JPH04101802A - オーバーレイ合板 - Google Patents
オーバーレイ合板Info
- Publication number
- JPH04101802A JPH04101802A JP22088290A JP22088290A JPH04101802A JP H04101802 A JPH04101802 A JP H04101802A JP 22088290 A JP22088290 A JP 22088290A JP 22088290 A JP22088290 A JP 22088290A JP H04101802 A JPH04101802 A JP H04101802A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- phenolic resin
- overlay
- powdered
- volume
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Finished Plywoods (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の背景〕
〈産業上の利用分野〉
本発明は、透明性に優れたオーバーレイ層を形成させた
オーバーレイ合板に関する。さらに詳しくは、本発明は
、未硬化粉末フェノール樹脂を加えて抄紙した粉末フェ
ノール樹脂内添紙を合板上に加圧加熱することにより透
明性に優れたオーバーレイ層を形成させたオーバーレイ
合板に関する。
オーバーレイ合板に関する。さらに詳しくは、本発明は
、未硬化粉末フェノール樹脂を加えて抄紙した粉末フェ
ノール樹脂内添紙を合板上に加圧加熱することにより透
明性に優れたオーバーレイ層を形成させたオーバーレイ
合板に関する。
このオーバーレイ合板は、美粧性が要求される箱材、建
材、家具等の種々の用途に用いることができる。
材、家具等の種々の用途に用いることができる。
〈従来の技術〉
合板は木質感を生かした素材として、あるいは化粧紙を
表面に設けるべき基材として、有用なものであるが、特
に前者の用途に対しては、その美粧性の向上および表面
保護等のためにニスを表面に塗装することが行われてい
た。しかし、合板表面には、多種多様の小さい変形かあ
るので、不均一な面のニス塗装膜しか形成することがで
きず、ニス塗装しても合板の美粧性が不十分であるとい
う問題点があった。またニス塗装膜には補強基材が添加
されていないので耐摩耗性も不十分であるという問題点
もあって改良が望まれていた。
表面に設けるべき基材として、有用なものであるが、特
に前者の用途に対しては、その美粧性の向上および表面
保護等のためにニスを表面に塗装することが行われてい
た。しかし、合板表面には、多種多様の小さい変形かあ
るので、不均一な面のニス塗装膜しか形成することがで
きず、ニス塗装しても合板の美粧性が不十分であるとい
う問題点があった。またニス塗装膜には補強基材が添加
されていないので耐摩耗性も不十分であるという問題点
もあって改良が望まれていた。
ところで、合板表面上で熱硬化性樹脂含浸紙(特開昭5
0−157464号公報)を加圧加熱して合板表面上に
オーバーレイ層を形成させる方法が提案されている。こ
の方法によれば、オーバーレイ層のフェノール樹脂のも
つ透明性および強度により合板の表面の美粧性、耐摩耗
性を向上させることができて、ニス塗工法に代るものと
して有用であると考えられる。
0−157464号公報)を加圧加熱して合板表面上に
オーバーレイ層を形成させる方法が提案されている。こ
の方法によれば、オーバーレイ層のフェノール樹脂のも
つ透明性および強度により合板の表面の美粧性、耐摩耗
性を向上させることができて、ニス塗工法に代るものと
して有用であると考えられる。
しかし、フェノール樹脂含浸紙を用いる方法(特開昭5
0−157464号公報)は、熱硬化性樹脂、たとえば
半硬化フェノール樹たを紙に含浸させたフェノール樹脂
含浸紙を合板表面に接着剤によって接着して加圧加熱に
より短時間にフェノール樹脂の硬化を完成させてオーバ
ーレイ層を形成する方法であるが、本発明者らの知る限
りでは、フェノール樹脂含浸紙は、過早硬化させないよ
うに冷蔵保管しなければならず、また未硬化フェノール
樹脂を溶解させた大量のアルコール等の含浸用有機溶媒
から多量の溶媒蒸気が蒸発して作業環境を劣化させると
いう製造工程の問題点を有しており、かつ有機溶媒回収
の費用が製造コストを上昇させるという問題点も有して
いた。しかも、この方法は、フェノール樹脂含浸紙を合
板表面に重ねて加圧加熱するに際して、接着剤を不均一
な合板表面に平滑に塗布しなければならないという困難
な作業が余分に必要になるという問題点も有していた。
0−157464号公報)は、熱硬化性樹脂、たとえば
半硬化フェノール樹たを紙に含浸させたフェノール樹脂
含浸紙を合板表面に接着剤によって接着して加圧加熱に
より短時間にフェノール樹脂の硬化を完成させてオーバ
ーレイ層を形成する方法であるが、本発明者らの知る限
りでは、フェノール樹脂含浸紙は、過早硬化させないよ
うに冷蔵保管しなければならず、また未硬化フェノール
樹脂を溶解させた大量のアルコール等の含浸用有機溶媒
から多量の溶媒蒸気が蒸発して作業環境を劣化させると
いう製造工程の問題点を有しており、かつ有機溶媒回収
の費用が製造コストを上昇させるという問題点も有して
いた。しかも、この方法は、フェノール樹脂含浸紙を合
板表面に重ねて加圧加熱するに際して、接着剤を不均一
な合板表面に平滑に塗布しなければならないという困難
な作業が余分に必要になるという問題点も有していた。
また、従来のフェノール樹脂内添紙<c1公昭63−2
8475号公報)を加圧加熱して合板表面上にオーバー
レイ層を形成させる方法は、低分子量のレゾール樹脂を
使用することで、内添紙製造時に遭遇する抄紙ウェット
シートの乾燥温度(120℃)での過早ないし過剰硬化
