JPH04110219U - 回転軸の軸振れ防止構造 - Google Patents

回転軸の軸振れ防止構造

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JPH04110219U
JPH04110219U JP127491U JP127491U JPH04110219U JP H04110219 U JPH04110219 U JP H04110219U JP 127491 U JP127491 U JP 127491U JP 127491 U JP127491 U JP 127491U JP H04110219 U JPH04110219 U JP H04110219U
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JP
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rotating shaft
permanent magnet
rotor
shaft
force
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JP127491U
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English (en)
Inventor
章 赤羽
善規 伊藤
Original Assignee
株式会社ハーモニツク・ドライブ・システムズ
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 電磁式有限回転型電動機1において、その回
転子33の外周部分を永久磁石31により形成してあ
る。固定子34の側には永久磁石部材38を取付けてあ
る。動作において、回転子33は永久磁石部材38によ
り常時磁気吸引力により吸引されている。この吸引力は
回転時における回転軸の軸振れを防止するための半径方
向への付勢力として回転子に常時作用する。同時に、こ
の吸引力は回転子を原点位置に復帰させるための復帰力
として作用する。 【効果】 永久磁石を取りつけるという簡単な構成によ
り回転軸の軸振れを防止できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、回転軸の軸振れを防止するための軸振れ防止構造に関するもの である。
【0002】
【従来の技術】
回転軸の軸振れを防止するために、弾性部材を利用して回転軸を半径方向 に付勢する機構が採用されている。例えば、電磁式有限回転型電動機におい ては、一般に、高い応答速度と正確な回転位置決め精度が要求される被駆動 部材の駆動源として利用されるので、その回転子の軸振れを防止する必要が る。回転子は一般的にその回転軸の両端がベアリングによって回転自在に支 持されている。理想的には、回転子はその回転中心軸が半径方向に振れない ように支持されることが望ましい。しかし、ベアリングの製造誤差、その組 み付け誤差などに起因して、回転子は極く僅かながら半径方向に偏位可能な 状態になっている。このために、回転運動と伴って、回転軸が半径方向へ振 れる運動が発生する。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
かかる回転軸の触れが発生すると、回転子の回転角度位置の検出精度が低 下し、正確な回転子の位置決めを行えない事態も生ずる。本考案の課題は、 回転軸の軸振れを簡単な構成で防止可能な軸振れ防止構造を実現することに ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本考案の軸振れ防止構造は、少なくとも外 周面の一部分が磁性材料から形成された回転軸と、この回転軸を、少なくと も一定の角度範囲に渡って回転自在に支持したベアリング手段と、回転軸の 外周において、その磁性材料からなる部分に対峙した位置に配置された永久 磁石部材とから構成されており、この永久磁石部材による磁力を用いて、回 転軸を半径方向に付勢するようにしている。
【0005】 ここに、永久磁石部材に対峙した回転軸の外周部分を永久磁石としてもよ い。また、回転軸と永久磁石部材との間に発生する磁力は、反発力あるいは 吸引力のいずれでもよい。吸引力が発生するようにした場合には、この吸引 力を、回転軸を永久磁石部材の設置位置に復帰させる復帰力として利用でき る。
【0006】
【作用】
本考案の回転軸の軸振れ防止構造においては、永久磁石部材と回転軸との 間に発生する磁力により、回転力が半径方向に向けて常時付勢される。よっ て、回転軸の軸振れが防止される。また、磁気吸引力が発生するようにした 場合には、トルクばねなどを用いることなく、回転軸を原点位置である永久 磁石の設置位置に復帰させることができる。
【0007】
【実施例】
以下に、図面を参照して本考案の実施例を説明する。
【0008】 図1および図2は、本考案の回転軸の軸振れ防止構造を採用した電磁式有 限回転型電動機の外観斜視図およびその縦断面図である。本例の電動機1は 、円筒形のケース2の内部に、電動機本体部3と、位置センサ4とが同軸状 態に組み込まれた構成となっている。電動機本体部3は、回転軸31の外周 に固着した円筒状の永久磁石32から構成される回転子33をその中心に有 している。この回転子33の永久磁石32の外周を囲むように、円筒状の固 定子34が同心状態に取付けられている。回転子33の回転軸31は、永久 磁石32から突出している元端側および先端側において、ボールベアリング 35、36を介して、ケース2に対して、その中心軸線33aの回りに回転 自在の状態に支持されている。回転軸31の先端側の部分は、ボールベアリ ング35および位置センサ4の中心を貫通して、ケースの前端面21から回 転出力軸31aとして突出している。
【0009】 図3は電動機の横断面図であり、この図も参照して電動機本体部3の内部 構造を説明する。まず、永久磁石32は、その円筒形断面の直径方向の両端 にN極の磁極面32NとS極の磁極面32Sを有している。これに対して、 固定子34の内周面には、その円筒形断面の中心に向けて延びる一対の磁極 部341、342が形成されている。これらの磁極部は回転軸線33aを通 る直径方向に沿って形成されており、回転子側の永久磁石31とほぼ同一の 軸方向の長さを有している。これらの磁極部341、342の先端には、永 久磁石31の外周面よりも僅かに大きな半径の円弧形をした磁極面341a 、342aが形成されている。これらの円弧面は、一定のギャップを介して 、永久磁石31の外周面に対峙している。これらの磁極部341、342の 外周には、それぞれ回転子駆動磁束を発生させるための界磁巻線343、3 44が巻き付けられている。界磁巻線の両端345、346は、電源線37 および磁束制御回路(図示せず)を介して、駆動電源(図示せず)に接続さ れている。磁束制御回路は一般的に使用されているものを利用することがで きるので、その説明は省略する。
【0010】 ここに、固定子34の内周面において、上記の一対の磁極部341、34 2に対して、角度的に中間の位置には、永久磁石部材38が固着されている 。この永久磁石部材38は、ほぼ回転子側の永久磁石31と同一の軸方向長 さを有している。本例においては、この磁石の磁極が回転中心軸31aの方 向に整列されており、回転子側に臨む面がN極の磁極面38Nとされ、固定 子の側に固着された面がS極の磁極面38Sとされている。
【0011】 次に、図4および図5も参照して、上記の位置センサ4の構成を説明する 。この位置センサ4は光学式ポテンショメータであり、出力回転軸31aの 外周に同心状に固着した回転スリット板41と、これを挟み、固定した位置 に対向配置したレーザダイオード42および半導体位置検出素子43と、回 転スリット板41および半導体位置検出素子43の間に配置した固定スリッ ト板44とから構成されている。回転スリット板41は、図4に示す形状を しており、回転対称となるように、一定の角度2φを越える角度の円弧を張 る一対の扇形部分411、412が形成されている。角度2φは本例の電動 機の最大回転角度範囲である。一方の扇形部分411には、角度2φを越え る角度に渡り螺旋状の光通過用スリット413が形成されている。このスリ ット413は、回転スリット板41の中心を中心とする螺旋の一部分である 。従って、その動径rとスリット板41の回転角度Θとは、r=a−(δ/ 2π)Θとなる。ここに、δは螺旋のピッチである。回転スリット板41が 回転すると、それに伴ってスリット413も回転するので、レーザダイオー ド42に対峙しているこのスリット413の位置が半径方向に移動する。こ の結果、固定スリット板44を介して半導体位置検出素子43の受光面での 受光位置が変化して、回転角度に対応した電気信号を得ることができる。例 えば、図5に示すように、回転角度に比例する出力電圧を得ることができる 。ここに、本例の電動機1の回転角度は最大2φであり、通常は20ないし 30度の範囲内である。従って、δ/2πの値を大きくとることができるの で、分解能が高くなり、高精度の位置検出を行うことができる。
【0012】 本例の電動機1においては、回転子33は図3に示す状態に初期設定され る。すなわち、回転子33の側の永久磁石のN極32Sと、固定子の側に取 りつけた永久磁石部材38のN極38Nとの間に働く磁気吸引力が原点復帰 力として作用して、回転子33がその図に示す原点位置に復帰した状態とさ れる。この状態において、位置センサ41の側においては、図4に示すよう に、その回転スリット板41のスリット413の中央がレーザダイオード4 2および半導体位置検出素子43に対峙している。この状態で、界磁制御回 路(図示せず)を介して界磁巻線343、344に駆動電流が供給され、こ れにより、固定子と回転子の間に形成される磁界の強さ応じて、回転子33 が所定の角度だけ回転する。かかる回転駆動力の発生原理は公知であるので 詳細な説明は省略する。
【0013】 このように一定の角度だけ回転子33が回転すると、その回転軸31に固 着されている位置センサ4の回転スリット板41も回転する。この結果、ス リット板41の回転量に応じて、半導体位置検出素子43の側での受光位置 が変化して、そこからの出力信号、例えば出力電圧の値が図5に示すように 変化する。よって、この変化から回転子の実際の回転角度位置を検知できる 。検知した実際の回転角度位置に基づき、磁界制御回路では駆動電流を制御 して、発生磁界を制御し、回転子を目標回転角度位置に精度良く位置決めで きる。
【0014】 ここで、固定子の側に取りつけた復帰力発生用の永久磁石部材38は、常 に回転子33を吸引している。従って、回転子には常時半径方向へのバイア ス力が作用しており、その回転軸の軸振れが防止される。また、界磁制御回 路を介しての駆動電流の供給が止むと、回転子33はこの永久磁石部材38 の吸引力によりその原点位置に復帰する。このように、本例においては、こ の永久磁石部材38は、回転子の原点復帰力を発生させると共に、回転子に 半径方向のバイアス力を作用させて軸振れを防止するためにも利用されてい る。
