JPH0411277B2 - - Google Patents
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- JPH0411277B2 JPH0411277B2 JP62293814A JP29381487A JPH0411277B2 JP H0411277 B2 JPH0411277 B2 JP H0411277B2 JP 62293814 A JP62293814 A JP 62293814A JP 29381487 A JP29381487 A JP 29381487A JP H0411277 B2 JPH0411277 B2 JP H0411277B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- paint
- alkali metal
- weight
- circulating water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B14/00—Arrangements for collecting, re-using or eliminating excess spraying material
- B05B14/40—Arrangements for collecting, re-using or eliminating excess spraying material for use in spray booths
- B05B14/46—Arrangements for collecting, re-using or eliminating excess spraying material for use in spray booths by washing the air charged with excess material
- B05B14/462—Arrangements for collecting, re-using or eliminating excess spraying material for use in spray booths by washing the air charged with excess material and separating the excess material from the washing liquid, e.g. for recovery
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P70/00—Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
- Y02P70/10—Greenhouse gas [GHG] capture, material saving, heat recovery or other energy efficient measures, e.g. motor control, characterised by manufacturing processes, e.g. for rolling metal or metal working
Landscapes
- Separation Of Suspended Particles By Flocculating Agents (AREA)
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Coating Apparatus (AREA)
Description
本発明は、自動車あるいは家庭電器等の塗装ラ
インにおける未塗着塗料ダスト洗浄水を塗料滓と
処理水とに固液分離し、処理水を循環水として繰
返し利用するようにした塗装ブース循環水の処理
方法に関する。 未塗着塗料ダスト洗浄水中の塗料を固液分離さ
せるためには、種々の無機凝集剤を用いて、ある
いはこの無機凝集剤に高分子凝集剤を併用して、
塗料ダストを沈降または浮上しやすい大きなフロ
ツクとして固液分離する方法が取られ、得られる
処理水を再び塗装ブースの循環水として使用して
