JPH04109023U - ラツプフイルムの収納ケース - Google Patents
ラツプフイルムの収納ケースInfo
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- JPH04109023U JPH04109023U JP2351291U JP2351291U JPH04109023U JP H04109023 U JPH04109023 U JP H04109023U JP 2351291 U JP2351291 U JP 2351291U JP 2351291 U JP2351291 U JP 2351291U JP H04109023 U JPH04109023 U JP H04109023U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本体ケースから引出されたラップフィルムを
切断した後、ケース本体に閉じられる蓋板と掩蓋片がケ
ース本体から自然に離れて開くことを防止し、切断後に
残ったラップフィルムが外部に露出しないようにする。 【構成】 ケース本体10の端板14に、前側板12よ
りも前方に突出する突起14aが一体に延長して形成さ
れている。ラップフィルムWを切断部材20により切断
するときには、蓋板17と掩蓋片18とをケース本体1
0に閉じるが、このとき突起14aが掩蓋片18の内面
に圧接し、蓋板17と掩蓋片18とが閉じられた状態に
保持される。よってフィルム切断後に、ヒンジ部16の
弾性により蓋板17と掩蓋片18が自然に開くことがな
く、ラップフィルムWが外部に露出しない。
切断した後、ケース本体に閉じられる蓋板と掩蓋片がケ
ース本体から自然に離れて開くことを防止し、切断後に
残ったラップフィルムが外部に露出しないようにする。 【構成】 ケース本体10の端板14に、前側板12よ
りも前方に突出する突起14aが一体に延長して形成さ
れている。ラップフィルムWを切断部材20により切断
するときには、蓋板17と掩蓋片18とをケース本体1
0に閉じるが、このとき突起14aが掩蓋片18の内面
に圧接し、蓋板17と掩蓋片18とが閉じられた状態に
保持される。よってフィルム切断後に、ヒンジ部16の
弾性により蓋板17と掩蓋片18が自然に開くことがな
く、ラップフィルムWが外部に露出しない。
Description
【0001】
本考案は、食品包装などに用いられるラップフィルムが筒状に巻かれて収納さ
れており、所定長さのラップフィルムを引き出して切断する切断部材が設けられ
ているラップフィルムの収納ケースに係り、特に切断後に蓋板ならびに掩蓋片が
ケース本体から離れるのを防止して切断後に前側板の前方に残るフィルムが露出
するのを防止するラップフィルムの収納ケースに関する。
【0002】
図8は従来のラップフィルムの収納ケースを示す斜視図であり、図9はその断
面図である。この従来例は例えば実公昭61-22823号公報に開示されているものと
同種のものである。
図8において、符号1は厚紙により製作されたケース本体であり、底板1aと
、両端板1b、1cと、前側板1dならびに背板1eを有する直方体の箱である
。ケース本体1の背板1eの上縁部には蓋板2が一体に延長され、背板1eと蓋
板2の境界部が折り癖をつけたヒンジ部2aとなっている。この蓋板2の先部に
は掩蓋片3が一体に延長され、その先端に鋸刃を有する切断部材4が設けられて
いる。コアにラップフィルムWが巻かれたフィルムロール5はケース本体1内に
収納されている。ラップフィルムWはケース本体1の上方の開口部1fから前側
板1dと掩蓋片3との間へ導かれて外方へ引き出される。ラップフィルムWが所
望の長さに引き出された後、ケース本体1と引き出されたラップフィルムWとを
相対的に捻るなどして、切断部材4の鋸刃によりラップフィルムWを切断する。
図8に示す従来例では、前側板1dの外面中央部で且つ掩蓋片3が重ねられる部
分にフィルム保留手段として粘着材6が設けられており、切断された後のラップ
フィルムWを掩蓋片3の外側から指で押して粘着材6に圧接することにより、フ
ィルムがケース本体1内へ巻き戻されるのが防止できる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
図8に示すラップフィルムの収納ケースにおいて、ラップフィルムWを切断す
