JPH04109472U - インジエクシヨンポンプの騒音抑制装置 - Google Patents
インジエクシヨンポンプの騒音抑制装置Info
- Publication number
- JPH04109472U JPH04109472U JP1242891U JP1242891U JPH04109472U JP H04109472 U JPH04109472 U JP H04109472U JP 1242891 U JP1242891 U JP 1242891U JP 1242891 U JP1242891 U JP 1242891U JP H04109472 U JPH04109472 U JP H04109472U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- injection pump
- vibration
- mass
- pump
- engine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Fuel-Injection Apparatus (AREA)
- Vibration Prevention Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
[目的] 本考案はインジェクションポンプの振動を防
止し、振動騒音を減少させるものである。 [構成] 本考案に係るインジェクションポンプの騒音
抑制装置は、インジェクションポンプ側面7の上部に、
ラバー板8を介して質量体9を一体的に取付け、このラ
バー板8の硬度および質量体9の質量をインジェクショ
ンポンプ6の共振周波数に対応させて設定したことを特
徴とし、カムシャフト2の回転変動に起因したインジェ
クションポンプ6の首振り振動を、その振動に対して逆
向きに働くラバー体8と質量体9とによって抑制し、イ
ンジェクションポンプ6とエンジンとの間の定在波を実
質的に消滅させてエンジンの静粛化を達成する。
止し、振動騒音を減少させるものである。 [構成] 本考案に係るインジェクションポンプの騒音
抑制装置は、インジェクションポンプ側面7の上部に、
ラバー板8を介して質量体9を一体的に取付け、このラ
バー板8の硬度および質量体9の質量をインジェクショ
ンポンプ6の共振周波数に対応させて設定したことを特
徴とし、カムシャフト2の回転変動に起因したインジェ
クションポンプ6の首振り振動を、その振動に対して逆
向きに働くラバー体8と質量体9とによって抑制し、イ
ンジェクションポンプ6とエンジンとの間の定在波を実
質的に消滅させてエンジンの静粛化を達成する。
Description
【0001】
本考案はエンジンへ燃料油を圧送するためのインジェクションポンプに係り、
特にインジェクションポンプに振動を抑止するための制振装置を取付けたインジ
ェクションポンプの騒音抑制装置に関するものである。
【0002】
インジェクションポンプは、ディーゼルエンジンのインジェクタへ高圧の燃料
油を供給する手段として広く採用されている。図3はインジェクションポンプの
断面を示しており、インジェクションポンプは、エンジン(図示せず)のシリン
ダと同数のポンプエレメント(プランジャ・アセンブリ)を有して構成されてい
る。各ポンプエレメント1の駆動(吸入、圧縮、吐出)は、ポンプエレメント1
の下部に回転自在に配設されたカムシャフト2の回転によって行われ、エンジン
とカムシャフト2との間の動力の伝達は通常カップリング又は駆動ギヤ(いずれ
も図示せず)が用いられている。カムシャフト2のカム3の形状及び揚程,プラ
ンジャ4のリード5は、エンジンの各気筒に対してポンプエレメント1の吸入,
圧縮,吐出が最適となるように設定される。
【0003】
ところで、カムシャフトは、燃料を高圧にして圧送するためにトルクを必要と
するが、ポンプエレメント内の圧力は、高圧の燃料油の噴射後には、すぐに気圧
まで戻ってしまうため、カムシャフトに大きなトルク変動が生じてインジェクシ
ョンポンプが全体的に加振されてしまうという問題がある。
【0004】
つまり、インジェクションポンプを加振源としてインジェクションポンプとエ
ンジンとの間に共鳴による定在波が発生したり、インジェクションポンプの振動
がブラケットを介してシリンダボディに直接伝播されてしまうために大きな振動
騒音が発生してしまうという問題がある。
【0005】
なお関連技術としてシリンダボディの振動を抑制するためにクランクケ−スの
内側にラバ−体とマスを取付けた「エンジンの防振機構」(実開昭60-63039号公
報)の提案が知られているが、インジェクションポンプの制振を計り、インジェ
クションポンプひいてはエンジンの共振を防止しようとするものではなかった。
【0006】
本考案の目的はインジェクションポンプの振動を有効に抑制し、その振動騒音
を減少させることにある。
【0007】
上記目的を達成するために、本考案に係るインジェクションポンプの騒音抑制
装置は、インジェクションポンプ側面の上部に、ラバー板を介して質量体を一体
的に取付け、このラバー板の硬度及び質量体の質量をインジェクションポンプの
共振周波数に対応させて設定したものである。
【0008】
カムシャフトの回転変動に起因したインジェクションポンプの首振り振動は、
その振動に対して逆向きに働くラバー体と質量体とによって効果的に抑制され、
インジェクションポンプとエンジンとの間の定在波は実質的に消滅する。ラバー
体と質量体は、カムシャフトから極力遠い部分に設置されているため、有効にか
つ敏感に振動を抑制する。
【0009】
以下に本考案の好適一実施例を添付図面に基づいて説明する。
【0010】
図1は本考案に係るインジェクションポンプの正面を、図2はその側面を示し
ている。
【0011】
本出願人はインジェクションポンプ6の振動を抑制するために、インジェクシ
ョンポンプ6の振動モードを解析した結果、次の事項を確認した。