いる。無機凝集剤としては一般に酸性の凝集剤
(例えば、硫酸バンド、塩化アルミニウム、ポリ
塩化アルミニウム、塩化第二鉄、塩化亜鉛、硫酸
亜鉛等)が用いられるが、このような凝集剤を用
いるとその塗装廃水のPHは酸性領域になるので、
これを中性領域に戻すため及びフロツク生成のた
めの最適PH域にするため、苛性アルカリなどのア
ルカリ剤をPH調整剤として添加している。しかし
ながら、PH調整剤を用いると塗装廃水中に塩素イ
オンあるいは硫酸イオンが存在するため塩化ナト
リウムや硫酸ナトリウムのような塩化物や硫酸塩
が形成される。これらの塩は一部溶解しているの
で塗料滓を分離後の処理水中にも存在する。従つ
て、循環水をブローダウンなし、もしくはブロー
ダウン量が極端に少ない場合、循環水中の塩濃度
が漸次高まり、塗装ブースダクトなどのミストが
触れるブース上部の腐食をもたらすことがある。
また、分離した塗料滓中にも高濃度の塩化物や硫
酸塩が含まれ、これを焼却するとき塩化水素ガス
や亜流酸ガスなどが発生し、大気を汚染する深刻
な問題をひき起すばかりでなく、焼却炉の寿命を
極端に短かくする問題が生じている。このような
有害ガスによる大気汚染の公害等の問題を未然に
防止するためには莫大な設備投資を余儀なくされ
ていた。 さらに、前記の凝集剤の中で好ましいと云われ
ている塩化亜鉛や硫酸亜鉛をアルカリ剤で最適PH
域に調整して塗料滓を処理した時には、生成する
Zn(OH)2フロツクの粒子は粗く、沈降速度は大
きいが、比表面積が小さい性状を有するので、塗
料滓の隠蔽、不粘着化が充分でなく、その結果ハ
イドロスピンダクト、配管等の未塗着塗料の処理
設備を閉塞させる。 そこで、本発明は上記問題点を解決することを
目的とするもので、PHが10から7よりも大きい範
囲において、加水分解によりZn(OH)2、および
これに関連する錯体のフロツクを生成する亜鉛酸
アルカリ金属(アルカリ金属としてNa、K、Li)
を塗装廃水中に添加することにより、未塗着塗料
ダストを容易に凝集沈降または凝集浮上させるこ
とができることを見い出し、本発明に到達した。
即ち、本発明は、亜鉛酸アルカリ金属水溶液(こ
こでアルカリ金属としてはNa、K、Liを含む)
またはこれとアミノ基または四級化アミノ基をカ
チオン基とし、平均分子量が500〜100000の炭素
原子を含む直鎖型強カチオン性ポリアミンと塗装
廃水に添加すると、長い循環工程で空気中の炭酸
ガスを吸収することによつて、また、塗装中の有
機成分が好気性バクテリアによつて分解され有機
酸を生成し、この有機酸とも反応することによつ
て、徐々にPHが下がつて弱アルカリ性となり、
Zn(OH)2、またはこれに関連する錯体のフロツ
クを生成し、未塗着塗料ダストを容易に浮上また
は凝集沈降させる、塗装ブース循環水の処理方法
に関するものである。ここで弱アルカリ性として
はPH10以下から7よりも大きい範囲を意味する。 本発明に用いる凝集剤は、公知の酸性凝集剤の
ようにPH調整時に塩化物や硫酸塩などを生成しな
いため、有害腐食性ガスによる公害問題、塗装ブ
ースダクトの腐食、塗料滓焼却炉への悪影響とい
つた問題点がすべて解消することができた。 なお、本発明によつて生成するZn(OH)2など
のフロツクの粒子は細かく、沈降速度は遅いが、
比表面積が大きい性状を有するので、塗料滓表面
を充分に隠蔽して不粘着化をもたらし、ハイドロ
スピンダクト、配管等の未塗着塗料の処理設備の
閉塞の問題も実質的に解消された。 更に、強調されるべき本発明の特徴は、本発明
に用いる凝集剤は、従来の酸性凝集剤のようにPH
調整時に塩化物や硫酸塩を生成しないため、塗料
滓を除去した後の循環水の一部を活性汚泥処理へ
導入しても何ら問題なく処理可能となることであ
る。 本発明の処理方法に適用される塗料とは、エポ
キシ、メラニン、アクリル、アルキド、ポリエス
テル、ウレタン系樹脂などの油性及び水溶性塗料
が挙げられる。 本発明に用いる凝集剤が適用される塗装ブース
とは、ウオーターカーテン、ベンチユリー、ノー
ポンプ型ブースなどの湿式ブースがすべて挙げら