るときには、蓋板2あるいは掩蓋片3を指でケース本体1の方向へ押し、図9に
おいて実線で示すように蓋板2が開口部1fを覆い且つ掩蓋片3が前側板1dの
前方を覆う状態にし、前側板1dと掩蓋片3とでラップフィルムWを挟み込み、
切断部材4により切断する。ところがこの切断作業後に、ケースから手を離すと
、ヒンジ部2aの厚紙の弾性により、図9において破線で示すように、ヒンジ部
2aから蓋板2が上方へ自然に持ち上げられ、蓋板2が開口部1fから離れ、こ
れとともに掩蓋片3も前側板1dから離れる。このように掩蓋片3が前方へ開く
ことにより、フィルムロール5から引出され粘着材6により前側板1dの前方に
留められているフィルムが露出してしまう。
この種のラップフィルムWは、食品を包むものであるため、保管状態のときに
前側板1dの前方に露出させておくのは衛生上好ましくない。また蓋板2もケー
ス本体1の開口部1fから離れ、この開口部1fの閉鎖が不完全となるため、ケ
ース本体1内に収納されているフィルムロール5も外気にさらされて衛生上好ま
しくない状態に置かれることになる。
【0004】
さらに、図9において破線で示すように、掩蓋片3が前側板1dから離れてし
まうと、前側板1dの前面に留められているラップフィルムのうち粘着材6に圧
着していない部分が捲れ上がったり、あるいは粘着材6からラップフィルムが離
れることがあると、前側板1dの前面にフィルムが留まっていられず、フィルム
ロール5に巻き戻されやすくなる。ラップフィルムがフィルムロールに巻きもど
されてしまうと、次にラップフィルムを引出すときに引出し端部が解らなくなり
、非常に不便である。
本考案は上記従来の課題を解決するものであり、蓋板ならびに掩蓋片をケース
本体に対し閉じた状態でラップフィルムを切断した後、蓋板ならびに掩蓋片がケ
ース本体を閉じた状態に留まるようにして、切断されて残ったラップフィルムが
外部に露出することなどを防止したラップフィルムの収納ケースを提供すること
を目的としている。
【0005】
本考案によるラップフィルムの収納ケースは、底板、前側板、背板ならびに2
つの端板により5面が囲まれ且つ1面が開口部となる箱状のケース本体と、この
ケース本体の背板と連続し前記開口部を覆うことのできる蓋板と、蓋板の先部に
連続し前記蓋板が開口部を覆うときに前側板の前方に重ねられる掩蓋片と、蓋板
と掩蓋片の側端部どうしを接続する側蓋片と、前記本体ケース内に収納されたフ
ィルムロールから引出され前記前側板と掩蓋片との間から導き出されたフィルム
を切断する切断部材とが設けられており、前記ケース本体の端板には、前側板の
前面よりも突出して蓋板が閉じられたときに前記掩蓋片の内面に圧接する突起が
形成されていることを特徴とし、
または、前記ケース本体の前側板の側端部には、前記端板の表面よりも突出し
て蓋板が閉じられたときに前記側蓋片の内面に圧接する突起が形成されているこ
とを特徴とするものである。
【0006】
上記手段では、ラップフィルムをフィルムロールから引き出して前側板と掩蓋
片との間に導き出した後、蓋板あるいは掩蓋片を押え、ケース本体を捻るなどし
てラップフィルムを所望の長さにて切断する。上記のように蓋板ならびに掩蓋片
をケース本体に押えてケースを閉じた状態にすると、端板から前方に突出する突
起が掩蓋片の内面に圧接し、あるいは前側板の側端部から側方へ突出する突起が
側蓋片の内面に圧接する。掩蓋片と蓋板と側蓋片は互いに接続されているため、
前記いずれかの突起が当ることによって掩蓋片または側蓋片が自然に開くことは
なく、突起と掩蓋片または側蓋片とがある程度強く圧接し、蓋板ならびに掩蓋片
と側蓋片がケース本体に閉じられた状態に保持される。よってラップフィルム切
断後に、ケースの材質である紙などの弾性によって蓋板ならびに掩蓋片と側蓋片
がケース本体から離れることはなく、よって切断されて残ったラップフィルムは
掩蓋片に確実に覆われた状態になり、またフィルムロールもケース本体内に密閉
される。
【0007】
以下本考案の実施例を図1から図7までの図面により説明する。
図1は本考案によるラップフィルムの収納ケースの第1実施例を示す斜視図、
図2は図1に示したラップフィルムの収納ケースの一部を拡大して示す部分斜視
図、図3(A)は第1実施例において蓋板と掩蓋片が閉じられた状態のラップフ
ィルムの収納ケースを示す側端面図、図3(B)は蓋板と掩蓋片が閉じられる前
の端板ならびに突起を示す部分側面図である。
