JPH04115286U - 積層型熱交換器 - Google Patents
積層型熱交換器Info
- Publication number
- JPH04115286U JPH04115286U JP2175291U JP2175291U JPH04115286U JP H04115286 U JPH04115286 U JP H04115286U JP 2175291 U JP2175291 U JP 2175291U JP 2175291 U JP2175291 U JP 2175291U JP H04115286 U JPH04115286 U JP H04115286U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tank
- heat exchanger
- fluid
- plate
- flow path
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims abstract description 54
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 24
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 24
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 7
- 238000009434 installation Methods 0.000 claims description 3
- 239000003507 refrigerant Substances 0.000 description 10
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 9
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005304 joining Methods 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 2
- 229910000838 Al alloy Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 1
- 238000001704 evaporation Methods 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000004080 punching Methods 0.000 description 1
- 239000006200 vaporizer Substances 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】絞り板35、35により流体の流れを均一化す
ると共に、各絞り板35、35の誤組み付け防止を図
る。 【構成】タンク22内に、互いに絞り流路面積の異なる
絞り板35、35を設けて、流路18、18内に流体が
均一に流れ込む様にする。各絞り板35、35とタンク
22との間には、互いに異なる凹凸係合部を設け、各絞
り板35、35を所定場所以外の部分に組み付けない様
にする。
ると共に、各絞り板35、35の誤組み付け防止を図
る。 【構成】タンク22内に、互いに絞り流路面積の異なる
絞り板35、35を設けて、流路18、18内に流体が
均一に流れ込む様にする。各絞り板35、35とタンク
22との間には、互いに異なる凹凸係合部を設け、各絞
り板35、35を所定場所以外の部分に組み付けない様
にする。
Description
【0001】
この考案に係る積層型熱交換器は、例えば自動車用空気調和装置に組み込んで
、空気を冷却するエバポレータとして利用するもので、本考案は、この様な熱交
換器に於ける流体の流れの均一化により、性能向上を図るものである。
【0002】
空気調和装置には、内部で冷媒を蒸発させ、外部を流通する空気を冷却するエ
バポレータが組み込まれている。
【0003】
この様な、空気調和装置に組み込まれ、エバポレータとして使用される熱交換
器として従来から、例えば特開昭62−798号公報に記載されている様な、複
数枚の金属板を互いに積層して成る、所謂積層型熱交換器が知られている。
【0004】
この積層型熱交換器は、図6に示す様に、それぞれが2枚の金属板1、1を最
