JPH04102591U - 回転式同軸コネクタ - Google Patents

回転式同軸コネクタ

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JPH04102591U
JPH04102591U JP1036391U JP1036391U JPH04102591U JP H04102591 U JPH04102591 U JP H04102591U JP 1036391 U JP1036391 U JP 1036391U JP 1036391 U JP1036391 U JP 1036391U JP H04102591 U JPH04102591 U JP H04102591U
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shell
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hollow cylinder
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康之 藤本
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 アンテナ側シェルのパネルシェルに対する回
動時において、これらの間の電気的接続を安定的に維持
し、送受信信号を高品質に保って受け渡しできるように
する。 【構成】 パネルコンタクト13を包むように、アンテ
ナ側シェル1に中空筒21を設け、該中空筒21の先端
部に導電性のばね部材15を設けて、これを上記中空筒
21または/および該中空筒21付近の上記パネルシェ
ル12に弾性的に接触させるようにしたものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、自動車電話などの無線機器のアンテナを接続するのに利用する回 転式同軸コネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図8は例えば従来の回転式同軸コネクタを示す断面図であり、図において、1 は全体としてL字形をなすアンテナ側シェル、2はこのアンテナ側シェル1内に 設けた中心導体コンタクト、3はこの中心導体コンタクト2を保持するモールド 部、4はその中心導体コンタクト2の移動を規制する他のモールド部、20はア ンテナ側シェル1の上部から中央部にかけて設けられた取付穴、5はこの取付穴 20の底部に設置された平ワッシャ、6は平ワッシャ5上に載置されたコイル形 のスプリング、9はこのスプリング6上に平ワッシャ8を介して載置され、かつ 後述のパネルシェル下端面に弾接されるスチールボール、10はスチールボール 9を介装するフロート用シェル、21はアンテナ側シェル1の中心部に突設され 、かつ上記取付穴20を形成している小径の中空筒、12はこの中空筒21の外 周および上記取付穴20内に嵌め込まれた通孔22を有する無線機本体側のパネ ルシェルで、このパネルシェル12上部のモールド部14に絶縁支持されたパネ ルコンタクト13が、上記中空筒21内を貫通して、先端部が中心導体コンタク ト2に接触している。11はアンテナ側シェル1およびパネルシェル12相互の 軸方向の抜けを防止する抜け止め部材としての抜け止めリングである。
【0003】 次に動作について説明する。無線機本体にねじ固定される。パネルシェル12 と、これに対し回動可能に取り付けられたアンテナ側シェル1とは、抜け止めリ ング11によって抜け止めされるように嵌合されている。
【0004】 このとき、アンテナ側シェル1の取付穴20内に設けられたスプリング6によ り、パネルシェル12とアンテナ側シェル1は抜ける方向(互いに離れる方向) に付勢されている。
【0005】 このパネルシェル12の外周と、アンテナ側シェル1の上端部内周には凹溝1 1aが設けてあり、凹溝11a内において抜け止めリング11は例えば0.1m mの隙間が周囲に設けられている。
【0006】 そして、この状態において、2つのシェル1,12間には2系統の電気回路が 形成され、その1つは、パネルシェル12、スチールボール9、フロートシェル 10、フロート用ワッシャ8、平ワッシャ7、スプリング6、平ワッシャ5およ びアンテナ側シェル1を結ぶ回路であり、もう1つは、パネルシェル12、抜け 止めリング11およびアンテナ側シェル1を結ぶ回路である。つまり、これらの 2系統はアース系統である外部導体回路を形成し、中心導体コンタクト2および パネルコンタクト13は内部導体回路を形成して、これらの各回路を通じて上記 アンテナと無線機本体との間で送受信信号を受け渡しする。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
