JPH04108976A - 木質防火戸 - Google Patents

木質防火戸

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JPH04108976A
JPH04108976A JP2226874A JP22687490A JPH04108976A JP H04108976 A JPH04108976 A JP H04108976A JP 2226874 A JP2226874 A JP 2226874A JP 22687490 A JP22687490 A JP 22687490A JP H04108976 A JPH04108976 A JP H04108976A
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JP
Japan
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wood
door
insoluble
fire door
fire
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Application number
JP2226874A
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English (en)
Inventor
Yukihiko Yusa
遊佐 幸彦
Hiroaki Usui
宏明 碓氷
Kenji Onishi
兼司 大西
Yoshihiro Ota
義弘 太田
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、一般住宅、集合住宅、高層建築物等に用い
られる木質防火戸に関する。
〔従来の技術〕
従来、一般住宅、集合住宅、高層建築物等に用いられる
防火戸は、金属製のものがほとんどである。
しかし、金属製の戸では、木材に特有の「やわらかさ」
や「あたたかさ」といった木質感が得られず、美観を損
なうという問題があった。
一方、木質戸は、前記木質感を有する反面、防火性(耐
火性)に劣るため、特に、集合住宅、ホテル等では、防
火規制の関係で、木材を用いた戸が使えないのが現状で
ある。しかし、ニーズの多様化に伴い、木質戸の要望も
ますます高くなっている。
そこで、発明者らは、面状に構成された金属材料からな
る骨組み材の表裏両面に、木材からなる表面板が合わせ
られた構造の木質防火戸を開発し、すでに特許出願して
いる(特開平1−131777号公報等参照)。この木
質防火戸は、乙種防火戸相当以上の優れた防火性を有し
、しかも、木質感の豊かな戸である。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、上述した新規開発の木質防火戸は、次のよう
な問題点を有する。すなわち、骨組み材の表裏両面に表
面板を合わせる際、骨組み材と表面板との接着力が弱く
、戸を組み立てにくいという問題であった。
このような事情に鑑み、この発明は、組み立てやすく、
防火性に優れた木質戸を提供することを課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するため、発明者らは、種々検討を重ね
た。その結果、次のようなことがわかったのである。す
なわち、上記従来品では、戸の防火性を高めるために骨
組み材が金属材料でできており、戸に木質感を持たせる
ために表面板が木材でできている。金属材料と木材とは
、互いになじみにくい材料である。そのため、骨組み材
の表裏両面に表面板を合わせる際、骨組み材と表面板と
の接着力が弱いので、戸を組み立てにくいということで
ある。そこで、戸を組み立てにくい原因を除くために、
発明者らは、骨組み材を構成する材料として金属材料の
代わりに木材を用いることを考えたが、その場合は、戸
の防火性が低下するという問題があった。しかし、発明
者らは、骨組み材を木材で構成する場合は、骨組み材に
防火塗料を塗布すれば、防火性の低下を抑えることがで
きることを実験により確認して、この発明を完成した。
すなわち、この発明にかかる木質防火戸は、面状に構成
された木材からなる骨組み材の表裏両面に、少なくとも
最外面が木材である表面板が合わせられている木質防火
戸であって、前記骨組み材に防火塗料が塗布されている
ことを特徴とするものである。
この発明にかかる木質防火戸では、戸を組み立てやすく
するために、骨組み材が木材で構成されていることが必
