JPH04103275U - スクリユーポンプ - Google Patents
スクリユーポンプInfo
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- JPH04103275U JPH04103275U JP647091U JP647091U JPH04103275U JP H04103275 U JPH04103275 U JP H04103275U JP 647091 U JP647091 U JP 647091U JP 647091 U JP647091 U JP 647091U JP H04103275 U JPH04103275 U JP H04103275U
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Landscapes
- Rotary Pumps (AREA)
- Details And Applications Of Rotary Liquid Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本考案は、スラリーやスラッジ等の固体粒子
等を含んだ液体を輸送するのに最適であり、また製作お
よび加工を容易になすとともに材料費および製作費を安
価になし、また軽量にしてロータの始動および停止が確
実に行え、さらには大径のロータの製作も容易なスクリ
ューポンプを提供することを目的とする。 【構成】 吸込管2と吐出管3とを有するケーシング1
内に、相互に噛合し、ねじ山8a,9aとねじ溝8
a′,9a′とを有するロータ8,9を母材としての高
クロム鋳鉄により形成し、その表面を超高金属よりなる
超硬層20,20′にて覆うものである。
等を含んだ液体を輸送するのに最適であり、また製作お
よび加工を容易になすとともに材料費および製作費を安
価になし、また軽量にしてロータの始動および停止が確
実に行え、さらには大径のロータの製作も容易なスクリ
ューポンプを提供することを目的とする。 【構成】 吸込管2と吐出管3とを有するケーシング1
内に、相互に噛合し、ねじ山8a,9aとねじ溝8
a′,9a′とを有するロータ8,9を母材としての高
クロム鋳鉄により形成し、その表面を超高金属よりなる
超硬層20,20′にて覆うものである。
Description
【0001】
本考案は、輸送中に相互に衝突するスラリーやスラッジ等の固体粒子等を含ん
だ液体を輸送するのに最適なスクリューポンプに関する。
【0002】
例えばスラリーやスラッジを含んだ液体のように各種の固体粒子が懸濁された
液体を輸送する場合に使用するポンプの一例として従来、例えば下記の如き構造
のロータリー式のスクリューポンプがある。
【0003】
すなわち図5および図6に示すように、一側に吸入管2と他側に吐出管3とを
有するケーシング1内に、図示しないモータの駆動力を受動して回転自在になる
回転伝達部品としての駆動歯車4とこれに噛合する受動歯車5とを一側に装設し
た2本の回転軸6,7を設け、該回転軸6,7の外周には液体を吸引・吐出する
ように、ケーシング1の中央軸線Lを境にして螺旋方向が左右対称的な歯形のね
じ山8a,9aと該ねじ山8a,9aが相互に嵌合されるねじ溝8a′,9a′
とを有する金属製のロータ8,9が設けられた構造である。
そしてこのロータ8,9を囲むように前記ケーシング1内には耐摩耗性材料に
よって形成した略円筒状のスリーブ10を嵌着し、さらにこのスリーブ10のロ
ータ収容孔10a内にロータ8,9を回転自在に収容していた。
【0004】
ところで、上記従来のポンプにおけるロータ8,9は、特にエピトロコイド曲
線やエピトロコイド曲線と擬アルキメデス曲線との組合せ等によって形成される
複雑な形状の歯形部分としてのねじ山8a,9aとねじ溝8a′,9a′とが形
成がされている。
【0005】
そしてスラリーやスラッジを含んだ液体と接触するポンプのロータ8,9の耐
摩耗性を向上するために、ロータ8,9を製作するのには例えば高クロム鋳鉄の
ような母材をダイヤモンドホイール等の研摩加工具を用いて前述のような歯形形
状に研削加工をして一次加工をし、その後二次加工として母材の表面に焼入処理
を施こして硬度を付与している。
またセラミックによってロータ8,9を製作するのには先ず、無機粉末よりな
る圧粉体や仮焼成体で一次加工の上、次に本焼加工としての二次加工を行うこと
によってロータ8,9を形成していた。
【0006】
しかしながら上記従来の構造のスクリューポンプにおいて耐摩耗性を一段と向
上するために、ロータ8,9の全体を超硬材料によって製作する場合にはダイア
モンドホイールのような高価な刃物を必要とする。しかも超硬材料に加工を施す
ものであるので、製作に手間と時間がかかり、また研削チップ自体が研削加工具
になるほど高価な材料であり、材料費および製作コストが高価になっていた。さ
らに高比重であるので、ロータ8,9のような回転体に使用するのには特に始動
または停止時に慣性を伴うので、正確な立ち上がりや停止に欠け、馴染まない。
【0007】
またロータ8,9の母材を高クロム鋳鉄によって製作する上記従来の方法は、
上記超硬材料を使用してロータ8,9を製作する場合とは異なって製作は容易で
安価であるが、母材の表面に単に焼入れ加工を施すだけであるので、耐摩耗性に
欠ける。
【0008】
さらにセラミックを用いてロータ8,9を製作する方法は、ロータ8,9が靱
性に欠け、しかも大径のロータ8,9を製作するのには不向きであった。
【0009】
本考案はかかる点に鑑みてなされたものであり、超硬材料が有する耐摩耗性を
必要最小限度に利用して製作および加工を容易になし、また材料費および製作費
が安価であり、しかも軽量にしてロータの始動および停止が確実であるとともに
大径のロータの製作も容易でロータ等の回転体の製作に適したスクリューポンプ
を提供することを目的とする。
【0010】
本考案は上記目的を達成するために、一側に吸込管を、他側に吐出管を有する
ケーシング内に複数の回転軸を回転自在に設け、流体を吸引・吐出可能に嵌合す
るねじ山とねじ溝とを有するロータを前記回転軸に設けたスクリューポンプにお
いて、母材としての高クロム鋳鉄を用いるとともに該母材の表面を超硬金属によ
り覆うことにより前記ロータを形成するという手段を採用した。
【0011】
高クロム鋳鉄の母材の表面を超高金属によって覆うことによりロータが形成さ
れているので、耐摩耗性を有し、軽量にして始動および停止が確実になる。
【0012】
以下、本考案の一実施例を図1乃至図4に従って説明する。
本実施例においてポンプ自体の構造および作用について図5および図6に示す
部分と同様な部分の詳細な説明は重複するので、省略する。また図1乃至図4に
おいて図5および図6と同一部分は同一符号で説明する。
【0013】
図4において20,20′は回転軸6,7の外周に設けたロータ8,9の一番
摩耗が発生し易い前記ねじ山8a,9aと、ねじ溝8a′,9a′の表面に形成
された超硬層であり、この超硬層20,20′は耐摩耗性と耐蝕性を有する金属
材料、例えばタングステンカーバイド(WC系超合金)によって形成される。
【0014】
この超硬層20,20′をロータ8,9に形成するのには、ねじ山8a,9a
と、このねじ山8a,9aが嵌合されるねじ溝8a′,9a′とを回転軸6,7
の外周に研削加工した一次加工済みの母材としての高クロム鋳鉄の上に、可能な
限り薄肉円筒加工の上、加熱温度1000°C、加圧力1000kgf/cm2
以内の雰囲気の中で熱間静水加圧処理により、金属母材と一体化処理することに
よって形成される。
【0015】
また前記ケーシング1は略水平な基準線Hを境に上部ケーシング1Aと、下部
ケーシング1Bとにより成る2つ割り構造に形成され、上部ケーシング1Aが下
部ケーシング1B上に一体に固定される。
【0016】
このうち、図2において前記上部ケーシング1Aのその内部周面に回転軸6,
7の設置方向に向けた半環状のホルダ受21aを設け、またその一側面には吸入
管2と、またその上部には吐出管3とを夫々形成している。
前記下部ケーシング1Bは、内周に前記半環状のホルダ受21aと対をなして
正円孔21になる半環状のホルダ受21bを設けている。
【0017】
図1について説明すると、前記上部ケーシング1Aと下部ケーシング1Bとの
ホルダ受21a,21b内に前記吸込管2および前記吐出管3の中央軸線Lを境
に左右対称的に2個のスリーブホルダ22,22を着脱自在に嵌合している(図
1には左半分の1個が表れている)。
【0018】
