JPH04104591U - 電子腕時計のシールド構造 - Google Patents
電子腕時計のシールド構造Info
- Publication number
- JPH04104591U JPH04104591U JP1284091U JP1284091U JPH04104591U JP H04104591 U JPH04104591 U JP H04104591U JP 1284091 U JP1284091 U JP 1284091U JP 1284091 U JP1284091 U JP 1284091U JP H04104591 U JPH04104591 U JP H04104591U
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- JP
- Japan
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- battery
- plate
- dial
- base
- pressing plate
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本考案は電子腕時計の電気的シールド構造を
改良し、電気的な外部ノイズに対する耐性を向上させ
る。 【構成】 プラスチック材よりなる時計ムーブメントの
基台1を挟んだ位置に、金属の電池押エ板2と文字板3
を配設した腕時計に於いて、基台1の貫通穴1aにかん
合固定された文字板の足3aに、電池押エ板2に設けら
れたホーク状の弾性接点部2aを圧接することにより、
電池押エ板を介して文字板3を電源にアースして、時計
ムーブメントの周囲を文字板側も含めて電気的に完全に
シールドする。 【効果】 時計の電気的な外部ノイズに対する耐性が飛
躍的に向上した。
改良し、電気的な外部ノイズに対する耐性を向上させ
る。 【構成】 プラスチック材よりなる時計ムーブメントの
基台1を挟んだ位置に、金属の電池押エ板2と文字板3
を配設した腕時計に於いて、基台1の貫通穴1aにかん
合固定された文字板の足3aに、電池押エ板2に設けら
れたホーク状の弾性接点部2aを圧接することにより、
電池押エ板を介して文字板3を電源にアースして、時計
ムーブメントの周囲を文字板側も含めて電気的に完全に
シールドする。 【効果】 時計の電気的な外部ノイズに対する耐性が飛
躍的に向上した。
Description
【0001】
本考案は電子腕時計の電気的ノイズに対するシールド構造に関する。
【0002】
近年、時計は成熟商品化が進み、ユーザーも個々の生活トレンドに合わせて複
数個の時計を使用する時代になってきた。これにともないデザイン及び機能も多
様化、複雑化し、時計のムーブメントに対しても小型、薄型化に対応するための
低消電化、より多くのユーザーニーズに対応するための多機能化の要求が益々強
くなり、従ってムーブメントに使用される回路も複雑化、低消電化が進んだ反面
、電気的な外部ノイズに対する耐性が弱くなる傾向にあり、時計の電気的なシー
ルド構造が問題となってきた。
【0003】
一方コストダウンニーズに対応するために、時計のムーブメントを構成する種
々の部品も従来の金属材料にかわってプラスチック材料が多用されるようになっ
ており、最近の電子腕時計のムーブメントに於いても種々の時計部品が組み込ま
れる基台は、従来は金属材料が使用されていたが、部品を搭載するための穴、軸
、挽込等が多く複雑な形状をしていることにより、加工上コスト高になっていた
ため、コストダウンを目的として、金型で一体成形ができ、さらに他部品も複合
化して部品点数を減らすことが可能なプラスチック材料を使用するものが増える
傾向にある。
【0004】
一般にプラスチック材の基台を使用している時計ムーブメントは、図3の部分
断面図に示すように、基台31は金属材料の電池押エ板32と洋白材等の銅合金
を使用した文字板33の中間に配設された構造になっており、文字板33は文字
板の足33aを基台31の貫通穴31aに挿入し、かん合固定され、電池押エ板
32はネジ止め等により回路基板34を介して基台31に固定されているため、
前記文字板33と前記電池押エ板32は、基台31で電気的には絶縁された状態
にある。尚電池押エ板32は電池を押さえている部分が(図示せず)電池と接触
し電源にアースされている。
【0005】
次に時計ムーブメントを外装に組み込んだ完成時計の断面図を図4に示す。図
4に於いて、時計ムーブメント41はプラスチック材よりなる中枠43によりケ
ース42に固定されており、ケース42はステンレス等の金属材料からなる胴4