要である。骨組み材を構成する木材の樹種については、
何ら限定されない。同木材は、−楔板であってもよいし
、合板であってもよい。骨組み材は、未処理の木材のみ
で構成されていてもよいが、戸の防火性をより向上させ
るためには、骨組み材を構成する木材の一部または全部
に、難燃処理が施された木材(以下、これを単に「難燃
処理木材」と称する。)を用いることが好ましい。用い
られる難燃処理木材の種類としては、特に限定されず、
たとえば、リン酸アンモニウムやホウ酸系無機塩を注入
した市販の難燃合板や、有機高分子化合物を木材に注入
し複合させたWPC等が挙げられるが、戸の防火性をよ
り高めるためには、後で詳しく述べる、内部に不溶性不
燃性無機物を含む木材の使用が好ましい。これらの難燃
処理木材は、一種のみ使用してもよいし、複数種を併用
、たとえば、市販難燃合板と、内部に不溶性不燃性無機
物を含む木材とを併用してもよい。
また、この発明では、戸の防火性を向上させるために、
骨組み材に防火塗料が塗布されていることが必要である
。用いられる防火塗料としては、特に限定はされないが
、たとえば、有機リン酸系のもの等が挙げられる。防火
塗料は、通常、骨組み材の全面に塗布されるが、必要に
応じては、火災が起こる可能性のある側の面のみに塗布
されていてもよい。
骨組み材の構造としては、特に限定はされないが、たと
えば、四周囲の枠のみで構成されているものや、枠内部
に縦桟や横桟が挿入されたもののほか、枠内部に、格子
組み、輪組み、弧状組み等が組み込まれているもの等が
挙げられる。これらの骨組み材の空隙は空間であっても
よいが、必要に応じては、骨組み材の空隙に、充填材と
して、戸の断熱性を高める等の目的でロックウール、ガ
ラスウール等の断熱材や、セル構造を持つコア材等が充
虜されていてもよいし、あるいは、戸の防火性を高める
等の目的で前記難燃処理木材等が充虜されていてもよい
。前記コア材については、ロールコア状、ハニカムコア
状等、特に限定されず、その材質も、可燃性、不燃性を
問わない。これらのコア材のセル内は空間であってもよ
いが、必要に応じては、さらに戸の断熱性を高めるため
にセル内にガラスウール、ロックウール等の断熱材が挿
入されていてもよい。以下では、骨組み材単独、または
、骨組み材の空隙に充填材が充填されてなる構成体を「
芯材」と称することがある。
この発明の木質防火戸の表面板は、全体が木材で構成さ
れている必要は必ずしもなく、戸に木質感を持たせるた
めには、少なくとも最外面が木材であればよい。すなわ
ち、表面板の最外面を除く部分に木材以外の材料が使わ
れていてもよいのである(ただし、金属材料は除く。)
。また、戸の防火性をより向上させるためには、表面板
に用いられる木材の全部が、前述したような難燃処理木
材であることが好ましいが、これに限定されるわけでは
なく、一部または全部が未処理の木材であってもよい。
木材の樹種についても特に限定されない。
表面板は、骨組み材に直接合わせられていてもよいが、
これに限定されることはなく、補強材を介して合わせら
れていてもよい。このような補強材を構成する材料とし
ては、非金属系材料が用いられる。金属材料を用いた場
合は、金属材料が、骨組み材および表面板を構成する木
材となしみにクク、戸を組み立てにくくなるため、不都
合だからである。補強材として用いられる非金属系材料
としては、特に限定はされず、たとえば、ケイカル板(
ケイ酸カルシウム板)、スレート板等の非金属系無機材
料を用いることができる。これらの非金属系無機材料は
、一般に、金属材料に比べれば、木材となじみやすいか
らである。また、補強材としては、木材を用いることも
できるが、戸の防火性をより向上させるためには、木材
の全部が、前述したような難燃処理木材であることが好
ましい。しかし、これに限定されるわけではなく、補強
材に用いられる木材の一部または全部が未処理の木材で
あってもよい。樹種についても特に限定されない。
以上の材料を用いて木質防火戸を作製する際の、加工、
組み立て方法等は特に限定されない。また、この発明に
かかる木質防火戸の型式は、フラッシュドア型、かまち
ドア型等、特に限定されない。
なお、前述したように、この発明では、難燃処理木材と
して、内部に不溶性不燃性無機物を含む木材を用いても
よい。この内部に不溶性不燃性無機物を含む木材は、以
下に説明するような理由により、極めて難燃性に優れた
木材である。
一般に、木材に難燃性を付与するための改質方法は、以