中状に組み合わせて成るユニット2、2を複数個、互いに積層する事で構成され
ている。各金属板1、1には、図7〜8に示す様に、各金属板1、1の全周を囲
む平坦部3と、この平坦部3の内側にU字形に形成された浅い第一凹部4と、こ
の第一凹部4の両端に形成された深い第二、第三凹部5、6と、第二、第三凹部
5、6の中央部に形成された通孔7、8とを設けている。又、第一凹部4の内側
には複数の凸部9、9を設けて、この第一凹部4の内側に於ける冷媒等の流体の
流れを乱す様にしている。
【0005】
積層型熱交換器を構成する複数のユニット2、2は、それぞれ上述の様な形状
を有する金属板1を2枚、各金属板の平坦部3同士を突き合わせ、最中状に組み
合わせる事で構成されており、第一凹部4により囲まれるU字形の部分を、流体
を流す扁平管部12とし、第二、第三凹部5、6により囲まれる部分を、入口側
タンク、或は出口側タンクの一部として機能させる様にしている。
【0006】
上述の様なユニット2、2は、図6に示す様に複数個、各ユニット2、2を構
成する金属板1、1の第二、第三凹部5、6の外面同士を突き合わせる事で積層
し、第二、第三凹部5、6により構成される1対の空間の内の一方の空間に入口
管10を、他方の空間に出口管11を、それぞれ接続している。
【0007】
この様に複数のユニット2、2を積層した状態で、隣り合うユニット2、2の
扁平管部12、12の間には、コルゲート型のフィン13、13を挟持してコア
部とし、隣り合う扁平管部12、12の間を流れる空気等の流体と、各扁平管部
12、12の内側を流れる冷媒等の流体との間の熱交換が良好に行なわれる様に
している。
【0008】
積層型熱交換器は、上述の様に構成され、造られる為、例えばエバポレータと
して使用する場合、入口管10から、入口側タンクとして機能する一方の空間に
気液混相状態の冷媒を送り込むと、この冷媒は、複数のユニット2、2の扁平管
部12、12を流れる間に、扁平管部12、12の外に設けたフィン13、13
の間を流通する空気との間で熱交換を行なう事により蒸発してから、出口側タン
クとして機能する他方の空間に送られ、出口管11を通じて排出される。
【0009】
ところで、上述の様に構成され作用する積層型熱交換器の製造を容易にする為
、2枚の金属板を重ね合わせて成るユニットとタンクとを別体とする事が、特開
昭61−27496号公報に開示されている。
【0010】
即ち、図6〜8に示した従来構造の場合、各ユニット2、2の端部にタンクを
一体に形成する為、各ユニット2、2を構成する金属板1、1の端部に深い第二
、第三凹部5、6を形成しているが、これら第二、第三凹部5、6を形成する為
のプレス作業は、浅い第一凹部4を形成するのと同時に行なう必要がある為、プ
レス作業の際に大きな力が必要となり、金属板1をプレス成形する為の設備が大
型化して、設備費が嵩む事が避けられない。
【0011】
この様な問題を解決する為、タンク別体型の積層型熱交換器の場合、図9〜1
1に示す様に、一端縁に互いに間隔をあけて1対の突出部14a、14bを形成
した金属板15の片面にU字形の凹部16を、この凹部16の両端を上記1対の
突出部14a、14bの端縁に迄連続させた状態で形成している。上記凹部16
の内側には多数の突起17、17を形成し、凹部16により構成される折り返し
流路18の内側を流れる冷媒等の流体の流れを乱し、この流体と金属板15との
間の熱交換が効率良く行なわれる様にしている。
【0012】
この様な凹部16や突起17、17を有する金属板15は、特開平2−169
127号公報に示されている様に、長尺な金属板を1対のロールの間を通過させ
る事で、上記凹部16や突起17、17を成形した後、上記長尺な金属板の適当
箇所を切断する事で造れる為、製造装置が比較的簡単なもので済む様になる。
【0013】
そして、この様な金属板15を用いて造る、タンク別体型の積層型熱交換器の
場合、この金属板15、15を2枚1組とし、互いの凹部16、16同士を対向
させた状態で最中状に重ね合わせて互いに液密に接合する事により、U字形の折
り返し流路18と、この流路18の両端に位置して端縁部から突出した1対の接
合部19a、19bとを有する素子20、20とする。
【0014】
そして、複数の素子20、20のそれぞれの接合部19a、19bを、第一、
第二のタンク21、22の側面にそれぞれ形成した、スリット状の接続孔23、
23に挿入すると共に、各接合部19a、19bの外周面と各接続孔23、23