従来の回転式同軸コネクタは以上のように構成されているので、上記外部導体 回路を形成する系統の電気回路が、中心にあるパネルコンタクト13からは離れ た位置にあるため、同軸インピーダンスが大きくなり、しかも高周波における接 触抵抗がスチールボール側では高くなるほか、抜け止めリング側においては、0 .1mmの隙間分の傾きを生じることにより接触点が変化し、電気抵抗が変化して 、通話ノイズを発生するなどの課題があった。
【0008】 この考案は上記のような課題を解消するためになされたもので、外部導体回路 を形成する系統の電気回路をパネルコンタクト近傍に配置することにより、同軸 コネクタを回転させたときや、移動中に振動が加わったとき、あるいは回転によ る摩耗が抜け止めリング部付近で生じたときでも、ノイズの混入はなく、安定し た送受信の信号品質を確保できる回転式同軸コネクタを得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この考案に係る回転式同軸はコネクタは、パネルコンタクトを包むように、ア ンテナ側シェルに中空筒を設け、該中空筒の先端部に導電性のばね部材を設けて 、これを上記中空筒または/および該中空筒付近の上記パネルシェルに弾性的に 接触させるような構成としたものである。
【0010】
【作用】
この考案におけるばね部材は、アンテナ側シェルおよびパネルシェルをこれら の中心部で電気的に結合するとともに、アンテナ側シェルまたは/およびパネル シェルに弾性的に摺接するため、これらが作るアース系の外部導体回路をパネル コンタクトの近傍に配置でき、従って、高周波域における同軸インピーダンスを 小さく抑え、スチールボール側における接触抵抗の低下や抜け止めリング部にお ける電気抵抗の変化に拘わらず、上記ばね部材のアンテナ側シェルまたは/およ びパネルシェルに対する滑らかな摺接を可能にし、高品質の送受信信号の受け渡 しを可能にする。
【0011】
【実施例】
以下、この考案の一実施例を図について説明する。図1において、15は導電 性のばね部材であるプッシュナットで、これが中空筒21の上部外周面と、パネ ルシェル12の通孔22の上部内周面と間に圧入されている。
【0012】 このプッシュナイト15は図2に示すようなリング状板体をなし、その内周縁 には複数の切欠15aと、これらの間に突設された弾性片15bとが設けられ、 これらの弾性片15bが上記圧入によって中空筒21の外周に密にかつ弾性的に 接触し、かつ外周縁は通孔22の内周に圧接している。
【0013】 また、パネルシェル12はねじにより無線機本体に固定され、アンテナ側シェ ル1にはホイップ形のアンテナがコネクタを介して装着される。
【0014】 なお、このほかの図4に示したものと同一の構成部分には同一符号を付して、 その重複する説明を省略する。
【0015】 次に動作について説明する。まず、上記プッシュナット15は中空筒21に対 しパネルシェル12の通孔22を挿し込んで結合した後、その中空筒21の上部 外周面と通孔22の内周面との間に弾性的に圧入される。
【0016】 このため、このプッシュナット15は外周縁および下面がパネルシェル12に 対し通孔22内で密に接触し、これらの間に充分かつ安定レベルの接触抵抗が得 られる。
【0017】 一方、弾性片15bは中空筒21の上記外周に密に接触するため、パネルシェ ル12に対してアンテナ側シェル1が回動しても、弾性片15bは中空筒21に 対し充分かつ安定レベルの接触抵抗を維持しながら摺接する。
【0018】 このため、アンテナ側シェル1およびパネルシェル12が作る外部導体回路は アース系回路として、中心導体であるパネルコンタクト13、アンテナ側コンタ クトに近い部分に位置することとなり、同軸インピーダンスを最適値に維持でき るほか、アンテナ側シェル1の回動によって抜け止めリング11に上記隙間内で こじれるような力が加わっても、あるいはこれらのシェル1,12や抜け止めリ ング11に摩耗が生じても、プッシュナット15が自身の変形でその力や摩耗分 を吸収する。
【0019】 従って、プッシュナット15は常時、中空筒21の上部外周面と通孔22の上 部内周面とに弾性的に接触し、所期の電気的接触が安定に維持される。
【0020】 また、図3の他の実施例を示す。これは、図4に示すようなリング状のわん曲 するばねワッシャ16を導電性のばね部材として中空筒21の上端に載せ、これ の外周縁をパネルシェル12上部に取り付けた平ワッシャ17によって受けるよ うにしたものである。
【0021】 この場合にも、ばねワッシャ16および平ワッシャ17によって各シェル1, 12に中心導体に近い外部導体回路を形成でき、各シェル1,2間の安定的な電 気的接触が維持される。
【0022】 図5はさらに他の実施例を示す。これは図6,図7に示すような弾持片18a が切込み孔18b内に形成された円筒ばねワッシャ18を、導電性のばね部材と して、中空筒21の上部外周面と通孔22の上部内周面との間に圧入したもので ある。
【0023】 この場合には、複数の上記弾持片18aが中空筒21の外周面に多点で弾性的 に圧接し、この弾圧力を受けて、円筒ばねワッシャ18の外周面が通孔22の内 周面に圧接する。
【0024】 これにより、上記中心導体に近い外部導体回路の形成と、各シェル1,12間 の安定的な電気的接触が確保される。
【0025】
【考案の効果】
以上のように、この考案によればパネルコンタクトを包むように、アンテナ側 シェルに中空筒を設け、該中空筒の先端部に導電性のばね部材を設けて、これを 上記中空筒または/および該中空筒付近の上記パネルシェルに弾性的に接触させ るように構成したので、これらの各シェルが作る外部導体回路をパネルコンタク トの近傍に配置でき、従って、高周波域における同軸インピーダンスを小さく抑 え、スチールボール側における接触抵抗の低下や抜け止めリング部における電気 抵抗の変化に拘わらず、上記ばね部材のアンテナ側シェルまたは/およびパネル シェルに帯する滑かな摺接により、高品質の送受信号の受け渡しを可能にし、通 話状態の感度劣化を防止できるものが得られる効果がある。
【提出日】平成4年1月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】 次に動作について説明する。無線機本体にねじ固定されるパネルシェル12と 、これに対し回動可能に取り付けられたアンテナ側シェル1とは、抜け止めリン グ11によって抜け止めされるように嵌合されている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】 このパネルシェル12の外周と、アンテナ側シェル1の上端部内周には凹溝1 1aが設けてあり、凹溝11a内において抜け止めリング11は薄く、例えば0 .1mmの隙間が周囲に設けられている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】
【課題を解決するための手段】
この考案に係る回転式同軸コネクタは、パネルコンタクトを包むように、アン テナ側シェルに中空筒を設け、該中空筒の先端部に導電性のばね部材を設けて、 これを上記中空筒または/および該中空筒付近の上記パネルシェルに弾性的に接 触させるような構成としたものである。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】
【作用】
この考案におけるばね部材は、アンテナ側シェルおよびパネルシェルをこれら の中心部で電気的に結合するとともに、アンテナ側シェルまたは/およびパネル シェルに弾性的に摺接するため、これらが作るアース系の外部導体回路をパネル コンタクトの近傍に配置でき、従って、高周波域における同軸インピーダンスを 一定に 抑え、スチールボール側における接触抵抗の低下や抜け止めリング部にお ける電気抵抗の変化に拘わらず、上記ばね部材のアンテナ側シェルまたは/およ びパネルシェルに対する滑らかな摺接を可能にし、高品質の送受信信号の受け渡 しを可能にする。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】 なお、このほかの図に示したものと同一の構成部分には同一符号を付して、 その重複する説明を省略する。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】 このため、このプッシュナット15は外周縁および下面がパネルシェル12に 対し通孔22内で密に接触し、これらの間に充分かつ安定レベルの接触が得ら れる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】 一方、弾性片15bは中空筒21の上記外周に密に接触するため、パネルシェ ル12に対してアンテナ側シェル1が回動しても、弾性片15bは中空筒21に 対し充分かつ安定レベルの接触を維持しながら摺接する。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】 従って、プッシュナット15は常時、中空筒21の上部外周面と通孔22の上 部内周面とに弾性的に接触し、期の電気的接触が安定に維持される。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】 また、図3他の実施例を示す。これは、図4に示すようなリング状のわん曲 するばねワッシャ16を導電性のばね部材として中空筒21の上端に載せ、これ の外周縁をパネルシェル12上部に取り付けた平ワッシャ17によって受けるよ うにしたものである。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】 この場合にも、ばねワッシャ16および平ワッシャ17によって各シェル1, 12に中心導体に近い外部導体回路を形成でき、各シェル1,12間の安定的な 電気的接触が維持される。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】
【考案の効果】
以上のように、この考案によればパネルコンタクトを包むように、アンテナ側 シェルに中空筒を設け、該中空筒の先端部に導電性のばね部材を設けて、これを 上記中空筒または/および該中空筒付近の上記パネルシェルに弾性的に接触させ るように構成したので、これらの各シェルが作る外部導体回路をパネルコンタク トの近傍に配置でき、従って、高周波域における同軸インピーダンスを一定に抑 え、スチールボール側における接触抵抗の低下や抜け止めリング部における電気 抵抗の変化に拘わらず、上記ばね部材のアンテナ側シェルまたは/およびパネル シェルに帯する滑かな摺接により、高品質の送受信号の受け渡しを可能にし、通 話状態の感度劣化を防止できるものが得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例による回転式同軸コネクタ
を示す断面図である。
【図2】図1におけるプッシュナットを示す平面図であ
る。
【図3】この考案の回転式同軸コネクタの他の実施例を
示す断面図である。
【図4】図3におけるばねワッシャを示す斜視図であ
る。
【図5】この考案の回転式同軸コネクタのさらに他の実
施例を示す断面図である。
【図6】図5における円筒ばねワッシャを示す正面図で
ある。
【図7】図5における円筒ばねワッシャを示す平面図で
ある。
【図8】従来の回転式同軸コネクタを示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1 アンテナ側シェル 2 中心導体コンタクト 6 スプリング 11 抜け止めリング 12 パネルシェル 13 パネルコンタクト 15 ばね部材(プッシュナット) 21 中空筒 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。 実用新案登録出願人 三菱電機株式会社代理人 弁理
士 田澤 博昭(外2名)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年1月7日
【手続補正12】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
【手続補正13】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
【手続補正14】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中心導体コンタクトを有するアンテナ側
    シェルと、該アンテナ側シェルに対し回動可能に嵌合さ
    れ、かつ上記中心導体コンタクトに接続されるパネルコ
    ンタクトを有するパネルシェルと、上記アンテナ側シェ
    ルおよびパネル側シェル相互の軸方向の抜けを防止する
    抜け止め部材と、上記アンテナ側シェルおよびパネルシ
    ェル間に介装されて、これら相互の回動位置を保持可能
    にするスプリングとを備えた回転式同軸コネクタにおい
    て、上記パネルシェル内において上記パネルコンタクト
    を包むように、上記アンテナ側シェルに形成された中空
    筒と、該中空筒の先端部または/および該先端部付近の
    上記パネルシェルに弾性的に接触する導電性のばね部材
    とを設けたことを特徴とする回転式同軸コネクタ。
JP1991010363U 1991-02-06 1991-02-06 回転式同軸コネクタ Expired - Lifetime JP2531149Y2 (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5957885U (ja) * 1982-10-07 1984-04-16 三菱電機株式会社 同軸ロ−タリジヨイント
JPS6180585U (ja) * 1984-10-31 1986-05-29
JPH01176387U (ja) * 1988-05-31 1989-12-15

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