JPH0411227A - 薄膜二端子素子 - Google Patents

薄膜二端子素子

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JPH0411227A
JPH0411227A JP2114867A JP11486790A JPH0411227A JP H0411227 A JPH0411227 A JP H0411227A JP 2114867 A JP2114867 A JP 2114867A JP 11486790 A JP11486790 A JP 11486790A JP H0411227 A JPH0411227 A JP H0411227A
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film
hard carbon
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patterned
conductor
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JP2114867A
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Hitoshi Kondo
均 近藤
Hidekazu Ota
英一 太田
Yuji Kimura
裕治 木村
Masayoshi Takahashi
高橋 正悦
Kenji Kameyama
健司 亀山
Katsuyuki Yamada
勝幸 山田
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 C技術分野〕 本発明は、改良された薄膜二端子素子、すなわちMIM
素子に関する。
〔従来技術〕
従来、導体−絶縁膜−導体(MIM)素子としてはガラ
ス板のような絶縁基板上に下部電極としてTa、Al1
.Ti等の金属電極を設け、その上に前記金属の酸化物
、又はSiOx、 SiNx等からなる絶縁膜を設け、
更にその上に上部電極としてAn、Cr等の金属電極を
設けたものが知られている。
しかし絶縁膜に金属酸化物を用いたMIM素子(特開昭
57−196589号、同61−232689号、同6
2−62333号等)の場合、絶縁膜は下部金属電極の
陽極酸化又は熱酸化により形成するため、工程が複雑で
あり、しかも高温熱処理を必要としく陽極酸化法でも不
純物の除去等を確実にするため、高温熱処理が必要)、
また膜制御性(膜質及び膜厚の均−性及び再現性)に劣
る上、基板が耐熱材料に限られること、及び絶縁膜は物
性が一定な金属酸化物の結晶からなること等から、デバ
イスの材料やデバイス特性を自由に変えることができず
、設計上の自由度が狭いという欠点がある。これはMI
M素子を組込んだ装置、例えば液晶表示装置等からの仕
様を十分に満たすデバイスを設計、作製することが不可
能であることを意味する。またこのように膜制御性が悪
いと、素子特性としての電流(I)及び電圧(V)特性
、特にI−V特性やI−V特性の対称性(プラスバイア
ス時とマイナスバイアス時との電流比I−/Iゆ)のバ
ラツキが大きくなるという問題も生じる。その他、MI
M素子を液晶表示装置(LCD)用として使用する場合
、液晶部容量/MIM容量比は10以上が必要なので、
MIM容量は小さい方が−望ましいが、金属酸化物膜の
場合は誘電率が大きいことから、素子容量も大きくなり
、このため素子容量、従って素子面積を小さくするため
の微細加工を必要とする。またこの場合、液晶材料封入
時のラビング工程等で絶縁膜が機械的損傷を受けること
により、微細加工とも相まって歩留り低下を来たすとい
う問題もある。
一方、絶縁膜にSiOxやSiNxを用いたMIM素子
(特開昭6l−260219)の場合、絶縁膜は、プラ
ズマCVD法、スパッタ法等の気相法で成膜するが、基
板温度が通常300℃程度必要であるため、低コスト基
板は使用できず、また大面積化の際、基板温度分布のた
め膜厚、膜質が不均一になり易いという欠点がある。ま
たこれらの絶縁膜を合成する際に気相でダストが多く発
生し、膜のピンホールが多いため素子の歩留まりが低下
する。さらに膜ストレスが大きく膜剥離がおこり、この
