JPH04105196U - 自動締結用セグメントのボルト装着構造 - Google Patents

自動締結用セグメントのボルト装着構造

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JPH04105196U
JPH04105196U JP1384691U JP1384691U JPH04105196U JP H04105196 U JPH04105196 U JP H04105196U JP 1384691 U JP1384691 U JP 1384691U JP 1384691 U JP1384691 U JP 1384691U JP H04105196 U JPH04105196 U JP H04105196U
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bolt hole
long
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紘一郎 桑原
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石川島播磨重工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動締結用セグメントを締結する長ボルトに
装着するシールリングをボルト孔に特別なシールの保持
機構を設けることなくボルト孔に簡単に取付けられるよ
うにする。 【構成】 セグメント本体1のボルト連結部5にボルト
孔6を形成し、内径d1が長ボルト7の外径dより小さ
く、ボルト孔6に挿入される部分36の外径D1がボル
ト孔6の内径Dに等しいかまたはそれより大きいシール
リング33をボルト孔6に装着した。これによってシー
ルリング33の外周はボルト孔6に密接し、シールリン
グ33の孔38は長ボルト7の外周に密接する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動締結用セグメントのボルト装着構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
トンネルの構築にはシールド掘進工法が一般的に実施されている。この工法は 、シールド掘進機前端のカッタでトンネル切羽の掘削を行い、同時にシールド掘 進機内部後方で円弧板状をした鉄筋コンクリート製のセグメントをトンネル切羽 に合うようボルト締結によりリング状に組立て、且つ、組立てたセグメントを既 設のセグメントにボルト締結により継ぎ足して行き、そして、組立てたセグメン トを足場としてシールドジャッキを伸長動させることによりシールド掘進機を前 進させつつトンネル切羽の掘削を進め、以下、上記を繰り返すことによりトンネ ルの覆行を完成する工法である。
【0003】 従来から一般に用いられているセグメントの締結構造を図6の要部断面図によ って説明すると、隣接するセグメント本体1,2の連結面3から所要間隔lを有 するボルト連結部5を隔てた内側にボルト箱穴4を設け、隣接するセグメント本 体1,2のボルト連結部5を互に連通するボルト孔6,6を形成してボルト孔6 ,6に長ボルト7を挿通し、長ボルト7の両端をナット8,8で締め付けること により、セグメント本体1,2を締結している。
【0004】 この場合、連結のための長ボルト7が長くなるので、セグメントを配置してか らでは長ボルト7をボルト孔6に挿通させることができない。これはセグメント 強度が低下するためボルト箱穴4を余り大きくできないことに関係している。
【0005】 このため、図示するようにセグメント本体1,2のボルト箱穴4に関してボル ト孔6とは反対側に、ボルト孔6に対して一直線となるようボルト収容孔9を形 成し、該ボルト収容孔9とボルト箱穴4とボルト孔6の部分にかけて予め長ボル ト7を収容させておくようにしている。そしてナット8は締結用の器具によって 締付ける。
【0006】 そのため図7に示すように、案内パイプ10のボルト箱穴4側の端部を拡径し てテーパ状のシールリング保持部11を形成し、案内パイプ10のシールリング 保持部11端部にフランジ12を溶接固定して、シールリング保持部11とフラ ンジ12によって囲まれる空間内部に長ボルト7の外径寸法より内径が小さいシ ールリング13を収容し、且つ案内パイプ10の連結面3側の端部を拡径してテ ーパ状のフレアー部14を形成することにより自動締結補助金具15を構成し、 該自動締結補助金具15をセグメント本体1,2のボルト連結部5,5に埋め込 んで、自動締結補助金具15の内部空間によってボルト孔6を形成させている。
【0007】 或いは、図8に示すように、案内パイプ10を拡径してシールリング保持部1 1を形成する代りに、案内パイプ10のボルト箱穴4側の端部にシールリング保 持部材16を溶接固定して自動締結補助金具15を構成することもある。