下のような難燃化のメカニズムに基づいて大別されてい
る。
(a)  無機物による被覆 (bl  炭化促進 (C1発炎燃焼における連鎖反応の阻害(dl  不燃
性ガスの発生 tel  分解・結晶水放出による吸熱(f)  発泡
層による断熱 ここで、木材中に不溶性不燃性無機物を含ませるという
改質方法は、以下に説明するように、上記(al以外に
も、無機物の種類によっては、(b)、(C1、(d)
等による効果も併せて期待でき・る優れた方法である。
しかも、不溶性不燃性無機物は、−旦、木材組織内に定
着させられれば、木材から熔は出す恐れが少ないので、
前記効果が薄れるといった心配も少ない。
上記(alから(d)までの難燃化のメカニズムについ
て、次に詳しく説明する。
(alの無機物による被覆は、たとえ可燃性の材料であ
っても、それを不燃性の無機物と適当な配合比で複合す
ることにより難燃化しうるということである。たとえば
、従来知られている木片セメント板は、可燃性木材を不
燃性のセメントと約3対1ないしl対Iの重量配合比で
混合し、板状に成形したものであって、JISで準不燃
材料として認められている。
(b)の炭化促進は、次のようなメカニズムである。木
材は、加熱されると熱分解して可燃性ガスを発生し、こ
れが発炎燃焼するわけであるが、この時、リン酸あるい
はホウ酸が存在すると、木材の熱分解、すなわち炭化が
促進され、速やかに炭化層が形成される。この炭化層が
断熱層として作用し、難燃効果が生じる。したがって、
不溶性不燃性無機物がリン酸成分あるいはホウ酸成分を
含む場合は、難燃効果が一層高いものとなる。
fc)の発炎燃焼における連鎖反応の阻害とは、ハロゲ
ンにより寄与されるものであり、炎中でのラジカル的な
酸化反応において、ハロゲンが連鎖移動剤として作用す
る結果、酸化反応が阻害されて難燃効果が生じるという
メカニズムである。したがって、不溶性不燃性無機物が
ハロゲンを含んでおれば、このメカニズムによる難燃効
果も得られる。
(d)の不燃性ガスの発生は、次のようなメカニズムで
ある。すなわち、炭酸塩、アンモニウム塩等の化合物が
、熱分解により炭酸ガス、亜硫酸ガス、ハロゲン化水素
などの不燃性ガスを発生し、これらのガスが可燃性ガス
を希釈することにより燃焼を妨げるというメカニズムで
ある。したがって、不溶性不燃性無機物が炭酸塩等の不
燃性ガスを発生しろるものを含んでいれば、このメカニ
ズムによる難燃効果も併せて得られる。
内部に不溶性不燃性無機物を含む木材を得るための方法
としては、特に限定はされないが、次のような方法が好
ましい。
すなわち、混合することにより不溶性不燃性無機物を生
じさせるカチオン含有処理液とアニオン含有処理液の組
み合わせのうちの一方を原料木材に含浸させた後に他方
を含浸させて木材組織内に前記不溶性不燃性無機物を生
成・定着させるようにする方法である(特開昭61−2
46003号公報等参照)。この方法によれば、不溶性
不燃性無機物を、固体粒子として浸透させるのではなく
、イオンの形で水などの媒体中に溶存させた状態で浸透
させるので、含浸が容易であり、極めて多量の不溶性不
燃性無機物を効率良く木材内に含ませることができる。
このような方法により内部に不溶性不燃性無機物を含む
木材を得るための原料木材としては、特に限定はされず
、原木丸太、製材品、スライス単板、合板等が例示され
る。それらの樹種等についても何ら限定されることはな
い。
この方法において、木材中に生成させて木材組織内に分
散・定着させる不溶性不燃性無機物(不溶性生成物)と
しては、特に限定はされないが、たとえば、ホウ酸塩、
リン酸塩、リン酸水素塩、炭酸塩、硫酸塩、硫酸水素塩
、ケイ酸塩、硝酸塩、水酸塩等の各種塩が挙げられる。
これらの塩のうち、たとえば炭酸塩について具体例を挙
げると、BaCO5、CaC0,、FeCO5、MgC
Ox 、MnC0* 、NiC0* 、ZnCOx等で
ある。これらは、2種以上が木材中に共存するようであ
ってもよい。木材内の不溶性不燃性無機物は、木材セル
ロースと反応した形で定着していてもよい。
なお、1種の不溶性不燃性無機物中に、後述のカチオン
および/またはアニオン部分がそれぞれ2種以上含まれ
ていてもよい。
前記の不溶性不燃性無機物を木材組織内で生成させるた
めには、同不溶性不燃性無機物のカチオン部分を構成す
る1群の無機化合物でm製された水溶液、すなわちカチ
オン含有処理液と、アニオン部分を構成する他の1群の
無機化合物で調製された水溶液、すなわちアニオン含有
処理液とを別々に順次木材組織内に含浸浸透させる。カ
