の表面から軸に向
って凹部が左右対称に計4個以上に存在し、凹部の深さ
がその幅よりも大きい繊維でソフトで且つサラリとした
絹様風合と光沢および深色化効果を有する特殊断面糸が
提案されている(第5図)が前記特開昭58−1125
35号公報と同様の欠点がある。特開昭82−2233
21号公報や特開昭63−105114号公報にはアル
カリ水溶液で処理することにより繊維表面に凹凸を付与
し、サラッとした風合と適度のフラッシュ効果、発色性
の向上、深みのある色調の扁平状断面(第6図)や楕円
状断面(第7図)の繊維が得られることが提案されてい
るが、この繊維はシャープな凹凸を有しており、織編物
にした時シャリ味が強く、ソフト感に欠ける。
ぼ中心を通る直線を対称軸として左右の表面から軸に向
って凹部が左右対称に計4個以上に存在し、凹部の深さ
がその幅よりも大きい繊維でソフトで且つサラリとした
絹様風合と光沢および深色化効果を有する特殊断面糸が
提案されている(第5図)が前記特開昭58−1125
35号公報と同様の欠点がある。特開昭82−2233
21号公報や特開昭63−105114号公報にはアル
カリ水溶液で処理することにより繊維表面に凹凸を付与
し、サラッとした風合と適度のフラッシュ効果、発色性
の向上、深みのある色調の扁平状断面(第6図)や楕円
状断面(第7図)の繊維が得られることが提案されてい
るが、この繊維はシャープな凹凸を有しており、織編物
にした時シャリ味が強く、ソフト感に欠ける。
特開昭50−59524号公報には、毛皮状のパイル織
物に適した4個のローブをもつ長円形断面のポリエステ
ル繊維が提案されている(第8図)が長袖方向に凹部が
な(、発色性、鮮明性および優雅な光沢に欠ける。
物に適した4個のローブをもつ長円形断面のポリエステ
ル繊維が提案されている(第8図)が長袖方向に凹部が
な(、発色性、鮮明性および優雅な光沢に欠ける。
特開昭57−51808号公報、特開昭58−81.8
1号公報および特開昭63−190083号公報には、
獣毛状人造繊維、人造毛皮を得るためにくびれを持つ扁
平糸が提案されている(第9図、第10図)が、いずれ
も長袖方向に凹部はなく、また短軸方向に折れ曲り易い
ために、織編物にした場合には、ハリ・腰がなくベタリ
易い欠点がある。
1号公報および特開昭63−190083号公報には、
獣毛状人造繊維、人造毛皮を得るためにくびれを持つ扁
平糸が提案されている(第9図、第10図)が、いずれ
も長袖方向に凹部はなく、また短軸方向に折れ曲り易い
ために、織編物にした場合には、ハリ・腰がなくベタリ
易い欠点がある。
一方染色性に優れたポリマーとして塩基性染料可染型ポ
リエステルが良く知られている。従来から塩基性染料可
染型ポリエステルとしては、特公昭34−10497号
公報などで金属スルホネート基を有するイソフタル酸成
分、たとえば5−ナトリウムスルホイソフタル酸成分を
共重合させたものが知られている。
リエステルが良く知られている。従来から塩基性染料可
染型ポリエステルとしては、特公昭34−10497号
公報などで金属スルホネート基を有するイソフタル酸成
分、たとえば5−ナトリウムスルホイソフタル酸成分を
共重合させたものが知られている。
しかし、このものでは染色性を満足なレベルに上げるた
めには、金属スルホネート基を有するイソフタル酸成分
(以下S成分と略す)を多量に共重合したものでなけれ
ばならない。S成分を多量共重合するとS成分の増粘作
用のため、繊維として必要な重合度に高めたポリマーは
、紡糸が困難となる。従って、多量のS成分を共重合し
たポリマーを通常の方法で紡糸するには溶融粘度を通常
紡糸できる範囲までポリマーの重合度を低くしておく必
要がある。しかしながら、その結果、糸強度が低下し、
製糸性、高次工程通過性の低下を生じる欠点及びその用
途が限定される欠点があった。また多量のS成分の添加
は糸の耐アルカリ性の低下、染色物の耐光堅牢度の低下
をも招来し、これによっても得られるポリエステル糸の
用途が制限されていた。
めには、金属スルホネート基を有するイソフタル酸成分
(以下S成分と略す)を多量に共重合したものでなけれ
ばならない。S成分を多量共重合するとS成分の増粘作
用のため、繊維として必要な重合度に高めたポリマーは
、紡糸が困難となる。従って、多量のS成分を共重合し
たポリマーを通常の方法で紡糸するには溶融粘度を通常
紡糸できる範囲までポリマーの重合度を低くしておく必
要がある。しかしながら、その結果、糸強度が低下し、
製糸性、高次工程通過性の低下を生じる欠点及びその用
途が限定される欠点があった。また多量のS成分の添加
は糸の耐アルカリ性の低下、染色物の耐光堅牢度の低下
をも招来し、これによっても得られるポリエステル糸の
用途が制限されていた。
他方、特に薄地衣料分野においては光の透過性の制御、
いわゆる透けの防止を目的に、光遮へい剤として酸化チ
タン等の艶消し剤を含有させたポリエステル繊維が広く
用いられている。
いわゆる透けの防止を目的に、光遮へい剤として酸化チ
タン等の艶消し剤を含有させたポリエステル繊維が広く
用いられている。
また酸化チタン等の粒子は、単に光遮へい剤として働く
のみでなく最終製品である織編物の合成繊維特有のヌメ
リ感をなくし、ドライタッチ感やミルキーな色を付与す
る効果を持っている。
のみでなく最終製品である織編物の合成繊維特有のヌメ
リ感をなくし、ドライタッチ感やミルキーな色を付与す
る効果を持っている。
これは、繊維中の艶消し剤が光を乱反射するとともに、
織編物を製造する際にしばしば行われるアルカリ減量処
理により繊維表面の艶消し剤が脱落し繊維表面に微細な
凹凸か発現されるためと考えられている。
織編物を製造する際にしばしば行われるアルカリ減量処
理により繊維表面の艶消し剤が脱落し繊維表面に微細な
凹凸か発現されるためと考えられている。
ところが、衣料に関する消費者意識の高揚とともに、消
費者の要求は、多様化、高級化されており、前記した、
従来の技術だけでは、対応できなくなっている。特に高
級織編物では、発色性や独特の風合かあるいわゆる、特
品化された物の要求が高まっている。
費者の要求は、多様化、高級化されており、前記した、
従来の技術だけでは、対応できなくなっている。特に高
級織編物では、発色性や独特の風合かあるいわゆる、特
品化された物の要求が高まっている。
[発明が解決しようとする課題]
本発明の目的は、防透は性かあって染色性が良好で糸強
度が高く、発色性(深色性)、鮮明性に優れ、ミルキル
光沢、ソフトで独特のサラッとした新規な風合を有する
高級織編物に好適なポリエステル繊維を提供することに
ある。
度が高く、発色性(深色性)、鮮明性に優れ、ミルキル
光沢、ソフトで独特のサラッとした新規な風合を有する
高級織編物に好適なポリエステル繊維を提供することに
ある。
[課題を解決するための手段J
前記した本発明の目的は、金属スルホネート基を含有す
るイソフタル酸成分を全ジカルボン酸成分に対して0.