点からも素子の歩留まりが低下する。
また本発明者らは先に絶縁膜として硬質炭素膜(i型カ
ーボン)を使用したMIM素子を提案したが、絶縁膜の
厚さは20〜100人と薄いものである。この絶縁膜の
場合、その伝導機構はトンネル伝導であり、むしろ高速
スイッチやトンネル発光等、超薄膜素子としての応用に
は適している。しかし、液晶表示装置等に応用する場合
は、耐圧、歩留まり(欠陥率)、素子特性の均一性、閾
値電圧の点から膜厚は厚い方が望ましい。
〔目  的〕
本発明の目的は比較的低温でしかも簡単な工程で形成で
き、膜制御性及び機械的強度に優れた低誘電率の絶縁膜
(硬質炭素膜)を使用することにより広範囲でのデバイ
ス設計が可能で、しかも素子特性のバラツキが少なく、
また閾値電圧、耐圧に優れ1歩留りの良いMIM素子を
提供することにある。
さらに本発明の他の目的は、上部導体材料を選定するこ
とにより、工程数を少なくし、かつ欠陥の生じ難いMI
M素子を提供することにある。
〔構  成〕
本発明の薄膜二端子素子は上部導体および下部導体間に
介在させた絶縁膜が硬質炭素膜であり、かつ上部導体が
酸化亜鉛よりなる透明導電体であることを特徴としてい
る。
以下に作製方法の一例を第1図に基づき説明する。まず
、ガラス、プラスチック等の透明絶縁性基板ll上にA
 Q 、 Ta、 Cr、 W、 Mo、 Pt。
Ni、 Ti、 Cu、 Au、 I To、 ZnO
: A Q 。
In2O,、SnO□等の導電性薄膜を蒸着法、スパッ
タリング法等により、数百〜数千人堆積させバターニン
グし、下部導体12とする(a)。次に硬質炭素膜をプ
ラズマCVD法、イオンビーム法等により、100〜8
000人、望ましくは200〜6000人、さらに望ま
しくは300〜4000人堆積させ、ドライエツチング
等によりパターニングし、絶縁膜13とする(b)。な
お、この硬質炭素膜のバターニングは必ずしも必要では
なく、上部に設けられる酸化亜鉛透明導電体膜の反射防
止効果等により透過率が75%以上になる場合は省略し
てもよい。
次に酸化亜鉛(Zn○)をスパッタリング法、蒸着法等
により、数百〜数千人堆積させパターニングし、上部導
体14とする(c)。上部導体14は画素電極を兼ねて
いる。ここでZnOに■族、■族またはハロゲン元素を
ドープすることでより抵抗を下げることができ、特にA
QをドープしたZnO: AQが抵抗率、透過率の点で
優れており、好ましく使用される。なお、上部導体14
と絶縁膜13との間にPt、 Ni、 Ag、 Cu。
Au、AQ、Cr、Ti、W、Mo、Ta等の導電性薄
膜を必要に応じて挿入してもよく(膜厚数百〜数千人)
、特にNi、Pt、Agを挿入すると素子の長期安定性
の面で優れたものとなる。
ところで透明導電体としてはZnO以外にI T O、
In、O,、SnO□等が知られているが、In、 0
3及び5n02は低抵抗化し難いためITOがしばしば
用いられる。しかし、ITOはエツチングが比較的困難
で、塩化第二鉄水溶液と塩酸の混合液がしばしばエッチ
ャントとして使用される。しかるにこのエッチャントは
下部導体12に使用されるほとんどの導電体膜をエツチ
ングするため、素子の損傷あるいはパスラインの断線を
来たすという問題が生じる。一方、ZnOはエツチング
が容易なため、エッチャントの選定に自由度があり、下
部導体12とのエツチング選択性が充分とれるようなエ
ッチャントを選定できるため上記のような問題は起こら
ない。
上記問題を回避する別の手段はもちろん存在しないわけ
ではなく、画素電極を兼ねる透明導電体(ITO)を絶
縁膜の下部に設ければよい。
しかし、この場合には硬質炭素膜形成時に気相中に存在
するイオンあるいは電子の衝撃によりITO表面がIn
リッチとなり、透明電極としての機能を損なう。あるい
はInが硬質炭素膜中に拡散して素子特性そのものを悪
化させるという問題があり、それを回避するために第2
図に示す作製工程にする必要がある。すなわち。
まずITOによる画素電極15を形成する(a)。
次にAQ、Cr、Ni、Cu、Ti、Ag、Pt。
Au、W、Mo、Ta等の導電性薄膜を蒸着法、スパッ
タ法等により数百〜数千人堆積させ、パターニングし、
下部導体12とする(b)。この際。
画素電極の保護のため画素電極全面をカバーするように
