JPH04107263U - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH04107263U
JPH04107263U JP1651191U JP1651191U JPH04107263U JP H04107263 U JPH04107263 U JP H04107263U JP 1651191 U JP1651191 U JP 1651191U JP 1651191 U JP1651191 U JP 1651191U JP H04107263 U JPH04107263 U JP H04107263U
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station
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JP1651191U
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好司 石垣
陽一 柳橋
隆 程島
和之 中原
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 搬送間隔の長短にかかわらず記録媒体の反転
を確実に行い、大型化することなく複写生産性を高め
る。 【構成】 画像情報保持媒体90に画像情報形成手段9
50によって画像情報を形成し、記録媒体に画像情報転
写手段231,232を介して画像情報を転写すると、
搬送手段960によって第7搬送路227もしくは第4
搬送路218側に搬送される。第7搬送路227側と第
4搬送路218側とはシステム制御回路からの指示によ
って第3分岐爪217を駆動することによって行われ
る。そして、第7搬送路227を選択したときには、同
搬送路内で反転して機外に排出され、第4搬送路218
を選択したときには、両面トレイ250内でスイッチバ
ックし、第4分岐爪223によって選択された第7搬送
路227から機外に排出される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、例えば複写機やレーザープリンタなどに代表される多数枚の画像 形成を行う画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば電子写真方式を採用した画像形成装置では、一般には感光体上に一旦画 像を形成して、その形成された画像をそのたびに転写して転写媒体上に転写画像 を形成するようになっている。そして、画像が転写された記憶媒体、いわゆる記 録シートは排紙トレイ側に排紙される。その際、一般には、記録シートの画像形 成面は記録搬送方向に向かって上面にあたるので、そのまま排出すると、頁順が 逆になってしまうことになる。
【0003】 部数が少ない場合には、排紙された記録シートの束を取り出して頁順を入れ換 えれば少し手間がかかるだけで何も問題はないが、頁数が多い場合や、部数が多 い場合には、非常に手間がかかることになる。そこで、このような頁順の入れ換 えを行わずに済ますものとして、排出する際に記録シートを反転させて頁順を合 わせるように設定された装置は従来から提案されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
一方、記録シートにほとんど搬送間隔がない、言い換えれば紙間がない状態で 画像を形成する画像形成装置を本出願人はすでに提案しているが、このように紙 間がない状態で画像を形成し、搬送された記録シートを1枚々々確実に反転させ ることは、このような紙間なしで画像を形成する機能が従来までに提案されてい ないので、従来の装置では対応できなかった。また、たとえ対応できたとしても 紙間がほとんどないので、反転させる際に、頁順が逆になったり、反転が確実に 行えなかったりして信頼性および反転の確実性に問題があった。なお、搬送間隔 、すなわち紙間があいていると、従来の反転装置でも充分に対応できることも事 実である。すなわち、複写生産性を落とせば、このような反転作業を確実に行え るが、複写生産性を上げれば、反転作業に関して信頼性に問題を生じるというの が、従来までの技術の実情である。
【0005】 この考案は、上記のような従来的背景に鑑みてなされたもので、その目的は、 搬送間隔の長短にかかわらず記録媒体の反転を確実に行え、複写生産性を高める ことができる画像形成装置を提案することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、この考案は、画像情報保持媒体(90)と、この画 像保持媒体(90)上に画像情報を形成する画像情報形成手段(950)と、画 像情報保持媒体(90)上に形成された画像情報を記録媒体(P1,P2)に転 写する画像情報転写手段(231,232)と、記録媒体(P1,P2)の片面 もしくは両面に画像情報を転写するために記録媒体(P1,P2)を画像転写位 置に搬送し、転写後、機外に排出する搬送手段(960)と、記録媒体(P1, P2)の片面に転写するか両面に転写するかを選択させる選択制御手段(504 )と、片面画像形成済記録媒体(P1,P2)を一時収納し、両面画像形成を行 う際に送出する両面トレイ(250)とを有する画像形成装置において、片面に 画像形成された記録済み記録媒体(P1,P2)を反転させて反転経路(227 )から機外に排出する第1の反転手段(120,226,227)と、片面に画 像形成された記録済み記録媒体を両面トレイ(250)に一旦収容して記録媒体 (P1,P2)を反転させて機外に排出する第2の反転手段(109,110, 150,220,223)と、記録済み記録媒体の搬送距離間隔に応じて第1の 反転手段(227)および第2の反転手段(109,110,150,220, 223)の何れか一方を選択する選択手段(102,217)とを備えた構成に なっている。
【0007】 この場合、上記第1の反転手段(120,226,227)の反転経路(22 7)が、上記第2の反転手段(109,110,150,220,223)によ って反転された記録媒体(P1,P2)の排出経路に設定することもできる。
【0008】
【作用】
上記手段では、画像情報保持媒体(90)に画像情報形成手段(950)によ って画像情報を形成し、記録媒体(P1,P2)に画像情報転写手段(231, 232)を介して画像情報を転写すると、搬送手段(960)によって第1の反 転手段(120,226,227)もしくは第2の反転手段(109,110, 150,220,223)側に搬送される。この第1の反転手段(120,22 6,227)と第2の反転手段(109,110,150,220,223)は 、選択制御手段(504)の指示によって選択手段(102,217)を駆動す ることによって行われる。そして、第1の反転手段(120,226,227) を選択したときには、この第1の反転手段(120,226,227)内で反転 して機外に排出され、第2の反転手段(109,110,150,220,22 3)を選択したときには、一旦、両面トレイ(250)に収容した後、反転して 機外に排出される。この際、第1の反転手段(120,226,227)の反転 経路(227)を第2の反転手段(109,110,150,220,223) の搬送路の一部として使用すれば、特に、第2の反転手段(109,110,1 50,220,223)からの排出経路も設けなくとも第1の反転手段(120 ,226,227)の反転経路(227)を経て記録媒体(P1,P2)を機外 まで搬送できる。
【0009】 なお、この作用は具体的には、後述の(8)転写システム、および(9)動作 タイミング、特に(9−3)のA4横、反転、両面部のコピータイミングの項に 詳しく説明してある。
【0010】
【実施例】
以下、本考案の実施例について説明する。
【0011】 (1)全体の概要 まず、実施例に係る複写機の全体的な概要について述べる。
【0012】 図1および図2に実施例に係る複写機の概略構成図を示す。図1は第1転写ス テーションおよび第2転写ステーションともにコロナ放電のときの構成を示し、 図2は第1転写ステーションがコロナ放電で、第2転写ステーションがベルト転 写のときの構成を示す。
【0013】 図1において、複写装置は、ポリゴンミラー63によって反射したレーザ光を ベルト状感光体(以下、単に感光体と称する)90に導く書込光学系909と、 書込光学系909によって書き込まれ、感光体90に形成された潜像を現像する 現像部910、現像部910によって現像された顕像を転写紙に転写する第1転 写ステーション231、像が転写された転写紙を感光体90から分離する第1分 離チャージャ100、第1転写ステーション231で転写した転写紙とは別の転 写紙にさらに転写する第2転写ステーション232、像が転写された転写紙に像 を定着させる定着部190、像の転写後、感光体90を清掃するクリーニング部 920、清掃後、感光体90を除電する除電部930、除電後、帯電させる帯電 チャージャ940からなる作像系950と、作像系950に対して転写紙を供給 し、排出する転写紙の搬送系960とから基本的に構成されている。
【0014】 搬送系960は転写紙を第1転写ステーション231と第2転写ステーション 232にそれぞれ交互に転写紙を搬送可能に構成されている。詳しくは後述の転 写システムの項で動作とともに説明する。
【0015】 この図1の実施例では、第2転写ステーション232は公知のベルト転写型の 転写構造に設定されている。一方、図2の実施例ではこの第2転写ステーション 232はコロナ転写型に設定されているだけで、その他の各部は全て図1の実施 例と同一なので、それらについての説明は省略する。
【0016】 本装置には、 (A)潜像間レス現像転写システム (B)1潜像(現像)2転写システム (C)通常モード転写 の3タイプのモードがある為、以下、タイプ別にその概要について説明する。
【0017】 また、各転写システム説明を行う前に作像システムについての説明を行う。(作 像プロセスは従来の公知のプロセスと同じである。) (2)作像システム (2−1)光学系 本機構の光学系は脱着可能に構成され、デジタル光学系、アナログ光学系を用 いることが出来、またオンラインのプリンタ(読み取り部を持たない)としても 使用可能なものである。
【0018】 (2−1−1)デジタル光学系について 第3図にスキヤナ部の構成、第4図にスキヤナ駆動部の構成を示す。
【0019】 蛍光灯51から出た光は原稿に当たり第1ミラー52→第2ミラー53→第3 ミラー54→レンズ55を経て画像読み取り板56内のCCDに達する。蛍光灯 51および第1ミラー52からなる第1スキヤナ57は原稿の読み取りを行つて おり、スキヤナモータ58により駆動される。スキヤナで読み取つた原稿の像は レンズ55にて縮小され、CCD上に結像される。CCDにて読み取られた画信 号はアナログ値であるのでA/D変換され、画像処理後、デジタル信号に変えら れる。画像処理後の画像情報は書込部においてレーザ光の走査によつて光の点の 集合の形で感光体上に書き込まれる。なお、第2スキヤナ59は第2ミラー53 および第3ミラー54により構成される。また、第3図中、符号60はフイルタ 、61は原稿を載置するコンタクトガラスである。
【0020】 第5図(a),(b)に書込部の構成を示す。
【0021】 書込部は、レーザーダイオードユニツト(以下、LDユニツトと称する)62 、ポリゴンミラー63、fθレンズ64および感光体65にレーザ光を入射する ミラー66とから基本的に構成されている。LDユニツト62から出射したレー ザ光は、シリンダレンズ67を経て、ポリゴンモータ68によつて高速で回転駆 動されるポリゴンミラー63によつて偏光される。偏光されたレーザー光はfθ レンズ64を経てミラー66に入射し、ミラー66で反射され、防塵ガラス69 を通過して感光体65表面に入射する。ただし、主走査開始時のレーザー光は同 期反射板70に入射し、同期検知板71に導かれ、この検知板による検知信号に よつて主走査方向の同期信号が作り出される。
【0022】 (2−1−2)アナログ光学系について 第6図にアナログ光学系の構成を示す。
【0023】 光学系駆動部の構成は第4図に示したデジタルスキヤナ駆動部と等しい。
【0024】 露光ランプ72から出た光は原稿に当たり第1ミラー52→第2ミラー53→ 第3ミラー54→レンズ55→第4ミラー73→防塵ガラス69を経て感光体ド ラム65に達し、潜像の形成を行う。
【0025】 (2−2)感光体部 感光体90はベルト状の形状を成しており(第1,2図)、デジタル光学系を 用いる時には画像部露光プロセス、アナログ光学系を用いる時には地肌部露光プ ロセスが代表的である。帯電チヤージヤ940のコロナ放電により感光体90を 均一に帯電し、光学系により光をあて電位を落とす。
【0026】 これにより形成された静電潜像に現像部910によりトナーをつけ顕像化する 。本装置での帯電チヤージヤ910および現像部910内の現像スリーブに与え られるバイアスは変えることが可能に設定されている。
【0027】 感光体90上に顕像化されたトナー像は2つの転写ステーシヨン(第1転写ス テーシヨン231、第2転写ステーシヨン232)で転写され、定着部190で 定着後、後処理が行われ、排紙される。感光体90はクリーニング部920で残 トナーが清掃された後除電部930で残留電位が取り除かれ、繰り返し使用され る。
【0028】 (3)作像プロセス (3−1)作像 作像プロセスは露光プロセスによって決定されるので、各作像プロセスについ て以下、詳述する。
【0029】 (3−1−1)画像部露光時の作像プロセス 一例として、感光体表面電位およびトナーがマイナス帯電の場合について説明 する。これは主にデジタル複写機に採用されている方式である。
【0030】 図7にこの方式における作像電位とタイミングを、図8に作像モードにおける 制御項目と帯電電位の関係を示す。
【0031】 (3−1−1−1)通常モード時の作像パターン 感光体が図7の実線(7−1)で示すように−700Vで帯電され、画像部を レーザーダイオードで露光して潜像化する。このときの露光後電位は−100V である。その後、露光部にトナーを付着させる現像を行う。このときの露光部電 位−100Vと1点鎖線(7−2)で示す現像バイアス−500Vの差分が現像 ポテンシャル400Vとなる。トナーはマイナス帯電であり、現像スリーブ上の マイナスバイアスによって感光体上の露光部へ付着させられることによって現像 がおこなわれる。