7〜2.4モル%、分子量90〜6000のポリアルキ
レングリコール成分をポリエステルに対して、0.2〜
10重量%共重合し、艶消し剤を1.3重量%以上8.
0重量%以下含有する改質ポリエステルからなる繊維で
あって、繊維断面形状が全体として矩形状であり、矩形
断面の長辺の長さをAとし、短辺の長さをBとした時、
A/Bが1.2〜2.2の範囲にあり、長辺側表面に1
〜4個の凹部、短辺側表面に1〜3個の凹部を有し、凹
部の人口幅を01その深さをDとした時、D/Cが0.
2〜1.0の範囲にあることを特徴とする矩形状断面ポ
リエステル繊維によって達成できる。
るイソフタル酸成分を全ジカルボン酸成分に対して0.
7〜2.4モル%、分子量90〜6000のポリアルキ
レングリコール成分をポリエステルに対して、0.2〜
10重量%共重合し、艶消し剤を1.3重量%以上8.
0重量%以下含有する改質ポリエステルからなる繊維で
あって、繊維断面形状が全体として矩形状であり、矩形
断面の長辺の長さをAとし、短辺の長さをBとした時、
A/Bが1.2〜2.2の範囲にあり、長辺側表面に1
〜4個の凹部、短辺側表面に1〜3個の凹部を有し、凹
部の人口幅を01その深さをDとした時、D/Cが0.
2〜1.0の範囲にあることを特徴とする矩形状断面ポ
リエステル繊維によって達成できる。
以下、本発明のポリエステル繊維について説明する。
本発明の繊維の最大の特徴は、特定の断面形状にあり、
全体としては矩形状を呈してはいるがそのすべての表面
に凹凸を有しているところにある。
全体としては矩形状を呈してはいるがそのすべての表面
に凹凸を有しているところにある。
以下図面に基づいて断面形状について説明する。
第1図(イ)、(ロ)は、本発明における代表的な繊維
の横断面図である。隣接する凸部の頂点を共通接線で結
んで得られる仮想の断面形状は矩形状である。本発明の
繊維の断面形状の外周は直線部分がほとんどなく、曲線
により構成されている。隣接する凸部の頂点を共通接線
で結んだ矩形状において、長辺の長さをA、短辺の長さ
をBで示す。本発明において、短辺長Bに対する長辺長
Aの比A/Bは発色性レベルに重要な因子であり、1.
2〜2.2の範囲が必要である。A/BfJ< 1.2
未満では、発色性向上の効果が認められず、またA/B
が2.2を超えると製糸性の悪化や糸条の解舒性が悪化
すると共に、織編物にした時、ハリ・腰が小さくベタリ
やすいものとなる。したがって、A/BはIJ〜2.1
が好ましく、 1.4〜2.0がより好ましい。
の横断面図である。隣接する凸部の頂点を共通接線で結
んで得られる仮想の断面形状は矩形状である。本発明の
繊維の断面形状の外周は直線部分がほとんどなく、曲線
により構成されている。隣接する凸部の頂点を共通接線
で結んだ矩形状において、長辺の長さをA、短辺の長さ
をBで示す。本発明において、短辺長Bに対する長辺長
Aの比A/Bは発色性レベルに重要な因子であり、1.