パターニングされる。次いで硬質炭素膜をプラズマCV
D法、イオンビーム法等により100〜8000人堆積
させ、ドライエツチング等によりパターニングし、11
1膜13とする(c)。
さらにPt、Ni、Ag、Cu、Au、An、Cr。
Ti、W、Mo、Ta等の導電性薄膜を蒸着法、スパッ
タ法等により数百〜数千人堆積させ、パターニングし、
上部導体14とする(d)。最後に画素電極上の導電性
薄膜をエツチング除去して完成する(e)。
第1図と第2図を比較するとわかるように、上部導体と
してZnOを用いることにより大幅に工程が短縮できる
。
本発明のMIM素子の電流−電圧特性は第3図のように
示され、近似的には以下に示すような伝導式で表わされ
る。
1=Xexp(βV2)   ・(1)■:電流V:印
加電圧X:導電係数β:プールフレンケル係数n:キャ
リャ密度 μ:キャリャモビリテイ q:電子の電荷量
Φニドラップ深さ ρ:比抵抗 d:硬質炭素の膜厚に
:ボルツマン定数 T:雰囲気温度 ε1:硬質炭素の
誘電率ε2:真空誘電率 次に第4図により本発明のMIM素子を用いた液晶表示
装置の作製法を述べる。まず絶縁基板1′上に共通電極
4′用の透明導体、例えばIT Oy Z n O: 
A Q e Z n O: S x t SnO,t 
InzOx等をスパッタリング、蒸着等で数百人から数
μ■堆積させ、ストライプ状にパターニングして共通電
極4′とする。この共通電極4′を設けた基板1′と、
先にMIM素子5をマトリックス状に設けた基板1の各
々の表面にポリイミドのような配向材8を付け、ラビン
グ処理を行ない、シール材を付け、ギャップ材9を入れ
てギャップを一定にし、液晶3を封入して液晶表示装置
とする。このようにして液晶表示装置が得られる。なお
、カラーフィルターをセルの内側又は外側に設け、カラ
ー液晶表示装置としてもよい。
本発明における硬質炭素膜について詳しく説明する。
硬質炭素膜を形成するためには有機化合物ガス、特に炭
化水素ガスが用いられる。
この原料における相状態は常温常圧において必ずしも気
相である必要はなく、加熱或は減圧等により溶融、蒸発
、昇華等を経て気化し得るものであれば、液相でも固相
でも使用可能である。
原料ガスとしての炭化水素ガスについては、例えばCH
4,C2HG、 C,H,、C,H□。等のパラフィン
系炭化水素、C2H4等のアセチレン系炭化水素、オレ
フィン系炭化水素、ジオレフィン系炭化水素、さらには
芳香族炭化水素などすべての炭化水素を含むガスが使用
できる。
さらに、炭化水素以外でも、例えば、アルコール類、ケ
トン類、エーテル類、エステル類、co、co、等の炭
素元素を含む化合物であれば使用できる。
本発明における原料ガスからの硬質炭素膜の形成方法と
しては、成膜活性種が、直流、低周波、高周波、或いは
マイクロ波等を用いたプラズマ法により生成されるプラ
ズマ状態を経て形成される方法が好ましいが、大面積化
、均一性向上、低温成膜の目的で、低圧下で堆積を行な
うため、磁界効果を利用する方法がさらに好ましい。
またこの活性種は高温熱分解によっても形成できる。そ
の他にも、イオン化蒸着法、あるいはイオンビーム蒸着
法等により生成されるイオン状態を経て形成されてもよ
いし、真空蒸着法、あるいはスパッタリング法等により
生成される中性粒子から形成されてもよいし、さらには
、これらの組み合せにより形成されてもよい。
こうして作製される硬質炭素膜の堆積条件の一例はプラ
ズマCVD法の場合、概ね次の通りである。
RF出カニ 0,1〜5H/cat 圧   カニ 10−”10Torr 堆積温度:室温〜950℃ このプラズマ状態により原料ガスがラジカルとイオンと
に分解され反応することによって、基板上に炭素原子C
と水素原子Hとからなるアモルファス(非晶質)及び微
結晶質(結晶の大きさは数10人〜数μm)の少くとも
一方を含む硬質炭素膜が堆積する。なお硬質炭素膜の諸
特性を表−1に示す。
(以下余白) 表−1 注)測定法; 比抵抗(ρ):コプレナー型セルによるI−V特性より
求める。
光学的バンドギャップ(Egopt):分光特性から吸
収係数(α)を求め。
(αh+)’  =B(hv−Egopt)の関係より
決定する。
膜中水素量(CO):赤外吸収スペクトルから、290
