JPH04102323U - ラダー型セラミツクフイルタ - Google Patents
ラダー型セラミツクフイルタInfo
- Publication number
- JPH04102323U JPH04102323U JP949791U JP949791U JPH04102323U JP H04102323 U JPH04102323 U JP H04102323U JP 949791 U JP949791 U JP 949791U JP 949791 U JP949791 U JP 949791U JP H04102323 U JPH04102323 U JP H04102323U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case
- type ceramic
- ceramic filter
- ladder
- terminal
- Prior art date
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- Pending
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- Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 共振子間の所望接続が簡単な積層作業で容易
に達成でき、且つケース内部の気密性が向上するラダー
型セラミックフィルタを提供することにある。 【構成】 直列共振子と並列共振子とこれの共振子と接
触する端子板とが積層されて成る積層体を、筐体状ケー
スに収納したラダー型セラミックフィルタであって、前
記端子板と接続するリード端子が筐体状ケースとインサ
ードモールド成型により一体的に形成され、且つケース
内側から外側に延出している。このため、リード端子と
ケース、蓋体とケースとの間に気密性が向上する。
に達成でき、且つケース内部の気密性が向上するラダー
型セラミックフィルタを提供することにある。 【構成】 直列共振子と並列共振子とこれの共振子と接
触する端子板とが積層されて成る積層体を、筐体状ケー
スに収納したラダー型セラミックフィルタであって、前
記端子板と接続するリード端子が筐体状ケースとインサ
ードモールド成型により一体的に形成され、且つケース
内側から外側に延出している。このため、リード端子と
ケース、蓋体とケースとの間に気密性が向上する。
Description
【0001】
本考案は、ラダー型セラミックフィルタに関するものである。
【0002】
たとえば、セルラ電話やカーステレオなどの中間周波フィルタ(455/45
0kHzフィルタ)として、ラダー型セラミックフィルタが用いられている。
【0003】
この種のフィルタとして、実開平2−38820号には、セラミック製の直列
共振子及び並列共振子とこれらに接触する端子板とが積み重ねられてなる積層体
と、その積層体を収納するケースと、ケースの開口を閉じる蓋体を備えたものが
示されている。このフィルタでは積層体が共振子同士を直列又は並列に接続する
ためのコ字状の特別な端子板を含んでいる。
【0004】
上述のフィルタでは直列又は並列に接続するためにコ字状の特別な端子がある
ために、ケース内に順次積層しながら、かつ所望の接続が達成することが困難で
あり、予め所望接続が達成された積層体をケース内に収納しなければならなかっ
た。
【0005】
この積層体の重畳作業の困難さを解決するために、本考案者等は、予め収納ケ
ースの内壁に並列接続を達成するための接続体を設けておき、開口側から順次共
振子及び端子板を積み重ねるだけで、所定の接続が達成されるラダー型セラミッ
クフィルタを提案した(特願平2−92317号)。
【0006】
上述のラダー型セラミックフィルタでは、所定端子板と接続し、ケースの外に
延びるリード端子が開口側から延出し、開口が封止用蓋体で嵌着されていた。
【0007】
このため、蓋体の嵌着時に開口側から延出するリード端子を蓋体の外に引きだ
すため、蓋体にリード端子が貫通する穴や切り欠けを設けたり、リード端子をケ
ースの側壁側に配置して蓋体を嵌着し、その後、ケース内部の気密性を高めるた
めに、リード端子と蓋体との隙間を封止樹脂で充填していた。
【0008】
しかしながら、リード端子である金属(リン青銅など)と封止樹脂(エポキシ
樹脂など)とでは、熱膨張係数が大きく異なるために、蓋体の封止後に、プリン
ト回路基板にラダー型セラミックフィルタを半田接続する場合において、リード
端子と封止樹脂との間で剥離現象が発生してしまい、気密性が大きく低下する。
このように、気密性が低下すると、半田フラックスや洗浄液がケース内部に侵入
してしまい、信頼性が大きく低下してしまう。
【0009】
本考案は上述の問題点に鑑みて案出されたものであり、その目的は共振子間の
所望接続が、簡単な積層体の重畳作業で容易に達成でき、且つケース内部の気密
性が向上するラダー型セラミックフィルタを提供するものである。
【0010】
本考案に係るラダー型セラミックフィルタは、直列共振子と並列共振子とこれ
らの共振子と接触する端子板とが積層されてなる積層体を、筐体状ケースに収納
したラダー型セラミックフィルタであって、前記筐体状ケースを、前記端子板に
