JPH0410195Y2 - - Google Patents

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JPH0410195Y2
JPH0410195Y2 JP19436785U JP19436785U JPH0410195Y2 JP H0410195 Y2 JPH0410195 Y2 JP H0410195Y2 JP 19436785 U JP19436785 U JP 19436785U JP 19436785 U JP19436785 U JP 19436785U JP H0410195 Y2 JPH0410195 Y2 JP H0410195Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 煉瓦はその製造に当り、均質で斑のない品質と
するため、焼成するのに先立ち乾燥する。
本考案はこの乾燥工程において煉瓦を支持し、
乾燥効率を向上させるために用いるスペンサーに
関するものである。
「従来の技術」 上記の乾燥工程では煉瓦の種類に応じて100〜
600℃の範囲内の適当な温度に調整して乾燥する。
従来、酸性煉瓦、塩基性煉瓦などの一般物を100
〜300℃で乾燥する場合は段ボールのスペーサー
を、ニユーセラミツクなどの特種物を300〜600℃
で乾燥する場合は鋼鉄製のスペーサーが用いられ
ていた。
「考案が解決しようとする問題点」 上記の段ボールのスペーサーは潰れて変形し易
く、煉瓦の支持が不安定で、延いては煉瓦に疵な
どの不良を発生させ、又硬化して折れ易く耐久性
がないという問題点があり、鋼鉄製のスペーサー
は硬度が高く、熱伝導性がよいから煉瓦が破損し
たり、乾燥斑が発生し、延いては製品が品質的に
不均一になるという問題点があつた。
本考案の目的はこのような問題点を解決し、品
質的に優れた煉瓦を製造するのに寄与する煉瓦乾
燥用スペーサーを提供することである。
「問題点を解決するための手段」 上記の如き煉瓦の乾燥工程に用いるスペーサー
に要求される特性としては(イ)耐熱性が優れ100〜
600℃の高温に耐えること、(ロ)クツシヨン性がよ
く、しかも適度の密度があり煉瓦に疵をつけず、
且つその重量を受けても変形しにくいこと、(ハ)適
度の摩擦係数があり、煉瓦が滑らないこと、(ニ)耐
久性がよく寿命が長いこと、(ホ)溶融や有毒ガスの
発生がなく、溶融物が煉瓦に付着したり、悪臭を
放つたりしないこと、(ヘ)粉塵が発生せず、作業環
境を悪化させないこと、(ト)吸湿性が小さく、含有
水の斑による不均質を発生させないこと、(チ)
適度の引張り強度があり、煉瓦を乗せるパレツト
同士を継ぐ用をなし得ることであり、本考案の煉
瓦乾燥用スペーサーはこれらの要件を総て満たし
ているもので以下その構成を図面に基き説明す
る。
本考案の煉瓦乾燥用スペーサー1は耐熱性がよ
いアラミド繊維よりなるバツト2を複数層とアラ
ミド繊維の糸で製織した基布3を1枚又は複数枚
とを積層し、ニードリングによつてバツト2と基
布3を、その構成する繊維を絡み合わせてフエル
ト体としたものであり、更に高い耐熱性、耐久性
を要求される場合にはこのフエルト体に樹脂4処
理を施す。バツト2の積層数は3〜12層、好まし
くは5〜10層であり、基布3の枚数は普通1〜5
枚であり、ニードリング後の密度は0.25〜0.60
g/cm3であることが好ましく、この範囲を上回る
と硬くてクツシヨン性に欠け、煉瓦を疵つけ易く
なり、又空隙率が低下し、熱伝導率が大きくな
る。逆に下回ると腰がなくなり、変形し易く、煉
瓦の積み上げが不安定になり、耐久性が低下す
る。アラミド繊維としてはポリパラフエニレンテ
レフターアミド及びポリメタフエニレンイソフタ
ールアミドが好ましくこれらは絡合性が比較的よ
く、又基布が存在するので繊維はこれに突き刺さ
り、更に繊維同士が絡み合うので高密度のものが
容易に得られる。樹脂処理は侵漬、塗布などで行
い、樹脂4の付着量は被処理物に対して5〜50重
量%で、樹脂の種類としてはエポキシ樹脂、シリ
コン樹脂、ポリイミド樹脂、ウレタン樹脂、アク
リル樹脂などが用いられる。使用に当つては各ス
ペーサーは所要寸法に切断して用いる。
「作用」 前記の構造のスペーサーを用い、ペレツト上に
スペーサー、煉瓦の順に積み、この組合わせを1
段又は複数段積み上げ、乾燥機に入れて高温乾燥
する。煉瓦はスペーサー上に安定して保持され且
つ一定の間隔が保たれ、熱風が均一に接触し、均
質に乾燥される。
「考案の効果」 本考案の煉瓦乾燥用のスペーサーは前記のよう
な構成で、耐熱性、クツシヨン性、耐久性がよ
く、適度の密度と摩擦係数があり、溶融せず、粉
塵や有毒ガスが発生することはないから、煉瓦と
共に多段積み上げても、その重量に耐えて変形し
ないので煉瓦の荷崩れや、損傷がなく、一定間隔
が保たれているので乾燥効率がよく、しかも均一
に乾燥され、粉塵や溶融物が付着することなく、
又高温と重量に耐えて長期間使用でき、作業環境
を悪化させないなど多くの効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の煉瓦乾燥用スペーサーの断面
図、第2図は別の実施例のスペーサーの断面図で
ある。 図において、1……煉瓦乾燥用スペーサー、2
……バツト、3……基布、4……樹脂。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) アラミド繊維よりなるバツトの複数層とアラ
    ミド繊維の糸で製織した基布の1枚又は複数枚
    とを積層し、ニードリングによつて結合一体化
    し、フエルト体としてなることを特徴とする煉
    瓦乾燥用スペーサー。 (2) 該フエルト体に樹脂処理を施してなることを
    特徴とする実用新案登録請求の範囲第(1)項記載
    の煉瓦乾燥用スペーサー。
JP19436785U 1985-12-19 1985-12-19 Expired JPH0410195Y2 (ja)

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JPS62101833U JPS62101833U (ja) 1987-06-29
JPH0410195Y2 true JPH0410195Y2 (ja) 1992-03-13

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