2〜2.2の範囲が必要である。A/BfJ< 1.2
未満では、発色性向上の効果が認められず、またA/B
が2.2を超えると製糸性の悪化や糸条の解舒性が悪化
すると共に、織編物にした時、ハリ・腰が小さくベタリ
やすいものとなる。したがって、A/BはIJ〜2.1
が好ましく、 1.4〜2.0がより好ましい。
本発明における繊維には、長辺側表面に1〜4の凹部、
短辺側表面に1〜3個の凹部を有することが必要である
。凹部は織編物にしたときにサラッとした風合とソフト
感を与えるために重要である。
短辺側表面に1〜3個の凹部を有することが必要である
。凹部は織編物にしたときにサラッとした風合とソフト
感を与えるために重要である。
ここでサラッとした新規な風合とは、織編物に軽く触れ
た時は「サラサラ」という感覚であるが、更に強く触れ
た時に適度の「きしみ」を感じるものである。このこと
は、織編物に指を触れた場合の指と接触する繊維の面積
および指紋と繊維の凹凸の形、大きさに関係しているも
のと思われる。したがって凹部は、短辺側表面、長辺側
表面に各々1個以上必要であり、長辺側表面には2〜3
個あることが好ましい。凹部の数があまりにも多いとサ
ラッとした新規な風合がなくなるので、凹部は長辺側表
面には4個以下、短辺側表面には3個以下とすることが
必要である。また、適度の数の凹部があることによって
、発色性、鮮明性が向上でき、独特の光沢も発現できる
。
た時は「サラサラ」という感覚であるが、更に強く触れ
た時に適度の「きしみ」を感じるものである。このこと
は、織編物に指を触れた場合の指と接触する繊維の面積
および指紋と繊維の凹凸の形、大きさに関係しているも
のと思われる。したがって凹部は、短辺側表面、長辺側
表面に各々1個以上必要であり、長辺側表面には2〜3
個あることが好ましい。凹部の数があまりにも多いとサ
ラッとした新規な風合がなくなるので、凹部は長辺側表
面には4個以下、短辺側表面には3個以下とすることが
必要である。また、適度の数の凹部があることによって
、発色性、鮮明性が向上でき、独特の光沢も発現できる
。
凹部の大きさは、各辺における隣接する凸部の頂点間長
さ(凹部の入口幅)をCとし、凸部の頂点間を結ぶ線へ
凹部の底点から垂した垂線の長さ(凹部の深さ)をDと
した時、0.2≦D/C≦1.0の範囲にすることが必
要である。これは、DがCよりあまりにも大きくなると
発色性、鮮明性、光沢が不良になること、高次工程や衣
服の着用、洗濯なとて繊維断面が変化してしまうこと、
またフィブリル化が起り易いことを防ぐためである。し
たかって、D/Cは、1.0以下が必要である。また、
DがCよりあまりにも小さい即ち凹部の深さが浅くなる
とサラッとした新規な風合が不足するばかりでなく、発
色性、鮮明性、独特の光沢が発現できなくなる。したが
ってD/Cは0.2以上が必要である。
さ(凹部の入口幅)をCとし、凸部の頂点間を結ぶ線へ
凹部の底点から垂した垂線の長さ(凹部の深さ)をDと
した時、0.2≦D/C≦1.0の範囲にすることが必
要である。これは、DがCよりあまりにも大きくなると
発色性、鮮明性、光沢が不良になること、高次工程や衣
服の着用、洗濯なとて繊維断面が変化してしまうこと、
またフィブリル化が起り易いことを防ぐためである。し
たかって、D/Cは、1.0以下が必要である。また、
DがCよりあまりにも小さい即ち凹部の深さが浅くなる
とサラッとした新規な風合が不足するばかりでなく、発
色性、鮮明性、独特の光沢が発現できなくなる。したが
ってD/Cは0.2以上が必要である。
好ましいD/Cは0.3〜0.8であり、より好ましい
D/Cは、0.4〜0.6である。
D/Cは、0.4〜0.6である。
なお、本発明外である従来の凹凸を有する繊維の一例を
示す断面図を第4図〜第10図として挙げた。
示す断面図を第4図〜第10図として挙げた。
次に本発明におけるポリエステルについて説明する。本
発明におけるポリエステルとは、S成分を0.7〜2.
4モル%、分子量が90〜6000のポリアルキレング
リコール成分を0.2〜10重量%共重合しており、か
つ艶消剤が1,3重量%以上8.0重量%以下含有する
ポリエステルである。
発明におけるポリエステルとは、S成分を0.7〜2.
4モル%、分子量が90〜6000のポリアルキレング
リコール成分を0.2〜10重量%共重合しており、か
つ艶消剤が1,3重量%以上8.0重量%以下含有する
ポリエステルである。
S成分共重合系でグリコール成分を共重合させることに
より、次のことが可能になる。
より、次のことが可能になる。
その一つはポリアルキレングリコール成分を共重合する
ことにより、S成分の共重合量を少なくしても満足でき
る染色性を付与できることである。これはポリアルキレ
ングリコール成分がポリマー中のS成分の塩基性染料に
対する有効利用率を上げる働きがあるからである。二つ
にはポリアルキレングリコール成分を共重合することに
より、S成分単独共重合系に比較して同一溶融粘度であ
っても重合度の高いポリマが得られるからである。これ
はポリアルキレングリコール成分がS成分共重合系にお
いて重合度を下げることなくポリマーの溶融粘度を下げ
る働きがあるからである。
ことにより、S成分の共重合量を少なくしても満足でき
る染色性を付与できることである。これはポリアルキレ
ングリコール成分がポリマー中のS成分の塩基性染料に
対する有効利用率を上げる働きがあるからである。二つ
にはポリアルキレングリコール成分を共重合することに
より、S成分単独共重合系に比較して同一溶融粘度であ
っても重合度の高いポリマが得られるからである。これ
はポリアルキレングリコール成分がS成分共重合系にお
いて重合度を下げることなくポリマーの溶融粘度を下げ
る働きがあるからである。
本発明のポリエステル繊維は前記共重合ポリエステル繊
維断面の周表面に凹凸を有する繊維であるが、ポリアル