の内周縁とを互いに液密にろう付け接合する。各タンク21、22は、それぞれ
図9に示す様な座板33とタンク本体34とを組み合わせ、互いに液密にろう付
けする事で構成されており、上記接続孔23、23は、座板33の底面に形成さ
れている。これと共に、隣り合う素子20、20の間にフィン(図示せず)を設
けてコア部を構成する。
【0015】
上記第一のタンク21の内側は、中間部に固定した隔壁24により仕切る事で
、入口室25と出口室26とに分割し、入口室25の側に流体送り込み口27を
、出口室26の側に流体取り出し口28を、それぞれ設けている。
【0016】
上述の様に構成されるタンク別体型の積層型熱交換器の場合、第一、第二のタ
ンク21、22と複数の素子20、20に設けた折り返し流路18とから成る空
間の内側を、図12に示す様に、第一、第二、第三、第四の四室に分割する事が
出来る。
【0017】
即ち、第一のタンク21の片半部(図10の左半部)に存在する入口室25と
一部(同図の左半分)の素子20、20の上流側半部とから成る第一室29と、
この第一室29の下流側に設けられ、上記一部の素子20、20の下流側半部と
第二のタンク22の片半部(同図の左半部)とから成る第二室30と、この第二
室30の下流側(同図の右側)に設けられ、第二のタンク22の他半部(同図の
右半部)と残部(同図の右半分)の素子20、20の上流側半部とから成る第三
室31と、この第三室31の下流側に設けられ、第一のタンク21の他半部(同
図の右半部)と残部の素子20、20の下流側半部とから成る第四室32とであ
る。
【0018】
この様な第一〜第四室29〜32に分割される積層型熱交換器に、図12に矢
印aで示す様に、流体送り込み口27から冷媒等の流体を送り込むと、この流体
は、同図に矢印bで示す様に第一室29内を流れ、一部の素子20、20の折り
返し流路18の折り返し部分を、同図に矢印cで示す様に流れて、第二室30に
進入する。
【0019】
第二室30内を矢印dで示す様に流れ、この第二室30の下流側端部に迄流れ
た流体は、次いで、第二のタンク22内を、このタンク22の軸方向に亙って図
12の矢印e方向に流れて、第三室31内に進入した後、この第三室31を構成
する残部の素子20、20の折り返し流路18内を、同図に矢印fで示す様に流
れる。
【0020】
更に流体は、同図に矢印gで示す様に、残部の素子20、20の折り返し流路
18の折り返し部分を流れて、第四室32に進入し、この第四室32内を矢印h
で示す様に流れる。
【0021】
そして、この第四室32の下流側端部に存在する、第一のタンク21の他半部
(図10の右半部)に迄流れた流体は、次いで流体取り出し口28から、同図に
矢印iで示す様に流出する。
【0022】
ところが、上述の様に構成され作用する、特開平2−169127号公報に開
示された積層型熱交換器の場合も、依然として、次に述べる様な解決すべき問題
点が存在する。
【0023】
即ち、互いに平行な複数の流路(折り返し流路18に相当する。)を有する熱
交換器に、十分な性能を発揮させる為には、各流路内を流れる流体の量が均一で
ある事が必要であり、互いに平行な複数の流路の内の一部に多量の流体が流れ、
残りの流路に流れる流体の量が少なくなった場合、熱交換器全体としての熱交換
量が確保出来ず、熱交換器の性能が悪くなってしまう。
【0024】
これに対し、前述の様に構成され作用する積層型熱交換器の場合、必ずしも各
流路内を流れる流体の量を均一化する事が出来ない。
【0025】
例えば、第二室30の下流端に達した流体が、図12に矢印eで示す様に流れ
て、第三室31の上流端に達する際、矢印e方向に流れる流体の圧力は下流側程
高くなる為、第三室31を構成する複数の折り返し流路18に送り込まれる流体
の量は、図13に示す様に、下流側(図10、13の右側)に存在する折り返し
流路18程多くなってしまう。
【0026】
特に、タンク別体型の積層型熱交換器の場合、前記図6〜8に示した、タンク
一体型のものに比べて、内側を流体が矢印e方向に流れる第二のタンク22の内
側が、比較的平滑である為、流量が偏る傾向が著しい。
【0027】
流量の偏りを解消する為には、第一のタンク21の入口室25に通じる流体送
り込み口27の取付位置や流路面積、出口室26に通じる流体取り出し口28の
取付位置や流路面積を工夫したり、或は第一のタンク21内に固定する隔壁24
