JPH041080A - 記録装置 - Google Patents
記録装置Info
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- JPH041080A JPH041080A JP2249084A JP24908490A JPH041080A JP H041080 A JPH041080 A JP H041080A JP 2249084 A JP2249084 A JP 2249084A JP 24908490 A JP24908490 A JP 24908490A JP H041080 A JPH041080 A JP H041080A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid
- recording medium
- recording
- heating
- ink
- Prior art date
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- Printing Plates And Materials Therefor (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は記録装置に関し、詳しくは、液体反撥性を有す
る記録体の表面に画像情報に応じて液体付着性領域を形
成し、必要に応じて、インク液をその液体付着性領域に
供給して可視画像を得るようにするか、或いは、前記の
インク液を液体付着性領域に供給した後、紙などの被転
写体(記録体)に転写できるようにした記録装置に関す
る。
る記録体の表面に画像情報に応じて液体付着性領域を形
成し、必要に応じて、インク液をその液体付着性領域に
供給して可視画像を得るようにするか、或いは、前記の
インク液を液体付着性領域に供給した後、紙などの被転
写体(記録体)に転写できるようにした記録装置に関す
る。
表面を液体付着性領域と非液体付着性領域とに区分けし
て画像形成に供するようにした手段の代表的なものとし
ては水(湿し水)なし平版印刷版を用いたオフセット印
刷方式があげられる。だが、このオフセット印刷方式は
原版からの製版工程及び刷版(印刷版)からの印刷工程
を一つの装置内に組込むことが困難であり、製版印刷の
装置の小型化は勢い困難なものとなっている。
て画像形成に供するようにした手段の代表的なものとし
ては水(湿し水)なし平版印刷版を用いたオフセット印
刷方式があげられる。だが、このオフセット印刷方式は
原版からの製版工程及び刷版(印刷版)からの印刷工程
を一つの装置内に組込むことが困難であり、製版印刷の
装置の小型化は勢い困難なものとなっている。
例えば、比較的小型化されている事務用オフセット製版
印刷機においても、製版装置と印刷装置とは別個になっ
ているのが普通である。
印刷機においても、製版装置と印刷装置とは別個になっ
ているのが普通である。
このようなオフセット印刷方式の欠陥を解消することを
意図して、画像情報に応じた液体付着性領域及び非液体
付着性領域が形成でき、しかも、繰返し使用が可能な(
可逆性を有する)記録方法ないし装置が提案されるよう
になってきている。その幾つかをあげれば次のとおりで
ある。
意図して、画像情報に応じた液体付着性領域及び非液体
付着性領域が形成でき、しかも、繰返し使用が可能な(
可逆性を有する)記録方法ないし装置が提案されるよう
になってきている。その幾つかをあげれば次のとおりで
ある。
(1)水性現像方式
疎水性の光導電体層に外部より電荷を与えた後、露光し
て光導電体層表面に疎水性部及び親水性部を有するパタ
ーンを形成し、親水性部のみに水性現像剤を付着させて
紙などに転写する(特公昭40−18992号、特公昭
40−18993号、特公昭44−9512号、特開昭
63−264392号などの公報)。
て光導電体層表面に疎水性部及び親水性部を有するパタ
ーンを形成し、親水性部のみに水性現像剤を付着させて
紙などに転写する(特公昭40−18992号、特公昭
40−18993号、特公昭44−9512号、特開昭
63−264392号などの公報)。
(2)フォトクロミック材料の光化学反応を利用した方
式 スピロピラン、アゾ色素などの材料を含有した層に紫外
線を照射し、光化学反応により、これらフォトクロミッ
ク化合物を親水化する〔例えばr高分子論文集」第37
巻4号、287頁(1980))。
式 スピロピラン、アゾ色素などの材料を含有した層に紫外
線を照射し、光化学反応により、これらフォトクロミッ
ク化合物を親水化する〔例えばr高分子論文集」第37
巻4号、287頁(1980))。
(3)内部偏倚力の作用を利用した方式不定形状態と結
晶性状態とを物理的変化により形成し、液体インクの付
着・非付着領域を構成する(特公昭54−41902号
公報)。
晶性状態とを物理的変化により形成し、液体インクの付
着・非付着領域を構成する(特公昭54−41902号
公報)。
前記(1)の方式によれば、水性インクを紙などに転写
した後、除電により親水性部は消去され、別の画像情報
の記録が可能となる。即ち、一つの原版(光導電体)で
繰り返し使用が可能となる。だが、この方式は電子写真
プロセスを基本としているため帯電→露光→現像→転写
→除電という長いプロセスを必要とし、装置の小型化や
コストの低減、メンテナンスフリー化が困難であるとい
った欠点をもっている。
した後、除電により親水性部は消去され、別の画像情報
の記録が可能となる。即ち、一つの原版(光導電体)で
繰り返し使用が可能となる。だが、この方式は電子写真
プロセスを基本としているため帯電→露光→現像→転写
→除電という長いプロセスを必要とし、装置の小型化や
コストの低減、メンテナンスフリー化が困難であるとい
った欠点をもっている。
前記(2)の方式によれば、紫外線と可視光との照射を
選択的にかえることによって親水性、疎水性を自由かつ
可逆的に制御できるものの、量子効率が悪いため反応時
間が非常に長くて記録速度が遅く、また安定性に欠ける
といった欠点をもっており、いまだ実用レベルには達し
ていないのが実情である。
選択的にかえることによって親水性、疎水性を自由かつ
可逆的に制御できるものの、量子効率が悪いため反応時
間が非常に長くて記録速度が遅く、また安定性に欠ける
といった欠点をもっており、いまだ実用レベルには達し
ていないのが実情である。
更に、前記(3)の方式によれば、そこで使用される情
報記録部材は、記録後のものでは安定性があるが、記録
前のものでは温度変化により物理的構造変化が生じるお
それがあることから保存性に問題が残されている。これ
に加えて、記録された情報パターンの消去には熱パルス
を与え、次いで急冷する手段が採用されることから、繰
り返しの画像形成は繁雑さをまねかれ得ないといった不
都合がある。
報記録部材は、記録後のものでは安定性があるが、記録
前のものでは温度変化により物理的構造変化が生じるお
それがあることから保存性に問題が残されている。これ
に加えて、記録された情報パターンの消去には熱パルス
を与え、次いで急冷する手段が採用されることから、繰
り返しの画像形成は繁雑さをまねかれ得ないといった不
都合がある。
本発明の目的は、新規な記録体を用い、製版が極めて簡
単で時間がかからず、続いて、その状態のままでも画像
等が得られる記録装置を供給するものである。本発明の
他の目的は、前記の記録体として耐摩耗性にすぐれ、液
体付着領域の形成及びその消去の繰り返しが行なえ、し
かも記録の前後にかかわらず保存性、安定性にすぐれた
ものが用いられ、小型化、低コスト化、メンテナンスフ
リー化の可能な記録装置を提供するものである。
単で時間がかからず、続いて、その状態のままでも画像
等が得られる記録装置を供給するものである。本発明の
他の目的は、前記の記録体として耐摩耗性にすぐれ、液
体付着領域の形成及びその消去の繰り返しが行なえ、し
かも記録の前後にかかわらず保存性、安定性にすぐれた
ものが用いられ、小型化、低コスト化、メンテナンスフ
リー化の可能な記録装置を提供するものである。
本発明の記録装置は、加熱状態でかつ液体と接触させた
ときに後退接触角が低下する性質を有する材料が多孔質
部材中或いは粗面をもつ部材上に表面が露出するように
して埋め込まれている記録体と、前記の加熱状態を形成
する手段と、前記液体の供給手段とを備えていることを
特徴とする。
ときに後退接触角が低下する性質を有する材料が多孔質
部材中或いは粗面をもつ部材上に表面が露出するように
して埋め込まれている記録体と、前記の加熱状態を形成
する手段と、前記液体の供給手段とを備えていることを
特徴とする。
なお、本発明装置においては、潜像が形成された記録体
の表面を、液体の不存在下で加熱することによって潜像
の消去が行なえ、可逆的に画像形成がなし得るものであ
る。
の表面を、液体の不存在下で加熱することによって潜像
の消去が行なえ、可逆的に画像形成がなし得るものであ
る。
本発明者は、従来技術に記述したごとき欠陥を解消し、
新規な記録装置について多くの研究・検討を行なった。
新規な記録装置について多くの研究・検討を行なった。
その結果、液体に接した状態で加熱されて、冷却後退接
触角が低くなり、かつ、液体不存在下の加熱により後退
接触角が高くなるという機能を表面に有する部材が記録
体として有用であることを見いだした。そして、このよ
うな機能を有する記録体はその表面が(1)疎水基の表
面自己配向機能をもつ有機化合物を含む部材、又は(2
)疎水基をもつ有機化合物であって疎水基を表面に配向
した部材が有効であることも併せて確めた。
触角が低くなり、かつ、液体不存在下の加熱により後退
接触角が高くなるという機能を表面に有する部材が記録
体として有用であることを見いだした。そして、このよ
うな機能を有する記録体はその表面が(1)疎水基の表
面自己配向機能をもつ有機化合物を含む部材、又は(2
)疎水基をもつ有機化合物であって疎水基を表面に配向
した部材が有効であることも併せて確めた。
(1)にいう″表面自己配向機能″とは、ある化合物を
支持体上に形成した固体又は成る化合物自体による固体
を空気中で加熱すると1表面において疎水基が空気側(
自由表面側)に向いて配合する性質があることを意味す
る。このことは、(2)においても同様にいえることで
ある。一般に、有機化合物では疎水基は疎水性雰囲気側
へ向きやすい現象をもっている。これは、固−気界面の
界面エネルギーが低くなる方に向うために生じる現象で
ある。また、この現象は疎水基の分子長が長くなるほど
その傾向がみられるが、これは分子長が長くなるほど加
熱における分子の運動性が上がるためである。
支持体上に形成した固体又は成る化合物自体による固体