キレングリコールを実質的に含有せず染色性が同じレベ
ルとなるS成分共重合系ポリマーのみを使用した共重合
ポリエステルに比べ、次のような効果がある。
維断面の周表面に凹凸を有する繊維であるが、ポリアル
キレングリコールを実質的に含有せず染色性が同じレベ
ルとなるS成分共重合系ポリマーのみを使用した共重合
ポリエステルに比べ、次のような効果がある。
糸強度が高く、製糸性、高次工程通過性が良好であり、
耐アルカリ性が大きい。染色仕上げ加工においては、し
はしばアルカリ減量加工か施こされるが、耐アルカリ性
が大きく、またポリマー自体が強度向上の能力があるの
で強度が相乗的に高くなる。
耐アルカリ性が大きい。染色仕上げ加工においては、し
はしばアルカリ減量加工か施こされるが、耐アルカリ性
が大きく、またポリマー自体が強度向上の能力があるの
で強度が相乗的に高くなる。
本発明においてS成分とは次式で示される化合物であり
、具体的にはジメチル(5−ナトリウムスルホ)イソフ
タレート、ビス−2−ヒドロキシエチル(5−ナトリウ
ムスルホ)イソフタレート、ビス−4−ヒドロキシブチ
ル(5ナトリウムスルホ)イソフタレート等が挙げられ
る。
、具体的にはジメチル(5−ナトリウムスルホ)イソフ
タレート、ビス−2−ヒドロキシエチル(5−ナトリウ
ムスルホ)イソフタレート、ビス−4−ヒドロキシブチ
ル(5ナトリウムスルホ)イソフタレート等が挙げられ
る。
AOOCCooΔ。
803M
(但し、MはNa、Li5Kなどのアルカリ金属を示し
、A、A−は−CH3または −(CH2)nOHを示す。nは2以上の整数を示す。
、A、A−は−CH3または −(CH2)nOHを示す。nは2以上の整数を示す。
)
好ましいS成分としてはジメチル(5−ナトリウムスル
ホ)イソフタレート、ビス−2−ヒドロキシエチル(5
−ナトリウムスルホ)イソフタレートが挙げられる。S
成分はポリエステルに対し0.7〜2.4モル%共重合
している必要があり、0.9〜2.0モル%共重合して
いることが好ましい。S成分が0.7モル%より少ない
とグリコール共重合量を増大させ、あるいは染色温度を
上げても満足できる染色性が得られない。
ホ)イソフタレート、ビス−2−ヒドロキシエチル(5
−ナトリウムスルホ)イソフタレートが挙げられる。S
成分はポリエステルに対し0.7〜2.4モル%共重合
している必要があり、0.9〜2.0モル%共重合して
いることが好ましい。S成分が0.7モル%より少ない
とグリコール共重合量を増大させ、あるいは染色温度を
上げても満足できる染色性が得られない。
これは塩基性染料と反応するポリマー中のS成分が不足
するためである。一方S成分が2.4モル%を越えたポ
リマーとすると、増粘作用のため通常の方法での紡糸が
困難となる。ポリアルキレングリコール成分としては分
子量が90〜6000の範囲のものか必要である。分子
量が90未満であると染色性向上効果が小さくて好まし
くない。又分子量が6000を越えたポリアルキレング
リコール成分はこれを共重合したポリマーから得られる
繊維の染色物の耐光堅牢度が低下して好ましくない。よ
り好ましいポリアルキレングリコール成分の分子量は1
00〜4000であり特に好ましくは100〜1200
である。分子量90〜6000のポリアルキレングリコ
ールを構成するグリコール成分としてはネオペンチルグ
リコール、1.4−ブタンジオール、1,5−ベンタン
ジオール、1,6−ヘキサンジオール、1,4シクロヘ
キサンジメタツール、ビスフェノールA−エチレンオキ
サイド付加物などてあり、より好ましくは次式で示すポ
リアルキレングリコールである。
するためである。一方S成分が2.4モル%を越えたポ
リマーとすると、増粘作用のため通常の方法での紡糸が
困難となる。ポリアルキレングリコール成分としては分
子量が90〜6000の範囲のものか必要である。分子
量が90未満であると染色性向上効果が小さくて好まし
くない。又分子量が6000を越えたポリアルキレング
リコール成分はこれを共重合したポリマーから得られる
繊維の染色物の耐光堅牢度が低下して好ましくない。よ
り好ましいポリアルキレングリコール成分の分子量は1
00〜4000であり特に好ましくは100〜1200
である。分子量90〜6000のポリアルキレングリコ
ールを構成するグリコール成分としてはネオペンチルグ
リコール、1.4−ブタンジオール、1,5−ベンタン
ジオール、1,6−ヘキサンジオール、1,4シクロヘ
キサンジメタツール、ビスフェノールA−エチレンオキ
サイド付加物などてあり、より好ましくは次式で示すポ
リアルキレングリコールである。
A (C71H2n O) 、 H
(AはCnH2B +10又はOH,、は1〜10、U
は2〜5、屍は2〜65) ポリアルキレンゲルコール成分の共重合量はポリエステ
ルに対して0.2〜10重量%とする必要がある。この
範囲より少ないと染色性改善効果が小さく、また多くす
ると物性、特に耐熱性の低下が大になる。そのため0.
3〜7重量%の範囲が一層好ましい。
は2〜5、屍は2〜65) ポリアルキレンゲルコール成分の共重合量はポリエステ
ルに対して0.2〜10重量%とする必要がある。この
範囲より少ないと染色性改善効果が小さく、また多くす
ると物性、特に耐熱性の低下が大になる。そのため0.
3〜7重量%の範囲が一層好ましい。
本発明におけるポリエステルの重合度は80〜100で
あることが好ましく、90〜100であることが更に好
ましい。重合度が低すぎると糸強度が満足されるレベル
ではなくなり、また重合度が高すぎるとポリマーの溶融
粘度が高くなり紡糸が困難となるので好ましくない。
あることが好ましく、90〜100であることが更に好
ましい。重合度が低すぎると糸強度が満足されるレベル
ではなくなり、また重合度が高すぎるとポリマーの溶融
粘度が高くなり紡糸が困難となるので好ましくない。
本発明の繊維は、上述のポリエステルに艶消し剤が1.