2aと裏蓋42bとべゼル42c及び非導電材の硬質ガラスを使用した時計ガラ
ス(以下KGと略記する)42dからなり、前記裏蓋42bは胴42aにゴムパ
ッキン42gを介してネジ締め固定され、前記KG42dをゴムパッキン42e
を介して圧入固定した前記べゼル42cがゴムパッキン42fを介して前記胴4
2aに圧入固定されている。
【0006】
またケース42と電池押エ板32は該電池押エ板32のバネ部32aを裏蓋4
2bに圧接することにより電気的に接続しているが、文字板33は加工上の誤差
を吸収するために設けられた見切スキ44によりケース42とは接触せず電気的
に絶縁されている。また時計を携帯した場合、外部から受ける振動や衝撃で文字
板が浮いてべゼル42cと部分的に接触しても文字板33の上面33bは絶縁材
の塗装がしてあるため電気的に導通することはない。従って時計ムーブメントの
下面及び側面側は電池押エ板及びケースがアースされ電気的にシールドされた状
態になっているが、上面即ちKG側は文字板がアースされておらずシールドが不
完全な状態にあった。
【0007】
しかしながら前述したように、最近の時計は多機能化が要求されて時計回路が
益々複雑化し、且つ小型、薄型のニーズから低消電化が進んだことにより、電気
的な外部ノイズに対する耐性が弱くなる傾向にあり、上記の時計構造に於いては
、電気的なシールドが不完全なため時計が携帯中に外部から受ける静電気等の電
気的ノイズにより、ムーブメント内部の回路が誤動作して時間を狂わせたり、場
合によっては回路破壊による止まり等の致命的な欠点が発生する恐れがあった。
【0008】
本考案は、上記欠点に鑑みなされたものでムーブメントを完全にシールドする
ことにより、時計の外部ノイズに対する耐性を向上させて、信頼性の高い電子腕
時計を提供するためのシールド構造を実現することを目的とする。
【0009】
上記目的を達成するために、本考案は、電池押エ板と文字板がプラスチック材
の基台の対向面に該基台を挟んで各々配設された電子腕時計に於いて、前記電池
押エ板の一部は電池と接触し、且つ電池押エ板に設けた弾性を有する接点部を前
記基台に設けた貫通穴にかん合固定された前記文字板の足に圧接することによっ
て文字板と電池を電気的に接続したことを特徴とする。
【0010】
上記の構造に於いては、電池押エ板、文字板及びケースは電気的にアースされ
、内部の時計ムーブメントの周囲、即ち上下及び側面を完全に覆うことになり、
従って外部からの電気的ノイズに対し前記時計ムーブメントに組み込まれた回路
や他の時計部品を電気的にシールドして誤動作や破壊を防止することになる。
【0011】
以下本考案の実施例を図面に基ずき詳述する。図1は時計ムーブメントの要部
断面図であり、図1(a)は文字板の足部、図1(b)は電池部の部分断面図で
ある。図2は時計ムーブメントの下面側から見た平面図である。
【0012】
図1及び図2に於いて、1は各種時計部品が組み込まれているプラスチック材
の基台で、文字板の足とかん合する貫通穴1aが2ヶ所に設けられている。2は
SUS材の電池押エ板で、電池を固定するための剛体のツバ部2cと弾性部2b
、及び文字板の足に圧接するための弾性を有するホーク状の接点部2aが2ヵ所
に設けられている。3は金属材料よりなる文字板、4は電池、6は必要な接点部
分以外の表面が絶縁コートされた回路基板、7は電池受けバネである。
【0013】
上記の構成に於いて、先ず各種の時計部品を組み込んだ基台1に回路基板6、
電池押エ板2の順に組み込み、複数個のネジ5により前記電池押エ板2は前記基
台1にネジ止めされる。次に電池4を傾けて一端を前記電池押エ板2のツバ部2
cの下面に挿入し、他端を上面から押込むと、前記電池押エ板2の弾性部2bは
前記電池4のR部4bに沿って該電池4の径方向に平面的に弾性変形し、電池4
は前記基台1の電池収納部4bに組み込まれる。このとき前記電池押エ板2の前
記ツバ部2cと前記弾性部2bは、前記受けバネ7の反力により前記電池4の陽
極缶4aと圧接しており、電気的にアースされた状態になる。
【0014】
次に前記文字板3が前記文字板の足3aを前記基台1の貫通穴1aに圧入する
ことにより前記基台1の前記電池押エ板2と対向した位置に組み込まれ、かん合
固定される。このとき前記文字板の足3aの先端は、前記電池押エ板のホーク状
の接点部2aを平面方向に弾性変形させて、ホーク間に挟持された状態で組み込
まれる。尚前記ホーク状の接点部2aは断面方向に曲げられて前記回路基板6に
圧接しているため断面方向に浮いて前記回路基板6から離れることはないように