を防止したものと解されるが、オーバーレイ層の透明性
は不十分てあった。
8475号公報)を加圧加熱して合板表面上にオーバー
レイ層を形成させる方法は、低分子量のレゾール樹脂を
使用することで、内添紙製造時に遭遇する抄紙ウェット
シートの乾燥温度(120℃)での過早ないし過剰硬化
を防止したものと解されるが、オーバーレイ層の透明性
は不十分てあった。
そして、オーバーレイ層の透明性は、フェノール樹脂の
流動性およびフェノール樹脂の内添量によって大きく影
響を受けることが本発明者によって見出だされ、低分子
量化レゾール樹脂でも、流動性が低いためにオーバーレ
イ層の透明性が不十分なものとなることが明らかとなっ
たのである。
流動性およびフェノール樹脂の内添量によって大きく影
響を受けることが本発明者によって見出だされ、低分子
量化レゾール樹脂でも、流動性が低いためにオーバーレ
イ層の透明性が不十分なものとなることが明らかとなっ
たのである。
しかも、低分子量化レゾール樹脂には、フェノール、ホ
ルマリン等の遊離の単量体がレゾール樹脂中に多く含ま
れているので、連続抄紙を行う際に、白水より遊離の単
量体が排出され河川等を汚染する可能性があるという問
題点があった。
ルマリン等の遊離の単量体がレゾール樹脂中に多く含ま
れているので、連続抄紙を行う際に、白水より遊離の単
量体が排出され河川等を汚染する可能性があるという問
題点があった。
また、ノボラック型のフェノール樹脂粉末を内添する場
合には、パラホルムアルデヒド、ヘキサメチレンテトラ
ミン等の硬化剤を予め内添しておく必要があるが、使用
に適した硬化剤(例えばヘキサメチレンテトラミン)は
、水溶性であるので、内添することが不可能であるとい
う問題点があった。仮に水溶性の硬化剤を特別の物質に
吸着させる等して、その物質をパルプに定着させること
により内添することができたとしても、フェノール樹脂
を加圧加熱成形する際に硬化剤からアンモニア等のガス
が発生して、そのガスの一部が硬化フェノール樹脂内に
残存して、オーバーレイ層の透明性が損なわれるという
問題点があった。
合には、パラホルムアルデヒド、ヘキサメチレンテトラ
ミン等の硬化剤を予め内添しておく必要があるが、使用
に適した硬化剤(例えばヘキサメチレンテトラミン)は
、水溶性であるので、内添することが不可能であるとい
う問題点があった。仮に水溶性の硬化剤を特別の物質に
吸着させる等して、その物質をパルプに定着させること
により内添することができたとしても、フェノール樹脂
を加圧加熱成形する際に硬化剤からアンモニア等のガス
が発生して、そのガスの一部が硬化フェノール樹脂内に
残存して、オーバーレイ層の透明性が損なわれるという
問題点があった。
〈発明が解決しようとする課題〉
本発明は、上記の問題点を解決し、粉末フェノール樹脂
内添紙を加圧加熱して優れた透明性を有するオーバーレ
イ層を形成させたオーバーレイ合板を提供することを目
的とするものである。
内添紙を加圧加熱して優れた透明性を有するオーバーレ
イ層を形成させたオーバーレイ合板を提供することを目
的とするものである。
〈課題を解決するための手段〉
本発明によるオーバーレイ合板は、木質板上にオーバー
レイ層を設けてなるオーバーレイ合板において、このオ
ーバーレイ層が下記の通りに定義される粉末フェノール
樹脂内添紙を加圧加熱して木質板上に形成させたもので
あること、を特徴とする。
レイ層を設けてなるオーバーレイ合板において、このオ
ーバーレイ層が下記の通りに定義される粉末フェノール
樹脂内添紙を加圧加熱して木質板上に形成させたもので
あること、を特徴とする。
(イ)粉末フェノール樹脂が、過剰の塩酸触媒存在下に
おいて、フェノール類とホルムアルデヒドを付加反応と
縮合反応とを同時に行わせて得られる熱溶融硬化型の樹
脂であって、分子内にメチロール基を有し、重量平均分
子量が3500以上であって、ゲル化時間が3分以上の
ものであること。
おいて、フェノール類とホルムアルデヒドを付加反応と
縮合反応とを同時に行わせて得られる熱溶融硬化型の樹
脂であって、分子内にメチロール基を有し、重量平均分
子量が3500以上であって、ゲル化時間が3分以上の
ものであること。
(ロ)粉末フェノール樹脂内添紙を構成する繊維基材が
実質的にパルプからなっていて、濾水度500ml〜5
0mlに叩解されている木材パルプが、少なくとも10
体積%(全紙料の合計量基準)含有されているものであ
ること。
実質的にパルプからなっていて、濾水度500ml〜5
0mlに叩解されている木材パルプが、少なくとも10
体積%(全紙料の合計量基準)含有されているものであ
ること。
(ハ)粉末フェノール樹脂内添紙中の粉末フェノール樹
脂含有量が、50〜90体積%(全紙料の合計量基準)
であること。
脂含有量が、50〜90体積%(全紙料の合計量基準)
であること。
〈発明の効果〉
本発明によれば、優れた透明性を有して、平面平滑性の
あるオーバーレイ層を備えたオーバーレイ合板が得られ
る。
あるオーバーレイ層を備えたオーバーレイ合板が得られ
る。
く本発明の主要要件〉
本発明はいくつかの定量的条件からなっているが、その
場合の単位である「体積%」は、空気を除いた所与の成
分の体積に基いての百分率であって、重量/真比重で計
算される体積によって算出されるものである。
場合の単位である「体積%」は、空気を除いた所与の成
分の体積に基いての百分率であって、重量/真比重で計
算される体積によって算出されるものである。
さて、本発明によるオーバーレイ合板は、熱溶融硬化型
の粉末フェノール樹脂をパルプからなる繊維基材に対し
て50150〜10/90体積比で含ませた粉末フェノ
ール樹脂内添紙を加圧加熱してオーバーレイ層を木質板
上に形成させたものである。
の粉末フェノール樹脂をパルプからなる繊維基材に対し
て50150〜10/90体積比で含ませた粉末フェノ
ール樹脂内添紙を加圧加熱してオーバーレイ層を木質板
