JPH04105498U - 調光回路 - Google Patents

調光回路

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JPH04105498U
JPH04105498U JP1455991U JP1455991U JPH04105498U JP H04105498 U JPH04105498 U JP H04105498U JP 1455991 U JP1455991 U JP 1455991U JP 1455991 U JP1455991 U JP 1455991U JP H04105498 U JPH04105498 U JP H04105498U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 調光回路において、発光によって表示を行う
ダイナミック駆動式表示器を有する表示装置を広い範囲
にわたってチラツキを生じることなく簡便でかつ安価な
回路で調光できるようにすることを目的としている。 【構成】 三角波発生回路14がダイナミック駆動する
ための信号に同期して三角波を発生する。比較回路CP
11が基準電圧の大きさに応じたデューティの矩形波を
発生する。この矩形波で蛍光表示管VFDを調光する。
充放電によって三角波を発生するコンデンサの充電時定
数を切り換えて減光を行う。第2の比較回路車CP12
が、基準電圧の大きさに応じたデューティの第2の矩形
波を発生し、減光時(ライトスイッチオン時)にこの第
2の矩形波によって表示装置の夜間照明用のランプLP
1〜LP3を調光する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、車両用計器の表示部などに適用される表示装置の調光を行う調光回 路に係り、特に、蛍光表示管(VFD)などのように表示域の発光によって表示 を行う表示装置の調光を行う調光回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の調光回路として、図9に示す構成のものが知られている。同図 において、1は三角波発生回路で、演算増幅器OP1、コンデンサC1、抵抗R 1乃至R4によって構成されている。演算増幅器OP1の+入力には、電源電圧 +VCCが抵抗R1及びR2によって分圧して印加されると共に、抵抗R3を介し て出力電圧VOが帰還されて印加され、−入力には、演算増幅器OP1の出力電 圧VOによって抵抗R4を介して充電されるコンデンサC1の充電電圧が印加さ れるようになっている。
【0003】 演算増幅器器OP1の出力電圧VOは、+入力の電圧が−入力の電圧より高い 期間では電源電圧VCCとなり、低い期間では0となり、抵抗R4とコンデンサC 1との時定数によって定まる周期の矩形波となる。よって、コンデンサC1の端 子電圧VCは、出力電圧の最大値VCCと最小値0とした充放電による三角波電圧 となる。
【0004】 VR1は基準電圧調整部としての可変抵抗で、抵抗R5及びR6とともに電源 電圧+VCCを分圧する分圧回路を構成し、可動子を移動させることによってこの 可動子の電圧を上記コンデンサC1の端子電圧の最大値と最小値との範囲で調整 可能にしている。
【0005】 CP1は演算増幅器よりなる比較回路で、その−入力には、コンデンサC1の 端子電圧VCが印加され、+入力には、可変抵抗VR1によって調節された比較 基準電圧VR が印加されており、両電圧を相互に比較し、その結果コンデンサC の端子電圧VCが基準電圧VR より小さいときにHレベルの信号を出力し、大き いときにLレベルの信号を出力する。
【0006】 VFDは蛍光表示管で、そのグリットGには一定電圧Vが印加され、アノード A1乃至A8には、各アノードに対応するアノードドライバ2の出力が接続され 、このアノードドライバ2はこれに供給される表示データによって各アノードに 駆動電圧を選択的に印加すると共に、ブランク入力BLANKに入力印加される 比較回路CP1の出力がLレベルの期間、アノードへの駆動電圧の印加を中断す る。
【0007】 以上の構成により、可変抵抗VR1によって比較基準電圧VR の大きさを調整 すると、比較回路CP1が出力する信号のLレベルの期間が調節され、蛍光表示 管FVDのアノードに印加する駆動電圧の中断期間が調整されるので、調光が行 われるようになる。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
以上説明した従来例では、蛍光表示管VFDのグリットGに常時一定電圧Vを 印加したスタティック駆動によって蛍光表示管VFDを動作させているため、ア ノードドライバ2の出力とアノードA1乃至A8が一対一に接続され、出力線数 がアノードの数だけ必要となっている。