れる。 本発明に用いる処理剤の使用に当り、循環水中
の未塗着塗料100重量部に対して、亜鉛酸アルカ
リ金属を通常約0.1〜50重量部添加する。添加量
がこの範囲より少なすぎると好結果が得られない
し、この範囲より多くなると循環水のPHが高くな
りすぎてまた好ましくない。添加方法は、循環ポ
ンプの吐出口などの薬品の分散性の良いところに
注入する。この場合、カチオン性ポリアミン型の
ポリマーを添加併用すると、塗料の粘着性を除去
する能力が更に増強され、例えば、塗装ブースの
壁、天井、床への塗料付着防止をより効率良く行
うことができる。 亜鉛酸アルカリ金属水溶液(ここでアルカリ金
属としてはNa、K、Liを含む)は、一般式、M
〔Zn(OH)3〕、M〔Zn(OH)4〕、およびこれらを主
体とする錯体のMOH(M=Li、Na、K)水溶液
の構造を有するが、PHが10から7よりも大きい範
囲において加水分解により、Zn(OH)2またはこ
れを主体とする錯体のフロツクを生成するもので
あればよく、上記一般式はその例示である。 亜鉛酸アルカリ金属水溶液と併用すると処理効
果の増大の認められる強カチオン性ポリアミン
は、アミノ基または四級化アミノ基をカチオン基
とし、平均分子量が500〜100000の炭素原子を含
む直鎖型強カチオン性ポリアミンで、例えば、ポ
リエチレングリコールとヘキサメチレンジアミン
の重縮合物、あるいはエチレンジアミンと二塩化
エチレンの縮合物とアンモンニア、二塩化エチレ
ンとの重縮合物などである。平均分子量が500よ
り小さいと充分な凝集効果が得られず、一方約
100000までが本発明の効果上好ましい。しかし、
100000を超えると効果上および作業上難はあるが
使用は可能である。強カチオン性ポリアミンの併
用比率は、水酸化アルカリ金属に溶解している亜
鉛1重量部に対し、強カチオン性ポリアミンを
0.2から5重量部の範囲になるように塗装ブース
循環水にそれぞれ添加することが望ましく、この
範囲からはづれると効果が劣るようになり好まし
くない。前記強カチオン性ポリアミンについて
は、米国特許第3251882号、同3751474、同
3372129号、および同3468818号明細書に詳細に記
載されており、参考資料として挙げる。 また、強カチオン性ポリアミンを添加せずに長
時間にわたり塗装ブースを運転する場合、たとえ
ばブローダウンが一部行われても好気性バクテリ
アに起因する水の腐敗は防止できないが、強カチ
オン性ポリアミンを併用すると水の腐敗による悪
臭をも防止できることから好都合である。 本発明に用いる処理剤には、アルミン酸ナトリ
ウム、水酸化カルシウムのような慣用のアルカリ
性凝集剤を併用することもできる。 以下に本発明を実施例により詳述する。 実施例 1 添付図に示すような試験塗装ブース(PH約9.8
〜10の保有水量100、PH約9.8〜10の循環水量10
/分)に、予め亜鉛酸ナトリウム水溶液(30重
量%の苛性ソーダ水溶液に亜鉛として7.1重量%
を含む)を保有水に対して0.05%(50g)溶解し
ておき、次いで自動車用上塗り塗料であるメラミ
ンアルキド樹脂タイプのソリツドカラーとアクリ
ルメラニン樹脂タイプのメタリツクカラーを1対
1で混合した塗料を0.35g/分、及び前記の亜鉛
酸ナトリウム水溶液を0.07g/分とをそれぞれス
プレーガン及び定量ポンプにて循環水中に連続注
入した。試験塗装ブースの運転時間は1時間であ
る。テストの結果、塗料は完全に粘着性のない状
態に変性され浮上することが認められた。塗料の
回収率は75%であつた。塗料滓を除去した処理水
の水質は、PH9.8〜10、電気伝導度460μV/cm、
透視度30cmと良好であつた。 実施例 2 実施例1において、予め保有水に加えたおよび
循環水中に連続注入した亜鉛酸ナトリウム水溶液
中の亜鉛量に対応して強カオチン性ポリアミン型
のポリマーを別々にその39重量%宛添加した場
合、更に、処理しやすい塗料スラツジになること
が認められた。強カオチン性ポリアミンとして
は、ポリエチレングリコールとヘキサメチレンジ
アミンの重縮合物(平均分子量約3000)のものを
