JPH04104511U - プリンタの用紙厚さ測定装置 - Google Patents
プリンタの用紙厚さ測定装置Info
- Publication number
- JPH04104511U JPH04104511U JP784291U JP784291U JPH04104511U JP H04104511 U JPH04104511 U JP H04104511U JP 784291 U JP784291 U JP 784291U JP 784291 U JP784291 U JP 784291U JP H04104511 U JPH04104511 U JP H04104511U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- screw shaft
- contact
- contactor
- reference plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
- Controlling Sheets Or Webs (AREA)
- Handling Of Sheets (AREA)
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
- Common Mechanisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】接触子が用紙に接触したときに用紙が局部的に
変形して測定した用紙の厚さにばらつきが生ずるのを防
止する。 【構成】用紙2を支持する基準プレート3に対してスク
リュシャフト8が接離自在に配設されていて、該スクリ
ュシャフト8の先端には用紙2の厚さを測定するための
接触子52が取り付けられる。スクリュシャフト8は前
進させられ、先端の接触子52が用紙2に接触したこと
を検出して停止する。続いて、スクリュシャフト8をホ
ーム位置まで後退させ、用紙2に接触子52が接触する
点とホーム位置間の間隔を求める。これを、用紙2を介
在させない状態の時の間隔と比較することによって用紙
2の厚さを測定する。また、上記接触子52の上記基準
プレート3に対向する面は球面形状となっているので、
スクリュシャフト8が傾斜した状態で取り付けられてい
ても、接触子52の先端面の加工精度が悪くても、用紙
2に局部的な圧力を与えることはない。
変形して測定した用紙の厚さにばらつきが生ずるのを防
止する。 【構成】用紙2を支持する基準プレート3に対してスク
リュシャフト8が接離自在に配設されていて、該スクリ
ュシャフト8の先端には用紙2の厚さを測定するための
接触子52が取り付けられる。スクリュシャフト8は前
進させられ、先端の接触子52が用紙2に接触したこと
を検出して停止する。続いて、スクリュシャフト8をホ
ーム位置まで後退させ、用紙2に接触子52が接触する
点とホーム位置間の間隔を求める。これを、用紙2を介
在させない状態の時の間隔と比較することによって用紙
2の厚さを測定する。また、上記接触子52の上記基準
プレート3に対向する面は球面形状となっているので、
スクリュシャフト8が傾斜した状態で取り付けられてい
ても、接触子52の先端面の加工精度が悪くても、用紙
2に局部的な圧力を与えることはない。
Description
【0001】
本考案は、プラテンに対向して印字方向に往復運動する印字ヘッドによって印
字を行うプリンタにおける用紙厚さ測定装置に関するものである。
【0002】
従来、印字ヘッドをプラテンに対向して往復運動させて印字を行うプリンタに
おいては、印字品位の低下、印字ヘッドのワイヤ折れ、インクリボンによる汚れ
、キャリッジのスペース動作不良等を防止するために、用紙の表面から印字ヘッ
ドの先端までの距離を適正な値に保つ必要がある。しかし、プリンタには各種厚
さの用紙が使用されるため、オペレータは異なる厚さの用紙を装着するたびに、
用紙の表面から印字ヘッドの先端までの距離が適正な値となるようにプリンタを
操作しなければならない。
【0003】
そこで、印字ヘッドとプラテン上の用紙表面の間の距離を調整するヘッドギャ
ップ調整機構と、用紙厚さ測定装置を設けたものが提供されている(実開昭64
−57054号、実開平2−104248号公報参照)。
この場合、プラテンに用紙が装着されると、用紙厚さ測定装置が用紙の厚さを