【0015】 なお、本例においては、1個の永久磁石部材38を利用して、回転子をそ の半径方向に付勢するようにしているが、複数の永久磁石部材を使用するこ ともできる。また、回転子を原点位置に復帰される必要がない場合などには 、吸引力の代わりに反発力を利用して、回転子を半径方向に付勢することも できる。さらには、電動機に限らずに、その他の分野で利用されている回転 軸の軸振れを防止することを目的として、本考案の構造を採用できることは 勿論である。
【0016】 本例における位置センサ41においては、回転スリット板411に光通過 用スリット413を形成したが、この代わりに、光が透過する光透過部分を 形成してもよい。あるいは、光反射部分を形成して、発光素子の側からの光 をここで反射して受光素子の側で受け取るように構成してもよい。また、ス リットの形状は螺旋形状に限定されるものではなく、回転角度に応じてスリ ット位置が変化するような形状のものであればよい。
【0017】 以上説明したように、本例の電磁式有限回転型電動機は、永久磁石を用い て回転子を構成するようにしているので、強磁性材料などから構成されてい る回転子を用いる場合に比べて電気機械変換効率を高めることができ、よっ て、発生トルクを増加させることができる。
【0018】 また、固定子の側に永久磁石部材を取付け、これを用いて、回転子の原点 復帰力および半径方向への付勢力の双方を発生させるように構成してある。
【0019】 従って、これらの力を、別個の機構を用いて発生させるようにしている場合 に比べて、電動機の構造を簡素化でき、その分装置寸法を小型、コンパクト にすることができる。
【0020】 さらに、回転子の回転角度位置の検出用に、検出精度の高い光学式のポテ ンショメータを利用しているので、回転子の回転角度位置制御を正確に行う ことができる。
【0021】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案においては、回転軸の外周においける定まっ た位置に永久磁石部材を配置してある。従って、この永久磁石により回転軸 は常時その半径方向に向けて付勢された状態になる。よって、簡単な構成で 回転軸の回転運動に伴う軸振れを防止することができる。また、永久磁石部 材の磁力により回転力を吸引するようにすれば、この吸引力を、回転軸を回 転した状態から永久磁石部材の配置位置まで復帰させるための復帰力として 利用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の回転軸の軸振れ防止構造が組み込まれ
た電磁式有限回転型電動機の例を示す外観斜視図であ
る。
【図2】図1の電動機の概略縦断面図である。
【図3】図2のIII-III 線で切断した部分の概略横断面
図である。
【図4】図1の電動機における位置センサを構成する回
転スリット板を示す説明図である。
【図5】図1の位置センサにおける回転角度と出力電圧
との関係の一例を示すグラフである。
【符号の説明】
1・・・・電磁式有限回転型電動機 3・・・・電動機本体 31・・・回転軸 31a・・回転中心軸 32・・・永久磁石 33・・・回転子 34・・・固定子 341、342・・磁極部 343、344・・界磁巻線 35、36・・・・ベアリング 38・・・永久磁石部材 4・・・・位置センサ

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも外周面の一部分が磁性材料か
    ら形成された回転軸と、この回転軸を、少なくとも一定
    の角度範囲に渡って回転自在に支持したベアリング手段
    と、前記回転軸の外周において、前記磁性材料からなる
    部分に対峙した位置に配置され、前記回転軸を半径方向
    に付勢する磁力を発生する永久磁石部材とを有すること
    を特徴とする回転軸の軸振れ防止構造。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記永久磁石部材に
    対峙した前記回転軸の外周部分が永久磁石から構成され
    ているいることを特徴とする回転軸の軸振れ防止構造。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、前記回転軸
    と前記永久磁石部材との間に発生する磁力は吸引力であ
    ることを特徴とする回転軸の軸振れ防止構造。
JP127491U 1991-01-21 1991-01-21 回転軸の軸振れ防止構造 Pending JPH04110219U (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61180561A (ja) * 1984-12-21 1986-08-13 ニユ−モ・コ−ポレ−シヨン 制限角度トルクモ−タ

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61180561A (ja) * 1984-12-21 1986-08-13 ニユ−モ・コ−ポレ−シヨン 制限角度トルクモ−タ

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