設計されている。
【0015】
この状態に於いては、前記電池押エ板2のホーク状の接点部2aは弾性により
前記文字板の足3aに圧接しているため前記文字板3は前記電池押エ板2を介し
て前記電池4と電気的にアースされたことになる。また前記電池押エ板2にはア
ースバネ2dが曲げ起こしにより設けられていて、ムーブメントを外装に組み込
んだとき前記アースバネ2dが裏蓋に接触することによりケースもアースされる
。従って時計ムーブメントが外装に組み込まれた完成品の腕時計に於いて、ムー
ブメント内に組み込まれた回路を含む時計部品は、文字板と電池押エ板とケース
により周囲が電気的に完全にシールドされ、携帯中に受ける電気的な外部ノイズ
に対する耐性を向上させることができる。尚電池押エ板の接点部はホーク形状を
していなくても、少なくとも一部にバネ性を有するものであれば同様の効果が得
られることは明白である。
【0016】
以上述べた如く本考案によれば、電池押エ板を介して文字板、ケースをアース
することによって、部品点数を増やすことなく電子腕時計の完全なシールド構造
が可能になり、従って腕時計が外部から受ける電気的ノイズによる時間狂いや誤
動作、回路破壊による止まり等のない信頼性の高い腕時計を提供することができ
、さらには、より複雑な多機能時計及びより低消電の小型、薄型時計を実現でき
る等の大きな効果を有する。
【図1】(a)は本考案の実施例による時計ムーブメン
トの文字板の足部の部分断面図である。 (b)は本考案の実施例による時計ムーブメントの電池
部の部分断面図である。
トの文字板の足部の部分断面図である。 (b)は本考案の実施例による時計ムーブメントの電池
部の部分断面図である。
【図2】本考案の実施例による時計ムーブメントの平面
図である。
図である。
【図3】従来例による時計ムーブメントの文字板の足部
の部分断面図である。
の部分断面図である。
【図4】従来例による完成時計の部分断面図である。
1 基台
1a 貫通穴
2 電池押エ板
2a 接点部
3 文字板
3a 文字板の足
4 電池
42 ケース
Claims (1)
- 【請求項1】 金属材料よりなる文字板と、該文字板の
足とかん合する貫通穴を設けたプラスチック材の基台
と、電池を保持するための電池押エ板を有し、該電池押
エ板と前記文字板は前記基台の対向面側に該基台を挟ん
で各々配設された電子腕時計に於いて、前記電池押エ板
の一部は、電池と接触し、且つ電池押エ板に設けた弾性
を有する接点部は、前記基台の貫通穴にかん合固定され
た文字板の足に圧接されることよって前記電池押エ板を
介して前記文字板と電池を電気的に接続したことを特徴
とする電子腕時計のシールド構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1284091U JP2547329Y2 (ja) | 1991-02-15 | 1991-02-15 | 電子腕時計のシールド構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1284091U JP2547329Y2 (ja) | 1991-02-15 | 1991-02-15 | 電子腕時計のシールド構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04104591U true JPH04104591U (ja) | 1992-09-09 |
| JP2547329Y2 JP2547329Y2 (ja) | 1997-09-10 |
Family
ID=31747048
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1284091U Expired - Lifetime JP2547329Y2 (ja) | 1991-02-15 | 1991-02-15 | 電子腕時計のシールド構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2547329Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-02-15 JP JP1284091U patent/JP2547329Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2547329Y2 (ja) | 1997-09-10 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |