JPH04106458A - 理化学測定方法及び装置 - Google Patents
理化学測定方法及び装置Info
- Publication number
- JPH04106458A JPH04106458A JP22738990A JP22738990A JPH04106458A JP H04106458 A JPH04106458 A JP H04106458A JP 22738990 A JP22738990 A JP 22738990A JP 22738990 A JP22738990 A JP 22738990A JP H04106458 A JPH04106458 A JP H04106458A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- physical
- piobs
- physical quantities
- refractive index
- thin film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000000126 substance Substances 0.000 title claims description 12
- 238000000691 measurement method Methods 0.000 title description 5
- 239000010409 thin film Substances 0.000 claims description 31
- 230000008033 biological extinction Effects 0.000 claims description 25
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 20
- 239000006185 dispersion Substances 0.000 claims description 19
- 238000002834 transmittance Methods 0.000 claims description 19
- 238000000411 transmission spectrum Methods 0.000 claims description 13
- 238000005259 measurement Methods 0.000 claims description 9
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 claims description 7
- 238000001228 spectrum Methods 0.000 claims description 3
- 238000012545 processing Methods 0.000 claims description 2
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 19
- 238000000985 reflectance spectrum Methods 0.000 description 13
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 7
- 238000012360 testing method Methods 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 4
- 239000004793 Polystyrene Substances 0.000 description 3
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 3
- 230000014509 gene expression Effects 0.000 description 3
- 229920002223 polystyrene Polymers 0.000 description 3
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N silicon dioxide Inorganic materials O=[Si]=O VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000013142 basic testing Methods 0.000 description 1
- 238000009795 derivation Methods 0.000 description 1
- 238000011161 development Methods 0.000 description 1
- 238000000572 ellipsometry Methods 0.000 description 1
- 230000006870 function Effects 0.000 description 1
- 239000005350 fused silica glass Substances 0.000 description 1
- 230000031700 light absorption Effects 0.000 description 1
- 239000008204 material by function Substances 0.000 description 1
- 239000004033 plastic Substances 0.000 description 1
- 230000010287 polarization Effects 0.000 description 1
- 239000010453 quartz Substances 0.000 description 1
- 238000002310 reflectometry Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Spectrometry And Color Measurement (AREA)
- Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
- Testing Of Optical Devices Or Fibers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は理化学分野の各種物理量(化学や生物学の分野
における各種測定量も物理量に含まれるものとする。)
測定に用いられ、n個(n≧2)の二次物理量を測定し
、その測定値を用いてn個の一次物理量を算出する理化
学測定方法及び装置に関する。
における各種測定量も物理量に含まれるものとする。)
測定に用いられ、n個(n≧2)の二次物理量を測定し
