JPH04113268U - マスタシリンダ - Google Patents
マスタシリンダInfo
- Publication number
- JPH04113268U JPH04113268U JP2480591U JP2480591U JPH04113268U JP H04113268 U JPH04113268 U JP H04113268U JP 2480591 U JP2480591 U JP 2480591U JP 2480591 U JP2480591 U JP 2480591U JP H04113268 U JPH04113268 U JP H04113268U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seal member
- piston
- cylinder
- bearing
- recess
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims abstract description 16
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims abstract description 12
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 abstract description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 abstract description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 description 4
- 230000000295 complement effect Effects 0.000 description 2
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 2
- 239000013589 supplement Substances 0.000 description 2
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 2
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 2
- 208000031872 Body Remains Diseases 0.000 description 1
- 230000001010 compromised effect Effects 0.000 description 1
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 235000013399 edible fruits Nutrition 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
- 230000004941 influx Effects 0.000 description 1
- 239000004575 stone Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 エア吸い込みを防止する。
【構成】 ピストン2を緊密嵌合状態に支持する筒状の
軸受け部材21に、先端側内周部でシール部材23を収
納する凹部22を形成している。これら凹部22の収納
部22aとシール部材23の背面とが、ピストン2の摺
動面に緊密接触されるリング状の補助シール部材24を
挾持している。これら軸受け部材21及びシール部材2
3の後方位置には、軸受け部材21の抜け防止のための
止め輪31を設け、前方位置には、リテーナ32を設け
ている。 【効果】 シール部材と軸受け部材とにより挾持された
補助シール部材が摺動面に緊密接触され、シール性が良
好になり、空気の吸い込みがなくなるため、エアの流入
が防止され、ブレーキ液の健全性を維持することができ
る。
軸受け部材21に、先端側内周部でシール部材23を収
納する凹部22を形成している。これら凹部22の収納
部22aとシール部材23の背面とが、ピストン2の摺
動面に緊密接触されるリング状の補助シール部材24を
挾持している。これら軸受け部材21及びシール部材2
3の後方位置には、軸受け部材21の抜け防止のための
止め輪31を設け、前方位置には、リテーナ32を設け
ている。 【効果】 シール部材と軸受け部材とにより挾持された
補助シール部材が摺動面に緊密接触され、シール性が良
好になり、空気の吸い込みがなくなるため、エアの流入
が防止され、ブレーキ液の健全性を維持することができ
る。
Description
【0001】
本考案は、車両等のブレーキ装置において、ブレーキペダルの動作によりブレ
ーキを作動させるために液圧を発生させるマスタシリンダに関する。
【0002】
図4は車両等に用いられるマスタシリンダの従来例を示している。このマスタ
シリンダは、タンデム型と称されるもので、シリンダ本体1の中に、プライマリ
ピストン2とセカンダリピストン3とが挿入状態に収納されて、これらピストン
2・3によりシリンダ本体1内が第一加圧室4と第二加圧室5とに区画形成され