3重量%以上8.0重量%以下含有していることが必要
である。艶消し剤含有量が1.3重量%未満では、防透
は性、ミルキーな色、ドライタッチ感のいずれの特性も
不満足である。
3重量%以上8.0重量%以下含有していることが必要
である。艶消し剤含有量が1.3重量%未満では、防透
は性、ミルキーな色、ドライタッチ感のいずれの特性も
不満足である。
艶消し剤含有量が8.0重量%を超えると、糸強度が低
くなり、製織又は製編時に毛羽発生や糸切れが生じるの
でよくない。また、艶消し剤含有量が80重量%を超え
ると、製糸工程特に紡糸時のポリマ濾過においてP材の
目詰り発生が速くなるために長時間安定した紡糸が困難
となり、この点からも好ましくない。上記のことから艶
消し剤含有量は、2.0〜7.0重量%が好ましい。
くなり、製織又は製編時に毛羽発生や糸切れが生じるの
でよくない。また、艶消し剤含有量が80重量%を超え
ると、製糸工程特に紡糸時のポリマ濾過においてP材の
目詰り発生が速くなるために長時間安定した紡糸が困難
となり、この点からも好ましくない。上記のことから艶
消し剤含有量は、2.0〜7.0重量%が好ましい。
本発明の繊維に含有する艶消し剤としては、酸化チタン
、酸化ジルコニウム、酸化マグネシウム、酸化アルミニ
ウム、酸化ケイ素、酸化アンチモン、酸化亜鉛、タング
ステン酸鉛、タングステン酸カルシウム、炭酸カルシウ
ム、硫酸バリウム等、本発明の効果を発現し、ポリエス
テルに安定して分散できるものであればいずれでもかま
わないが、分散性の面から酸化チタン、酸化ケイ素、酸
化亜鉛、炭酸カルシウムが好ましく、酸化チタンがより
好ましい。艶消し剤の平均粒径は、分散性の点から1ミ
クロン以下が好ましく、0.7ミクロン以下がより好ま
しい。
、酸化ジルコニウム、酸化マグネシウム、酸化アルミニ
ウム、酸化ケイ素、酸化アンチモン、酸化亜鉛、タング
ステン酸鉛、タングステン酸カルシウム、炭酸カルシウ
ム、硫酸バリウム等、本発明の効果を発現し、ポリエス
テルに安定して分散できるものであればいずれでもかま
わないが、分散性の面から酸化チタン、酸化ケイ素、酸
化亜鉛、炭酸カルシウムが好ましく、酸化チタンがより
好ましい。艶消し剤の平均粒径は、分散性の点から1ミ
クロン以下が好ましく、0.7ミクロン以下がより好ま
しい。
また製糸性の点から最大粒径は、5ミクロン以下が好ま
しく、3ミクロン以下がより好ましい。
しく、3ミクロン以下がより好ましい。
本発明の繊維の染色温度はポリマー組成によって適宜変
更できるが、好ましくは110〜140℃の範囲を用い
る。また本発明で言うポリエステルとは構成単位の少な
くとも80モル%がエチレンテレフタレート又はブチレ
ンテレフタレトであり、上記S成分及びポリアルキレン
グリコール成分以外に10モル%以下、好ましくは5モ
ル%以下の他の成分を共重合していても良い。
更できるが、好ましくは110〜140℃の範囲を用い
る。また本発明で言うポリエステルとは構成単位の少な
くとも80モル%がエチレンテレフタレート又はブチレ
ンテレフタレトであり、上記S成分及びポリアルキレン
グリコール成分以外に10モル%以下、好ましくは5モ
ル%以下の他の成分を共重合していても良い。
本発明の繊維は、改質ポリエステルによって糸強度、製
糸性、高次通過性、染色性、耐アルカリ性、耐光性など
を向上できるものであるが、更に繊維の形状を持続する
効果もある。また、適度な艶消し剤が含有していること
によって、防透は性があり゛ミルキー光沢が発現でき、
ドライタッチ感も付与できる。更に、特異な断面形状と
組合せることによって、発色性、鮮明性が向上し、しか
もソフトで独特のサラッとした新規な風合が付与できる
。
糸性、高次通過性、染色性、耐アルカリ性、耐光性など
を向上できるものであるが、更に繊維の形状を持続する
効果もある。また、適度な艶消し剤が含有していること
によって、防透は性があり゛ミルキー光沢が発現でき、
ドライタッチ感も付与できる。更に、特異な断面形状と
組合せることによって、発色性、鮮明性が向上し、しか
もソフトで独特のサラッとした新規な風合が付与できる
。
本発明の繊維には、本発明の効果を阻害しない範囲で抗
酸化剤、蛍光増白剤、難燃剤、紫外線吸収剤などのよく
知られた添加剤が含有されていてもよい。
酸化剤、蛍光増白剤、難燃剤、紫外線吸収剤などのよく
知られた添加剤が含有されていてもよい。
本発明の繊維は、フィラメント状あるいは綿状のいずれ
でもかまわないもので、繊度は通常衣料用として使用さ
れている0、5〜10デニールの範囲が好ましく、繊度
ミックス、熱収縮ミックスとすること、あるいは他の繊
維と混合して用いることもてきる。
でもかまわないもので、繊度は通常衣料用として使用さ
れている0、5〜10デニールの範囲が好ましく、繊度
ミックス、熱収縮ミックスとすること、あるいは他の繊
維と混合して用いることもてきる。
以上説明したように本発明の矩形状断面ポリエステル繊
維は、防透は性があって、染色性が良好で糸強度が高く
、発色性、鮮明性に優れ、ミルキーな光沢があり、ソフ
トで独特のサラッとした新規な風合を有する高級織編物
、特に高級織物に好適である。
維は、防透は性があって、染色性が良好で糸強度が高く
、発色性、鮮明性に優れ、ミルキーな光沢があり、ソフ
トで独特のサラッとした新規な風合を有する高級織編物
、特に高級織物に好適である。
また、仮撚、流体加工など公知の嵩高加工を施しても同
様な効果が発揮できる。
様な効果が発揮できる。
本発明の矩形状断面ポリエステル繊維は、次の方法によ
って好適に製造できる。