用いた。塗料の回収率は90%であつた。処理水の
水質はPH9.6〜10、電気伝導度560μV/cm、透視
度30cmと良好であつた。カオチン性ポリアミンを
併用すると、塗料の回収率が良くなるばかりでな
く、その粘着性も完全に除去される。 次に、実施例1〜2の結果をまとめて表1に示
す。但し、塗料滓の粘着性など官能的で数値化し
にくいものについては、処理の良好な順から◎、
○、△、×の4段階で表現した。また、腐食試験
は、軟鋼(SS−41)と市販のトタン板を用いた。
シヤーレにテストピースと試験液を40ml加え、50
℃の送風乾燥器に入れ、液が乾固したら更に試験
液を加え4日間放置後に腐食減量を測定したもの
である。
インにおける未塗着塗料ダスト洗浄水を塗料滓と
処理水とに固液分離し、処理水を循環水として繰
返し利用するようにした塗装ブース循環水の処理
方法に関する。 未塗着塗料ダスト洗浄水中の塗料を固液分離さ
せるためには、種々の無機凝集剤を用いて、ある
いはこの無機凝集剤に高分子凝集剤を併用して、
塗料ダストを沈降または浮上しやすい大きなフロ
ツクとして固液分離する方法が取られ、得られる
処理水を再び塗装ブースの循環水として使用して
いる。無機凝集剤としては一般に酸性の凝集剤
(例えば、硫酸バンド、塩化アルミニウム、ポリ
塩化アルミニウム、塩化第二鉄、塩化亜鉛、硫酸
亜鉛等)が用いられるが、このような凝集剤を用
いるとその塗装廃水のPHは酸性領域になるので、
これを中性領域に戻すため及びフロツク生成のた
めの最適PH域にするため、苛性アルカリなどのア
ルカリ剤をPH調整剤として添加している。しかし
ながら、PH調整剤を用いると塗装廃水中に塩素イ
オンあるいは硫酸イオンが存在するため塩化ナト
リウムや硫酸ナトリウムのような塩化物や硫酸塩
が形成される。これらの塩は一部溶解しているの
で塗料滓を分離後の処理水中にも存在する。従つ
て、循環水をブローダウンなし、もしくはブロー
ダウン量が極端に少ない場合、循環水中の塩濃度
が漸次高まり、塗装ブースダクトなどのミストが
触れるブース上部の腐食をもたらすことがある。
また、分離した塗料滓中にも高濃度の塩化物や硫
酸塩が含まれ、これを焼却するとき塩化水素ガス
や亜流酸ガスなどが発生し、大気を汚染する深刻
な問題をひき起すばかりでなく、焼却炉の寿命を
極端に短かくする問題が生じている。このような
有害ガスによる大気汚染の公害等の問題を未然に
防止するためには莫大な設備投資を余儀なくされ
ていた。 さらに、前記の凝集剤の中で好ましいと云われ
ている塩化亜鉛や硫酸亜鉛をアルカリ剤で最適PH
域に調整して塗料滓を処理した時には、生成する
Zn(OH)2フロツクの粒子は粗く、沈降速度は大
きいが、比表面積が小さい性状を有するので、塗
料滓の隠蔽、不粘着化が充分でなく、その結果ハ
イドロスピンダクト、配管等の未塗着塗料の処理
設備を閉塞させる。 そこで、本発明は上記問題点を解決することを
目的とするもので、PHが10から7よりも大きい範
囲において、加水分解によりZn(OH)2、および
これに関連する錯体のフロツクを生成する亜鉛酸
アルカリ金属(アルカリ金属としてNa、K、Li)
を塗装廃水中に添加することにより、未塗着塗料
ダストを容易に凝集沈降または凝集浮上させるこ
とができることを見い出し、本発明に到達した。
即ち、本発明は、亜鉛酸アルカリ金属水溶液(こ
こでアルカリ金属としてはNa、K、Liを含む)
またはこれとアミノ基または四級化アミノ基をカ
チオン基とし、平均分子量が500〜100000の炭素
原子を含む直鎖型強カチオン性ポリアミンと塗装
廃水に添加すると、長い循環工程で空気中の炭酸
ガスを吸収することによつて、また、塗装中の有
機成分が好気性バクテリアによつて分解され有機
酸を生成し、この有機酸とも反応することによつ
て、徐々にPHが下がつて弱アルカリ性となり、
Zn(OH)2、またはこれに関連する錯体のフロツ
クを生成し、未塗着塗料ダストを容易に浮上また
は凝集沈降させる、塗装ブース循環水の処理方法
に関するものである。ここで弱アルカリ性として