図1に示すラップフィルムの収納ケースは、厚紙により形成されているもので
ある。ケース本体10は、底板11、前側板12、背板13ならびに、底板11
と前側板12と背板13の両側端部どうしをつなぐ2枚の端板14とから成り、
これらの各板部により5面が覆われ且つ上方の1面が開口部15となる直方体形
状の箱となっている。ケース本体10の背板13の上縁部には連続して蓋板17
が延びている。背板13と蓋板17の境界部は、素材である厚紙に折り癖を付け
たヒンジ部16となっている。さらに蓋板17の前縁には掩蓋片18がほぼ直角
に折曲げられて一体に延長されている。また蓋板17の左右端部と掩蓋片18の
左右端部は側蓋片19により接続されている。蓋板17と掩蓋片18がケース本
体10に閉じられたとき、側蓋片19は端板14の外側に重ねられる。
【0008】
前記掩蓋片18の下縁部18aはほぼV字形状となっており、この下縁部18
aに沿って鋸刃を有する切断部材20が取付られている。図3(A)に示すよう
に、切断部材20は鋸刃を下向きにして掩蓋片18の内面下部に取付られている
。さらに前側板12の前面の左右ほぼ中央位置であって蓋板17が閉じられたと
きに掩蓋片18により覆われる部分には、フィルム保留部21が形成されている
。このフィルム保留部21は、粘着材の層が設けられた粘着部21aとその表面
を二重丸状に覆う樹脂層21bとから構成されている。この樹脂層21bを設け
ることにより、粘着部21aの面積を適度な広さとし、引出されたラップフィル
ムWが過剰な粘着力により留められるのを防止している。
前記ラップフィルムWはコアに円筒状に巻かれたものであり、この巻かれたフ
ィルムロール5がケース本体10内に収納されている。このラップフィルムWは
例えば塩化ビニリデン系、塩化ビニール系、ポリエチレン系、ポリプロピレン系
、あるいはブタジエン系などの合成樹脂フィルムである。
【0009】
さらに前記端板14の前縁の上部には突起14aが一体に突出形成されている
。図2ならびに図3(B)に示すように、突起14aは前側板12の前面よりも
前方へ突出しており、突起14aの上部は前側板12の前方へ斜めに下降する傾
斜部14bとなっている。図3(B)は蓋板17ならびに掩蓋片18が閉じられ
ていない状態を示しているものであるが、このときに突起14aが前側板12か
ら前方へ突出する突出寸法Bは、図3(A)に示すように、蓋板17と掩蓋片1
8とが閉じられた状態における前側板12と掩蓋片18の内面との隙間寸法bよ
りも大きくなるように形成されている。
なお、図2に示すように、端板14は底板11から折り曲げられたものであり
、前側板12の側端に連続する接着片12bが折曲げられて端板14の内面に接
着されている。また背板13の側端に連続する接着片13aは折曲げられて前記
接着片12bのさらに内側に接着されている。なお前側板12の上縁には折曲片
12aが連続して形成されており、これが前側板12の内面に折り畳まれて接着
されている。さらに側蓋片19は蓋板17から折り曲げられ、また掩蓋片18も
蓋板17から折り曲げられており、掩蓋片18の側端に延長する接着片18bが
折曲げられて側蓋片19の内面に接着されている。
【0010】
次に上記ラップフィルムの収納ケースの使用方法について説明する。
ケース本体10内のフィルムロール5から引出されたラップフィルムWは、ケ
ース本体10の開口部15から前側板12と掩蓋片18との間を経て外部に導か
れる。所望の長さのラップフィルムWが引き出されたとき、このラップフィルム
Wをトレイなどの被包装物の上にほぼ水平状態に広げる。そして一方の手で蓋板
17あるいは掩蓋片18を押さえ、図3(A)に示すように、蓋板17が開口部
15を覆い、且つ掩蓋片18が前側板12の前方に重なるようにする。他方の手
でラップフィルムWを水平方向へ引き、ケースをα方向(図3(A)参照)へ少
し捻る。これによりV字状に配置された切断部材20の鋸刃によりラップフィル
ムWの中央部が切断され、切断のきっかけが作られる。そのままラップフィルム
Wを水平方向へ引くと、V字状に並んだ鋸刃に沿ってほぼV字形状にラップフィ
ルムWが切断される。切断されてケース本体側に残ったラップフィルムWのうち
、前側板12と掩蓋片18とで挟まれている部分は、掩蓋片18を指で押えるこ
とによって、図1に示すフィルム保留部21の粘着部21aに粘着されて保持さ