の位置を工夫する事で、或る程度対応する事は出来るが、素子20、20の積層
数を多くした、比較的大型の熱交換器の場合、これらの処置では十分に流量の偏
りを少なくする事が出来ない。
【0028】
本考案の積層型熱交換器は、上述の様な不都合を解消するものである。
【0029】
本考案の積層型熱交換器は、前述したタンク別体型の積層型熱交換器と同様、
一端縁に、互いに間隔をあけて1対の突出部を形成した金属板の片面にU字形の
凹部を、この凹部の両端を上記1対の突出部の端縁に迄連続させた状態で形成す
ると共に、この金属板を2枚1組とし、互いの凹部同士を対向させた状態で最中
状に重ね合わせて互いに液密に接合する事により、U字形の折り返し流路と、こ
の流路の両端に位置して端縁部から突出した1対の接合部とを有する素子とし、
複数の素子のそれぞれの接合部を、第一、第二のタンクの側面にそれぞれ形成し
たスリット状の接続孔に挿入して、各接合部の外周面と各接続孔の内周縁とを互
いに液密に接合すると共に、隣り合う素子の間にフィンを設け、中間部を隔壁に
より仕切った第一のタンクの一方の側に流体送り込み口を、他方の側に流体取り
出し口を、それぞれ設ける事で構成されている。
【0030】
更に、本考案の積層型熱交換器に於いては、上記第一、第二のタンクの少なく
とも一方の内側で、流体が当該タンクの軸方向に流れる複数部分に、それぞれの
部分でこのタンクの内側流路面積を絞る、互いに異なった絞り流路面積を有する
絞り板を固定すると共に、この絞り板の外周縁と上記タンクとの間に凹凸係合部
を設け、この凹凸係合部を絞り板の設置個所ごとに異ならせる事で、絞り板の誤
組み付け防止を図った事を特徴としている。
【0031】
上述の様に構成される本考案の積層型熱交換器により、熱交換器の内部を流れ
る冷媒等の流体と熱交換器の外部を流れる空気等の流体との間で熱交換を行なう
際の作用自体は、前述した従来の積層型熱交換器の場合と同様である。
【0032】
但し、本考案の積層型熱交換器の場合、第一、第二のタンクの少なくとも一方
の内側に設けた複数の絞り板により、複数の素子の折り返し流路内を流れる流体
の量を均一化する事が出来、熱交換器の性能向上を図れる。
【0033】
更に、絞り板の外周縁と上記タンクとの間に凹凸係合部を設け、この凹凸係合
部を絞り板の設置個所ごとに異ならせる事で、絞り板の誤組み付け防止を図って
いる為、それぞれが異なった絞り流路面積を有する絞り板の組み付け順序を間違
えて、上記流体の流れの均一化を図れなかったり、かえって流れを不均一にした
りする事がなくなる。
【0034】
本考案の積層型熱交換器の構造は、タンクの一部に絞り板を組み付ける以外、
前述した特開平2−169127号公報に開示された積層型熱交換器と同様であ
る為、重複する説明を省略し、以下本考案の特徴部分に就いて説明する。
【0035】
第二のタンク22の下流側半部で、第三室31の上流側端部を構成する部分の
内側には、この第二のタンク22の内側流路面積を絞る複数枚の絞り板35、3
5を固定している。
【0036】
この絞り板35は、アルミニウム合金等、積層型熱交換器を構成する金属と同
じ材質により造られており、その外周縁形状は、図1に示す様に、上記第二のタ
ンク22の内周面形状と一致させて、絞り板35を第二のタンク22の内側に、
がたつきなく固定出来る様にしている。
【0037】
各絞り板35の中央部には、図2(A)に示す様な打ち抜き孔36、或は同図
(B)に示す様なバーリング孔37を形成する事で、第二のタンク22の途中で
、絞り板35を形成した部分の流路面積を絞っている。
【0038】
又、上述の様に、第二のタンク22の下流側半部に固定された複数枚の絞り板
35、35の絞り流路面積は、下流側の絞り板35の流路面積程、上流側の絞り
板35の流路面積よりも狭くする事で、上流側の折り返し流路18内に送り込ま
れる流体の量と、下流側の折り返し流路18内に送り込まれる流体の量とが、ほ
ぼ等しくなる様にしている。
【0039】
これと共に、各絞り板35、35の外周縁と上記第二のタンク22との間に凹
凸係合部を設け、この凹凸係合部を絞り板35、35の設置個所ごとに異ならせ
る事で、絞り板35、35の誤組み付け防止を図っている。
【0040】
この誤組み付け防止用の凹凸係合部としては、例えば図3(A)〜(C)に示
す様に、各絞り板35の外周縁に突起39を形成すると共に、上記第二のタンク
22の側に、この突起39を丁度嵌合させられるだけの大きさを有する、係合孔
を形成する事が考えられる。上記突起39と係合孔との位置は、各絞り板35の
絞り流路面積を変えるのに伴なって異ならせる。この為、各絞り板35を、本来
組み付ける部分とは異なる部分に組み付ける事が出来なくなる。
【0041】
尚、絞り板35と同じ外周形状を有する隔壁24に就いても、図3(D)に示
す様に、各絞り板35とは異なる位置に突起39を形成すれば、隔壁24を設置
すべき部分に絞り板35を組み付ける恐れがなくなる。
【0042】
又、図4(A)(B)に示す様に、各絞り板35の同じ位置に突起39を形成
すると共に、各絞り板35の板厚を、各絞り板35の絞り流路面積を変えるのに
伴なって異ならせても良い。第二のタンク22の所定部位には、各絞り板35の
板厚に応じた係合孔が形成されているので、各絞り板35を、本来組み付ける部
分とは異なる部分に組み付けようとした場合には、組み付けられなかったり、或
は突起39と係合孔との間に大きながたつきを生じる。
【0043】
更に、図5(A)(B)に示す様に、各絞り板35の同じ位置に突起39を形
成すると共に、各突起39の幅寸法を、各絞り板35の絞り流路面積を変えるの
に伴なって異ならせても良い。第二のタンク22の所定部位には、各突起39の
幅寸法に応じた係合孔が形成されているので、各絞り板35を、本来組み付ける
部分とは異なる部分に組み付けようとした場合には、組み付けられなかったり、
或は突起39と係合孔との間に大きながたつきを生じる。
【0044】
上述の様に第二のタンク22の下流側半部に複数枚の絞り板35、35を固定
した本考案の積層型熱交換器により、冷媒等、熱交換器の内部を流れる流体と、
空気等、熱交換器の外部を流れる流体との間で熱交換を行なう際の作用自体は、
前述した先考案に係る積層型熱交換器の場合と同様である。
【0045】
但し、本考案の積層型熱交換器の場合、第二のタンク22の内側に設けた絞り
板35、35により、複数の素子20、20の折り返し流路18(図9)内を流
れる冷媒等の流体の量を均一化する事が出来、熱交換器の性能向上を図れる。
【0046】
即ち、第二室30の下流端に達した流体が、図12に矢印eで示す様に流れて
、第三室31の上流端に達する際、この上流端部分に設けた第二のタンク22内
の絞り板35、35の作用により、上記流体は、第二のタンク22の下流側には
送られにくくなる。
【0047】
従って、各絞り板35、35に形成する打ち抜き孔36或はバーリング孔37
の開口面積を適当に調節すれば、各絞り板35、35の上流側部分で折り返し流
路18内に送り込まれる流体の量と、各絞り板35、35の下流側部分で折り返
し流路18内に送り込まれる流体の量とをほぼ等しくして、熱交換器の性能を最
大限に引き出す事が可能となる。
【0048】
更に、各絞り板35、35の外周縁に形成した突起39と上記第二のタンク2
2に形成した係合孔とにより構成される凹凸係合部を、絞り板35、35の設置
個所ごとに異ならせる事で、絞り板35、35の誤組み付け防止を図っている為
、それぞれが異なった絞り流路面積を有する絞り板35、35の組み付け順序を
間違えて、上記流体の流れの均一化を図れなかったり、かえって流れを不均一に
したりする事がなくなる。
【0049】
尚、タンクがコア部の上に存在するか下に存在するかは問わない。
【0050】
本考案の積層型熱交換器は、以上に述べた通り構成され作用するが、積層型熱
交換器を構成する、互いに並列な複数の流路中に流れる流体の量を、ほぼ等しく
する事が出来て、熱交換器の性能向上を図る事が出来る。
【図1】熱交換器の下端部に位置する第二のタンクの下
流側半部に絞り板を設けた状態を示す、図12のA−A
断面に相当する略縦断面図。
流側半部に絞り板を設けた状態を示す、図12のA−A
断面に相当する略縦断面図。
【図2】絞り板の形状の2例を示す斜視図。
【図3】互いに突起形成位置を異ならせた絞り板及び隔
壁の4例を示す図。
壁の4例を示す図。
【図4】互いに厚さを異ならせた絞り板の2例を示す
図。
図。
【図5】互いに幅寸法の異なる突起を形成した絞り板の
2例を示す図。
2例を示す図。
【図6】従来の積層型熱交換器を示す正面図
【図7】この熱交換器を構成する金属板の側面図。
【図8】図7のB−B断面図。
【図9】従来の熱交換器の第2例を示す部分分解斜視
図。
図。
【図10】同じく組み立てた状態を示す底面図。
【図11】同じく側面図。
【図12】流体の流れを示す略斜視図。
【図13】流体が偏って流れる状態を示す、図1同様の
図。
図。
1 金属板
2 ユニット
3 平坦部
4 第一凹部
5 第二凹部
6 第三凹部
7 通孔
8 通孔
9 凸部
10 入口管
11 出口管
12 扁平管部
13 フィン
14a 突出部
14b 突出部
15 金属板
16 凹部
17 突起
18 折り返し流路
19a 接合部
19b 接合部
20 素子
21 第一のタンク
22 第二のタンク
23 接続孔
24 隔壁
25 入口室
26 出口室
27 流体送り込み口
28 流体取り出し口
29 第一室
30 第二室
31 第三室
32 第四室
33 座板
34 タンク本体
35 絞り板
36 打ち抜き孔
37 バーリング孔
38 切り欠き
39 突起
Claims (1)
- 【請求項1】 一端縁に、互いに間隔をあけて1対の突
出部を形成した金属板の片面にU字形の凹部を、この凹
部の両端を上記1対の突出部の端縁に迄連続させた状態
で形成すると共に、この金属板を2枚1組とし、互いの
凹部同士を対向させた状態で最中状に重ね合わせて互い
に液密に接合する事により、U字形の折り返し流路と、
この流路の両端に位置して端縁部から突出した1対の接
合部とを有する素子とし、複数の素子のそれぞれの接合
部を、第一、第二のタンクの側面にそれぞれ形成したス
リット状の接続孔に挿入して、各接合部の外周面と各接
続孔の内周縁とを互いに液密に接合すると共に、隣り合
う素子の間にフィンを設け、中間部を隔壁により仕切っ
た第一のタンクの一方の側に流体送り込み口を、他方の
側に流体取り出し口を、それぞれ設ける事で構成された
積層型熱交換器に於いて、上記第一、第二のタンクの少
なくとも一方の内側で、流体が当該タンクの軸方向に流
れる複数部分に、それぞれの部分でこのタンクの内側流
路面積を絞る、互いに異なった絞り流路面積を有する絞
り板を固定すると共に、この絞り板の外周縁と上記タン
クとの間に凹凸係合部を設け、この凹凸係合部を絞り板
の設置個所ごとに異ならせる事で、絞り板の誤組み付け
防止を図った事を特徴とする積層型熱交換器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991021752U JP2518259Y2 (ja) | 1991-03-13 | 1991-03-13 | 積層型熱交換器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991021752U JP2518259Y2 (ja) | 1991-03-13 | 1991-03-13 | 積層型熱交換器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04115286U true JPH04115286U (ja) | 1992-10-13 |
| JP2518259Y2 JP2518259Y2 (ja) | 1996-11-27 |
Family
ID=31907440
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991021752U Expired - Lifetime JP2518259Y2 (ja) | 1991-03-13 | 1991-03-13 | 積層型熱交換器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2518259Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016200331A (ja) * | 2015-04-10 | 2016-12-01 | 株式会社ティラド | 熱交換器の分流改善板の取付構造 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6449979B1 (en) | 1999-07-02 | 2002-09-17 | Denso Corporation | Refrigerant evaporator with refrigerant distribution |
| JP3391339B2 (ja) | 1999-07-02 | 2003-03-31 | 株式会社デンソー | 冷媒蒸発器 |
Citations (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5998842U (ja) * | 1982-12-22 | 1984-07-04 | 三洋電機株式会社 | 調理機 |
| JPS60163659U (ja) * | 1984-04-10 | 1985-10-30 | 矢崎総業株式会社 | 電気接続箱に於けるヒユ−ズ類の誤組付防止構造 |
| JPS62188911U (ja) * | 1986-05-21 | 1987-12-01 | ||
| JPS633153A (ja) * | 1986-06-23 | 1988-01-08 | 株式会社デンソー | 冷媒蒸発器 |
| JPS6413635U (ja) * | 1987-07-16 | 1989-01-24 | ||
| JPH0262282U (ja) * | 1988-10-28 | 1990-05-09 |
-
1991
- 1991-03-13 JP JP1991021752U patent/JP2518259Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5998842U (ja) * | 1982-12-22 | 1984-07-04 | 三洋電機株式会社 | 調理機 |
| JPS60163659U (ja) * | 1984-04-10 | 1985-10-30 | 矢崎総業株式会社 | 電気接続箱に於けるヒユ−ズ類の誤組付防止構造 |
| JPS62188911U (ja) * | 1986-05-21 | 1987-12-01 | ||
| JPS633153A (ja) * | 1986-06-23 | 1988-01-08 | 株式会社デンソー | 冷媒蒸発器 |
| JPS6413635U (ja) * | 1987-07-16 | 1989-01-24 | ||
| JPH0262282U (ja) * | 1988-10-28 | 1990-05-09 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016200331A (ja) * | 2015-04-10 | 2016-12-01 | 株式会社ティラド | 熱交換器の分流改善板の取付構造 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2518259Y2 (ja) | 1996-11-27 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH10185463A (ja) | 熱交換器 | |
| KR940004308A (ko) | 적층형 열교환기 및 그 제조방법 | |
| US20050269066A1 (en) | Heat exchanger | |
| JP2980631B2 (ja) | 積層型熱交換器 | |
| JPH0894285A (ja) | 熱交換器 | |
| US20040050531A1 (en) | Heat exchanger | |
| JP2864173B2 (ja) | 熱交換器 | |
| JPH0933187A (ja) | 積層型熱交換器 | |
| JP3909401B2 (ja) | 積層型熱交換器 | |
| JP3300192B2 (ja) | 熱交換器 | |
| JPH04115286U (ja) | 積層型熱交換器 | |
| JPH06123578A (ja) | 積層型熱交換器 | |
| JP2804585B2 (ja) | 積層型熱交換器 | |
| JP3403544B2 (ja) | 熱交換器 | |
| JPH04189A (ja) | カウンタフロー型熱交換器 | |
| JP2005195318A (ja) | エバポレータ | |
| JP2551125Y2 (ja) | 積層型熱交換器 | |
| JP2984481B2 (ja) | 積層型熱交換器 | |
| JPH08240395A (ja) | 熱交換器 | |
| JP2572083Y2 (ja) | 蒸発器 | |
| JP2000055573A (ja) | 冷媒蒸発器 | |
| JP2600547Y2 (ja) | アルミニウム材製熱交換器用ヘッダ | |
| JP2597210Y2 (ja) | 積層型熱交換器 | |
| JPH081419Y2 (ja) | 積層型熱交換器 | |
| JP7576944B2 (ja) | 熱交換器 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |