JPH0410380Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0410380Y2 JPH0410380Y2 JP10088086U JP10088086U JPH0410380Y2 JP H0410380 Y2 JPH0410380 Y2 JP H0410380Y2 JP 10088086 U JP10088086 U JP 10088086U JP 10088086 U JP10088086 U JP 10088086U JP H0410380 Y2 JPH0410380 Y2 JP H0410380Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuel
- plunger
- control
- control sleeve
- groove
- Prior art date
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Links
- 239000000446 fuel Substances 0.000 claims description 87
- 238000002347 injection Methods 0.000 claims description 32
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims description 32
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 6
- 238000005086 pumping Methods 0.000 description 3
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Fuel-Injection Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(考案の利用分野)
本考案はデイーゼルエンジンなどの内燃機関に
用いられる燃料噴射ポンプにかかわり、とくにプ
リストロークの可変機構を備えた燃料噴射ポンプ
に関するものである。
用いられる燃料噴射ポンプにかかわり、とくにプ
リストロークの可変機構を備えた燃料噴射ポンプ
に関するものである。
(従来技術)
従来より、プリストローク可変機構を有する燃
料噴射ポンプは、たとえば実開昭58−114875号に
よる考案などによつて公知となつている。この考
案における燃料噴射のための燃料圧送工程を、第
1図ないし第3図にもとづき以下説明する。
料噴射ポンプは、たとえば実開昭58−114875号に
よる考案などによつて公知となつている。この考
案における燃料噴射のための燃料圧送工程を、第
1図ないし第3図にもとづき以下説明する。
第1図ないし第3図において、ポンプ本体1に
は下部プランジヤバレル3を固定し、この下部プ
ランジヤバレル3にプランジヤ4を摺動自在に挿
入し、このプランジヤ4がエンジン(図示せず)
の回転駆動力を受けて、下部プランジヤバレル3
および上方の上部プランジヤバレル5内を往復動
し、燃料圧室7内の燃料を図中上方に圧送して噴
射ノズル(図示せず)から噴射するようになつて
いる。
は下部プランジヤバレル3を固定し、この下部プ
ランジヤバレル3にプランジヤ4を摺動自在に挿
入し、このプランジヤ4がエンジン(図示せず)
の回転駆動力を受けて、下部プランジヤバレル3
および上方の上部プランジヤバレル5内を往復動
し、燃料圧室7内の燃料を図中上方に圧送して噴
射ノズル(図示せず)から噴射するようになつて
いる。
このプランジヤ4は、燃料溜り室18に開口す
る半径方向の燃料吸排孔24と、この燃料吸排孔
24および前記燃料圧室7を連通するようにその
中心軸方向に形成した連通孔25と、その外面に
形成した制御用傾斜溝26と、この制御用傾斜溝
26および燃料吸排孔24の開口部を連通する縦
溝27とを有している。
る半径方向の燃料吸排孔24と、この燃料吸排孔
24および前記燃料圧室7を連通するようにその
中心軸方向に形成した連通孔25と、その外面に
形成した制御用傾斜溝26と、この制御用傾斜溝
26および燃料吸排孔24の開口部を連通する縦
溝27とを有している。
さらにこのプランジヤ4には、半径方向にカツ
トオフ孔28を貫通形成した制御スリーブ17を
摺動自在に外嵌してある。そしてこのカツトオフ
孔28は、プランジヤ4の上下方向の動きに応じ
て前記制御用傾斜孔26と連通可能な上下位置関
係にあるように配置するものとする。
トオフ孔28を貫通形成した制御スリーブ17を
摺動自在に外嵌してある。そしてこのカツトオフ
孔28は、プランジヤ4の上下方向の動きに応じ
て前記制御用傾斜孔26と連通可能な上下位置関
係にあるように配置するものとする。
前記制御スリーブ17は、前記下部プランジヤ
バレル3によつて囲んで構成した燃料溜り室18
にこれを配し、かつこの燃料溜り室18内でプラ
ンジヤ4に外嵌してある。なお、燃料溜り室18
はポンプ本体1に形成した横孔19を介して燃料
入口20に通じている。
バレル3によつて囲んで構成した燃料溜り室18
にこれを配し、かつこの燃料溜り室18内でプラ
ンジヤ4に外嵌してある。なお、燃料溜り室18
はポンプ本体1に形成した横孔19を介して燃料
入口20に通じている。
該制御スリーブ17に対してコントロールロツ
ド29を直交して設け、このコントロールロツド
29から半径方向に突設した係合部36を、前記
制御スリーブ17に形成した係合溝22に係合し
てある。
ド29を直交して設け、このコントロールロツド
29から半径方向に突設した係合部36を、前記
制御スリーブ17に形成した係合溝22に係合し
てある。
したがつて、コントロールロツド29を第1図
中の矢印のように正逆回動させると、このコント
ロールロツド29とともに前記係合部36が一体
に回動し、この係合部36の回動によつて制御ス
リーブ17が上下動し、前記プランジヤ4と制御
スリーブ17との上下方向の相対的な位置が変化
することとなり、制御スリーブ17とプランジヤ
4の下死点における燃料吸排孔24の位置との間
の寸法として定義されるプランジヤ4のプリスト
ロークを調節することができるのである。
中の矢印のように正逆回動させると、このコント
ロールロツド29とともに前記係合部36が一体
に回動し、この係合部36の回動によつて制御ス
リーブ17が上下動し、前記プランジヤ4と制御
スリーブ17との上下方向の相対的な位置が変化
することとなり、制御スリーブ17とプランジヤ
4の下死点における燃料吸排孔24の位置との間
の寸法として定義されるプランジヤ4のプリスト
ロークを調節することができるのである。
すなわち、プランジヤ4の下死点から燃料吸排
孔24が閉じられるまでの寸法が、プランジヤ4
のプリストロークであり、燃料吸排孔24が閉じ
られるときが噴射はじめとなる(第1図)。
孔24が閉じられるまでの寸法が、プランジヤ4
のプリストロークであり、燃料吸排孔24が閉じ
られるときが噴射はじめとなる(第1図)。
実際の燃料の送出にあたつては、第1図に示す
ように、プランジヤ4が上昇してその燃料吸排孔
24が制御スリーブ17によつて閉じられて噴射
(燃料の圧送)が開始され、ついで第2図に示す
ように、燃料吸排孔24と連通した制御用傾斜溝
26が制御スリーブ17のカツトオフ孔28に連
通することで、カツトオフ孔28、制御用傾斜溝
26、縦溝27、燃料吸排孔24、および連通孔
25を介してカツトオフ孔28と燃料圧室7とが
連通して噴射(燃料の圧送)が終了するものであ
る。
ように、プランジヤ4が上昇してその燃料吸排孔
24が制御スリーブ17によつて閉じられて噴射
(燃料の圧送)が開始され、ついで第2図に示す
ように、燃料吸排孔24と連通した制御用傾斜溝
26が制御スリーブ17のカツトオフ孔28に連
通することで、カツトオフ孔28、制御用傾斜溝
26、縦溝27、燃料吸排孔24、および連通孔
25を介してカツトオフ孔28と燃料圧室7とが
連通して噴射(燃料の圧送)が終了するものであ
る。
しかしながら、第3図に示すごとく、燃料の圧
送の終了後であつても、プランジヤ4が上方に変
位し、これにつれて制御用傾斜溝26がカツトオ
フ孔28を通過して制御スリーブ17にて制御用
傾斜溝26が閉じられるとともに、制御用傾斜溝
26の上部が制御スリーブ17より突出して燃料
溜り室18内に連通するが、とくにプリストロー
クを大きく設定する場合に制御スリーブ17が上
部プランジヤバレル5の下面5aに近い場合に
は、燃料の高圧油の逃げ流路断面積が小さくな
り、もどし燃料の排出量が絞られて、噴射管内圧
が一時的に上昇して二次噴射がおこる問題が発生
していた。
送の終了後であつても、プランジヤ4が上方に変
位し、これにつれて制御用傾斜溝26がカツトオ
フ孔28を通過して制御スリーブ17にて制御用
傾斜溝26が閉じられるとともに、制御用傾斜溝
26の上部が制御スリーブ17より突出して燃料
溜り室18内に連通するが、とくにプリストロー
クを大きく設定する場合に制御スリーブ17が上
部プランジヤバレル5の下面5aに近い場合に
は、燃料の高圧油の逃げ流路断面積が小さくな
り、もどし燃料の排出量が絞られて、噴射管内圧
が一時的に上昇して二次噴射がおこる問題が発生
していた。
(考案の目的)
本考案は以上のような問題にかんがみ、制御ス
リーブがどの位置にあつても、カツトオフ後のも
どし燃料をスムーズに排出できるようにして、二
次噴射を防ぐことのできるプリストローク可変機
構を有する燃料噴射ポンプを提供することを目的
とする。
リーブがどの位置にあつても、カツトオフ後のも
どし燃料をスムーズに排出できるようにして、二
次噴射を防ぐことのできるプリストローク可変機
構を有する燃料噴射ポンプを提供することを目的
とする。
(問題点を解決するための手段)
すなわち本考案は、往復動するプランジヤに制
御スリーブを摺動自在に外嵌するとともに、この
制御スリーブにコントロールロツドを連結し、該
コントロールロツドの回動により前記プランジヤ
と制御スリーブとの軸方向の相対位置を変えてプ
リストロークを調節するようにしたプリストロー
ク可変機構を有する燃料噴射ポンプにおいて、前
記制御スリーブの上面と対向する上部プランジヤ
バレルの下面に燃料カツトオフ用の溝を設けて、
この溝からカツトオフ後のもどし燃料を排出する
ようにし、噴射管内圧を一時的にも高めることな
く、したがつて二次噴射を発生する原因を排除で
きるようにした燃料噴射ポンプである。
御スリーブを摺動自在に外嵌するとともに、この
制御スリーブにコントロールロツドを連結し、該
コントロールロツドの回動により前記プランジヤ
と制御スリーブとの軸方向の相対位置を変えてプ
リストロークを調節するようにしたプリストロー
ク可変機構を有する燃料噴射ポンプにおいて、前
記制御スリーブの上面と対向する上部プランジヤ
バレルの下面に燃料カツトオフ用の溝を設けて、
この溝からカツトオフ後のもどし燃料を排出する
ようにし、噴射管内圧を一時的にも高めることな
く、したがつて二次噴射を発生する原因を排除で
きるようにした燃料噴射ポンプである。
(実施例)
つぎに、本考案の一実施例を列型の燃料噴射ポ
ンプに応用した場合を例にとつて第4図ないし第
6図にもとづき説明する。ただし、第1図ないし
第3図と同様の部分については同一符号を付して
ある。
ンプに応用した場合を例にとつて第4図ないし第
6図にもとづき説明する。ただし、第1図ないし
第3図と同様の部分については同一符号を付して
ある。
まず、第4図に示すように、エンジンの気筒数
に対応した数の縦孔2を前記ポンプ本体1に形成
し、この縦孔2内で前記下部プランジヤバレル3
をポンプ本体1に挿入固定し、該下部プランジヤ
バレル3に前記プランジヤ4を回動かつ往復動自
在に挿入してある。
に対応した数の縦孔2を前記ポンプ本体1に形成
し、この縦孔2内で前記下部プランジヤバレル3
をポンプ本体1に挿入固定し、該下部プランジヤ
バレル3に前記プランジヤ4を回動かつ往復動自
在に挿入してある。
このプランジヤ4の上端は下部プランジヤバレ
ル3を介してポンプ本体1に固定した前記上部プ
ランジヤバレル5に挿入し、この上部プランジヤ
バレル5内には送出弁6を設けて、この送出弁6
とプランジヤ4との間に燃料圧室7を構成し、さ
らに送出弁6の上方には燃料出口8を形成してあ
る。
ル3を介してポンプ本体1に固定した前記上部プ
ランジヤバレル5に挿入し、この上部プランジヤ
バレル5内には送出弁6を設けて、この送出弁6
とプランジヤ4との間に燃料圧室7を構成し、さ
らに送出弁6の上方には燃料出口8を形成してあ
る。
また、プランジヤ4の下端は、カム軸9に設け
たカム10に、タペツト11を介して当接してい
る。このカム軸9はエンジンに連結してあり、同
エンジンによつて回転駆動され、スプリング12
と協働してカム10の周縁に沿つてプランジヤ4
を当接させ、これを図中上下方向に往復動させる
ようになつている。
たカム10に、タペツト11を介して当接してい
る。このカム軸9はエンジンに連結してあり、同
エンジンによつて回転駆動され、スプリング12
と協働してカム10の周縁に沿つてプランジヤ4
を当接させ、これを図中上下方向に往復動させる
ようになつている。
さらにこのプランジヤ4には、フエース部13
を形成し、このフエース部13が噴射量調節用ス
リーブ14にその回動方向を規制する形で係合し
ており、またこの噴射量調節用スリーブ14が突
起15を介して噴射量調節用ロツド16を動かす
ことによりプランジヤ4を回動させることができ
るようになつている。
を形成し、このフエース部13が噴射量調節用ス
リーブ14にその回動方向を規制する形で係合し
ており、またこの噴射量調節用スリーブ14が突
起15を介して噴射量調節用ロツド16を動かす
ことによりプランジヤ4を回動させることができ
るようになつている。
なおここで、噴射のための圧送の有効ストロー
クは、前記噴射量調節用ロツド16によつてプラ
ンジヤ4を回動することにより調節することがで
きる。
クは、前記噴射量調節用ロツド16によつてプラ
ンジヤ4を回動することにより調節することがで
きる。
なおまた、第5図に拡大して示すごとく、前記
上部プランジヤバレル5の下面を必要な断面積に
わたつて切り欠いて燃料カツトオフ用の溝50を
形成し、第3図に示す状態のときに前記制御用傾
斜溝26あるいは縦溝27が燃料溜り室18と連
通できるようになつている。
上部プランジヤバレル5の下面を必要な断面積に
わたつて切り欠いて燃料カツトオフ用の溝50を
形成し、第3図に示す状態のときに前記制御用傾
斜溝26あるいは縦溝27が燃料溜り室18と連
通できるようになつている。
前記制御スリーブ17には、その後方に縦方向
の案内溝21を、その前方に横方向の係合溝22
をそれぞれ形成し、この案内溝21には前記下部
プランジヤバレル3に設けた案内ピン23を係合
し、係合溝22には前記コントロールロツド29
の係合部36を挿入してある。
の案内溝21を、その前方に横方向の係合溝22
をそれぞれ形成し、この案内溝21には前記下部
プランジヤバレル3に設けた案内ピン23を係合
し、係合溝22には前記コントロールロツド29
の係合部36を挿入してある。
このコントロールロツド29は横孔19に挿入
してあり、軸受を介してポンプ本体1に回動自在
に支持されているとともに、ステツプモータ等の
アクチユエータ(図示せず)に連結してこのアク
チユエータによつて駆動するものとする。
してあり、軸受を介してポンプ本体1に回動自在
に支持されているとともに、ステツプモータ等の
アクチユエータ(図示せず)に連結してこのアク
チユエータによつて駆動するものとする。
また、コントロールロツド29には、第6図に
示すようにコントロールロツド29の直径方向に
貫く窓部32が前記制御スリーブ17に対向して
形成してあり、この窓部32に係合シヤフト33
を挿入する。この係合シヤフト33は円盤状の本
体部34を有し、この本体部34が窓部32に形
成した段部35に回動自在に嵌合している。
示すようにコントロールロツド29の直径方向に
貫く窓部32が前記制御スリーブ17に対向して
形成してあり、この窓部32に係合シヤフト33
を挿入する。この係合シヤフト33は円盤状の本
体部34を有し、この本体部34が窓部32に形
成した段部35に回動自在に嵌合している。
また、この係合シヤフト33には本体部34と
一体に係合部36を形成し、この係合部36は本
体部34に対して偏心しているとともに窓部32
から制御スリーブ17側に突き出し、制御スリー
ブ17の係合溝22に係合している。
一体に係合部36を形成し、この係合部36は本
体部34に対して偏心しているとともに窓部32
から制御スリーブ17側に突き出し、制御スリー
ブ17の係合溝22に係合している。
さらに係合シヤフト33の係合部36の反対側
には、調整ロツド部37が本体部34と一体に形
成してあり、押えねじ38に形成した中心孔39
を挿通するようになつており、この押えねじ38
は窓部32に螺合し、ワツシヤ40を介して係合
シヤフト33の本体部34を押えている。
には、調整ロツド部37が本体部34と一体に形
成してあり、押えねじ38に形成した中心孔39
を挿通するようになつており、この押えねじ38
は窓部32に螺合し、ワツシヤ40を介して係合
シヤフト33の本体部34を押えている。
なお、前記したプリストロークは、このような
コントロールロツド29によつて、制御スリーブ
17を上下に移動させることによつて調節するこ
とができるものである。
コントロールロツド29によつて、制御スリーブ
17を上下に移動させることによつて調節するこ
とができるものである。
以上のような構成の作用を説明する。
まず、第4図に示すプランジヤ4が不死点から
上昇する当初にあつては、燃料吸排孔24が燃料
溜り室18に開口し、この燃料溜り室18と燃料
圧室7とが燃料吸排孔24および連通孔25を介
して連通しているので、燃料圧室7内の燃料の圧
力は上昇せず、送出弁6は閉じたままとなる。