って好適に製造できる。
第2図は、本発明の繊維を溶融紡糸するための紡糸口金
のポリマー吐出孔形状の一例を示す平面図である。前記
した吐出孔を有する紡糸口金を用いて、本発明における
ポリエステルを常法により溶融紡糸し、冷却追油しなが
ら巻取った後、所望の延伸倍率で延伸することにより得
る。他の例として、例えば先に発明者らが提案した特開
昭57〜128218号公報に開示した方法などによっ
て第3図のような複合繊維を得、凹部に当る易溶解性ポ
リマーを溶出することによって第1図(イ)に示す横断
面の繊維を容易に得ることができる。
のポリマー吐出孔形状の一例を示す平面図である。前記
した吐出孔を有する紡糸口金を用いて、本発明における
ポリエステルを常法により溶融紡糸し、冷却追油しなが
ら巻取った後、所望の延伸倍率で延伸することにより得
る。他の例として、例えば先に発明者らが提案した特開
昭57〜128218号公報に開示した方法などによっ
て第3図のような複合繊維を得、凹部に当る易溶解性ポ
リマーを溶出することによって第1図(イ)に示す横断
面の繊維を容易に得ることができる。
[実施例コ
以下実施例を挙げて本発明を具体的に説明する。実施例
中の各測定値は次の方法に従った。
中の各測定値は次の方法に従った。
A、ポリアルキレングリコール成分量
ポリマーをアミン分解したのちガスクロマトグラフィを
用いて行なった。
用いて行なった。
B、ポリマーの重合度
単位重量当りの末端基数を通常用いられる方法で求め、
次式により算出した。
次式により算出した。
重合度=
X106
末端基数(コ/io6g)x平均分子量C6耐光堅牢度
フェードメータを用いてJIS−L 1044に準じて
光退色させたときのブルースケール基準で測定した。
光退色させたときのブルースケール基準で測定した。
D、染色性
マラカイトグリーン(商標名関東化学■製)5%owf
、酢酸0.5g/ひ、酢酸ソーダ0.2g/α、浴比1
:100、温度120℃、溶媒が水なる条件の下での染
色による染料吸尽率によって求めた。
、酢酸0.5g/ひ、酢酸ソーダ0.2g/α、浴比1
:100、温度120℃、溶媒が水なる条件の下での染
色による染料吸尽率によって求めた。
E8発色性
8Mカラーコンピューター[スガ試験機■製コを用いて
黒染料が一定の吸尽率の布帛を5枚以上重ね、照射光が
透過しない状態で測定したL値で評価した。(L値が小
さいはと発色性は大) F、鮮明性、光沢感、手触り感 一定の染色条件で染色した布帛を官能評価した。
黒染料が一定の吸尽率の布帛を5枚以上重ね、照射光が
透過しない状態で測定したL値で評価した。(L値が小
さいはと発色性は大) F、鮮明性、光沢感、手触り感 一定の染色条件で染色した布帛を官能評価した。
G、ポリエステル繊維の断面形状
繊維の断面写真から測定し、算出した。
H0防透は性
8Mカラーコンピューター[スガ試験機(株)製]を用
いて、布帛の背後に白色体及び黒色体を置いて測定した
それぞれのL値の差を3ランクに分は防透は性の尺度と
した。
いて、布帛の背後に白色体及び黒色体を置いて測定した
それぞれのL値の差を3ランクに分は防透は性の尺度と
した。
実施例1
酸成分にテレフタル酸(98,3モル%)とジメチル(
5−ナトリウムスルホ)イソフタル酸を1.7モル%、
ポリアルキレングリコールとして第1表に示す種類、量
を共重合したポリエステルに平均粒径0.5ミクロンで
最大粒径2ミクロンの酸化チタンを2.3重量%含有す
るポリマー(重合度は90〜100のもの)を第2図に
示す吐出孔の紡糸口金を用いて、紡糸温度300℃にて
溶融紡糸し、1600m /分で巻取った。引続き、延
伸速度600m /分、加熱ローラー90℃で延伸糸伸
度が30±2%になる延伸倍率でホットロル延伸し、7
5デニール24フイラメントの延伸糸を得た。延伸糸の
繊維の横断面形状は第1図(イ)に示す如く矩形状断面
て長辺側表面に2個の凹部、短辺側表面に1個の凹部を
有しており、実験N21(本発明)の繊維のAは20.
5ミクロン、Bは12.5ミクロンでA/Bは1,64
、Cは7.0ミクロン、Dは2,8ミクロンでD/Cは
0.4であり、他の実験水準はA/Bが1.63〜1.
73の範囲にあり、D/Cか0.4〜0.8の範囲の形
状であった。これらの延伸糸を経糸としては、200t
/mの撚と糊を施し、緯糸としてはそのままて織密度経
110本/インチ、緯90本/インチとして、羽二重を
製織した。製織時の経糸に基づく糸切れは実験−8(比
較例)の糸使いが35回/io7mと多かったのに対し
、他の糸使いではいずれも0.4回/107m以下と良
好であった。
5−ナトリウムスルホ)イソフタル酸を1.7モル%、
ポリアルキレングリコールとして第1表に示す種類、量
を共重合したポリエステルに平均粒径0.5ミクロンで
最大粒径2ミクロンの酸化チタンを2.3重量%含有す
るポリマー(重合度は90〜100のもの)を第2図に
示す吐出孔の紡糸口金を用いて、紡糸温度300℃にて
溶融紡糸し、1600m /分で巻取った。引続き、延
伸速度600m /分、加熱ローラー90℃で延伸糸伸
度が30±2%になる延伸倍率でホットロル延伸し、7
5デニール24フイラメントの延伸糸を得た。延伸糸の
繊維の横断面形状は第1図(イ)に示す如く矩形状断面
て長辺側表面に2個の凹部、短辺側表面に1個の凹部を
有しており、実験N21(本発明)の繊維のAは20.
5ミクロン、Bは12.5ミクロンでA/Bは1,64
、Cは7.0ミクロン、Dは2,8ミクロンでD/Cは
0.4であり、他の実験水準はA/Bが1.63〜1.
