JPH04102094A - 原子炉非常用凝縮装置およびその設置装置 - Google Patents

原子炉非常用凝縮装置およびその設置装置

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JPH04102094A
JPH04102094A JP2218202A JP21820290A JPH04102094A JP H04102094 A JPH04102094 A JP H04102094A JP 2218202 A JP2218202 A JP 2218202A JP 21820290 A JP21820290 A JP 21820290A JP H04102094 A JPH04102094 A JP H04102094A
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reactor
pool
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  • Structure Of Emergency Protection For Nuclear Reactors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は非常時に原子炉内の蒸気を凝縮し、原子炉を冷
却するための原子炉非常用炉心冷却装置に関する。
(従来の技術) 従来の原子炉非常用凝縮装置を第8図および第9図に従
って説明する。第8図は原子炉格納容器1に従来の原子
炉非常用凝縮装置6を組み込んだ配管流路系統を示す図
である。第8図において、原子炉格納容器1内に原子炉
圧力容器2が配置され、この原子炉圧力容器2に接続さ
れた入口配管3が第1人口弁4および第2人口弁5を介
して原子炉非常用凝縮装置6に接続されている。この原
子炉非常用凝縮装置6に接続された出し]配管7の他方
は第1出目弁8および第2出目弁9を介して原子炉圧力
容器2に接続されている。
第9図は従来の横型U字管式の原子炉非常用凝縮装置6
を一部側面で示す縦断面図である。従来の原子炉非常用
凝縮袋@6は鋼製タンク15の下部に外部に突き出した
円筒状蒸気室17および水室18と、蒸気室17および
水室18とタンク15内を仕切る管板19と、管板19
に接続され、蒸気室17と水室18を連通する複数のU
字状伝熱管24と、蒸気室17および水室18に取り付
けられた蓋20と、タンク15の上部に取り付けられた
蒸気ベント管16と、蒸気室17に接続された入口配管
3と、水室18に接続された出口配管7とから構成され
ている。
原子炉通常運転中は第1出口弁8を閉とし、第1人口弁
4、第2人口弁5および第2人口弁9を開けた状態であ
る。
原子炉圧力容器2に接続された主蒸気管(図示せず)が
隔離された原子炉隔離時には第1出目弁8を開けること
により原子炉圧力容器2から入口配管3、原子炉非常用
凝縮装置6、出口配管7を経て原子炉圧力容器2に戻る
流路が形成される。
原子炉圧力容器2内の蒸気は入口配管3から蒸気室17
に流入し、さらに伝熱管24内に流入し、タンク15内
の水と熱交換して凝縮される。凝縮水は水室18に流入
し、出口配管7を経由して原子炉圧力容器2へ戻る。タ
ンク15内の水は伝熱管24の表面で加熱され沸騰する
。発生した蒸気は蒸気放出管16から外部へ放出される
保守点検時の伝熱管検査は蒸気室17および水室18に
取り付けられた蓋20を取り外し、管板19に接続され
たU字状の伝熱管24の内側から渦流深傷試験等を行う
(発明が解決しようとする課題) 現在、原子炉発電所においては、ポンプ等の動力的機器
を削減し、単純な構造でかつ信頼性の向上した機器が要
望されている。そこでポンプ等を用いないで原子炉の冷
却を行うことができる前述の原子炉非常用冷却装置は重
要性が増大している。
このため、より長時間の除熱を行うことができるよう大
型のコンクリート製プール内に複数の非常用凝縮装置を
設置することが考えられている。
従来の横型U字管式の非常用凝縮装置では設置に必要な
面積が大きく、プール内への複数基の設置に対し、レイ
アウト上の制約が大きくなること、水平管では凝縮水の
排出性が悪く、凝縮性能が垂直管に比較して低下するこ
と等の課題がある。このため、垂直の伝熱管群を有し、
その上部に蒸気室、下部に氷室を設け、伝熱管内で凝縮
を行う方式の小型の原子炉非常用凝縮装置が考えられて
いる。しかしながら、この方式の原子炉非常用凝縮装置
では管外側で沸騰したプール水が上4すると蒸気室下面
に妨げられ、上昇流が弱まること、および蒸気室の重量
が重くなり、耐震上好ましくない課題がある。また、伝
熱管の渦流深傷試験等に際しては蒸気室の蓋を取り外す
等の作業が必要であること。さらに、蒸気室の外側が常
に水で満たされているため、通常運転中に凝縮が生じ不
必要な放熱が生じる等の課題がある。
本発明は上記課題を解決するためになされたもので、高
い凝縮性能を有し、放熱等の問題もなく、保守性に優れ
た原子炉非常用凝縮装置を提供することにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明はプール内に設置された垂直筒状胴と、この胴の
上下両端に接続された一対の管板と、この一対の管板に
開口して接続された複数の垂直伝熱管と、前記胴の上部
または上側管板に接続された第1の配管と、前記胴の下
部または下側管板に接続された第2の配管と、前記胴に
接続され前記プールの底面と前記下側管板との間に空間
が形成されるよう下方に伸びた複数の脚とを具備したこ
とを特徴とする。
(作 用) 原子炉圧力容器に接続した主蒸気管が隔離された場合、
原子炉圧力容器から原子炉非常用凝縮装置の第1の配管
を通り円筒状胴内に蒸気が導かれ、多数の伝熱管の外側
で熱交換し凝縮され、第2の配管により原子炉圧力容器
に戻される。非常用凝縮装置の周辺部のプール水は下側
管板から伝熱管内に導かれ、加熱され沸騰して上側管板
から上方に流出する。これによって原子炉の蒸気は凝縮
することにより熱をプール水に伝え、原子炉は安全に冷
却される (実施例) 第1図から第4図を参照しながら本発明に係る原子炉非
常用凝縮装置の第1の実施例について説明する。
第1図は第1の実施例で、原子炉格納容器1に原子炉非
常用凝縮装置6aを組み込んだ配管流路系統を示す。原
子炉格納容器1内に設置された原子炉圧力容器2の蒸気
相部2aは入口配管3を介して原子炉非常用凝縮装置6
aに接続され、原子炉非常用冷却装置6aは出口配管7
を介して原子炉圧力容器2の液相部2bに、また、ベン
ト配管10を介して圧力抑制プール27にそれぞれ接続
される。
原子炉圧力容器2の蒸気相部2aには減圧配管13が接
続され、その配管の他方には減圧弁14が接続され、減
圧弁14の吐出側減圧配管13は原子炉格納容器1内の
空間部に開口している。
第2図は第1の実施例における原子炉非常用凝縮装置6
aの全体概要を示す外形図である。この原子炉非常用凝
縮装置6aは円形で水平な上側管板21と、円形で水平
な下側管板22と、上側管板21と下側管板22の全周
に接続され、垂直な円筒形をなす胴23と、上側管板2
1と下側管板22に接続され両端が開口した垂直の複数
の伝熱管24と、下側管板22と設置床面に間隙をもた
せ得る胴23の外周に互いに間隙をもって取り付けられ
た脚25と、上側管板21に接続された入口配管3と、
胴23に接続された出口配管7と、ベント配管10と、
入口配管3の外周に取り付けられた断熱材26とから構
成される。出口配管7は胴23の最も下部に接続され、
ベント配管10は出口配管7より高い位置で胴23の円
筒の中心線に対し入口配管3と対称な位置に接続される
第3図は第2図に示す第1の実施例における原子炉非常
用凝縮装置6aの垂直断面を示す図である。伝熱管24
は上側管板21および下側管板22を貫通して開口する
よう接続されている。入口配管3はU字管を形成する。
第4図は第2図および第3図における第1の実施例の原
子炉非常用凝縮装置6aの設置状態を示す縦断面図であ
る。
原子炉非常用凝縮袋ff16aは水で満たされた凝縮装
置プール30の底を形成するコンクリートスラブ31の
一部に円形状銅製底板32を設置し、この底板32上に
原子炉非常用凝縮袋R6aを設置する。
原子炉非常用凝縮装置6aの周囲に円筒形で凝縮装置プ