れ、フィルムロール5への巻き戻しが防止できる。
【0011】
ここで、図3(A)に示すように、蓋板17ならびに掩蓋片18がケース本体
10に閉じられた状態では、端板14から前方に突出する突起14aが掩蓋片1
8の内面に圧接する。前述のように、掩蓋片18と蓋板17とは側蓋片19によ
り互いに接続されているので、掩蓋片18が単独で前側板12の前方へ開くこと
はなく、前記突起14aは素材である厚紙の剛性により掩蓋片18の内面にある
程度強く圧接する。よってフィルム切断作業が完了し、ラップフィルム収納ケー
スから手を離しても、蓋板17と掩蓋片18がヒンジ部16の弾性によってケー
ス本体10から離されることはなく、保管時においても図3(A)に示す閉鎖状
態が維持される。
【0012】
よって前側板12と掩蓋片18との間に位置しフィルム保留部21により留め
られているラップフィルムが外部に露出することはない。また蓋板17により開
口部15が閉鎖された状態に維持されるため、ケース本体10の内部にほこりな
どが入りこむこともない。さらに図3(A)に示すように、掩蓋片18が前側板
12の前方に重ねられた状態が維持されるため、前側板12と掩蓋片18との間
にあるラップフィルムのうちのフィルム保留部21により圧着されていない部分
が捲れ上がることがない。さらに、フィルム保留部21からラップフィルムが離
れることがあっても、ラップフィルムWは前側板12と掩蓋片18との間に挟ま
れて保持されるので、フィルムロール5への巻き戻りも生じにくくなる。
またその後さらにラップフィルムWを引出して切断するときには、蓋板17と
掩蓋片18をケース本体10から離す必要があるが、前記突起14aと掩蓋片1
8との圧接力は、掩蓋片18を適度に保持する程度であるため、蓋板17と掩蓋
片18を開くときに過剰な力が要求されず、簡単に開くことができる。
【0013】
上記実施例では、図3(B)に示すように、端板14に形成された突起14a
の上部が前方へ徐々に突出する傾斜部14bとなっている。よって蓋板17と掩
蓋片18をケース本体10に閉じるとき、掩蓋片18の内面は傾斜部14bに当
たり、閉じるにしたがって突起14aの先端に圧接する状態に導かれる。
ただし、端板14に形成される突起14aの形状は図1から図3(B)までの
各図に示される形状に限られず、例えば、図4(A)に示す半円形状、図4(B
)に示すほぼ三角形状であってもよい。さらに図4(C)に示すように端板14
から複数の突起14aと14cが突出してもよい。
【0014】
次に、図5は本考案の第2実施例によるラップフィルムの収納ケースの一部を
拡大して示す部分斜視図、図6(A)は蓋板と掩蓋片と側蓋片が閉じられた状態
のラップフィルムの収納ケースを示す部分正面図、図6(B)は蓋板と掩蓋片と
側蓋片が閉じられる前の前側板ならびに突起を示す部分正面図である。
図5はラップフィルムの収納ケースの一部分のみを示しているが、ラップフィ
ルムの収納ケースの全体の構造は、図1に示すものと同様に、底板11、前側板
12、背板13ならびに両端板14を有するケース本体10と、このケース本体
10の背板13に連続する蓋板17と、この蓋板17に連続する掩蓋片18と、
蓋板17と掩蓋片18の両側端部どうしを接続する側端板19とを有している。
また掩蓋片18の先縁部には切断部材20が設けられ、さらに前側板12の前面
には図1に示すのと同じフィルム保留部21(図5では図示されず)が設けられ
ている。
【0015】
この第2実施例では、前記前側板12の左右端部に、それぞれ突起12cが両
側外方に向けて一体に突出形成されている。図5はその一方の突起12cのみを
示している。図5ならびに図6(B)に示すように、突起12cは端板14の表
面よりも突出している。突起12cの形状はほぼ台形であり、その前縁の上下両
角部12dはR状(円弧状)になっている。図6(B)は蓋板17と掩蓋片18
と側蓋片19が閉じられていない状態を示しているものであるが、このときに突
起12cが端板14から側方へ突出する突出寸法Bは、図6(A)に示すように
、蓋板17と掩蓋片18と側蓋片19が閉じられた状態における端板14と側蓋
片19の内面との隙間寸法bよりも大きくなるように形成されている。
なお、図2に示した実施例と同様に、端板14は底板11から折り曲げられた
ものである。前側板12の側端部には前記突起12cが形成されていない部分に