上に形成させたものである。
すなわち、本発明においては、大量の酸触媒存在下に、
フェノール類とホルムアルデヒドを付加反応と縮合反応
を同時に行わせて得られた熱溶融硬化型の樹脂であって
、分子内に相当数のメチロール基を有して、重量平均分
子量が3500以上と重合度が高いが、ゲル化時間が3
分以上である粉末フェノール樹脂を多量に内添すること
によって、透明性が優れたオーバーレイ層が形成できる
ことが見出だされたのである。
フェノール類とホルムアルデヒドを付加反応と縮合反応
を同時に行わせて得られた熱溶融硬化型の樹脂であって
、分子内に相当数のメチロール基を有して、重量平均分
子量が3500以上と重合度が高いが、ゲル化時間が3
分以上である粉末フェノール樹脂を多量に内添すること
によって、透明性が優れたオーバーレイ層が形成できる
ことが見出だされたのである。
また、この粉末フェノール樹脂は、重合度が高いので、
樹脂中に残存する遊離の単量体(フェノール、ホルマリ
ン)が極めて少量(500ppm以下)であるので、内
添紙抄紙時における乾燥機からの単量体の揮発を考慮す
る必要がなくなって、作業環境を向上させることができ
て、白水からの単量体の排出もなくなるので環境汚染も
防止することができる。
樹脂中に残存する遊離の単量体(フェノール、ホルマリ
ン)が極めて少量(500ppm以下)であるので、内
添紙抄紙時における乾燥機からの単量体の揮発を考慮す
る必要がなくなって、作業環境を向上させることができ
て、白水からの単量体の排出もなくなるので環境汚染も
防止することができる。
通常のフェノール樹脂を50体積%以上内添して、抄紙
した場合には、その増量させたフェノール樹脂の多くは
、抄造工程でパルプシートから遊離してしまい、その遊
離したフェノール樹脂は、抄紙機のワイヤーに詰まって
安定した脱水をできなくしたり、抄紙用の毛布を汚した
り、あるいは抄紙したウェットウェッブからの安定な脱
水を困難にさせる等の種々の弊害を生しさせる。特に、
無機質繊維または有機質繊維を併用して抄紙した場合は
、フェノール樹脂が無機質繊維または有機質繊維に定着
しにいので、それだけフェノール樹脂がパルプシートか
ら遊離していく量が多くなるので弊害をより拡大させる
という問題点を生じさせることになる。
した場合には、その増量させたフェノール樹脂の多くは
、抄造工程でパルプシートから遊離してしまい、その遊
離したフェノール樹脂は、抄紙機のワイヤーに詰まって
安定した脱水をできなくしたり、抄紙用の毛布を汚した
り、あるいは抄紙したウェットウェッブからの安定な脱
水を困難にさせる等の種々の弊害を生しさせる。特に、
無機質繊維または有機質繊維を併用して抄紙した場合は
、フェノール樹脂が無機質繊維または有機質繊維に定着
しにいので、それだけフェノール樹脂がパルプシートか
ら遊離していく量が多くなるので弊害をより拡大させる
という問題点を生じさせることになる。
しかも、本発明においては、繊維基材として濾水度50
0ml〜50ml (J IS−P−8121に規定す
るカナダ標準形濾水度(叩解度)を表す)に叩解された
フィブリル化木材パルプを10体積%(全紙料の合計量
を100体積%とする)含有させるようにして、粉末フ
ェノール樹脂の50〜90体積%(全紙料を100体積
%とする)の量を定着させることができるようにし、優
れた透明性のオーバーレイ層を得ることに成功したので
ある。
0ml〜50ml (J IS−P−8121に規定す
るカナダ標準形濾水度(叩解度)を表す)に叩解された
フィブリル化木材パルプを10体積%(全紙料の合計量
を100体積%とする)含有させるようにして、粉末フ
ェノール樹脂の50〜90体積%(全紙料を100体積
%とする)の量を定着させることができるようにし、優
れた透明性のオーバーレイ層を得ることに成功したので
ある。
なお、全紙料とは、内添紙を構成している成分の全部を
意味する。したがって、内添紙が粉末フェノール樹脂と
パルプからなっている場合には、それらの成分と抄紙の
際に加えられている微量成分(例えば定着剤)の全部を
意味することになるが、全紙料の体積および重量は、殆
ど粉末フェノール樹脂とパルプによって占められること
になる。
意味する。したがって、内添紙が粉末フェノール樹脂と
パルプからなっている場合には、それらの成分と抄紙の
際に加えられている微量成分(例えば定着剤)の全部を
意味することになるが、全紙料の体積および重量は、殆
ど粉末フェノール樹脂とパルプによって占められること
になる。
また、合成繊維および填料が添加されている場合は、そ
れらが加わったものをいう。
れらが加わったものをいう。
特に抄紙において、粉末フェノール樹脂とパルプを分散
させたスラリーに非イオン性凝集剤を添加して、その後
にカチオン性凝集剤を添加したスラリーを抄造すると、
パルプシートから樹脂が遊離することなく、透明性を有
するオーバーレイ層を形成させることができる内添紙の
連続抄紙を安定して行うことができるようになった。
させたスラリーに非イオン性凝集剤を添加して、その後
にカチオン性凝集剤を添加したスラリーを抄造すると、
パルプシートから樹脂が遊離することなく、透明性を有
するオーバーレイ層を形成させることができる内添紙の
連続抄紙を安定して行うことができるようになった。
く粉末フェノール樹脂〉
本発明における粉末フェノール樹脂は、過剰の塩酸触媒
存在下において、モル比をフェノール類/ホルムアルデ
ヒドく1にして、フェノール類とホルムアルデヒドを付
加反応と縮合反応とを同時に行わせることによって得ら
れる熱溶融硬化型の樹脂であって、分子内に相当数のメ
チロール基を有して、重量平均分子量が3500以上で
あって、ゲル化時間が3分以上のものである。
存在下において、モル比をフェノール類/ホルムアルデ
ヒドく1にして、フェノール類とホルムアルデヒドを付
加反応と縮合反応とを同時に行わせることによって得ら