接続するリード端子がケース内側から外側に延出するようにして成型した。
【0011】
本考案に係るラダー型セラミックフィルタでは、リード端子が筐体状ケースの
成型時に一体的化されるインサートモールド成型により、筐体状ケースの底面側
から延出され、蓋体が封止される開口面側から延出していない。このため、従来
のようにリード端子を挟んだ状態で蓋体との間に封止樹脂を充填する必要がなく
、これに伴うリード端子と封止樹脂との剥離現象を完全になくすことができる。
【0012】
また、リード端子がケースと一体的に固定されるので、ケース内部にまで延び
、且つ各端子板と接触する接続部も当然固定されるため、共振子及び端子板の重
畳作業が容易となり、端子板との電気的接触も確実となる。
【0013】
以下、本考案のラダー型セラミックフィルタを図面を用いて説明する。
図1は本考案のラダー型セラミックフィルタの断面図であり、図2は本考案の分
解斜視図である。尚、実施例では、4素子型のラダー型セラミックフィルタにつ
いて説明する。
【0014】
図において、1はラダー型セラミックフィルタであり、ラダー型セラミックフ
ィルタ1は、複数の共振子、端子板から成る積層体2、該積層体2を収納する筐
体状ケース3及び封止用蓋体4とを備えている。
【0015】
積層体2は、図1の下側から第1の端子板5、第1直列共振子6、第2の端子
板7、第2直列共振子8、第3の端子板9、第1並列共振子10、第4の端子板
11、第2並列共振子12、第4の端子板13及びばね端子14から構成されて
いる。
【0016】
各端子板5、7、9、11、13は、概略矩形状のリン青銅などからなる金属
部材であり、その中心には各共振子6、8、10、12側に突出する突起が形成
されている。尚、共振子間に挟まれる端子板7、9、11について、両側に突起
を形成する必要があるため、一枚の金属板を折り返し、その両側に突起を形成す
るようにしてもよい。
【0017】
また、端子板5、7、9、11、13には、各共振子6、8、10、12を図
3に示す電気構造図になるように接続延出部5a、7a、9a、11a、13a
が形成されている。尚、後述するが、ケース3の内壁には、接続延出部5a、7
a、9a、11a、13aと接続するリード端子25、26、27や接続リード
片28が形成されている。
【0018】
各共振子はPZTなどの圧電性セラミック部材であり、フィルタ特性に応じて
、夫々の厚み、大きさが設定される。
【0019】
ばね端子14は、端子板13と同様の形状の金属部材であり、ケース3の内部
方向に突出している。このばね端子14により、積層体2をケース3に収納した
後、蓋体4で開口を封止したときに、各端子板5、7、9、11、13と各共振
子6、8、10、12とを前記突起によって完全に接触させるものである。
【0020】
筐体状ケース3はPPSなどの樹脂からなり、その一面が開口21となる4つ
の側面と底面とから構成されている。ケース3の内壁の開口21近傍は段差22
が形成されており、この段差22部分に蓋体4が嵌着する。
【0021】
ケース3の底面からは、リード端子25、26、27が延出している。このリ
ード端子25、26、27はケース3内部の内壁に所定高さにまで延出し、リー
ド端子25は端子板5の接続延出部5aと接触し、リード端子26は端子板9の
接続延出部9aと接触し、リード端子27は端子板11の接続延出部11aと接
続する。
【0022】
また、ケース3の内壁には、接続リード片28が固定されており、この接続リ
ード片28が端子板7の接続延出部7a及び端子板13の接続延出部13aと接
触している。
【0023】
ケース3とリード端子25、26、27及び接続リード片28とは、ケース3
の成型時、例えばインサートモールド成型により、リード端子25、26、27
及び接続リード片28とが一体的に成型されている。尚、接続リード片28につ
いては、ケース3を成型したあとで圧入により配置してもよい。
【0024】
上述のように、ケース3の開口21から順次、第1の端子板5、第1直列共振
子6、第2の端子板7、第2直列共振子8、第3の端子板9、第2並列共振子1
0、第4の端子板11、第1並列共振子12及び第4の端子板13を重畳・積層
するだけで、図3に示す所望回路のラダー型セラミックフィルタが達成される。
【0025】
最後に、ばね端子14を載置して、樹脂で形成した封止用蓋体4を、ケース3
の開口21の近傍に形成した段差22に嵌合すれば、ラダー型セラミックフィル
タが完成する。尚、封止用蓋体4と段差22との間隙には、エポキシ樹脂などの
樹脂接着剤23を介在させれば、強固且つ気密に封止されることになる。
【0026】
本考案によれば、リード端子25、26、27がケース3と一体成型で、貫通
するように延出されることになるため、従来のように、蓋体4にリード端子貫通
用の穴や切り込みを設けたり、リード端子25、26、27を蓋体4と筺体3と
で挟んだ状態で気密樹脂を充填する必要がない。このため、後工程による熱印加
、例えばプリント回路基板にラダー型セラミックフィルタを半田付けする際に発
生していた樹脂とリード端子との熱膨張係数の差に起因する剥離が一切起こらな
い。
【0027】
尚、本考案において、リード端子25、26、27は、ケース3の成型時にイ