接着片12bが延長されており、これが折り曲げられて端板14の内面に接着さ
れている。また背板13の側端に連続する接着片13aは前記接着片12bのさ
らに内側に接着されている。なお前側板12の上縁には折曲片12aが連続して
形成されており、これが前側板12の内面に折り畳まれて接着されている。さら
に側蓋片19は蓋板17から折り曲げられ、また掩蓋片18も蓋板17から折り
曲げられており、掩蓋片18の側端に延長する接着片18bが折り曲げられて側
蓋片19の内面に接着されている。
【0016】
この実施例においては、図6(A)に示すように、蓋板17と掩蓋片18なら
びに側蓋片19がケース本体10に閉じられた状態で、前側板12の側端部から
端板14の外方向へ突出する突起12cが側蓋片19の内面に圧接する。前述の
ように、掩蓋片18と蓋板17と側蓋片19は互いに接続されているので、突起
12cとの圧接力により側蓋片19が単独で端板14から大きく離れて開くこと
はなく、前記突起12cは素材である厚紙の剛性により側蓋片19の内面にある
程度強く圧接する。よってフィルム切断作業が完了し、ラップフィルム収納ケー
スから手を離しても、蓋板17と掩蓋片18がヒンジ部16の弾性によってケー
ス本体10から離されることはなく、保管時においても図6(A)に示す閉鎖状
態が維持される。
【0017】
よって前側板12と掩蓋片18との間に位置しフィルム保留部21により留め
られている切断後のラップフィルムが外部に露出することはない。また蓋板17
により開口部15が閉鎖された状態に維持されるため、ケース本体10の内部に
ほこりなどが入りこむこともない。その後さらにラップフィルムWを引出して切
断するときには、蓋板17と掩蓋片18と側蓋片19をケース本体10から離す
必要があるが、前記突起12cと側蓋片19の内面との圧接力は、側蓋片19を
適度に保持する程度であるため、蓋板17と掩蓋片18さらに側蓋片19をケー
ス本体10から開くときに過剰な力が要求されず、簡単に開くことができる。
なお、上記実施例では、図6(B)に示すように、前側板12の側端部に形成
された突起12cが前側板12の上縁よりも寸法Hだけ下がった位置に形成され
ているが、突起12cの上縁が前側板12の上縁と一致して、前記寸法Hをゼロ
にしてもよい。
さらに、前側板12に形成される突起12cの形状は図5から図6(B)まで
の各図に示される形状に限られず、例えば、図7(A)に示す半円形状、図7(
B)に示すほぼ三角形状であってもよい。さらに図7(C)に示すように前側板
12から複数の突起12aと12cが突出してもよい。
【0018】
以上のように本考案によれば、蓋板と掩蓋片と側蓋片をケース本体に閉じたと
きに端板に設けられた突起または前側板に設けられた突起が掩蓋片または側蓋片
に圧接して蓋板と掩蓋片と側蓋片が閉じた状態に保持される。よって、ケースか
ら手を離したときに、背板と蓋板との境界のヒンジ部の弾性復帰により蓋板と掩
蓋片と側蓋片が自然に開いてしまうことが防止できる。そのため、フィルム切断
後に前側板と掩蓋片との間に残ったフィルムが露出することがなく、またケース
本体の密閉状態も維持される。よってラップフィルムは衛生的な状態に置かれる
。また突起は端板または前側板から一体に突出しているものであるため、例えば
収納ケースを厚紙により製作する際、端板部分または前側板部分の切断時に突起
形状を残しておくことにより対処できる。よって収納ケースの製作は従来と同じ
であり、製造が簡単である。
【図1】本考案によるラップフィルムの収納ケースの第
1実施例を示す全体構造の斜視図。
1実施例を示す全体構造の斜視図。
【図2】図1に示したラップフィルムの収納ケースの一
部を拡大して示す部分斜視図。
部を拡大して示す部分斜視図。
【図3】(A)は蓋板と掩蓋片が閉じられた状態のラッ
プフィルムの収納ケースを示す側端面図、(B)は蓋板
と掩蓋片が閉じられる前の状態の端板ならびに突起を示
す部分側面図。
プフィルムの収納ケースを示す側端面図、(B)は蓋板
と掩蓋片が閉じられる前の状態の端板ならびに突起を示
す部分側面図。
【図4】(A)(B)(C)は、第1実施例における突
起の形状の変形例を示す部分側面図。
起の形状の変形例を示す部分側面図。
【図5】本考案による第2実施例のラップフィルムの収
納ケースの一部を拡大して示す部分斜視図。
納ケースの一部を拡大して示す部分斜視図。
【図6】(A)は第2実施例において、蓋板と掩蓋片と