はPH10以下から7よりも大きい範囲を意味する。 本発明に用いる凝集剤は、公知の酸性凝集剤の
ようにPH調整時に塩化物や硫酸塩などを生成しな
いため、有害腐食性ガスによる公害問題、塗装ブ
ースダクトの腐食、塗料滓焼却炉への悪影響とい
つた問題点がすべて解消することができた。 なお、本発明によつて生成するZn(OH)2など
のフロツクの粒子は細かく、沈降速度は遅いが、
比表面積が大きい性状を有するので、塗料滓表面
を充分に隠蔽して不粘着化をもたらし、ハイドロ
スピンダクト、配管等の未塗着塗料の処理設備の
閉塞の問題も実質的に解消された。 更に、強調されるべき本発明の特徴は、本発明
に用いる凝集剤は、従来の酸性凝集剤のようにPH
調整時に塩化物や硫酸塩を生成しないため、塗料
滓を除去した後の循環水の一部を活性汚泥処理へ
導入しても何ら問題なく処理可能となることであ
る。 本発明の処理方法に適用される塗料とは、エポ
キシ、メラニン、アクリル、アルキド、ポリエス
テル、ウレタン系樹脂などの油性及び水溶性塗料
が挙げられる。 本発明に用いる凝集剤が適用される塗装ブース
とは、ウオーターカーテン、ベンチユリー、ノー
ポンプ型ブースなどの湿式ブースがすべて挙げら
れる。 本発明に用いる処理剤の使用に当り、循環水中
の未塗着塗料100重量部に対して、亜鉛酸アルカ
リ金属を通常約0.1〜50重量部添加する。添加量
がこの範囲より少なすぎると好結果が得られない
し、この範囲より多くなると循環水のPHが高くな
りすぎてまた好ましくない。添加方法は、循環ポ
ンプの吐出口などの薬品の分散性の良いところに
注入する。この場合、カチオン性ポリアミン型の
ポリマーを添加併用すると、塗料の粘着性を除去
する能力が更に増強され、例えば、塗装ブースの
壁、天井、床への塗料付着防止をより効率良く行
うことができる。 亜鉛酸アルカリ金属水溶液(ここでアルカリ金
属としてはNa、K、Liを含む)は、一般式、M
〔Zn(OH)3〕、M〔Zn(OH)4〕、およびこれらを主
体とする錯体のMOH(M=Li、Na、K)水溶液
の構造を有するが、PHが10から7よりも大きい範
囲において加水分解により、Zn(OH)2またはこ
れを主体とする錯体のフロツクを生成するもので
あればよく、上記一般式はその例示である。 亜鉛酸アルカリ金属水溶液と併用すると処理効
果の増大の認められる強カチオン性ポリアミン
は、アミノ基または四級化アミノ基をカチオン基
とし、平均分子量が500〜100000の炭素原子を含
む直鎖型強カチオン性ポリアミンで、例えば、ポ
リエチレングリコールとヘキサメチレンジアミン
の重縮合物、あるいはエチレンジアミンと二塩化
エチレンの縮合物とアンモンニア、二塩化エチレ
ンとの重縮合物などである。平均分子量が500よ
り小さいと充分な凝集効果が得られず、一方約
100000までが本発明の効果上好ましい。しかし、
100000を超えると効果上および作業上難はあるが
使用は可能である。強カチオン性ポリアミンの併
用比率は、水酸化アルカリ金属に溶解している亜
鉛1重量部に対し、強カチオン性ポリアミンを
0.2から5重量部の範囲になるように塗装ブース
循環水にそれぞれ添加することが望ましく、この
範囲からはづれると効果が劣るようになり好まし
くない。前記強カチオン性ポリアミンについて
は、米国特許第3251882号、同3751474、同
3372129号、および同3468818号明細書に詳細に記
載されており、参考資料として挙げる。 また、強カチオン性ポリアミンを添加せずに長
時間にわたり塗装ブースを運転する場合、たとえ
ばブローダウンが一部行われても好気性バクテリ
アに起因する水の腐敗は防止できないが、強カチ
オン性ポリアミンを併用すると水の腐敗による悪
臭をも防止できることから好都合である。 本発明に用いる処理剤には、アルミン酸ナトリ
ウム、水酸化カルシウムのような慣用のアルカリ
性凝集剤を併用することもできる。 以下に本発明を実施例により詳述する。 実施例 1 添付図に示すような試験塗装ブース(PH約9.8
〜10の保有水量100、PH約9.8〜10の循環水量10
/分)に、予め亜鉛酸ナトリウム水溶液(30重
