JPH04107761U - 搬送用リフト - Google Patents

搬送用リフト

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JPH04107761U
JPH04107761U JP3714691U JP3714691U JPH04107761U JP H04107761 U JPH04107761 U JP H04107761U JP 3714691 U JP3714691 U JP 3714691U JP 3714691 U JP3714691 U JP 3714691U JP H04107761 U JPH04107761 U JP H04107761U
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康雄 桜井
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ダイシンフレーム株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、人がリフト本体に搭乗している場
合にのみ、これを検知してその安全を確保しうるように
することを目的とする。 【構成】 リフト本体1内への搭乗を検知すべく一定の
検知範囲を有する第1検知手段と、リフト本体1内への
物体の侵入を検知する第2検知手段とを具備し、且つ第
1検知手段が人の搭乗を検知した後に第2検知手段が物
体の侵入を検知した場合にのみ前記リフト本体1の昇降
動作を阻止すべくその駆動手段が停止しうるように構成
したことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は搬送用リフト、さらに詳しくは例えば工事現場等に於いて物品を昇降 せしめて搬送すべく使用される搬送用リフトの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種搬送用リフトは、例えば比較的大規模な建造物を建設する場合等に於い て仮設的に設けて使用されるが、かかる工事用リフトは、安全性等を考慮して物 品の搬送を対象とし、人の昇降は規則により一切禁止されており、また所謂ロン グスパン工事用リフトにあっても、屋根を有する運転席への搭乗のみに限定され ている。
【0003】 しかるに、実際には作業の便のために作業者が搭乗したり、部外者等が搭乗す る場合も少なくはなく、従来ではかかる人の搭乗を回避させるべく図3のように リフト本体1の両側壁に一対の赤外線温度センサー7を設けて人のリフト本体1 内への搭乗を検知して、これに連動する警告発生装置9から音声により搭乗者に 警告を与えることによって、これに対処していたのである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の手段に於ける赤外線温度センサー7は同図の如く検 知範囲が広くリフト本体1外に迄および、よってリフト本体1外のB地点に人が いるような場合でも、これを検知して前記警告発生装置9が作動してしまうとい う大なる不都合を有していたのである。
【0005】 それ故、本考案は上記従来の問題点を解決するためになされたものであり、人 がリフト本体に搭乗している場合にのみ、これを検知してその安全を確保しうる ようにすることを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
即ち、上記課題を解決するために、本考案はリフト本体1内への人の搭乗を検 知すべく一定の検知範囲を有する第1検知手段と、リフト本体1内への物体の侵 入を検知する第2検知手段とが夫々設けられ、且つ前記第1検知手段が人の搭乗 を検知した後に第2検知手段が物体の侵入を検知した場合にのみ前記リフト本体 1の昇降動作を阻止すべくその駆動手段を停止しうるように構成してなる搬送用 リフトである。
【0007】
【作用】
従って、上記構成を特徴とする搬送用リフトに於ける第1検知手段は一定の検 知範囲を有するために、当該検知範囲内であればリフト本体1外にいる人をも検 知することとなるが、リフト本体1内に物体の侵入がない限り第2検知手段は作 動しないために、この状態ではリフト本体1は昇降可能である。
【0008】 また、実際に人がリフト本体1内に搭乗した場合には、先ず第1検知手段にて この人の搭乗が検知された後に、第2検知手段もこれを検知することとなり、よ ってこの両検知手段の作動によりリフト本体1の駆動手段が停止してその昇降動 作は一切行われないのである。