【0009】 そこで、アノードドライバ2の出力線数を減らすために、表示域の表示セグメ ントを複数のグループに分割し、各グループを時分割で点灯させるダイナミック (マルチプレックス)駆動を行うようにする構成を採用すると、上述した調光回 路では、調光を広い範囲で行った場合に表示にチラツキが発生する可能性が高く なり、好ましくないという問題があった。
【0010】 この表示のチラツキは、三角波発生回路1が自励式の回路で、ダイナミック駆 動のための信号と全く関係ない周期となっているため発生するものである。
【0011】 よって本考案は、上述した従来の問題点に鑑み、発光によって表示を行う表示 域を複数に分割し、該分割された表示域を時分割にて順番に駆動するようにした ダイナミック駆動式表示器を有する表示装置を広い範囲にわたってチラツキを生 じることなく調光することのできる簡便でかつ安価な調光回路を提供することを 課題としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため本考案により成された調光回路は、発光によって表示 を行う表示域を複数に分割し、該分割された表示域を時分割にて順番に駆動する ようにしたダイナミック駆動式表示器を有する表示装置の調光を行う調光回路に おいて、基準電圧を発生する基準電圧発生手段と、前記時分割を行うための信号 に同期した三角波を発生する三角波発生手段と、前記基準電圧と前記三角波を比 較して基準電圧の大きさに応じたデューティの矩形波を発生する比較手段とを備 え、前記基準電圧の変化により前記比較手段が発生する矩形波のデューティを変 化させて前記ダイナミック駆動式表示器の調光を行うことを特徴としている。
【0013】 前記三角波発生手段が、前記時分割を行うための信号に同期して充放電される コンデンサと、該コンデンサの充電時定数を2段階で切り換える切換え手段とを 有し、該切換え手段による充電時定数の切換えによって1段減光を行うようにし たことを特徴としている。
【0014】 前記時分割を行うための信号に同期した第2の三角波を発生する第2の三角波 発生手段と、前記基準電圧と前記第2の三角波を比較して基準電圧の大きさに応 じたデューティの矩形波を発生する第2の比較手段とを更に備えるとともに、前 記表示装置が夜間照明用のランプを有する車両用表示装置からなり、前記切換え 手段がオンによって前記ランプを点灯させるライトスイッチからなり、前記基準 電圧の変化により前記第2の比較手段が発生する矩形波のデューティを変化させ て前記夜間照明用ランプの調光も同時に行うことを特徴としている。
【0015】
【作用】
上記構成において、発光によって表示を行う表示域を複数に分割し、該分割さ れた表示域を時分割にて順番に駆動するための信号に同期した三角波を三角波発 生手段が発生し、この三角波発生回路が発生する三角波と、基準電圧発生手段が 発生する基準電圧とを比較手段が比較し、この比較によって基準電圧の大きさに 応じたデューティの矩形波を発生する。そして、基準電圧の変化により比較手段 が発生する矩形波のデューティを変化させてダイナミック駆動式表示器の調光を 行っている。
【0016】 三角波発生手段が発生する三角波が表示域を時分割にて順番に駆動するための 信号に同期しているので、比較手段が発生する基準電圧の大きさに応じたデュー ティの矩形波が、表示域の時分割駆動に同期するようになる。
【0017】 三角波発生手段が、時分割駆動に同期した充放電によって三角波を発生するコ ンデンサの充電時定数を切り換えて減光を行っているので、減光前後の調光特性 が近似したものとなる。
【0018】 時分割を行うための信号に同期した第2の三角波を第2の三角波発生手段が発 生し、この第2の三角波発生手段が発生する第2の三角波と基準電圧発生手段が 発生する基準電圧とを比較して比較手段が基準電圧の大きさに応じたデューティ の第2の矩形波を発生し、減光時にこの第2の矩形波によって表示装置の夜間照 明用のランプを調光しているので、1つの基準電圧の変化によりダイナミック駆 動式表示器と照明用ランプの両方を同期に調光することができる。
【0019】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。図1は本考案による表示装 置の調光回路の一実施例を示す回路図であり、ダイナミック駆動式表示器である 蛍光表示管VFDはダイナミック駆動するために、グリッドが2つのグループG 1及びG2に分割されている。このことによって、アノードドライバ12の出力 線が両グループのアノードに共用できるようになっている。
【0020】 13は表示域を2つに分割するために2つのグループに分割したグリッドG1 及びG2を交互に駆動するためのグリッド駆動信号を出力するために2つの出力 を有するグリッドドライバで、この2つの出力がグリッドG1及びG2にそれぞ れ接続されている。