れる熱溶融硬化型の樹脂であって、分子内に相当数のメ
チロール基を有して、重量平均分子量が3500以上で
あって、ゲル化時間が3分以上のものである。
すなわち、粉末フェノール樹脂は、特定の条件下で、付
加反応と縮合反応とを同時に行わせることによって得ら
れるので、通常のノボラック型およびレゾール型のフェ
ノール樹脂とは、異なる構造を有して、通常のフェノー
ル樹脂が有しない特異な物性を有する樹脂になっている
。そして、この樹脂は、フェノールとホルムアルデヒド
との反応によって得られるものが代表的であるが、フェ
ノールにフェノールの誘導体を混合したものとホルムア
ルデヒドを反応させてもよい。
加反応と縮合反応とを同時に行わせることによって得ら
れるので、通常のノボラック型およびレゾール型のフェ
ノール樹脂とは、異なる構造を有して、通常のフェノー
ル樹脂が有しない特異な物性を有する樹脂になっている
。そして、この樹脂は、フェノールとホルムアルデヒド
との反応によって得られるものが代表的であるが、フェ
ノールにフェノールの誘導体を混合したものとホルムア
ルデヒドを反応させてもよい。
混合するフェノールの誘導体としては、0−m−または
p−クレゾール、ビスフェノールA10−lm−または
p −C2〜C4アルキルフエノル、p−フェニルフェ
ノール、キシレノール、レゾルシン等がある。
p−クレゾール、ビスフェノールA10−lm−または
p −C2〜C4アルキルフエノル、p−フェニルフェ
ノール、キシレノール、レゾルシン等がある。
なお、フェノール類とホルムアルデヒドから付加反応と
縮合反応とを同時に進行させて得られる粉末フェノール
樹脂自体は公知であり(特開昭57−177011号公
報、特開昭5817114号公報、特開昭58−111
822号公報、)、様々に異なる物性を有する粉末フェ
ノール樹脂か得られることが知られている。しかし、得
られた内添紙にも成型性があり、成型されたオーバーレ
イ層も優れた透明性を有することは、本発明において見
出だされたのである。
縮合反応とを同時に進行させて得られる粉末フェノール
樹脂自体は公知であり(特開昭57−177011号公
報、特開昭5817114号公報、特開昭58−111
822号公報、)、様々に異なる物性を有する粉末フェ
ノール樹脂か得られることが知られている。しかし、得
られた内添紙にも成型性があり、成型されたオーバーレ
イ層も優れた透明性を有することは、本発明において見
出だされたのである。
「重量平均分子量」は、メタノールに溶解させてゲルパ
ーミエイション りロマトグラフィーによって測定した
ものである。
ーミエイション りロマトグラフィーによって測定した
ものである。
粒径は1〜150μml好ましくは1〜150μmlの
ものである。
ものである。
ゲル化時間は3分以上、好ましくは5分以上である。
<実質的にパルプからなる繊維基材〉
本発明による粉末フェノール樹脂内添紙は、粉末フェノ
ール樹脂と実質的にパルプからなる繊維基材とを水に分
散させたスラリーを抄紙して得られる。ここで「実質的
にパルプからなる繊維基材」というのは、パルプに対し
て合成繊維(無機質繊維、有機質繊維)を含んでいても
よいことを意味している。すなわち、本発明によるオー
バーレイ層は、合成繊維を加えることによって、優れた
透明性を損なうことなく、耐摩耗性、寸法安定性が向上
して、耐熱性等が増加する。
ール樹脂と実質的にパルプからなる繊維基材とを水に分
散させたスラリーを抄紙して得られる。ここで「実質的
にパルプからなる繊維基材」というのは、パルプに対し
て合成繊維(無機質繊維、有機質繊維)を含んでいても
よいことを意味している。すなわち、本発明によるオー
バーレイ層は、合成繊維を加えることによって、優れた
透明性を損なうことなく、耐摩耗性、寸法安定性が向上
して、耐熱性等が増加する。
本発明で用いるパルプは、木材パルプが代表的であるが
、木材以外の植物を原料とするものであってもよく、両
者を併用することができる。木材パルプは、パルプ化(
機械的処理、化学的処理および両者の併用)の工程によ
り分類される各種のものがあるが、それらを単独使用ま
たは併用してもよい。また、濾水度が50ml以上で5
QOml以下、好ましくは200〜480ml.に叩解
されたフィブリル化木材パルプが、全紙料に少なくとも
10体積%(全紙料の合計量基準)の比率で含有されて
いる。このフィブリル化木材パルプの体積は、粉末フェ
ノール樹脂の体積の1/3以上であることが好ましい。
、木材以外の植物を原料とするものであってもよく、両
者を併用することができる。木材パルプは、パルプ化(
機械的処理、化学的処理および両者の併用)の工程によ
り分類される各種のものがあるが、それらを単独使用ま
たは併用してもよい。また、濾水度が50ml以上で5
QOml以下、好ましくは200〜480ml.に叩解
されたフィブリル化木材パルプが、全紙料に少なくとも
10体積%(全紙料の合計量基準)の比率で含有されて
いる。このフィブリル化木材パルプの体積は、粉末フェ
ノール樹脂の体積の1/3以上であることが好ましい。
パルプとしては、LBKP、LUKP。
NUKPSNBKP、GP、RGP、CGPが好ましい
。
。
く合成繊維および填料〉
パルプに加えることができるものとしての合成繊維は、
本発明では、半合成繊維(たとえばセルロースアセテー
ト繊維)を包含するものであり、また通常は有機質であ
るこれらの繊維の外に、無機質繊維をも包含するものと
する。両者を併用することもできる。合成繊維は、20
体積%以下(全紙料の合HfAを100体積%とする)
、好ましくは15体積%以下、の量で添加することがで
きる。その量であれば粉末フェノール樹脂のノ々ルブへ
の定着が損なわれることがなく、オーバーレイ層の透明
性も損なわれることがない。しかも、オーバーレイ層の
耐摩耗性、寸法安定性を向上させて、耐熱性等を増加さ
せることができる。またパルプ繊維との混和という点か