ール30の水面より低い位置に上端をもつ円筒形状の外
部シュラウド33を設置する。プール水入口弁34をプ
ール水入口配管35を介して外部シュラウド33のコン
クリートスラブ31の上面に近い高さに接続する。また
、スカート36を外部シュラウド33の内面でプール水
入口配管35の開口部より高い位置に接続し、スカート
36の下端は原子炉非常用凝縮装置6の下面近傍の高さ
までとする。底板32にはドレン配管37を介してドレ
ン弁38を接続する。外部シュラウド33の上端には外
部シュラウド33と円心円筒状の堰39を取り外し可能
なように設置する。
次に上記のように構成された原子炉非常用凝縮装置6a
の作用について説明する。
本実施例における原子炉非常用凝縮袋ff16aは原子
炉圧力容器に接続された主蒸気管が隔離した場合、原子
炉圧力容器内で発生する蒸気を凝縮し、原子炉圧力容器
内の冷却を行う。また、万一、原子炉格納容器1内で配
管が破断するような事故が発生した場合、原子炉格納容
器1内の蒸気を凝縮し、原子炉格納容器1を冷却する。
原子炉の通常運転中、第1人口弁4、第2人[1弁5、
および第1出目弁8は開状態に、第2出L1弁9および
ベント弁11は閉状態に維持される。
原子炉非常用凝縮装置6aの内部、出口配管7、ベント
配管10の内部ばあらかしめ水で満たし、伝熱管24お
よび胴23上側管板21は蒸気に接しないようにしてお
く。
入口配管3の逆U字状の配管部から原子炉圧力容器2ま
での配管部は蒸気で充満しているが周囲の断熱材26に
よりプール水との熱交換は極力押さえられる。外部シュ
ラウド33の上部の堰39は取り外された状態とし、プ
ール水入[J弁34は閉状態となっている。
原子炉の主蒸気管(図示せず)が隔離された場合、直ち
に第2出口弁を開くことにより、原子炉非常用凝縮装置
6a内の凝縮水が重力により出口配管7を通じて原子炉
は流入する。これにより原子炉圧力容器2から入口配管
3を通じて蒸気が原子炉非常用凝縮装置6aに流入し始
める。原子炉非常用凝縮装置6aに流入した蒸気は伝熱
管24を開してプール水と熱交換を行い、伝熱管24の
外周面で凝縮し、凝縮水は原子炉非常用凝縮装置6aの
底部に落下し、出口配管7を通じて連続的に原子炉圧力
容器2へ戻される。原子炉非常用凝縮装置6aは原子炉
圧力容器2より高い位置に設置しているため、入口配管
3内の蒸気と出口配管7内の凝縮水の密度差により重力
の作用による自然循環力が生じ、連続的に原子炉非常用
凝縮装置6a内に蒸気が流入され、凝縮が行われる。
一方、伝熱管24の内側表面で加熱されたプール水は沸
騰が生じ、二相流状態となるため、原子炉非常用凝縮装
置6aの周辺のプール水と伝熱管24内側の水の密度差
が生じ、上昇流が生じる。
これによりプール水はプール水大口弁34から流入し、
スカート36に添って原子炉非常用凝縮袋R6aの下部
に導かれ、伝熱管24に流入し、加熱され沸騰し、伝熱
管24から上方に流出する。
次に事故時の作用について説明する。万一、原子炉格納
容器1内で配管破断の事故が生じた場合、減圧弁14が
開放されて原子炉圧力容器2内の蒸気が放出され、減圧
され、重力落下式非常用炉心冷却装置(図示せず)によ
り、炉心の冷却が行われる。原子炉圧力容器2が充分減
圧された後、第2出目弁9を開くことにより、上述の原
子炉主蒸気管の隔離時の冷却と同様に、蒸気が入口配管
3を通じて原子炉非常用凝縮装置6aに流入し凝縮され
、出口配管7を通じて凝縮水が原子炉に戻される。
原子炉圧力容器2内の蒸気が凝縮されるにつれて圧力が
低下し、初期に原子炉格納容器1内に放出された蒸気が
、減圧弁14を通じて逆流し、原子炉格納容器1内の蒸
気も凝縮される。原子炉格納容器1内の非凝縮性ガスが
伝熱管24の周辺に集まり、伝熱性能が低下すると、−
次的に原子炉圧力容器2の圧力は上昇する。そこで、ベ
ント弁11を開けることにより圧力抑制プール内に非凝
縮性ガスが押し出され再び凝縮が開始される。ベント弁
11は開状態のままでもベント配管11の原子炉非常用
凝縮装置6a内の開[」部より出口配管7の開口部が低
い位置にあるため、凝縮には優先的に出「]配管7から
原子炉へ戻される。
次に保守点検時について説明する。定期検査においては