、それぞれホイールシリンダ(図示略)に連結されている。また、プライマリピ
ストン2の後端部2aは先端部2bより小径に形成されて、シリンダ本体1の開
口部6から突出しており、その開口部6には、プライマリピストン2をシリンダ
本体1に支持する筒状の軸受け部材7が緊密嵌合している。そして、この軸受け
部材7とプライマリピストン2の先端部2bの背面との間に、リザーバ8に連通
するブレーキ液補給室9が形成され、プライマリピストン2の前進時に該補給室
9が負圧となることによりリザーバからサプライポート10を介してブレーキ液
が補給され、プライマリピストン2の後退時に該プライマリピストン2外周部の
カップシール11の外側を経由してブレーキ液が加圧室4に供給されるようにな
っている。
【0003】
一方、前記軸受け部材7の内周部には、補給室9に面した凹部12がリング状
に形成されており、該凹部12にシール部材13が収納されている。該シール部
材13は、横断面C字状をなしており、そのC溝13aを補給室9側に向けて配
置されていることにより、補給室9の圧力によってC溝13aが広げられて軸受
け部材7及びプライマリピストン2に緊密接触し、ブレーキ液の外部への漏洩を
防止しているものである。符号14は、シール部材13の倒れ等を規制するリテ
ーナを示す。
【0004】
ところが、前記シール部材13は、前述したように補給室9側から外部への漏
洩はC溝13aが広げられるため有効に防止し得るが、C溝13aを狭める方向
には変形が容易である。このため、プライマリピストン2の前進時に補給室9が
負圧になったときに、シール部材13の背面部分との差圧によって変形し易く、
外部からエアを吸い込むおそれがある。特に、サプライポート10の流通抵抗が
大きくなる低温時やプライマリピストン2の急作動時に補給室9の発生負圧が大
きくなるため、エア吸い込みの問題が生じ易い。そして、エア吸い込みが生じる
と、ブレーキ特性の低下を招くという問題が生じる虞れがある。
本考案は、ブレーキ液補給室の負圧発生による影響を少なくして、エア吸い込
みを有効に防止することを目的とする。
【0005】
本考案のマスタシリンダは、シリンダ本体の開口部内面と該シリンダ本体内に
摺動自在に挿入されたピストンの後端部外面とのいずれか一方に、これらシリン
ダ本体とピストンとの間を密封してシリンダ本体とピストン先端部との間にブレ
ーキ液補給室を形成するシール部材と、該シール部材の背面を支持しつつピスト
ンの摺動をシリンダ本体の中心に沿って案内する軸受け部材と、前記シール部材
と軸受け部材との間で摺動面に緊密接触される補助シール部材とが設けられてい
ることを特徴とする。
【0006】
本考案のマスタシリンダにおいて、ブレーキ液補給室が負圧になり、シール部
材が変形した場合に、シール部材と軸受け部材との間に補助シール部材が取り付
けられ、この補助シール部材が摺動面に緊密接触しシール性は良好となり、空気
の吸い込みがなくなるため、シリンダ本体とピストンとの間の密封性は損なわれ
ることがなく、シリンダ本体の内面とピストンの外周面とから、外部からのエア
の流入を防ぐことができる。
【0007】
以下、本考案のマスタシリンダの一実施例を図1および図2を参照しながら説
明する。図中、図4の従来例と共通部分には同一符号を用いて説明を簡略化する
。このマスタシリンダのシリンダ本体1においては、その開口部6に、ピストン
2を緊密嵌合状態に支持する筒状の軸受け部材21が設けられ、この軸受け部材
21の内周部には、先端側に凹部22がリング状に形成されており、この凹部2
2のにシール部材23が収納されている。この凹部22に、さらにくぼんだ収納
部22aが設けられ、この収納部22aとシール部材23の背面とにより補助シ
ール部材24が挾持されている。そして、これらシール部材23とシリンダ本体
1とピストン先端部2bとによりブレーキ液補給室9が形成されている。
【0008】
この軸受け部材21は、ピストン2の後端部2a外周面にリング状空間に嵌合
される筒状に形成され、その後端側内周面がピストン2を摺動自在に接触する円
筒ガイド面21aとされるとともに、先端側内周部に凹部22がリング状に形成
され、この凹部22の摺動面側に収納部22aがリング状に形成されている。
【0009】
この凹部22に収納されたシール部材23は、例えばゴム製からなるとともに
全体として横断面C字状をなすリング状に形成され、そのC溝25を補給室9側
に向け、かつ該C溝25を圧縮するように弾性変形させられた状態に設けられて
いる。そして、そのC溝25によって形成される外側環状リップ部26と内側環
状リップ部27とが軸受け部材21の凹部22内面あるいはピストン2外周面に
押圧接触することにより、これらの間を密封しているものである。この場合、各
環状リップ部26・27は、その先端から若干離れた位置に外方に突出する突起
28・29が環状に形成されており、これら突起28・29がピストン2の外周
面に接触されている。なお、シール部材23の軸方向に沿う幅は凹部22の深さ
よりも若干大きく設定され、両環状リップ部26・27の連結されている背面が
凹部22内面に当接するようになっている。このシール部材23のC溝25を補
給室9側に向けて配置されていることにより、補給室9の圧力によってC溝25