測定し、演算手段がこの厚さに基づいてプラテン位置調整機構の駆動手段の動作
量を演算する。そして、この演算された動作量に基づいて駆動手段の駆動制御が
行われ、プラテンが印字ヘッドに対して適正量接離させられて、用紙の厚さに対
する良好なヘッドギャップが確保される。
【0004】
図2は従来のプリンタの用紙厚さ測定装置の要部側面図、図3は従来のプリン
タの用紙厚さ測定装置におけるスリットディスクの正面図、図4は接触子の接触
状態を示す図、図5は接触子による発色を示す図、図6は接触子の他の接触状態
を示す図である。
図2において、用紙厚さ測定装置1は、用紙2の通路に配置した基準プレート
3と対向して設けられている。上記用紙厚さ測定装置1のベースフレーム4a,
4bは間隔を置いて設けられていて、ボールベアリング5a,5bを介してリー
ドナット6を回転自在に支持している。該リードナット6の外周には、リードナ
ットギヤ7が固定されており、内周にはねじ部6aが形成されている。
【0005】
一方、ねじ部8aを有するスクリュシャフト8が上記リードナット6内を貫通
しており、リードナット6のねじ部6aにねじ部8aを螺合させている。また、
スクリュシャフト8は2個のボールベアリング9a,9bによってリードナット
6に対して回転自在、かつ摺動自由に支持されている。したがって、上記リード
ナットギヤ7を回転させることにより、スクリュシャフト8を前後に移動させる
ことができる。スクリュシャフト8の先端には、基準プレート3又は用紙2に接
触する接触子10が固定されている。
【0006】
また、モータ11に固定されたモータギヤ12はクラッチドライブギヤ13と
噛合し、クラッチドリブンギヤ14は上記リードナットギヤ7と噛合している。
上記クラッチドライブギヤ13とクラッチドリブンギヤ14は、ベースフレーム
4bに固定されたスタッド15に対してそれぞれが独立して回転自在に、かつ同
軸上に取り付けられている。そして、クラッチドライブギヤ13とクラッチドリ
ブンギヤ14は、図の破線で示すようにそれぞれ円筒形状のディスク部分13a
,14aを有しており、両ディスク部分13a,14aの外周には、クラッチス
プリング16が右ねじ方向にコイル状に巻かれ、該クラッチスプリング16によ
ってクラッチドライブギヤ13とクラッチドリブンギヤ14が連結されている。
上記クラッチスプリング16の非付勢時の内径d′は、ディスク部分13a,1
4aの外径dより小さく設定されΔd=d−d′の締め代が形成される。
【0007】
また、ベースフレーム4bにはポスト17が固定され、スクリュシャフト8に
固定されているガイドレバー18と摺動可能に係合していて、リードナットギヤ
7の回転に伴うスクリュシャフト8の回転を規制し、該スクリュシャフト8を基
準プレート3に対して接離させる。
上記リードナット6の外周には、円盤状のスリットディスク19が固定されて
いる。該スリットディスク19には、図3に示すように回転角を検出するための
複数の外周スリット19aが周方向に等角度で設けられているとともに、外周ス
リット19aの内側にはホーム位置検出用のホームスリット19bが1個設けら
れている。これら外周スリット19a及びホームスリット19bは、図3に示す
スリット検出用フォトセンサ20a,20bにそれぞれ対応して配設される。
【0008】
上記構成の用紙厚さ測定装置1において、プリンタに用紙2が装着されると、
基準プレート3と用紙厚さ測定装置1の間にある用紙2の厚さが測定される。
すなわち、まずモータ11を駆動し、モータギヤ12を図示矢印A方向に回転
させ、クラッチドライブギヤ13を図示矢印B方向に回転させる。クラッチドラ
イブギヤ13からクラッチドリブンギヤ14への回転トルクは、クラッチスプリ
ング16を介して伝達される。そして、クラッチドリブンギヤ14はリードナッ
トギヤ7と噛合しているため、リードナット6は図示矢印C方向に回転し、スク
リュシャフト8は図示矢印D方向に移動し、接触子10が用紙2を介して基準プ
レート3を押圧する。
【0009】
上記クラッチドライブギヤ13からクラッチドリブンギヤ14への回転トルク
は、クラッチドライブギヤ13とクラッチドリブンギヤ14のディスク部分13
a,14aと、それらの外周に巻かれたクラッチスプリング16間の摩擦により
生ずるすべりトルクによって伝達される。すなわち、伝達される回転トルクの最
大値をT〔Kgmm〕とすると、その値は次の(1)式のようになる。