外部シュラウド33の上部に堰39を取り付け、プール
水大口弁34を閉め、ドレン弁38を開け、ドレン配管
37から外部シュラウド33内のプール水をドレンする
。これにより作業員か原子炉非常用凝縮袋fiEt6a
へ接近し検査を行うことが可能である。また、この状態
で管内に素子を挿入し過流探傷試験を実施できる。
さらに万一、補修が必要になった場合には、脚25の固
定を外し、接続配管のフランジを外すことによりプール
外へ搬出することが可能である。
本実施例による原子炉非常用凝縮装置は次に示す効果か
ある。
■伝熱管か垂直に設けられており、凝縮水が重力によっ
て最も早く落下し、排除される形状であるため、伝熱管
表面に形成される液膜が薄くなり、高い凝縮能力が得ら
れる。
■垂直管であるため、プール水の上昇に妨げになるもの
がなく、プール水の高い循環流量が得られ、高い伝熱性
能が得られる。
■起動時に急激な凝縮を防止するため、入口弁は通常運
転中も常に開けておく必要があるが、本実施例では入口
管を上面に接続しているため、通常運転時には内部を水
で満たし、伝熱管等が蒸気に接しない構造となっている
■入【」配管は保温材で覆われているため、通常運転中
に不用な凝縮により放熱することを防止できる。従って
、原子炉の効率の定価、プール水の不用な温度上昇とい
った問題が生じない。
■検査においては通常の熱交換器と異なり、氷室を持た
ない構造のため、伝熱管の濁流探傷試験等においても氷
室の蓋等を取り外すといった作業を必要とせず、直接伝
熱管内に素子を挿し込みできる。このため、非常に大き
な保守作業の軽減が可能となり、作業員の被曝低減の上
でさらに大きな効果が生じる。
■原子炉蒸気が胴側に流入する構造のため、管側から検
査を行う上述のような作業においては作業員が放射能の
高い胴側に直接面することなく、作業員の被曝低減の上
でさらに大きな効果が期待できる。
■プール水に外部シュラウドを設置して、プール水全景
を抜くこと無く外部シュラウド内の水のみ排出すること
ができるため、検査、保守に要する時間が短縮される。
■上部に重量の大きい蒸気室を設ける必要もないため、
耐震上も非常に有利である。
■伝熱管および胴が常に同じ条件にあるため、熱膨張差
が生じ難く、過大な応力の発生およびそれを防止するた
めの特殊な設計の必要がない。
第5図および第6図を用いて本発明に係る原子炉非常用
凝縮装置の第2の実施例を説明する。
第5図は本発明の第2の実施例の原子炉非常用凝縮装置
6bを組み込んだ配管流路系統を示す図である。原子炉
格納容器1内に開放した入口配管3を大口弁4を介して
原子炉非常用冷却装置6に接続する。さらに、原子炉非
常用凝縮装置6bから出目弁8を介して出口配管7を圧
力抑制プール13内に開放するよう接続する。
第6図は本発明の第2の実施例の縦断面図である。上側
管板21.下側管板22.胴23.伝熱管249脚25
の構成は上述の第1の実施例と同様である。入口配管3
は胴23の上部に取り付けられ接続される。出口配管7
は胴23の円筒の中心線に対し入口配管3と対称な位置
で最下部に接続される。その他外部シュラウド等の構成
は前記第1の実施例と同様である。
次に第2の実施例の作用を説明する。本実施例における
原子炉非常用凝縮装置6bは、万一原子炉格納容器1内
で配管が破断するような事故が生じた場合、原子炉格納
容器1内の蒸気を凝縮し、原子炉格納容器1を冷却する
原子炉の通常運転中は入口便4を開け、出目弁8を閉め
た状態に維持される。万一事故が発生した場合、減圧弁
14が開放され、減圧され、重力落下式非常用炉心冷却
装置(図示せず)により炉心の冷却が行われる。この後
、出目弁8を開けることにより原子炉格納容器1内に放
出された蒸気が原子炉非常用凝縮装置6bを通じて圧力
抑制プール13に放出される。この時、伝熱管24を介
してプール水と熱交換を行い蒸気が凝縮される。
凝縮水は出口配管7を通じて圧力抑制プールに排出され
る。この場合、プール水側の作用は第1の実施例と同様
である。
また、保守点検時についても第1の実施例と同様である
本実施例における原子炉非常用凝縮装置6bは高い凝縮
性能、優れた保守点検性の点て第1の実施例と全く同様