00m−1付近のピークを積分し、吸収断面積Aを掛け
て求める。すなわち α(−) CM”^・f□・dす S P’ / S P”比:赤外吸収スペクトルを、s
p’ 、sp” ニソれぞれ帰属されるガウス関数に分
解し。
その面積比より求める。
ビッカース硬度(H):マイクロビッヵース計による。
屈折率(n):エリプソメーターによる。
欠陥密度:ESRによる。
こうして形成される硬質炭素膜はIR吸収法及びラマン
分光法による分析の結果、夫々、第6図及び第7図に示
すように炭素原子にSF3の混成軌道とSF3の混成軌
道とを形成した原子間結合が混在していることが明らか
になっている。SP3結合とSP2結合との比率は、I
Rスペクトルをピーク分離することで概ね推定できる。
IRスペクトルには、2800〜3150ロー1に多く
のモードのスペクトルが重なって測定されるが、夫々の
波数に対応するピークの帰属は明らかになっており、第
57!lのようにガウス分布によってピーク分離を行な
い、夫々のピーク面積を算出し、その比率を求めればS
 P3/S P”を知ることができる。
また、前記硬質炭素膜はXIK及び電子線回折分析によ
ればアモルファス状態(a−C:H)、及び/又は約5
0人〜5μm程度の微結晶粒を含むアモルファス状態に
あることが判っている。
一般に量産に適しているプラズマCVD法の場合にはR
F呂力が小さいほど膜の比抵抗値および硬度が増加し、
低圧力なほど活性種の寿命が増加するために基板温度の
低温化、大面積での均一化が図れ、且つ比抵抗及び硬度
が増加する傾向にある。更に、低圧力ではプラズマ密度
が減少するため、磁場閉じ込め効果を利用する方法は比
抵抗の増加により効果的である。
さらに、この方法は常温〜150℃程度の比較的低い温
度条件でも同様に良質の硬質炭素膜を形成できるという
特徴を有しているため、MIM素子製造プロセスの低温
化には最適である。
従って、使用する基板材料の選択自由度が広がり、基板
温度をコントロールし易くするために大面積に均一な膜
が得られるという特徴をもっている。また硬質炭素膜の
構造、物性は表−1に示したように、広範囲に制御可能
であるため、デバイス特性を自由に設計できる利点もあ
る。
さらには膜の誘電率も2〜6と従来のMIM素子に使用
されていたTa2O,、AQ20.、 SiNxと比較
して小さいため、同じ電気容量を持った素子を作る場合
、素子サイズが大きくてすむので。
それほど微細加工を必要とせず1歩留りが向上する(駆
動条件の関係からLCDとMIM素子の容量比はCcc
n/ CMZM= 10/ 1程度必要である。)。
また、素子急峻性βcc、であるため、比誘電率εが小
さければ急峻性は大きくなり、オン電流Ionとオフ電
流I offとの比が大きくとれるようになる。このた
め低デユーティ比でのLCDl1lli動が可能となり
、高密度のLCDが実現できる。さらに膜の硬度が高い
ため、液晶材料封入時のラビング工程による損傷が少な
く。
この点からも歩留りが向上する。以上の点から硬質炭素
膜を使用することで、低コスト階調性(カラー化)、高
密度LCD等が実現できる。
以上のような硬質炭素膜には必要に応じて抵抗値の制御
、あるいは膜の安定性、耐熱性の向上、さらに硬度の向
上のために、不純物として周期律表第■族元素、同第■
族元素、同第■族元素、アルカリ金属元素、アルカリ土
類金属元素、窒素原子、酸素原子、カルコゲン系元素又
はハロゲン原子をドープ含有させることができる。この
第3成分のドープにより素子の安定性及びデバイス設計
の自由度はいっそう増大する。
特にコプレナー型MIM素子においては、液晶駆動に適
する素子特性から、硬質炭素膜の膜厚、W/L比(W:
素子部間隙の巾、L:前記間隙の長さ)及び比抵抗の適
正範囲が決まるが、膜剥離の点から膜厚は1μm以下、
画素の一辺の長さとフォトリソグラフィの精度からW/
L比は1/100以上が作製上有利である。この時駆動
条件から比抵抗の適正範囲は104〜103Ω・備とな
る。ノンドープの硬質炭素膜の比抵抗は106〜101
3Ω・lであり、これに■族、V族、アルカリ金属、ア
ルカリ土類金属、N又は0元素を適当量ドープすること
により上記範囲の比抵抗とすることが可能である。
本発明において、硬質炭素膜中に構成元素の1つとして
含まれている水素原子の量は、全構成元素に対してlO
〜50ato+w%、好ましくは20〜45atom%
である。
また、本発明において、硬質炭素膜中に構成元素の1つ
として含まれている炭素原子の量は。
全構成元素に対して50〜90atom%、好ましくは
55〜80atom%である。
周期律表第■族元素としては、B、AQ、Ga。
及びInが挙げられ、且つ本発明において、硬質炭素膜
中に構成原子の1つとして含まれている周期律表第■族
元素の量は、全構成元素に対してS ato園%園内以
内ましくは0.001〜3 atom%であることが好
ましい。
周期律表第■族元素としては、Si、Ge及びSnが挙
げられ、且つ第■族元素の量は、全構成原子に対して2
0ato■%以内、好ましくは0.01〜17ato@
%である。
周期律表第■族元素としては、P、As及びsbが挙げ
られ、且つ第V族元素の量は、全構成原子に対して5 
atom%以内、好ましくは0.001〜3atom%
である。
アルカリ金属元素としては、Li、Na及びKが挙げら
れ、且つアルカリ金属元素の量は、全構成原子に対して
5 atom%以内、好ましくは0.001〜3 at
oi+%である。
アルカリ土類金属元素としては、Ca及びMgが挙げら
れ、アルカリ土類金属原子の量は、全構成原子に対して
5 atom%以内、好ましくは0.001〜3 at
o+m%である。
窒素原子の量は、全構成原子に対して5 atom%以
内、好ましくは0.001〜3 atom%である。
酸素原子の量は、全構成原子に対して5 atom%以
内、好ましくは0.001〜3 atom%である。
カルコゲン元素としては、S、Se及びTeが挙げられ
、且つカルコゲン元素の量は、全構成原子に対して、2
0atom%以内、好ましくは0.01〜17atom
%である。
ハロゲン元素としては、F、CQ、Br及びIが挙げら
れ、且つハロゲン元素の量は、全構成原子に対して、3
5atom%以内、好ましくは0.1〜35atoo+
%が好ましい。
尚、前述の元素又は原子の量は元素分析の常法、例えば
オージェ分析によって測定することが出来る。またこれ
ら元素又は原子の量は元素分析の常法、例えばオージェ
分析によって測定することができる。この量は原料ガス
に含まれる他の化合物の量や成膜条件等で調節可能であ
る。
不純物をドープされた硬質炭素膜の膜厚はノンドープの
ものに比べて約2〜3倍に厚くすることができ、またこ
れにより素子作製時のピンホールの発生を防止すると共
に、素子の機械的強度を飛躍的に向上することができる
。更に窒素原子又は酸素原子の場合は以下に述べるよう
な周期律表第■族元素等の場合と同様な効果がある。
同様に周期律表第■族元素、カルコゲン系元素又はハロ
ゲン元素を導入したものは硬質炭素膜の安定性が飛躍的
に向上すると共に、膜の硬度も改善されることも相まっ
て高信頼性の素子が作製できる。これらの効果が得られ
るのは第■族元素及びカルコゲン系元素の場合は硬質炭
素膜中に存在する活性な2重結合を減少させるからであ
り、またハロゲン元素の場合は、1)水素に対する引抜
き反応により原料ガスの分解を促進して膜中のダングリ
ングボンドを減少させ、2)成膜過程でハロゲン元素X
がC−H結合中の水素を引抜いてこれと置換し、C−X
結合として膜中に入り、結合エネルギーが増大する(C
−H間及びC−X間の結合エネルギーはC−X間の方が
大きい)からである。
これらの元素を膜の構成元素とするためには、原料ガス
としては炭化水素ガス及び水素の他にドーパントとして
膜中に周期律表第m族元素、同第■族元素、同第■族元
素、アルカリ金属元素、アルカリ土類金属元素、窒素素
子、酸素原子、カルコゲン系元素又はハロゲン元素を含
有させるために、これらの元素又は原子を含む化合物(
又は分子)(以下、これらを「他の化合物」ということ
もある)のガスが用いられる。
ここで周期律表第■族元素を含む化合物としては1例え
ばB(OC2H5)39 BzHs T BCQs t
 BBr3 +BF3 + AQ(0−i−C3Hv)
a ? (C1li)aAL (CzHi)aAL(i
−C4H9)31Q、 AQCQ、、 Ga(0−i−
C,H,))l(CH,)、Ga1(CJs)aGa、
 GaCらt GaBr、、 (0−x−C,)1.)
、In。
(CzHi)3In等がある。
周期律表第■族元素を含む化合物としては、例えばSi
、H,、(C2H,)、SiH,SiF、t SiH,
CQ2tSiCQ4g 5s(OCH3)415i(O
CJs)4+ 5L(OC3H7)41GeCQ、、 
GeH,、Ge(OC2Hs)4tGe(CzHs)4
t(C)IJ4Snt(CJs)4Sn+ 5nCQ4
等がある。
周期律表第■族元素を含む化合物としては、例えばPH
3,PF、、 PFs、 PCQ、F、、 PCQ、、
 PCI22F。
PBr、 t PO(OCH,)) # P(C2H5
)31 POCQi I ASH3e^sCQ、、 A
sBr、、 AsF、、 AsF、、 AsCQ、、 
SbH,、SbF、。
5bCI2.、5bCOC,Hs)3等がある。
アルカリ金属原子を含む化合物としては例えばLi0−
i−C,H7,Na0−i−C,H7,KO−i−C,
H,等がある。
アルカリ土類金属原子を含む化合物としては例えばCa
 (oc、 Hc )3 + Mg (OCi Hs 
)2 t (C2H5)2 Kg等がある。
窒素原子を含む化合物としては例えば窒素ガス、アンモ
ニア等の無機化合物、アミノ基、シアノ基等の官能基を
有する有機化合物及び窒素を含む複素環等がある。
酸素原子を含む化合物としては例えば酸素ガス、オゾン
、水(水蒸気)、過酸化水素、−酸化炭素、二酸化炭素
、亜酸化炭素、−酸化窒素、二酸化窒素、三酸化二窒素
、五酸化二窒素、三酸化窒素等の無機化合物、水酸基、
アルデヒド基、アシル基、ケトン基、ニトロ基、ニトロ
ソ基、スルホン基、エーテル結合、エステル結合。
ペプチド結合、酸素を含む複素環等の官能基或いは結合
を有する有機化合物、更には金属アルコキシド等が挙げ
られる。
カルコゲン系元素を含む化合物としては例えばH2S、
 (CH,)(CH2)、5(CH2)4CH3,CH
2=CHC)12SC)12CH=CH2,C2H,5
C2H5,C2H,SCH,、チオフェン、Ho5e、
 (Czf(s)zSe+ H2Te等がある。
またハロゲン元素を含む化合物としては例えば弗素、塩
素、臭素、沃素、弗化水素、弗化塩素、弗化臭素、弗化
沃素、塩化水素、塩化臭素、塩化沃素、臭化水素、臭化
沃素、沃化水素等の無機化合物、ハロゲン化アルキル、
ハロゲン化アリール、ハロゲン化スチレン、ハロゲン化
ポリメチレン、ハロホルム等の有機化合物が用いられる
。
液晶駆動用MIM素子として好適な硬質炭素膜は、駆動
条件から膜厚が100〜8000人、比抵抗が10’〜
1013Ω・口の範囲であることが有利である。なお、
駆動電圧と耐圧(絶縁破壊電圧)とのマージンを考慮す
ると膜厚は200Å以上であることが望ましく、また1
画素部と薄膜二端子素子部の段差(セルギャップ差)に
起因する色むらが実用上問題とならないようにするには
膜厚は6000Å以下であることが望ましいことから、
硬質炭素膜の膜厚は200〜6000人、比抵抗は5X
IO7〜1012Ω・国であることがより好ましい。
硬質炭素膜のピンホールによる素子の欠陥数は膜厚が減
少にともなって増加し、300Å以下では特に顕著にな
ること(欠陥率は1%を越える)、及び、膜厚の面内分
布の均一性(ひいては素子特性の均一性)が確保できな
くなる(膜厚制御の精度は30人程度が限度で、膜厚の
バラツキが10%を越える)ことから、膜厚は300Å
以上であることがより望ましい。
また、ストレスによる硬質炭素膜の剥離が起こりにくく
するため、及び、より低デユーティ比(望ましくは17
1000以下)で駆動するために、膜厚は4000Å以
下であることがより望ましい。
これらを総合して考慮すると、硬質炭素膜の膜厚は30
0〜4000人、比抵抗は107〜1011Ω・lであ
ることが一層好ましい。
実施例1 第8図に示すようにパイレックス透明基板上にAQを蒸
着法により1000人厚に堆積後パターニングして下部
導体12を形成した。その上↓こ硬質炭素膜をプラズマ
CVD法により、900人厚1堆積させたのち、ドライ
エツチングによりパターニングして、絶縁膜13を形成
した。さらにその上にZnO:AQを1000人厚に堆
積後、パターニングして上部導体(画素電極を兼ねる)
14を形成した。ZnO:Al1の成膜は、ZnO+A
l220□(2,5%)混合体ターゲットを用い、RF
マグネトロンスパッタ法により行った。
この時の硬質炭素膜の成膜条件は以下の通りである。
圧    カニ 0.035Torr CH4流量: 205CCM RFパ’7− : 0.21/a# 実施例2 第9図に示すようにプラスチック透明基板上にAnを蒸