ンサートモールドで固定されているので、ケース3とリード端子25、26、2
7との間に剥離や間隙が生じることが一切なく、十分に気密封止が保たれる。
【0028】
さらに、開口21を封止する蓋体4には、貫通穴や切り込みなどの加工が一切
不要であり、蓋体4とケース3との接合が樹脂接着剤23で達成されている。従
って、蓋体4、ケース3及び樹脂接着剤23が共に樹脂であるため、それらの熱
膨張係数が近似されるので、たとえ後工程で熱を印加したとしても、剥離などが
一切発生せず、全体として気密性の高いラダー型セラミックフィルタとなる。
【0029】
上述の実施例では、ケース3の底面側に、並列共振子に比較して一般に平面寸
法が小さな直列共振子6、8が配置されている。ケース3の収納部の寸法は、平
面寸法の大きい並列共振子10、12を考慮して設定されるので、直列共振子5
、7とケース3の内壁とのとの間に遊びが生じてしまう。このため、図4のよう
にケース3の内壁の底面側には直列共振子6、8の位置決めを行うホルダー突起
29が形成されている。
【0030】
これにより、直列共振子6、8と接触する端子板5、7、9の突起を直列共振
子6、8の中心部に安定して接触させることができる。
【0031】
尚、上述の実施例では、リード端子25、26、27がケース3の底面から延
出しているが、その他にケース3の4側面を介して内部から外部に延出するよう
にしても構わない。
また、リード端子25、26、27の外部先端がL字型に屈曲し、プリント回
路基板の表面に接続する表面実装型のラダー型セラミックフィルタであるが、そ
の他にリード端子25、26、27を筺体3の裏面中央側に向かって、または、
ケース3の外側壁に沿ってJ字状に屈曲させてもよく、また、リード端子25、
26、27を屈曲させず、プリント回路基板を貫通するようなラダー型セラミッ
クフィルタであっても構わない。
【0032】
また、上述の実施例では、直列共振子を2素子、並列共振子を2素子を用いた
4素子タイプのラダー型セラミックフィルタで説明したが、接続リード片を増や
して、4素子以上のラダー型セラミックフィルタを構成してもよい。
【0033】
以上のように、本考案によれば、リード端子がケースの内側から外側に延出し
、且つケースと一体的に成型されるので、リード端子とケースとの間での気密性
が向上する。また、ケース開口は、切り込み加工等が一切されていない単板状の
封止用蓋体で嵌着されるので、蓋体とケースとの間の気密性も向上し、全体とし
て気密信頼性の高いラダー型セラミックフィルタが達成される。
【図1】本考案のラダー型セラミックフィルタの断面図
である。
である。
【図2】本考案のラダー型セラミックフィルタの分解斜
視図である。
視図である。
【図3】ラダー型セラミックフィルタの電気的構造図で
ある。
ある。
【図4】本考案のラダー型セラミックフィルタのケース
の開口側の平面図である。
の開口側の平面図である。
1 ラダー型セラミックフィ
ルタ 2 積層体 3 ケース 4 封止用蓋体 5、7、9、11、13 端子板 6、8 直列共振子 10、12 並列共振子 25、26、27 リード端子
ルタ 2 積層体 3 ケース 4 封止用蓋体 5、7、9、11、13 端子板 6、8 直列共振子 10、12 並列共振子 25、26、27 リード端子
Claims (1)
- 【請求項1】 直列共振子と並列共振子とこれらの共振
子と接触する端子板とが積層されてなる積層体を、筐体
状ケースに収納したラダー型セラミックフィルタであっ
て、前記筐体状ケースを、前記端子板に接続するリード
端子がケース内側から外側に延出するようにして成型し
たことを特徴とするラダー型セラミックフィルタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP949791U JPH04102323U (ja) | 1991-01-31 | 1991-01-31 | ラダー型セラミツクフイルタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP949791U JPH04102323U (ja) | 1991-01-31 | 1991-01-31 | ラダー型セラミツクフイルタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04102323U true JPH04102323U (ja) | 1992-09-03 |
Family
ID=31742199
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP949791U Pending JPH04102323U (ja) | 1991-01-31 | 1991-01-31 | ラダー型セラミツクフイルタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04102323U (ja) |
-
1991
- 1991-01-31 JP JP949791U patent/JPH04102323U/ja active Pending
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