が広げられて軸受け部材21及びピストン2に緊密接触し、ブレーキ液の外部へ
の漏洩を防止しているものである。
【0010】
これらシール部材23の背面と軸受け部材21の凹部22の収納部22aとの
間に補助シール部材24が挾持されている。この補助シール部材24は、前記シ
ール部材23よりも高い硬度を有する例えば合成樹脂からなり、全体としてリン
グ状に形成されているとともに、一箇所に切り欠き部30を有している。この補
助シール部材24とピストン2とのクリアランスは、軸受け部材21とピストン
2とのクリアランスより小さくされている。例えば、補助シール部材24とピス
トン2とのクリアランスがわずかな状態、または、補助シール部材24の内周面
とピストン後端部2aの外周面との間が隙間のない緊密接触された状態、若しく
は補助シール部材24の内周面がピストン後端部2aの外周面を押圧した状態い
わゆる締め代を付与した状態でもよい。
ここで、切り欠き部30を有する補助シール部材24に替えて、オ−リングで
もよい。
【0011】
なお、これら軸受け部材21及びシール部材23の取り付け位置よりも後方位
置における開口部6には、軸受け部材21の抜け防止のための止め輪31が設け
られ、これら軸受け部材21及びシール部材23の前方位置には、リテーナ32
が設けられいる。
【0012】
このように構成したマスタシリンダにおいて、ブレーキ液補給室9が負圧にな
り、シール部材23とピストン2外周面との間に隙間が生じる場合がある。この
場合に、補助シール部材24とピストン2とのクリアランスが小さく、かつ補助
シール部材24がシール部材23よりも高い硬度を有し変形しにくいため、補給
室9の負圧がシール部材23に作用するとしても補給室9の密封性は維持される
。このため、補給室9への外部からのエアの流入が防止される。
【0013】
ここで、補助シール部材24がシリンダ本体1に取り付けられている第一実施
例では、補助シール部材24が熱膨張係数の大きい材料であるため、低温時に補
助シール部材24が収縮してピストン2に締め代を持つことになり、より一層密
封性を高めることができ、外部からエアの流入を防ぐことができる。また、図2
に示すように補助シール部材24に切り欠き部30が設けられているため、締め
代が必要以上に大きくならず、ピストン2との摺動抵抗の増加を抑えることがで
きる。さらに、シール部材23と軸受け部材21との間に、補助シール部材24
を用いる構成でよいので、部品点数の増加は一点のみでよく、コストの上昇を抑
えることができる。
【0014】
次に、本考案の第二実施例について図3を参照しながら説明する。第二実施例
にあっては、第一実施例とほぼ同様であるが、ピストン41の中央部には、へこ
んだブレーキ液補給室42が形成され、後端部には、シリンダ孔43に摺動可能
な円柱状の軸受け部44が一体形成されている。この補給室42の後端側に、軸
受け部44からシール部材45の配置スペースをあけて突条のシール押え部46
が形成されている。これら軸受け部44とシール押え部46とにより凹部47が
ピストン41の外周面に沿って形成され、この凹部47に、シール部材45と補
助シール部材48とが嵌め合わされている。
【0015】
前記軸受け部44とシール部材45とにより挾持されている補助シール部材4
8は、第一実施例同様の構造からなり、一箇所に切り欠き部を有するとともに、
例えばゴム製からなるシール部材45より硬度の高い合成樹脂から形成されてい
る。この補助シール部材48とシリンダ孔45とのクリアランスは、シリンダ孔
43と軸受け部44とのクリアランスより小さく形成されている。例えば、補助
シール部材48とシリンダ孔43とのクリアランスがわずかな状態、または、補
助シール部材48の外周面とシリンダ孔43の壁との間が隙間のない緊密接触さ
れた状態、若しくは補助シール部材48の外周面がシリンダ孔43の壁を押圧し
た状態でもよい。
【0016】
このようなマスタシリンダにおいては、低温時にマスタシリンダのフルストロ
ーク状態から急激にブレーキを解除すると、ピストン41が戻ってくる際に、第
一加圧室4が負圧になり、補給室42のブレーキ液が第一加圧室4に流れて、補
給室42にも負圧が発生し、シール部材45が補給室42側に引っ張られ、シリ
ンダ孔43とシール部材45との間に隙間を生じる場合がある。この場合に、補
助シール部材48とシリンダ孔43とのクリアランスが小さく、かつ補助シール
部材48がシール部材45よりも高い硬度を有し変形しにくいため、補給室42
の負圧がシール部材45に作用するとしても補給室42の密封性は維持される。
このため、補給室42への外部からのエアの流入が防止される。ここで、第一実
施例と同様に補助シール部材48に切り欠き部が設けられているため、締め代が
必要以上に大きくならず、シリンダ孔43との摺動抵抗の増加を抑えることがで
きる。
【0017】
以上の説明から明らかなように、本考案のマスタシリンダによれば、ブレーキ
液補給室が負圧になり、シール部材が変形した場合においても、シリンダ本体の
開口部内面とピストン後端部外面とのいずれか一方に、摺動面に緊密接触される
補助シール部材がシール部材と軸受け部材との間に形成されているために、シリ
ンダ本体とピストンとの間のシール性は良好となり、空気の吸い込みがなくなり
、密封性は損なわれることがなく、外部からのエアの流入を防ぐことができ、ブ
レーキ液の健全性を維持することができるという効果を奏することができる。
【図1】本考案のマスタシリンダの第一実施例の断面図
である。
である。
【図2】本考案に係るバックアップリングの斜視図であ
る。
る。
【図3】本考案のマスタシリンダの第二実施例の断面図
である。
である。
【図4】マスタシリンダの従来構造の断面図である。
1 シリンダ本体
2・41 ピストン(プライマリピストン)
2a 後端部
2b 先端部
6 開口部
9・42 ブレーキ液補給室
10 サプライポート
21・44 軸受け部材
22・47 凹部
23・45 シール部材
24・48 補助シール部材
30 切り欠き部
43 シリンダ孔
46 シール押え部
Claims (1)
- 【請求項1】 シリンダ本体の開口部内面と該シリンダ
本体内に摺動自在に挿入されたピストンの後端部外面と
のいずれか一方に、これらシリンダ本体とピストンとの
間を密封してシリンダ本体とピストン先端部との間にブ
レーキ液補給室を形成するシール部材と、該シール部材
の背面を支持しつつピストンの摺動をシリンダ本体の中
心に沿って案内する軸受け部材と、前記シール部材と軸
受け部材との間で摺動面に緊密接触される補助シール部
材とが設けられていることを特徴とするマスタシリン
ダ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2480591U JPH04113268U (ja) | 1991-03-20 | 1991-03-20 | マスタシリンダ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2480591U JPH04113268U (ja) | 1991-03-20 | 1991-03-20 | マスタシリンダ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04113268U true JPH04113268U (ja) | 1992-10-02 |
Family
ID=31909676
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2480591U Withdrawn JPH04113268U (ja) | 1991-03-20 | 1991-03-20 | マスタシリンダ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04113268U (ja) |
-
1991
- 1991-03-20 JP JP2480591U patent/JPH04113268U/ja not_active Withdrawn
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0726164Y2 (ja) | タイヤ空気圧調整装置用シール装置 | |
| US5328178A (en) | Brake master cylinder seal | |
| US4495772A (en) | Brake master cylinder | |
| JPH0379213B2 (ja) | ||
| GB2172064A (en) | Seal assembly for a master cylinder | |
| US5062348A (en) | Seal unit for brake booster | |
| JPS5858264B2 (ja) | 流体マスタ−シリンダ | |
| US4542680A (en) | Vacuum booster device | |
| US4627332A (en) | Sealing members for master cylinders | |
| JPH0657527B2 (ja) | エアチャンバ用の単体後部シール | |
| US4059174A (en) | Braking correction device | |
| JP4380108B2 (ja) | プランジャ型マスタシリンダ | |
| JPH04113268U (ja) | マスタシリンダ | |
| JP3147809B2 (ja) | 2重のシールリング構造のマスタシリンダ | |
| JPH06305409A (ja) | マスタシリンダ | |
| JP2567069Y2 (ja) | マスタシリンダ | |
| US3686866A (en) | Bleeding seal | |
| JPH0414296Y2 (ja) | ||
| JPH08119089A (ja) | マスタシリンダ用ピストン | |
| JPH0415569Y2 (ja) | ||
| JPH088931Y2 (ja) | マスタシリンダ | |
| JPH0558540U (ja) | マスタシリンダ用カップシール | |
| JPH061498Y2 (ja) | マスタシリンダ | |
| JPS5925720Y2 (ja) | マスタシリンダ用ピストン | |
| JPH0689850B2 (ja) | シ−ル装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19950615 |