JPH0410874Y2 - - Google Patents

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JPH0410874Y2
JPH0410874Y2 JP1982144316U JP14431682U JPH0410874Y2 JP H0410874 Y2 JPH0410874 Y2 JP H0410874Y2 JP 1982144316 U JP1982144316 U JP 1982144316U JP 14431682 U JP14431682 U JP 14431682U JP H0410874 Y2 JPH0410874 Y2 JP H0410874Y2
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Japan
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JP1982144316U
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【考案の詳細な説明】 a 考案の属する分野 この考案は、屈曲可能に連結されたユニツトか
ら成る造形玩具に関するもので、特に四面体ユニ
ツトの互いにねじれの位置にある二辺を他の四面
体ユニツトの一辺とそれぞれ回動可能に連結し、
複数個の四面体ユニツトにより反転可能な環状体
を形成して成る造形玩具に関する。
b 考案の目的 この考案の目的は、厳密な幾何学的関係を満た
すことが必要と言われているかかる造形玩具にお
いて、ユニツトの運動を損わないようにその構造
を工夫し、従来にない興味深い形状の変化を示す
ものを提供することにある。
さらに、この考案の目的は、この考案の造形玩
具にねじりや反転といつた運動を行なわせた時の
玩具の幾何形状の複雑な連続的変化を児童に体験
させることにより、遊ばせながら児童のイマジネ
ーシヨン、創造力、空間的な構造の把握能力等を
養なおうとするものである。
また、この考案の造形玩具は、そのままで大人
にとつても美的関心と知的興味とを満足させるこ
とのできる新規な装飾用置物となり得るものであ
る。
c 従来技術と問題点 第1図に示すような四面体ユニツトの互いにね
じれの位置にある二辺を他の四面体ユニツトの一
辺とそれぞれ回動可能に連結し、複数個の四面体
ユニツトにより反転可能な環状体を形成した造形
玩具の特徴は、各ユニツト1を運動させて反転等
の一見不可能な変化をさせることができる機構に
なつている点にあるが、形状変化を面白くするた
め少数のユニツトで環を作るには、例えば、ユニ
ツトの各面を適当な頂角を持つ二等辺三角形とす
るとともに、それら二等辺三角形の底辺から成る
一組の辺を互いに垂直なねじれの位置に置くよう
にユニツトを設計しなくてはならないといつた幾
何学的条件が必要とされ、ユニツトの形を自由に
選ぶことができず、従つて種々のバリエーシヨン
を工夫できないという欠点があつた。もちろん、
原理的には非常に多数のユニツトを念珠のように
つないだものを作れば一つ一つのユニツトの形状
に対する制約は少くなるのであるが、この種の造
形玩具の面白さは、一見身動きできそうにもない
ように密接に組合さつた少数の一連のユニツトが
互いに相手をすり抜けるように運動するところに
あるのであつて、従つて数を増やすことによつて
バリエーシヨンを求める方法は成功をみなかつ
た。
そのようなわけで、従来その改良は、ユニツト
の各面に図形を描いたり彩色を行なつたりして、
玩具の変化に応じて次々と異なる図形や色が表に
現れてくるようにした、いわゆる帯からくり風な
発想に基づくものが殆んどであり、ユニツトの形
に積極的に工夫を加えようとするものはみられな
かつた。
例えば、米国特許第3302321号明細書記載の発
明は、一枚の紙を折畳んで実質的に相互に連結さ
れた四面体様の中空ユニツトから成る環状の造形
玩具を作成する手段を提供するものであるが、こ
の発明は玩具の形状変化をねらつたものよりもむ
しろ反転により形状を殆んど変えずに次々と新し
い面を表に出し、玩具表面に描かれた模様を変化
させていく点にその特徴を有するものであつた。
同様の発想により、実公昭50−10879号公報に
は、連結された8個の四面体の表面に表われた図
を組合せて遊ぶようにしたパズルが提案されてい
る。
また、実公昭52−6396号公報には、四面体を環
状に連結したものを用いた組立て玩具が記載され
ているが、この考案の関心は連結された複数の四
面体をたくみに組合せて正多面体を組立てるブロ
ツク玩具を提供するところにあるのであつて、ユ
ニツトである四面体そのものをいくつかのサブユ
ニツトに分け、特定の運動を許すために一時的に
サブユニツトを四面体ユニツトの形に集合させる
という本願考案に係る技術的思想はなんら示唆さ
れていない。言い代えれば、この考案は、多角形
が三角形の集まりに分割可能であるのと同様に、
多面体が三角錐、すなわち四面体の集まりに分解
され得るという知見に基づいて成されたものであ
り、その実施例において四面体を環状に連結した
態様が見出されるものの、基本的単位である四面
体ユニツトそのものは不可分であるとして、それ
を任意の面でさらに分割するようなことはまつた
く考慮されていないのである。
d 考案の構成 本願考案者は、上記観点から、かかる造形玩具
の一種である四面体ユニツトの互いにねじれの位
置にある二辺を他の四面体ユニツトの一辺とそれ
ぞれ回動可能に連結し、複数個の四面体ユニツト
により反転可能な環状体を形成した造形玩具にお
いて、そのユニツトの形状の変化の可能性につい
て研究した結果、この造形玩具には運動のある状
態では各ユニツトが四面体あるいはそれと同等な
性質を持つ立体形状を持つことが必要とされる
が、他の状態では、より自由な形状を取ることが
許されることを見出し、本願考案を行なうに到つ
たものである。
すなわち、第1図に示されたような造形玩具に
おいて、ユニツト群を矢印のように回転運動させ
る時には、ユニツトは定められた四面体でなくて
はならないとされるが、単に途中まで環を屈曲さ
せる場合にはユニツトの形はかならずしも四面体
でなくてもその運動が可能であることを見出し、
本願考案者は、ユニツトを回転の時だけ四面体と
なし、他の場合は別の形となすことにより、この
造形玩具に新たな発展性を与えることができるこ
とを見出したのである。そして、かかる性質をユ
ニツトに実現するために種々検討した結果、四面
体ユニツトをいくつかのサブユニツトをつないで
作成しておき、通常はサブユニツトを別々に運動