【0010】
T=2EIΔd〔1−EXP(−μ×φ)〕/d2 (1)
ここで、E〔Kg/mm2 〕:クラッチスプリング16の材料の縦弾性係数
I〔mm4 〕 :クラッチスプリング16の断面二次モーメント
Δd〔mm〕 :クラッチスプリング16の締め代
μ :クラッチスプリング16とディスク部分13a,
14aの摩擦係数
φ〔rad〕 :クラッチスプリング16のディスク巻付け角度
d〔mm〕 :ディスク部分13a,14aの外径
である。そして、クラッチスプリング16のディスク巻付け角度φが大きくなる
と、EXP(−μ×φ)≒0となることから、
T≒2EIΔd/d2 (2)
に近似される。
【0011】
したがって、ディスク巻付け角度φを大きく設定することにより、クラッチス
プリング16とディスク部分13a,14aの摩擦係数μは関係なくなり、安定
したすべりトルクが得られる。
用紙2に接触子10が接触し、接触子10の接触力に伴いリードナット6の回
転負荷が増加し、上記(1)式又は(2)式の回転トルクTに達すると、クラッ
チドリブンギヤ14の回転が停止し、スクリュシャフト8は用紙2に接触子10
を接触させて停止する。
【0012】
スクリュシャフト8の回転が停止すると、スクリュシャフト8に固定されてい
るスリットディスク19も回転を停止し、該スリットディスク19の外周スリッ
ト19aに対応するスリット検出用フォトセンサ20aは出力の変化が無くなる
。この変化が無くなったことを回路などが検出すると、接触子10が用紙2に接
触したと判定される。
【0013】
接触子10の接触判定条件が成立した後、モータ11が逆回転させられ接触子
10は用紙2から離れる。そして、ホームスリット19bが検出されるまでスリ
ットディスク19を回転させ、この時スリット検出用フォトセンサ20aによっ
て外周スリット19aを計数し、これを用紙2の無い場合と比較する。用紙2の
厚さに相当するスリット数から用紙2の厚さを測定することができる。この時、
クラッチスプリング16は締まり方向に力が作用するため伝達トルクは大きく、
モータ11の駆動トルク以上に設定しておけば、クラッチスプリング16は滑る
ことなく回転を伝達する。
【0014】
上述したように、クラッチスプリング16のすべりトルクを利用して、スクリ
ュシャフト8の先端の接触子10を移動させているため、一定の力で用紙2と接
触子10を接触させることができる。
さらに、スクリュシャフト8及びリードナット6をボールベアリング9a,9
bで支持しているので、接触子10と用紙2の接触時における摩擦負荷トルクの
ばらつきが小さくなり、接触子10と用紙2間の接触力はより安定したものとな
る。そして、接触力を一定に保ちながら接触したか否かの判定を行うことができ
るため、用紙2の正確な厚さを測定することができる。したがって、ヘッドギャ
ップ調整機構を併用することにより、用紙2の厚さに対応する良好なヘッドギャ
ップを設定し、印字品位の低下、インクリボンによる汚れ等を除去することがで
きる。
【0015】
しかしながら、上記従来のプリンタの用紙厚さ測定装置においては、スクリュ
シャフト8の取付精度が悪いと、先端に固定される接触子10の表面と基準プレ
ート3の表面が平行にならず、図4に示すように接触子10の一部分のみが用紙
2に接触する。その場合、用紙2には局部的に圧力が加わり、その部分に用紙2
の変形が集中し、用紙2は実際より薄く測定されることがあり、測定にばらつき
が生じてしまう。
【0016】
また、図5に示すように、複写紙のようなある一定以上の圧力が加わることに
よって発色する用紙2aでは、接触子10によって局部的に圧力が加わると、圧
力が加わった部分21のみが発色してしまう。
また、図6に示すように、スクリュシャフト8の先端に固定されている接触子
10の表面10aの加工精度が悪く軸方向に対して直角になっていない場合にお
いても、接触子10の一部分のみが用紙2に接触するため、用紙2には局部的に
圧力が加わり、その部分に用紙2の変形が集中し、用紙2は実際より薄く測定さ
れる。
【0017】
スクリュシャフト8の取付精度を良くし、接触子10の表面10aと基準プレ
ート3の表面3aを平行にするとともに、接触子10の表面10aをスクリュシ
ャフト8の軸方向に対して直角にするためには、基準ガイドを配設したり十分な
調整を行ったり、部品精度を高くする必要があり、構造が複雑となるだけでなく
製造コストを上昇させてしまう。