、その測定値を用いてn個の一次物理量を算出する理化
学測定方法及び装置に関する。
例えば、ガラス、石英、プラスチック等の基板の上に薄
膜を形成した試料は、機能性材料及びそのテストピース
として作成され、種々の試験に供せられる。特にその屈
折率や消衰係数などの光学定数を測定することは最も基
本的な試験として重要視されている。 薄膜試料の光学定数を求める方法として、−船釣に用い
られているのは、エリブソメ) IJ−である。エリプ
ソメトリ−では、試料面に偏光を照射し、その反射光の
偏光状態の変化を解析して、試料面に形成された薄膜の
光学定数を測定する。 このため、試料面が必ずしも良質の鏡面になっていない
場合、薄膜の厚さが測定に用いる光の波長に比べて厚い
場合、あるいは薄膜の厚さのムラが光の波長に比べて無
視できない程大きいような場合には、うまく適用できな
い。 一方、分光光度計を用いて反射率と透過率を測定し、こ
れから光学定数を算出することが不可能ではないことも
知られている。即ち、境界面における光の反射は、境界
を作る2つの媒質の屈折率からフレネルの式で完全に決
まり、これを用いて試料の反射率Rと透過率Tは各光学
媒質の屈折率nと消衰係数にで完全に書き表すことがで
きる。 そこで、測定した反射率Rと透過率Tとから逆に解いて
屈折率nを求める方法が示唆されている。 しかしながら、反射率R及び透過率Tの式は複雑な非線
型方程式であり、これを逆に解くことは容易なことでは
なく、事実、薄膜の形成されていない透明基板のみの試
料でしかも光の吸収がないという最も単純な系について
のみ、実際の応用が報告されているに過ぎない。 薄膜試料でしかも吸収がある場合(k≠0)には、フレ
ネルの式自体非常に複雑で、その厳密な導出は容易でな
く、さらにそれを解くことになるとさらに困難となり、
今までに試みられた例はなかった。
膜を形成した試料は、機能性材料及びそのテストピース
として作成され、種々の試験に供せられる。特にその屈
折率や消衰係数などの光学定数を測定することは最も基
本的な試験として重要視されている。 薄膜試料の光学定数を求める方法として、−船釣に用い
られているのは、エリブソメ) IJ−である。エリプ
ソメトリ−では、試料面に偏光を照射し、その反射光の
偏光状態の変化を解析して、試料面に形成された薄膜の
光学定数を測定する。 このため、試料面が必ずしも良質の鏡面になっていない
場合、薄膜の厚さが測定に用いる光の波長に比べて厚い
場合、あるいは薄膜の厚さのムラが光の波長に比べて無
視できない程大きいような場合には、うまく適用できな
い。 一方、分光光度計を用いて反射率と透過率を測定し、こ
れから光学定数を算出することが不可能ではないことも
知られている。即ち、境界面における光の反射は、境界
を作る2つの媒質の屈折率からフレネルの式で完全に決
まり、これを用いて試料の反射率Rと透過率Tは各光学
媒質の屈折率nと消衰係数にで完全に書き表すことがで
きる。 そこで、測定した反射率Rと透過率Tとから逆に解いて
屈折率nを求める方法が示唆されている。 しかしながら、反射率R及び透過率Tの式は複雑な非線
型方程式であり、これを逆に解くことは容易なことでは
なく、事実、薄膜の形成されていない透明基板のみの試
料でしかも光の吸収がないという最も単純な系について
のみ、実際の応用が報告されているに過ぎない。 薄膜試料でしかも吸収がある場合(k≠0)には、フレ
ネルの式自体非常に複雑で、その厳密な導出は容易でな
く、さらにそれを解くことになるとさらに困難となり、
今までに試みられた例はなかった。
本発明の目的は、このような問題点に鑑み、n個(n≧
2)の二次物理量を測定し、その測定値を用いて、従来
解くことが困難であった非線型連立方程式を解くことに
よりn個の一次物理量を求める、より構成が簡単な、よ
り低価格の、またはより性能のよい理化学測定方法及び
装置を提供することにある。
2)の二次物理量を測定し、その測定値を用いて、従来
解くことが困難であった非線型連立方程式を解くことに
よりn個の一次物理量を求める、より構成が簡単な、よ
り低価格の、またはより性能のよい理化学測定方法及び
装置を提供することにある。
この目的を達成するために、本発明に係る理化学測定方
法では、n個の一次物理量xi(i=1〜n)の関数で
表わされるn個の二次物理量P1(x1、x2. ・
・・xn)(i=1〜n)を測定しその測定値P 1o
bs (i = 1〜n)を得る第1ステップと、 n元連立方程式Pi(x1、x2.− ・−xn) =
Piobs(i=1〜n)から該一次物理量XI(i=
1〜n)を算出する第2ステップとを有している。 二の第2ステップは、 該一次物理量x i (i = 1〜n )の近似解x
1゜(i = 1−5−n )に対しx in+10=
Piobs−Pi(xlo、 x20、・・・xoo
)(i=1〜n)を算出する第2Aステップと、 n+1次元空間における曲面Piobs−Pi(x1、
’x2. ・ −−xn) −xn+1=0
(i = 1〜n)上の点(xio、 x20、
・・・x n’。 x in+10)(i=1〜n)での接平面Q i (
x l。 x2、・・・・xn、xn+1)=0 (i=1〜n)
を算出する第2Bステップと、 0元一次連立方程式Qi(x1、x2゜xn、0)=0
(i=1〜n)の解を算出し、これを新たな近似解xi
0(i=1〜n)とする第2Cステップとを実質的に有
し、 x in+1’ (i = 1〜n)の絶対値のいず
れもが設定した充分小さな値以下になるまで上北第2A
〜2Cステップの処理を繰り返し実行する。 ここで、実質的にとは、数式の表現上の差があっても、
実質的に同一手法を用いているという意味であり、例え
ば上記x in+10を−x in+1で置き換えたよ
うなものは勿論、実質的に同一手法を用いており、本発
明の範囲に含まれる。 また、本発明に係る理化学測定装置は上記方法を実施す
るためのものであり、第1図に示す如く構成されている
。 図中、1は二次物理量測定装置であり、n個の一次物理
量xi(i=1〜n)の関数で表わされるn個の二次物
理量Pi(x1、x2゜xn)(i=1〜n)を測定し
、その測定値P 1obs (i = 1 =n)を出
力する。 2は計算装置であり、n元連立方程式Pi(xll X
2、・・・・xn)=Plobs(i=1〜n)から該
一次物理量xi(j=1〜n)を算出する。 この計算装置2は、次のような第1〜4手段を実質的に
備えている。 2Δは第1手段であり、該一次物理量xi(i=1〜n
)の近似解x10(i−1〜n)に対しx in+10
=Piobs−Pi(xio、 x20。 xno)(i=l=n)を算出する。 2Bは第2手段であり、n+1次元空間における曲面P
iobs−Pi(x1、 x2. ・・・xn)x
n+1=0 (i=1〜n)上の点(xio、 x2
0。 ・x no、 x in+10)(i=1〜n>での
接平面Qi(x1、 x2. ・・・xn、 xn+
1) =0(1−1〜n)を算出する。 2Cは第3手段であり、0元一次連立方程式%式%( 1〜n)の解を算出しこれを新たな近似解x10(1=
1〜n)とする。 2Dは第4手段であり、x in+10 (i=1〜n
)の絶対値のいずれもが設定した充分小さな値以下にな
るまで上記第1〜3手段による処理を繰り返し実行させ
る。 例えば、前記一次物理量は薄膜の屈折率n及び消衰係数
にであり、前記二次物理量は基板と該基板上に形成され
た該薄膜とからなる試料に対する反射率R(n、k)及
び透過率T (n、k)である。 さらには、例えば、前記測定装置は反射スペクトル及び
透過スペクトルを測定する分光光度計であり、前記一次
物理量は薄膜の屈折率n及び消衰係数にの波長分散又は
波数分散である。
法では、n個の一次物理量xi(i=1〜n)の関数で
表わされるn個の二次物理量P1(x1、x2. ・
・・xn)(i=1〜n)を測定しその測定値P 1o
bs (i = 1〜n)を得る第1ステップと、 n元連立方程式Pi(x1、x2.− ・−xn) =
Piobs(i=1〜n)から該一次物理量XI(i=
1〜n)を算出する第2ステップとを有している。 二の第2ステップは、 該一次物理量x i (i = 1〜n )の近似解x
1゜(i = 1−5−n )に対しx in+10=
Piobs−Pi(xlo、 x20、・・・xoo
)(i=1〜n)を算出する第2Aステップと、 n+1次元空間における曲面Piobs−Pi(x1、
’x2. ・ −−xn) −xn+1=0
(i = 1〜n)上の点(xio、 x20、
・・・x n’。 x in+10)(i=1〜n)での接平面Q i (
x l。 x2、・・・・xn、xn+1)=0 (i=1〜n)
を算出する第2Bステップと、 0元一次連立方程式Qi(x1、x2゜xn、0)=0
(i=1〜n)の解を算出し、これを新たな近似解xi
0(i=1〜n)とする第2Cステップとを実質的に有
し、 x in+1’ (i = 1〜n)の絶対値のいず
れもが設定した充分小さな値以下になるまで上北第2A
〜2Cステップの処理を繰り返し実行する。 ここで、実質的にとは、数式の表現上の差があっても、
実質的に同一手法を用いているという意味であり、例え
ば上記x in+10を−x in+1で置き換えたよ
うなものは勿論、実質的に同一手法を用いており、本発
明の範囲に含まれる。 また、本発明に係る理化学測定装置は上記方法を実施す
るためのものであり、第1図に示す如く構成されている
。 図中、1は二次物理量測定装置であり、n個の一次物理
量xi(i=1〜n)の関数で表わされるn個の二次物
理量Pi(x1、x2゜xn)(i=1〜n)を測定し
、その測定値P 1obs (i = 1 =n)を出
力する。 2は計算装置であり、n元連立方程式Pi(xll X
2、・・・・xn)=Plobs(i=1〜n)から該
一次物理量xi(j=1〜n)を算出する。 この計算装置2は、次のような第1〜4手段を実質的に
備えている。 2Δは第1手段であり、該一次物理量xi(i=1〜n
)の近似解x10(i−1〜n)に対しx in+10
=Piobs−Pi(xio、 x20。 xno)(i=l=n)を算出する。 2Bは第2手段であり、n+1次元空間における曲面P
iobs−Pi(x1、 x2. ・・・xn)x
n+1=0 (i=1〜n)上の点(xio、 x2
0。 ・x no、 x in+10)(i=1〜n>での
接平面Qi(x1、 x2. ・・・xn、 xn+
1) =0(1−1〜n)を算出する。 2Cは第3手段であり、0元一次連立方程式%式%( 1〜n)の解を算出しこれを新たな近似解x10(1=
1〜n)とする。 2Dは第4手段であり、x in+10 (i=1〜n
)の絶対値のいずれもが設定した充分小さな値以下にな
るまで上記第1〜3手段による処理を繰り返し実行させ
る。 例えば、前記一次物理量は薄膜の屈折率n及び消衰係数
にであり、前記二次物理量は基板と該基板上に形成され
た該薄膜とからなる試料に対する反射率R(n、k)及
び透過率T (n、k)である。 さらには、例えば、前記測定装置は反射スペクトル及び
透過スペクトルを測定する分光光度計であり、前記一次
物理量は薄膜の屈折率n及び消衰係数にの波長分散又は
波数分散である。
本発明は、本発明者により案出された新規な方程式近似
解決に基づいてなされたものである。 この解法は、非線型方程式を、1次元高い空間から見た
接平面という線型方程式に変換して漸近解を得るので、
また、各種非線型方程式に対し同一手法で解を得ること
ができるので、二次物理量から一次物理量を算出する計
算が簡単になる。 したがって、より構成が簡単な、より低価格の、または
より性能のよい理化学測定方法及び装置を提供すること
ができるという優れた効果を奏する。 また、新規な理化学測定装置の開発を可能にするという
優れた効果も奏する。
解決に基づいてなされたものである。 この解法は、非線型方程式を、1次元高い空間から見た
接平面という線型方程式に変換して漸近解を得るので、
また、各種非線型方程式に対し同一手法で解を得ること
ができるので、二次物理量から一次物理量を算出する計
算が簡単になる。 したがって、より構成が簡単な、より低価格の、または
より性能のよい理化学測定方法及び装置を提供すること
ができるという優れた効果を奏する。 また、新規な理化学測定装置の開発を可能にするという
優れた効果も奏する。
以下、図面に基づき本発明の詳細な説明する。
[1]第1実施例
第2図は屈折率・消衰係数分散針のノ\−ドウエア構成
を示す。 分光光度計10は、試料11に対し透過率スペクトル及
び反射率スペクトルを測定する。測定値は、マイクロコ
ンピュータ12に供給され、マイクロコンピュータ12
は、これをその主証憶装置及び磁気ディスク装置16に
格納する。試料11に関する後述の既知データは、キー
ボード13からマイクロコンピュータ12に入力される
。マイクロコンピュータ12は、これら透過率スペクト
ル、反射率スペクトル及び既知データを用いて、後述の
如く、試料11の薄膜の屈折率分散及び消衰係数分散を
算出し、これをデイスプレィ装置14、プリンタ15及
び磁気ディスク装置16に供給する。 試料11は、第3図に示す如く基板23上に薄膜22が
形成されたものであり、空気21中に置かれている。 次に、光の透過吸収の関係式を説明する。 以下、下付添字は、1が空気21.2が薄膜22.3が
基板23.12が空気21と薄膜22の境界、23が薄
膜22と基板23との境界、31が基板23と空気21
との境界を示すものとする。 また、光学媒質i (i=1が空気21.1−=2が
薄膜22、j=3が基板23)の複素屈折率をηs =
ni−i kt 、厚みをd、とじ、光の波長をλとす
る。 境界ijでのエネルギー反射率r 、j、エネルギー透
過率t、j及び光学媒質i中での減衰率q、は次式で表
わされる。 TB=l(η1−ηj)/(η、+ηJ)tIj=1−
riJ ・・・ (2)qt =eXp
(−4πkt d+ /λ)−(3)分光光度計で測
定される試料11のエネルギー反射率R及びエネルギー
透過率Tは、多重反射を考慮し、フレネルの式に基づい
て導出され、入射角が0度の場合、次のように表される
。 R−(r+P+P2Q2 2 r+2Pz Q2”)
/ (1−r+2Q2”Pl) ・・・ (4)
T = I Q 3 (1−r 3+ >/ (1r
z+Q3’P+ ) ・・・ (5)ここに、P
l P1、■は次式で表わされる。 P L” (r23+ra+Q32 r23r3Q3’
)/ (1r*ar3+Q3’) H+ + (
6)Pl = (rz3+r+2qz 2 r+2r
23qa2)/ (1−r 12 r 23Q 22)
・・・ (7)1= (Q2 (1−r+2)
(1−r2a) )/ (1−r +ar2aQs
’) ・・・ (8)次に、実測した反射率スペ
クトルと透過率スペクトルとから、薄膜22の屈折率n
2と消衰係数に2を算出する方法を説明する。 最初に、基板23の複素屈折率が既知である場合を説明
する。 この場合、試料11のエネルギー反射率R及びエネルギ
ー透過率Tは、上記関係式(1)〜(8)から、薄膜2
2の屈折率n2及び消衰係数に、の関数となる。エネル
ギー反射i$R及びエネルギー透過率Tの実測値を各々
Robs Tobsとすると、 R(R2,R2) −Robs ・・・(9)
T(R2,に2)−TObS ・・・ (10)の
2元連立方程式を解けば、目的とする薄膜22の屈折率
n2と吸収係数に2が求まる。しかし、この方程式は非
線形であり、解析的に解くことは絶望的に困難である。 そこで、本発明者が案出した方法を用いて漸近的に解く
。 すなわち、新しい5変数2を導入して、f (R2,
R2,z) −R(n*、に2)−Robs+ z =
0 g (712、に2.z) −T (R2,に2)Tc
ibs+ z = Q とする。上式(11)及び(12)は、各々3次元n2
、R2、zの空間での曲面を表す。 R7、R2の近似解をn 2 + k 2゜とすると
、z、。=Robs R(na 、 R2゜)
・・・(13)z2’=Tobs−T (R2,ka’
) ・・・(14)が成立する。曲面f=0上の点(
R2,に2z 、 0 )及び曲面g=0上の点(R2
,に2.z2゜)における接平面は各々、次式で表わさ
れる。 (n2na’) (a f / a R2)η、=7
.y+ (R2R2゜)(a f/a R2)嶋=4Q
+ (z−21’) −Q H+ H(15
)(R2−n20) (ag/ a R2)7+a□
大a”+ (R2−に2゜>(ag/ak2 >*、−
h□’+ (z −22゜) = O・・・ (16)
これらの接平面の交線が平面2=0と交わる点のn 2
+ k 2が漸近解を与える。 実際の計算にあたっては、最初に荒い近似のもとにフレ
ネルの式を解いてR2,に2’を求めるか、経験的に妥
当と思われる値をn 2 + k 2゜とする。 そして、次の漸近解を求め、 1゜及びz 20
が充分に0に近くなるまで繰り返す。 次に、第3図に基づいて、薄膜22の屈折率波長分散n
2 (λ)及び消衰係数分散に2 (λ)をマイク
ロコンピュータ12で算出する手順を説明する。計算は
、波長域λmin≦λ≦λmaxの範囲において、Δλ
のステップ9で繰り返し行なう。 (50)分光光度計lOで測定され反射率スペクトルR
obs (λ)及び透過率スペクトルTobs (λ)
をマイクロコンピュータ12に供給し、マイクロコンピ
ュータ12はこれをその主記憶装置に格納する。また、
既知のn + k + n 3 、k 3、da、
d3を入力する。さらに、波長λを最小値λminに初
期設定する。なお、基板23の厚みd2は通常mmのオ
ーダであり、ノギス又はマイクロメータで測定する。ま
た、薄膜22の厚みd2は通常μmのオーダであり、一
般に光の干渉を利用して測定する。 (52)波長λにおける試料11のエネルギー反射率R
obs及びエネルギー透過率Tobsを主記憶装置から
読み出す。 (54)の最初の近似解n 2 + k 2゜を、近
似式を用いて算出する。この近似解は、推定値を上記ス
テップ50で人力してもよい。 (56)近似解nx + k 2 、波長λ及びステ
ップ50で入力されたTI+ k+、R3、k*、d
2、d3を上式(1)〜(3)に代入してエネルギー反
射率r 12、r 23、r 31、エネルギー透過率
t 12、t 23、t 31及び減衰率Q2、Q3を
算出する。 (58)算出したエネルギー反射率r 12、r 23
[83、エネルギー透過率t 12、.3、t s+及
び減を 衰率Q2、Q3を上式(4)〜(8)に代入してエネル
ギー反射率R及びエネルギー透過率Tを算出する。 (60)算出したエネルギー反射率R1エネルギー透過
率T及びこれらの実測値Robs、 Tabsを上式(
13)、(14)に代入してZ I 、Z 2゜を算出
する。 (62)充分小さな値、例えば分光高度計lOの測定精
度に等しい値をεとしたときに、z 、o l <εか
つlZ2゜+<εが成立しなければ、(64)ステップ
56で算出したエネルギー反射率、−,2、r 23、
r、lイエネルギー透過率t 12、t 23・ t
31及び減衰率q2・q3を、上式(4)〜(8)を偏
微分した式に代入し、または数値計算ニヨリ、’a 微
分係数(a f / a n 2 )*、=n;、(a
t / a k2 )、、、、、、 (a g / a
n 2 )、、、、及U (ag/ak2玩、2.を
算出する。 (66)算出されたこれらの偏微分係数を上式(15)
、(16)に代入して、曲面f=0上の点(nz 、
k 2 、 Z +’)における接平面及び曲面g
=0上の点(n 2 + k 2 + 22’)に
おける接平面を求める。 (68)これらの接平面の交線が平面2=0と交わる点
を算出し、これを新たな近似解n2゜k2゜とする。そ
して、上記ステップ56に戻る。 ステップ56〜68の処理を繰り返し、上記ステップ6
2で12.。l<Eかつ1z2゜くεが成立した場合に
は、 (70)波長λをλ+Δλとする。 (72)λ≦λ1naXであれば、上記ステップ52へ
戻る。λ〉λmaxとなれば処理を終了する。 [2]第2実施例 次に、基板23の屈折率n3及び消衰係数に3が未知で
ある場合を、第5図に基づいて説明する。 屈折率・消衰係数分散計のハードウェア構成は第1図と
同一である。 この場合、基板のみの試料についての反射率スペクトル
R’obs (λ)と透過率スペクトルT’obs(λ
)及び上記試料11についての反射率スペクトルR”o
bs (λ)と透過率スペクトルT2obs (λ)と