【0008】 そして、図9に示すように、セグメント本体1のボルト連結部5に形成された ボルト孔6に連結面3側から長ボルト7一端のネジ部17を差込み、長ボルト7 を図中左側へ押込んで長ボルト7一端のネジ部17がボルト箱穴4側へ出てきた ら、該ネジ部17にゆるみ防止剤を塗付した後、回り止め用の凹凸18(図7参 照)が付いた座金一体型のナット19を螺着する。
【0009】 続いて、図10に示すように、上記ナット19が螺着された側と反対側のネジ 部20が連結面3から出ないように、ナット19ごと長ボルト7一端のネジ部1 7をボルト収容孔9に押し込む。セグメントはこの図10の状態で取り扱われる 。この時、ボルト孔6に差込まれた長ボルト7は、シールリング13が外嵌され て動きが拘束されることになるので、セグメントの移動時等に長ボルト7の脱落 が防止される。
【0010】 セグメント組立時に、既設のセグメント本体2に対してセグメント本体1の位 置決めを行ない、それが済んだら、セグメント本体1側のボルト箱穴4に、図1 1に示すような、図示しないセグメント自動組立装置に支持部材23によって支 持されたエアベンダー26のシール板21を、シール材22を介して押付け、前 記シール板21に形成した給気口24を通じて給気管25からボルト箱穴4内に 圧縮空気を供給する。
【0011】 これと同時に、既設のセグメント本体2側のボルト箱穴4に、図13に示すよ うな、ソケット27,27に磁力等により吸着したナット8,8をギア28,2 9,30を介してモータ31により回転駆動するようにしたナットランナー32 を挿入配置して、ナットランナー32で保持しているナット8,8を長ボルト7 のネジ部20に対して位置合せして待機させておく。
【0012】 すると、ボルト孔6は長ボルト7とシールリング13によってシールされてい るので、エアベンダー26から供給された圧縮空気によってボルト箱穴4とボル ト収容孔9内の圧力が上昇し、長ボルト7のナット19を螺着したネジ部17の ボルト収容孔9側の面がナット19の反対側の面よりも大きな圧力を受けるため に、長ボルト7は圧縮空気によって既設のセグメント本体2側へ押され、よって 長ボルト7他端のネジ部20がセグメント本体1,2のボルト連結部5,5を貫 通してセグメント本体2のボルト箱穴4へ頭を出し、該ネジ部20に前記ナット ランナー32によってソケット27に支持されて回転しているナット8が図12 に示すように螺着される。
【0013】
【考案が解決しようとする課題】
上述した従来の自動締結用セグメントのボルト装着構造では、図9、図10に 示すように、各ボルト孔6ごとにシールリング13を収容する構造が必要なため セグメントがコスト高となり、またボルト箱穴4内の作業がしにくい箇所で一つ 一つのボルト孔6にシールリング13を収容する手間が煩雑で時間がかかる。
【0014】 本考案はこのような従来の欠点を改善し、簡単に装着が可能で、しかもシール 性に優れたシールリングを備えた自動締結用セグメントのボルト装着構造を提供 することを目的とするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本考案の自動締結用セグメントのボルト装着構造は、互に隣接するセグメント 本体の連結面から離れた位置にそれぞれボルト箱穴を設けてボルト連結部を形成 し、該ボルト連結部に互に連通して長ボルトにより締結可能なボルト孔を形成し 、内径が長ボルトの外径より小さく外径が段付となっていてボルト孔に挿入され る部分の外径がボルト孔の内径に等しいかまたはそれより大きいシールリングを ボルト孔に装着したことを特徴とするものである。
【0016】
【作用】
シールリングをボルト孔に装着するだけの簡単な手間でシールリングを取付け ることができ、シールリングは長ボルトとボルト孔とに密接し、シール性が向上 する。
【0017】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
【0018】 図1は本考案の一実施例の要部拡大断面図であって、1はセグメント本体、4 は図示しない連結面からボルト連結部を隔てて設けたボルト箱穴、6はボルト孔 、7は長ボルト、12はフランジ、17は長ボルト7のネジ部、33はシールリ ングである。
【0019】 シールリング33の外方端部(図1の左方端部)の外周には、拡開する斜面3 4を有する断面三角形状の抜け止めつば35が形成されており、抜け止めつば3 5よりも内方端部(図1の右方端部)側はボルト孔に挿入される部分36になっ ていて、抜け止めつば35に隣接している箇所のボルト孔に挿入される部分36 の外径D1は、ボルト孔6の内径Dに等しいかまたはわずかに大きく作られてい る。
【0020】 シールリング33の中心部に設けてある孔38の内径部(長ボルト7の外径部 と接する部分)39の断面は円形状に形成されその内径d1は長ボルト7の外径 dよりもわずかに小さく作られている。
【0021】 図2は、図1に示した長ボルト7のネジ部17に螺合するナット41を部分的 に切断して示した側面図であって、フランジ12(図1参照)に接する当接面4 2には円錐状の突起43が突設されており、雌ねじ孔44の当接面42側端部に は、拡開する面取り45が設けられている。