着法により600人厚堆積積後パターニングして下部導
体12を形成した。その上に硬質炭素膜をプラズマCV
D法により、 1100人厚に堆積させたのち、ドライ
エツチングによりパターニングして、絶縁膜13を形成
した。さらにその上に、NiをEB蒸着法により100
0人厚に堆積後、バターニングして上部補助導体14′
を形成し、次いでZnO:Al1を1500人厚に堆積
後、パターニングして上部導体(画素電極を兼ねる)1
4を形成した。Zn○:AQの成膜は、Zn+AQ(5
%)複合ターゲットを用い、酸素ガス雰囲気中でRFマ
グネトロンスパッタ法で行った。
この時の硬質炭素膜の成膜条件は以下の通りである。
圧−カニ 0,035Torr CH,流量: 10 SCCM RFパ’7− : 0.3v/a! 実施例2によれば工程数が一工程増すものの素子特性が
一層長期安定性に優れたものとなる。
〔発明の作用効果〕
本発明のMIM素子に用いられる硬質炭素膜は 1) プラズマCVD法等の気相合成法で作製されるた
め、成膜条件によって物性が広範に制御でき、従ってデ
バイス設計上の自由度が大きい、 2)硬質でしかも厚膜にできるため、機械的損傷を受は
難く、また厚膜化によるピンホールの減少も期待できる
。
3)室温付近の低温においても良質な膜を形成できるの
で、基板材質に制約がない、 4)膜厚、膜質の均一性に優れているため、薄膜デバイ
ス用として適している、 5)誘電率が低いので、高度の微細加工技術を必要とせ
ず、従って素子の大面積化に有利である、 等の特長を有し、このため特に信頼性の高い液晶表示用
スイッチング素子として好適である。
さらに本発明の薄膜二端子素子は最上層に設けられる導
体を酸化亜鉛(Zn○)透明導電体としているので工程
数が減少し、かつ作製時の素子損傷、あるいはパスライ
ンの断線等が少ないものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の薄膜二端子素子の作製工程(a) 
、 (b) 、 (c)を示す。第2図は本発明で使用
する酸化亜鉛のかわりにITOを使用した場合の薄膜二
端子素子の作製工程(a) 、 (b) 、 (c) 
、 (d) 。 (e)を示す。第3図(a)および(b)は本発明のM
■M素子の典型的なI−V特性およびQnx−f■特性
図、第4図は本発明のMIM素子を用いた液晶表示装置
の1例を示す。第5図は本発明のMIM素子に用いられ
る硬質炭素膜系絶縁膜のIRスペクトルのガウス分布を
、第6図および第7図は前記絶縁膜のIRスペクトル及
びラマンスペクトルを示す。第8図および第9図は、本
発明の実施例1および2のMIM素子の斜視図である。 1.1′・・・絶縁基板   3・・・液晶4・・・画
素電極   4′・・・共通電極5・・・能動素子(M
I阿素子) 6・・・第2導体(パスライン) 8・・・配向膜     9・・・ギャップ材11・・
・透明絶縁性基板 12・・・下部導体 13・・・絶縁膜(硬質炭素膜) 14・・・上部導体(酸化亜鉛) 14′・・・上部補助導体 15・・・ITOによる画素電極 第 図 第2 図 1ら 第5 図 第6図 IRスペクトル (波数)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、上部導体および下部導体間に介在させた絶縁膜が硬
    質炭素膜であり、かつ上部導体が酸化亜鉛よりなる透明
    導電体であることを特徴とする薄膜二端子素子。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7897972B2 (en) 1992-12-09 2011-03-01 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Electronic circuit
JP5285438B2 (ja) * 2007-02-16 2013-09-11 株式会社カネカ 透明導電膜付き基板およびその製造方法

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US8294152B2 (en) 1992-12-09 2012-10-23 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Electronic circuit including pixel electrode comprising conductive film
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