【0018】
本考案は、上記従来のプリンタの用紙厚さ測定装置の問題点を解決して、接触
子が用紙に接触したときに用紙が局部的に変形して測定した用紙の厚さにばらつ
きが生ずるのを防止し、用紙の厚さに対する良好なヘッドギャップを確実に設定
し、印字品位の低下、インクリボンによる汚れが発生するのを防止することがで
きるだけでなく、接触圧力の局部的な上昇によって、複写紙が発色するのを防止
することができるプリンタの用紙厚さ測定装置を提供することを目的とする。
【0019】
そのために、本考案のプリンタの用紙厚さ測定装置においては、用紙を支持す
る基準プレートに対してスクリュシャフトが接離自在に配設されていて、該スク
リュシャフトの先端には基準プレート又は用紙に接触して用紙の厚さを測定する
ための接触子が取り付けられる。上記スクリュシャフトは、駆動源によって駆動
されて前後進するようになっている。
【0020】
そして、上記接触子が上記基準プレート及び用紙のいずれかに接触したことを
検出して上記スクリュシャフトを停止させる手段と、上記基準プレートに接触子
が接触する点とホーム位置間の間隔と、上記用紙に接触子が接触する点とホーム
位置間の間隔を求め、それらを比較して用紙の厚さを測定する手段を有している
。
【0021】
上記接触子の上記基準プレートに対向する面は球面形状とされていて、用紙に
接触して所定の押圧力が加わっても用紙に局部的な圧力を与えない。
【0022】
本考案によれば、上記のように用紙を支持する基準プレートに対してスクリュ
シャフトが接離自在に配設されていて、該スクリュシャフトの先端には基準プレ
ート又は用紙に接触して用紙の厚さを測定するための接触子が取り付けられる。
上記スクリュシャフトは、駆動源によって駆動されて前後進するようになってい
る。
【0023】
そして、上記スクリュシャフトは前進させられ、先端の接触子が用紙に接触し
たことを検出して上記スクリュシャフトを停止させる。続いて、上記スクリュシ
ャフトをホーム位置まで後退させ、用紙に接触子が接触する点とホーム位置間の
間隔を求める。この間隔を、上記基準プレートと接触子間に用紙を介在させない
状態の時の間隔と比較することによって用紙の厚さを測定することができる。
【0024】
また、上記接触子の上記基準プレートに対向する面は球面形状となっているの
で、スクリュシャフトが傾斜した状態で取り付けられていても、接触子の先端面
の加工精度が悪くても、接触子が用紙に接触した時に用紙に局部的な圧力を与え
ることはない。
【0025】
以下、本考案の実施例について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本考案の実施例におけるプリンタの用紙厚さ測定装置における接触子の
接触状態を示す図、図7は本考案の実施例を示すプリンタの用紙厚さ測定装置の
要部側面図、図8は接触子の他の接触状態を示す図である。
【0026】
図7において、用紙厚さ測定装置1は、用紙2の通路に配置した基準プレート
3と対向して設けられている。上記用紙厚さ測定装置1のベースフレーム4a,
4bは間隔を置いて設けられていて、ボールベアリング5a,5bを介してリー
ドナット6を回転自在に支持している。該リードナット6の外周には、リードナ
ットギヤ7が固定されており、内周にはねじ部6aが形成されている。
【0027】
一方、ねじ部8aを有するスクリュシャフト8が上記リードナット6内を貫通
しており、リードナット6のねじ部6aにねじ部8aを螺合させている。また、
スクリュシャフト8は2個のボールベアリング9a,9bによってリードナット
6に対して回転自在、かつ摺動自由に支持されている。したがって、上記リード
ナットギヤ7を回転させることにより、スクリュシャフト8を前後に移動させる
ことができる。スクリュシャフト8の先端には、基準プレート3又は用紙2に接
触する接触子52が固定されている。
【0028】
また、モータ11に固定されたモータギヤ12はクラッチドライブギヤ13と
噛合し、クラッチドリブンギヤ14は上記リードナットギヤ7と噛合している。
上記クラッチドライブギヤ13とクラッチドリブンギヤ14は、ベースフレーム
4bに固定されたスタッド15に対してそれぞれが独立して回転自在に、かつ同
軸上に取り付けられている。そして、クラッチドライブギヤ13とクラッチドリ
ブンギヤ14は、図の破線で示すようにそれぞれ円筒形状のディスク部分13a
,14aを有しており、両ディスク部分13a,14aの外周には、クラッチス
プリング16が右ねじ方向にコイル状に巻かれ、該クラッチスプリング16によ
ってクラッチドライブギヤ13とクラッチドリブンギヤ14が連結されている。
上記クラッチスプリング16の非付勢時の内径d′は、ディスク部分13a,1
4aの外径dより小さく設定されΔd=d−d′の締め代が形成される。
【0029】
また、ベースフレーム4bにはポスト17が固定され、スクリュシャフト8に
固定されているガイドレバー18と摺動可能に係合していて、リードナットギヤ
7の回転に伴うスクリュシャフト8の回転を規制し、該スクリュシャフト8を基
準プレート3に対して接離させる。
上記リードナット6の外周には、円盤状のスリットディスク19が固定されて
いる。該スリットディスク19には、図3に示すように回転角を検出するための
複数の外周スリット19aが周方向に等角度で設けられているとともに、外周ス
リット19aの内側にはホーム位置検出用のホームスリット19bが1個設けら
れている。これら外周スリット19a、ホームスリット19bは、図3に示すス
リット検出用フォトセンサ20a,20bにそれぞれ対応して配設される。
【0030】
図1において、スクリュシャフト8の先端に固定されている接触子52が用紙
2に接触する表面52aは、球面形状としてある。
上記構成の用紙厚さ測定装置1において、プリンタに用紙2が装着されると、
基準プレート3と用紙厚さ測定装置1の間にある用紙2の厚さが測定される。
すなわち、まず図7のモータ11を駆動し、モータギヤ12を図示矢印A方向
に回転し、クラッチドライブギヤ13を図示矢印B方向に回転させる。クラッチ
ドライブギヤ13からクラッチドリブンギヤ14への回転トルクは、クラッチス
プリング16を介して伝達される。そして、クラッチドリブンギヤ14はリード
ナットギヤ7と噛合しているため、リードナット6は図示矢印C方向に回転し、
スクリュシャフト8は図示矢印D方向に移動し、用紙2を介して基準プレート3
に接触子52を押圧させる。
【0031】
このとき、上記接触子52の表面52aは球面形状で曲率が一定であるため、
基準プレート3の表面に対するスクリュシャフト8の角度に関係なく、常に接触
子52の表面52aは一定の曲率で用紙2に接触する。
クラッチドライブギヤ13からクラッチドリブンギヤ14への回転トルクは、
クラッチドライブギヤ13とクラッチドリブンギヤ14のディスク部分13a,
14aと、それらの外周に巻かれたクラッチスプリング16間の摩擦により生ず
るすべりトルクによって伝達される。このすべりトルクの最大値は式(1)及び
(2)式によって表される値Tに等しい。
【0032】
用紙2に接触子52が接触し、接触子52の接触力に伴いリードナット6の回
転負荷が増加し、上記(1)式又は(2)式の回転トルクの最大値Tに達すると
、クラッチドリブンギヤ14の回転が停止し、スクリュシャフト8は用紙2に接
触子52を接触させて停止する。
スクリュシャフト8の回転が停止すると、スクリュシャフト8に固定されてい
るスリットディスク19も回転を停止し、該スリットディスク19の外周スリッ
ト19aに対応するスリット検出用フォトセンサ20aは出力の変化が無くなる
。この変化が無くなったことを回路などが検出すると、接触子52が用紙2に接
触したと判定する。
【0033】
接触子52の接触判定条件が成立した後、モータ11が逆回転させられ接触子
52は用紙2から離れる。そして、ホームスリット19bが検出されるまでスリ
ットディスク19を回転させ、この時、スリット検出用フォトセンサ20aによ
って外周スリット19aを計数し、これを用紙2の無い場合と比較する。用紙2
の厚さに相当するスリット数から用紙2の厚さを測定する。この時、クラッチス
プリング16は締まり方向に力が作用するため伝達トルクは大きく、モータ11
の駆動トルク以上に設定しておけば、クラッチスプリング16は滑ることなく回
転を伝達する。
【0034】
なお、本考案は上記実施例に限定されるものではなく、本考案の趣旨に基づい
て種々変形することが可能であり、それらを本考案の範囲から排除するものでは
ない。
【0035】
以上詳細に説明したように、本考案によれば、用紙を支持する基準プレートに
対してスクリュシャフトが接離自在に配設されていて、該スクリュシャフトの先