ら、アスペクト比(繊維長/繊維径)が、1000以下
の合成繊維を用いることが好ましい。
本発明では、半合成繊維(たとえばセルロースアセテー
ト繊維)を包含するものであり、また通常は有機質であ
るこれらの繊維の外に、無機質繊維をも包含するものと
する。両者を併用することもできる。合成繊維は、20
体積%以下(全紙料の合HfAを100体積%とする)
、好ましくは15体積%以下、の量で添加することがで
きる。その量であれば粉末フェノール樹脂のノ々ルブへ
の定着が損なわれることがなく、オーバーレイ層の透明
性も損なわれることがない。しかも、オーバーレイ層の
耐摩耗性、寸法安定性を向上させて、耐熱性等を増加さ
せることができる。またパルプ繊維との混和という点か
ら、アスペクト比(繊維長/繊維径)が、1000以下
の合成繊維を用いることが好ましい。
有機質繊維の具体例としては、例えば下記のものか挙げ
られる。
られる。
ポリエステル繊維、アクリル繊維、アラミド繊維、フェ
ノール繊維、レーヨン繊維、ビニロン繊維等。これら有
機繊維はオーバーレイ層の寸法安定の増大に寄与する。
ノール繊維、レーヨン繊維、ビニロン繊維等。これら有
機繊維はオーバーレイ層の寸法安定の増大に寄与する。
無機質繊維の具体的例としては、例えば下記のものが挙
げられる。
げられる。
ガラス繊維、アルミナシリカ繊維、アルミナ繊維、炭素
繊維等。これらはオーバーレイ層の耐摩耗性の向上、耐
熱性および寸法安定性の増大に寄与する。
繊維等。これらはオーバーレイ層の耐摩耗性の向上、耐
熱性および寸法安定性の増大に寄与する。
本発明による粉末フェノール樹脂内添紙も、これが紙で
あることに相当して、填料を配合したものであってもよ
い。填料は製紙業界において慣用のものであって、一般
に粉末無機物質からなるが、本発明においてはこれらか
ら適当なものを選んで、固有ないし特定の効果を期待す
ることができる。
あることに相当して、填料を配合したものであってもよ
い。填料は製紙業界において慣用のものであって、一般
に粉末無機物質からなるが、本発明においてはこれらか
ら適当なものを選んで、固有ないし特定の効果を期待す
ることができる。
たとえば、オーバーレイ層に耐摩耗性を付与するために
はシリカ粉末を、難燃性を付与するためには水酸化アル
ミニウム粉末を、導電性を付与するためには酸化インジ
ウム粉末または酸化スズ粉末あるいは表面導電性を付与
した酸化チタン粉末を、添加することでかできる。
はシリカ粉末を、難燃性を付与するためには水酸化アル
ミニウム粉末を、導電性を付与するためには酸化インジ
ウム粉末または酸化スズ粉末あるいは表面導電性を付与
した酸化チタン粉末を、添加することでかできる。
このような填料は、オーバーレイ層の表面平滑性等を損
なわない範囲で添加することが望ましく、一般に10〜
30体積%(全紙料の合計量基準)、好ましくは15〜
20体積%、であるのか適当である。なお、透明性、表
面平滑性の合板の美粧性を最大に享有するのは、填料を
使用しない場合である。
なわない範囲で添加することが望ましく、一般に10〜
30体積%(全紙料の合計量基準)、好ましくは15〜
20体積%、であるのか適当である。なお、透明性、表
面平滑性の合板の美粧性を最大に享有するのは、填料を
使用しない場合である。
く内添紙〉
本発明による粉末フェノール樹脂内添紙は、以下のよう
にして製造されることが普通である。すなわち、粉末フ
ェノール樹鮨50〜90体積%(全紙料の合計量基準)
、濾水度が500ml以下に叩解されたフィブリル化木
材パルプを少なくとも10体積%(全紙料の合計量基準
)、繊維基材および水からなるスラリーを調製して、粉
末フェノール樹脂をパルプ繊維に定着させる。スラリの
濃度は、0.1〜1重量%、好ましくは0.05〜0,
1重量%、である。その後でスラリーは、抄造工程で抄
紙機により抄紙されて乾燥状態の粉末フェノール樹脂内
添紙が得られる。抄紙機としては、円網抄紙機、長網抄
紙機または傾斜金網抄紙機の使用か代表的である。なお
、粉末フェノール樹脂の定着は、非イオン性凝集剤、カ
チオン性凝集剤をスラリーに添加することによって効果
的に行われる。凝集剤は、先ず非イオン性凝集剤を粉末
フェノール樹脂とパルプが分散されたスラリーに添加し
て、その後(好ましく抄紙槻の直前)にカチオン性凝集
剤をスラリーに添加して粉末フェノール樹脂を定着させ
る。非イオン性凝集剤の添加量は、0,05〜0.5重
量%(全紙料の合計量基準)、好ましくは0.1〜0.
3重量%、であり、カチオン性凝集剤の添加量は、0.
05〜0.5重量%(全紙料の合計量基準)、好ましく
は0.1〜0.3重量%、である。非イオン性凝集剤の
具体例としては、例えば以下のものを挙げることができ
る。
にして製造されることが普通である。すなわち、粉末フ
ェノール樹鮨50〜90体積%(全紙料の合計量基準)
、濾水度が500ml以下に叩解されたフィブリル化木
材パルプを少なくとも10体積%(全紙料の合計量基準
)、繊維基材および水からなるスラリーを調製して、粉
末フェノール樹脂をパルプ繊維に定着させる。スラリの
濃度は、0.1〜1重量%、好ましくは0.05〜0,
1重量%、である。その後でスラリーは、抄造工程で抄
紙機により抄紙されて乾燥状態の粉末フェノール樹脂内
添紙が得られる。抄紙機としては、円網抄紙機、長網抄
紙機または傾斜金網抄紙機の使用か代表的である。なお
、粉末フェノール樹脂の定着は、非イオン性凝集剤、カ
チオン性凝集剤をスラリーに添加することによって効果
的に行われる。凝集剤は、先ず非イオン性凝集剤を粉末
フェノール樹脂とパルプが分散されたスラリーに添加し
て、その後(好ましく抄紙槻の直前)にカチオン性凝集
剤をスラリーに添加して粉末フェノール樹脂を定着させ
る。非イオン性凝集剤の添加量は、0,05〜0.5重
量%(全紙料の合計量基準)、好ましくは0.1〜0.
3重量%、であり、カチオン性凝集剤の添加量は、0.