側蓋片が閉じられた状態のラップフィルムの収納ケース
を示す部分正面図、(B)は蓋板と掩蓋片と側蓋片が閉
じられる前の状態の前側板ならびに突起を示す部分正面
図。
側蓋片が閉じられた状態のラップフィルムの収納ケース
を示す部分正面図、(B)は蓋板と掩蓋片と側蓋片が閉
じられる前の状態の前側板ならびに突起を示す部分正面
図。
【図7】(A)(B)(C)は、第2実施例における突
起の形状の変形例を示す部分側面図。
起の形状の変形例を示す部分側面図。
【図8】従来のラップフィルムの収納ケースを示す斜視
図。
図。
【図9】図8に示す収納ケースの断面図。
W ラップフィルム
5 フィルムロール
10 ケース本体
11 底板
12 前側板
12a 突起
13 背板
14 端板
14a 突起
15 開口部
16 ヒンジ部
17 蓋板
18 掩蓋片
19 側蓋片
20 切断部材
21 フィルム保留部
Claims (2)
- 【請求項1】 底板、前側板、背板ならびに2つの端板
により5面が囲まれ且つ1面が開口部となる箱状のケー
ス本体と、このケース本体の背板と連続し前記開口部を
覆うことのできる蓋板と、蓋板の先部に連続し前記蓋板
が開口部を覆うときに前側板の前方に重ねられる掩蓋片
と、蓋板と掩蓋片の側端部どうしを接続する側蓋片と、
前記本体ケース内に収納されたフィルムロールから引出
され前記前側板と掩蓋片との間から導き出されたフィル
ムを切断する切断部材とが設けられており、前記ケース
本体の端板には、前側板の前面よりも突出して蓋板が閉
じられたときに前記掩蓋片の内面に圧接する突起が形成
されていることを特徴とするラップフィルムの収納ケー
ス。 - 【請求項2】 底板、前側板、背板ならびに2つの端板
により5面が囲まれ且つ1面が開口部となる箱状のケー
ス本体と、このケース本体の背板と連続し前記開口部を
覆うことのできる蓋板と、蓋板の先部に連続し前記蓋板
が開口部を覆うときに前側板の前方に重ねられる掩蓋片
と、蓋板と掩蓋片の側端部どうしを接続する側蓋片と、
前記本体ケース内に収納されたフィルムロールから引出
され前記前側板と掩蓋片との間から導き出されたフィル
ムを切断する切断部材とが設けられており、前記ケース
本体の前側板の側端部には、前記端板の表面よりも突出
して蓋板が閉じられたときに前記側蓋片の内面に圧接す
る突起が形成されていることを特徴とするラップフィル
ムの収納ケース。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2351291U JPH04109023U (ja) | 1991-02-28 | 1991-02-28 | ラツプフイルムの収納ケース |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2351291U JPH04109023U (ja) | 1991-02-28 | 1991-02-28 | ラツプフイルムの収納ケース |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04109023U true JPH04109023U (ja) | 1992-09-21 |
Family
ID=31908707
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2351291U Pending JPH04109023U (ja) | 1991-02-28 | 1991-02-28 | ラツプフイルムの収納ケース |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04109023U (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5235219U (ja) * | 1975-09-03 | 1977-03-12 |
-
1991
- 1991-02-28 JP JP2351291U patent/JPH04109023U/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5235219U (ja) * | 1975-09-03 | 1977-03-12 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19950214 |