端には球面形状の面を有する接触子が取り付けられる。
そして、上記スクリュシャフトは前進させられ、先端の接触子を用紙に接触さ
せることによって用紙の厚さを測定するようになっているので、基準プレートの
表面に対して、スクリュシャフトの角度に関係なく、常に接触子の面が用紙に対
して一定の曲率で接触する。
【0036】
したがって、用紙厚さ測定装置を取り付けたとき、基準プレートの表面に対し
てスクリュシャフトの取付精度が良くなくても、接触力が変化することがない。
そのため、接触子の接触によって用紙が局部的に変形することがなくなり、測定
値にばらつきが発生することがない。
そして、用紙の厚さに対応して良好なヘッドギャップを設定することができ、
印字品位を向上し、インクリボンによる汚れなどが発生するのを防止することが
できる。
【0037】
また、ある一定以上の圧力が加わることによって発色する複写紙のような用紙
においても、接触子の先端の曲率が一定であるため、基準プレートの表面に対す
るスクリュシャフトの取付精度が悪くても接触子の局部的な接触によって複写紙
が発色してしまうことがなくなる。
【図1】本考案の実施例におけるプリンタの用紙厚さ測
定装置における接触子の接触状態を示す図である。
定装置における接触子の接触状態を示す図である。
【図2】従来のプリンタの用紙厚さ測定装置の要部側面
図である。
図である。
【図3】従来のプリンタの用紙厚さ測定装置におけるス
リットディスクの正面図である。
リットディスクの正面図である。
【図4】接触子の接触状態を示す図である。
【図5】接触子による発色を示す図である。
【図6】接触子の他の接触状態を示す図である。
【図7】本考案の実施例を示すプリンタの用紙厚さ測定
装置の要部側面図である。
装置の要部側面図である。
【図8】接触子の他の接触状態を示す図である。
2 用紙
3 基準プレート
8 スクリュシャフト
52 接触子
52a 表面
フロントページの続き
(51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所
B41J 29/00
B65H 7/02 9037−3F
Claims (1)
- 【請求項1】(a)用紙を支持する基準プレートと、
(b)先端に接触子が取り付けられるとともに上記基準
プレートに対して接離自在に配設されるスクリュシャフ
トと、(c)該スクリュシャフトを前後進させる駆動源
と、(d)上記接触子が上記基準プレート及び用紙のい
ずれかに接触したことを検出して上記スクリュシャフト
を停止させる手段と、(e)ホーム位置から上記基準プ
レートに接触子が接触する点までの間隔と、ホーム位置
から上記用紙に接触子が接触する点までの間隔を求め、
両間隔を比較して用紙の厚さを測定する手段を有し、
(f)上記接触子の上記基準プレートに対向する面を球
面形状とすることを特徴とするプリンタの用紙厚さ測定
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP784291U JPH04104511U (ja) | 1991-02-21 | 1991-02-21 | プリンタの用紙厚さ測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP784291U JPH04104511U (ja) | 1991-02-21 | 1991-02-21 | プリンタの用紙厚さ測定装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04104511U true JPH04104511U (ja) | 1992-09-09 |
Family
ID=31739903
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP784291U Withdrawn JPH04104511U (ja) | 1991-02-21 | 1991-02-21 | プリンタの用紙厚さ測定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04104511U (ja) |
-
1991
- 1991-02-21 JP JP784291U patent/JPH04104511U/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19950518 |