を空気中で加熱すると1表面において疎水基が空気側(
自由表面側)に向いて配合する性質があることを意味す
る。このことは、(2)においても同様にいえることで
ある。一般に、有機化合物では疎水基は疎水性雰囲気側
へ向きやすい現象をもっている。これは、固−気界面の
界面エネルギーが低くなる方に向うために生じる現象で
ある。また、この現象は疎水基の分子長が長くなるほど
その傾向がみられるが、これは分子長が長くなるほど加
熱における分子の運動性が上がるためである。
更に具体的には、末端に疎水基を有する(即ち表面エネ
ルギーを低くする)分子であると、空気側(自由表面側
)を向いて表面配向しやすい。同様に一+co2+−1
を含む直鎖状分子では(CH2CH2+−の部分が平面
構造をしており、分子鎖どうしが配向しやすい。また、
(CF0を含む分子も−+0+−の部分が平面構造をし
ており、分子鎖どうしが配向しやすい。殊に、弗素など
の電気陰性度の高い元素を含む直鎖状分子は自己凝集性
が高く、分子鎖どうしが配向しやすい。
ルギーを低くする)分子であると、空気側(自由表面側
)を向いて表面配向しやすい。同様に一+co2+−1
を含む直鎖状分子では(CH2CH2+−の部分が平面
構造をしており、分子鎖どうしが配向しやすい。また、
(CF0を含む分子も−+0+−の部分が平面構造をし
ており、分子鎖どうしが配向しやすい。殊に、弗素など
の電気陰性度の高い元素を含む直鎖状分子は自己凝集性
が高く、分子鎖どうしが配向しやすい。
これらの検討結果をまとめると、より好ましくは、自己
凝集性の高い分子を含んだり平面構造をもつ分子を含み
、かつ、末端に疎水基を有する直鎖状分子、或いは、そ
うした直鎖状分子を含む化合物は表面自己配向機能が高
い化合物といえる。
凝集性の高い分子を含んだり平面構造をもつ分子を含み
、かつ、末端に疎水基を有する直鎖状分子、或いは、そ
うした直鎖状分子を含む化合物は表面自己配向機能が高
い化合物といえる。
これまでの記述から明らかなように、表面自己配向状態
と後退接触角とは関連があり、また、後退接触角と液体
付着性との間にも関係がある。即ち、固体表面での液体
の付着は、液体の固体表面での主にタッキングによって
生じる。このタッキングはいわば液体が固体表面を滑べ
る時の一種の摩擦力とみなすことができる。従って、本
発明でいう“後退接触角”orには、 (但し、 γ :真空中の固体の表面張力γSa:固−
液界面張力 πe:平衡表面張力 γ、:摩擦張力 γS:吸着層のない固体の表面張力である)の関係式が
成立つ(斉藤、北端ら「日本接着協会誌」VoL22、
Na 12. Na 1986号)、。
と後退接触角とは関連があり、また、後退接触角と液体
付着性との間にも関係がある。即ち、固体表面での液体
の付着は、液体の固体表面での主にタッキングによって
生じる。このタッキングはいわば液体が固体表面を滑べ
る時の一種の摩擦力とみなすことができる。従って、本
発明でいう“後退接触角”orには、 (但し、 γ :真空中の固体の表面張力γSa:固−
液界面張力 πe:平衡表面張力 γ、:摩擦張力 γS:吸着層のない固体の表面張力である)の関係式が
成立つ(斉藤、北端ら「日本接着協会誌」VoL22、
Na 12. Na 1986号)、。
従って、orの値が低くなるときγ、値は大きくなる。
即ち、液体は固体面を滑べりにくくなり、その結果、液
体は固体面に付着するようになる。
体は固体面に付着するようになる。
これら相互の関連から推察しつるように、液体付着性は
後退接触角θrがどの程度であるかに左右され、その後
退接触角θrは表面自己配向機能を表面に有する部材の
何如により定められる。それ故、本発明装置においては
、記録体はその表面に所望パターン領域の形成及び/又
は記録剤による顕像化の必要から、必然的に、表面自己
配向機能を表面に有する部材が選択されねばならない。
後退接触角θrがどの程度であるかに左右され、その後
退接触角θrは表面自己配向機能を表面に有する部材の
何如により定められる。それ故、本発明装置においては
、記録体はその表面に所望パターン領域の形成及び/又
は記録剤による顕像化の必要から、必然的に、表面自己
配向機能を表面に有する部材が選択されねばならない。
本発明装置で用いられる記録体は、第1図(a)及び(
b)にみられるとおり、多孔質部材21中に又は粗面を
もつ部材22上に「加熱状態でかつ液体と接触された場
合に後退接触角orが低下する材料2aJがその表面が
露出するようにして埋め込まれているという形態を呈し
ている。
b)にみられるとおり、多孔質部材21中に又は粗面を
もつ部材22上に「加熱状態でかつ液体と接触された場
合に後退接触角orが低下する材料2aJがその表面が
露出するようにして埋め込まれているという形態を呈し
ている。
この記録体は、接触される液体の種類によっては潜像領
域における液体付着性部分が親油性又は親水性のいずれ
かになり、従って、複写物を得る際には油性インク、水
性インクのいずれも必要に応じて使いわけられる。
域における液体付着性部分が親油性又は親水性のいずれ
かになり、従って、複写物を得る際には油性インク、水
性インクのいずれも必要に応じて使いわけられる。
ここで、′加熱状態でかつ液体と接触させた場合に後退
接触角θrが低下する表面を形成する″材料を幾つかに
分類した例を第2図に示す。第2図(a)は自己配向機
能を有する化合物の例で、高分子重合体の側鎖に疎水基
を有する化合物であり、主鎖りと疎水基Rとは結合基J
にて結合している。第2図(b)は、直鎖状分子が高分
子の側鎖にある例で、主鎖りと前記分子を結合基Jによ
りつなぎ、末端に疎水基Rをもつ自己凝集性又は平面構
造を有する分子鎖Nが中間にある化合物である。
接触角θrが低下する表面を形成する″材料を幾つかに
分類した例を第2図に示す。第2図(a)は自己配向機
能を有する化合物の例で、高分子重合体の側鎖に疎水基
を有する化合物であり、主鎖りと疎水基Rとは結合基J
にて結合している。第2図(b)は、直鎖状分子が高分
子の側鎖にある例で、主鎖りと前記分子を結合基Jによ
りつなぎ、末端に疎水基Rをもつ自己凝集性又は平面構
造を有する分子鎖Nが中間にある化合物である。
なお、第2図(a)(b)の例において、高分子化合物
の主鎖りは直線状でも網かけ構造でもよい。
の主鎖りは直線状でも網かけ構造でもよい。
前記の疎水基としては、分子の末端が好ましくは−CH
3や−CF、、−CF2H1−CFH2、−C(CF□
)3、−C(CH,)、などによっており、より好まし
くは、分子運動性が高い点で分子長の長いものが有利で
ある。中でも、前記疎水基としては、−F及び/又は−
CQが1つ以上ある置換アルキル基(−CF2CF2C
FCF2CF2のよCQ うなものでもよい)或いは無置換のアルキル基であって
、炭素数4以上のものが望ましい。弗素置換、塩素置換
のいずれのものも用いれるが、弗素置換のものの方が効
果的である。これらの材料においては、アルキル基炭素
数と機能との関係では、炭素数が3以下であると、記録
体に適する機能が低くなってしまう。
3や−CF、、−CF2H1−CFH2、−C(CF□
)3、−C(CH,)、などによっており、より好まし
くは、分子運動性が高い点で分子長の長いものが有利で
ある。中でも、前記疎水基としては、−F及び/又は−
CQが1つ以上ある置換アルキル基(−CF2CF2C
FCF2CF2のよCQ うなものでもよい)或いは無置換のアルキル基であって
、炭素数4以上のものが望ましい。弗素置換、塩素置換
のいずれのものも用いれるが、弗素置換のものの方が効
果的である。これらの材料においては、アルキル基炭素
数と機能との関係では、炭素数が3以下であると、記録
体に適する機能が低くなってしまう。
この機能発現の原理はいまだ完全に明らかにされた訳で
はなく、従って、不明な点が多いが、以下のことが推定
される。
はなく、従って、不明な点が多いが、以下のことが推定
される。
まず、上記化合物2aが多孔質部材21中又は粗面をも
つ部材22上に露出するよう埋め込まれた形態を呈する
記録体の表面は、前記疎水基がかなり配向した表面と−
なっていることが考えられる。従って、この表面は液体
反撥性を有する(疎水基は表面エネルギーが小さいため
)。この状態で、記録体の表面が液体の接触下で加熱を
受けると、加熱による疎水基の分子運動が活発となり、
かつ、液体との相互作用を受けて、記録体の表面の少な
くとも一部の配向(整列)状態が別の状態(即ち、別の
配向状態又は配向が乱れた状態)にかわり、冷却後もそ
の別の状態を維持するためと思われる。
つ部材22上に露出するよう埋め込まれた形態を呈する
記録体の表面は、前記疎水基がかなり配向した表面と−
なっていることが考えられる。従って、この表面は液体
反撥性を有する(疎水基は表面エネルギーが小さいため
)。この状態で、記録体の表面が液体の接触下で加熱を
受けると、加熱による疎水基の分子運動が活発となり、
かつ、液体との相互作用を受けて、記録体の表面の少な
くとも一部の配向(整列)状態が別の状態(即ち、別の
配向状態又は配向が乱れた状態)にかわり、冷却後もそ
の別の状態を維持するためと思われる。
なお、記録体の表面に液体を接触させた状態のもとで加
熱することは、記録体の表面が加熱された状態のもとに
液体を接触させることにもなる。
熱することは、記録体の表面が加熱された状態のもとに
液体を接触させることにもなる。
この加熱前は、疎水基が表面に整列(配向)しているた
め、記録体の表面の表面エネルギーは極めて少ない。と
ころが、液体が接した状態のものでの加熱により、配向
状態は乱れて表面エネルギーが高まる。後退接触角or
は、液体の種類にかかられず、固体と液体との表面エネ
ルギーのバランスで決定される。このため、固体の表面
エネルギーが高まれば、液体の種類にかかわらず、後退
接触角θrは低くなる。従って、液体に対する付着性は
増大することになる。
め、記録体の表面の表面エネルギーは極めて少ない。と
ころが、液体が接した状態のものでの加熱により、配向
状態は乱れて表面エネルギーが高まる。後退接触角or
は、液体の種類にかかられず、固体と液体との表面エネ
ルギーのバランスで決定される。このため、固体の表面
エネルギーが高まれば、液体の種類にかかわらず、後退
接触角θrは低くなる。従って、液体に対する付着性は
増大することになる。
更に、記録体の表面が別の状態(元の配向状態とは異な
る「別の配向状態」又は「配向が乱れた状態」)で液体
の不存在下に加熱を受けると、液体との相互作用が生じ
ないため、元の整列(配向)状態にもどると思われる。
る「別の配向状態」又は「配向が乱れた状態」)で液体
の不存在下に加熱を受けると、液体との相互作用が生じ
ないため、元の整列(配向)状態にもどると思われる。