【0009】 これにより、人のリフト本体1内への搭乗時には該リフト本体1が昇降しない ために、安全な被搬送物の搬入作業が行えるのである。
【0010】
【実施例】
以下、本考案に係る搬送用リフトをロングスパン工事用リフト適用した場合の 一実施例について図面に従って説明する。
【0011】 第1図に於いて、1は前面に開閉扉2が設けられた上面開口状のロングスパン リフト本体を示し、その一端側には該リフト本体1を昇降移動させるべく運転者 が搭乗する運転席3が設けられている。
【0012】 4,4はリフト本体1の左右両側壁の略中央上下方向に設けられた一対のガイ ドレールであり、地上に対面して立設したトラス構造からなる支柱5,5に付設 された案内軌条6,6に沿って摺動自在に係合してなり、支柱5,5の内側に付 設したラック(図示せず)と、リフト本体1の下側部に設けた昇降駆動装置(図 示せず)と、リフト本体1の下側部に設けた昇降駆動装置(図示せず)に回転自 在に取付けられたギア(図示せず)との噛合により昇降可能に構成されてなる。
【0013】 7はリフト本体1の両内側壁に対面して設けられた第1センサーとしての赤外 線温度センサーであり、二点鎖線で示すように一定範囲内に於いて人体から放射 される赤外線を検知しうるように構成されてなり、また所定時間内で作動状態が 解除されるように設定され、且つその検知範囲は前記運転席3には及ばないよう に設定してなる。
【0014】 8はリフト本体1内の側壁の四隅に設けられた光センサーであり、投光器8a と受光器8bとからなり、図中の破線で示すようにレーザー光等がリフト本体1 内で投光受光されて、前記赤外線温度センサー7の検知後に於いて物体がこのレ ーザー光を遮った場合にのみ、前記昇降駆動装置の駆動回路がOFF状態となる ように構成されてなる。
【0015】 9は上記のような両センサー7,8の作動により例えば『このリフトには人は 乗れません。降りて下さい!!』というような警告音を搭乗者に与えるべくスピ ーカーとコントロールユニットとからなる警告機である。10はリフト本体1を 所望階に昇降させるべく昇降駆動装置に連動する複数個の始動ボタン11…を有 する作動ボックスを示す。
【0016】 本実施例に係る搬送用リフトは以上のような構成からなり、次にこれを使用す る場合について図面に従って説明する。
【0017】 先ず、リフト本体1の開閉扉2を開放して被搬送物をリフト本体1内に搭載す るのであるが、その際赤外線温度センサー7により作業者の搭乗が検知されるこ ととなる。そして、所望時間内に作業者が搭乗したり或いは被搬送物の搭載が行 われれば、これを光センサー8が検知するために、警告機9のスピーカーから警 告音が発せられて、作業者にリフト本体1内からの退出を促すと共に、昇降駆動 装置の駆動手段はOFF状態となり、よって運転者が作動ボックス10の始動ボ タン11を投入してもリフト本体1の昇降動作は一切行われず、被搬送物の安全 な搭載作業が確保できることになる。
【0018】 尚、作業者等がリフト本体1外であって赤外線温度センサー7の検知範囲内、 例えばA地点で別の作業を行っているような場合は、その存在が該赤外線温度セ ンサー7により検知されることとなるが、人の搭乗等はないために光センサー8 による検知は行われず、よって昇降駆動装置の駆動回路はリフト本体1が昇降可 能なON状態にある。その結果、かかる範囲内に於ける作業者等の存在もリフト 本体1の昇降動作に支障を生ぜしめることがなく、運転者が始動ボタン11を投 入すればリフト本体1は昇降移動することとなる。
【0019】 即ち、赤外線温度センサー7による不必要なリフト本体1外の検知範囲を光セ ンサー8によりリフト本体1内のみに限定することが可能となり、かかる検知範 囲外の検知を排除することができるのである。
【0020】 次に、被搬送物の搭載作業が完了した後、作業者がリフト本体1内から降りた ことを運転者が確認した上で、光センサー8の検知状態を解除すれば、該光セサ ー8により被搬送物が検知されるが、赤外線温度センサー7は作動しないために 、リフト本体1の昇降駆動装置の停止状態が解除されて始動ボタンを投入すると 該リフト本体1が昇降移動するのである。
【0021】 尚、図2は各センサー7,8と昇降駆動装置の駆動状態及び解除信号との関係 を示したタイムチャートであるが、赤外線温度センサー7がリフト本体1内への 人の搭乗を検知して該センサー7が作動し、数秒間この検知状態が維持される。 この数秒間に光センサー8が物体等の侵入を検知して作動すると、昇降駆動装置 の駆動回路がOFF状態となってリフト本体1の昇降移動が阻止されるのである 。一方、このOFF状態は解除信号を与えることにより解除されてON状態に復 帰することとなる。
【0022】 尚、上記実施例に於いては、第2検知手段としてレーザー光による光センサー 8を使用してなるが、当該第2検知手段は決してこれに限定されることなく、例 えば電波等により物体の侵入を検知するようなものであっても構わない。
【0023】 また、この第2検知手段を設ける具体的な位置や数も決して該実施例に限定さ れるものではなく、リフト本体1の大きさや形状や使用態様等に応じて任意な変 更が可能である。
【0024】 さらに、本考案に係る搬送用リフトの用途も該実施例の工事用リフトに限定さ れず、人の搭乗が規制される搬送用リフトに於いて幅広く適用可能であることは 言う迄もない。
【0025】 さらに、上記実施例のように音声により搭乗者に警告を与え得るように構成す る他、例えば警告灯を点滅等させて視覚的に警告を与えることも可能であるが、 必ずしもこれら音声又は視覚的に搭乗者に警告を与える手段は設けなくてもよく 、必要に応じて設ければよい。
【0026】 その他、リフト本体1の形状やその昇降手段等の具体的な構成も本考案の意図 する範囲内に於いて任意に設計変更自在である。
【0027】
【考案の効果】
叙上の様に、本考案は一定の検知範囲を有する第1検知手段とは別個にリフト 本体内への物体の侵入を検知する第2検知手段を具備してなり、且つリフト本体 は第1検知手段が人を検知した後に第2検知手段が物体の侵入を検知した場合に のみ、昇降動作を阻止しうるよう構成してなるために、第1検知手段が有する一 定の検知範囲を第2検知手段によりリフト本体内に限定せしめることが可能とな って、前者の検知手段のみしか有しない従来のものの如くリフト本体外にいる人 を検知するような不都合は解消されることとなる。
【0028】 従って、作業者が被搬送物をリフト本体に搭載しているような場合には、これ を両検知手段が検知してその昇降動作は一切行われないために、かかる搭載作業 の安全性が確保できることとなり、よって状況に応じて適切に対処できるという 格別顕著な効果を得るに至ったのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す搬送用リフトの平面
図。
【図2】第1検知手段、第2検知手段、昇降駆動装置の
駆動状態及び解除信号の動作を示す説明図。
【図3】従来の搬送用リフトを示す概略平面図。
【符号の説明】
1…リフト本体 7…温度センサー 8…光センサー 8a…投光器 8b…受光器

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リフト本体1内への人の搭乗を検知すべ
    く一定の検知範囲を有する第1検知手段と、リフト本体
    1内への物体の侵入を検知する第2検知手段とが夫々設
    けられ、且つ前記第1検知手段が人の搭乗を検知した後
    に第2検知手段が物体の侵入を検知した場合にのみ前記
    リフト本体1の昇降動作を阻止すべくその駆動手段を停
    止しうるように構成してなることを特徴とする搬送用リ
    フト。
  2. 【請求項2】 リフト本体1内への人の搭乗を検知すべ
    く一定の検知範囲を有する第1検知手段と、リフト本体
    1内への物体の侵入を検知する第2検知手段と、これら
    両検知手段が作動した場合にのみ搭乗者に音声又は視覚
    的に警告を与える警告手段とが夫々設けられてなること
    を特徴とする搬送用リフト。
  3. 【請求項3】 前記第1見地手段が温度センサー7であ
    り、且つ第2検知手段が投光器8aと受光器8bとから
    なる光センサー8である請求項1又は2記載の搬送用リ
    フト。
JP3714691U 1991-02-27 1991-02-27 搬送用リフト Expired - Lifetime JPH0641980Y2 (ja)

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