05〜0.5重量%(全紙料の合計量基準)、好ましく
は0.1〜0.3重量%、である。非イオン性凝集剤の
具体例としては、例えば以下のものを挙げることができ
る。
ポリエチレンオキサイド、ポリアクリルアミド等。
カチオン性凝集剤の具体例としては、例えば以下のもの
を挙げることができる。
を挙げることができる。
ポリエチレンイミン、ポリアミドポリアミン、カチオン
変性ポリアクリルアミド、カチオン化デンプン等。
変性ポリアクリルアミド、カチオン化デンプン等。
粉末無機物質および(または)合成繊維を加える場合は
、これらの凝集剤をスラリーに添加することか普通であ
る。
、これらの凝集剤をスラリーに添加することか普通であ
る。
得られた乾燥状態の粉末フェノール樹脂内添紙は、表面
に印刷することが容易である。印刷方法としては、オフ
セット印刷、スクリーン印刷が代表的である。
に印刷することが容易である。印刷方法としては、オフ
セット印刷、スクリーン印刷が代表的である。
く木質板〉
本発明におけるオーバーレイ合板は、木質板上にオーバ
ーレイ層を形成させてなる。ここで、「木質板」は、木
材単板を接着剤ではり合わせた合板、集成した木材チッ
プまたは微粉状木粉を樹脂とともに加圧成形して板にし
たもの、その上に木材単材または薄葉を貼着したもの、
および通常の木板等を包含するものである。また、この
「木質板」は、上記のようなものの外に、化粧紙を貼着
したものをも包含するものである。このような木質板は
、難燃化処理したものあるいは防腐処理したもの、であ
ってもよいことはいうまでもない。
ーレイ層を形成させてなる。ここで、「木質板」は、木
材単板を接着剤ではり合わせた合板、集成した木材チッ
プまたは微粉状木粉を樹脂とともに加圧成形して板にし
たもの、その上に木材単材または薄葉を貼着したもの、
および通常の木板等を包含するものである。また、この
「木質板」は、上記のようなものの外に、化粧紙を貼着
したものをも包含するものである。このような木質板は
、難燃化処理したものあるいは防腐処理したもの、であ
ってもよいことはいうまでもない。
なお、木質板といっても、その厚さに対する縦×横の大
きさは任意である。
きさは任意である。
くオーバーレイ層の形成〉
本発明によるオーバーレイ層は、木質板上に重ね合わせ
た内添紙を加圧加熱して粉末フェノール樹脂を溶融硬化
させると共に木質板表面に溶融接着させて形成される。
た内添紙を加圧加熱して粉末フェノール樹脂を溶融硬化
させると共に木質板表面に溶融接着させて形成される。
加圧加熱装置は、特に制約がないが、例えばホットプレ
ス等を用いることができる。
ス等を用いることができる。
加熱は、粉末フェノール樹脂を熱溶融させて、引き続い
て硬化させるのに必要な温度は、120〜180℃、特
に好ましくは140〜170℃、である。
て硬化させるのに必要な温度は、120〜180℃、特
に好ましくは140〜170℃、である。
加圧は、熱溶融した粉末フェノール樹脂がパルプ繊維の
空間(空隙)を埋め、かつ木質板との接着を得るために
5〜70kg/cd、好ましくは10〜50kg/cd
、特に好ましくは30〜40kg/cd、である。加熱
加圧は短い時間で行うことができ、好ましくは5〜10
分程度である。
空間(空隙)を埋め、かつ木質板との接着を得るために
5〜70kg/cd、好ましくは10〜50kg/cd
、特に好ましくは30〜40kg/cd、である。加熱
加圧は短い時間で行うことができ、好ましくは5〜10
分程度である。
得られるオーバーレイ層は、優れた透明性を有している
ので、オーバーレイ層のみでオーバーレイ合板に美粧性
を付与することができるが、オーバーレイ層と木質板と
の間に、好ましくは内添紙の木質板側および(または)
木質板上に、印刷層を形成させれば、印刷層がオーバー
レイ層を通して視認できるので、合板表面に美観を付与
することができる。
ので、オーバーレイ層のみでオーバーレイ合板に美粧性
を付与することができるが、オーバーレイ層と木質板と
の間に、好ましくは内添紙の木質板側および(または)
木質板上に、印刷層を形成させれば、印刷層がオーバー
レイ層を通して視認できるので、合板表面に美観を付与
することができる。
く実験例〉
以下の実験例は、本発明をさらに具体的に説明したもの
である。本発明はこれらの実験例により限定されるもの
ではない。表−1および表−2は、以下の実験例をまと
めたものである。
である。本発明はこれらの実験例により限定されるもの
ではない。表−1および表−2は、以下の実験例をまと
めたものである。
実施例1
木材パルプ(LBKP)は濃度1%で離解後にレファイ
ナーにて濾水度400mlまで叩解を行う。
ナーにて濾水度400mlまで叩解を行う。
その後、木材パルプからなる繊維基材50体積%に対し
て粉末フェノール樹脂(商品名ベルパールS−890、
鐘紡■製)50体積%の比率で水に分散させて濃度が0
.25重量%のスラリーを調製した。分散後に非イオン
性高分子凝集剤(商品名N−210M、昭和電工■製)
を全紙量0.3重量%の比率でスラリーに加えて粉末フ
ェノール樹脂を木材パルプに定着させた。その後で円網
抄紙機のシリンダーの直前でカチオン性凝集剤(商品名
クリフィックスCP−633、栗田工業■製)を0.2
fr量%の比率でスラリーに加えて円網抄紙機により米
坪60tr/rdで抄造を行った。抄造した内添紙を合
板上に積層して150”CC140)c/Cjで7分プ
レスすることで、合板自体の表面を鮮明に写し出した、
透明性に優れたオーバーレイ層を表面に積層したオーバ
ーレイ合板を得た。
て粉末フェノール樹脂(商品名ベルパールS−890、
鐘紡■製)50体積%の比率で水に分散させて濃度が0
.25重量%のスラリーを調製した。分散後に非イオン
性高分子凝集剤(商品名N−210M、昭和電工■製)
を全紙量0.3重量%の比率でスラリーに加えて粉末フ
ェノール樹脂を木材パルプに定着させた。その後で円網
抄紙機のシリンダーの直前でカチオン性凝集剤(商品名
クリフィックスCP−633、栗田工業■製)を0.2
fr量%の比率でスラリーに加えて円網抄紙機により米
坪60tr/rdで抄造を行った。抄造した内添紙を合
板上に積層して150”CC140)c/Cjで7分プ
レスすることで、合板自体の表面を鮮明に写し出した、
透明性に優れたオーバーレイ層を表面に積層したオーバ
ーレイ合板を得た。
実施例2
配合比を高叩解パルプ(濾水度−50ml)10体積%
、粉末フェノール樹脂(商品名ベルパールS−890、
鐘紡■製)90体積%(両者の合計量を100体積%と
する)とする以外は、実施例1と同様して抄造を行った
が、連続抄紙が可能であった。抄造後に得られた内添紙
を実施例1と同様にして加熱プレスすることにより透明
性に優れたオーバーレイ層を表面に積層したオーバーレ
イ合板を得た。
、粉末フェノール樹脂(商品名ベルパールS−890、
鐘紡■製)90体積%(両者の合計量を100体積%と
する)とする以外は、実施例1と同様して抄造を行った
が、連続抄紙が可能であった。抄造後に得られた内添紙
を実施例1と同様にして加熱プレスすることにより透明
性に優れたオーバーレイ層を表面に積層したオーバーレ
イ合板を得た。
実施例3
配合比を粉末フェノール樹脂50体積%、パルプ(濾水
度−400ml)30体積%、ガラス繊維(商品名UP
GI/4ZA508、−L ニチカユ−エムグラス■製
)20体積%(合計量を100体積%とする)とする以