【0021】 グリッドドライバ13は、その2つの出力に正の電圧のグリッド駆動信号を交 互に出力し、このグリッド駆動信号によってグリッドG1及びG2を交互に駆動 する。これによって、グリッドG1及びG2に対応する各セグメントが交互に点 灯されるが、両点灯区間の間には、セグメントの漏れ点灯を防止するために、全 てのセグメントに消灯信号を与えるブランキング時間が設定されている。
【0022】 グリッドドライバ13から出力されるグリッド駆動信号はOR回路ORにも入 力されている。このOR回路ORの出力は、グリッドドライバ13の出力の何れ か一方にグリッド駆動信号が出力されているときHレベルになり、両出力に正の 電圧が出力されていないときにのみLレベルとなる。このOR回路ORの出力は インバータIによって反転されてHレベルのブランキング信号として取り出され る。
【0023】 OR回路OR及びインバータIによって取り出されたブランキング信号は、ス イッチングトランジスタT1のベースに印加され、このブランキング信号が印加 されている期間トランジスタT1はオンする。トランジスタT1は抵抗R11を 介して電源電圧+VCCに接続されると共に、コンデンサC11と並列に接続され ている。
【0024】 上記コンデンサC11はトランジスタT1がオフしているとき抵抗R11を介 して充電され、トランジスタT1がオンするとその電荷が一瞬に放電される。よ ってトランジスタT1、抵抗R11及びコンデンサC11は、ブランキング信号 すなわちグリッド駆動信号に同期した三角波電圧VCを抵抗R11とコンデンサ C11との接続点に発生する三角波発生回路14を構成している。
【0025】 三角波発生回路14が発生する三角波電圧は、 抵抗R12及びR13並びに 可変抵抗VR11によって構成される基準電圧調整部15が発生する基準電圧V R が+入力に印加されている演算増幅器よりなる比較回路CP11の−入力に印 加される。比較回路CP11は±入力に印加された両電圧を相互に比較し、その 結果三角波電圧VCが基準電圧VR より小さいときにHレベルの信号を出力し、 大きいときにLレベルの信号を出力する。
【0026】 比較回路CP11の出力は、アノードドライバ12のブランク入力BLANK に印加され、アノードドライバ12はブランク入力BLANKに入力印加される 比較回路CP11の出力がLレベルの期間、アノードへの駆動電圧の印加を中断 する。
【0027】 以上の構成において回路の動作を、回路の各部の状態を示す図2のタイミング チャートを参照して説明する。グリッドドライバ13は、図2のa及びbに示す ように、相互間に一定のブランキング時間を設けたグリッド駆動信号をその出力 に交互に発生する。このグリッド駆動信号の論理和をとるOR回路ORの出力を 反転するインバータIの出力には、図2のcに示すように、ブランキング時間に 同期してHレベルになるブランキング信号が発生される。
【0028】 このブランキング信号によってトランジスタT1がオンされることによって、 コンデンサC11の端子には、図2のdに示すように変化する三角波電圧が発生 される。この三角波電圧は、可変抵抗VR11によって調節される基準電圧VR と比較回路CP11において比較され、比較回路CP11の出力には、図2のe に示すように、基準電圧VR が大きい期間でHレベル、小さい期間でLレベルに なる矩形波が出力される。
【0029】 比較回路CP11が出力する矩形波は、アノードドライバ12のブランク入力 BLANKに入力され、これによってアノードドライバ12は図2のfに示すよ うに、矩形波がLレベルの期間アノードの駆動を中断してその期間表示を消灯す る。この表示の消灯期間が長いときには、蛍光表示管VFDが発する輝度が増大 され、短いときには低下されて調光が行われる。これは、可変抵抗VR11によ って基準電圧VR の大きさを調節して比較回路CP11の出力の矩形波のHレベ ルの期間を変えることによって行われる。
【0030】 上述した実施例において、ブランキング時間に対応するブランキング信号を得 るためのOR回路ORとインバータIは、ダイオードとトランジスタによって構 成することができる。また、グリッドドライバ13をマイクロコンピュータ(C PU)によって構成したコントローラによって制御するように構成した場合には 、CPUにブランキング信号も独立に発生させることが簡単に行える。
【0031】 図3は図1の調光回路においてスイッチ操作によって1段減光を可能にした他 の実施例を示し、同図において図1と同一部分には同一符号を付して説明を省略 している。
