JPH04105269U - フランジシール構造 - Google Patents
フランジシール構造Info
- Publication number
- JPH04105269U JPH04105269U JP1250291U JP1250291U JPH04105269U JP H04105269 U JPH04105269 U JP H04105269U JP 1250291 U JP1250291 U JP 1250291U JP 1250291 U JP1250291 U JP 1250291U JP H04105269 U JPH04105269 U JP H04105269U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- groove
- gasket
- starting point
- chamfer
- flange
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Gasket Seals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ガスケットにかかる局部変形を小さく抑え、
割れを防止する。 【構成】 締付けされる一対のフランジ11,12の
内、一方のフランジ11には溝部13を設ける。溝部1
3にはガスケット14を嵌合する。ガスケット14の上
半部を半径Rの円弧形状とし、溝部13には面取り13
Aを施す。この場合、ガスケット14の円弧部の起点1
6が溝部13の面取りの起点15よりも奥側に位置する
構成とする。また、溝部13の側面には乾性固体潤滑皮
膜17を施す。この構成により、フランジ12の接近に
よる変形をガスケット14全体で受け、溝部13より上
の部分のみにガスケットの変形が集中することをなく
す。
割れを防止する。 【構成】 締付けされる一対のフランジ11,12の
内、一方のフランジ11には溝部13を設ける。溝部1
3にはガスケット14を嵌合する。ガスケット14の上
半部を半径Rの円弧形状とし、溝部13には面取り13
Aを施す。この場合、ガスケット14の円弧部の起点1
6が溝部13の面取りの起点15よりも奥側に位置する
構成とする。また、溝部13の側面には乾性固体潤滑皮
膜17を施す。この構成により、フランジ12の接近に
よる変形をガスケット14全体で受け、溝部13より上
の部分のみにガスケットの変形が集中することをなく
す。
Description
【0001】
本考案は、フランジ、特に高温ガス炉格納容器のフランジ部に適用して好適な
フランジシール構造に関する。
【0002】
従来のフランジシールの構造の一例を図4,図5に示す。図4から明らかなよ
うに、締め付される一対のフランジ1,2の内、一方のフランジ1には溝部3が
設けられており、該溝部3にエラストマー製のガスケット4が嵌め込まれた構造
となっている。
【0003】
そして、このガスケット4は、その上半部が半径Rの円弧形状を呈していると
共に下半部が矩形状を呈しており、かつ図4のB部を拡大して図5に詳細に示す
ように、ガスケット4の円弧部の起点5は溝部3の面取り3Aの起点6よりも外
側に位置するよう構成されている。
【0004】
しかしながら、このような従来のフランジシール構造では、ガスケット4が圧
縮されると、図6に示すようになる。すなわち、フランジ1とフランジ2との距
離が図示しないボルトを締め付けることによって短くなるのに伴い、ガスケット
4は図5に破線4A、図6に実線4Bで示すように幅が拡大するように変形する
。
【0005】
このとき、ガスケット4は同時に溝部3の中へ押し込まれる方向にも力を受け
るが、溝部3の面取り3Aの起点6で引っかかりを生じるため、この部分より上
の部分のみで変形を受持つ結果となる。このため、局部的に過大な変形を生じて
ガスケット4の割れ等の原因となることがあった。
【0006】
本考案は、このような従来技術の課題を解決するためになされたもので、ガス
ケットの割れ等を極力防止できるようにしたフランジシール構造を提供すること
を目的とする。
【0007】
上記の課題を解決するために、本考案は、締め付けされる一対のフランジの少
なくとも一方に溝部を設け、該溝部に円弧部を有するガスケットを嵌合するフラ
ンジシール構造において、前記ガスケットの円弧部の起点を前記溝部の面取りの
起点よりも奥側に位置させると共に、該溝部の側面に慣性固体潤滑皮膜を施した
ものである。
【0008】
上記の手段によれば、ガスケットがフランジの接近に伴って幅が拡大するよう
な変形をしても、溝部の面取りの起点においては引っかかりを生じない。また、
溝部側面での摩擦係数が低いため、ガスケットと溝部との間ですべることが可能
になる。その結果、フランジの接近による変形をガスケット全体で受けるため、
溝部より上の部分のみに変形が集中することがなく、ガスケットにかかる局部変
形を小さく抑えることができる。
【0009】
以下、図1〜図3を参照して本考案の一実施例について詳細に説明する。図1
は本実施例に係わるフランジシール構造を示す断面図、図2は図1のA部を拡大
して示す図、図3は本実施例の作用説明図である。
【0010】
図1,図2に示すように、締め付けされる一対のフランジ11,12の内、一
方のフランジ11には溝部13が設けられており、該溝部13には、ガスケット
14が嵌合された構造となっている。ガスケット14は、その上半部が半径Rの
円弧形状でかつ下半部が矩形状となっている。また、溝部13には面取り13A
が施されている。
【0011】
そして、本実施例にあっては、図2に詳細に示すように、溝部13の面取り1
3Aの起点15よりもガスケット14の円弧部の起点16の溝部13の奥側に位
置させている。一具体例として、例えば高さ20mmのガスケット14に対して
は、溝部13の面取り13Aの起点15よりガスケット14の円弧部の起点16
の方を、望ましくは1mm以上奥側とするのが良い。なお、溝部13の面取り1
3AがR形状の場合、Rの起点を前記面取り13Aの起点15と同等に考えて良
い。
【0012】
一方、溝部13の側面には乾性固体潤滑皮膜17が施されている。具体的には
、ポリテトラフルオロエチレン微粒子、もしくはグラファイト、二硫化モリブデ
ン及びその結合剤としての樹脂等を溶剤に懸濁し、塗布またはスプレー等の手段
により溝部13の側面に付着させ、その後、自然乾燥または加熱して、溶剤を揮
散させる方法を採用することができる。この乾性固体潤滑皮膜17は、場合によ
っては、溝部13の底面にも施してもよい。
【0013】
なお、その他に油、グリース等の潤滑剤を使用することも可能なのであるが、