外は実施例1と同様にして抄造を行った。抄造後、実施
例1と同様に加熱プレスすることで透明なオーバーレイ
層を有するオーバーレイ合板を得た。このオーバーレイ
合板について、落差摩耗試験をASTM D673−
70の試験法に準じて行って、表面粗さから耐摩耗性を
評価し、実施例1のオーバーレイ合板と比較した。無機
質繊維が配合されている本実施例のオーバーレイ合板は
、実施例1のオーバーレイ合板よりも耐摩耗性の点で向
上していた。
度−400ml)30体積%、ガラス繊維(商品名UP
GI/4ZA508、−L ニチカユ−エムグラス■製
)20体積%(合計量を100体積%とする)とする以
外は実施例1と同様にして抄造を行った。抄造後、実施
例1と同様に加熱プレスすることで透明なオーバーレイ
層を有するオーバーレイ合板を得た。このオーバーレイ
合板について、落差摩耗試験をASTM D673−
70の試験法に準じて行って、表面粗さから耐摩耗性を
評価し、実施例1のオーバーレイ合板と比較した。無機
質繊維が配合されている本実施例のオーバーレイ合板は
、実施例1のオーバーレイ合板よりも耐摩耗性の点で向
上していた。
実施例4
配合比を粉末フェノール樹脂50体積%、パルプ(濾水
度−400ml)30体積%およびレーヨン繊維(1,
5dX5mm、ダイワボウ■製)20体積%(合計量を
100体積%とする)とする以外は実施例1と同様にし
て抄造を行った。抄造後、実施例1と同様に加熱プレス
することよって透明なオーバーレイ層を有するオーバー
レイ合板を得た。
度−400ml)30体積%およびレーヨン繊維(1,
5dX5mm、ダイワボウ■製)20体積%(合計量を
100体積%とする)とする以外は実施例1と同様にし
て抄造を行った。抄造後、実施例1と同様に加熱プレス
することよって透明なオーバーレイ層を有するオーバー
レイ合板を得た。
実施例5
配合比を粉末フェノール樹脂50体積%、酸化インジウ
ム(I n 203) 20体積%、パルプ(濾水度−
400ml)20体積%および高叩解パルプ(濾水度−
50ml)10体積%(全部の合計量を100体積%と
する)とする以外は実施例1と同様に抄造を行った。抄
造後、実施例1と同様に加熱プレスすることによって透
明なオーバーレイ層を有するオーバーレイ合板を得た。
ム(I n 203) 20体積%、パルプ(濾水度−
400ml)20体積%および高叩解パルプ(濾水度−
50ml)10体積%(全部の合計量を100体積%と
する)とする以外は実施例1と同様に抄造を行った。抄
造後、実施例1と同様に加熱プレスすることによって透
明なオーバーレイ層を有するオーバーレイ合板を得た。
このオーバーレイ合板の表面抵抗は1にオーム/口であ
った。
った。
実施例6
配合比を粉末フェノール樹脂50体積%、水酸化アルミ
ニウム(A12(OH)3)20体積%、パルプ(濾水
度−400ml)20体積%および高叩解パルプからな
る繊維基材(濾水度−50ml)10体積%(全部の合
計量を100体積%とする)とする以外は実施例1と同
様に抄造を行った。抄造後、実施例1と同様に加熱プレ
スすることにょって耐熱性を有するオーバーレイ層を有
するオーバーレイ合板を得た。
ニウム(A12(OH)3)20体積%、パルプ(濾水
度−400ml)20体積%および高叩解パルプからな
る繊維基材(濾水度−50ml)10体積%(全部の合
計量を100体積%とする)とする以外は実施例1と同
様に抄造を行った。抄造後、実施例1と同様に加熱プレ
スすることにょって耐熱性を有するオーバーレイ層を有
するオーバーレイ合板を得た。
実施例7
実施例1で得られた内添紙にアクリル・ウレタン樹脂系
の印刷インキでオフセット印刷を行った後に、印刷面を
合板と接するようにして内添紙と合板とを積層して実施
例1と同じ条件で加熱プレスするこで、印刷層を写しだ
すオーバーレイ合板を得た。
の印刷インキでオフセット印刷を行った後に、印刷面を
合板と接するようにして内添紙と合板とを積層して実施
例1と同じ条件で加熱プレスするこで、印刷層を写しだ
すオーバーレイ合板を得た。
実施例8
合板上にアクリル・ウレタン樹脂系の印刷インキでスク
リーン印刷して、その上に実施例1て得内添紙を積層し
て実施例1と同し条件で加熱プレスするこで、合板の印
刷層を表面に写しだしたオーバーレイ合板を得た。
リーン印刷して、その上に実施例1て得内添紙を積層し
て実施例1と同し条件で加熱プレスするこで、合板の印
刷層を表面に写しだしたオーバーレイ合板を得た。
比較例1
配合比を粉末フェノール樹脂45体積%、パルプ(濾水
度−400ml)55体積%(両者の合計量を100体
積%とする)とする以外は実施例1と同様に抄造を行っ
た。この配合でも連続抄紙が可能であったが、得られた
内添紙を実施例1と同様に加熱プレスしたところ、粉末
フェノール樹脂が紙繊維の空間を埋めつくすことができ
ないために、オーバーレイ層が白化して十分な透明性が
得られなかった。
度−400ml)55体積%(両者の合計量を100体
積%とする)とする以外は実施例1と同様に抄造を行っ
た。この配合でも連続抄紙が可能であったが、得られた
内添紙を実施例1と同様に加熱プレスしたところ、粉末
フェノール樹脂が紙繊維の空間を埋めつくすことができ
ないために、オーバーレイ層が白化して十分な透明性が
得られなかった。
比較例2
配合比を粉末フェノール樹脂95体積%、高叩解(濾水
度−50ml)5体積%(両者の合計量を100体積%
とする)とする以外は実施例1と同様に抄造を行った。
度−50ml)5体積%(両者の合計量を100体積%
とする)とする以外は実施例1と同様に抄造を行った。
この比率の配合においては、パルプからなる繊維基材の
繊維の量が不足していたために粉末フェノール樹脂がパ
ルプ繊維に定着せず、連続抄紙が不可能であった。
繊維の量が不足していたために粉末フェノール樹脂がパ
ルプ繊維に定着せず、連続抄紙が不可能であった。
比較例3
配合比を粉末フェノール樹脂60体積%、パルプ(濾水
度−400ml)20体積%およびガラス繊維(商品名
UPGI/4ZA508、ユニチカユーエムグラス■製
)30体積%(全部の合計量を100体積%とする)と
する以外は実施例1と同様に抄造を行った。この配合で
も連続抄紙が可能であったが、実施例1と同様に加熱プ
レスしたところ、粉末フェノール樹脂が紙繊維の空間を
埋めつくすことができないために、フェノール樹脂層が
白化してしまい十分な透明性が得られなかった。
度−400ml)20体積%およびガラス繊維(商品名
UPGI/4ZA508、ユニチカユーエムグラス■製
)30体積%(全部の合計量を100体積%とする)と
する以外は実施例1と同様に抄造を行った。この配合で
も連続抄紙が可能であったが、実施例1と同様に加熱プ
レスしたところ、粉末フェノール樹脂が紙繊維の空間を
埋めつくすことができないために、フェノール樹脂層が
白化してしまい十分な透明性が得られなかった。
比較例4
配合比を粉末フェノール樹脂50体積%およびパルプ(
濾水度−550ml)50体積%(両者の合計量を10
0体積%とする)とする以外は実施例1と同様に抄造を
行った。この配合でも連続抄紙が可能であったが、実施
例1と同様に加熱プレスしたところ、粉末フェノール樹
脂が紙繊維の空間を埋めつくすことができないために、
オーバーレイ層が白化してしまって十分な透明性が得ら
れなかった。
濾水度−550ml)50体積%(両者の合計量を10