従って、液体の存在は単なる記録体の表面を加熱後の急
冷を行なうためのものではなく、記録体の表面に露出し
ている前記化合物(加熱状態でかつ液体と接触させたと
きに後退接触角が低下する性質を有する材料)との何ら
かの相互作用をおこすものであり、この相互作用があっ
て、はじめて別の状態(別の配向状態又は配向が乱れた
状態)への変化がおこると思われる。
冷を行なうためのものではなく、記録体の表面に露出し
ている前記化合物(加熱状態でかつ液体と接触させたと
きに後退接触角が低下する性質を有する材料)との何ら
かの相互作用をおこすものであり、この相互作用があっ
て、はじめて別の状態(別の配向状態又は配向が乱れた
状態)への変化がおこると思われる。
前記のとおり、記録体の表面に露出している前記化合物
2aの疎水基として、アルキル基又は弗素あるいは塩素
置換のアルキル基が採用された場合には、アルキル基の
炭素数が4以上であるのが望ましいのは、記録体の表面
にアルキル基がある程度整列(配向)シ、シかも加熱時
に活溌な分子運動をするのに必要な数に由来するものと
思われる。
2aの疎水基として、アルキル基又は弗素あるいは塩素
置換のアルキル基が採用された場合には、アルキル基の
炭素数が4以上であるのが望ましいのは、記録体の表面
にアルキル基がある程度整列(配向)シ、シかも加熱時
に活溌な分子運動をするのに必要な数に由来するものと
思われる。
また、液体が記録体の表面に露出している前記化合物2
aとともに加熱を受けた時、記録体表面に露出している
前記化合物2aの分子中に液体の分子がとりこまれるこ
とも考えられる。さらに、アルキル基中に電気陰性度の
高いフッ素や塩素があると、液体特に極性液体との相互
作用が大きくなるため、水素のみのアルキル基を含有す
る化合物よりも大きな付着性変化が得られる。また、フ
ッ素を含有するアルキル基は、自己凝集性が強いため、
表面自己配向機能が高く、更に、表面エネルギーが低い
ため、地肌よごれ防止の点ですぐれている。
aとともに加熱を受けた時、記録体表面に露出している
前記化合物2aの分子中に液体の分子がとりこまれるこ
とも考えられる。さらに、アルキル基中に電気陰性度の
高いフッ素や塩素があると、液体特に極性液体との相互
作用が大きくなるため、水素のみのアルキル基を含有す
る化合物よりも大きな付着性変化が得られる。また、フ
ッ素を含有するアルキル基は、自己凝集性が強いため、
表面自己配向機能が高く、更に、表面エネルギーが低い
ため、地肌よごれ防止の点ですぐれている。
更にまた、記録体の表面は液体反撥性を有するが、これ
を固体の表面エネルギーで記述すると、本発明者らの検
討では、50dyn/Cm以下であることが記録方法と
して望ましいことがわかった。これ以上の高い値では記
録剤に対して記録体の表面が、時として、ぬれてしまい
、地肌よごれをおこすおそれがある。
を固体の表面エネルギーで記述すると、本発明者らの検
討では、50dyn/Cm以下であることが記録方法と
して望ましいことがわかった。これ以上の高い値では記
録剤に対して記録体の表面が、時として、ぬれてしまい
、地肌よごれをおこすおそれがある。
ここで、記録体の表面に露出している前記化合物2aの
詳細を述べる。これにはビニル系高分子側鎖にアルキル
基(フッ素及び/又は塩素のものも含む)を有する化合
物などが考えられる。具体的には、式(1)(n)(I
II)(mV)(V)(VI)及び(■)分子鎖中に奇
2←1、→2升、又は−■−をもつ疎水基(Q≧4) n’:1以上の整数 をモノマーとした重合体があげられる。
詳細を述べる。これにはビニル系高分子側鎖にアルキル
基(フッ素及び/又は塩素のものも含む)を有する化合
物などが考えられる。具体的には、式(1)(n)(I
II)(mV)(V)(VI)及び(■)分子鎖中に奇
2←1、→2升、又は−■−をもつ疎水基(Q≧4) n’:1以上の整数 をモノマーとした重合体があげられる。
その他のポリマーとしては、式(■)(■)及び(X)
に示したごときものがあげられる。
に示したごときものがあげられる。
素置換アルキル基を含有した基、
もしくは、
Rニー1(、−CH,、−C2H,、
−CF3又は−C2F。
Rf:C4以上のアルキル基又はフッ素もしくは塩素置
換アルキル基を含有した基、もしくは。
換アルキル基を含有した基、もしくは。
分子鎖中に(CF、知慮、+C0Z)直又は−〇−を含
む疎水基(Q≧4) n:10以上の整数 これら具体例でRfをより詳しくいえば下記(1)から
(20)までのものを例示することができる。
む疎水基(Q≧4) n:10以上の整数 これら具体例でRfをより詳しくいえば下記(1)から
(20)までのものを例示することができる。
(1)−CH2CF、CHFCF。
(6) −CH2(CF、)、。H
(7) −+CF2汁0−CF2CF。
(8) +CH,升NH−CF、CF。
(9) −+cF、汁CF。
(10) +CH2)、。C,F。
(13) −CH2CH2O2C,F17(14) −
+cF2+F (15) e−s CH2CH2(CF3)−CF(C
F3)2(16) −CH,CH2CH2CF。
+cF2+F (15) e−s CH2CH2(CF3)−CF(C
F3)2(16) −CH,CH2CH2CF。
(17) −CH,CH,CH2CH2F(18) −
CH,(CF、)、CF3(19) −CH,(CF、
)、CF。
CH,(CF、)、CF3(19) −CH,(CF、
)、CF。
(20) −+CH,)、CF3
これらの化合物のうちでも、特に、
材料の使用が望ましい。
下記(X[)の
C但し、Ri:水素、−CnH2n+、又は−CnFz
nel(n=1又は2以上の整数) R” ニー+CH2+ (p≧1の整数)又は−+
CH2(N (R’ )So□−(R3は=CH,又は
−C2H,,9≧1の整数)m:6以上の整数 である。〕 従って、本発明における記録体の表面に露呂している前
記化合物2aの最も好ましい具体的なものとしては CH,=CH Co0CH2(CF2)7CF。
nel(n=1又は2以上の整数) R” ニー+CH2+ (p≧1の整数)又は−+
CH2(N (R’ )So□−(R3は=CH,又は
−C2H,,9≧1の整数)m:6以上の整数 である。〕 従って、本発明における記録体の表面に露呂している前
記化合物2aの最も好ましい具体的なものとしては CH,=CH Co0CH2(CF2)7CF。
などが挙げられる。
さらに、これら式(I )(II )(I[[)(IV
)(V)(VI)(■)及び(X[)のモノマーどうし
く2種以上のモノマーの共重合体)の他に、他のモノマ
ー例えばエチレン、塩化ビニル、スチレン、ブタジェン
、イソプレン、クロロプレン、ビニルアルキルエーテル
、酢酸ビニル、ビニルアルコールなどとの共重合体も上
記化合物として適する。
)(V)(VI)(■)及び(X[)のモノマーどうし
く2種以上のモノマーの共重合体)の他に、他のモノマ
ー例えばエチレン、塩化ビニル、スチレン、ブタジェン
、イソプレン、クロロプレン、ビニルアルキルエーテル
、酢酸ビニル、ビニルアルコールなどとの共重合体も上
記化合物として適する。
また、式(X[)の七ツマ−と官能基を有する重合性モ
ノマー例えば CH2=C(CH,)Coo (CFl、 )20HC
H2=C(CH3)C00CH2C)l(O)I)CH
。
ノマー例えば CH2=C(CH,)Coo (CFl、 )20HC
H2=C(CH3)C00CH2C)l(O)I)CH
。
CH2=CHC00CH2CH(Of()C,F工。
などの1種以上とで共重合物をつくり重合物中に官能基
を多数導入するか、式(X[)のモノマーと官能基を有
する重合性モノマーとの共重合物をつくり、続いて、官
能基を多数含んだ共重合物どうしを架橋試薬をもちいて
架橋することにより製造した架橋性重合体の材料として
すぐれている。架橋試薬としては、ホルムアルデヒド、
ジアルデヒド、N−メチロール化合物、ジカルボン酸、
ジカルボン酸クロライド、ビスハロゲン化合物、ビスエ
ポキシド、ビスアジリジン、ジイソシアネートなどがあ
げられる。このようにして得られた架橋重合物の一例を
下記に示す。
を多数導入するか、式(X[)のモノマーと官能基を有
する重合性モノマーとの共重合物をつくり、続いて、官
能基を多数含んだ共重合物どうしを架橋試薬をもちいて
架橋することにより製造した架橋性重合体の材料として
すぐれている。架橋試薬としては、ホルムアルデヒド、
ジアルデヒド、N−メチロール化合物、ジカルボン酸、
ジカルボン酸クロライド、ビスハロゲン化合物、ビスエ
ポキシド、ビスアジリジン、ジイソシアネートなどがあ
げられる。このようにして得られた架橋重合物の一例を
下記に示す。
上記の式において、Aブロックは前記の熱的性質の変化
をもたらすアルキル基であり、一方、Bブロックは鎖状
ポリマーどうしを架橋している(架橋試薬としてジイソ
シアネートを用いて架橋したもの)部位である。
をもたらすアルキル基であり、一方、Bブロックは鎖状
ポリマーどうしを架橋している(架橋試薬としてジイソ
シアネートを用いて架橋したもの)部位である。
この架橋体を用いた記録体を得るには、前記の共重合物
と架橋試薬とを混合した溶液中に多孔質部材又は粗面を
有する部材を浸漬し、又は、前記の溶液を多孔質部材又
は粗面を有する部材上に塗布させた後、加熱又は電子線
照射や光照射により架橋重合せしめるようにすればよい
。
と架橋試薬とを混合した溶液中に多孔質部材又は粗面を
有する部材を浸漬し、又は、前記の溶液を多孔質部材又
は粗面を有する部材上に塗布させた後、加熱又は電子線
照射や光照射により架橋重合せしめるようにすればよい
。
本発明に係る記録体即ち液体に対して反撥力の強い記録
体は、これまでに述べてきたような重合体(ホモ重合体
、共重合体(グラフト共重合体を含む)、架橋重合体)
を多孔質部材又は粗面を有する部材に塗布・含浸し、加
熱を施こし或いは電子線照射、光(UV光)照射などを
施こして作製することができる。
体は、これまでに述べてきたような重合体(ホモ重合体
、共重合体(グラフト共重合体を含む)、架橋重合体)
を多孔質部材又は粗面を有する部材に塗布・含浸し、加
熱を施こし或いは電子線照射、光(UV光)照射などを
施こして作製することができる。
多孔質部材としては、ポリテトラフロロエチレンやポリ
エチレン、シリコーン樹脂などの多孔質フィルムやステ
ンレスやアルミナなどの焼結体をフッ素樹脂コートした
部材が適当である。孔径としては0.1−一1.0−ぐ
らいが適当である。一方、粗面を有する部材としてはポ
リテトラフロロエチレン、ポリエチレン、シリコーン樹
脂をサンドブラストやケミカルエツチングによりブラス
ト処理した材料や、金属やガラスにポリテトラフロロエ
チレンなどを蒸着した材料などが適当である。粗面の程
度としては、基準長さ10pInに対し十点平均粗さO
,bs−1,0pm(JIS B 0601)が適当で
ある。
エチレン、シリコーン樹脂などの多孔質フィルムやステ
ンレスやアルミナなどの焼結体をフッ素樹脂コートした
部材が適当である。孔径としては0.1−一1.0−ぐ
らいが適当である。一方、粗面を有する部材としてはポ
リテトラフロロエチレン、ポリエチレン、シリコーン樹
脂をサンドブラストやケミカルエツチングによりブラス
ト処理した材料や、金属やガラスにポリテトラフロロエ
チレンなどを蒸着した材料などが適当である。粗面の程
度としては、基準長さ10pInに対し十点平均粗さO
,bs−1,0pm(JIS B 0601)が適当で
ある。
前記多孔質部材の孔中に前記化合物(例えば式(X[)
の材料)を埋め込んだ記録体の使用によれば、記録体面
と被記録体との接触の際、孔の側壁端が物理的ブロッキ
ング効果を持ち、孔中に存在している式(XI)の材料
の摩耗を防止するのに有利である。また、後者の粗面を
有する部材上に式(X[)の材料を塗布し凹部に式(X
I)の材料が埋め込まれた状態の記録体の使用によれば
、記録体表面と被記録体との接触の際に、粗面を有する
部材の凸面が物理的ブロッキング効果を持ち、式(XI
)の材料の摩耗を防止するのに有利である。
の材料)を埋め込んだ記録体の使用によれば、記録体面
と被記録体との接触の際、孔の側壁端が物理的ブロッキ
ング効果を持ち、孔中に存在している式(XI)の材料
の摩耗を防止するのに有利である。また、後者の粗面を
有する部材上に式(X[)の材料を塗布し凹部に式(X
I)の材料が埋め込まれた状態の記録体の使用によれば
、記録体表面と被記録体との接触の際に、粗面を有する
部材の凸面が物理的ブロッキング効果を持ち、式(XI
)の材料の摩耗を防止するのに有利である。
次に、液体について説明する。
本発明でいう“液体″とは、端的にいえば、当初から液
体(蒸気を含む)であるか、又は、記録体にいう後退接
触角θrの低下開始温度以下で結果的に液体を生じさせ
る固体である。ここでの蒸気は、記録体の表面又は表面
近傍で、少なくともその一部が凝縮して液体を生ぜしめ
、その液体が記録体の表面を濡らすことができるもので
あれば充分である。一方、ここでの固体は、前記後退接
触角。
体(蒸気を含む)であるか、又は、記録体にいう後退接
触角θrの低下開始温度以下で結果的に液体を生じさせ
る固体である。ここでの蒸気は、記録体の表面又は表面
近傍で、少なくともその一部が凝縮して液体を生ぜしめ
、その液体が記録体の表面を濡らすことができるもので
あれば充分である。一方、ここでの固体は、前記後退接
触角。
rの低下開始温度以下で液体となるか、液体を発生させ
るか、又は、蒸気を発生させるものである。
るか、又は、蒸気を発生させるものである。
固体から発生された蒸気は記録体の表面又はその近傍で
凝縮して液体を生じさせることは前記の場合と同様であ
る。
凝縮して液体を生じさせることは前記の場合と同様であ
る。
これらをより具体的にいえば次のとおりである。
即ち、本来的な液体としては、水の他に、電解質を含む
水溶液、エタノール、n−ブタノール等のアルコール、
グリセリン、エチレングリコール等の多価アルコール、
メチルエチルケトン等のケトン類のごとき有極性液体や
、n−ノナン、ローオクタン等の直鎖状炭化水素、シク
ロヘキサン等の環式状炭化水素、l11−キシレン、ベ
ンゼン等の芳香族炭化水素のごとき無極性液体があげら
れる。また、これらの混合体でもよいし、各種分散液や
液状インクも使用できる。さらに望ましくは極性液体の
方がよりすぐれている。
水溶液、エタノール、n−ブタノール等のアルコール、
グリセリン、エチレングリコール等の多価アルコール、
メチルエチルケトン等のケトン類のごとき有極性液体や
、n−ノナン、ローオクタン等の直鎖状炭化水素、シク
ロヘキサン等の環式状炭化水素、l11−キシレン、ベ
ンゼン等の芳香族炭化水素のごとき無極性液体があげら
れる。また、これらの混合体でもよいし、各種分散液や
液状インクも使用できる。さらに望ましくは極性液体の
方がよりすぐれている。
蒸気としては水蒸気の外に、液体の蒸気であれば使用で
きるが、特にエタノール蒸気や朧−キシレン蒸気などの
有機化合物の蒸気(噴霧状態のものを含む)があげられ
る。この有機化合物蒸気の温度は記録体の表面を形成す
る化合物の融点或いは軟化点以下である必要がある。
きるが、特にエタノール蒸気や朧−キシレン蒸気などの
有機化合物の蒸気(噴霧状態のものを含む)があげられ
る。この有機化合物蒸気の温度は記録体の表面を形成す
る化合物の融点或いは軟化点以下である必要がある。
固体としては、高級脂肪酸、低分子量ポリエチレン、高
分子ゲル(ポリアクリルアミドゲル、ポリビニルアルコ
ールゲル)、シリカゲル、結晶水を含んだ化合物などが
あげられる。
分子ゲル(ポリアクリルアミドゲル、ポリビニルアルコ
ールゲル)、シリカゲル、結晶水を含んだ化合物などが
あげられる。
なお、後述するところからより明らかになるが、液体と
して、前記液状インクのごときパ顕色剤を含有した記録
剤”を用いた場合には、潜像形成と同時に顕像化が行な
われることになる。
して、前記液状インクのごときパ顕色剤を含有した記録
剤”を用いた場合には、潜像形成と同時に顕像化が行な
われることになる。
続いて、加熱手段について説明する。
加熱手段としてはヒーター、サーマルヘッドなどによる
接触加熱の他に、電磁波(レーザー光源、赤外線ランプ
などの発光源からの光線をレンズで集光する)による非
接触加熱がある。
接触加熱の他に、電磁波(レーザー光源、赤外線ランプ
などの発光源からの光線をレンズで集光する)による非
接触加熱がある。
第3図(a)は基板1上に記録体の表面に露出している
前記化合物2aの膜2が形成され、この膜面に例えば液
体3が存在している状態を示している。
前記化合物2aの膜2が形成され、この膜面に例えば液
体3が存在している状態を示している。
この状態において、膜2を加熱すると、膜2表面は後退
接触角θrが低下して著しい濡れを示し、液体付着性を
有してしまうのが認められる。更に、この液体付着性を
有する膜2を空気中、真空中又は不活性ガス雰囲気中で
再び加熱する(第3図(b))と膜2表面は後退接触角
θrが高まってゆき再び液体反撥性を示すのが認められ
る。
接触角θrが低下して著しい濡れを示し、液体付着性を
有してしまうのが認められる。更に、この液体付着性を
有する膜2を空気中、真空中又は不活性ガス雰囲気中で
再び加熱する(第3図(b))と膜2表面は後退接触角
θrが高まってゆき再び液体反撥性を示すのが認められ
る。
このような現象と幾分類似した現象を示すものとして、
先にあげた特公昭54−41902号公報に記載された
方法がある。だが、ここに開示されている方法では記録
材料が実質的にディスオーダーでかつ一般的に不定形の
メモリ物質の層を得るようにしている点でメカニズム上
大きく相違したものとなっている。すなわち、本発明装
置では、液体の存在なしでは、記録体表面には状態変化
がおこりえない。また、特公昭54−41902号公報
に記載された方法では、簡単な操作で可逆性を得ること
はできない。
先にあげた特公昭54−41902号公報に記載された
方法がある。だが、ここに開示されている方法では記録
材料が実質的にディスオーダーでかつ一般的に不定形の
メモリ物質の層を得るようにしている点でメカニズム上
大きく相違したものとなっている。すなわち、本発明装
置では、液体の存在なしでは、記録体表面には状態変化
がおこりえない。また、特公昭54−41902号公報
に記載された方法では、簡単な操作で可逆性を得ること
はできない。
第4図(a)のごとく、画像情報に応じて液体3の接触
下で膜2に熱を加える(第4図(b−1)のように。
下で膜2に熱を加える(第4図(b−1)のように。
液体不存在のものに膜2に画像情報に応じて熱を加えた
状態のもとで液体と接触させても同様である)と、加熱
部分の膜2の表面が液体付着性化される。図中、4はヒ
ーター、31は液体供給口、41は赤外線ランプ、5は
レンズ、6はシャッターを表わしている。
状態のもとで液体と接触させても同様である)と、加熱
部分の膜2の表面が液体付着性化される。図中、4はヒ
ーター、31は液体供給口、41は赤外線ランプ、5は
レンズ、6はシャッターを表わしている。
第4図(a)は膜2の加熱は基板1を通して行なってい
る例であるが、第4図(b−2)に示した例は、液体3
を通して加熱がなされている例である。
る例であるが、第4図(b−2)に示した例は、液体3
を通して加熱がなされている例である。
基体1が必要とされるのは、本発明における記録体に強
度不足があったり、薄すぎると円筒状やベルト状に成形
できなかったりするのを防ぐためである。
度不足があったり、薄すぎると円筒状やベルト状に成形
できなかったりするのを防ぐためである。
この膜2の水溶液接触下での加熱前後の水溶液の接触角
の変動、及び、このものを更に空気中で加熱した場合の
水溶液の接触角の変動の一例を第5図に示した。第5図
において、0は前進接触角、Δは後退接触角を表わして
いる。
の変動、及び、このものを更に空気中で加熱した場合の
水溶液の接触角の変動の一例を第5図に示した。第5図
において、0は前進接触角、Δは後退接触角を表わして
いる。
一般に、後退接触角が90°以上の高い値の場合、その
表面は液体反撥性を示し、90°以下の低い値の場合、
その表面は液体付着性を示す。
表面は液体反撥性を示し、90°以下の低い値の場合、
その表面は液体付着性を示す。
液体に接した状態での記録体表面の加熱温度としては、
50℃〜250℃の範囲が望ましく、さらに望ましくは
80℃〜150℃である。加熱時間は、0.1■秒−1
秒程度で望ましくは、0.5m秒〜2I11秒である。
50℃〜250℃の範囲が望ましく、さらに望ましくは
80℃〜150℃である。加熱時間は、0.1■秒−1
秒程度で望ましくは、0.5m秒〜2I11秒である。
加熱のタイミングとしては、潜像形成であれば、■記録
体表面を加熱した後、冷めないうちに液体と接触させる
。■記録体表面に液体を接触させた状態のもとに記録体
表面を加熱させる、のいずれかでもよい。一方、潜像消
去であれば、液体の不存在下で記録体表面を50〜30
0℃、望ましくは100−180℃に加熱すればよい。
体表面を加熱した後、冷めないうちに液体と接触させる
。■記録体表面に液体を接触させた状態のもとに記録体
表面を加熱させる、のいずれかでもよい。一方、潜像消
去であれば、液体の不存在下で記録体表面を50〜30
0℃、望ましくは100−180℃に加熱すればよい。
加熱時間はいずれの場合も1m秒〜10秒程度で好まし
くは10m秒〜1秒である。
くは10m秒〜1秒である。
続いて、記録体表面に実際に画像情報の記録を行なう手
段についてより詳細に説明する。
段についてより詳細に説明する。
一つは液体又は蒸気雰囲気下で画像信号に応じて記録層
表面を加熱し、記録層の表面に液体付着領域を形成(潜
像形成)し、その後、この潜像部に記録剤を接触させる
手段により潜像部に記録剤を付着させ(現像)、この後
、この記録をそのまま記録体の表面上に定着させる方法
である(直接記録方法)。もう一つは、液体又は蒸気雰
囲気下で画像信号に応じて記録体の表面を加熱し、記録
体の表面に液体付着領域を形成(潜像形成)し、その後
、この潜像部に記録剤を接触させる手段により潜像部に
記録剤を付着させ(TIA像)、この後、記録紙に記録
体表面の記録剤を転写する方法である(間接記録方法)
。さらに、上記の方法において、記録剤を転写後、再び
潜像部に記録剤を接触させる手段を行えば、記録体を印
刷版として用いた印刷方法となる。また、上記の方法に
おいて、記録剤を転写後、液体又は蒸気の不存在下で潜
像を形成した記録体の表面を加熱し潜像を消去すること
により、記録体が再生可能な記録方法となる。第6図(
a) 、 (b) 、 (c)に直接記録方法、間接記
録方法(印刷法)、記録体の可逆的な記録方法(繰り返
し記録方法)の代表的なプロセスを示す。
表面を加熱し、記録層の表面に液体付着領域を形成(潜
像形成)し、その後、この潜像部に記録剤を接触させる
手段により潜像部に記録剤を付着させ(現像)、この後
、この記録をそのまま記録体の表面上に定着させる方法
である(直接記録方法)。もう一つは、液体又は蒸気雰
囲気下で画像信号に応じて記録体の表面を加熱し、記録
体の表面に液体付着領域を形成(潜像形成)し、その後
、この潜像部に記録剤を接触させる手段により潜像部に
記録剤を付着させ(TIA像)、この後、記録紙に記録
体表面の記録剤を転写する方法である(間接記録方法)
。さらに、上記の方法において、記録剤を転写後、再び
潜像部に記録剤を接触させる手段を行えば、記録体を印
刷版として用いた印刷方法となる。また、上記の方法に
おいて、記録剤を転写後、液体又は蒸気の不存在下で潜
像を形成した記録体の表面を加熱し潜像を消去すること
により、記録体が再生可能な記録方法となる。第6図(
a) 、 (b) 、 (c)に直接記録方法、間接記
録方法(印刷法)、記録体の可逆的な記録方法(繰り返
し記録方法)の代表的なプロセスを示す。
次に、記録体をはじめ、記録方法における装置構成につ
いて述べる。
いて述べる。
記録体は、その形態にとられれない。従って、記録体は
、例えば第7図(a)に示したように、記録体をエンド
レスベルト状に形成してもよく、また、第7図(b)
(c)又は(d)に示したように、記録体を円筒状に形
成してもかまわない。第7図(a) (b) (c)及
び(b)において、77は記録体2′を基板lに密着さ
せた状態を表わしており、3aは液体インク、21はテ
フロン層、32はインクだめ、33はインク容器、34
はスポンジローラ、8はセラミックヒータ−19は紙な
ど、42は半導体レーザー、43は熱素子(サーマルヘ
ッド)である。
、例えば第7図(a)に示したように、記録体をエンド
レスベルト状に形成してもよく、また、第7図(b)
(c)又は(d)に示したように、記録体を円筒状に形
成してもかまわない。第7図(a) (b) (c)及
び(b)において、77は記録体2′を基板lに密着さ
せた状態を表わしており、3aは液体インク、21はテ
フロン層、32はインクだめ、33はインク容器、34
はスポンジローラ、8はセラミックヒータ−19は紙な
ど、42は半導体レーザー、43は熱素子(サーマルヘ
ッド)である。
液体付着性領域の形成時における液体3の供給は、液体
インクとして水溶性又は油性のものを用いれば第7図(
a)(b)に示したインクだめ32、インク容器33に
収納された前記水溶性又は油性インク3aに記録体2′
を接触させ、この記録体に加熱を施こすようにすればよ
い。
インクとして水溶性又は油性のものを用いれば第7図(
a)(b)に示したインクだめ32、インク容器33に
収納された前記水溶性又は油性インク3aに記録体2′
を接触させ、この記録体に加熱を施こすようにすればよ
い。
記録体基板に樹脂を用いた場合、このものは熱の良導体
とはいいがたく、記録体表面が加熱され液体付着性を有
するまでにはある程度の時間を要する。そこで、熱の良
導体を基板の全体に又は基板1上の部分に用いることが
考えられてよい。
とはいいがたく、記録体表面が加熱され液体付着性を有
するまでにはある程度の時間を要する。そこで、熱の良
導体を基板の全体に又は基板1上の部分に用いることが
考えられてよい。
第8図(a)は例えば金属のような熱の良導体を基板(
金属基板11)としてその上に有機薄膜12を蒸着し、
更にその上に、膜2を形成するようにすれば、垂直方向
の熱伝導速度が向上する。ここでの有機薄膜12として
はポリイミド、ポリエステル、フタロシアニンなどが例
示できる。印字ドツトが比較的大きくてよい場合にはこ
の構成で十分であるが。
金属基板11)としてその上に有機薄膜12を蒸着し、
更にその上に、膜2を形成するようにすれば、垂直方向
の熱伝導速度が向上する。ここでの有機薄膜12として
はポリイミド、ポリエステル、フタロシアニンなどが例
示できる。印字ドツトが比較的大きくてよい場合にはこ
の構成で十分であるが。
両方向への熱拡散により液体付着性を有する部分が拡大
するため一層の高密度印字を目的とする場合には適さな
い。第8図(b)は、そのため、基板1上に熱の良導部
分を区切って設けることにより面方向への熱拡散を防ぎ
液体付着性を有する部分2bの微小化を図ったものであ
る。第8図(b)において、11aは微小された金属膜
を表わしている。
するため一層の高密度印字を目的とする場合には適さな
い。第8図(b)は、そのため、基板1上に熱の良導部
分を区切って設けることにより面方向への熱拡散を防ぎ
液体付着性を有する部分2bの微小化を図ったものであ
る。第8図(b)において、11aは微小された金属膜
を表わしている。
続いて、加熱による潜像形成手段について述べる。上記
したごとく、加熱源としては、ヒーターやサーマルヘッ
ドのごとき接触加熱源やレーザーや赤外線ランプのごと
き電磁波による非接触加熱源が望ましい。
したごとく、加熱源としては、ヒーターやサーマルヘッ
ドのごとき接触加熱源やレーザーや赤外線ランプのごと
き電磁波による非接触加熱源が望ましい。
これらの具体例として、液体と接した状態で記録体表面
を加熱する手段を述べる。まず、あらかじめ記録体表面
に液体3を接しておき、その接した状態で基体1側又は
液体3(液体インク3a)側から加熱を行う手段(第9
図)や、初めに記録体表面側から加熱を行い直ちに液体
3(液体インク3a)を記録体加熱部(記録体表面)に
接触させる手段(第10図)の採られるのが望ましい。
を加熱する手段を述べる。まず、あらかじめ記録体表面
に液体3を接しておき、その接した状態で基体1側又は
液体3(液体インク3a)側から加熱を行う手段(第9
図)や、初めに記録体表面側から加熱を行い直ちに液体
3(液体インク3a)を記録体加熱部(記録体表面)に
接触させる手段(第10図)の採られるのが望ましい。
液体゛の供給手段としては、記録体下部に皿を設は液体
を満たし記録体が皿中の液体に常に接するようにし、加
熱源を皿の近傍又は皿の中に配置する構成が最も簡単な
構成となる。皿の替わりに、液体を充填したスポンジ状
多孔質体34を用いても良い(第7図(c)及び(d)
、第11図など)。
を満たし記録体が皿中の液体に常に接するようにし、加
熱源を皿の近傍又は皿の中に配置する構成が最も簡単な
構成となる。皿の替わりに、液体を充填したスポンジ状
多孔質体34を用いても良い(第7図(c)及び(d)
、第11図など)。
上記手段により画像信号に応じて選択的に付与された液
体付着性領域に記録剤(インク)を付着させる手段とし
ては、記録剤3aを充填した皿を潜像形成手段配置位置
に対して記録体の進行方向に配置し常に記録体に接して
おく構成が最も簡単である(第9図)。なお、第9図に
示すごとく、潜像形成に用いる液体を記録剤3aと兼用
すると−っの皿で構成でき、潜像形成と顕像化とを一体
化できるため、装置を小型化できる。
体付着性領域に記録剤(インク)を付着させる手段とし
ては、記録剤3aを充填した皿を潜像形成手段配置位置
に対して記録体の進行方向に配置し常に記録体に接して
おく構成が最も簡単である(第9図)。なお、第9図に
示すごとく、潜像形成に用いる液体を記録剤3aと兼用
すると−っの皿で構成でき、潜像形成と顕像化とを一体
化できるため、装置を小型化できる。
また、直接記録の場合、記録体基板として柔軟性を有す
る多孔質又は粗面のフィルム又は剛体のフィルムを用い
、この上に記録層2aを設ける。この記録体に上記の手
段により潜像形成及び顕像化を施す。こののち、自然乾
燥又は加熱乾燥を行い、記録体上に付着した記録剤3a
を定着させる。直接記録方法の実施に望ましい装置の例
は第11図である。第11図の例では、潜像形成手段及
び顕像化手段を固定し記録体を移動している。
る多孔質又は粗面のフィルム又は剛体のフィルムを用い
、この上に記録層2aを設ける。この記録体に上記の手
段により潜像形成及び顕像化を施す。こののち、自然乾
燥又は加熱乾燥を行い、記録体上に付着した記録剤3a
を定着させる。直接記録方法の実施に望ましい装置の例
は第11図である。第11図の例では、潜像形成手段及
び顕像化手段を固定し記録体を移動している。
さらに、直接記録後、記録剤を定着した記録体基板が透
明フィルムの場合は、透過光を照射することで、スライ
ド投影機のごとき装置の原版として使える(第12図)
。また、ビーム状の反射光や透過光を照射し記録剤の有
無による光の強度変化を検知することで情報記憶用媒体
としても利用できる(第13図)。第12及び13図で
、52はスクリーン、53は光源、54は検知器、55
はモーターである。
明フィルムの場合は、透過光を照射することで、スライ
ド投影機のごとき装置の原版として使える(第12図)
。また、ビーム状の反射光や透過光を照射し記録剤の有
無による光の強度変化を検知することで情報記憶用媒体
としても利用できる(第13図)。第12及び13図で
、52はスクリーン、53は光源、54は検知器、55
はモーターである。
間接記録の場合1例えば剛体円筒管が記録体基板として
用いられるのが有利である。第14図にみられるように
、潜像形成及び現像(顕像化)後、例えば記録体上の記
録剤3aは記録紙61と直接液する手段を設けることで
記録紙の毛管作用により、記録紙6Iへ記録剤3aは転
写される(転写手段)。図中、62は転写ローラーであ
る。転写を行う位置は、現像後であれば、記録体のどの
位置でもかまわないが、現像後、直ちに転写が行われる
位置が望ましい。転写後、潜像消去を行わず現像を繰り
返えせば、この装置は印刷装置となる。一つの画像情報
の印刷が終了すれば、記録体を交換することで又は潜像
消去を行なうことで、別の画像情報の記録・印刷が可能
となる。
用いられるのが有利である。第14図にみられるように
、潜像形成及び現像(顕像化)後、例えば記録体上の記
録剤3aは記録紙61と直接液する手段を設けることで
記録紙の毛管作用により、記録紙6Iへ記録剤3aは転
写される(転写手段)。図中、62は転写ローラーであ
る。転写を行う位置は、現像後であれば、記録体のどの
位置でもかまわないが、現像後、直ちに転写が行われる
位置が望ましい。転写後、潜像消去を行わず現像を繰り
返えせば、この装置は印刷装置となる。一つの画像情報
の印刷が終了すれば、記録体を交換することで又は潜像
消去を行なうことで、別の画像情報の記録・印刷が可能
となる。
また、上記転写手段の後、液体又は蒸気の不存在下で、
即ち、空気中、真空中、又は、不活性ガス中で潜像部付
近を加熱することにより、潜像を消去すれば記録体は繰
返し使用可能な記録装置となる(第15図)。なお、潜
像消去のための加熱源としては、ヒーターやサーマルヘ
ッドのごとき接触加熱源やレーザーや赤外線ランプのご
とき電磁波による非接触加熱源が望ましい。加熱は記録
体全面に行っても良く、潜像部のみ行っても良い。ただ
し、全面加熱の方が装置構成を簡単にできるため、より
望ましい、なお、潜像消去手段は、消去のための加熱を
行ったのち、再び、潜像を行うまでの時間の間に記録体
表面が実質的に冷却する位置に設ける。消去に必要な加
熱温度は、当該記録体表面の材料により異なるが、記録
体表面の材料の後退接触角が低くなる開始温度以上で分
解点以下の温度が望ましい6 記録紙(被転写体)としては、透明樹脂フィルム、普通
紙、インクジェット用紙、タイプ紙などが適当である。
即ち、空気中、真空中、又は、不活性ガス中で潜像部付
近を加熱することにより、潜像を消去すれば記録体は繰
返し使用可能な記録装置となる(第15図)。なお、潜
像消去のための加熱源としては、ヒーターやサーマルヘ
ッドのごとき接触加熱源やレーザーや赤外線ランプのご
とき電磁波による非接触加熱源が望ましい。加熱は記録
体全面に行っても良く、潜像部のみ行っても良い。ただ
し、全面加熱の方が装置構成を簡単にできるため、より
望ましい、なお、潜像消去手段は、消去のための加熱を
行ったのち、再び、潜像を行うまでの時間の間に記録体
表面が実質的に冷却する位置に設ける。消去に必要な加
熱温度は、当該記録体表面の材料により異なるが、記録
体表面の材料の後退接触角が低くなる開始温度以上で分
解点以下の温度が望ましい6 記録紙(被転写体)としては、透明樹脂フィルム、普通
紙、インクジェット用紙、タイプ紙などが適当である。
次に記録剤について述べる。
本発明の記録装置において記録体表面上に可視画像を得
るには、記録剤として筆記用インク、インクジェット用
インク、印刷インク、電子写真用トナー等の従来の印字
記録方法に用いられてきた記録剤の中から、適宜選択し
使用することができる。
るには、記録剤として筆記用インク、インクジェット用
インク、印刷インク、電子写真用トナー等の従来の印字
記録方法に用いられてきた記録剤の中から、適宜選択し
使用することができる。
より具体的な例を挙げると、例えば水性インクとしては
、水、湿潤剤、染料を主体とする水溶性インク又は水、
顔料、分散用高分子化合物、湿潤剤を主体とした水性顔
料分散インク、顔料又は染料を界面活性剤を用いて水に
分散せしめたエマルジミン・インク等が用いられる。水
性インクに用いられる湿潤剤としては、次のような水溶
性の有機液体化合物が挙げられる。
、水、湿潤剤、染料を主体とする水溶性インク又は水、
顔料、分散用高分子化合物、湿潤剤を主体とした水性顔
料分散インク、顔料又は染料を界面活性剤を用いて水に
分散せしめたエマルジミン・インク等が用いられる。水
性インクに用いられる湿潤剤としては、次のような水溶
性の有機液体化合物が挙げられる。
エタノール、メタノール、プロパツール等の一価アルコ
ール類;エチレングリコール、ジエチレングリコール、
トリエチレングリコール、テトラエチレングリコール、
ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプ
ロピレングリコール、グリセリン等の多価アルコール類
;エチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレン
グリコールモノメチルエーテル、トリエチレングリコー
ルモノメチルエーテル、テトラエチレングリコールモノ
メチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエー
テル、エチレングリコール、ジエチレングリコールモノ
メチルエーテル、トリエチレングリコールモノエチルエ
ーテル、テトラエチレングリコールモノエチルエーテル
、プロピレングリコールモノエチルエーテル等の多価ア
ルコールのエーテル類;N−メチル−2−ピロリドン、
1,3−ジメチルイミダゾリジノン、E−カプロラクタ
ム等の複素環式化合物;モノエタノールアミン、ジェタ
ノールアミン、トリエタノールアミン、モノエチルアミ
ン、ジエチルアミン、トリエチルアミン等のアミン類等
。
ール類;エチレングリコール、ジエチレングリコール、
トリエチレングリコール、テトラエチレングリコール、
ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプ
ロピレングリコール、グリセリン等の多価アルコール類
;エチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレン
グリコールモノメチルエーテル、トリエチレングリコー
ルモノメチルエーテル、テトラエチレングリコールモノ
メチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエー
テル、エチレングリコール、ジエチレングリコールモノ
メチルエーテル、トリエチレングリコールモノエチルエ
ーテル、テトラエチレングリコールモノエチルエーテル
、プロピレングリコールモノエチルエーテル等の多価ア
ルコールのエーテル類;N−メチル−2−ピロリドン、
1,3−ジメチルイミダゾリジノン、E−カプロラクタ
ム等の複素環式化合物;モノエタノールアミン、ジェタ
ノールアミン、トリエタノールアミン、モノエチルアミ
ン、ジエチルアミン、トリエチルアミン等のアミン類等
。
水溶性染料としては、カラー・インデックスにおいて酸
性染料、直接染料、塩基性染料、反応性染料、食用染料
に分類される染料が用いられる。
性染料、直接染料、塩基性染料、反応性染料、食用染料
に分類される染料が用いられる。
代表的な染料の例としては、
C,1,アシッド・イエロー17,23,42,44,
79,142C,1,アシッド・レッド1,8,13,
14,18,26,27,35゜37.42,52,8
2,87,89,92,97゜106.111,114
,115,134,186゜249.254,289 C,1,アシッド・ブルー92.29,45,92,2
49,890C,1,アシッド・ブラック1,2,7,
24,26,94C,1,フード・イエロー3,4 C,1,フード・レッド7.9.14 C01,フード・ブラック2 C,1,ダイレクト・イエロー1,12,24,26,
33,44,50゜142.144,865 C,1,ダイレクト・レッド1,4,9,13,17,
20,28,31゜39.80,81,83,89,2
25゜C,1,ダイレクト・オレンジ26,29,62
,102C,1,ダイレクト・ブルー1,2,6,15
,22,25,71,76゜79.86,87,90,
98,163゜165.202 C,1,ダイレクト・ブラック19,22,32.3g
、51,56゜71.74,75,77.154,16
8C,1,ベーシック・イエロー1,2,11,13,
14,15,19゜21.23,24,25,28,2
9゜32.36,40,41,45,49゜51 、5
3 、63 、65 、67 、70 。
79,142C,1,アシッド・レッド1,8,13,
14,18,26,27,35゜37.42,52,8
2,87,89,92,97゜106.111,114
,115,134,186゜249.254,289 C,1,アシッド・ブルー92.29,45,92,2
49,890C,1,アシッド・ブラック1,2,7,
24,26,94C,1,フード・イエロー3,4 C,1,フード・レッド7.9.14 C01,フード・ブラック2 C,1,ダイレクト・イエロー1,12,24,26,
33,44,50゜142.144,865 C,1,ダイレクト・レッド1,4,9,13,17,
20,28,31゜39.80,81,83,89,2
25゜C,1,ダイレクト・オレンジ26,29,62
,102C,1,ダイレクト・ブルー1,2,6,15
,22,25,71,76゜79.86,87,90,
98,163゜165.202 C,1,ダイレクト・ブラック19,22,32.3g
、51,56゜71.74,75,77.154,16
8C,1,ベーシック・イエロー1,2,11,13,
14,15,19゜21.23,24,25,28,2
9゜32.36,40,41,45,49゜51 、5
3 、63 、65 、67 、70 。
73.77.87.91
C,1,ベーシック・レッド2,12,13,14,1
5,18,22゜23.24,27,29,35,36
,38゜39.46,49,51,52,54,59゜
68.69,70,73,78,82.102゜104
.109,112 C,1,ベーシック・ブルー1,3,5,7,9,21
,22,26,35゜41.45,47,54,62,
65,66゜67.69,75,77.78,89,9
2゜93.105,117,120,122゜124.
129,137,141,147゜ベーシック・ブラッ
ク2,8 等を挙げることができる。
5,18,22゜23.24,27,29,35,36
,38゜39.46,49,51,52,54,59゜
68.69,70,73,78,82.102゜104
.109,112 C,1,ベーシック・ブルー1,3,5,7,9,21
,22,26,35゜41.45,47,54,62,
65,66゜67.69,75,77.78,89,9
2゜93.105,117,120,122゜124.
129,137,141,147゜ベーシック・ブラッ
ク2,8 等を挙げることができる。
顔料としては、有機顔料としてアゾ系、フタロシアニン
系、アンスラキノン系、キナクリドン系、ジオキサジン
系、インジゴ系、チオインジゴ系、ペリノン系、ペリレ
ン系、イソインドレノン系、アニリン・ブラック、アゾ
メチンアゾ系、カーボン・ブラック等が挙げられ、無機
顔料として酸化鉄、酸化チタン、炭酸カルシウム、硫酸
バリウム、水酸化アルミニウム、バリウムイエロー、紺
青、カドミウムレッド、クロムイエロー、金属粉が挙げ
られる。
系、アンスラキノン系、キナクリドン系、ジオキサジン
系、インジゴ系、チオインジゴ系、ペリノン系、ペリレ
ン系、イソインドレノン系、アニリン・ブラック、アゾ
メチンアゾ系、カーボン・ブラック等が挙げられ、無機
顔料として酸化鉄、酸化チタン、炭酸カルシウム、硫酸
バリウム、水酸化アルミニウム、バリウムイエロー、紺
青、カドミウムレッド、クロムイエロー、金属粉が挙げ
られる。
顔料分散用化合物として、ポリアクリルアミド、ポリア
クリル酸及びそのアルカリ金属塩、水溶性スチレンアク
リル樹脂等のアクリル系樹脂、水溶性スチレンマレイン
酸樹脂、水溶性ビニルナフタレンアクリル樹脂、水溶性
ビニルナフタレンマレイン酸樹脂、ポリビニルピロリド
ン、ポリビニルアルコール、β−ナフタレンスルホン酸
ホルマリン縮金物のアルカリ金属塩、四級アンモニウム
やアミノ基等のカチオン性官能基の塩を含む高分子化合
物、ポリエチレンオキサイド、ゼラチン、カゼイン等の
蛋白質、アラビアゴム、トラガントゴム等の天然ゴム類
、サポニン等のグルコキシド類。
クリル酸及びそのアルカリ金属塩、水溶性スチレンアク
リル樹脂等のアクリル系樹脂、水溶性スチレンマレイン
酸樹脂、水溶性ビニルナフタレンアクリル樹脂、水溶性
ビニルナフタレンマレイン酸樹脂、ポリビニルピロリド
ン、ポリビニルアルコール、β−ナフタレンスルホン酸
ホルマリン縮金物のアルカリ金属塩、四級アンモニウム
やアミノ基等のカチオン性官能基の塩を含む高分子化合
物、ポリエチレンオキサイド、ゼラチン、カゼイン等の
蛋白質、アラビアゴム、トラガントゴム等の天然ゴム類
、サポニン等のグルコキシド類。
カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロ
ース、メチルセルロース、等のセルロース誘導体、リグ
ニンスルホン酸及びその塩、セラミック等の天然高分子
化合物、等が挙げられる。
ース、メチルセルロース、等のセルロース誘導体、リグ
ニンスルホン酸及びその塩、セラミック等の天然高分子
化合物、等が挙げられる。
油性の記録剤としては、水性インクと同様に、油溶性染
料を有機液体化合物に溶解したものや、顔料を有機液体
化合物に分散せしめたもの、顔料゛又は染料を油性ベー
スに乳化させたもの、等が用いられる。
料を有機液体化合物に溶解したものや、顔料を有機液体
化合物に分散せしめたもの、顔料゛又は染料を油性ベー
スに乳化させたもの、等が用いられる。
油性染料の代表的な例としては。
C,1,ソルベント・イエロー1,2,3,4,5,6
,7,8,9゜10.11,12,14,16,17゜
26.27,29,30,39,40゜46.49,5
0,51,56,61゜80.86,87,89.96 C,1,ソルベント・オレンジ12,23,31,43
,51.6IC,1,ソルベント・レッド1,2,3,
16,17,18,19,20゜22.24,25,2
6,40,52,59゜60.63,67.68,12
1 C,1,ソルベント・バイオレット7.16.17C,
1,ソルベント・ブルー2.6,11,15,20,3
0,31,32゜35.36,55,58,71.72 c、1.ソルベント・ブラウン2,10,15,21,
22C,1,ソルベント・ブラック3,10,11,1
2.13等が挙げられる。
,7,8,9゜10.11,12,14,16,17゜
26.27,29,30,39,40゜46.49,5
0,51,56,61゜80.86,87,89.96 C,1,ソルベント・オレンジ12,23,31,43
,51.6IC,1,ソルベント・レッド1,2,3,
16,17,18,19,20゜22.24,25,2
6,40,52,59゜60.63,67.68,12
1 C,1,ソルベント・バイオレット7.16.17C,
1,ソルベント・ブルー2.6,11,15,20,3
0,31,32゜35.36,55,58,71.72 c、1.ソルベント・ブラウン2,10,15,21,
22C,1,ソルベント・ブラック3,10,11,1
2.13等が挙げられる。
また、染料を溶解したり、顔料を分散するための油性ベ
ースとしては、n−オクタン、n−デカン、ミネラネス
ピリット、リグロイン、ナフサ、ベンゼン、トルエン、
キシレン等の炭化水素類;ジブチルエーテル、ジブチル
エーテル、アニソール、フェネトール、ジベンジルエー
テル等のエーテル類;メタノール、エタノール、イソプ
ロピルアルコール、ベンジルアルコール、エチレングリ
コール、ジエチレングリコール、グリセリン等のアルコ
ール類等を例示することができる。
ースとしては、n−オクタン、n−デカン、ミネラネス
ピリット、リグロイン、ナフサ、ベンゼン、トルエン、
キシレン等の炭化水素類;ジブチルエーテル、ジブチル
エーテル、アニソール、フェネトール、ジベンジルエー
テル等のエーテル類;メタノール、エタノール、イソプ
ロピルアルコール、ベンジルアルコール、エチレングリ
コール、ジエチレングリコール、グリセリン等のアルコ
ール類等を例示することができる。
油性インクにおいても先に例示した顔料を用いることが
できる。油性の顔料分散剤の例としては、ポリメタクリ
ル酸エステル、ポリアクリル酸エステル、メタクリル酸
エステル−アクリル酸エステル共重合体、ポリ酢酸ビニ
ル、塩ビニル系共重合体、ポリビニルピロリドン、ポリ
ビニルブチラール等のビニル系共重合体、エチルセルロ
ース、メチルセルロース等のセルロース系樹脂、ポリエ
ステル、ポリアミド、フェノール樹脂等の縮重合樹脂、
ロジン、セラミック、ゼラチン、カゼイン、等の天然樹
脂等がある。
できる。油性の顔料分散剤の例としては、ポリメタクリ
ル酸エステル、ポリアクリル酸エステル、メタクリル酸
エステル−アクリル酸エステル共重合体、ポリ酢酸ビニ
ル、塩ビニル系共重合体、ポリビニルピロリドン、ポリ
ビニルブチラール等のビニル系共重合体、エチルセルロ
ース、メチルセルロース等のセルロース系樹脂、ポリエ
ステル、ポリアミド、フェノール樹脂等の縮重合樹脂、
ロジン、セラミック、ゼラチン、カゼイン、等の天然樹
脂等がある。
次に実施例を示す。なお、ここでは「加熱状態でかつ液
体と接触させたときに後退接触角が低下する性質を有す
る材料2aJを便宜上” P F A M A糸材料2
8゛′と称することにする。
体と接触させたときに後退接触角が低下する性質を有す
る材料2aJを便宜上” P F A M A糸材料2
8゛′と称することにする。
実施例I
PFAMA系材料2aとして、ダイキン工業社製撥水撥
油剤rTG702Jを用い、この原液をフレオン113
にて約2倍に希釈しPFAMA系溶液を調製した。多孔
質部材21として、市販のテトラフロロエチレンのボア
径約0.2μmフィルター(住友電工社製)を用いた。
油剤rTG702Jを用い、この原液をフレオン113
にて約2倍に希釈しPFAMA系溶液を調製した。多孔
質部材21として、市販のテトラフロロエチレンのボア
径約0.2μmフィルター(住友電工社製)を用いた。
このフィルターをコート液中に浸漬し孔中にPFAMA
系材料2aを含浸した。その後このフィルターを90℃
2時間にて乾燥し約500μm厚のポリイミドフィルム
(東しデュポン社製)上に接着し記録体を作成した(第
1図(a))。
系材料2aを含浸した。その後このフィルターを90℃
2時間にて乾燥し約500μm厚のポリイミドフィルム
(東しデュポン社製)上に接着し記録体を作成した(第
1図(a))。
この記録媒体に液体を接して加熱(100℃)を行った
。更に、液中加熱後、空気中(120℃)にて再び加熱
を行った。第16図にこの時の液中加熱前後及び空気中
加熱後の接触角を示す。0印は前進接触角、Δ印は後退
接触角を表す。この結果より、この記録体が加熱による
液体反撥性、付着性の可逆制御機能を失っていないこと
が確認できた。次に、第17図に示すごとく、加圧力2
0gfにて、普通紙複写機用紙にて記録体表面を擦った
ところ、50回擦っても記録体表面に傷はできなかった
。図中、10は重りである。
。更に、液中加熱後、空気中(120℃)にて再び加熱
を行った。第16図にこの時の液中加熱前後及び空気中
加熱後の接触角を示す。0印は前進接触角、Δ印は後退
接触角を表す。この結果より、この記録体が加熱による
液体反撥性、付着性の可逆制御機能を失っていないこと
が確認できた。次に、第17図に示すごとく、加圧力2
0gfにて、普通紙複写機用紙にて記録体表面を擦った
ところ、50回擦っても記録体表面に傷はできなかった
。図中、10は重りである。
更に第7図(b)に示したように、この記録体の裏面に
フィルムを密着させ丸めて、φ100、長さ100mm
の円筒を作製し、円筒内に熱転写プリンター用サーマル
ヘッド43の加熱部をフィルム面に接して設置した。さ
らにこのサーマルヘッドの接するところの反対面(記録
体表面)に液体インク3aが接するようにインク容器3
3を置いた。液体インク3aとしてはフタロシアニン系
のシアンインク(染料濃度1重量%、溶媒:濃度0.0
5モルのNaOH水溶液)を用いた。
フィルムを密着させ丸めて、φ100、長さ100mm
の円筒を作製し、円筒内に熱転写プリンター用サーマル
ヘッド43の加熱部をフィルム面に接して設置した。さ
らにこのサーマルヘッドの接するところの反対面(記録
体表面)に液体インク3aが接するようにインク容器3
3を置いた。液体インク3aとしてはフタロシアニン系
のシアンインク(染料濃度1重量%、溶媒:濃度0.0
5モルのNaOH水溶液)を用いた。
サーマルヘッド43に適当な信号を送り加熱したところ
、加熱部のPFAMA系材料28表面にのみインク3b
が付着した。さらに、第7図(b)に示すごとく被記録
体(三菱製紙社製NMココ−紙)9を円筒状記録体に接
して搬送したところ、インク3bが紙に転写された。こ
のインク付着部は、そのまま放置しておいてもインクの
付着性を示し、印刷機として機能した。
、加熱部のPFAMA系材料28表面にのみインク3b
が付着した。さらに、第7図(b)に示すごとく被記録
体(三菱製紙社製NMココ−紙)9を円筒状記録体に接
して搬送したところ、インク3bが紙に転写された。こ
のインク付着部は、そのまま放置しておいてもインクの
付着性を示し、印刷機として機能した。
実施例2
PFAMA系溶液として実施例1と同じものを用いた。
粗面を有する部材22として、ポリエチレンをサンドブ
ラストし粗面ポリエチレン基板上にPFAMA系溶液を
キャストし、90℃2時間はど乾燥し記録体とした(第
1図(b))。
ラストし粗面ポリエチレン基板上にPFAMA系溶液を
キャストし、90℃2時間はど乾燥し記録体とした(第
1図(b))。
この記録体に、液中加熱と空気中加熱を行ったときの接
触角変化は、実施例1とほぼ同じ結果を得た。更に実施
例1と同じ摩耗試験を行ったところ、摩耗回数30回ま
では膜面に傷はできなかった。
触角変化は、実施例1とほぼ同じ結果を得た。更に実施
例1と同じ摩耗試験を行ったところ、摩耗回数30回ま
では膜面に傷はできなかった。
実施例3
ダイキン工業社製撥水撥油剤「ダイフリーMS−443
」又は「ダイフリーMS−743Jを用い、この原液に
カーボンブラック(ASTM%: N330)を0.5
重量%混合し、この混合液を実施例2で用いたのと同じ
粗面を有する部材にキャスティングして記録体をつくっ
た。
」又は「ダイフリーMS−743Jを用い、この原液に
カーボンブラック(ASTM%: N330)を0.5
重量%混合し、この混合液を実施例2で用いたのと同じ
粗面を有する部材にキャスティングして記録体をつくっ
た。
電磁波の発生源として半導体レーザ(松下電器社製LN
9850.50mW)を用いた。液体インクとしてフタ
ロアニン系のシアンインク(溶媒:濃度0.05モルの
NaOH水溶液)を用い、前記記録体の全表面にインク
を塗布し、レンズで集光したレーザー光をインク側から
照射した。そののち、インクを除去したところ、レーザ
ー光を照射したPFAMA系材料28表面部分のみイン
クの付着が認められた。
9850.50mW)を用いた。液体インクとしてフタ
ロアニン系のシアンインク(溶媒:濃度0.05モルの
NaOH水溶液)を用い、前記記録体の全表面にインク
を塗布し、レンズで集光したレーザー光をインク側から
照射した。そののち、インクを除去したところ、レーザ
ー光を照射したPFAMA系材料28表面部分のみイン
クの付着が認められた。
次いで、付着インクを水洗により除去し、記録体表面を
乾燥してから空気中にて照射部分に再び半導体レーザー
を照射した。数秒後、記録体の全面に再びインクを塗布
し、これを除去したところ、照射部分のインク付着はお
こらなかった。すなわち、記憶情報の消去が確認できた
。
乾燥してから空気中にて照射部分に再び半導体レーザー
を照射した。数秒後、記録体の全面に再びインクを塗布
し、これを除去したところ、照射部分のインク付着はお
こらなかった。すなわち、記憶情報の消去が確認できた
。
実施例4
水酸基を多数有したパーフルオロアルキルキ基を有する
アクリル酸エステルの共重合体として、市販品(三菱レ
ーヨン社製AR−989)を用いた。この原液をキシレ
ンにして2゛倍に希釈し、希釈液3gに対し、架橋試薬
としてトリレンジイソシアネートを90mg添加し実施
例2で用いたのと同じ粗面を有する部材上にキャストし
、乾燥した。その後、110℃で1時間加熱を行った。
アクリル酸エステルの共重合体として、市販品(三菱レ
ーヨン社製AR−989)を用いた。この原液をキシレ
ンにして2゛倍に希釈し、希釈液3gに対し、架橋試薬
としてトリレンジイソシアネートを90mg添加し実施
例2で用いたのと同じ粗面を有する部材上にキャストし
、乾燥した。その後、110℃で1時間加熱を行った。
この記録体の液体接触下での加熱(100℃、1秒)前
後の純水の接触角の変動、及び、このものを更に空気中
で加熱(120℃、1秒)した場合の純水の接触角の変
動を第18図に示した。第18図に示すごとく液中及び
空気中加熱により、PFAMA系材料28表面の液体反
撥性、液体付着性が可逆的に変化していることが認めら
れる。次に、普通紙複写機用紙を用いて20gfの加圧
力にて、膜面をこすったところ、表面に傷は認められな
かった。
後の純水の接触角の変動、及び、このものを更に空気中
で加熱(120℃、1秒)した場合の純水の接触角の変
動を第18図に示した。第18図に示すごとく液中及び
空気中加熱により、PFAMA系材料28表面の液体反
撥性、液体付着性が可逆的に変化していることが認めら
れる。次に、普通紙複写機用紙を用いて20gfの加圧
力にて、膜面をこすったところ、表面に傷は認められな
かった。
続いて、この記録体を用いて、第19図に示すごとく印
字を行った。加熱源としてサーマルヘッド43を用いた
。サーマルヘッド43上に水性インク3aを滴下し、さ
らにその上に、記録体のPFAMA系材料2aの露出面
を接触させた。サーマルヘッド43に画像信号を印加し
たところ水性インク3aを通じて記録媒体が加熱され、
信号に応じたところのPFAMA系材料面にインクが付
着した。
字を行った。加熱源としてサーマルヘッド43を用いた
。サーマルヘッド43上に水性インク3aを滴下し、さ
らにその上に、記録体のPFAMA系材料2aの露出面
を接触させた。サーマルヘッド43に画像信号を印加し
たところ水性インク3aを通じて記録媒体が加熱され、
信号に応じたところのPFAMA系材料面にインクが付
着した。
本発明の記録装置によれば、液体反撥性形成体(記録体
)上に液体付着領域と非液体付着領域とが簡単に形成で
き、また、その二つに区分けされた領域を元の状態に戻
すことが容易であり、従って、例えば製版印刷などへの
応用に有利である。
)上に液体付着領域と非液体付着領域とが簡単に形成で
き、また、その二つに区分けされた領域を元の状態に戻
すことが容易であり、従って、例えば製版印刷などへの
応用に有利である。
第1図は本発明に係る記録体の二側の一部切欠斜視図で
ある。 第2図は表面自己配向機能を有する形態の模式%式% 第3図及び第4図は本発明に係る記録体の有する作用を
説明するための図である。 第5図、第16図及び第18図は本発明装置で用いられ
る記録体表面に液体を接触させた状態で記録体表面を加
熱した場合、その記録体表面にみられる後退接触角θr
の変化を表わした図である。 第6図は本発明装置を用いて画像形成を行なう代表的な
三つの態様を示したものである。 第7図、第8図、第9図、第10図、第11図、第14
図、第15図及び第19図は本発明装置を用いての記録
の実施の様子を表わしたものである。 第12図及び第13図は本発明装置の実施によってつく
られた記録物の応用例を示したものである。 第17図は本発明に係る記録体の表面強度を測定した装
置の概略図である。 2・・・記録媒体(2a・・・PFAMA系材料)3・
・液体(3a・・インク) 4・・・ヒーター 21・・・多孔質部材 22・・・粗面を有する部材 特許出願人 株式会社 リ コ 代 理 人 弁理士 池浦敏明(ばか1名)(b) 第6図 (0)直接詑・鍾力影 (b)間博1己蘇方うL (c)f’J11@記う障ば(う5)Jミ (くづ1番
ξしもビンム々−2)第7 図 第 図 第16図 第17図 n 第18図 第19図
ある。 第2図は表面自己配向機能を有する形態の模式%式% 第3図及び第4図は本発明に係る記録体の有する作用を
説明するための図である。 第5図、第16図及び第18図は本発明装置で用いられ
る記録体表面に液体を接触させた状態で記録体表面を加
熱した場合、その記録体表面にみられる後退接触角θr
の変化を表わした図である。 第6図は本発明装置を用いて画像形成を行なう代表的な
三つの態様を示したものである。 第7図、第8図、第9図、第10図、第11図、第14
図、第15図及び第19図は本発明装置を用いての記録
の実施の様子を表わしたものである。 第12図及び第13図は本発明装置の実施によってつく
られた記録物の応用例を示したものである。 第17図は本発明に係る記録体の表面強度を測定した装
置の概略図である。 2・・・記録媒体(2a・・・PFAMA系材料)3・
・液体(3a・・インク) 4・・・ヒーター 21・・・多孔質部材 22・・・粗面を有する部材 特許出願人 株式会社 リ コ 代 理 人 弁理士 池浦敏明(ばか1名)(b) 第6図 (0)直接詑・鍾力影 (b)間博1己蘇方うL (c)f’J11@記う障ば(う5)Jミ (くづ1番
ξしもビンム々−2)第7 図 第 図 第16図 第17図 n 第18図 第19図
Claims (1)
- (1)加熱状態でかつ液体と接触させたときに後退接触
角が低下する性質を有する材料が多孔質部材中或いは粗
面をもつ部材上に表面が露出するようにして埋め込まれ
ている記録体と、前記の加熱状態を形成する手段と、前
記液体の供給手段とを備えていることを特徴とする記録
装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24576389 | 1989-09-20 | ||
| JP1-245763 | 1989-09-20 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH041080A true JPH041080A (ja) | 1992-01-06 |
| JP3041636B2 JP3041636B2 (ja) | 2000-05-15 |
Family
ID=17138442
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP02249084A Expired - Fee Related JP3041636B2 (ja) | 1989-09-20 | 1990-09-19 | 記録装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3041636B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007055418A (ja) * | 2005-08-24 | 2007-03-08 | Suzuki Motor Corp | 車両のサイドボディとアンダボディの結合構造 |
| JP2008195223A (ja) * | 2007-02-13 | 2008-08-28 | Toyota Motor Corp | 車体骨格構造 |
| CN111211250A (zh) * | 2018-11-21 | 2020-05-29 | 陕西坤同半导体科技有限公司 | 凹孔的设计方法、薄膜封装方法及薄膜封装结构 |
| JP2021160093A (ja) * | 2020-03-30 | 2021-10-11 | コニカミノルタ株式会社 | インク膜形成用原版、パターン形成方法、パターン膜形成方法、およびパターン膜形成装置 |
-
1990
- 1990-09-19 JP JP02249084A patent/JP3041636B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007055418A (ja) * | 2005-08-24 | 2007-03-08 | Suzuki Motor Corp | 車両のサイドボディとアンダボディの結合構造 |
| JP2008195223A (ja) * | 2007-02-13 | 2008-08-28 | Toyota Motor Corp | 車体骨格構造 |
| CN111211250A (zh) * | 2018-11-21 | 2020-05-29 | 陕西坤同半导体科技有限公司 | 凹孔的设计方法、薄膜封装方法及薄膜封装结构 |
| JP2021160093A (ja) * | 2020-03-30 | 2021-10-11 | コニカミノルタ株式会社 | インク膜形成用原版、パターン形成方法、パターン膜形成方法、およびパターン膜形成装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3041636B2 (ja) | 2000-05-15 |
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Legal Events
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