量%の苛性ソーダ水溶液に亜鉛として7.1重量%
を含む)を保有水に対して0.05%(50g)溶解し
ておき、次いで自動車用上塗り塗料であるメラミ
ンアルキド樹脂タイプのソリツドカラーとアクリ
ルメラニン樹脂タイプのメタリツクカラーを1対
1で混合した塗料を0.35g/分、及び前記の亜鉛
酸ナトリウム水溶液を0.07g/分とをそれぞれス
プレーガン及び定量ポンプにて循環水中に連続注
入した。試験塗装ブースの運転時間は1時間であ
る。テストの結果、塗料は完全に粘着性のない状
態に変性され浮上することが認められた。塗料の
回収率は75%であつた。塗料滓を除去した処理水
の水質は、PH9.8〜10、電気伝導度460μV/cm、
透視度30cmと良好であつた。 実施例 2 実施例1において、予め保有水に加えたおよび
循環水中に連続注入した亜鉛酸ナトリウム水溶液
中の亜鉛量に対応して強カオチン性ポリアミン型
のポリマーを別々にその39重量%宛添加した場
合、更に、処理しやすい塗料スラツジになること
が認められた。強カオチン性ポリアミンとして
は、ポリエチレングリコールとヘキサメチレンジ
アミンの重縮合物(平均分子量約3000)のものを
用いた。塗料の回収率は90%であつた。処理水の
水質はPH9.6〜10、電気伝導度560μV/cm、透視
度30cmと良好であつた。カオチン性ポリアミンを
併用すると、塗料の回収率が良くなるばかりでな
く、その粘着性も完全に除去される。 次に、実施例1〜2の結果をまとめて表1に示
す。但し、塗料滓の粘着性など官能的で数値化し
にくいものについては、処理の良好な順から◎、
○、△、×の4段階で表現した。また、腐食試験
は、軟鋼(SS−41)と市販のトタン板を用いた。
シヤーレにテストピースと試験液を40ml加え、50
℃の送風乾燥器に入れ、液が乾固したら更に試験
液を加え4日間放置後に腐食減量を測定したもの
である。
【表】
上記表1からも明らかなように、実施例1〜2
は所期の目的を充分に達成しており、産業上大い
に貢献するものである。 前述した公知の凝集剤;ZnCl2、FeCl3、AlCl3
およびNaAlO2について、実施例1に準じ、但し
亜鉛として7.1重量%に相当する当量重量の金属
を夫々用いた比較例の結果をまとめて表2に示
す。
は所期の目的を充分に達成しており、産業上大い
に貢献するものである。 前述した公知の凝集剤;ZnCl2、FeCl3、AlCl3
およびNaAlO2について、実施例1に準じ、但し
亜鉛として7.1重量%に相当する当量重量の金属
を夫々用いた比較例の結果をまとめて表2に示
す。
【表】
【表】
評価方法は表1と同じである。
上記表2より明らかなように、公知の凝集剤で
は本発明の目的を達成できないことが認められ
る。
は本発明の目的を達成できないことが認められ
る。
添付図は本発明の方法による試験塗装ブース循
環水の処理フローシートを示す。 1……コンプレツサー、2……バルブ、3……
スプレーガン、4……塗料タンク、5……循環水
タンク、6……ストレーナー又は滓取機、7……
バルブ、8……セントリフユーガルポンプ、9…
…バルブ、10……コンデンサ・ウオーターバ
ス、11……サンプル採取口、12……塗装ブー
ス。
環水の処理フローシートを示す。 1……コンプレツサー、2……バルブ、3……
スプレーガン、4……塗料タンク、5……循環水
タンク、6……ストレーナー又は滓取機、7……
バルブ、8……セントリフユーガルポンプ、9…
…バルブ、10……コンデンサ・ウオーターバ
ス、11……サンプル採取口、12……塗装ブー
ス。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 湿式塗装ブース中の空気を水で洗浄し、未塗
着塗料ダストを除去して水を循環再利用する湿式
塗装ブース中の汚染を抑制する処理方法におい
て、 実質的に塩化物イオンや硫酸塩イオンを含まな
い、亜鉛酸アルカリ金属(アルカリ金属としては
Na、KまたはLiを含む)水溶液を未塗着塗料ダ
スト100重量部に対して0.1〜50重量部(亜鉛酸ア
ルカリ金属として)の割合で循環水に添加し、空
気中から炭酸ガスを吸収させることによりおよ
び/または未塗着塗料中の有機物質の分解により
循環水のPHを徐々に弱アルカリ性に低下させて、
未塗着塗料ダスト洗浄水を塗料滓と処理水に固液
分離することを特徴とする湿式塗装ブース循環水
の処理方法。 2 湿式塗装ブース中の空気を水で洗浄し、未塗
着塗料ダストを除去して水を循環再利用する湿式
塗装ブース中の汚染を抑制する処理方法におい
て、 実質的に塩化物イオンや硫酸塩イオンを含まな
い、亜鉛酸アルカリ金属(アルカリ金属としては
Na、KまたはLiを含む)水溶液とアミノ基また
は四級化アミノ基をカオチン基とし、平均分子量
が500〜100000の炭素原子を含む直鎖型強カチオ
ン性ポリアミンとを、未塗着塗料ダスト100重量
部に対して亜鉛酸アルカリ金属を0.1〜50重量部
の割合でかつ亜鉛1重量部に対し、前記強カチオ
ン性ポリアミンを0.2〜5重量部の範囲で循環水
に添加し、空気中から炭酸ガスを吸収させること
によりおよび/または未塗着塗料中の有機物質の
分解により循環水のPHを徐々に弱アルカリ性に低
下させて、未塗着塗料ダスト洗浄水を塗料滓と処
理水に固液分離することを特徴とする湿式塗装ブ
ース循環水の処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62293814A JPS63158163A (ja) | 1987-11-20 | 1987-11-20 | 湿式塗装ブース循環水の処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62293814A JPS63158163A (ja) | 1987-11-20 | 1987-11-20 | 湿式塗装ブース循環水の処理方法 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9783A Division JPS59127606A (ja) | 1983-01-04 | 1983-01-04 | 湿式塗装ブ−ス循環水の処理方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63158163A JPS63158163A (ja) | 1988-07-01 |
| JPH0411277B2 true JPH0411277B2 (ja) | 1992-02-27 |
Family
ID=17799493
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62293814A Granted JPS63158163A (ja) | 1987-11-20 | 1987-11-20 | 湿式塗装ブース循環水の処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63158163A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109415579B (zh) * | 2016-07-01 | 2022-03-25 | 埃科莱布美国股份有限公司 | 低氯化物涂料脱粘剂 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3861887A (en) * | 1973-11-01 | 1975-01-21 | Steven W Forney | Process for controlling pollution and contamination in paint or lacquer spray booths |
-
1987
- 1987-11-20 JP JP62293814A patent/JPS63158163A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63158163A (ja) | 1988-07-01 |
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