【0022】 図1のシールリング33のボルト孔6に挿入される部分36を図3に示すよう にボルト箱穴4側からボルト孔6に挿入し、接着剤で固定する。次に長ボルト7 を連結面3側からボルト孔6に矢印Aで示すように差し込んでシールリング33 の孔38を貫通させ、ネジ部17をボルト箱穴4内に突出させてナット41を螺 合し、さらに長ボルト7を矢印A方向に押して、図4に示すようにナット41と 共に長ボルト7一端のネジ部17をボルト収容孔9に押し込み、長ボルト7のナ ット41が螺合された側と反対のネジ部20が連結面3から出ないようにする。
【0023】 この状態では、図1で説明したようにボルト孔に挿入される部分36の外周が ボルト孔6に密接し、長ボルト7の外径dよりも小さい内径d1のリップ部39 が長ボルト7の外周に密接するので、ボルト箱穴4とボルト孔6との間のシール が十分に行われることになる。
【0024】 以後は従来と同様に連結面3が既設のセグメント本体2と接するようにセグメ ント本体1の位置決めを行い、従来と同様に図13のナットランナー32と図1 1のエアベンダー26とを使用し、図11、図12に示す手順でネジ部20にナ ット8を螺合すると、図5に示すようにセグメント本体1,2は締結されること になる。そして設計トルクで締結された後は、ナット41の突起43はフランジ 12に没入し、シールリング33の斜面34(図1参照)は、ナット41の面取 り45(図2参照)内に収納され、抜け止めつば35がつぶれることはない。
【0025】
【考案の効果】
本考案のシールリングは、従来のようにシールリング保持部11(図7参照) やシールリング保持部材16(図8参照)を設ける必要がなく、シールリングを ボルト孔に直接挿入して外周をボルト孔に密接させた状態で簡単に取付けること ができる。
【0026】 またシールリングの内径は長ボルトの外径より小さくなっており、且つ長ボル トの外径との接触面が円形状に形成されているので軽い挿入力で長ボルトの挿入 が可能であり、また長ボルトを挿入時に長ボルトが斜めになっても挿入力の変化 がなく、しかもシールリングの孔は長ボルトの外周に密接して、十分なシールを 行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の要部拡大断面図である。
【図2】ナットを部分的に切断して示した側面図であ
る。
【図3】長ボルトをボルト孔に挿入した状態の断面図で
ある。
【図4】長ボルトをボルト収容孔に押し込んだ状態の断
面図である。
【図5】セグメントを締結した状態を示す断面図であ
る。
【図6】従来のセグメント締結構造を示す断面図であ
る。
【図7】従来のセグメント締結構造の要部拡大断面図で
ある。
【図8】従来のセグメント締結構造の他の例の要部拡大
断面図である。
【図9】長ボルトをボルト孔に挿入した状態を示す断面
図である。
【図10】長ボルトをボルト収容孔に押し込んだ状態を
示す断面図である。
【図11】長ボルトにナットを螺合する状態を示す断面
図である。
【図12】従来のボルト締結構造によってセグメント本
体を締結した状態を示す断面図である。
【図13】ナットランナーの断面図である。
【符号の説明】
1,2 セグメント本体 3 連結面 4 ボルト箱穴 5 ボルト連結部 6 ボルト孔 7 長ボルト 33 シールリング 36 ボルト孔に挿入される部分 D,d1 内径 D1,d 外径

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互に隣接するセグメント本体の連結面か
    ら離れた位置にそれぞれボルト箱穴を設けてボルト連結
    部を形成し、該ボルト連結部に互に連通して長ボルトに
    より締結可能なボルト孔を形成し、内径が長ボルトの外
    径より小さく外径が段付となっていてボルト孔に挿入さ
    れる部分の外径がボルト孔の内径に等しいかまたはそれ
    より大きいシールリングをボルト孔に装着したことを特
    徴とする自動締結用セグメントのボルト装着構造。
JP1991013846U 1991-02-19 1991-02-19 自動締結用セグメントのボルト装着構造 Expired - Lifetime JP2532396Y2 (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60103718U (ja) * 1983-12-20 1985-07-15 株式会社 日本シ−ルパツク シ−ルドセグメント用継手ボルトの止水パツキング
JPH0280196U (ja) * 1988-12-09 1990-06-20

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS60103718U (ja) * 1983-12-20 1985-07-15 株式会社 日本シ−ルパツク シ−ルドセグメント用継手ボルトの止水パツキング
JPH0280196U (ja) * 1988-12-09 1990-06-20

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