させ、必要な時だけこれらを四面体ユニツトにま
とめて回転運動を行なうことができるようにする
ことを想到したのである。
従つて本願考案は、実用新案登録請求の範囲に
記載された通りのものであつて、四面体ユニツト
を切断して、少なくとも一つの非四面体形状のサ
ブユニツトを含む複数のサブユニツトに分割する
とともに、個々のサブユニツトは他の少なくとも
一つのサブユニツトと回動可能に連結して、折畳
まれた状態でこれらが元の四面体ユニツトを形成
するようにしたものを該造形玩具のユニツトとし
た点に特徴を持つている。
第2図に示すように四面体ユニツト1は、平面
2によつて切断したり、隣接ユニツト1′との間
の連結辺3を交差する平面4によつて切断しても
良い。切断後、各サブユニツト51,52,53
をその辺31,32によつて相互に運動可能なよ
うに接続する。図中太線で示した連結辺である辺
31,32は連結の一例を示し、連結は他の辺に
よつても可能である。この連結辺にそつてサブユ
ニツト51,52,53を運動させた形態の一例
を第3図に示す。
なお、切断は必ずしも平面によつて行なう必要
はなく、他の実施例によつて示されるようにサブ
ユニツト相互の運動が可能な限り、曲面や屈折し
た面によつて行なつても良い。この場合、サブユ
ニツトを連結するための直線状の辺を少くとも一
つの形成する必要がある。第4図は、四面体ユニ
ツト1を曲面6及び屈折面7により切断した例を
示す。図中太線は連結辺の一例を示す。
また、第5図に示すさらに別の実施例のように
切断面によつて互いに嵌合する凸部8と凹部9と
を鋳型状に形成するようにすれば、より異なつた
形態の変化を得ることができる。さらにこれを発
展させて、第6図に示すように、共通した閉曲線
33で四面体ユニツト1の表面と交差する2枚の
面21,22によりユニツトを切断し、ユニツト
を組立てるのに必ずしも必要でない面21,22
で囲まれたサブユニツト54を取去り空洞として
も良い。上記凹部についても同様で、四面体ユニ
ツト1の表面にすきまをあけない範囲で充分大き
くとり、組立てた時内部に空洞を残すようにすれ
ば複雑な形状の凸部を形成した時の工作が容易と
なる。
切断は、あまり多くすると玩具の操作が困難と
なつてしまうので1つのユニツトを数個、すなわ
ち2〜6個程度のサブユニツトとするのが望まし
い。ユニツトの切断は、この造形玩具の形態によ
り多くのバリエーシヨンと意外性を与えることを
目的としているので数を増やすよりは分割の仕方
に工夫をする方に注意を払うべきである。
この考案に用いるユニツト並びにサブユニツト
は、紙等の板状材料から組立てたり、木材等を切
断したり、プラステイツクやその発泡体を成形し
たりする公知の方法によつて作成が可能である。
また連結辺の接合手段も、紙、レザー、布、プラ
スチツクフイルム等の可とう性材料を接着するこ
とによつて可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、四面体ユニツトを屈曲可能にその辺
によつて環状に連結した造形玩具の一例を示す斜
視図である。第2図は、本願考案に係る造形玩具
の一部を示す斜視図、第3図は、第2図記載のも
のを運動させた状態の一例を示す斜視図である。
第4図は、本願考案の別の実施例における四面体
ユニツトを、そして第5図は、本願考案のさらに
別の実施例における四面体ユニツトを示す。第6
図aは、本願考案のもう一つのさらに別の実施例
における四面体ユニツトを、そして、同bは、こ
の実施例において切離された四面体の内部に含ま
れるサブユニツトを示す。 図において、1……四面体ユニツト、2,4…
…平面、51,52,53,54……サブユニツ
ト、3,31,32……連結辺、6……曲面、7
……屈折面、10……面、10′面、8……凸部、
9……凹部、33……閉曲線、21,22……共
通した閉曲線で四面体ユニツトの表面と交差する
面である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 四面体ユニツトの互いにねじれの位置にある二
    辺を他の四面体ユニツトの一辺とそれぞれ回動可
    能に連結し、複数個の四面体ユニツトにより反転
    可能な環状体を形成して成る造形玩具において、
    該四面体ユニツトは少なくとも一つの非四面体形
    状のサブユニツトを含む複数のサブユニツトに分
    割され、個々のサブユニツトは他の少なくとも一
    つのサブユニツトと回動可能に連結されて、折畳
    まれた状態で上記四面体ユニツトを形成すること
    を特徴とする環状造形玩具。
JP14431682U 1982-09-25 1982-09-25 環状造形玩具 Granted JPS5948692U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14431682U JPS5948692U (ja) 1982-09-25 1982-09-25 環状造形玩具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14431682U JPS5948692U (ja) 1982-09-25 1982-09-25 環状造形玩具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5948692U JPS5948692U (ja) 1984-03-31
JPH0410874Y2 true JPH0410874Y2 (ja) 1992-03-17

Family

ID=30321857

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14431682U Granted JPS5948692U (ja) 1982-09-25 1982-09-25 環状造形玩具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5948692U (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4930097U (ja) * 1972-06-16 1974-03-15
JPS526396U (ja) * 1975-06-28 1977-01-17

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5948692U (ja) 1984-03-31

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