チオン含有処理液およびアニオン含有処理液は、交互に
1回または複数回含浸させることができる。複数回含浸
させる場合は、交互でなく、連続して含浸させてもよい
前記不溶性不燃性無機物のカチオン部分を構成するもの
としては、たとえば、Na、になどのアルカリ金属、C
a、Ba、Mg、Srなどのアルカリ土類金属、Mn、
Ni、Cd等の遷移元素、Si、Pb等の炭素族元素、
Zn、A4などが挙げられる。これらのうちでも、Ca
、Ba、Mg、ZnおよびAlカチオンが好ましい。
前記不溶性不燃性無機物のアニオン部分を構成するもの
としては、たとえば、S40y 、BO。
、BO4、Co1、S04、NO2、ClXBr、F、
IおよびOH等が挙げられる。これらのうちでも、BO
3、Po4、C08、S04およびOHアニオンが好ま
しい。また、前記アニオンのうちでS40. 、BO,
およびBO4は、炭化促進のメカニズムによる難燃化効
果、CO8は、不燃性ガスの発生のメカニズムによる難
燃化効果、Cβ、F、Brなどのハロゲンは、発炎燃焼
における連鎖反応の阻害および不燃性ガスの発生のメカ
ニズムによる難燃化効果が、それぞれ、期待できる。
上記カチオンとアニオンは、木材内に生じさせようとす
る所望の不溶性不燃性無機物の組成に応じて任意に選択
され、それらの各イオンを含んだ水溶性無機物を別々に
水に熔かすことにより、所望のカチオンを含んだカチオ
ン含有処理液、および、所望のアニオンを含んだアニオ
ン含有処理液が調製される。ただし、前記カチオンとア
ニオンとの組み合わせに関しては、木材組織内で不溶性
不燃性無機物が生成されやすいような組み合わせが適宜
選択される。
水に熔けて上記所望のカチオンを生じさせる無機物とし
ては、MgCjL 、MgBrz 、MgSO4・H2
O、Mg (Now)t  −6Hz O,CaC11
t 、CaBrz 、Ca (NOs)z 、BaCA
z  ・2Hz ○、BaBr、 、Ba  (No、
)、 、A11cIlx 、Aj2Bri 、ANz(
SO4)z 、AN (Now)s  ・9H,o、7
. n C12z等が一例として挙げられるが、これら
に限定されない。水に熔けて上記所望のアニオンを生じ
させる無機物としては、たとえば、N a 2 COs
、(NH4)2 C0−1H2SO4、Na2S○4、
(NH,)、BO4、Hs PO4、Nag HPO4
、(NH4)z HPOa 、Hs Bow 、Na 
Bog 、NH4BO2などが挙げられるが、やはり、
これらに限定されることはない。以上の水溶性無機物は
、各々が単独で用いられるほか、互いに反応せずに均一
な水溶液を形成できる範囲内で、1処理液中に複数種が
併用されるようでもよい。
以上のカチオン含有処理液およびアニオン含有処理液に
よる原料木材の無機物含浸処理は、たとえば、以下のよ
うに行われる。
まず、両処理液のうちのいずれか一方(第1液)を、同
処理液中に上記原料木材を浸漬させるなどして、木材中
に含浸させる。この第1液の含浸後、同第1液と反応す
る相手方のイオンを含んだ処理液(第2液)を同様に含
浸させて、木材内部において不溶性不燃性無機物を生成
させる。
次に、上記のごとくして、アニオン含有処理液およびカ
チオン含有処理液の2液が含浸された後、さらに必要に
応じては、第3液、第4液・・・等を用意して繰り返し
含浸させ、生成物層の緻密化を図るようにしてもよい。
このとき用いられるカチオン/アニオン含有側処理液は
、それぞれ、同一種のものであっても、異種のものであ
っても構わないし、その濃度等も特に限定はされない。
各液の含浸処理方法、含浸処理時間等も、特に限定され
ることはなく、減圧下または加圧下で含浸させたり、塗
布による含浸を行ったりすることもできる。
なお、第1液の含浸処理に先立ち、原料木材に飽水処理
を施して、木材を充分に飽水された状態にしておくこと
が推奨される。これにより、木材中の水を媒体として第
1液に含まれているイオンが速く拡散していくようにな
り、処理時間を短縮することができるためである。飽水
処理方法は、特に限定されないが、水中貯木、スチーミ
ング、減圧下含浸、加圧下含浸などで行う。なお、第1
液を減圧下含浸または加圧下含浸させる場合には、この
飽水処理を行う必要は必ずしもない。
含浸処理後には、必要に応じて養生を行って不溶性不燃
性無機物の生成反応を促進させることもできる。
以上の含浸処理により木材内に不溶性不燃性無機物を生
成・定着させた後、必要に応じては、木材表面の水洗等
を行い、乾燥させて、目的とする内部に不溶性不燃性無
機物を含む木材を得る。
以上の各処理により、内部に不溶性不燃性無機物を含む
ため、高度に難燃性に優れた木材を効率良く得ることが
できる。得られた木材は、無機物が木材内部に含浸・定
着されているため、木質感が損なわれておらず、上記性
能に加えて外観的にも優れた木材となっている。
〔作   用〕
骨組み材を木材で作製するようにすると、表面板と骨組
み材とがなじみやず(なるため、戸を組み立てやすくな
る。また、骨組み材の表面に防火塗料を塗布するように
すると、戸の防火性が向上する。
〔実 施 例〕
以下に、この発明にかかる木質防火戸を、図面を参照し
ながら詳しく説明する。
第1図(alおよび(blは、この発明にかかる木質防
火戸の第1実施例を表す。なお、図(b)では、木質防
火戸の平面断面が、実際のものに比べて、戸の幅方向を
縮小して示されている。図にみるように、この木質防火
戸1は、木材からなる骨組み材11が、四周囲の枠内部
に縦桟と横桟を格子状に組み込むことにより面状に構成
されており、その表裏両面に、木材からなる表面板12
が、スレート板からなる補強材13を介して合わせられ
た構造を有する。骨組み材11の全面には、戸の防火性
を向上させるために防火塗料が塗布されている。
骨組み材11を形成する枠、縦桟および横桟で囲まれた
部分は空間であり、骨組み材11単独で芯材が構成され
ている。
第2図(a)および(b)は、この発明にかかる木質防
火戸の第2実施例を表す。なお、図(blでは、木質防
火戸の平面断面が、実際のものに比べて、戸の幅方向を
縮小して示されている。図にみるように、この木質防火
戸2は、木材からなる骨組み材21が、四周囲の枠内部
に縦桟と横桟を格子状に組み込むことにより面状に構成
されており、その表裏両面に、木材からなる表面板22
が補強材を介することなく直接合わせられた構造を有す
る。骨組み材21の全面には、戸の防火性を向上させる
ために防火塗料が塗布されている。骨組み材21を形成
する枠、縦桟および横桟で囲まれた部分は空間であり、
骨組み材21単独で芯材が構成されている。
第3図(alおよび(blは、この発明にかかる木質防
火戸の第3実施例を表す。なお、図(blでは、木質防
火戸の平面断面が、実際のものに比べて、戸の幅方向を
縮小して示されている。図にみるように、この木質防火
戸3は、木材からなる骨組み材31が、四周囲の枠内部
に縦桟と横桟を格子状に組み込むことにより面状に構成
されており、その表裏両面に、木材からなる表面板32
が補強材を介することなく直接合わせられた構造を有す
る。骨組み材31の全面には、戸の防火性を向上させる
ために防火塗料が塗布されている。骨組み材31の空隙
内には、戸の断熱性を高めるための充填材としてロック
ウール板34が充填されており、骨組み材31とロック
ウール板34とで芯材が構成されている。
以下では、この発明のより具体的な実施例を示すが、こ
の発明は、下記実施例およびすでに述べた実施例に限定
されない。
実施例1−1 0−タリーレースにより切削された厚さ5 mmのペイ
マツ材単板に飽水処理を施して、木材内部まで充分水を
含浸させた。
飽水処理後の単板を、50℃の塩化亜鉛水溶液(濃度2
 mol/水1β)からなる第1浴に24時間浸漬し、
次いで、50℃のリン酸水素二ナトリウム水溶液(濃度
4mol/水1β)からなる第2浴に24時間浸漬した
この浸漬処理単板を熱風乾燥し、含水率5〜10%の内
部に不溶性不燃性無機物を含む単板(以下、これを「無
機処理単板」と称する。)を得たこの無機処理単板を積
層、接着させて、合板(以下、これを「無機処理合板」
と称する。)を作製し、この無機処理合板を加工し組み
立てて、四周囲の枠内部に縦桟と横桟が格子状に組み込
まれて面状に構成された骨組み材を得た。
得られた骨組み材の全面に有機リン酸系防火塗料を塗布
したものを芯材とし、その表裏両面に、前記の無機処理
単板からなる表面板を、厚さ3龍のスレート板を介して
貼り合わせて、第1図にみるようなフラッシュ型式の木
質防火戸を得た。
実施例1−2 実施例1−1において、骨組み材を構成する材料として
無機処理合板の代わりに未処理の単板からなる合板(以
下、これを「未処理合板」と称する。)を用いた以外は
実施例1−1と同様にして、第1図にみるようなフラッ
シュ型式の木質防火戸を得た。
実施例2−1 実施例1−1において、スレート板を用いず、芯材の表
裏両面に表面板を直接貼り合わせるようにした以外は実