を分光光度計で測定し、その測定結果を利用する。 (80)分光光度計10で測定された反射率スペクトル
)l’obs (λ) R2obs (λ)及び透過
率スペクトルT’obs(λ) 、T2obs (λ)
をマイクロコンピュータ12に供給し、マイクロコンピ
ュータ12はこれをその主記憶装置に格納する。また、
既知のTl1、k+、d2、d3を人力する。 さらに、波長λを最小値λminに初期設定する。 (82)波長λでの反射率R’ obs及び透過率T
’obsSr++ k+ d3及びλから、上記[
1]の漸近方法を利用して屈折率n3と消衰係数に3を
算出する。 基板23のみのエネルギー反射率R1及びエネルギー透
過率T1を表す式は公知の成書等に記載されているため
省略するが、上記[1]の場合に比べると遥かに簡単で
ある。 (84)次に、上記[1]のステップ52〜68と同一
の処理により、波長λでの薄膜22の屈折率n2及び消
衰係数に2を算出する。 (86)波長λをλ十Δλとする。 (88)λ≦λmaXであれば、上記ステップ82へ戻
る。λ〉λmaxとなれば処理を終了する。 [3]第1試験例 本方法の基本的な妥当性を調べるために、屈折率n及び
消衰係数kが既知の基板のみの試料として溶融石英板を
用い、その反射率スペクトルと透過率スペクトルとを分
光光度計で測定し、その測定値から屈折率nを計算した
。この結果を文献値(理科年表)と対応させて下表1に
示す。 表1 この表から、紫外領域では一致が良くないものの、可視
領域では極めて一致が良いことがわかった。 この結果は、薄膜試料に対するものではない。 しかし、本発明が正しい値を与えるかどうかの基礎とな
るエネルギー反射率及びエネルギー透過率の理論式は厳
密なものであり、近似は含まれておらず、それが解けれ
ば正しい屈折率nと消衰係数にとが得られることが保証
されている。したがって、正しい屈折率nと消衰係数に
とが得られるかどうかは、測定された反射率スペクトル
及び透過率スペクトルがどこまで真値に近いかというこ
とに係っているが、これは本発明には直接関係しない。 [4]第2試験例 試料11として、硝子基板上にスピンコード法でポリス
チレン薄膜を形成したものを用い、上記[2]の方法で
この薄膜の屈折率分散及び消衰係数を測定した結果を第
6〜8図に示す。 第6図は基板のみと試料11 (薄膜子基板)との反射
率スペクトルRobs (λ)及び透過率スペクトルT
obs (λ)を示す。透過率スペクトルの測定は入射
角0度で行い′、反射率スペクトルの測定は入射角5度
(入射角0度の反射率スペクトルとほぼ同一と見なせる
)で行った。 第7図は薄膜の屈折率分散nz (λ)を示す。 この図から、ポリスチレンの屈折率n2は、−船釣に認
められている値1.69〜1.70に良く一致している
ことがわかる。 第8図は消衰係数分散に2 (λ)を示す。 解の収束性については、εの値として分光光度計10の
測定精度10−’と同一にした場合、第4図のステップ
56〜68の繰り返し回数は各波長λについて3回程度
であった。 このような事実は、本実施例の屈折率・消衰係数分散計
が本発明の好ましい適用例であることを示している。
を示す。 分光光度計10は、試料11に対し透過率スペクトル及
び反射率スペクトルを測定する。測定値は、マイクロコ
ンピュータ12に供給され、マイクロコンピュータ12
は、これをその主証憶装置及び磁気ディスク装置16に
格納する。試料11に関する後述の既知データは、キー
ボード13からマイクロコンピュータ12に入力される
。マイクロコンピュータ12は、これら透過率スペクト
ル、反射率スペクトル及び既知データを用いて、後述の
如く、試料11の薄膜の屈折率分散及び消衰係数分散を
算出し、これをデイスプレィ装置14、プリンタ15及
び磁気ディスク装置16に供給する。 試料11は、第3図に示す如く基板23上に薄膜22が
形成されたものであり、空気21中に置かれている。 次に、光の透過吸収の関係式を説明する。 以下、下付添字は、1が空気21.2が薄膜22.3が
基板23.12が空気21と薄膜22の境界、23が薄
膜22と基板23との境界、31が基板23と空気21
との境界を示すものとする。 また、光学媒質i (i=1が空気21.1−=2が
薄膜22、j=3が基板23)の複素屈折率をηs =
ni−i kt 、厚みをd、とじ、光の波長をλとす
る。 境界ijでのエネルギー反射率r 、j、エネルギー透
過率t、j及び光学媒質i中での減衰率q、は次式で表
わされる。 TB=l(η1−ηj)/(η、+ηJ)tIj=1−
riJ ・・・ (2)qt =eXp
(−4πkt d+ /λ)−(3)分光光度計で測
定される試料11のエネルギー反射率R及びエネルギー
透過率Tは、多重反射を考慮し、フレネルの式に基づい
て導出され、入射角が0度の場合、次のように表される
。 R−(r+P+P2Q2 2 r+2Pz Q2”)
/ (1−r+2Q2”Pl) ・・・ (4)
T = I Q 3 (1−r 3+ >/ (1r
z+Q3’P+ ) ・・・ (5)ここに、P
l P1、■は次式で表わされる。 P L” (r23+ra+Q32 r23r3Q3’
)/ (1r*ar3+Q3’) H+ + (
6)Pl = (rz3+r+2qz 2 r+2r
23qa2)/ (1−r 12 r 23Q 22)
・・・ (7)1= (Q2 (1−r+2)
(1−r2a) )/ (1−r +ar2aQs
’) ・・・ (8)次に、実測した反射率スペ
クトルと透過率スペクトルとから、薄膜22の屈折率n
2と消衰係数に2を算出する方法を説明する。 最初に、基板23の複素屈折率が既知である場合を説明
する。 この場合、試料11のエネルギー反射率R及びエネルギ
ー透過率Tは、上記関係式(1)〜(8)から、薄膜2
2の屈折率n2及び消衰係数に、の関数となる。エネル
ギー反射i$R及びエネルギー透過率Tの実測値を各々
Robs Tobsとすると、 R(R2,R2) −Robs ・・・(9)
T(R2,に2)−TObS ・・・ (10)の
2元連立方程式を解けば、目的とする薄膜22の屈折率
n2と吸収係数に2が求まる。しかし、この方程式は非
線形であり、解析的に解くことは絶望的に困難である。 そこで、本発明者が案出した方法を用いて漸近的に解く
。 すなわち、新しい5変数2を導入して、f (R2,
R2,z) −R(n*、に2)−Robs+ z =
0 g (712、に2.z) −T (R2,に2)Tc
ibs+ z = Q とする。上式(11)及び(12)は、各々3次元n2
、R2、zの空間での曲面を表す。 R7、R2の近似解をn 2 + k 2゜とすると
、z、。=Robs R(na 、 R2゜)
・・・(13)z2’=Tobs−T (R2,ka’
) ・・・(14)が成立する。曲面f=0上の点(
R2,に2z 、 0 )及び曲面g=0上の点(R2
,に2.z2゜)における接平面は各々、次式で表わさ
れる。 (n2na’) (a f / a R2)η、=7
.y+ (R2R2゜)(a f/a R2)嶋=4Q
+ (z−21’) −Q H+ H(15
)(R2−n20) (ag/ a R2)7+a□
大a”+ (R2−に2゜>(ag/ak2 >*、−
h□’+ (z −22゜) = O・・・ (16)
これらの接平面の交線が平面2=0と交わる点のn 2
+ k 2が漸近解を与える。 実際の計算にあたっては、最初に荒い近似のもとにフレ
ネルの式を解いてR2,に2’を求めるか、経験的に妥
当と思われる値をn 2 + k 2゜とする。 そして、次の漸近解を求め、 1゜及びz 20
が充分に0に近くなるまで繰り返す。 次に、第3図に基づいて、薄膜22の屈折率波長分散n
2 (λ)及び消衰係数分散に2 (λ)をマイク
ロコンピュータ12で算出する手順を説明する。計算は
、波長域λmin≦λ≦λmaxの範囲において、Δλ
のステップ9で繰り返し行なう。 (50)分光光度計lOで測定され反射率スペクトルR
obs (λ)及び透過率スペクトルTobs (λ)
をマイクロコンピュータ12に供給し、マイクロコンピ
ュータ12はこれをその主記憶装置に格納する。また、
既知のn + k + n 3 、k 3、da、
d3を入力する。さらに、波長λを最小値λminに初
期設定する。なお、基板23の厚みd2は通常mmのオ
ーダであり、ノギス又はマイクロメータで測定する。ま
た、薄膜22の厚みd2は通常μmのオーダであり、一
般に光の干渉を利用して測定する。 (52)波長λにおける試料11のエネルギー反射率R
obs及びエネルギー透過率Tobsを主記憶装置から
読み出す。 (54)の最初の近似解n 2 + k 2゜を、近
似式を用いて算出する。この近似解は、推定値を上記ス
テップ50で人力してもよい。 (56)近似解nx + k 2 、波長λ及びステ
ップ50で入力されたTI+ k+、R3、k*、d
2、d3を上式(1)〜(3)に代入してエネルギー反
射率r 12、r 23、r 31、エネルギー透過率
t 12、t 23、t 31及び減衰率Q2、Q3を
算出する。 (58)算出したエネルギー反射率r 12、r 23
[83、エネルギー透過率t 12、.3、t s+及
び減を 衰率Q2、Q3を上式(4)〜(8)に代入してエネル
ギー反射率R及びエネルギー透過率Tを算出する。 (60)算出したエネルギー反射率R1エネルギー透過
率T及びこれらの実測値Robs、 Tabsを上式(
13)、(14)に代入してZ I 、Z 2゜を算出
する。 (62)充分小さな値、例えば分光高度計lOの測定精
度に等しい値をεとしたときに、z 、o l <εか
つlZ2゜+<εが成立しなければ、(64)ステップ
56で算出したエネルギー反射率、−,2、r 23、
r、lイエネルギー透過率t 12、t 23・ t
31及び減衰率q2・q3を、上式(4)〜(8)を偏
微分した式に代入し、または数値計算ニヨリ、’a 微
分係数(a f / a n 2 )*、=n;、(a
t / a k2 )、、、、、、 (a g / a
n 2 )、、、、及U (ag/ak2玩、2.を
算出する。 (66)算出されたこれらの偏微分係数を上式(15)
、(16)に代入して、曲面f=0上の点(nz 、
k 2 、 Z +’)における接平面及び曲面g
=0上の点(n 2 + k 2 + 22’)に
おける接平面を求める。 (68)これらの接平面の交線が平面2=0と交わる点
を算出し、これを新たな近似解n2゜k2゜とする。そ
して、上記ステップ56に戻る。 ステップ56〜68の処理を繰り返し、上記ステップ6
2で12.。l<Eかつ1z2゜くεが成立した場合に
は、 (70)波長λをλ+Δλとする。 (72)λ≦λ1naXであれば、上記ステップ52へ
戻る。λ〉λmaxとなれば処理を終了する。 [2]第2実施例 次に、基板23の屈折率n3及び消衰係数に3が未知で
ある場合を、第5図に基づいて説明する。 屈折率・消衰係数分散計のハードウェア構成は第1図と
同一である。 この場合、基板のみの試料についての反射率スペクトル
R’obs (λ)と透過率スペクトルT’obs(λ
)及び上記試料11についての反射率スペクトルR”o
bs (λ)と透過率スペクトルT2obs (λ)と
を分光光度計で測定し、その測定結果を利用する。 (80)分光光度計10で測定された反射率スペクトル
)l’obs (λ) R2obs (λ)及び透過
率スペクトルT’obs(λ) 、T2obs (λ)
をマイクロコンピュータ12に供給し、マイクロコンピ
ュータ12はこれをその主記憶装置に格納する。また、
既知のTl1、k+、d2、d3を人力する。 さらに、波長λを最小値λminに初期設定する。 (82)波長λでの反射率R’ obs及び透過率T
’obsSr++ k+ d3及びλから、上記[
1]の漸近方法を利用して屈折率n3と消衰係数に3を
算出する。 基板23のみのエネルギー反射率R1及びエネルギー透
過率T1を表す式は公知の成書等に記載されているため
省略するが、上記[1]の場合に比べると遥かに簡単で
ある。 (84)次に、上記[1]のステップ52〜68と同一
の処理により、波長λでの薄膜22の屈折率n2及び消
衰係数に2を算出する。 (86)波長λをλ十Δλとする。 (88)λ≦λmaXであれば、上記ステップ82へ戻
る。λ〉λmaxとなれば処理を終了する。 [3]第1試験例 本方法の基本的な妥当性を調べるために、屈折率n及び
消衰係数kが既知の基板のみの試料として溶融石英板を
用い、その反射率スペクトルと透過率スペクトルとを分
光光度計で測定し、その測定値から屈折率nを計算した
。この結果を文献値(理科年表)と対応させて下表1に
示す。 表1 この表から、紫外領域では一致が良くないものの、可視
領域では極めて一致が良いことがわかった。 この結果は、薄膜試料に対するものではない。 しかし、本発明が正しい値を与えるかどうかの基礎とな
るエネルギー反射率及びエネルギー透過率の理論式は厳
密なものであり、近似は含まれておらず、それが解けれ
ば正しい屈折率nと消衰係数にとが得られることが保証
されている。したがって、正しい屈折率nと消衰係数に
とが得られるかどうかは、測定された反射率スペクトル
及び透過率スペクトルがどこまで真値に近いかというこ
とに係っているが、これは本発明には直接関係しない。 [4]第2試験例 試料11として、硝子基板上にスピンコード法でポリス
チレン薄膜を形成したものを用い、上記[2]の方法で
この薄膜の屈折率分散及び消衰係数を測定した結果を第
6〜8図に示す。 第6図は基板のみと試料11 (薄膜子基板)との反射
率スペクトルRobs (λ)及び透過率スペクトルT
obs (λ)を示す。透過率スペクトルの測定は入射
角0度で行い′、反射率スペクトルの測定は入射角5度
(入射角0度の反射率スペクトルとほぼ同一と見なせる
)で行った。 第7図は薄膜の屈折率分散nz (λ)を示す。 この図から、ポリスチレンの屈折率n2は、−船釣に認
められている値1.69〜1.70に良く一致している
ことがわかる。 第8図は消衰係数分散に2 (λ)を示す。 解の収束性については、εの値として分光光度計10の
測定精度10−’と同一にした場合、第4図のステップ
56〜68の繰り返し回数は各波長λについて3回程度
であった。 このような事実は、本実施例の屈折率・消衰係数分散計
が本発明の好ましい適用例であることを示している。
第1図は本発明に係る理化学測定装置の原理構成を示す
ブロック図である。 第2図乃至第4図は本発明の第1実施例に係り、第2図
は屈折率・消衰係数分散計のハードウェア構成を示すブ
ロック図、 第3図は測定対象の試料と物理量との関係を示す図、 第4図は屈折率・消衰係数分散計のソフトウェア構成を
示すフローチャートである。 第5図は本発明の第2実施例に係る屈折率・消衰係数分
散計のソフトウェア構成を示すフローチャートである。 第6図乃至第8図は本第1実施例装置を用いた試験結果
を示し、 第6図は硝子基板のみと硝子基板上にスピンコード法で
ポリスチレン薄膜を形成したものとの反射率スペクトル
Robs (λ)及び透過率スペクトルTobs (λ
)を示す図、 第7図はこの薄膜の屈折率分散を示す図、第8図はこの
薄膜の消衰係数分散を示す図である。 図中、 11は試料 21は空気 22は薄膜 23は基板
ブロック図である。 第2図乃至第4図は本発明の第1実施例に係り、第2図
は屈折率・消衰係数分散計のハードウェア構成を示すブ
ロック図、 第3図は測定対象の試料と物理量との関係を示す図、 第4図は屈折率・消衰係数分散計のソフトウェア構成を
示すフローチャートである。 第5図は本発明の第2実施例に係る屈折率・消衰係数分
散計のソフトウェア構成を示すフローチャートである。 第6図乃至第8図は本第1実施例装置を用いた試験結果
を示し、 第6図は硝子基板のみと硝子基板上にスピンコード法で
ポリスチレン薄膜を形成したものとの反射率スペクトル
Robs (λ)及び透過率スペクトルTobs (λ
)を示す図、 第7図はこの薄膜の屈折率分散を示す図、第8図はこの
薄膜の消衰係数分散を示す図である。 図中、 11は試料 21は空気 22は薄膜 23は基板
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)、n個(n≧2)の一次物理量xi (i=1〜n)の関数で表わされるn個の二次物理量P
i(x1、x2、・・・xn)(i=1〜n)を測定し
その測定値Piobs(i=1〜n)を得る第1ステッ
プと、 n元連立方程式Pi(x1、x2、・・・xn)=Pi
obs(i=1〜n)から該一次物理量xi(i=1〜
n)を算出する第2ステップとを有し、該第2ステップ
は、 該一次物理量xi(i=1〜n)の近似解xi^0(i
=1〜n)に対しxin+1^0=Piobs−Pi(
x1^0、x2^0、・・・xn^0)(i=1〜n)
を算出する第2Aステップと、 n+1次元空間における曲面Piobs−Pi(x1、
x2、・・・xn)−xn+1=0(i=1〜n)上の
点(x1^0、x2^0、・・・xn^0、xin+1
^0)(i=1〜n)での接平面Qi(x1、x2、・
・・xn、xn+1)=0(i=1〜n)を算出する第
2Bステップと、 n元一次連立方程式Qi(x1、x2、・・・xn、0
)=0(i=1〜n)の解を算出し、これを新たな近似
解xi^0(i=1〜n)とする第2Cステップとを実
質的に有し、 xin+1^0(i=1〜n)の絶対値のいずれもが設
定した充分小さな値以下になるまで上記第2A〜2Cス
テップの処理を繰り返し実行することを特徴とする理化
学測定方法。 2)、n個(n≧2)の一次物理量xi (i=1〜n)の関数で表わされるn個の二次物理量P
i(x1、x2、・・・xn)(i=1〜n)を測定し
、その測定値Piobs(i=1〜n)を出力する二次
物理量測定装置と、 n元連立方程式Pi(x1、x2、・・・xn)=Pi
obs(i=1〜n)から該一次物理量xi(i=1〜
n)を算出する計算装置とを有し、該計算装置は、 該一次物理量xi(i=1〜n)の近似解xi^0(i
=1〜n)に対しxin+1^0=Piobs−Pi(
x1^0、x2^0、・・・xn^0)(i=1〜n)
を算出する第1手段と、 n+1次元空間における曲面Piobs−Pi(x1、
x2、・・・xn)−xn+1=0(i=1〜n)上の
点(x1^0、x2^0、・・・xn^0、xin+1
^0)(i=1〜n)での接平面Qi(x1、x2、・
・・xn、xn+1)=0(i=1〜n)を算出する第
2手段と、 n元一次連立方程式Qi(x1、x2、・・・xn、0
)=0(i=1〜n)の解を算出し、これを新たな近似
解xi^0(i=1〜n)とする第3手段と、 xin+1^0(i=1〜n)の絶対値のいずれもが設
定した充分小さな値以下になるまで上記第1〜3手段に
よる処理を繰り返し実行させる第4手段と、 を実質的に有することを特徴とする理化学測定装置。 3)、前記一次物理量は薄膜の屈折率n及 び消衰係数kであり、 前記二次物理量は基板と該基板上に形成された該薄膜と
からなる試料に対する反射率R(n、k)及び透過率T
(n、k)であることを特徴とする請求項2記載の理化
学測定装置。 4)、前記測定装置は反射スペクトル及び 透過スペクトルを測定する分光光度計であり、前記一次
物理量は薄膜の屈折率n及び消衰係数kの波長分散又は
波数分散であることを特徴とする請求項3記載の理化学
測定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22738990A JPH04106458A (ja) | 1990-08-28 | 1990-08-28 | 理化学測定方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22738990A JPH04106458A (ja) | 1990-08-28 | 1990-08-28 | 理化学測定方法及び装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04106458A true JPH04106458A (ja) | 1992-04-08 |
Family
ID=16860053
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22738990A Pending JPH04106458A (ja) | 1990-08-28 | 1990-08-28 | 理化学測定方法及び装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04106458A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007526981A (ja) * | 2003-06-05 | 2007-09-20 | フラウンホーファ−ゲゼルシャフト ツァー フォルデルング デア アンゲバンデン フォルシュンク エー. ファオ. | 透明又は部分的に透明な層の屈折率の三次元測定方法及び装置 |
-
1990
- 1990-08-28 JP JP22738990A patent/JPH04106458A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007526981A (ja) * | 2003-06-05 | 2007-09-20 | フラウンホーファ−ゲゼルシャフト ツァー フォルデルング デア アンゲバンデン フォルシュンク エー. ファオ. | 透明又は部分的に透明な層の屈折率の三次元測定方法及び装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| Abelès | VI methods for determining optical parameters of thin films | |
| CN112881341B (zh) | 一种确定有机薄膜光学常数和厚度的方法 | |
| Li et al. | Deep learning for rapid analysis of spectroscopic ellipsometry data | |
| Rodriguez et al. | General Maker-fringe ellipsometric analyses in multilayer nonlinear and linear anisotropic optical media | |
| Kushev et al. | A new method for the determination of the thickness, the optical constants and the relaxation time of weakly absorbing semiconducting thin films | |
| Carniglia | Ellipsometric calculations for nonabsorbing thin films with linear refractive-index gradients | |
| CN102243065B (zh) | 一种基于背向补偿的透明基底薄膜厚度测量系统 | |
| Barybin et al. | Substrate Effect on the Optical Reflectance and Transmittance of Thin‐Film Structures | |
| Stenzel | Thick slabs and thin films | |
| Kim et al. | Measurement of the thickness and refractive index of a thin film by analyzing reflected interference fringes | |
| Zhu et al. | A lightweight neural network for spectroscopic ellipsometry analysis | |
| Steinberg | Analytic Spectral Integration of Birefringence‐Induced Iridescence | |
| CN109163745B (zh) | 一种基于spr原理传感多参量的检测方法 | |
| JPH04106458A (ja) | 理化学測定方法及び装置 | |
| US7760358B1 (en) | Film measurement | |
| Foldyna et al. | Effective medium approximation of anisotropic lamellar nanogratings based on Fourier factorization | |
| Lovetski et al. | Solving the inverse problem for determining the optical characteristics of materials | |
| Czapla et al. | Direct method of extracting complex refractive index from routine Fourier transform infrared reflectance/transmittance measurements | |
| Caro et al. | Influence of multiple reflections on the transmission coefficients of uniaxial plane–parallel plates | |
| Liu et al. | The influence of hydrogen chloride doping level on the complex refractive indices of anisotropic polyaniline film: Application of a new internal reflection waveguide coupling technique | |
| He et al. | Out-of-plane optical conductivity measured in bilayer graphene | |
| Nguyen et al. | A method for improving the accuracy of an extinction coefficient measurement of weakly absorbing interference layers | |
| Eroltu et al. | Transfer Matrix Modeling Optical Properties of Short-Period Aluminum Oxide-Copper Multi-Layered Nanocomposites | |
| CN120491314B (zh) | 一种在双折射介质中非序列偏振光线追迹的方法 | |
| Yue et al. | Determination the characteristic parameter of nano-film based on spectroscopic ellipsometry by improved adaptive genetic algorithm |