な効果をもっている。また、本実施例は原子炉格納容器
の冷却に使用のため、原子炉の隔離時、冷却にも使用す
る第1の実施例に比較して設計圧力が約20分の1程度
に低減され、機器配管の肉厚が大幅に低減される。実際
の設計においては原子炉隔離時の冷却に必要な伝熱面積
に比較して事故時の格納容器冷却に必要となる伝熱面積
の方が大きくなる。このため、第1の実施例の原子炉非
常用冷却装置を原子炉隔離時冷却に必要な基数設置し、
第2の実施例の原子炉非常用冷却装置を原子炉格納容器
の冷却のために不足する基数設置するという組み合わせ
により、より経済性の向上した設置が可能となる。
尚、第2の実施例において、第1の実施例と同様に出[
1配管を原子炉圧力容器に接続し、ベント配管を圧力抑
制プールに接続する構成も考えられる。
次に第7図を参照しながら本発明に係る原子炉非常用凝
縮装M6cの第3の実施例について説明する。第7図は
第3の実施例を示す縦断面図である。胴23は円筒形を
なし、上端に外側に張り出した同心円形の上部フランジ
23aを有し、下端に内側に張り出した同心円形の下部
フランジ23bを有する。上側管板21は胴23の上部
フランジ23aと整合する寸法の円形状をなし、下側管
板は胴23の内径より小さい直径で、かつ、胴23下部
フランジ23bに整合する寸法の円形状を。
有している。胴23の上端のフランジと上側管板および
胴23の下端のフランジと下側管板はボルト(図示せず
)で接合する。その他、脚25.伝熱管24.入ロ配管
3.出口配管7.ベント配管10、断熱材26の構成お
よび配管流路系統の構成は第1の実施例と同様である。
次に、本実施例による原子炉非常用凝縮装置6Cの作用
を説明する。原子炉通常運転中、原子炉隔離時、事故時
における作用は第1の実施例と同様である。
本実施例においては、保守点検時に胴23内側の保守が
必要となった場合、上側管板21と胴23の上部フラン
ジ23aのボルトおよび下側管板22と胴23の下部フ
ランジ23bのボルトを外すことによって上側管板21
.下側管板22および伝熱管24を一体に引き抜くこと
ができる。
本実施例における原子炉非常用冷却装置6Cは高い凝縮
性能および優れた保守点検性の点で第1の実施例と同様
な効果をもっている。さらに、4内および管外面の保守
点検も可能なため、より高い保守点検性が得られる。
尚、本実施例によるフランジ接続を特徴とする原子炉非
常用凝縮装置を第2の実施例に適用することも可能であ
る。
[発明の効果] 本発明によれば次に述べる効果がある。
■脚によりプール底面に自立し、周囲のプール水の自然
環境により冷却可能な構造であること、プールからの取
り出しも容易な形状であることから、大容量のプール内
に設置する場合、適した形状を有しており、より長時間
の除熱能力を得る上で非常に有効である。
■伝熱管を垂直に設置しているため、伝熱管表面の凝縮
水が自重により下降し、最も排除されやすい構造であり
、伝熱管表面に形成される凝縮水の液膜を薄くすること
が可能である。液膜は熱抵抗が大きいため、凝縮熱伝達
では液膜が薄いほど高い熱伝達率が得られるが、本発明
による原子炉非常用冷却装置は液膜が最も薄い構造のた
め高い凝縮性能が得られる。
■プール水は伝熱管内部で加熱され沸騰し上昇するが、
伝熱管が垂直であり、また上部に上昇流を妨げるような
構造物かないため、伝熱管内側の二相流と、周辺部のプ
ール水の密度差による衝突と同様の作用により、強い上
昇流が生じ、伝熱管内の高い流量が得られ、高い熱伝達
率が得られる。
したがって、より小型化した高性能の原子炉非常用冷却
装置を得ることが可能となる。
■通常の熱交換器または凝縮器では伝熱管側に氷室また
は蒸気室が有り、伝熱管の渦流探傷試験等においては氷
室または蒸気室の蓋を開ける作業が必要であった。これ
に対して、本発明ではプール内に水没させる構造で、さ
らに伝熱管内側をプール水が流動する構造であるため、
蒸気室および氷室が存在せず、保守点検時には氷室およ
び蒸気室の蓋のボルトを外し、これを除去するといった
作業を一切行うことなく、伝熱管内の点検作業が可能で
あり、保守点検作業か大幅に軽減される。