【0032】 (3−1−1−2)1現像2転写(1つの現像部から2枚の転写子へ転 写)時の作像パターン 現像時の付着量を多くしておく必要があるため(付着量約2倍)、現像ポテン シャルを大きくする必要がある。そこで現像バイアスを2点鎖線(7−3)で示 すように−500Vから−800Vに変更する。これにより現像ポテンシャルは 700Vとなる。ただし、この場合、現像バイアス−800Vより帯電電位が低 くなってしまうので、帯電電位を鎖線(7−4)で示すように−700Vからマ イナス1000Vに変更する。また、帯電電位の変更により、レーザーダイオー ドの出力が同じであると、露光後の電位が高くなるので、レーザーダイオードの 出力を大きくして露光量を増加し、露光後の電位を一定にする。
【0033】 (3−1−2)非画像部露光の作像プロセス 一例として感光体表面電位がマイナル電位で、トナーがプラス帯電の場合につ いて説明する。これは主に、アナログ複写機に採用されている方式である。
【0034】 図9にこの方式における作像電位とタイミングを、図10に作像モードにおけ る制御項目と帯電電位の関係を示す。
【0035】 (3−1−2−1)通常モード時の作像パターン 感光体が図9において実線(9−1)で示すように−800Vで帯電され、非 画像部のハロゲン光により露光され、潜像を形成する。このときの露光後の電位 の最低値は画像により変化するが−50V程度である。次に、非露光部にトナー を付着させて現像を行う。この時の帯電電位−800Vと1点鎖線(9−2)で 示す現像バイアス−400Vの差分が現像ポテンシャルとなる。トナーはプラス 帯電のため、帯電電位と現像バイアスの電位差により引き付けられる。
【0036】 (3−1−2−2)1現像2転写(1つの現像部から2枚の転写子へ転写 )時の作像パターン 前述の画像部露光時の作像プロセスと同様に付着量を多くする必要があるため 、帯電電位を鎖線(9−3)で示すように−900V、現像バイアスを2点鎖線 (9−4)で示すように−200Vとする。これにより、結果的に現像ポテンシ ャルが700Vとなる。また、付着量を増大させるために対感光対の現像スリー ブの線速比を上げている。この線速比は従来3.3程度であるが、この場合は約 6.6程度、すなわち、従来の約2倍程度になっている。
【0037】 (4)転写プロセス 第1転写ステーション231がコロナ放電、第2転写ステーション232がベ ルト転写のとき(図1)と、第1転写ステーション231、第2転写ステーショ ン232ともにコロナ放電のとき(図2)の二つの方式に分類して転写プロセス を説明する。
【0038】 (4−1)第1転写ステーション231、第2転写ステーション232とも にコロナ放電構成のとき (4−1−1)ケーシング清掃 コロナ放電が紙粉やトナー等で汚れると放電状態が異なるため、第1転写ステ ーション231および第2転写ステーション232の転写チャージャのケーシン グのクリーニングを行う。清掃タイミングは、電源ON時および所定枚数コピー 後、リピート終了時に行うように設定されている。
【0039】 (4−1−2)分配比の測定;第1転写ステーション231の転写ドラム 電流初期設定 転写チャージャのコロナ放電のパワーパックからの総電流と転写チャージャの ケーシング電流を測定することにより第1転写ステーション231の分配比およ びドラム電流を求める。
【0040】 (4−1−3)紙状態環境の検出 図11の回路図に示すように、第1転写ステーション231のコロナ放電器3 01により帯電された転写紙近傍に対向電極302を設け、対向電極によって検 出した電流値を電流検出回路303で電圧値に変換して転写紙状態を判断する。 この転写紙の状態により、図12の転写紙ドラム電流と転写効率の特性を示すグ ラフから第1転写ステーション231の転写ドラム電流を決定する。
【0041】 (4−2)第1転写ステーション231がコロナ放電、第2転写ステーショ ン232がベルト転写構成のとき (4−2−1)ケーシング清掃 コロナ放電が紙粉やトナー等で汚れると放電状態が異なるため、第1転写ステ ーション231の転写チャージャのケーシング清掃を行う。第2転写ステーショ ン232の転写チャージャは転写ベルトの下部にあるため、清掃は行わない。な お、清掃のタイミングは電源ON時、および所定枚数コピー終了時に行うように 設定されている。
【0042】 (4−2−2)分配比の測定 転写チャージャのコロナ放電のパワーパックからの総電流と転写チャージャの ケーシング電流を第1転写ステーション231および第2転写ステーション23 2について測定して分配比を求める。
【0043】 (4−2−3)第1転写ステーション231の転写ドラム電流の初期設定 反射型光センサを使用し、第1転写ステーション231の転写効率を第2転写 ステーション232のベルト転写効率により算出することによって第1転写ステ ーション231の転写ドラム電流を決定する。なお、図13は図1の転写ベルト 回りの概略説明図であり、Pセンサ21,22,23の設置状態を示している。 この場合第1のPセンサ21は第1転写ステーション231のベルト状感光体9 0の回転方向上流側の搬送ローラ307部分に対向したA位置に、第2のPセン サ22は第2転写ステーション232のベルト状感光体90の回転方向下流側の 搬送ローラ308部分に対向したB位置に、また、第3のPセンサ23は転写ベ ルト233の第2転写ステーション232の回転方向下流側のC位置にそれぞれ 設置されている。
【0044】 ここで、上記Pセンサ21,22,23の位置に対応する転写効率の算出の相 違について説明する。
【0045】 (a)A位置およびB位置に設置された第1および第2のPセンサを使用すると き ベルト状感光体90上に現像されたトナー量を第1のPセンサ21により検知 した後、第2転写ステーション232で転写ベルト233にベルト転写し、転写 残りトナー量を第2のPセンサ22により検知し、第2転写ステーション232 の転写効率を算出する。
【0046】 (b)A位置およびC位置に設置された第1および第3のPセンサを使用すると き ベルト状感光体90上に現像されたトナー量と第1のPセンサ21により検知 した後、第2転写ステーション232で転写ベルト233にベルト転写し、転写 したトナー量を第3のPセンサで検出し、第2転写ステーション232の転写効 率を算出する。
【0047】 (c)B位置およびC位置に設置された第2および第3のPセンサを使用すると き ベルト状感光体90上に現像されたトナー像を第2転写ステーション232で 転写ベルト233にベルト転写した後、第2および第3のPセンサ22,23で 検知し、転写効率を算出する。
【0048】 なお、上記の転写効率の算出には、図14のトナー濃度とセンサ電位レベルを 示したグラフをもとに行う。この図で、LA,LB,LCはそれぞれ第1、第2 および第3のPセンサ21,22,23のレベルを、MA,MB,MCはそれに 対応するトナー濃度をそれぞれ示している。
【0049】 トナー濃度の制御としては、第2転写ステーション232の転写効率と第1転 写ステーション231の転写効率の関係から第1転写ステーション231の効率 が狙いの値(30〜50%)となる場合の第2転写ステーション232の転写効 率になるように、第2転写ステーション232の転写ドラム電流を可変して求め る。
【0050】 なお、前記(c)のB,C位置に第2および第3のPセンサ22,23を配置 した場合は、第2転写ステーション232の転写効率の算出をしないで、両Pセ ンサ22,23の検知レベルの比較により第2転写ステーション232の転写効 率の制御が可能になる。これは、例えば、50%にしたい場合は、両Pセンサ2 2,23の検知レベルが等しいがどうか比較することにより判断できる。この制 御により、トナー濃度M/A、Pセンサの検知レベルVSP/VSG特性による転写 効率算出時の誤差をなくすことができる。
【0051】 (a),(b)のA位置の第1のPセンサ21のトナー濃度検知用パターンは 、トナー濃度M/A、Pセンサの検知レベルVSP/VSG特性の内、センシティブ な範囲において算出するため、中間濃度域を使用する。
【0052】 (a),(b)の場合に、第2転写ステーション232の転写効率の算出をし ないで、Pセンサの検知レベルの比較により第2転写ステーション232の転写 効率の制御が可能になる。例えば第2転写ステーション232の転写効率を50 %にしたい場合は、A位置とB位置のPセンサ21,22もしくはA位置とC位 置のPセンサ21,23の検知レベルの差が予め設定した一定の値であるかどう かによって判断できる。
【0053】 (5)同時に多数枚複写(1現像2転写)するモードにおける転写電流制御 (5−1)第1転写ステーション231および第2転写ステーション232 においてコロナ放電方式を行う場合の転写電流制御 図15はこの方式における制御手順を示すフローチャートである。この制御手 順では、まず、電源がONされたかどうか確認し(ステップS15−1、以下、 S15−1と略称する)、ONされた直後であれば、コピー枚数カウンタをクリ アーして(S15−2)前述の第1転写ステーション231のケーシングの清掃 を実行する(S15−3)。第1転写ステーション231のケーシング清掃のサ ブルーチンを実行した後、清掃が完了したかどうか清掃終了フラグを確認する( S15−4)。そして、第1転写ステーション231のケーシングの清掃が完了 した時点で、第2転写ステーション232のケーシングを清掃する(S15−5 )。清掃が終了すると(S15−6)、第1転写ステーション231の転写チャ ージャをONする(S15−7)と同時にドラム駆動モータをONしてドラムの 疲労を防ぐ。
【0054】 第1転写ステーション231の転写チャージャをONした後、第1転写ステー ション231と第2転写ステーション232の前述の分配比を算出し(S15− 8)、第1転写ステーション231で印加される転写ドラム電流を別途容易した テーブルを参照して算出する(S15−9)。このテーブルは、図16に示した 第1転写ステーション231の転写ドラム電流IDと第1転写ステーション23 1の転写効率ηの関係を示すグラフに基づいて作成されたものである。
【0055】 このステップS15−9で算出した後、さらに分配比により第1転写ステーシ ョン231における総電流を算出し(S15−10)、第1転写ステーション2 31の転写総電流の実測値が算出値と等しいかチェックする(S15−11)。 もし、等しくなければ第1転写ステーション231の転写総電流を変更し(S1 5−12)、ループカウンタをインクリメントする(S15−13)。次いで、 図17のフローチャートに示すようにループカウンタの値が10未満かどうかチ ェックし(S15−14)、10以上であれば第1転写ステーション231が以 上なので、第1転写ステーション異常フラグを立て(S15−15)、第1転写 ステーション転写チャージャをOFFにしてリターンする。
【0056】 また、ステップS15−11で第1転写ステーション231の転写総電流の実 測値が算出値と等しくなければ、第1転写ステーション231の転写チャージャ をOFFにし(S15−17)、ループカウンタをクリアして(S15−18) 図18のフローチャートに示すように第2転写ステーション232に転写効率約 100%に相当する転写ドラム電流を算出する(S15−19)。次いで、分配 比から第2転写ステーション232の転写総電流を算出し(S15−20)、転 写総電流の実測値と算出値とが等しいかどうかチェックする(S15−21)。 もし、等しければループカウンタをクリアして(S15−22)リターンし、等 しくなければ第2転写ステーション232の転写総電流を変更する(S15−2 3)。その後、ループカウンタをインクリメントして(S15−24)ループカ ウンタが10未満かどうかチェックする(S15−25)。このステップS15 −25で10未満であれば、再度ステップS15−20以降の処理を実行し、1 0以上であれば、第2転写ステーション232の出力が異常なので、第2転写ス テーション出力異常フラグを立て(S15−26)、第2転写ステーション23 2の転写チャージャをOFFにする(S15−27)。
【0057】 一方、前記ステップS15−1で電源ON直後でないと判断されたときには、 コピー中かどうかチェックし(S15−28)、コピー中でなければコピー枚数 カウンタが500より大きくなっているかどうかチェックする(S15−29) 。もし、500より大きければステップS15−2以降の処理を実行し、500 以下であればリターンする。
【0058】 また、ステップS15−28でコピー中であると判断されたときには、図19 のフローチャートに示すようにレジストセンサ9がONかどうかチェックする( S15−30)。もし、ONでなければリターンし、ONになっていれば、前述 の紙種による転写電流制御データ取込みタイミングチェックのサブルーチンを実 行し(S15−31)、紙種による転写電流制御データ取込みのサブルーチンを 実行する(S15−32)。そして、さらに紙種による転写電流制御の第1転写 ステーション231における転写ドラム電流の算出スブルーチンを実行し(S1 5−33)、分配比により転写第1転写ステーション231の総電流を算出する (S15−34)。このステップで算出した後、第1転写ステーション231の 転写総電流の実測値と算出値が等しいかどうかチェックし(S15−35)、等 しければループカウンタをクリアして(S15−36)リターンし、等しくなけ れば第1転写ステーション231の転写総電流値を変更する(S15−37)。 その後、ループカウンタをインクリメントし(S15−38)、さらにループカ ウンタが10未満かどうかチェックする(S15−39)。もし、ステップS1 5−39で10未満と判断されたときには、ステップS15−34に戻ってそれ 以降の処理を実行し、10以上であると判断されたときには、第1転写ステーシ ョン231の出力が異常なので、第1転写ステーション異常フラグを立てる(S 15−40)。言い換えれば、転写総電流の実測値と算出値を10回チェックし て一致しないときは、第1転写ステーション231もしくは第2転写ステーショ ン232の出力異常フラグを立てることになる。そして、ステップS15−40 の処理が終了すると、第1転写ステーション231の転写チャージャをOFFし て(S15−41)リターンする。
【0059】 (5−2)第1転写ステーション231においてコロナ放電、第2転写ステ ーション232においてベルト転写方式で行う場合の転写電流制 御 図20はこの方式における制御手順を示すフローチャートである。この制御手 順では、まず、電源がONされたかどうか確認し(S20−1)、ONされた直 後であれば、コピー枚数カウンタをクリアーして(S20−2)前述の第1転写 ステーション231のケーシングの清掃を実行する(S20−3)。第1転写ス テーション231のケーシング清掃のサブルーチンを実行した後、清掃が完了し たかどうか清掃終了フラグを確認する(S20−4)。そして、第1転写ステー ション231のケーシングの清掃が完了した時点で、第1転写ステーション23 1の転写チャージャをONする(S20−5)と同時にドラム駆動モータをON してドラムの疲労を防ぐ。また、現像バイアスをONさせてトナーのドラムへの 付着を防止する。
【0060】 第1転写ステーション231の転写チャージャをONした後、第1転写ステー ション231と第2転写ステーション232の前述の分配比を算出し(S20− 6)、ステップS20−5でONした転写シャージャをOFFにする(S20− 7)。その後デジタル複写機の場合には、ポリゴンモータが規定速度になってい るかどうか判断し(S20−8)、規定速度になっていなければリターンし、な っていいればレーザダイオードの出力が規定通りでているかどうか判断する(S 20−9)。もし、レーザダイオードの出力が規定まで上がっていなければ、書 き込むことができないのでリターンし、上がっておればドラムモータをONにす る(S20−10)。
【0061】 次いで、図21のフローチャートに示すように除電ランプ、クリーニングバイ アスおよびPCCを続けてONにする(S20−11,12,13)。さらに、 帯電チャージャ、現像モータ、書込み用のレーザダイオードおよび現像バイアス をこの順にONにする(S20−14,15,16,17)。このステップS2 0−14から17までの手順は、Pセンサパターン作成のための処理であって、 ハーフトーンのパターンを作成するが、デジタル複写機の場合、書込み用のレー ザダイオードは黒ベタパターンを作成して現像バイアス調整でハーフトーンとす る。アナログ複写機の場合、書込み用レーザダイオードON(S20−16)の 処理は不要で、帯電チャージャのON/OFFでパターンを作成し、電位調整で ハーフトーンとする。ステップS20−17の処理が終了すると、第2転写ステ ーション232の転写チャージャをONし(S20−18)、初期転写電流制御 のサブルーチンを実行し(S20−19)、負荷をOFFにして(S20−20 )リターンする。
【0062】 一方、前記ステップS20−1で電源ON直後でないと判断されたときには、 コピー中かどうかチェックし(S20−21)、コピー中でなければコピー枚数 カウンタが500より大きくなっているかどうかチェックする(S15−22) 。もし、500より大きければステップS20−2以降の処理を実行し、500 以下であればリターンする。
【0063】 また、ステップS20−22でコピー中であると判断されたときには、図22 のフローチャートに示すようにレジストセンサ9がONかどうかチェックする( S20−23)。もし、ONでなければリターンし、ONになっていれば、前述 の紙種による転写電流制御データ取込みタイミングチェックのサブルーチンを実 行し(S20−24)、紙種による転写電流制御データ取込みのサブルーチンを 実行する(S20−25)。そして、さらに紙種による転写電流制御の第1転写 ステーション231における転写ドラム電流の算出スブルーチンを実行し(S2 0−26)、図23のフローチャートに示すように分配比により転写第1転写ス テーション231の総電流を算出する(S20−27)。このステップで算出し た後、第1転写ステーション231の転写総電流の実測値と算出値が等しいかど うかチェックし(S20−28)、等しければループカウンタをクリアして(S 20−29)リターンし、等しくなければ第1転写ステーション231の転写総 電流値を変更する(S20−30)。その後、ループカウンタをインクリメント し(S20−31)、さらにループカウンタが10未満かどうかチェックする( S20−32)。もし、ステップS15−39で10未満と判断されたときには 、ステップS20−27に戻ってそれ以降の処理を実行し、10以上であると判 断されたときには、第1転写ステーション231の出力が異常なので、第1転写 ステーション異常フラグを立てる(S20−33)。言い換えれば、転写総電流 の実測値と算出値を10回チェックして一致しないときは、第1転写ステーショ ン231の出力異常フラグを立てることになる。そして、ステップS20−34 の処理が終了すると、第1転写ステーション231の転写チャージャをOFFし て(S20−35)リターンする。
【0064】 (5−3)転写チャージャ、ワイヤおよびケーシングのクリーニング動作 以下、前記ステップで実行した転写チャージャ、ワイヤおよびケーシングのク リーニング動作について説明する。
【0065】 この動作の処理手順を図24のフローチャートに示す。この処理では、まず、 清掃が終了したかどうかチェックする(S24−1)。清掃が終了していればリ ターンし、していなければモータが逆転しているかどうかチェックする(S24 −2)。モータが逆転していなければ、モータが正転しているかどうか確認する (S24−3)。正転していなければモータを正転方向にスタートさせ(S24 −4)、同時にタイマをスタートさせる(S24−5)。なお、ステップS24 −4において、モータが停止しているときもモータを正転させることはいうまで もない。
【0066】 ステップS24−5でタイマをスタートさせた後、今度は、リターンポジショ ン(RP)にセットした時間が過ぎたかどうかチェックする(S24−6)。リ ターンポジションとは図25に示すようにモータが正転から逆転に移行するまで の時間をいう。なお、図においてHPはホームポジションを示している。
【0067】 そして、リターンポジションセットタイムが過ぎると、モータの正方向の回転 を停め(S24−7)、今度はモータを逆転させる(S24−8)。すなわち、 リターンポジションまでクリーナが来れば、モータを逆転させてクリーナをもど し、タイマをクリアしてスタートさせる(S24−9)。次いで、ホームポジシ ョンまで戻ったかどうか確認し(S24−10)、戻った時点でモータの逆転を 停止させる(S24−11)。これによりタイマをクリアして(S24−12) 清掃を終了し、清掃終了フラグを立てる(S24−13)。
【0068】 一方、ステップS24−10でホームポジションに来ていないと判断されたと きには、エラーセットタイムが過ぎているかチェックし(S24−14)、過ぎ ていなければリターンし、過ぎていればリターンポジション、またはホームポジ ションにクリーナが一定時間来ていないことになり、クリーナに何らかの異常が 生じていることを示しているので、クリーナ異常フラグをセットして(S24− 15)リターンする。
【0069】 また、前記ステップS24−2でモータが逆転していることが確認されたとき には、ステップS24−10にスキップしてそれ以降の処理を実行し、ステップ S24−3でモータが正転していると判断されたときには、ステップS24−6 にスキップしてそれ以降の処理を実行する。さらに、このステップS24−6で リターンポジションセットタイムがまだ経過していないと判断されたときには、 ステップS24−14に移行して、それ以降の処理を実行する。
【0070】 (5−4)転写電流の分配比算出 前述の転写電流の分配比は、図26に示したフローチャートに従って処理され る。すなわち、この処理では、まず、転写総電流を読み取り(S26−1)、転 写ケーシング電流を読み取る(S26−2)。次いで、分配比を 分配比=(転写総電流−転写ケーシング電流)/転写総電流 の式から算出する(S26−3)。
【0071】 分配比が算出されると、転写ドラム電流を 転写ドラム電流=転写総電流×分配比 の式から算出する(S26−4)。
【0072】 (5−5)第1転写ステーションがコロナ放電、第2転写ステーションがベ ルト転写の場合の初期転写電流制御 この場合の初期転写電流制御の処理手順を示すフローチャートを図27に示す 。この処理では、初期転写電流制御が終了したかどうかまずチェックし(S27 −1)、終了していればリターンし、終了していなければPセンサ出力による第 2転写ステーション232の転写効率を算出する(S27−2)。なお、この算 出は2つのPセンサによって第2転写ステーション232の転写効率を算出する が、Pセンサの位置によって3方式ある。詳細は後述のフローチャートによって 説明する。
【0073】 ステップS27−2のサブルーチンを実行して第2転写ステーション232の 転写効率を算出した後、第2転写ステーション232の転写効率とテーブルから 第1転写ステーション231の転写効率を算出する(S27−3)。なお、テー ブルは図28の特性図の第2転写ステーション232の転写効率η2ST から第1 転写ステーション231の転写効率η1 を求めることができるようなものに設定 されている。
【0074】 ステップS27−3のサブルーチンを実行して第1転写ステーション231の 転写効率を算出したあと、第1転写ステーション231の転写効率が50%かど うかチェックする(S27−4)。もし、50パーセントになっていれば制御終 了フラグをセットして(S27−5)リターンし、なっていなければΔη2 にη 2A とη2ST との差の絶対値(|Δη2A−η2ST |)を代入し(S27−6)、η 2 によって制御すべき転写ドラム電流の差ΔI2 を算出する(S27−7)。な お、ステップS27−4およびS27−5で、第1転写ステーション231の転 写効率が50%のとき、制御終了フラグをセットしているが、転写効率が45〜 50%の範囲で制御終了とすると、制御時間を早くすることができる。また、転 写ドラム電流の差ΔI2 の算出は、図29の転写ドラム電流と転写効率η1,η2 の関係を示す特性図に沿って行われる。この図において、実線は標準環境におけ るデータであり、破線が実際のデータである。この図では、現在第2転写ステー ション232にISの転写ドラム電流が流れていると第2転写ステーション23 2の転写効率はη2Aである。また、η2ST はη1 が50%のときの第2転写ステ ーション232の転写効率を示している。
【0075】 ステップS27−7の処理を終了すると、η2Aとη2ST の大小を比較する(S 27−8)。そして、η2ST がη2A以上であると、転写ドラム電流IA に(IST +ΔI2 )を代入し(S27−9)、分配比によって転写総電流を算出した後( S27−10)、η2Aがη2ST より小さいと転写ドラム電流IA に(IST−ΔI 2 )を代入し(S27−11)、フィードバックをかけてステップS27−2以 降の処理を実行する。なお、このフィードバック回数があまり多くて第1転写ス テーション231の転写効率が50%にならない場合、もしくは45〜50%の 範囲に収まらない場合には、第2転写ステーション出力以上フラグをセットする 。また、ステップS27−10の処理の後に、制御終了フラグをセットするよう にしてもよい。すなわち、フィードバックを行うときに、前記ステップS27− 2,3,4を省略してステップS27−5に進むように設定する。これにより、 Pセンサパターンを1個で済ますことができる。
【0076】 (5−6)Pセンサ出力による第2転写ステーション転写効率算出 (5−6−1)A,B位置のPセンサを使用するとき 図13のA,B位置に反射型センサを使用したとき、言い換えればき、第1お よび第2のPセンサ21,22を使用して第2転写ステーション232の転写効 率を算出する場合の手順について、図30,31のフローチャートを参照して説 明する。
【0077】 まず、ハーフトーンのベタ画像のPセンサ用パターン(20mm×20mm) の潜像を作成し(S30−1)、そのパターンを現像する(S30−2)。次い で、第1のPセンサ21でPセンサパターン形成領域外の地肌部の電位を5回測 定し、その平均値を出す処理を行う地肌部の電位VSG測定のサブルーチンを実行 し(S30−3)、地肌部の電位VSGが異常値を示していないかどうか確認する (S30−4)。
【0078】 もし、異常値を示していると判断されたときには、センサ異常フラグをセット して(S30−5)リターンし、異常値を示していなければ図31のフローチャ ートに示すように、第1のPセンサ21でA位置のPセンサパターン部の電位を 5回測定し、その平均値を出すPセンサパターン電位VSP測定のサブルーチンを 実行し(S30−6)、Pセンサパターン部の電位VSPが異常値を示しているか どうかチェックする(S30−7)。このチェックで異常値を示していると判断 されれば、前記ステップS30−5でセンサ異常フラグをセットしてリターンす る。正常値であれば、A位置のパターン電位レベルVSP/VSGを算出し(S30 −8)、A位置のパターン電位レベルVSP/VSGからトナー濃度M/Aを、M/ A−(VSP/VSG)特性のテーブルを参照して算出する(S30−9)。
【0079】 次いで、B位置のPセンサ22でPセンサパターンが形成されていない地肌電 位VSGを5回測定してその平均をとり(S30−10)、今度はB位置でのPセ ンサ22が異常値を示していないかどうか確認する(S30−11)。もし、異 常値を示していればセンサ異常フラグを立て(S30−12)、異常値を示して いなければ第2のPセンサ22でB位置のPセンサパターン部の電位を5回測定 し、その平均値を出し(S30−13)、Pセンサパターン部の電位VSPが異常 値を示しているかどうかチェックする(S30−14)。このチェックで異常値 を示していると判断されれば、前記ステップS30−12でセンサ異常フラグを セットしてリターンする。正常値であれば、B位置のパターン電位レベルVSP/ VSGを算出し(S30−15)、B位置のパターン電位レベルVSP/VSGからト ナー濃度M/Aを、M/A−(VSP/VSG)特性のテーブルを参照して算出する (S30−16)。そして、A位置とB位置のM/Aから第2転写ステーション 232の転写効率を算出する(S30−17)。
【0080】 (5−6−2)A,C位置のPセンサを使用するとき この処理では、4−6−1におけるB位置の代わりに、C位置でトナー濃度を 算出する。したがって、前記図31のステップS30−10ないし17における B位置の処理をC位置の処理の置き換えれば、同じ手順で処理できる。なお、C 位置における地肌電位VSGまたはPパターン電位VSPが異常値を示した場合には 同様にしてセンサ異常フラグが立てられる。
【0081】 (5−6−3)B,C位置のPセンサを使用するとき この処理では、4−6−1におけるA位置の代わりに、C位置でトナー濃度を 算出する。したがって、前記図31のステップS30−3ないし9におけるA位 置の処理をC位置の処理の置き換えれば、同じ手順で処理できる。なお、C位置 における地肌電位VSGまたはPパターン電位VSPが異常値を示した場合には同様 にしてセンサ異常フラグが立てられる。この場合、第2転写ステーション232 の転写効率を算出しなくともB,C位置の2つのセンサの出力値を比較し、等し ければ転写効率50%と判断することもできる。
【0082】 (5−7)紙種検知による転写電流制御 (5−7−1)データ取込みタイミングチェック 紙種検知におけるデータ取込みタイミングチェックの処理手順を図32に示す 。この処理では、まず、レジストタイマとセットタイムの大小をチェックする( S32−1)。このチェックでレジストタイマの数値がセットタイム以上の数値 になっていると、すなわち、紙がレジストセンサを通過してから予め設定された 時間経過後に対向電極302の下に来たときには、紙種チェックフラグをセット する(S32−2)。次いで、チェック終了フラグがセットされているかどうか 確認し(S32−3)、まだセットされていなければ、すなわち、紙種チェック が終了していなければ、紙種チェックの割込みを許可して(S32−4)リター ンする。一方、チェック終了フラグがセットされ、チェックが終了しているとき には紙種チェックの割込みを禁止し(S32−5)、ポインタをクリアして(S 32−6)リターンする。また、前記ステップS32−1でレジストタイマがセ ットタイムまで進んでいないときには紙が対向電極の下に来ていないので、紙種 チェックの割込みを禁止し(S32−5)、ポインタをクリアして(S32−6 )リターンする。
【0083】 (5−7−2)データ取込み データの取込みは図33の手順にしたがって処理される。この処理は、2ms ecごとの割り込みルーチンになっており、このルーチンでは、紙種チェックフ ラグがセットされているかどうか確認し(S33−1)、紙種チェックフラグが セットされていないと判断されたときには、ポインタをクリアし(S33−2) 、セットされていると判断されたときには、さらにポインタが10未満かどうか 判断する(S33−3)。この判断で10未満であれば紙種データを読み込み( S33−4)、紙種フラグに紙種データをいれる(S33−5)。このステップ S33−5の処理は、紙種フラグ
〔0〕〜
〔9〕の配列に、紙種データを順にい れていくものである。ステップS33−5の処理を終えるとポインタをインクリ メントしてリターンする。
【0084】 一方、ステップS33−3でポインタが10以上であると判断されたときには 、10の紙種データの平均をとって平均紙種データを算出し(S33−7)、算 出した平均紙種データが、予め設定された上限値と下限値の間に入っているかど うかチェックする(S33−8)。もし、入っていればチェック終了フラグを立 て(S33−9)、外れていれば対向電極異常フラグをセットして(S33−1 0)リターンする。なお、ステップS33−10で対向電極異常フラグがセット されている場合には、紙種検知による転写電流制御は行われない。また、同時に LED表示により紙種検知による転写電流制御が行われていないことをオペレー タに知らせるように設定されている。
【0085】 (5−7−3)転写電流決定 転写電流の決定は図34のフローチャートに示した処理手順に沿って行われる 。この処理では、まず調整終了フラグがセットされているかどうかを判断する( S34−1)。この判断で調整終了フラグがセットされておれば、リターンし、 セットされていなければ第1転写ステーション231の転写電流標準値IS より テーブルを変更する(S34−2)。このテーブルは第1転写ステーション23 1および第2転写ステーション232の両者がコロナ放電の場合、図35の実線 をテーブルにしたものから転写電流標準値IS を算出する。また第1転写ステー ション231がコロナ放電、第2転写ステーション232がベルト転写の場合、 Pセンサパターンによる転写効率設定によって図35の破線のように転写電流標 準値IS がIS1やIS2の位置に移動する。この移動量に応じ、テーブルをシフト して、このステップ以降の処理で使用する。
【0086】 ステップS34−2のサブルーチンを実行した後、平均紙種データVA が標準 紙種データVSTと等しいかどうかチェックする(S34−3)。このチェックは 図36で示すように標準紙と転写紙の対向電極での電位差を算出することによっ て行われる。そして、標準紙と転写紙の紙種データの電位差ΔVA にVSTとVA との差分を代入する(S34−4)。その後、紙種データの電位差ΔVA を転写 ドラム電流差ΔIA にテーブル(図37をテーブル化したもの)で変換し、転写 ドラム電流差ΔIA を求めるする(S34−5)。次いで、平均紙種データVA と標準紙種データVSTとを比較し(S34−6)、平均紙種データVA が標準紙 種データVSTよりも大きければ、現在出力している転写ドラム電流IS に紙種に よる転写ドラム電流差ΔIA を減算して、転写ドラム電流IA に代入した(S3 4−7)後、調整終了フラグをセットして(S34−8)リターンする。もし、 ステップS34−6での比較により、平均紙種データVA が標準紙種データVST 以下であれば、現在出力している転写ドラム電流IS に紙種による転写ドラム電 流差ΔIA を加算して、転写ドラム電流IA に代入した(S34−9)後、調整 終了フラグをセットして(S34−8)リターンする。なお、ステップS34− 7,9における転写ドラム電流差ΔIA 、転写ドラム電流IA および現在出力し ている転写ドラム電流IS の関係は図38に示すようになっている。
【0087】 (6)複写モード選択 以下、複写モード、すなわちコピーモードの選択の方法について説明する。
【0088】 コピーモードは各オプション、第2転写ステーションユニット、ページメモリ プリンタモード等によって ・1対1モード ・同時多数枚モード(コピー置数が2枚以上) ・第1転写ステーションだけのモード(通常コピー動作) ・第2転写ステーションだけのモード(通常コピー動作) の4つのモードが選択できる。
【0089】 そして、オプションを含む複写機の状態から判断して、これらの4つのモード の中から自動的にモードを選択してコピーを実行する方法、いわゆるオート選択 と、複写機の操作部上の“モード選択キー”を操作してオペレータが手で選択す る方法、いわゆるマニュアル選択の2つの方法がある。オート選択時には、後述 の図40,41のフローチャートに示すような手順にしたがって選択され、マニ ュアル選択の場合には図43のフローチャートに示すように複写機の状態とキー 入力状態に合わせて選択される。なお、このマニュアル選択の場合には、“置数 確認”“用紙確認”といったモード不適時の警告表示手段によって操作の不適を 警告するように設定されている。
【0090】 この複写モード選択の概略の制御フローは図39に示すようになっている。こ の処理では、システム制御からのプログラムスタートのコマンドが送信されると スタートとなるが、まず、このプログラムスタートのコマンドが受信されると( S39−1)ポートの入力、出力状態とRAMを初期化し(S39−2)、さら に各制御部、例えば、書込み、駆動制御部のイニシャル処理を行い、周辺機器の 接続状態を確認する(S39−3)。次いで、待機処理、例えば定着ヒータ制御 、ドアオープン、イニシャルジャムチェック、第1転写ステーションおよび第2 転写ステーションの他のプロセス制御、レーザダイオード出力制御(APC)、 ポリゴンモータ駆動、転写紙サイズその他のチェックなどを行い、各状態のデー タをシステム制御に送信する(S39−4)。
【0091】 送信後、リロードの状態になり(S39−5)、コピーが開始されると(S3 9−6)コピーモードを選択し(S39−7)、コピーを実行する(S39−8 )。そして、コピーが終了するまでステップS39−7に戻り、コピーが終了し た時点でステップS39−4に戻って以降の処理を実行する(S39−9)。
【0092】 (6−1)コピーモード選択処理 (6−1−1)オート選択 図40および図41にオート選択のコピーモード選択処理のフローチャートを 示す。
【0093】 この処理では、図40に示すように、まず、オート選択スイッチがセットされ ていれば(S40−1)転写紙の長さが216mm以下であるか確認する(S4 0−2)。もし、216mm以下におさまっていれば、第1転写ステーションの 出力およびクリーナ異常フラグがセットされているかどうかチェックする(S4 0−3)。このチェックにより第1転写ステーション231の出力およびクリー ナが異常でないと判断されたときには、第2転写ステーションのユニットが接続 されているかどうかチェックし(S40−4)、さらに、第2転写ステーション ユニットからの出力が異常でないか確認する(S40−5)。そして、正常であ ることが確認されると第2転写ステーションユニットだけを使用した通常のコピ ーを行って(S40−6)リターンする。この場合、図42の操作パネルの説明 図におけるファインモードLED(FLED)304が点灯するようにモード選 択キー309を押圧操作する。
【0094】 また、ステップS40−4のチェックで第2転写ステーションユニットが接続 されていないと判断されたときには、コピー動作を禁止して(S40−7)リタ ーンする。さらに、ステップS40−5のチェックで第2転写ステーションユニ ットからの出力が異常であると判断されたときには、コピーを正常に行うことが できないので、やはりコピー動作を禁止する(S40−7)。また、ステップS 40−3のチェックで第1転写ステーションユニットからの出力およびクリーナ が正常であると判断されたときには、第1転写ステーションユニットだけを使用 した通常のコピーを行って(S40−8)リターンする。この場合、図42のモ ード選択キー309によりファインモードLED(FLED)304が点灯する ように押圧操作する。
【0095】 一方、ステップS40−2で転写紙長が216mmよりも大きいと判断された 場合、図41のフローチャートに示したように、クリーナ異常フラグ、第1転写 ステーションおよび第2転写ステーションユニットの出力異常フラグをチェック し(S40−9)、異常フラグがセットされていると、すなわち異常であるとス テップS40−3以降の処理を実行し、正常ならば第2転写ステーションユニッ トが接続されているかどうか確認する(S40−10)。接続されていなければ やはり、ステップS40−3以降の処理を実行し、第1転写ステーションユニッ トのみを使用してコピー動作を行う。接続されていれば、オプションのページメ モリが接続されているか確認する(S40−11)。このページメモリが接続さ れていると、スキャナで原稿をスキャンする場合も、プリンタモード、すなわち フロッピディスクおよび光ディスクからの画像データの入力と同様に、露光時( 潜像形成時)に原稿間(各潜像間隔)がなくなる。これは、 原稿スキャン時間+スキャナリターン時間<露光時間(潜像形成時間) となるためである。
【0096】 ステップS40−11でスキャナが接続されていないと判断されたときには、 さらにプリンタモードになっているかどうかチェックし(S40−12)、プリ ンタモードになっていなければコピーの置数を確認する(S40−13)。そし て、この置数が1枚であればステップS40−3以降の処理を実行して1枚だけ コピーし、2枚以上になっていると、第1転写ステーションユニットおよび第2 転写ステーションユニットを使用した同時多数枚コピーを行い(S40−14) 、同時多数モードのプロセス条件、タイミング条件を設定して(S40−15) リターンする。この場合、スピードモードLED(SLED)305が点灯する ようにモード選択キー309を押圧操作する。また、ステップS40−11でペ ージメモリが接続されていないと判断された場合、もしくはステップS40−1 2でプリンタモードになっていないと判断された場合には、第1転写ステーショ ンユニットおよび第2転写ステーションユニットを使用した1対1のコピーを実 行し(S40−16)、1対1モードのプロセス条件およびタイミング条件を設 定して(S40−17)リターンする。この場合、ファイン/スピードモードL ED(FSLED)306が点灯するようにモード選択キー309を押圧操作す る。
【0097】 なお、この実施例では、1対1モード、同時多数モードともにLT横(8.5 インチ:216mm)以下の転写紙しかレイアウト上実行できない。そこで、 LT横>転写紙長手長さ の場合、 ・第1転写ステーションユニットだけを使用する通常コピー ・第2転写ステーションユニットだけを使用する通常コピー の2種のコピーの選択となる。また、 LT横≦転写紙長手長さ の場合、 ・1対1モード(潜像間紙間レス) ・同時多数モード(1つの潜像から2枚コピー) ・第1転写ステーションだけ使用する通常コピー ・第2転写ステーションだけ使用する通常コピー の4種の選択が可能となる。
【0098】 (6−1−2)マニュアル選択 図43はマニュアル選択モードの処理手順を示すフローチャートである。この 処理は、マニュアル選択スイッチがONになった時点で開始される(S43−1 )。そして、第2転写ステーションユニットが接続されていれば(S43−2) 、モード選択キー309がONになっているかどうかチェックする(S43−3 )。モード選択キー309がONになっていなければリターンし、ONになって いれば、前記FLEDが1、すなわちファインモードLEDがONになっている かチェックし(S43−4)、ONになっていれば第1転写ステーション出力異 常フラグおよび第2転写ステーション出力異常フラグがそれぞれセットされてい るかどうかチェックする(S43−5)。このステップS43−5で異常でない と判断されたときには、クリーナ異常フラグがセットされているかどうかチェッ クし(S43−6)、異常でなければセンサ異常フラグ2,3、言い換えれば第 2のPセンサ22および第3のPセンサ23の異常を示すフラグがそれぞれセッ トされているかどうかチェックする(S43−7)。それぞれ異常でなければ、 コピー置数が2以上かどうか確認し(S43−8)、2以上でなければ“置数確 認”の表示をONして(S43−9)転写紙長さが216mm以下かどうか確認 する(S43−10)。また、ステップS43−8でコピー置数が2以上である と判断されたときには、ステップS43−9をスキップして直接ステップS43 −10の処理を行う。もし、ステップS43−10で、転写紙長さが216mm より大きいと判断されたときには、“用紙確認”の表示をONして(S43−1 1)FLEDを0、SLEDを1、FSLEDを0にセットする(S43−12 )。また、ステップS43−10で転写紙長さが216mm以下であると判断さ れたときには、直接ステップS43−12に進む。ステップS43−12の処理 を実行した後、第1転写ステーションユニットおよび第2転写ステーションユニ ットを使用した同時多数コピーを実行し(S43−13)、同時多数モードのプ ロセス条件およびタイミング条件を設定した(S43−14)後、ブザー音を1 回鳴らして設定完了を通知して(S43−15)リターンする。
【0099】 一方、ステップS43−2で、第2転写ステーションユニットが接続されてい ないと判断されたときには、クリーナ異常フラグがセットされているかどうかチ ェックする(S43−16)。このステップS43−16でクリーナが異常でな いと判断されたときには、第1転写ステーション出力異常フラグがセットされて いるかどうかチェックする(S43−17)。もし、異常でなければ、FLED を1、SLEDを0、FSLEDを0にセットした(S43−18)後、第1転 写ステーションユニットだけを使用する通常コピーを実行して(S43−19) リターンする。
【0100】 また、ステップS43−16およびS43−17でそれぞれ異常と判断された ときには、FLEDを1、SLEDを0、FSLEDを0にセットし(S43− 20)、コピー動作を禁止して(S43−21)リターンする。
【0101】 前述のステップS43−4でFLEDが1にセットされていると判断されたと きには、図44のフローチャートに示すように、SLEDが1にセットされてい るかどうかチェックし(S43−22)、セットされていれば、“置数確認”の 表示が行われているか確認する(S43−23)。そして、“置数確認”の表示 が行われていれば、その表示を消して(S43−24)ページメモリが接続され ているかチェックする(S43−25)。なお、ステップS43−23で“置数 確認”の表示が行われていないと判断されたときには、“置数確認”の表示を消 す必要がないので、直接ステップS43−25にスキップする。さらに、ステッ プS43−25でページメモリが接続されていないと判断されたときには、プリ ンタモードになっているかどうかチェックし(S43−26)、プリンタモード になっていなければ“用紙確認”の表示がなされているか確認する(S43−2 7)。ステップS43−27で“用紙確認”の表示がなされていれば、表示を消 して(S43−28)FLEDを1、SLEDを0、FSLEDを0にセットし (S43−29)、第1転写ステーションユニットもしくは第2転写ステーショ ンユニットのどちらかだけを使用する後述のカウンタチェックのサブルーチンを 実行し(S43−30)、実行終了のブザーを1回鳴らす(S43−31)。な お、ステップS43−27で“用紙確認”の表示がなされていなければ、直接、 ステップS43−29の処理を実行する。
【0102】 また、ステップS43−22でSLEDが1にセットされていないと判断され たときには、“置数確認”の表示および“用紙確認”の表示を消し(S43−3 2,33)、ステップS43−29以降の処理を行う。
【0103】 さらに、ステップS43−25でページメモリが接続されていると判断された とき、もしくはステップS43−26でプリンタモードになっていると判断され たときには、転写紙長さが216mm以下かどうかチェックする(S43−34 )。転写紙長さが216mm以下であれば、“用紙確認”の表示を消し(S43 −35)、転写紙長さが216mmより大きければ“用紙確認”の表示を点灯し (S43−36)、FLEDを0、SLEDを0、FSLEDを1にセットして (S43−37)第1転写ステーションユニットおよび第2転写ステーションユ ニットを使用した1対1コピーモードを実行する(S43−38)。そして、1 対1コピーモードのプロセス条件およびタイミング条件を設定し(S43−39 )、設定終了のブザーを1回鳴らして(S43−40)リターンする。
【0104】 前述のステップS43−5で第1転写ステーションおよび第2転写ステーショ ンのいずれかの出力異常フラグがセットされていると判断されたときには、図4 5のフローチャートに示すようにどちらのステーションの出力異常フラグがセッ トされているか確認し(S43−41,42)、両方の出力が異常であると判断 されたときには、コピー動作を禁止し(S43−43)、第1転写ステーション が正常のときには、第1転写ステーションユニットだけを使用するコピーを実行 し(S43−44)、第2転写ステーションが正常のときには、第2転写ステー ションユニットだけを使用するコピーを実行して(S43−45)リターンする 。
【0105】 前述のステップS43−6でクリーナが異常であると判断されたときには、図 45のフローチャートのステップS43−45の処理、すなわち第2転写ステー ションユニットだけを使用する通常コピーを実行してリターンする。
【0106】 前述のステップS43−7でセンサ異常フラグ2,3がセットされている、す なわち、センサ2,3が異常であると判断されたときには、図46のフローチャ ートに示すようにページメモリが接続されているかどうか(S43−46)をチ ェックし、接続されていなければさらにプリンタモードになっているかどうかチ ェックする(S43−47)。もし、ページメモリが接続されてないならば、あ るいはページメモリが接続されていてもプリンタモードになっていなければ図4 4のフローチャートのステップS43−34以降の処理を実行し、ページメモリ も接続されてなく、プリンタモードにもなっていなければステップS43−29 以降の処理を実行する。
【0107】 なお、操作パネル上のFLED,SLED,FSLEDのLEDの発光ローテ ーションは図47のようになる。なお、このローテーションは、一部異常発生時 のキーローテーションを含み、図中○印はLEDの点灯状態を示す。
【0108】 (6−1−3)カウンタチェック処理 前述のステップS43−30におけるカウンタチェックのサブルーチンの内容 は図48のフローチャートに示すようなものである。このサブルーチンは、第1 転写ステーションおよび第2転写ステーションの両方とも使用可能で、どちらか 一方のユニットしか使用しない場合、第1転写ステーション、第2転写ステーシ ョンでの枚数/ジャム回数の大きい方、すなわちジャム率の低い方を選択する処 理である。
【0109】 この処理では、第1転写ステーションのカウンタに(第1転写ステーションで のコピー枚数/第1転写ステーションでのジャム回数)を入れ(S48−1)、 第2転写ステーションのカウンタに(第2転写ステーションでのコピー枚数/第 2転写ステーションでのジャム回数)を入れ(S48−2)、どちらのカウンタ の値が大きいか比較する(S48−3)。その結果、第1転写ステーションのカ ウンタ値が第2転写ステーションのカウンタ値以上であれば、第1転写ステーシ ョンユニットだけを使用する通常コピーを行って(S48−4)リターンし、第 1転写ステーションのカウンタ値が第2転写ステーションのカウンタ値より小さ ければ、第2転写ステーションユニットだけを使用する通常コピーを行って(S 48−5)リターンする。
【0110】 なお、コピー動作中、転写紙排出ごとに次のカウンタがカウントアップされる 。これらのカウンタは、第1転写ステーションでのコピー枚数カウンタ、第2転 写ステーションでのコピー枚数カウンタ、両者すなわち第1転写ステーションお よび第2転写ステーションでのトータルのコピー枚数カウンタ、メインスイッチ ON後からのコピー枚数カウンタであり、メインスイッチON後からのコピー枚 数カウンタを除いて不揮発RAMでバックアップされている。
【0111】 また、ジャム時のカウンタとして、トータルジャムカウンタ、第1転写ステー ションジャムカウンタ、第2転写ステーションジャムカウンタ、給紙ジャムカウ ンタ、定着ジャムカウンタ、排紙ジャムカウンタ、両面ジャムカウンタ、反転ジ ャムカウンタ、搬送ジャムカウンタ、ソータ・ステープラジャムカウンタが用意 され、これらは全て不揮発RAMでバックアップされている。 (7)読取制御回路および読取駆動装置の機能 図49に実施例に係る複写機全体の制御ブロック図を示す。この複写機のシス テムは読取装置(スキャナ)400、複写装置500、自動原稿給送装置(AD F)600、フロッピディスクドライブ(FD)700、光ディスクドライブ( OD)800およびソータ・ステープラ装置900から基本的に構成されている 。読取装置は、画像読取回路(VPU)401、画像処理回路(IPU)402 、読取駆動装置403および読取制御回路404とから構成され、複写装置50 0は画像情報記憶装置501、複写回路502および操作装置503とから構成 されている。以下、主要な装置について逐次説明する。なお、図49は全体的な 構成の概略であって、各主要部の構成は図50ないし図55にそれぞれブロック 図として示す。また、各部の接続状態は図49からわかるとは思うが、図50な いし図55のラインにA〜HおよびL1,L2の符号を付して接続状態を明確に してある。
【0112】 (7−1)読取制御回路 図50に拡大して示す読取制御回路404はメインのシステム制御回路504 からL1で信号を受け、読取駆動装置403およびADF装置600の各部の制 御を行う。その各部とは、以下の通りである。
【0113】 ・スキャナモータ410の回転数制御 ・蛍光灯ヒータ411のコントロール ・蛍光灯412の点灯指示 ・ADFストップ爪ソレノイド413のコントロール ・原稿サイズ検知用のフィルタソレノイド414のコントロール ・スキャナ電源冷却ファン415の制御 なお、前述のADF装置600の制御およびADFストップ爪ソレノイド41 3の制御はADFをオプションとしてつけた場合のことである。また、読取制御 回路404には、スキャナモータ410の回転状態を検知するエンコーダ443 の出力に応じて後述の画像処理回路402の第1のゲートアレイ420にスキャ ナモータ410の回転方向信号を送出する分周回路回転方向検知回路427を備 えている。
【0114】 また、読取制御回路404は、オプションでADF装置600が取り付けられ ている場合には、その間で制御信号の入出力をおこなう。ADF装置600には 、ADF制御回路601およびADF制御装置602が備えられている。
【0115】 (7−2)画像読取回路 画像読取回路(VPU)401は図51に示すように、光電変換するCCD4 15、CCD415で変換した信号を増幅する増幅器416a,416b、スイ ッチンククロックの入力に応じて信号合成を行うためのスイッチング素子417 、スイッチング素子417からの出力をAGCデータに応じて増幅する増幅器4 18およびADクロックの入力に応じて増幅器418からの出力をAD変換する ADコンバータ419とから構成されている。この構成によって、以下の機能を 発揮するようになっている。
【0116】 ・光電変換 :原稿からの反射光をCCD415により400dpiのア ナログ信号に変換する。
【0117】 ・信号増幅 :CCD415からの信号を奇数(ODD)および偶数(E VEN)に分け、それぞれ増幅器416a,416bによ って増幅する。この場合、1画素あたりの時間が非常に短 いため、増幅器の都合によって2つ分けている。
【0118】 ・信号合成 :ODD,EVENをスイッチング素子417によってシリ アルのアナログ信号に変換する。
【0119】 ・可変増幅 :画像処理回路(IPU)402からのAGCデータによっ て増幅を行う。この場合のAGC(オートゲインコントー ル)は、CCD415で読み取った蛍光灯412の明るさ の変動(温度、経時変化等による変動)を補正するため、 基準白板をCCD415で読み取った出力をもとに画像読 取板に増幅度(利得)の指示をするものである。すなわち 、蛍光灯412が暗かったら増幅度を上げてやり、逆に明 るい場合は増幅度を下げて次ステップへの出力を一定にす る。
【0120】 ・信号デジタル化:可変増幅されたアナログ信号はADクロックの入力に応じ てADコンバータでデジタル信号に変換され、ラインAを 介して画像処理回路402側に出力される。
【0121】 (7−3)画像処理回路 画像処理回路(IPU)402は、図52に示すように5つのゲートアレイ4 20,421,422,423,424、ROM425およびRAM426から なり、画像読取回路401からの入力を処理する。また、これらの回路の基準ク ロックを出力するクロック発生回路428が設けられている。これらの各ゲート アレイの機能は以下の通りである。
【0122】 ・第1のゲートアレイ:光量検知 シェーディング補正 タイミングコントール コマンドコントール データ編集、出力 CCDドライブクロック発生 ・第2のゲートアレイ:主走査方向の変倍 ・第3のゲートアレイ:中間調処理 2値化処理 原稿サイズ検知 ・第4のゲートアレイ:文字/中間調分離 中抜き画像 ・第5のゲートアレイ:マークエリア検出 なお、画像処理の手順は図56に示すようなものである。すなわち、第1およ び第2のゲートアレイ420,421においてCCD出力にシェーディング補正 およびMTF補正を実施し、主走査方向の変倍を行ったあと、第3および第4の ゲートアレイ422,423で文字モード、写真モード、文字写真モード、中抜 き、白黒反転の各モードに応じた処理を行う。
【0123】 文字モードでは2値化し、写真モードではディザ法によって中間調処理し、文 字写真モードでは、文字と写真の分離操作を行い、文字では2値化し、写真では ディザ法によって中間調処理したあと、ラインDによって複写装置500側に出 力する。また、中抜きでは中抜き処理を行ったあと2値化し、白黒反転では2値 化してインバータに書けて反転させ、ラインDによって複写装置500側に出力 する。
【0124】 (7−4)システム制御回路 システム制御回路504は図53に示すように画像メモリ部505とともに画 像情報記憶装置501に含まれ、システムの全体のコントロールと画像情報の読 み出し、書き込み指示を行う。システム全体のコントロールおよび画像情報の読 み出し、書き込み指示とは以下のようなものである。
【0125】 ・システム全体のコントロール: システムのレディ状態監視 紙サイズおよび残量などの転写紙情報 原稿読取スタート スキャナ複写モード プリンタ複写モード その他 ・画像データの読み出し、書き込み指示: メモリ残量の把握 画像データの書き込み、読み出し指示 なお、システム全体のコントロールの中には、フロッピディスク駆動装置70 0、光ディスク駆動装置800、操作装置503およびソータ・ステープラ装置 900も含まれることはいうまでもない。操作装置503には、操作制御回路5 20が含まれ、操作制御回路520はキー521の操作により、LCD522, LED523の点灯制御が実行される。また、ソータ・ステープラ装置900は ラインHを介してオプションで接続されるが、図55に示すように、この装置に はソータ・ステープラ制御回路901とソータ・ステープラ駆動装置902が含 まれる。
【0126】 (7−5)画像メモリ部 画像メモリ部505はメモリ基板とメモリコントロール基板とで構成されてい る。読取装置400から同軸ケーブル(ラインD)を介して送られてきた画像信 号はメモリ基板に設けらてたメモリ部506へ送られる。このメモリ部506の メモリ容量は1MビットのDRAMを16個搭載し、それが4ページ分(506 a,506b,506c,506d)、すなわち合計64Mビットある。このメ モリ部の概略を図57に示す。この図からわかるように、このメモリ部506の 一つのページ506aは217.6mm×310.9mmのA4サイズ1ページ に対応しており、A3の場合は2つのページ、例えば506a,506bを使用 することになる。
【0127】 メモリ制御基板はメモリ基板1枚に付き1枚、すなわち1対1で設けられてい る。メモリの書き込みと読み出しについては、書き込みと読み出しを同時に行う ことは不可能で、メモリに空き、すなわち書き込み可能ページがあれば、順次書 き込むようになっている。つまり、この場合、コピースタートキーがONとなる 。
【0128】 (7−6)書込装置 書込装置507はラインドライバ回路508、レーザドライバ回路509、レ ーザダイオード(LD)510および読出同期制御回路511からなり、画像情 報記憶装置501側から入力された信号をラインFから取り込み、ラインドライ バ回路508およびレーザドライバ回路509で処理し、レーザダイオード51 0を駆動する。このとき、読出同期制御回路511から読み出しの同期信号をレ ーザドライバ回路509に出力し、レーザの同期をとるとともに、駆動装置51 2にも接続された書込駆動制御回路513から書込駆動信号をレーザドライバ回 路509に出力する。また、書込駆動制御回路513はレーザドライバ510に 駆動制御信号の出力も行う。
【0129】 この書込装置507では、波長が780nmの近赤外線、出力は10mWのG aAsのレーザダイオード510を使用している。このレーザダイオード510 は、小型でコンパクトであって、制御が容易であるという長所をもっているが、 温度変化に対して出力が不安定になることがあるという欠点もある。この温度変 化には、自己発熱によるものと、周囲温度(外気温度)によるものがある。これ らの影響を最小限に抑えるため、ヒータをレーザダイオード510の回りに配置 し、30°C以下の場合、ヒータをオンさせている。また、温度が変化しても、 一定の出力が得られるようディテクタ(フォトダイオード)でモニター光を検知 し、レーザダイオード510の駆動電流にフィードバックし、温度が変化しても 出力が一定するようオートマチック・パワー・コントロール(APC)回路を設 けている。そして、1ラインを書き込むごとに、レーザパワー(APC)の再設 定を行う。
【0130】 (7−7)書込駆動制御 図54に示した複写回路502内の書込駆動制御回路513の詳細を図58, 59に示す。この回路513は、基本的にはCPU530、ROM531、RA M532と、第1ないし第4の4つのI/Oゲート533,534,535,5 36と、CPU530に検出対象となる各部543からの出力をAD変換して入 力するAD変換入力部537と、第1および第2のI/Oゲート533,534 に各部543からの出力を入力させる入力部538と、CPU530からの指示 に応じて第3および第4のI/Oゲート535,536からの制御信号に応じて 制御対象となる各部544を駆動するためのドライバ539および第4のゲート 536からの駆動制御信号に応じて制御対象となる各部544を駆動するための H型ドライバ540とから構成されている。なお、ROM531およびRAM5 32と各I/Oゲート533,534,535,536との間のバスには、ラッ チ541が挿入されている。CPU530のT×D端子およびR×D端子はシス テム制御回路にそれぞれ接続されている。また、符号542はデコーダーである 。
【0131】 AD変換入力部537を介してCPU530に入力される信号は、第1ないし 第3のPセンサ21,22,23、レーザダイオード510の出力、定着サーミ スタ、第1転写ステーション231および第2転写ステーション232の出力、 対向電極出力である。
【0132】 入力部538から第1および第2のI/Oゲート533,534を介してCP U530あるいはRAM532側に入力される各部543からの信号、およびド ライバ539およびH型ドライバ540からの駆動信号を供給する各部は、図5 9のブロック(543,544)内に具体的に示されている。
【0133】 (8)転写システム 次に実施例に係る複写機における各転写システムについて説明する。
【0134】 (8−1)潜像間レス現像転写システム 潜像間レス現像転写システムを前述の図1および図2を参照して説明する。な お、重複するが、図1は第2転写ステーシヨンが転写ベルト時の状態を、図2は 第2転写ステーシヨンがコロナ転写時の状態を示している。
【0135】 以下に転写紙の流れを含めて説明を行うが、代表例として最上部の給紙口から 給紙する場合について説明する。
【0136】 第1転写紙はフイードローラ201によって給紙され、分岐給紙ソレノイド1 14に連動した第1の分岐爪202によって分岐後、第1の搬送路203へと進 入する。搬送路203中の転写紙は中間ローラ204を経てレジストローラ20 5部で待機する。転写紙の検知は第1レジストセンサ9にて行われる。
【0137】 第2転写紙は第1転写紙の搬送開始から一定のタイミングで、第1転写紙と同 様にフイードローラ201によって給紙され、第1分岐爪202で分岐された後 、第2搬送路212を経て転写紙スタツク部211へと進入する。スタツク部2 11での転写紙先端は第2レジストローラ206によって規制され、転写紙後端 は第1中継センサ7で検知が行われる。転写紙後端のフイードは第1中継センサ 7の検知までスタツク部中間ローラ207によって行われ、転写紙は完全に転写 紙スタツク部211へと収納される。
【0138】 転写紙スタツク部211は、異なる傾斜面から構成され、感光体90面に対し 略V字形状をなし、このV字形状スタツク部へシートを湾曲して収納するため、 シート搬送方向空間長のスペース化が図れるように考えられている。また、スタ ツク部には弾性部材208が設けてあることから転写紙を湾曲させて収納した際 においても確実に第2レジストローラ206のニツプに転写紙をくわえ込ませる ことが可能である。第1転写紙は感光体90上の画像先端と同期がとられるタイ ミングで再びフイードされ、第1転写ステーシヨン231にて転写、第1分離ス テーシヨン100にて分離が行われる。分離後の転写紙は第1搬送部209およ び第2搬送部210を経て定着部190で定着される。
【0139】 第2転写紙は第1転写紙画像の直後に形成された画像先端と同期したタイミン グで再びフイードされ、第2転写ステーシヨン232にて転写が行われる。分離 後の転写紙は第3搬送部234を経て定着部190で定着される。
【0140】 次に感光体90上の潜像(現像後を含めて)と転写紙の関係を述べる。
【0141】 感光体90上には微小間隔を空けてほぼ潜像間レスで潜像形成が行われる。そ の潜像を第1および第2の2つの転写ステーシヨン231,232で交互に転写 を行い転写紙間隔を微小にすることで単位時間当たりの複写枚数の増大を狙って いる。従来の転写ステーシヨンが1個所しかない方式では、転写紙のレジスト調 整時の転写紙停止時間により転写紙間隔の発生を防ぐことが出来ない。第1,2 回目の転写紙フイード順は、2番目に形成した潜像に対応する転写紙を最初に形 成した潜像に対応する転写紙よりも先に送り出し、まず、1回目の転写紙を第2 搬送路212を経てスタツク部211へ送り込み、引き続いて、第1搬送路20 3へ2回目の転写紙を送り出しても良い。
【0142】 次に搬送経路の構成について述べる。
【0143】 第1搬送路203の経路長は転写紙スタツク部211で収納される最大転写紙 サイズよりも長く設定されており、レジスト待機時、完全に第1搬送路203内 に収納される。
【0144】 転写紙スタツク部211、第2転写ステーシヨン232、および第3搬送部2 34は着脱可能とし、第1転写ステーシヨン231のみでの使用も可能となって いる。また、この時は、自動的に第1転写ステーシヨン231のみのモード選択 に設定される。
【0145】 感光体90上の第1転写ステーシヨン231、第2転写ステーシヨン232間 距離は転写紙スタツク部211で収納される最大転写紙サイズよりも長い構成と なつている為、潜像間隔なしで現像が行われても2つの転写ステーシヨンで転写 を行うことが可能である。
【0146】 感光体90上の第1転写ステーシヨン231と第2転写ステーシヨン232間 の距離に第2転写ステーシヨン232と定着ニツプ間距離(第3搬送部234を 経由)を加えた間隔は第1転写ステーシヨン231と第1,2搬送部209,2 10を経由した間隔に等しい構成となつている。また、感光体線速と第1,2, 3搬送部209,210,234、第1および第2レジストローラ205,20 6の線速はほぼ等しい値である。すなわち、第1転写紙が第1転写ステーシヨン 231で転写され、第1,2搬送部209,210を経て定着される時、第1転 写紙の後端は、第2転写ステーシヨン232で転写され、第3搬送部234を経 て定着される第2転写紙先端とほぼ転写紙間隔なしに位置する。この転写紙間隔 は潜像間間隔に略等しい。ただし、搬送スリツプ等の理由で潜像間隔よりも若干 転写紙間隔の方が開く場合もあるが、微小な間隔である。
【0147】 第1転写紙、第2転写紙の第1および第2レジストローラ205,206まで の線速は、感光体、第1ないし第3搬送部209,210,234の線速のほぼ 2倍の線速を持つ(フイードローラ201、中間ローラ1(204)、中間ロー ラ2(213)、スタツク部中間ローラ207の線速)。これらのローラ201 ,204,213,207の線速が感光体90の線速の約2倍という関係により 、第1転写紙と第2転写紙の交差部Aでの転写紙間の接触を防ぐことが可能とな る。すなわち、交差部Aで、第2転写紙は第1転写紙の前を通過する。第3,4 転写紙もそれぞれ第1,2転写紙と同経路を第1転写ステーシヨン,第2転写ス テーシヨン231,232で順時転写される。転写紙搬送タイミングの詳細は後 述のタイミングチヤートを参照されたい。
【0148】 (8−2)1潜像(現像)2転写紙システム この作像システムはあらかじめ通常モード時の約2倍のトナー量を感光体に付 着させ第1転写ステーシヨン231で約30〜50%のトナーを第1転写紙に転 写し、残トナーを第2転写ステーシヨン232で第2転写紙に転写させるもので ある。この時の第1転写ステーシヨン231の転写電流の決定は第1転写ステー シヨン231の分配比測定対向電極230を用いて転写紙状態の測定(第1転写 ステーシヨン231部にて行う)する方法、または第2転写ステーシヨン232 を転写ベルト233にすることで実際に転写ベルト233上へ測定用パターンを 形成し、これを転写させ、その転写効率を反射型センサ第1ないし第3のPセン サ22,21,23で算出し、第2の転写ステーシヨン231の値を決定する方 法があり、これは前述の通りである。また、潜像(現像)2転写システム時の潜 像間隔は転写紙長に微小間隔を加えた間隔で行われる。
【0149】 第1転写紙,第2転写紙の搬送経路は先に述べた潜像間レス現像転写システム と同様であるが各画像先端タイミングで第1,第2転写紙が搬送されると第1第 2転写紙先端が同位置(重なる)になる為、搬送経路上で転写紙を止める必要が ある。この時の停止時間(距離)は転写紙長に微小間隔(潜像間間隔)を加えた 間隔(潜像間隔間に第2転写ステーシヨン232で転写紙された転写紙が入る時 間を加えた間隔)で行われる。転写紙の停止は第1転写ステーシヨン231で転 写された転写紙で行われる。第1転写紙経路上の第1搬送部209と第2搬送部 210間には、後端検知センサ5が設置されており、転写紙の後端を検知し第2 搬送部を停止させる。また、第2搬送部210は1潜像(現像)2転写システム での最大転写紙サイズが充分停止できる搬送部長さとする。この場合、第1転写 紙(奇数枚目転写紙)が第2搬送部上で停止するため、第2転写紙の直後に搬送 されることになる。
【0150】 (8−3)通常モード転写時 A4縦以上の転写紙サイズにおいては、(実施例では転写紙スタツク部211 最大収納サイズがA4縦であるため)転写紙スタツク部211での転写紙収納が 不可能となり、転写紙間隔(定着後)を微小にすることはできない。これにより 第1および第2転写ステーシヨン231,232で交互に転写を行うことはせず 、どちらか一方の転写ステーシヨンで転写を行う。通常は第1転写ステーシヨン 231で転写を行い、第1転写ステーシヨン231の異常などが発生した際には 第2転写ステーシヨン232を使用するように設定してある。このモード時には 、転写紙スタツク部に転写紙を完全に収納せずにレジスト部に待機させ再フイー ドする。
【0151】 (8−3−1)両面時 先に述べた潜像間レス現像転写紙システムおよび1潜像(現像)2転写システ ムにおいては自動両面(反転排紙)を行うことが可能である。
【0152】 すなわち、定着後排紙ローラ214で排出された転写紙は分岐排紙ソレノイド 101に連動した第2分岐爪215で分岐され、両面複写時は第3搬送路216 へと搬送される。第3搬送路216上のコロを経て下流の分岐反転ソレノイド1 02に連動した第3分岐爪217によって第4搬送路218を搬送され、下流の コロ251により両面スタツク部250へ放出される。
【0153】 フイードコロの線速は排紙ローラ214、第3搬送路216上のコロおよび第 4搬送路218上中間部のコロが感光体線速、その他のコロは感光体線速の約2 倍とする(レジストローラ205,206は感光体線速)。両面時には転写紙間 間隔が極めて少ない為両面スタツク時、前転写紙の下に転写紙が進入するという 頁順逆転の発生する危険がある。
【0154】 本機においては先に述べた様に第4搬送路218下流コロ(両面スタツク部へ の放出コロ)、およびその上流コロの線速に比べ約2倍の線速を持つていること から転写紙間間隔を広げる作用があり、頁順逆転を防ぐことが出来る。
【0155】 両面スタツク部250へ放出された転写紙は両面排紙センサ6により後端が検 知され、寄せコロソレノイド106に連動した寄せコロ219により再フイード コロ220方向にフイードされ、ジヨガーモータ107に連動したジヨガー22 1にてジヨギングが行われる。ジヨギングされた後、ピンチソレノイド150が 作動し、呼び出しレバー229が呼び出しコロ222と接する。同時に呼び出し ソレノイド109がONし、給紙準備をする。
【0156】 次に搬送モータがONすると転写紙は順時搬送される。両面時には分岐両面ソ レノイド110に連動した第4分岐爪223により第5搬送路224へと送り出 される。
【0157】 反転排紙時には第4分岐爪223により第6搬送路225へと送り出され、分 岐反転ソレノイド120に連動した第5分岐爪226より第7搬送路227へと 搬送され、排紙される。この時、接離ソレノイド103により接離ローラ228 は加圧されている。
【0158】 (8−3−2)通常モードの反転時 通常モード時には両面スタツク部250に転写紙を収納することが不可能であ るため、別個所で転写紙の反転を行う。
【0159】 分岐排紙ソレノイド101に連動した第2分岐爪215により第3搬送路21 6へ搬送され、また、分岐反転ソレノイド102に連動した第3分岐爪217に より第7搬送路227へと搬送される。
【0160】 反転入口センサ3により転写紙の後端を検知すると接離ソレノイド103に連 動した接離ローラ228が加圧され、転写紙はスイツチバツクして排紙される。 この時分岐反転ソレノイド102に連動した第5分岐爪226により転写紙先端 は第1給紙カセツト252上へと導かれる。
【0161】 (9) 動作タイミング 上述のようにして複写を行う複写装置の動作とタイミングの関係を図60ない し図68のタイミングチヤートを参照して説明する。
【0162】 (9−1)A4横、1対1の複写動作におけるタイミング A4横方向の転写紙に1対1で複写するときのタイミングを図60ないし図6 2に示す。このタイミングチヤートに基づく動作では、枚数、モードなどの設定 終了後、コピー可能状態時にコピースタートとなる。
【0163】 a. メインモータトリガON後100ms後(モータの立上り)、転写紙を 転写1,2(第1,第2転写ステーシヨン231,232)側に給紙路を切 換える分岐給紙ソレノイド114をONし、転写1(第1転写ステーシヨン 231)側への給紙を開始する(分岐給紙ソレノイド114と第1給紙クラ ツチ115のタイミングの差はソレノイドの遅延を考慮)。
【0164】 b. 給紙開始後、一定タイミング(370ms)で第1給紙クラツチ115 はOFFとなるが第1の中継クラツチ113で駆動されているコロにより中 間センサ10を経て第1レジストセンサ9まで給送される。
【0165】 中間センサ10まで転写紙先端が到達したタイミングで、転写紙後端は分 岐給紙ソレノイド114で駆動されている爪を抜けているため、分岐給紙ソ レノイド114をOFFし、転写2(第2の転写ステーシヨン232)側に 給送路を切換える。併せて第1の給紙クラツチ115をONし、給紙を開始 する。
【0166】 c. 転写2(第2の転写ステーシヨン232)側に給紙された転写紙は第1 中継センサ11、第2中継センサ12を抜けて第2レジストセンサ4まで給 送される。
【0167】 d. 上記cで転写2(第2の転写ステーシヨン232)へ給送されているタ イミング途中、転写1(第1の転写ステーシヨン231)側はレジストスタ ートのタイミングとなり、第1レジストクラツチ111がONし、作像系と 同スピードで転写紙が搬送される。
【0168】 e. 上記dでレジストスタートされた転写紙先端が転写2(第2の転写ステ ーシヨン232)の給送路と交差する位置まで到達するタイミングを示す。 f. 転写1(第1の転写ステーシヨン231)で転写するトナー像の前に形 成されたトナー像が転写2(第2の転写ステーシヨン232)側でレジスト スタートとなるタイミングで第2レジストクラツチ105をONする。
【0169】 g. 転写1側で作像系スピードでレジストローラにより搬送され、転写紙の 後端が中間センサ10に到達すると、一定タイミング後、リピートタイミン グとなりa以後(a〜fのタイミングでリピートコピー動作を繰返し設定枚 数分コピー動作を行う。
【0170】 上記タイミングは第1給紙からの給送を述べているが、第2,3給紙、LCT より転写紙を給送する場合、 レジスト線速≒(1/2)×給送線速 であるので分岐給紙ソレノイド114で駆動される爪の手前まで転写紙を給送、 停止しておくことにより上記タイミングと同様のタイミングとなる。また、見開 き原稿の場合(原稿サイズ:A3→転写紙サイズA4横+A4横)では、図中の 露光(LD)のON時間が2倍になるだけであり転写紙側の給紙、搬送のタイミ ングは図中に示すタイミングで良い。
【0171】 (9−2)A4横、同時多枚コピー時のタイミング 図63,64,65はA4横、同時多枚コピー時のタイミングを示すタイミン グチャートである。
【0172】 a〜e,gは、前記(8−1)のA4横1対1コピーと同じであるので、ここ での説明は省略する。
【0173】 h. 帯電、露光、現像時にあらかじめ、トナー付着量を増加させた感光体9 0上のトナー像はdのタイミングにより転写1(第1の転写ステーシヨン2 31)側の転写紙にトナー像の一部を転写させ、感光体90の回転により残 されたトナー像が転写2(第2の転写ステーシヨン232)側のレジストス タートタイミングとなると同一トナー像に第2レジストクラツチ105をO Nさせて転写動作を行う。
【0174】 i. 転写2(第2の転写ステーシヨン232)側の転写紙は、レジスト待機 時間が長くなるため第2レジストセンサ4では紙間(OFF)時間が短かく なるが、第2レジストセンサ4の立下りにより第2レジストクラツチ105 のOFF処理を行う。
【0175】 j. 上記構成により一つの潜像により2枚の転写紙(コピー)が作成出来る ため、設定枚数が奇数枚の場合は上記タイミングにより、先頭転写紙または 、最終転写紙の作像、転写タイミングに帯電、露光、転写他の画像形成条件 を同時多枚条件から1枚転写(通常コピーモード)の画像形成条件を変更す る。
【0176】 k. 後端検知センサ5の立下り(転写紙後端)を検知すると搬送クラツチ1 04がOFFし転写紙が搬送部上で停止する。停止時に転写2側からの転写 紙が定着ユニツトに搬送され、定着される。よつて転写2側の転写紙が定着 センサ2をONしたのち、一定タイミング後(搬送ユニツト上で停止してい る転写紙を定着に搬送しても定着部で転写2側の転写紙と重ならないタイミ ングを言う)、搬送クラツチ104をONし転写紙を定着ユニツトに搬送す る。
【0177】 (9−2−1)同時多枚モードで置数が奇数枚の場合の処理とタイミング 同時多枚モード時は1つの潜像で2枚のコピーを作成するため置数が奇数枚の 場合は最終紙または先頭紙だけ1つの潜像で1枚コピーの関係となる。そのため 2枚コピー時と1枚コピー時ではプロセス条件が大きく異なる。よつて実施例で は潜像形成時の帯電のONをカウントし、そのプロセス条件変更のタイミングを 制御する。この図69ないし図72に示すフローチヤートは先頭紙が1つの潜像 より1枚のコピーを作成する場合を示す(同時多枚コピーモード時のみ)。なお 、フローチヤート中の“SLED”は操作パネル上のLEDの同時多枚コピーモ ードのLEDを示している。
【0178】 この処理では、図69のフローチャートに示すように、コピースタートした時 点で(S69−1)ジャムリカバリーしたかどうかチェックし(S69−2)、 ジャムリカバリーが終了すると帯電カウンタをリセットする(S69−3)。
【0179】 このモードにおける帯電の処理では、図70のフローチャートに示すように、 まず、帯電ONタイミングになった時点で(S70−1)帯電カウンタを1カウ ントアップし(S70−2)、SLEDがセットされているかどうかチェックす る(S70−3)。SLEDがセットされていれば、コピーの置数が奇数かどう か確認し(S70−4)、奇数になっていれば、帯電カウンタが1かどうかチェ ックする(S70−5)。帯電カウンタが1でなければ同時多枚コピー条件を出 力し、感光体90に帯電させて(S70−6)リターンする。もし、ステップS 70−4で置数が偶数になっていれば、ステップS70−5をスキップしてステ ップS70−6の処理を実行する。また、ステップS70−3でSLEDがセッ トされていなとき、および、ステップS70−5で帯電カウンタが1になってい ないときには、そのまま帯電させて(S70−7)リターンする。
【0180】 一方、現像バイアスについては、図71のフローチャートに示すように、バイ アスONになった時点で(S71−1)、SLEDがセットされているかどうか 確認し(S71−2)、セットされていれば、コピーの置数が奇数枚にセットさ れていかどうかチェックする(S71−3)。もし、奇数枚にセットされていれ ば、帯電カウンタが1になっているかどうか確認し(S71−4)、同時多枚コ ピー条件で現像バイアスをONにして(S71−5)リターンする。もし、前記 ステップS71−3で置数が偶数であれば、ステップS71−4をスキップして ステップS71−5の処理を実行する。また、ステップS71−2でSLEDが セットされていなかったとき、および、ステップS71−4でカウンタが1にな っているときには、現像バイアスをONにして(S71−6)リターンする。
【0181】 さらに、レーザダイオードの制御手順については、図72に示すように、露光 タイミングになれば、(S72−1)、SLEDがセットされているかどうか確 認し(S72−2)、セットされていれば置数が奇数枚になっているかどうかチ ェックする(S72−3)。奇数枚になっていれば、帯電カウンタが1になって いるかどうかチェックし(S72−4)、1になっていなければ、同時多枚モー ド条件でレーザダイオードをONし(S72−5)、リターンする。もし、ステ ップS72−3で置数が偶数枚になっていれば、ステップS72−4をスキップ してステップS72−5の処理を実行する。また、ステップS72−2でSLE Dがセットされていないとき、およびステップS72−4で帯電カウンタが1に なっていないときには、そのままレーザダイオードをONしてリターンする(S 72−6)。
【0182】 (9−3)A4横、反転、両面部のコピータイミング 図66,67,68はA4横、反転、両面部のコピータイミングを示すタイミ ングチャートである。
【0183】 l. 定着された転写紙は分岐排紙ソレノイド101により駆動される爪に案 内され機内経路を搬送速度を増速されて両面ユニツト(両面排紙センサ)に 放出される。
【0184】 m. 両面排紙センサ6の立下り(放出時)が以下に述べる整置手段(ジヨギ ング他)のタイミングの基準となる。センサ6立下り同時に寄せコロソレノ イド106をONし、(ソレノイド遅延時間のため図中の斜線部が実際の寄 せコロ219の動作)転写紙を再給紙口側に寄せる。
【0185】 n. さらに150ms後、ジヨガーモータ107により整置のためのジヨガ ー(フエンス)221をフオワード側(紙を整置する方向)に動かす。整置 してから150ms後にジヨガーモータ107によりジヨガー(フエンス) 221をリターン側(退避側)に動かす。
【0186】 o. 反転時(裏面排紙時)はnのタイミングと同時に再給紙のための呼出し ソレノイド109,ピンチローラソレノイド150、再給紙モータ108を ONし再給紙動作スタートとなる。(図中の斜線(破線)は上記負荷の遅延 、および立上り時間を表わす)両面時は両面排紙センサ6より全ての転写紙 が排出されるまでは再給紙の動作を行わない。
【0187】 p. 両面時の再給紙モード nに示すタイミングと同じ。
【0188】 q. 再給紙モータ108は次の転写紙の立下り(放出時)にOFFとなる。 これは、整置手段にモードが移行するためである。
【0189】 なお、図60ないし図62に示すタイミングチヤートに対応する転写紙の状態 を図73ないし図79に示す。
【0190】 図73は転写紙P1の先端が中間センサ10に到達し、転写紙P2が給紙トレ イ921内で待機している状態を、図74は転写紙P1が第1のレジストセンサ 9に到達し、転写紙P2がフィードローラ201によって引き出され、転写紙P 2の先端が第1の分岐爪202の位置まで来ている状態を、図75は転写紙P1 が感光体90に接触し、転写紙P2が転写紙スタック部211にスタックされて 待機している状態を、図76はタイミングチヤート中のeのタイミングの状態、 すなわち、転写紙P2が第2レジストローラでレジスト状態になって後端がA部 から退避し、転写紙P1が第1搬送部209に進入するときの状態を、図77は 転写紙P1の先端が後端検知センサ5に到達し、転写紙P2の先端が定着部19 0に進入するときの状態を、図78は転写紙P2の先端が定着センサ2に到達し 、転写紙P1が第2搬送部210で搬送される状態を、図79図は転写紙P2先 端が排出センサ1に到達し、転写紙P1が定着部190の直前まで搬送されてき たときの状態をそれぞれ示している。
【0191】
【考案の効果】
これまでの説明で明らかなように、片面に画像形成された記録済み記録媒体を 反転させて反転経路から機外に排出する第1の反転手段と、片面に画像形成され た記録済み記録媒体を両面トレイに一旦収容して記録媒体を反転させて機外に排 出する第2の反転手段と、記録済み記録媒体の搬送距離間隔に応じて第1の反転 手段および第2の反転手段の何れか一方を選択する選択手段とを備えた請求項1 記載の考案によれば、適宜、最適な反転経路を選択して反転させることができる ので、複写生産性が高く、しかも、信頼性も高い記録媒体の反転機構を備えた画 像形成装置を提供できる。
【0192】 また、第1の反転手段の反転経路を記第2の反転手段によって反転された記録 媒体の排出経路に兼用した請求項2記載の考案によれば、第2の反転手段に対し て、特別に搬送経路を設ける必要がないので、複写生産性が高く、しかも、信頼 性も高い記録媒体の反転機構を備えた画像形成装置を、大型化を招くことなく、 低コストで提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を説明するためのもので、第1
転写ステーションおよび第2転写ステーションでの転写
がともにコロナ放電によって行われる場合の実施例に係
る複写装置の概略構成図である。
【図2】第1転写ステーションにおける転写がコロナ放
電によって、第2転写ステーションにおける転写がベル
ト転写によって行われる場合の実施例に係る複写装置の
概略構成図である。
【図3】実施例に係るデジタル光学系を採用したスキャ
ナ部の概略構成図である。
【図4】スキャナ部を駆動するスキャナ駆動部の概略構
成図を示す斜視図である。
【図5】書込部の概略を示す概略構成図である。
【図6】書込用のアナログ光学系の概略構成を示す説明
図である。
【図7】画像部露光時の作像プロセスにおける感光体表
面の作像電位とタイミングを示す説明図である。
【図8】画像部露光時の作像プロセスにおける制御項目
と帯電電位との関係を示す説明図である。
【図9】非画像部露光の作像プロセスにおける作像電位
とタイミングを示す説明図である。
【図10】非画像部露光の作像プロセスにおける制御項
目と作像電位との関係を示す説明図である。
【図11】転写紙状態環境検出用回路を示す回路図であ
る。
【図12】転写ドラム電流と転写効率の関係を示す特性
図である。
【図13】図1の転写ベルト回りの構成を示す概略構成
図である。
【図14】転写効率の算出に使用するトナー濃度とセン
サ電位レベルを示す特性図である。
【図15】1現像2転写モードにおいて第1転写ステー
ションおよび第2転写ステーションでコロナ放電方式を
採用したときの転写電流制御の一部の制御手順を示すフ
ローチャートである。
【図16】第1転写ステーションの転写ドラム電流と第
1転写ステーションの転写効率の関係を示す特性図であ
る。
【図17】1現像2転写モードにおいて第1転写ステー
ションおよび第2転写ステーションでコロナ放電方式を
採用したときの転写電流制御の一部の制御手順を示すフ
ローチャートである。
【図18】1現像2転写モードにおいて第1転写ステー
ションおよび第2転写ステーションでコロナ放電方式を
採用したときの転写電流制御の一部の制御手順を示すフ
ローチャートである。
【図19】1現像2転写モードにおいて第1転写ステー
ションおよび第2転写ステーションでコロナ放電方式を
採用したときの転写電流制御の一部の制御手順を示すフ
ローチャートである。
【図20】1現像2転写モードにおいて第1転写ステー
ションでコロナ放電方式を、第2転写ステーションでベ
ルト転写方式を採用したときの転写電流制御の一部の制
御手順を示すフローチャートである。
【図21】1現像2転写モードにおいて第1転写ステー
ションでコロナ放電方式を、第2転写ステーションでベ
ルト転写方式を採用したときの転写電流制御の一部の制
御手順を示すフローチャートである。
【図22】1現像2転写モードにおいて第1転写ステー
ションでコロナ放電方式を、第2転写ステーションでベ
ルト転写方式を採用したときの転写電流制御の一部の制
御手順を示すフローチャートである。
【図23】1現像2転写モードにおいて第1転写ステー
ションでコロナ放電方式を、第2転写ステーションでベ
ルト転写方式を採用したときの転写電流制御の一部の制
御手順を示すフローチャートである。
【図24】転写チャージャ、ワイヤおよびケーシングの
クリーニング動作の手順を示すフローチャートである。
【図25】リターンポジションおよびホームポジション
とモータの回転方向およびタイミングとの関係を示すタ
イミングチャートである。
【図26】転写電流の分配比を算出するときの手順を示
すフローチャートである。
【図27】1現像2転写モードにおいて第1転写ステー
ションでコロナ放電方式を、第2転写ステーションでベ
ルト転写方式を採用したときの初期転写電流制御の一部
の制御手順を示すフローチャートである。
【図28】第2転写ステーションの転写効率とテーブル
とから第1転写ステーションの転写効率を算出するため
の前記テーブルを構成するための特性図である。
【図29】転写ドラム電流と転写効率との関係を示す特
性図である。
【図30】第1および第2のPセンサを使用して第2転
写ステーションの転写効率を算出する場合の一部の制御
手順を示すフローチャートである。
【図31】第1および第2のPセンサを使用して第2転
写ステーションの転写効率を算出する場合の一部の制御
手順を示すフローチャートである。
【図32】紙種検知におけるデータ取込みタイミングチ
ェックの処理手順を示すフローチャートである。
【図33】紙種検知におけるデータ取込みの処理手順を
示すフローチャートである。
【図34】転写電流の決定処理手順を示すフローチャー
トである。
【図35】転写電流標準値を算出するためのテーブルを
作成するための特性図で、転写効率と転写ドラム電流と
の関係を示す。
【図36】平均紙種データと標準紙種データが等しいか
どうか算出するための特性図で、平均紙種データの電位
と転写ドラム電流との関係を示す。
【図37】紙種データの電位差と転写ドラム電流の電流
差との関係を示す図である。
【図38】紙種による転写ドラム電流差と転写効率との
関係を示す特性図である。
【図39】複写モード選択の概略の制御手順を示すフロ
ーチャートである。
【図40】オート選択のコピーモード選択処理の一部の
制御手順を示すフローチャートである。
【図41】オート選択のコピーモード選択処理の一部の
制御手順を示すフローチャートである。
【図42】操作パネルの説明図である。
【図43】マニュアル選択のコピーモード選択処理の一
部の制御手順を示すフローチャートである。
【図44】マニュアル選択のコピーモード選択処理の一
部の制御手順を示すフローチャートである。
【図45】マニュアル選択のコピーモード選択処理の一
部の制御手順を示すフローチャートである。
【図46】マニュアル選択のコピーモード選択処理の一
部の制御手順を示すフローチャートである。
【図47】操作パネル上のFLED,SLED,FSL
EDのLEDの発光ローテーションを示す説明図であ
る。
【図48】カウンタチェックのサブルーチンの内容を示
すフローチャートである。
【図49】実施例に係る複写機全体の制御ブロック図で
ある。
【図50】読取制御回路およびADF装置の詳細を示す
ブロック図である。
【図51】画像読取回路の詳細を示すブロック図であ
る。
【図52】画像処理回路の詳細を示すブロック図であ
る。
【図53】システム制御回路を含む画像情報記憶装置と
操作装置の詳細を示すブロック図である。
【図54】複写回路内の書込駆動制御回路を示すブロッ
ク図である。
【図55】ソータ・ステープラ装置の詳細を示すブロッ
ク図である。
【図56】画像処理回路における画像処理の手順を示す
図である。
【図57】画像メモリ部のメモリマップの概略を示す説
明図である。
【図58】複写回路内の書込駆動制御回路の一部の詳細
を示すブロック図である。
【図59】複写回路内の書込駆動制御回路の一部の詳細
を示すブロック図である。
【図60】A4横方向の転写紙に1対1に複写するとき
のタイミングを示すタイミングチャートであり、図61
および図62の3図でこの処理全体のタイミングを示
す。
【図61】A4横方向の転写紙に1対1に複写するとき
のタイミングを示すタイミングチャートである。
【図62】A4横方向の転写紙に1対1に複写するとき
のタイミングを示すタイミングチャートである。
【図63】A4横方向の転写紙に、同時に多枚のコピー
をとるときのタイミングを示すタイミングチャートであ
り、図64および図65の3図でこの処理全体のタイミ
ングを示す。
【図64】A4横方向の転写紙に、同時に多枚のコピー
をとるときのタイミングを示すタイミングチャートであ
る。
【図65】A4横方向の転写紙に、同時に多枚のコピー
をとるときのタイミングを示すタイミングチャートであ
る。
【図66】A4横方向の転写紙に、反転させて両面のコ
ピーをとるときのタイミングを示すタイミングチャート
であり、図67および図68の3図でこの処理全体のタ
イミングチャートを示す。
【図67】A4横方向の転写紙に、反転させて両面のコ
ピーをとるときのタイミングを示すタイミングチャート
である。
【図68】A4横方向の転写紙に、反転させて両面のコ
ピーをとるときのタイミングを示すタイミングチャート
である。
【図69】A4横方向の転写紙に、同時に多枚のコピー
をとるときに、コピー枚数が奇数のときの処理手順を示
すフローチャートである。
【図70】A4横方向の転写紙に、同時に多枚のコピー
をとるときに、コピー枚数が奇数のときの帯電処理の手
順を示すフローチャートである。
【図71】A4横方向の転写紙に、同時に多枚のコピー
をとるときに、コピー枚数が奇数のときの現像バイアス
の制御手順を示すフローチャートである。
【図72】レーザダイオードの制御手順を示すフローチ
ャートである。
【図73】図60ないし図62のタイミングチャートに
対応する転写紙の状態を説明するもので、転写紙P1の
先端が中間センサに到達した状態を示す説明図である。
【図74】図60ないし図62のタイミングチャートに
対応する転写紙の状態を説明するもので、転写紙P1が
第1レジストセンサに到達した状態を示す説明図であ
る。
【図75】図60ないし図62のタイミングチャートに
対応する転写紙の状態を説明するもので、転写紙P1が
感光体に接触した状態を示す説明図である。
【図76】図60ないし図62のタイミングチャートに
対応する転写紙の状態を説明するもので、タイミングチ
ャート中のeのタイミングの状態を示す説明図である。
【図77】図60ないし図62のタイミングチャートに
対応する転写紙の状態を説明するもので、転写紙P1の
先端が後端検知センサに到達した状態を示す説明図であ
る。
【図78】図60ないし図62のタイミングチャートに
対応する転写紙の状態を説明するもので、転写紙P2の
先端が定着センサに到達した状態を示す説明図である。
【図79】図60ないし図62のタイミングチャートに
対応する転写紙の状態を説明するもので、転写紙P2の
先端が排出センサに到達した状態を示す説明図である。
【符号の説明】 90 感光体 103 接離ソレノイド 106 寄せコロソレノイド 107 ジョガーモータ 109 呼出しソレノイド 110 分岐両面ソレノイド 150 ピンチローラソレノイド 190 定着部 218 第4搬送路 219 寄せコロ 220 再フィードローラ 221 ジョガー(フェンス) 223 第4分岐爪 228 接離ローラ 231 第1転写ステーション 232 第2転写ステーション 250 両面トレイ 402 画像処理装置 500 複写装置 502 操作制御回路 503 操作装置 504 システム制御回路 507 書込装置 909 書込光学系 910 現像部 920 クリーニング部 940 帯電チャージャ 950 作像系 960 搬送系 P1 第1転写紙 P2 第2転写紙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 中原 和之 東京都大田区中馬込一丁目3番6号 株式 会社リコー内

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像情報保持媒体と、この画像保持媒体
    上に画像情報を形成する画像情報形成手段と、画像情報
    保持媒体上に形成された画像情報を記録媒体に転写する
    画像情報転写手段と、記録媒体の片面もしくは両面に画
    像情報を転写するために記録媒体を画像転写位置に搬送
    し、転写後、記録媒体を機外に排出する搬送手段と、記
    録媒体の片面に転写するか両面に転写するかを選択する
    選択制御手段と、片面画像形成済記録媒体を一時収納
    し、両面画像形成を行う際に送出する両面トレイとを有
    する画像形成装置において、片面に画像形成された記録
    済み記録媒体を反転させて反転経路から機外に排出する
    第1の反転手段と、片面に画像形成された記録済み記録
    媒体を両面トレイに一旦収容して記録媒体を反転させて
    機外に排出する第2の反転手段と、記録済み記録媒体の
    搬送距離間隔に応じて第1の反転手段および第2の反転
    手段の何れか一方を選択する選択手段と、を備えている
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 上記第1の反転手段の反転経路が、上記
    第2の反転手段によって反転された記録媒体の排出経路
    に設定されていることを特徴とする請求項1記載の画像
    形成装置。
JP1651191U 1991-02-28 1991-02-28 画像形成装置 Pending JPH04107263U (ja)

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