【0012】
インジェクションポンプ6の大きな振動騒音の主要因は、インジェクション
ポンプ側面7とエンジンとの間に生じる定在波であり、事実、インジェクション
ポンプ側面7とエンジンとの間をラバー(図示せず)で埋めてしまうと騒音が大
巾低下することが認められた。
【0013】
インジェクションポンプ6の加振力は、主にカムシャフト2がプランジャ4
を押上げ(突き上げ)て送油し、噴射後はカムシャフト2への負荷が急になくな
ってしまうという、カムシャフト2の速度変動によるものが主であり、その振動
は図2に示す如くカムシャフト2を中心とした首振り振動となる。
【0014】
そこで本出願人は、上記事項を加味してインジェクションポンプ6に、その振
動方向に対して逆向きに働く制振装置を取り付けてインジェクションポンプ6の
制振を図った。
【0015】
すなわち、カムシャフト2を中心とした左右のインジェクションポンプ側面7
のうち、少なくともいずれか一方のインジェクションポンプ側面7にバネとして
機能するラバー板8を密着させて取り付け、そのラバー板8の他の面に所定質量
の質量体9を一体的に取り付けて、インジェクションポンプ6の制振を図った。
ラバー板8および質量体9の取付け位置は、制振に最も有効なインジェクション
ポンプ6の上部、すなわちプロパーの上部としている。ラバー板8の硬度は、ば
ね定数に直接的に影響し、質量体9の質量は、制振に関して大きく影響するため
、ラバー板8の硬度および質量体9の質量は、インジェクションポンプ6の共振
周波数に合わせてそれぞれ決定されている。
【0016】
従ってカムシャフト2の回転変動に起因したインジェクションポンプ6の首振
り振動は、その振動に対して逆向きに働くラバー板8と質量体9とによって効果
的に抑制され、インジェクションポンプ6とエンジンとの間の定在波は実質的に
消滅する。なお、ポンプエレメント1を含むインジェクションポンプ6の剛性,
カムシャフト2のカム3の形状,ポンプエレメント1の数は、各種エンジンの仕
様に応じて相違するものであるため、この場合にも上記ラバー板8の硬度、質量
体9の質量は、各種インジェクションポンプ6の共振周波数に合わせて最適に設
定することは勿論である。またラバー板8、質量体9の取付け位置は、上述のよ
うにインジェクションポンプ6の上部(プロパー上部)が最適であるが、エンジ
ンや補機との取り合いによって制限を受けてしまう場合は、インジェクションポ
ンプ6の正面側上部や、インジェクションポンプ6の側面下部などに取付けて制
振を計ることも当然可能である。
【0017】
以上説明したことから明らかなように本考案によれば次の如き優れた効果を発
揮する。
【0018】
(1) インジェクションポンプのカムシャフトの回転変動に起因した首振り振動を
、その振動に対して逆向きに働くラバー体と質量体とによって抑制でき、インジ
ェクションポンプとエンジンとの間の定在波を実質的に消滅させてエンジン騒音
を大幅に減少させることができる。
【図1】本考案に係るインジェクションポンプの騒音抑
制装置の正面図である。
制装置の正面図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】インジェクションポンプの構成を示す要部詳細
断面図である。
断面図である。
6 インジェクションポンプ
7 インジェクションポンプ側面
8 ラバー板
9 質量体
Claims (1)
- 【請求項1】 インジェクションポンプ側面の上部に、
ラバー板を介して質量体を一体的に取付け、該ラバー板
の硬度及び質量体の質量をインジェクションポンプの共
振周波数に対応させて設定したことを特徴するインジェ
クションポンプの騒音抑制装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1242891U JPH04109472U (ja) | 1991-03-07 | 1991-03-07 | インジエクシヨンポンプの騒音抑制装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1242891U JPH04109472U (ja) | 1991-03-07 | 1991-03-07 | インジエクシヨンポンプの騒音抑制装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04109472U true JPH04109472U (ja) | 1992-09-22 |
Family
ID=31901101
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1242891U Pending JPH04109472U (ja) | 1991-03-07 | 1991-03-07 | インジエクシヨンポンプの騒音抑制装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04109472U (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5934036B2 (ja) * | 1973-12-21 | 1984-08-20 | ウエスタ−ン エレクトリツク カムパニ− インコ−ポレ−テツド | 蓄積プログラム制御時分割交換システム |
-
1991
- 1991-03-07 JP JP1242891U patent/JPH04109472U/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5934036B2 (ja) * | 1973-12-21 | 1984-08-20 | ウエスタ−ン エレクトリツク カムパニ− インコ−ポレ−テツド | 蓄積プログラム制御時分割交換システム |
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