73の範囲にあり、D/Cか0.4〜0.8の範囲の形
状であった。これらの延伸糸を経糸としては、200t
/mの撚と糊を施し、緯糸としてはそのままて織密度経
110本/インチ、緯90本/インチとして、羽二重を
製織した。製織時の経糸に基づく糸切れは実験−8(比
較例)の糸使いが35回/io7mと多かったのに対し
、他の糸使いではいずれも0.4回/107m以下と良
好であった。
実験−1〜7(本発明)使いの織物は糸強力が大きく、
染色性、発色性、耐光堅牢度が良好でミルキーな光沢が
あり、ソフトでサラッとした新規な風合であった。また
、防透は性も良好であった。
染色性、発色性、耐光堅牢度が良好でミルキーな光沢が
あり、ソフトでサラッとした新規な風合であった。また
、防透は性も良好であった。
実験−8(比較例)使いの織物は、糸強力が低く発色性
も充分ではなかった。実験−9(比較例)使いの織物は
染色性が低く、実験N、10(比較例)使いの織物は耐
光堅牢度が不良であった。
も充分ではなかった。実験−9(比較例)使いの織物は
染色性が低く、実験N、10(比較例)使いの織物は耐
光堅牢度が不良であった。
(以下余白)
実施例2
酸成分にテレフタル酸(98Jモル%)とジメチル(5
−ナトリウムスルホ)イソフタル酸を1.7モル%、ポ
リアルキレングリコールとして分子量1000のポリエ
チレングリコールを2.0重量%共重合したポリエステ
ル(重合度91)に平均粒径0,5ミクロンで最大粒径
2ミクロンの酸化チタンを2.3重量%含有するポリマ
ーを第2図に示す吐出形状で、その寸法を種々変更した
紡糸口金を用いた以外は実施例1と同様に紡糸、延伸、
製織を行ない評価した。その結果を第2表に示す。延伸
糸の繊維の断面形状は、第1図(イ)に示す如くの種々
の形状をした矩形状断面で長辺側表面に2個の凹部、短
辺側表面に1個の凹部を有しており、実装置15(本発
明)のAは20.8ミクロン、Bは12.6ミクロンで
A/Bは1.65、Cは7ミクロン、Dは4.2ミクロ
ンでD/Cは0.60であり、他の実験水準のA/B。
−ナトリウムスルホ)イソフタル酸を1.7モル%、ポ
リアルキレングリコールとして分子量1000のポリエ
チレングリコールを2.0重量%共重合したポリエステ
ル(重合度91)に平均粒径0,5ミクロンで最大粒径
2ミクロンの酸化チタンを2.3重量%含有するポリマ
ーを第2図に示す吐出形状で、その寸法を種々変更した
紡糸口金を用いた以外は実施例1と同様に紡糸、延伸、
製織を行ない評価した。その結果を第2表に示す。延伸
糸の繊維の断面形状は、第1図(イ)に示す如くの種々
の形状をした矩形状断面で長辺側表面に2個の凹部、短
辺側表面に1個の凹部を有しており、実装置15(本発
明)のAは20.8ミクロン、Bは12.6ミクロンで
A/Bは1.65、Cは7ミクロン、Dは4.2ミクロ
ンでD/Cは0.60であり、他の実験水準のA/B。
D/Cは第2表に示す通りの断面形状を有していた。
実験N、12、N214〜■6および逸18(いずれも
本発明)使いの織物は、ハリ・腰か満足するもので発色
性が良好でミルキー光沢があり、ソフトでサラッとした
新規な風合であった。実験Nh l I(比較例)はA
/Bが小さ(、ハリ・腰か強すぎ発色性が不良でソフト
感も不足であった。実装置13(比較例)は、D/Cか
小さく、発色性か不良でミルキー光沢も不足であり、サ
ラッとした風合もなかった。実験N、17(比較例)は
、D/Cか大きく、発色性か不良でミルキー光沢も不足
であり、サラッとした風合もなかった。
本発明)使いの織物は、ハリ・腰か満足するもので発色
性が良好でミルキー光沢があり、ソフトでサラッとした
新規な風合であった。実験Nh l I(比較例)はA
/Bが小さ(、ハリ・腰か強すぎ発色性が不良でソフト
感も不足であった。実装置13(比較例)は、D/Cか
小さく、発色性か不良でミルキー光沢も不足であり、サ
ラッとした風合もなかった。実験N、17(比較例)は
、D/Cか大きく、発色性か不良でミルキー光沢も不足
であり、サラッとした風合もなかった。
実験N、19(比較例)は、A/Bが大きく、ノ入り・
腰か不足てへタリを感じるものであった。また実験N、
19は、紡糸性が不良であり、糸条の解舒性も不良であ
った。なお、防透は性およびドライタッチ感は、との水
準も良好であった。
腰か不足てへタリを感じるものであった。また実験N、
19は、紡糸性が不良であり、糸条の解舒性も不良であ
った。なお、防透は性およびドライタッチ感は、との水
準も良好であった。
(以下余白)
実施例3
実施例2のポリエステルに第3表に示す含有量の酸化チ
タン(組成は実施例1と同じもの)を含有するポリマー
を、実施例1と同様に紡糸、延伸、製織を行ない評価し
た。その結果を第3表に示す。
タン(組成は実施例1と同じもの)を含有するポリマー
を、実施例1と同様に紡糸、延伸、製織を行ない評価し
た。その結果を第3表に示す。
実験N、20(比較例)は、酸化チタン含有量が少ない
ので防透は性、ミルキー光沢、ドライタッチ感が不良で
あった。また、サラッとした風合も若干不良であった。
ので防透は性、ミルキー光沢、ドライタッチ感が不良で
あった。また、サラッとした風合も若干不良であった。
実験N、26(比較例)は、防透は性、ミルキー光沢、
ドライタッチ感は良好であったが、発色性が低いととも
に糸強度が低いために織物の引き裂き強力が低く、また
製織時に発生した多数の毛羽のために品位がきわめて悪
く商品価値がないものであった。また、紡糸時の一過層
の目詰まりにP材上界が大きく、糸切れ発生も多く、1
0時間以上安定した紡糸か不可能であった。
ドライタッチ感は良好であったが、発色性が低いととも
に糸強度が低いために織物の引き裂き強力が低く、また
製織時に発生した多数の毛羽のために品位がきわめて悪
く商品価値がないものであった。また、紡糸時の一過層
の目詰まりにP材上界が大きく、糸切れ発生も多く、1
0時間以上安定した紡糸か不可能であった。
本発明の実施例である実験N、21〜−25は発色性、
防透は性、ミルキー光沢、ドライタッチ感ともに満足で
きるものであった。但し、実験−25は糸強度の低下に
よると考えられる引き裂き強力の若干の低下が見られた
。なお、実験の全水準において、延伸糸の繊維の断面形
状は、A/Bは1.68〜1.70の範囲にあり、D/
Cは0.4〜0.5の範囲にあった。また、実験N、2
0以外の全水準において、織物は、ソフトでサラッとし
た風合を有したものであった。
防透は性、ミルキー光沢、ドライタッチ感ともに満足で
きるものであった。但し、実験−25は糸強度の低下に
よると考えられる引き裂き強力の若干の低下が見られた
。なお、実験の全水準において、延伸糸の繊維の断面形