0体積%とする)とする以外は実施例1と同様に抄造を
行った。この配合でも連続抄紙が可能であったが、実施
例1と同様に加熱プレスしたところ、粉末フェノール樹
脂が紙繊維の空間を埋めつくすことができないために、
オーバーレイ層が白化してしまって十分な透明性が得ら
れなかった。
表−1
表−2
注1.数字は、体積%を示す。
注2.○は、優れていることを示す。
注1.数字は、体積%を示す。
注2.×は、透明性にあっては、不十分な状態を示し、
抄紙性にあっては、連続抄紙が不可能であることを示す
。
抄紙性にあっては、連続抄紙が不可能であることを示す
。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、木質板上にオーバーレイ層を設けてなるオーバーレ
イ合板において、このオーバーレイ層が下記の通りに定
義される粉末フェノール樹脂内添紙を加圧加熱して木質
板上に形成させたものであることを特徴とする、オーバ
ーレイ合板。 (イ)粉末フェノール樹脂が、過剰の塩酸触媒存在下に
おいて、フェノール類とホルムアルデヒドを付加反応と
縮合反応とを同時に行わせて得られる熱溶融硬化型の樹
脂であって、分子内にメチロール基を有し、重量平均分
子量が3500以上であって、ゲル化時間が3分以上の
ものであること。 (ロ)粉末フェノール樹脂内添紙を構成する繊維基材が
実質的にパルプからなっていて、濾水度500ml〜5
0mlに叩解されている木材パルプが、少なくとも10
体積%(全紙料の合計量基準)含有されているものであ
ること。 (ハ)粉末フェノール樹脂内添紙中の粉末フェノール樹
脂含有量が、50〜90体積%(全紙料の合計量基準)
であること。 2、合成繊維が0〜20体積%(全紙料の合計量基準)
の範囲で含有されている、請求項1記載のオーバーレイ
合板。 3、粉末無機物質が、10〜30体積%(全紙料の合計
量基準)の範囲で含有されている請求項1または2記載
のオーバーレイ合板。 4、木質板とオーバーレイ層との間に、両者の一方また
は双方に設けられた印刷層を有していて、オーバーレイ
層を介してこれを視認することができる、請求項1〜3
項のいずれか1項記載のオーバーレイ合板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22088290A JP2851397B2 (ja) | 1990-08-22 | 1990-08-22 | オーバーレイ合板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22088290A JP2851397B2 (ja) | 1990-08-22 | 1990-08-22 | オーバーレイ合板 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04101802A true JPH04101802A (ja) | 1992-04-03 |
| JP2851397B2 JP2851397B2 (ja) | 1999-01-27 |
Family
ID=16758017
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22088290A Expired - Fee Related JP2851397B2 (ja) | 1990-08-22 | 1990-08-22 | オーバーレイ合板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2851397B2 (ja) |
-
1990
- 1990-08-22 JP JP22088290A patent/JP2851397B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2851397B2 (ja) | 1999-01-27 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| RU2431572C1 (ru) | Препрег | |
| JP2550484B2 (ja) | セルロース系ボード製造用組成物 | |
| AU2008337508A1 (en) | Compressible decorative paper impregnating agent which can be printed by the inkjet method | |
| CN117203391A (zh) | 防水且可再浆化的组合物 | |
| US2804418A (en) | Overlaid woody material and method of making the same | |
| EP1662044B1 (en) | Fibrous non woven mat and method for making the same | |
| FI66938C (fi) | Foerfarande foer framstaellning av en laminerad skivprodukt | |
| PL192922B1 (pl) | Laminat dekoracyjny i sposób wytwarzania laminatu dekoracyjnego | |
| EP0129022A2 (en) | Process for making dry friction material | |
| US20250011520A1 (en) | Multi-part lignin-based resin system for decorative laminates | |
| JP4310715B2 (ja) | シート状不燃成形体 | |
| JP3528103B2 (ja) | 不燃性シ−トまたは不燃性成形体及びその製造方法 | |
| JP2851397B2 (ja) | オーバーレイ合板 | |
| JPS59206436A (ja) | 乾式摩擦材料の製造法 | |
| HUP0104247A2 (hu) | Kompozit termékek és eljárás előállításukra | |
| JP4678631B2 (ja) | シート状不燃化粧材 | |
| JP3664192B2 (ja) | 不燃シートまたは不燃成形体 | |
| US3046171A (en) | Cellulosic product | |
| FI68691B (fi) | Impregnerat papper samt foerfarande foer dess tillverkning ochanvaendning | |
| US20210114362A1 (en) | Decorative laminates with core layer subjected to sodium alginate treatment | |
| JP4587006B2 (ja) | シート状不燃成形体 | |
| JP2004034512A (ja) | 化粧板及びその製造方法 | |
| JPH07310300A (ja) | 難燃性積層板用原紙及び難燃性積層板 | |
| JPH09123379A (ja) | 紙積層体 | |
| JPS60501152A (ja) | 建材ボ−ド |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |