JPH041084B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH041084B2
JPH041084B2 JP16040383A JP16040383A JPH041084B2 JP H041084 B2 JPH041084 B2 JP H041084B2 JP 16040383 A JP16040383 A JP 16040383A JP 16040383 A JP16040383 A JP 16040383A JP H041084 B2 JPH041084 B2 JP H041084B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coagulation bath
flow tube
bath
flow
yarn
Prior art date
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Expired
Application number
JP16040383A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6052609A (ja
Inventor
Tatsu Matsui
Yasuo Izome
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Chemical Industry Co Ltd filed Critical Asahi Chemical Industry Co Ltd
Priority to JP16040383A priority Critical patent/JPS6052609A/ja
Publication of JPS6052609A publication Critical patent/JPS6052609A/ja
Publication of JPH041084B2 publication Critical patent/JPH041084B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Artificial Filaments (AREA)
  • Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、上向流浴紡糸方法に関する。更に詳
しくは湿式紡糸方法による糸条製造において、改
良された噴射型の上向流浴紡糸方法に関するもの
である。 ビスコースをはじめとする湿式紡糸可能な紡糸
原液を紡糸するにあたり例えば、特願昭57−
132128号公報に記載されている噴射型の上向流浴
紡糸方法を用いて、紡糸速度を高め生産性を上げ
る方法が提案されている。 しかしながら、上記噴射型の上向流浴紡糸方法
により、従来の上向流浴紡糸方法の抱えていた原
糸の物性水準の低下及び糸切れ、毛羽等の工程欠
点の増大、という工業的生産を考える上での基本
的な課題は解決されているが、凝固浴を流管から
噴射するための凝固浴ヘツドタンク、或いは凝固
浴ヘツドタンクに凝固浴を揚浴するためのポンプ
といつた噴射型であるが故の大型付帯設備が必要
となり、設備改造投資乃至は設備建設投資の多額
化び設備スペースの増大という問題点を有する。
従つて噴射型の上向流浴紡糸方法を工業的生産規
模にて具体化するために、付帯設備の小型化、若
しくは効率化が必須の要件となつて来たが、これ
を満足する方法はこれまで提案されていない。 本発明者らはかゝる問題点について鋭意研究の
結果、凝固浴を噴き上げる流管内に少量の大気を
導入する事により、凝固浴を流管から噴射するた
めのヘツドタンク或いは凝固浴ヘツドタンクに凝
固浴を揚浴するためのポンプ、といつた噴射型で
あるが故の付帯設備を大幅に小型化し、効率化す
る事が出来る事、しかも、良好な物性水準及び工
程性能を維持するばかりではなく、凝固浴から糸
条を分離する際に発生する糸切れを、従来法の1/
10以下に抑える事が出来る事を見い出し、本発明
を完成するに至つた。 即ち本発明は、流管を用いて、凝固浴を空中に
意図的に噴き上げる上向流浴紡糸方法において、
流管内に少量の大気を導入する事を特徴とする上
向流浴紡糸方法にある。 本発明の実施態様の一例を第1図乃至第3図に
示す。本発明を第1図乃至第3図によつて、更に
詳細に説明する。 第1図は本発明の上向流浴紡糸方法の実施態様
の一例である。紡糸原液は、紡糸原液導入の方向
1の矢印方向から、紡糸原液導入管2を経て導入
され、紡糸口金支持体3に取り付けられている紡
糸口金4を経て、凝固浴導入の方向5、の矢印方
向から凝固浴導入管6を経て導入されている凝固
浴中に吐出される。その後半凝固糸条7を形成し
つつ、流管8の内部を凝固浴と共に通過する。流
管3には、大気導入の方向11の矢印方向から、
大気を導入する大気導入管9が設けられており、
導入された大気は大気導入量調整バルブ10にて
所要量に調整されたのち、流管8内を半凝固糸条
7及び凝固浴と共に通過する。流管8を出てか
ら、凝固浴は噴き上げ凝固浴12として、凝固糸
条13及び導入大気と共に噴き上げられ、噴き上
げ凝固浴の頂点14近傍にて、凝固糸条13は、
噴き上げ凝固浴12と分離され、必要に応じて後
処理を施されるべく引き取られる。 第2図は、凝固浴を流管から噴出するための付
帯設備の一例である。凝固浴は凝固浴供給主管2
1内をポンプ22にて揚浴され凝固浴ヘツドタン
ク19に供給される。凝固浴ヘツドタンク19内
で、せき等で設定されたヘツド面20を保ちなが
ら、凝固浴は凝固浴導入主管17を経て、各錘へ
の凝固浴導入枝管18に導かれ、噴き上げ凝固浴
12として流管8より糸条と共に噴出される。猶
H、及びH2は各々流管8の出口を0点とした場
合のヘツド面20と噴き上げ凝固浴の頂点14と
のヘツド長である。 流管内に少量の大気を導入する事によつて、同
一のH1に対して、H2が大幅に増加する事が判明
した。本来、ヘツドタンクから流管まで、凝固浴
は非圧縮性連続流体として流動供給されており、
継手や配管、バルブ、流管等の部品壁との流動抵
抗により、H1−H2=△Hに相当する圧損を生じ
る。ところが、流管内に少量の大気を導入した事
により、流管内での凝固浴の粘性による管壁抵抗
が圧力開放され減少したものと考えられる。 原則的には、大気導入は必ずしも流管内でなく
流管支持体であつても、或いは凝固浴導入枝管で
あつても良いが、工業的な実施に際しては現実的
に流管内に限定される。その理由は下記の3点に
よる。まず第1に、工業的生産設備にあつては、
錘間の均一性を重要視する必要があるがために、
各錘まで凝固浴を導入する配管系内の圧損を最少
にすべく設計され、圧損の小さい所では大気導入
の効果も小さい事、第2に、工業的生産設備にあ
つては、凝固浴の比例原価及び揚浴設備のランニ
ングエネルギー費を少なくする為に、凝固浴の噴
き上げ量を出来得る限り減少させるべく、流管径
を小さく設計される事、従つて逆に流管内の圧損
が配管系で最大となる為、最も大きい効果を得ら
れる事、第3に、糸質への影響を考えると、当業
者周知の如く、未凝固の紡糸原液に流動の乱れを
与える事は、製品糸の内部構造に致命的な欠陥を
付与する事になり、従つて表面が凝固し少々の乱
れを受けても内部構造まで影響の及ばない流管内
が、製品糸の糸質、即ち物性水準を損なわず、最
も好適である事の3点である。 本発明の方法によれば、所定のH2を噴出させ
るために、必要な、H1のヘツド長を減ずる事が
出来る。従つてヘツドタンクへの揚浴量を減ずる
事が出来るのが明らかである。これは、紡糸速度
をより高速化した時、即ち凝固浴流速をより速く
した場合に一層有用となるものである。 第3図は、本発明の流管内に少量の大気を導入
する為の方法の例を模式的に示す。 aは流管8に大気導入孔23を穿孔したもので
あり、bは大気導入孔に大気導入管9を取り付け
たものである。又、cは流管8と流管支持体24
を分割して組立てた縦断面図で、dの横断面図と
見合わせると判るように、大気導入溝25が流管
支持体24の流管8との接合部に設けられてい
る。大気導入孔23、大気導入管9、及び大気導
入溝25のサイズは、所要の管内流速に合わせて
設計されるべきものであり、大きすぎると凝固浴
の洩れを生ずる。従つて第1図の如く、大気導入
管9にバルブ或いはコツク類を設け、導入大気量
を調整出来る方法が好ましい。又更に、大気導入
の方向は凝固浴の流動方向に対して鋭角となるの
がより好ましい。この角度は第3図bでθとして
示されている。卑近な例では、理科の吸引過実
験に用いる水道水に接続されたガラスのエジエク
ターを考えれば明らかと思われる。 本発明によつて、噴射型の上向流浴紡糸方法に
用いられる揚浴系設備の小型化、及び揚浴量の削
減が可能となつた。驚くべき事に、本発明者らも
予期し得なかつた更にもう一つの利点がある。本
発明になる流管を用いると、凝固浴から糸条を分
離する際に生ずる糸切れ率を、従来の1/10以下に
抑える事が出来るのである。理由は定かではない
が、糸条分離時の糸切れ発生は、噴き上げ凝固浴
の頂点近傍で、糸条を構成している単糸が浴流に
とらればらけるためと解され、本発明によれば、
この単糸ばらけ現象が殆んど観察されない事か
ら、噴き上げ凝固浴に大気を導入した為に、凝固
浴流の見掛け比重が小さくなり浴流の単糸に対す
る張力が減少したのではないかと考えられる。 なお、流管は地表に対する垂線に対して傾けて
設けても良く、傾けなくても良い。 以下、本発明の効果を実施例により、更に詳細
に説明するが、本発明は以下の実施例に限定せら
れるものではない。 実施例 1 通常の方法にて製造したセルロース濃度8.0重
量%アルカリ濃度5.5重量%のビスコースを、通
常の方法にて製造したH2SO4150g/、
Na2SO4280g/、ZnSO415g/の52℃で凝
固浴中に、第1図に示す紡糸方法にて170m/分
の紡糸速度にて、120デニール26フイラメントで
紡糸した。流管は地表に対する垂線方向に8度傾
け、内径9mmφ、長さ400mmのガラス製を用い、
流管の下部から30mmの所に孔径2mmφの大気導入
管を設け、先端にゴムチユーブを取り付けピンチ
コツクにて大気導入量を約100c.c./分に調整した。
大気導入量は流管より噴出する凝固浴を密閉した
ビニール袋に導き、気体捕集法にて捕集し測定し
た。第2図に示すH1=400mmであり、H2=255mm
まで噴出した。流管内流速を100m/分、速ちH2
=140mmに設定するためH1を下げていつたとこ
ろ、H1=220mmでH2=140mmとなつた。この条件
にて糸条を噴き上げ凝固浴より分離し、糸道、ロ
ーラーを経て遠心ポツトに巻き取り、通常の後処
理を施こして、製品フイラメントした。 糸条を凝固浴から分離する際の糸切発生率、及
び物性値を代表するものとして、ウースター社製
連続強伸度測定装置(Type 96)を用い、100m
に亘つて連続して1m毎に糸条の乾伸度を測定し
平均値、及び標準偏差値σを算出した。その結
果を第1表に示す。 比較例 1 流管に大気導入管を設けない他は、実施例1と
全く同様にしたところ、第2図に示すH1=400mm
に対してH2=140mmであつた。この条件にて実施
例1と全く同様の評価を行なつた。その結果を第
1表に示す。 実施例 2 紡糸速度を250m/分にし、大気導入量を約250
c.c./分にし、第2図に示すH1=1840mmにした他
は実施例1と全く同様にしたところ、H2=900mm
となつた。流管内流速を180m/分、即ちH2
460mmに設定するためH1を下げていつたところ、
H1=950mmであつた。この条件にて実施例1と全
く同様の評価を行なつた。その結果を第1表に示
す。 比較例 2 流管に大気導入管を設けない他は、実施例2と
全く同様にしたところ、第2図に示すH1=1840
mmに対してH2=460mmであつた。この条件にて実
施例1と全く同様の評価を行なつた。その結果を
第1表に示す。
【表】 以上の実施例及び比較例から、本発明が従来法
に較べて、凝固浴ヘツドタンクを大幅に小型化で
きる事、及び糸条分離時の糸切れ発生率を極めて
低い値に抑えられ、かつ良好な物性水準を維持し
ている事、更に紡糸速度を高速化した場合により
有用性が増す事は明白である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の上向流浴紡糸方法の実施態様
の一例の示す縦断面図である。第2図は凝固浴を
流管から噴出するための付帯設備の一例を示す模
式図である。第3図は本発明の流管の実施態様の
例を示す模式図である。aは大気導入孔23を穿
孔した流管の縦断面図、bは大気導入管を設けた
流管の縦断面図で、θは凝固浴の流動方向に対す
る大気導入の方向を表す角度である。cは流管8
と流管支持体24を2分割して組立てた縦断面図
であり、dはその横断面図である。 1:紡糸原液導入の方向、2:紡糸原液導入
管、3:紡糸口金支持体、4:紡糸口金、5:凝
固浴導入の方向、6:凝固浴導入管、7:半凝固
糸条、8:流管、9:大気導入管、10:大気導
入量調整バルブ、11:大気導入の方向、12:
噴き上げ凝固浴、13:凝固糸条、14:噴き上
げ凝固浴の頂点、15:流管の傾き線、16:地
表に対する垂線、17:凝固浴導入主管、18:
各錘への凝固浴導入枝管、19:凝固浴ヘツドタ
ンク、20:ヘツド面、21:凝固浴供給主管、
22:揚浴ポンプ、H1,H2:各々流管8の出口
を0点とした場合のヘツド面20と噴き上げ凝固
浴14とのヘツド長、23:大気導入孔、24:
流管支持体。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 流管を用いて、凝固浴を空中に意図的に噴き
    上げる上向流浴紡糸方法において、流管内に少量
    の大気を導入する事を特徴とする上向流浴紡糸方
    法。
JP16040383A 1983-09-02 1983-09-02 上向流浴紡糸方法 Granted JPS6052609A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16040383A JPS6052609A (ja) 1983-09-02 1983-09-02 上向流浴紡糸方法

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16040383A JPS6052609A (ja) 1983-09-02 1983-09-02 上向流浴紡糸方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6052609A JPS6052609A (ja) 1985-03-25
JPH041084B2 true JPH041084B2 (ja) 1992-01-09

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ID=15714183

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