状は、A/Bは1.68〜1.70の範囲にあり、D/
Cは0.4〜0.5の範囲にあった。また、実験N、2
0以外の全水準において、織物は、ソフトでサラッとし
た風合を有したものであった。
(以下余白)
実施例4
実施例2のポリマーを使用し、紡糸口金としてその吐出
孔形がO形、Y形、米杉、斜形、H形のものを用いて、
実施例1と同様に紡糸、延伸および製織を行ない、評価
した。得られた繊維の断面形状と、織物の評価結果を第
4表に示す。
孔形がO形、Y形、米杉、斜形、H形のものを用いて、
実施例1と同様に紡糸、延伸および製織を行ない、評価
した。得られた繊維の断面形状と、織物の評価結果を第
4表に示す。
実験N127〜N工31(比較例)使いの織物は、発色
性が不良であり、各々表に示した欠点を有しており、高
級織物への適用には、不適当のものであった。なお、防
透は性は、どの水準も大差なく良好なものであった。
性が不良であり、各々表に示した欠点を有しており、高
級織物への適用には、不適当のものであった。なお、防
透は性は、どの水準も大差なく良好なものであった。
(以下余白)
[発明の効果コ
本発明の矩形状断面ポリエステル繊維は、次の効果を有
する。
する。
(1) 構成するポリエステルが金属スルホネート基
を含有するイソフタル酸成分を0.7〜2,4モル%、
分子量90〜1000のポリアルキレングリコール成分
を0.2〜10重量%共重合した改質ポリエステルのた
め、糸強度が高く、染色性と染色物の耐光堅牢度に優れ
ている。
を含有するイソフタル酸成分を0.7〜2,4モル%、
分子量90〜1000のポリアルキレングリコール成分
を0.2〜10重量%共重合した改質ポリエステルのた
め、糸強度が高く、染色性と染色物の耐光堅牢度に優れ
ている。
(2)繊維の断面形状が全体として矩形型であり、その
外周に凹凸を有しているため、丸断面糸や三角断面糸に
比べて、ソフトなタッチ感があり、反射光が広角度に乱
反射されるので、優雅な光沢があり、発色性、鮮明性に
優れ、高級なイメージを発現する。
外周に凹凸を有しているため、丸断面糸や三角断面糸に
比べて、ソフトなタッチ感があり、反射光が広角度に乱
反射されるので、優雅な光沢があり、発色性、鮮明性に
優れ、高級なイメージを発現する。
(3)織編物に適度なハリ・腰を与え、ドレープ性も良
好である。
好である。
(4)艶消し剤含を量が特定の改質ポリエステル、特定
の断面形状の相乗効果によって、織編物の発色性、鮮明
性を向上させ、優雅なミルキ光沢を発現し、独特のドタ
イタッチ感とサラッとした新規な風合を与える。
の断面形状の相乗効果によって、織編物の発色性、鮮明
性を向上させ、優雅なミルキ光沢を発現し、独特のドタ
イタッチ感とサラッとした新規な風合を与える。
〈5)高級織編物、特に高級織物用として好適な繊維で
ある。
ある。
などの優れた効果がある。
第1図(イ)、(ロ)は、本発明における代表的な繊維
の横断面図である。第2図は、本発明の繊維を製造する
ための紡糸口金のポリマ吐出孔形状の一例を示す平面図
である。第3図は、本発明の繊維を製造するための複合
紡糸法で得たアルカリ処理前の繊維の断面図である。 第4図〜第10図は、従来の凹凸を有する繊維の一例を
示す横断面図である。 特許出願人 東 し 株 式 会 社(イ) υ) 第1図 第6図 第7図 第2図 第3図 第8図 第9図 第10図 第4図 第5図
の横断面図である。第2図は、本発明の繊維を製造する
ための紡糸口金のポリマ吐出孔形状の一例を示す平面図
である。第3図は、本発明の繊維を製造するための複合
紡糸法で得たアルカリ処理前の繊維の断面図である。 第4図〜第10図は、従来の凹凸を有する繊維の一例を
示す横断面図である。 特許出願人 東 し 株 式 会 社(イ) υ) 第1図 第6図 第7図 第2図 第3図 第8図 第9図 第10図 第4図 第5図
Claims (1)
- 金属スルホネート基を含有するイソフタル酸成分を全ジ
カルボン酸成分に対して0.7〜2.4モル%、分子量
90〜6000のポリアルキレングリコール成分をポリ
エステルに対して0.2〜10重量%共重合し、艶消し
剤を1.3重量%以上8.0重量%以下含有する改質ポ
リエステルからなる繊維であって、繊維断面形状が全体
として矩形状であり、矩形断面の長辺の長さをAとし、
短辺の長さをBとした時、A/Bが1.2〜2.2の範
囲にあり、長辺側表面に1〜4個の凹部、短辺側表面に
1〜3個の凹部を有し、凹部の入口幅をC、その深さを
Dとした時、D/Cが0.2〜1.0の範囲にあること
を特徴とする矩形状断面ポリエステル繊維。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21656390A JPH04100917A (ja) | 1990-08-16 | 1990-08-16 | 矩形状断面ポリエステル繊維 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21656390A JPH04100917A (ja) | 1990-08-16 | 1990-08-16 | 矩形状断面ポリエステル繊維 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04100917A true JPH04100917A (ja) | 1992-04-02 |
Family
ID=16690390
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21656390A Pending JPH04100917A (ja) | 1990-08-16 | 1990-08-16 | 矩形状断面ポリエステル繊維 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04100917A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2021172565A1 (ja) * | 2020-02-28 | 2021-09-02 | ユニチカトレーディング株式会社 | 複合紡績糸及び織編物 |
-
1990
- 1990-08-16 JP JP21656390A patent/JPH04100917A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2021172565A1 (ja) * | 2020-02-28 | 2021-09-02 | ユニチカトレーディング株式会社 | 複合紡績糸及び織編物 |
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