【0032】 同図において、20は三角波発生回路14中のコンデンサC11を充電する充 電抵抗R11と並列に接続され、充電時定数を切り換えるための時定数切換回路 で、抵抗R11と並列に接続されたトランジスタT2及び抵抗R21の直列回路 と、トランジスタT2のベースに接続されたトランジスタT3と、トランジスタ T3のベースに接続された切換スイッチSW1とを有する。
【0033】 以上の構成により、スイッチSW1がオフのときはトランジスタT2及びT3 が共にオフしていて、コンデンサC11は抵抗R11を介して充電され、コンデ ンサC11の端子電圧は図4のaに実線で示すように増大する。このコンデンサ C11の端子電圧は、比較回路CP11において基準電圧発生回路15からの基 準電圧VR と比較され、比較回路CP11の出力には図4のbに示すような矩形 波が発生される。図4のbにおいて、斜線部はブランキング期間で、この期間を 除くHレベルの間表示が行われる。
【0034】 これに対してスイッチSW1がオンのときには、トランジスタT3はそのベー スに電圧VCCが印加されてオンし、これによってトランジスタT2もオンする。 トランジスタT2がオンすると、コンデンサC11と並列に抵抗R21が接続さ れるようになってコンデンサC11は抵抗R11及びR21の並列回路を介して 充電され、コンデンサC11の端子電圧は図4のaに点線で示すように増大する 。スイッチSW1がオンのときにはオフのときに比べてコンデンサC11の充電 電圧の立上りが速くなる。よって比較回路CP11の出力には、図4のcに示す ように、斜線で示すブランキング期間を除くHレベルの期間が短くなって、スイ ッチSW1がオフの場合に比べて表示輝度が低下される。
【0035】 上述のようにコンデンサC11の充電特性を切り換えて1段減光を行った場合 には、コンデンサC11の端子電圧が相似形で変わるだけであるため、図5に示 すように、基準電圧VR の変化に対する実行デューティ特性はスイッチSW1の オンとオフとで大きく変化せず、相似させることが容易である。
【0036】 表示装置が車両用のものである場合、蛍光表示管VFDの減光は夜間ライトを 点灯するためのライトスイッチのオンに連動して行うのが一般的である。図6は 自動車用計器のように夜間照明用ランプと2相ダイナミック駆動の蛍光表示管と を有する車両用表示装置に適用した実施例を示し、同図において図3と同一部分 には同一符号を付して説明を省略している。
【0037】 図6において、グリッドドライバ13から出力される一方のグリッド駆動信号 はスイッチングトランジスタT4のベースに印加され、このグリッド駆動信号が 印加されている期間トランジスタT4はオンする。トランジスタT4は抵抗R3 1を介して電源電圧+VCCに接続されると共に、コンデンサC12と並列に接続 されている。
【0038】 上記コンデンサC12はトランジスタT4がオフしているとき抵抗R31を介 して充電され、トランジスタT4がオンするとその電荷が一瞬に放電される。よ ってトランジスタT4、抵抗R31及びコンデンサC12は、グリッド駆動信号 に同期した三角波電圧VC2を抵抗R31とコンデンサC12との接続点に発生 する第2の三角波発生回路30を構成している。
【0039】 第2の三角波発生回路30が発生する三角波電圧は、抵抗R12及びR13並 びに可変抵抗VR11によって構成される基準電圧調整部15が発生する基準電 圧VR が−入力に印加されている演算増幅器よりなる比較回路CP12の+入力 に印加されている。比較回路CP12は±入力に印加された両電圧を相互に比較 し、その結果三角波電圧VC2が基準電圧VR より大きいときにHレベルの信号 を出力し、小さいときにLレベルの信号を出力する。
【0040】 比較回路CP12の出力は、並列接続された夜間照明用のランプLP1乃至L P3の一端に接続され、ランプLP1乃至LP3の他端はライトスイッチSW2 を介してバッテリBに接続されている。ライトスイッチSW2は1段減光を行う ためのスイッチとしても使用され、このために第1の三角波発生回路14中のコ ンデンサC11を充電する充電抵抗R11と並列に接続され、充電時定数を切り 換えるための時定数切換回路20のトランジスタT3のベースにも接続されてい る。
【0041】 以上の構成において図6の回路の動作を、回路の各部の状態を示す図7のタイ ミングチャートを参照して説明する。グリッドドライバ13は、図7にa及びb で示すように、相互間に一定のブランキング時間を設けたグリッド駆動信号をそ の出力に交互に発生する。このグリッド駆動信号の論理和をとるOR回路ORの 出力を反転するインバータIの出力には、図7にcで示すように、ブランキング 時間に同期してHレベルになるブランキング信号が発生される。
【0042】 このブランキング信号によってトランジスタT1がオンされることによって、 ライトスイッチSW2がオフのときコンデンサC11の端子には、図7のdに実 線で示すように変化する三角波電圧が発生される。この三角波電圧は、可変抵抗 VR11によって調節される基準電圧VR と比較回路CP11において比較され 、比較回路CP11の出力には、図7のfに実線で示すように、基準電圧VR が 大きい期間でHレベル、小さい期間でLレベルになる矩形波が出力される。
【0043】 比較回路CP11が出力する矩形波は、アノードドライバ12のブランク入力 BLANKに入力され、これによってアノードドライバ12は、矩形波がLレベ ルの期間アノードの駆動を中断してその期間表示を消灯する。この表示の消灯期 間が長いときには、蛍光表示管VFDが発する輝度が増大され、短いときには低 下されて調光が行われる。これは、可変抵抗VR11によって基準電圧VR の大 きさを調節して比較回路CP11の出力の矩形波のHレベルの期間を変えること によって行われる。
【0044】 一方、グリッドドライバ13からの一方のグリッド駆動信号が入力されている 第2の三角波発生回路30は、ライトスイッチSW2のオン・オフに関係なく、 コンデンサC12の端子に図7のeに示すように変化する三角波電圧を発生する 。この三角波電圧は、可変抵抗VR11によって調節される基準電圧VR と比較 回路CP12において比較される。この比較によって比較回路CP12の出力に は、図7のgに示すように、基準電圧VR が大きい期間でLレベル、小さい期間 でHレベルになる矩形波が出力され、この矩形波のLレベルの時間は基準電圧V R の調整によって変化される。
【0045】 比較回路CP12が出力する矩形波は、並列接続されたランプLP1乃至LP 3の一端に印加されるが、ライトスイッチSW2がオフしているときには、ラン プLP1乃至LP3は点灯されることがない。
【0046】 これに対し、ライトスイッチSW2がオンのときコンデンサC11の端子には 、図7のdに点線で示すように変化する三角波電圧が発生される。この三角波電 圧は、可変抵抗VR11によって調節される基準電圧VR と比較回路CP11に おいて比較される。この比較によって比較回路CP11の出力には、図2のfに 点線で示すように、ライトスイッチSW2がオフの場合に比べて、基準電圧VR が大きい期間でのHレベルが短く、小さい期間でのLレベルが長い矩形波が出力 されるようになって減光が行われる。
【0047】 またこのとき、並列接続されたランプLP1乃至LP3の他端にはライトスイ ッチSW2を介してバッテリBが接続されるようになるため、比較回路CP12 が出力する矩形波がLレベルになると、バッテリBからライトスイッチSW2及 びランプLP1乃至LP3を介して比較回路CP2の出力に電流が流れ込み、ラ ンプLP1乃至LP3が点灯される。そして、基準電圧VR の調整によってLレ ベルの期間が変化され、ランプLP1乃至LP3についての調光が蛍光表示管V FDと同時に行われる。
【0048】 ところで、蛍光表示管VFDの場合、輝度と点灯デューティは比例関係にある が、ランプLP1乃至LP3の場合には、輝度と点灯デューティとは比例関係に なく、一般に輝度は点灯デューティの3.6乗に比例する考えられている。よって 、調光範囲を8乃至12倍とし、最大輝度時の点灯デューティを100%とする と、調光範囲の最低デューティは56%乃至50%となる。
【0049】 この点、図6について上述した実施例では、蛍光表示管VFDを2相ダイナミ ック駆動するグリッドドライバ13からのグリッド駆動信号の一方に同期して第 2の三角波発生回路30が三角波を発生しているので、ランプLP1乃至LP3 の約50%の最低点灯デューティを補償することができる。
【0050】 また、蛍光表示管VFDの調光範囲が同じように8乃至12倍に設定され、ラ イトスイッチSW2のオンによる1段減光時の最大輝度がランプLP1乃至LP 3の100%点灯デューティンでの輝度とバランスしていれば、可変抵抗VR1 の全可変範囲に渡って良好な調光特性が得られる。図8は本実施例によって得ら れる基準電圧VR に対する蛍光表示管VFD及びランプLP1乃至LP3の輝度 特性を示し、減光時の蛍光表示管VFDとランプLP1乃至LP3の特性が近似 したものになっている。
【0051】 以上説明した実施例では、蛍光表示管の調光について説明したが、この蛍光表 示管に代えて例えばダイナミック駆動式のLED表示器の調光にも等しく適用す ることができる。また、可変抵抗の手動調整によって調光しているが、受光素子 によって周囲の明るさを検出して自動的に調光する場合にも本考案を適用するこ とができる。
【0052】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、調光のための矩形波が、表示域を時分割 にて順番に駆動するための信号に同期しているので、調光によってダイナミック 駆動式表示器を有する表示装置を広い範囲にわたってチラツキを生じることなく 調光することができ、また回路が簡便でかつ安価となっている。
【0053】 また、三角波発生手段が、時分割駆動に同期した充放電によって三角波を発生 するコンデンサの充電時定数を切り換えて減光を行っているので、減光前後の調 光特性が近似したものとなている。
【0054】 更に、時分割を行うための信号に同期して発生した第2の三角波と同じ基準電 圧とを比較して基準電圧の大きさに応じたデューティの第2の矩形波を発生し、 減光時にこの第2の矩形波によって夜間照明用のランプを調光しているので、1 つの基準電圧の変化によりダイナミック駆動式表示器と照明用ランプの両方を同 期に調光することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による調光回路の一実施例を示す回路図
である。
【図2】図1中の各部の状態を示すタイミングチャート
図である。
【図3】本考案による調光回路の他の実施例を示す回路
図である。
【図4】図3中の各部の状態を示すタイミングチャート
図である。
【図5】図3の回路における減光前後の基準電圧−デュ
ーティ特性を示す図である。
【図6】本考案による調光回路の更に他の実施例を示す
回路図である。
【図7】図6中の各部の状態を示すタイミングチャート
図である。
【図8】図6の回路における減光前後の基準電圧−輝度
特性を示す図である。
【図9】従来の調光回路の一例を示す回路図である。
【符号の説明】
VFD 蛍光表示管(ダイナミック駆動式表示
器) G1,G2 グリッド 13 グリッドドライバ 14 三角波発生回路(三角波発生手段) 15 基準電圧発生回路(基準電圧発生手
段) 20 切換え回路(切換え手段) 30 第2の三角波発生回路(第2の三角波
発生手段) C11 コンデンサ CP11 比較回路(比較手段) CP12 第2の比較回路(第2の比較手段) SW2 ライトスイッチ LP1〜LP3 夜間照明用ランプ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成3年10月14日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光によって表示を行う表示域を複数に
    分割し、該分割された表示域を時分割にて順番に駆動す
    るようにしたダイナミック駆動式表示器を有する表示装
    置の調光を行う調光回路において、基準電圧を発生する
    基準電圧発生手段と、前記時分割を行うための信号に同
    期した三角波を発生する三角波発生手段と、前記基準電
    圧と前記三角波を比較して基準電圧の大きさに応じたデ
    ューティの矩形波を発生する比較手段とを備え、前記基
    準電圧の変化により前記比較手段が発生する矩形波のデ
    ューティを変化させて前記ダイナミック駆動式表示器の
    調光を行うことを特徴とする調光回路。
  2. 【請求項2】 前記三角波発生手段が、前記時分割を行
    うための信号に同期して充放電されるコンデンサと、該
    コンデンサの充電時定数を2段階で切り換える切換え手
    段とを有し、該切換え手段による充電時定数の切換えに
    よって1段減光を行うようにしたことを特徴とする請求
    項1記載の調光回路。
  3. 【請求項3】 前記時分割を行うための信号に同期した
    第2の三角波を発生する第2の三角波発生手段と、前記
    基準電圧と前記第2の三角波を比較して基準電圧の大き
    さに応じたデューティの矩形波を発生する第2の比較手
    段とを更に備えるとともに、前記表示装置が夜間照明用
    のランプを有する車両用表示装置からなり、前記切換え
    手段がオンによって前記ランプを点灯させるライトスイ
    ッチからなり、前記基準電圧の変化により前記第2の比
    較手段が発生する矩形波のデューティを変化させて前記
    夜間照明用ランプの調光も同時に行うことを特徴とする
    請求項2記載の調光回路。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61143794A (ja) * 1984-12-17 1986-07-01 スタンレー電気株式会社 発光ダイオ−ド表示装置
JPH01269608A (ja) * 1988-04-20 1989-10-27 Mazda Motor Corp 車両用表示制御装置
JPH0248862A (ja) * 1988-08-10 1990-02-19 Sony Corp テレビジョン受像機のブランキング回路

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