図2および図3において前記スリーブホルダ22は、その外形状が前記上部ケ
ーシング1Aと下部ケーシング1Bのホルダ受21a,21bに接する略円形に
形成され、内周には駆動側の回転軸6と受動側の回転軸7とに設けたロータ8,
9を囲む側面略8字状の開口形のロータ収容孔23を設けている。
そして25はスリーブホルダ22の外壁に左右の前記幅狭部24,24に適宜
数個、対向して設けたボルト挿入孔であり、このボルト挿入孔25の先端に一致
する前記幅狭部24,24の内側には長手方向に挿入して配置されるキー26を
収容するためのキー収容凹部27,27が設けられている。
【0019】
28はインナースリーブであり、このインナースリーブ28は前記ロータ収容
孔23の対向する幅狭部24,24を境に耐蝕性および耐摩耗性を有する材料に
より一部が欠如した略円筒状に形成されたスリーブ分割片28a,28aから成
り、このスリーブ分割片28a,28aは前記スリーブホルダ22の内周面をな
す収容凹部22aの形状に一致する形状の薄肉状に形成される。
そして夫々のスリーブ分割片28a,28aは、前記収容凹部22a,22a
内に着脱自在に嵌合され、ロータ8,9を囲む。
【0020】
図3において上下2つのスリーブ分割片28a,28aを単一のスリーブホル
ダ22の収容凹部22a内に取付けるのには対向する幅狭部24,24の先端に
設けた前記キー収容凹部27,27内にキー26を夫々挿入する。
そしてスリーブホルダ22に設けた数個のボルト挿入孔25内にボルト29を
螺入してその先端を共用の押付部品としての前記キー26内に螺入することによ
って2つのスリーブ分割片28a,28aよりなるインナースリーブ28を単一
のスリーブホルダ22内に着脱自在に取付ける。
【0021】
図1において30はロータ収容孔23を塞ぐために、ケーシング1内に着脱自
在に取付けるサイドプレート、31は前記サイドプレート30の内周に嵌着され
るシール蓋であり、32は前記回転軸6,7を回転自在に支持するための軸受部
品である。
【0022】
本考案の一実施例は以上の構成からなり、モータの駆動力を受動して駆動歯車
4が回転駆動すると、この駆動歯車4からの回転力を受動して受動歯車5は回転
する。従ってロータ収容孔23内において、ねじ山8a,9aとねじ溝8′,9
a′とが相互に噛合されるように回転自在に収容されているロータ8,9は回転
軸6,7を中心に夫々回転される。
【0023】
そしてスラリーやスラッジ等の固体粒子等を含んだ液体は、ロータ8,9が回
転することにより吸込管2からケーシング1内に吸入され、ねじ山8a,9aと
、このねじ山8a,9aが噛合しているねじ溝8a′,9a′とによりケーシン
グ1内において左右から中心方向に移送され、その後吐出管3からケーシング1
の外部に吐出される点は従来のスクリューポンプと略同様である。
【0024】
この際、母材としての高クロム鋳鉄によって形成されるロータ8,9のねじ山
8a,9aと、このねじ山8a,9aが嵌合されるねじ溝8a′,9a′とを有
する複雑な歯形状のロータ8,9において摩耗の激しいねじ山8a,9aと、こ
のねじ山8a,9aが噛合するねじ溝8a′,9a′との表面にタングステンカ
ーバイドの超硬層20,20′を形成しているので、ねじ山8a,9aおよびね
じ溝8a′,9a′は勿論、一番磨耗の激しいねじ山8a,9aおよびねじ溝8
a′,9a′のエッジ部分においてもこの超硬層20,20′が有する耐摩耗性
と、耐蝕性と、および靱性とが夫々発揮される。この時、好適に輸送される流体
としては、高濃度石炭・水スラリー、混炭重油のほかに、無機物質が懸濁した各
種スラリー、例えばインキ、顔料、塗料、建材のようなスラリーやスラッジを挙
げることができる。
【0025】
また図4に示すごとく、超硬層20,20′以外のロータ8,9の大部分は高
クロム鋳鉄を母材として形成されているので、超硬材料によってロータ全体を成
形する従来の方法とは異なり、ロータ8,9は軽量である。従ってロータ8,9
が回転する時に加わる慣性が小さいので、ロータ8,9が回転する始動時および
停止時におけるロータ8,9の立ち上がりおよび停止は確実になる。
【0026】
なお上記実施例においてはロータ8,9のねじ山8a,9aとねじ溝8a′,
9a′との表面のみを超硬層20,20′によって覆っているが、ロータ8,9
の全表面を超硬層によって覆ってもよい。
【0027】
上述の如く本考案は、超硬材料が有する耐摩耗性を必要最小限度に利用して高
クロム鋳鉄を母材として形成したロータの表面を例えば熱間静水圧加圧法によっ
て覆うようにしたので、ロータの製作および加工を容易にでき、また材料費およ
び製作費が安価であり、しかもロータは軽量にして回転時の慣性を小さくできる
ので、その始動および停止が確実であるとともに大径のロータの回転体の製作に
適する。
【図1】図1は本考案のスクリューポンプの一実施例を
示す半断正面図である。
示す半断正面図である。
【図2】図2は同じく図1の半断側面図である。
【図3】図3は図1のイ−イ断面図である。
【図4】図4は本実施例に使用するロータの半断側面図
である。
である。
【図5】図5は従来のスクリューポンプを正面側から見
た断面図である。
た断面図である。
【図6】図6は同じく従来のスクリューポンプを示す半
断側面図である。
断側面図である。
1 ケーシング
1A 上部ケーシング
1B 下部ケーシング
2 吸入管
3 吐出管
4 駆動歯車
5 受動歯車
6 回転軸
7 回転軸
8 ロータ
9 ロータ
8a ねじ山
9a ねじ山
8a′ ねじ溝
9a′ ねじ溝
10 スリーブ
10a ロータ収容孔
20 超硬層
20′ 超硬層
21a ホルダ受
21b ホルダ受
22 スリーブホルダ
23 ロータ収容孔
23a 収容凹部
24 幅狭部
25 ボルト挿入孔
26 キー
27 キー収容凹部
28 インナースリーブ
28a スリーブ分割片
29 ボルト
Claims (1)
- 【請求項1】 一側に吸込管を、他側に吐出管を有する
ケーシング内に複数の回転軸を回転自在に設け、流体を
吸引・吐出可能に嵌合するねじ山とねじ溝とを有するロ
ータを前記回転軸に設けたスクリューポンプにおいて、
母材としての高クロム鋳鉄を用いるとともに該母材の表
面を超硬金属により覆うことにより前記ロータを形成し
たことを特徴とするスクリューポンプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP647091U JPH04103275U (ja) | 1991-01-24 | 1991-01-24 | スクリユーポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP647091U JPH04103275U (ja) | 1991-01-24 | 1991-01-24 | スクリユーポンプ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04103275U true JPH04103275U (ja) | 1992-09-07 |
Family
ID=31737755
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP647091U Pending JPH04103275U (ja) | 1991-01-24 | 1991-01-24 | スクリユーポンプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04103275U (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6329082A (ja) * | 1986-07-18 | 1988-02-06 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 精密歯車ポンプ |
-
1991
- 1991-01-24 JP JP647091U patent/JPH04103275U/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6329082A (ja) * | 1986-07-18 | 1988-02-06 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 精密歯車ポンプ |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19960910 |