■上部に重量の大きい蒸気室を必要とせず耐震上も非常
に有効である。
また、伝熱管と胴が常に同一の温度条件に有るため、熱
膨張差による過大な応力の発生およびそれを防止するた
めの特殊な設計の必要がなく単純な構造が実現できる。
■放射能を含んだ炉蒸気は胴側を通る構造のため、伝熱
管内側から行う渦流探傷試験において、作業員が胴側内
面に対向することなく、被曝低減の上で非常に有効であ
る。
以上述べたように、本発明によれば据付レイアウト上の
自由度、伝熱性能、保守点検性、耐震性等において大き
な効果があり、今後単純化した原子力発電所の建設の上
で大きな効果が期待できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る原子炉非常用凝縮装置の第1の実
施例を組み込んだ配管流路系統図、第2図は本発明に係
る原子炉非常用凝縮装置の第1の実施例を示す斜視図、
第3図は第2図の縦断面図、第4図は第2図の装置の設
置状態を示す縦断面図、第5図は本発明に係る原子炉非
常用凝縮装置の第2の実施例を組み込んだ配管流路系統
図、第6図は本発明に係る原子炉非常用凝縮装置の第2
の実施例を示す縦断面図、第7図は本発明に係る原子炉
非常用凝縮装置の第3の実施例を示す縦断面図、第8図
は従来の原子炉非常用凝縮装置を組み込んだ配管流路系
統図、第9図は従来の原子炉非常用凝縮装置を示す縦断
面図である。 1・・・原子炉格納容器 3・・・入口配管 5・・・第2人口弁 6、6a、 6b、 6c・・・原子炉非常用冷却装置
7・・・出口配管     8・・・第1出目弁9・・
・第2出目弁    10・・・ベント配管1・・・ベ
ント弁     12・・・プール3・・・減圧配管 
    j4・・・減圧弁5・・・タンク      
16・・・蒸気放出管7・・・蒸気室      18
・・・氷室9・・・管板       20・・・蓋2
1・・・上側管板     22・・・下側管板23・
・・胴        24・・・伝熱管25・・・脚
        26・・・断熱材2・・・原子炉圧力
容器 4・・・第1人口弁 27・・・圧力抑制プール 30・・・凝縮装置プール 32・・・底板 34・・・プール水大口弁 36・・・スカート 38・・・ドレン弁 28.29・・・プール水 31・・・コンクリートスラブ 33・・・外部シュラウド 35・・・プール水入口配管 37・・・ドレン配管 39・・・堰 (8733)代理人 弁理士 猪 股 祥 晃(ほか 
1名) 弗 /I!] 亭 肥 l虹 草 菌 第 凹 亭 圀 第 乙 図 第 艮 第8 凹 第9 回

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. プール内に設置された垂直筒状胴と、この胴の上下両端
    に接続された一対の管板と、この一対の管板に開口して
    接続された複数の垂直伝熱管と、前記胴の上部または上
    側管板に接続された第1の配管と、前記胴の下部または
    下側管板に接続された第2の配管と、前記胴に接続され
    前記プールの底面と前記下側管板との間に空間が形成さ
    れるよう下方に伸びた複数の脚とを具備したことを特徴
    とする原子炉非常用凝縮装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011122949A (ja) * 2009-12-11 2011-06-23 Hitachi-Ge Nuclear Energy Ltd 非常用復水システム
JP2013228281A (ja) * 2012-04-26 2013-11-07 Toshiba Corp 非常用炉心冷却装置およびこれを備える原子炉施設
JP2014010080A (ja) * 2012-06-29 2014-01-20 Toshiba Corp 原子力プラントおよび静的格納容器冷却系
JP2021085716A (ja) * 2019-11-26 2021-06-03 日立Geニュークリア・エナジー株式会社 水素処理システム

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