これらの使用はガスケット組付けの際に、溝部13とガスケット14との間の空
気を追い出す作業を著しく困難にするだけでなく、ダスト等の付着を招いてシー
ル特性を損なう危険が大きい。
【0014】
以上述べたポリテトラフルオロエチレンスプレーを使用する利点としては、若
干の防錆作用を期待できるため、発錆に伴う面荒れによりシール性が低下するの
を防止できる点が挙げられる。
【0015】
以上述べた本実施例の構成によれば、ガスケット14がフランジ12の接近に
伴って図2において破線14C、図3において実線14Dのように幅が拡大する
変形をしても、溝部13の面取り13Aの起点15においては引っかかりを生じ
ない。また、溝部13の側面での摩擦係数が低いため、ガスケット14と溝部1
3との間ですべることが可能になる。
【0016】
その結果、図3に示すように、フランジ12の接近による変形をガスケット1
4全体で受けることができるため、溝部13より上の部分のみに変形が集中する
ことがなく、ガスケット14にかかる局部変形を大幅に抑制できる。これによっ
て、ガスケット14の割れ等を未然に防止できる。
【0017】
なお、本考案はエラストマーシールを使用するフランジ一般に適用可能である
。
【0018】
以上述べたように、本考案によれば、ガスケットを用いるフランジシール構造
において、ガスケットの円弧部の起点を溝部の面取りの起点よりも奥側に位置さ
せると共に、該溝部の側面に乾性固体潤滑皮膜を施した構成としたことにより、
フランジの接近による変形をガスケット全体で受けることが可能となり、ガスケ
ットの溝部より上の部分のみに変形が集中することがなくなった。したがって、
ガスケットにかかる局部変形を小さく抑えることができ、ガスケットの割れ等を
極力防止できるという効果を奏する。
【提出日】平成3年6月24日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【0007】
上記の課題を解決するために、本考案は、締め付けされる一対のフランジの少
なくとも一方に溝部を設け、該溝部に円弧部を有するガスケットを嵌合するフラ
ンジシール構造において、前記ガスケットの円弧部の起点を前記溝部の面取りの
起点よりも奥側に位置させると共に、該溝部の側面に乾性固体潤滑皮膜を施した
ものである。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【0011】
そして、本実施例にあっては、図2に詳細に示すように、溝部13の面取り1
3Aの起点15よりもガスケット14の円弧部の起点16を溝部13の奥側に位
置させている。一具体例として、例えば高さ20mmのガスケット14に対して
は、溝部13の面取り13Aの起点15よりガスケット14の円弧部の起点16
の方を、望ましくは1mm以上奥側とするのが良い。なお、溝部13の面取り1
3AがR形状の場合、Rの起点を前記面取り13Aの起点15と同等に考えて良
い。
【図1】本考案の一実施例に係わるフランジシール構造
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図2】図1のA部を拡大して示す図である。
【図3】本考案の作用説明図である。
【図4】従来のフランジシール構造の一例を示す断面図
である。
である。
【図5】図4のB部を拡大して示す図である。
【図6】従来例の作用説明図である。
11 フランジ
12 フランジ
13 溝部
13A 面取り
14 ガスケット
15 面取りの起点
16 円弧部の起点
17 乾性固体潤滑皮膜
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)考案者 朝山 秀樹
長崎県長崎市飽の浦町1番1号 三菱重工
業株式会社長崎造船所内
Claims (1)
- 【請求項1】締め付けされる一対のフランジの少なくと
も一方に溝部を設け、該溝部に円弧部を有するガスケッ
トを嵌合するフランジシール構造において、前記ガスケ
ットの円弧部の起点を前記溝部の面取りの起点よりも奥
側に位置させると共に、該溝部の側面に乾性固体潤滑皮
膜を施したことを特徴とするフランジシール構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1250291U JPH04105269U (ja) | 1991-02-15 | 1991-02-15 | フランジシール構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1250291U JPH04105269U (ja) | 1991-02-15 | 1991-02-15 | フランジシール構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04105269U true JPH04105269U (ja) | 1992-09-10 |
Family
ID=31901139
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1250291U Withdrawn JPH04105269U (ja) | 1991-02-15 | 1991-02-15 | フランジシール構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04105269U (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003240123A (ja) * | 2002-02-21 | 2003-08-27 | Masuoka Sangyo Kk | アリ溝用シール材 |
| JP2013170581A (ja) * | 2012-02-17 | 2013-09-02 | Nok Corp | ガスケットによる密封構造 |
-
1991
- 1991-02-15 JP JP1250291U patent/JPH04105269U/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003240123A (ja) * | 2002-02-21 | 2003-08-27 | Masuoka Sangyo Kk | アリ溝用シール材 |
| JP2013170581A (ja) * | 2012-02-17 | 2013-09-02 | Nok Corp | ガスケットによる密封構造 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19950518 |