上昇する当初にあつては、燃料吸排孔24が燃料
溜り室18に開口し、この燃料溜り室18と燃料
圧室7とが燃料吸排孔24および連通孔25を介
して連通しているので、燃料圧室7内の燃料の圧
力は上昇せず、送出弁6は閉じたままとなる。
かかる状態からプランジヤ4がさらに上昇して
燃料吸排孔24が制御スリーブ17の下面より上
方に位置するようになると、この燃料吸排孔24
が制御スリーブ17の内面により閉じられること
となるため、このときが噴射はじめとなつて、燃
料圧室7内の燃料の圧力が上昇して送出弁6を開
いて燃料出口8から燃料を送出する。
燃料吸排孔24が制御スリーブ17の下面より上
方に位置するようになると、この燃料吸排孔24
が制御スリーブ17の内面により閉じられること
となるため、このときが噴射はじめとなつて、燃
料圧室7内の燃料の圧力が上昇して送出弁6を開
いて燃料出口8から燃料を送出する。
そして、さらにプランジヤ4が上昇して制御用
傾斜溝26が、制御スリーブ17のカツトオフ孔
28と連通すると、燃料圧室7と燃料溜り室18
とが、連通孔25、燃料吸排孔24、縦溝27、
制御用傾斜溝26、およびカツトオフ孔28の経
路を介して連通し、燃料圧室7内の燃料が燃料溜
り室18に逃げ、燃料圧室7内の燃料の圧力が下
降し、送出弁6が閉じられ、噴射のための送油が
終了する。
傾斜溝26が、制御スリーブ17のカツトオフ孔
28と連通すると、燃料圧室7と燃料溜り室18
とが、連通孔25、燃料吸排孔24、縦溝27、
制御用傾斜溝26、およびカツトオフ孔28の経
路を介して連通し、燃料圧室7内の燃料が燃料溜
り室18に逃げ、燃料圧室7内の燃料の圧力が下
降し、送出弁6が閉じられ、噴射のための送油が
終了する。
さらに、プランジヤ4が上昇して制御用傾斜溝
26がカツトオフ孔28を通過してふたたび制御
スリーブ17によつて閉じられるようになるが、
このときには制御用傾斜溝26および縦溝27の
上部が制御スリーブ17の上部よりでて燃料カツ
トオフ用の溝50と連通するために、仮にプリス
トロークが最大であり、制御スリーブ17が前記
上部プランジヤバレル5の下面5aに近接してい
ても、十分な排出断面積が確保されており、もど
し燃料は該燃料カツトオフ用の溝50から燃料溜
り室18内へ抵抗なく流出させることができるも
のである。
26がカツトオフ孔28を通過してふたたび制御
スリーブ17によつて閉じられるようになるが、
このときには制御用傾斜溝26および縦溝27の
上部が制御スリーブ17の上部よりでて燃料カツ
トオフ用の溝50と連通するために、仮にプリス
トロークが最大であり、制御スリーブ17が前記
上部プランジヤバレル5の下面5aに近接してい
ても、十分な排出断面積が確保されており、もど
し燃料は該燃料カツトオフ用の溝50から燃料溜
り室18内へ抵抗なく流出させることができるも
のである。
(効果)
以上説明したごとく、本考案によれば、仮に制
御スリーブが上部プランジヤバレルの下面に近接
するようにプリセツトされていても、噴射のため
の圧送終了後にもどされる燃料を、この上部プラ
ンジヤバレルに形成した燃料カツトオフ用の溝の
部分から十分に排出できるため、二次噴射などが
生じない。また制御スリーブ上面に溝を形成する
ための盛り上げ部を設けるなどの加工を施すのと
異なるので、制御スリーブを小型軽量化すること
ができる。
御スリーブが上部プランジヤバレルの下面に近接
するようにプリセツトされていても、噴射のため
の圧送終了後にもどされる燃料を、この上部プラ
ンジヤバレルに形成した燃料カツトオフ用の溝の
部分から十分に排出できるため、二次噴射などが
生じない。また制御スリーブ上面に溝を形成する
ための盛り上げ部を設けるなどの加工を施すのと
異なるので、制御スリーブを小型軽量化すること
ができる。
第1図ないし第3図は従来の燃料噴射ポンプに
おける燃料噴射のための圧送状態を順次示す説明
図、第4図は本考案の一実施例の縦断面図、第5
図は同、制御スリーブ17部分の拡大断面図、第
6図は同、制御スリーブ17およびコントロール
ロツド29部分の分解斜視図である。 1……ポンプ本体、2……縦孔、3……下部プ
ランジヤバレル、4……プランジヤ、5……上部
プランジヤバレル、6……送出弁、7……燃料圧
室、8……燃料出口、9……カム軸、10……カ
ム、11……タペツト、12……スプリング、1
3……フエース部、14……噴射量調節用スリー
ブ、15……突起、16……噴射量調節用ロツ
ド、17……制御スリーブ、18……燃料溜り
室、19……横孔、20……燃料入口、21……
案内溝、22……係合溝、23……案内ピン、2
4……燃料吸排孔、25……連通孔、26……制
御用傾斜溝、27……縦溝、28……カツトオフ
孔、29……コントロールロツド、32……窓
部、33……係合シヤフト、34……本体部、3
5……段部、36……係合部、37……調整ロツ
ド部、38……押えねじ、39……中心孔、40
……ワツシヤ、50……燃料カツトオフ用の溝。
おける燃料噴射のための圧送状態を順次示す説明
図、第4図は本考案の一実施例の縦断面図、第5
図は同、制御スリーブ17部分の拡大断面図、第
6図は同、制御スリーブ17およびコントロール
ロツド29部分の分解斜視図である。 1……ポンプ本体、2……縦孔、3……下部プ
ランジヤバレル、4……プランジヤ、5……上部
プランジヤバレル、6……送出弁、7……燃料圧
室、8……燃料出口、9……カム軸、10……カ
ム、11……タペツト、12……スプリング、1
3……フエース部、14……噴射量調節用スリー
ブ、15……突起、16……噴射量調節用ロツ
ド、17……制御スリーブ、18……燃料溜り
室、19……横孔、20……燃料入口、21……
案内溝、22……係合溝、23……案内ピン、2
4……燃料吸排孔、25……連通孔、26……制
御用傾斜溝、27……縦溝、28……カツトオフ
孔、29……コントロールロツド、32……窓
部、33……係合シヤフト、34……本体部、3
5……段部、36……係合部、37……調整ロツ
ド部、38……押えねじ、39……中心孔、40
……ワツシヤ、50……燃料カツトオフ用の溝。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 燃料圧室を有する上部プランジヤバレル内を往
復動して燃料を噴射するとともに、この燃料圧室
に連通する燃料吸排孔、ならびにこの燃料吸排孔
に連通する縦溝および制御用傾斜溝を有するプラ
ンジヤと、 前記燃料圧室に隣接する燃料溜り室内に設ける
とともに、前記プランジヤに摺動自在に外嵌して
前記燃料吸排孔を開閉可能であり、また前記制御
用傾斜溝に連通可能なカツトオフ孔を形成した制
御スリーブと、 この制御スリーブに連結したコントロールロツ
ドとを有し、 該コントロールロツドの回動により前記プラン
ジヤと制御スリーブとの軸方向の相対位置を変え
てプリストロークを調節するようにしたプリスト
ローク可変機構を有する燃料噴射ポンプにおい
て、 前記制御スリーブの上面と対向する前記上部プ
ランジヤバレルの下面に、 該制御スリーブの前記カツトオフ孔の位置を過
ぎてその上端から突出する前記プランジヤの前記
制御用傾斜溝ないしは縦溝に連通可能に前記燃料
溜り室に臨んで、 燃料カツトオフ用の溝を形成したことを特徴と
する燃料噴射ポンプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10088086U JPH0410380Y2 (ja) | 1986-07-02 | 1986-07-02 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10088086U JPH0410380Y2 (ja) | 1986-07-02 | 1986-07-02 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS639460U JPS639460U (ja) | 1988-01-22 |
| JPH0410380Y2 true JPH0410380Y2 (ja) | 1992-03-13 |
Family
ID=30971109
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10088086U Expired JPH0410380Y2 (ja) | 1986-07-02 | 1986-07-02 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0410380Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-07-02 JP JP10088086U patent/JPH0410380Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS639460U (ja) | 1988-01-22 |
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