施例1−1と同様にして、第2図にみるようなフラッシ
ュ型式の木質防火戸を得た料として無機処理合板の代わ
りに未処理合板を用いた以外は実施例2−1と同様にし
て、第2図にみるようなフラッシュ型式の木質防火戸を
得た。
実施例3 実施例2−1において、防火塗料を塗布した骨組み材の
空隙にロックウール板を充填したものを芯材とした以外
は実施例2−1と同様にして、第3図にみるようなフラ
ッシュ型式の木質防火戸を得た。
以上の実施例1−1.1−2.2−1.2−2.3で得
られた木質防火戸について、防火性を調べた。防火性は
、乙種防火戸に相当するものを○で、乙種防火戸より優
れているものを◎で、乙種防火戸より劣るものをXで評
価した。それらの結果を第1表に示した。
実施例2−2 実施例2−1において、骨組み材を構成する材第1表 第1表にみるように、いずれの実施例においても、得ら
れた木質防火戸は、乙種防火戸規格に合格もしくはそれ
以上の防火性を有していることが確認された。
〔発明の効果〕
この発明にかかる木質防火戸は、組み立てやすく、防火
性に優れ、しかも、木質感の豊かなものとなっている。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は、この発明の木質防火戸の第1実施例の
構成を説明する斜視図、第1図(b)は、同第1実施例
を表す平面断面図、第2図(a)は、この発明の木質防
火戸の第2実施例の構成を説明する斜視図、第2図(b
)は、同第2実施例を表す平面断面図、第3図(a)は
、この発明の木質防火戸の第3実施例の構成を説明する
斜視図、第3図(b)は、同第3実施例を表す平面断面
図である。 11.21.31・・・骨組み材 12.22.32・
・・表面板 代理人 弁理士  松 本 武 彦

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 面状に構成された木材からなる骨組み材の表裏両面
    に、少なくとも最外面が木材である表面板が合わせられ
    ている木質防火戸であって、前記骨組み材に防火塗料が
    塗布されていることを特徴とする木質防火戸。 2 木材部分の少なくとも一部が、内部に不溶性不燃性
    無機物を含む木材である請求項1記載の木質防火戸。 3 内部に不溶性不燃性無機物を含む木材が、混合する
    ことにより不溶性不燃性無機物を生じさせるカチオン含
    有処理液とアニオン含有処理液の組み合わせのうちの一
    方を原料木材に含浸させた後に他方を含浸させて木材組
    織内に前記不溶性不燃性無機物を生成・定着させること
    により得られたものである請求項2記載の木質防火戸。 4 カチオン含有処理液が、Mg、Ba、Ca、Alお
    よびZnカチオンからなる群の中から選ばれた少なくと
    も1種を含むものであり、アニオン含有処理液が、BO
    _3、PO_4、CO_3、SO_4およびOHアニオ
    ンからなる群の中から選ばれた少なくとも1種を含むも
    のである請求項3記載の木質防火戸。
JP2226874A 1990-08-28 1990-08-28 木質防火戸 Pending JPH04108976A (ja)

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JP2226874A JPH04108976A (ja) 1990-08-28 1990-08-28 木質防火戸

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5304770A (en) * 1993-05-14 1994-04-19 Kabushiki Kaisha Komatsu Seisakusho Nozzle structure for plasma torch
KR100415154B1 (ko) * 2001-06-22 2004-01-16 임영진 목재도어 제조방법
JP2005325677A (ja) * 2004-04-16 2005-11-24 Kajima Corp 耐火建材ならびにそれを用いた施工方法及び耐火構造

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KR100415154B1 (ko) * 2001-06-22 2004-01-16 임영진 목재도어 제조방법
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