JPH04116108U - 電流導入装置 - Google Patents
電流導入装置Info
- Publication number
- JPH04116108U JPH04116108U JP1991019941U JP1994191U JPH04116108U JP H04116108 U JPH04116108 U JP H04116108U JP 1991019941 U JP1991019941 U JP 1991019941U JP 1994191 U JP1994191 U JP 1994191U JP H04116108 U JPH04116108 U JP H04116108U
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- Japan
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- container
- current
- current lead
- vacuum
- superconducting coil
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 電流リード本体を介しての常温部から低温部
への熱伝導による熱侵入を抑制し、超伝導コイルの永久
電流ループでの長時間運転時におけるプラント効率の向
上を図る。 【構成】 真空容器1の内面とヘリウム容器2の外面の
間に設けたスパイラル状の2本の管22内に2本の電流
リード本体8,8´をそれぞれ挿入し、それぞれの一端
をヘリウム容器2内の超伝導コイル18の両端に接続
し、他端を真空容器1外で電源ケーブル10に接続する
ことにより、電流リード本体8,8′を真空容器1内で
スパイラル状としてその長さを長くしたため、常温端か
ら低温端への熱侵入量が抑制され、特に、永久電流ルー
プでの長時間運転の場合におけるプラント効率の向上を
可能とする。
への熱伝導による熱侵入を抑制し、超伝導コイルの永久
電流ループでの長時間運転時におけるプラント効率の向
上を図る。 【構成】 真空容器1の内面とヘリウム容器2の外面の
間に設けたスパイラル状の2本の管22内に2本の電流
リード本体8,8´をそれぞれ挿入し、それぞれの一端
をヘリウム容器2内の超伝導コイル18の両端に接続
し、他端を真空容器1外で電源ケーブル10に接続する
ことにより、電流リード本体8,8′を真空容器1内で
スパイラル状としてその長さを長くしたため、常温端か
ら低温端への熱侵入量が抑制され、特に、永久電流ルー
プでの長時間運転の場合におけるプラント効率の向上を
可能とする。
Description
【0001】
本考案は、超伝導機器において低温部に設置される超伝導コイルと常温部に設
置される電源との間を電気的に接続する電流導入装置に関する。
【0002】
従来の超伝導機器における電流導入装置の構造を図3に示す。図3において、
1は真空容器、2はHe容器、3は真空排気弁、4はOリング、5は上フランジ
、6は締付ボルト、7はHe容器2内に外部より矢印Cで示すように液体ヘリウ
ムDを供給するためのトランスファチューブ、7´はOリング、08は電流リー
ド本体、9は電流リード本体08と電源ケーブル10を接続する接続金具、11
は電流リード本体08に固定されたフランジ、12はOリング、13は絶縁ボル
ト、14は絶縁部材、15はOリングであり、電流リード本体08は上フランジ
5に絶縁した状態で取付けられる。18は超伝導コイルであり、超伝導線よりな
る接続ケーブル17を介して電流リード本体08に接合点16で接合されている
。説明を省略したが、08´はもう一方の電流リード本体で、前記9〜16まで
と同等の部材が設けられている。上記液体ヘリウムD中の超伝導コイル18には
、電流リード08,08′を介して外部電源ケーブル10より通電される。
【0003】
上記において、He容器2と真空容器1の間の空間Aは、図中に矢印Bで示す
ように真空排気した後、真空排気弁3を閉とし、真空に維持して真空断熱する。
超伝導コイル18へ通電する場合には、通電中に電流リード08,08´に発生
するジュール熱を除去するため、液体ヘリウムDの蒸発ガスを図中にE→F,E
´→F´で示すように電流リード08,08´の管内を通して大気に放出させ、
強制冷却する。所期の電流値まで通電を行った後は、永久電流スイッチ19を閉
とし、矢印Gで示すように永久電流ループを形成し、超伝導エネルギー貯蔵や高
磁場発生源として利用していた。
【0004】
超伝導機器における電流導入装置は、常温部から低温部への熱伝導による熱侵
入の抑制、及び通電時に発生するジュール発熱の除去を考慮する必要がある。上
記熱伝導による熱侵入量Qは次式によって表わされる。
Q=λ・A/L・ΔT………………………………………………………(1)
こゝで、Qは熱侵入量、λは熱伝導率、Aは断面積、Lは伝熱長さ、ΔTは温度
差である。
【0005】
従来の装置においては、常温部から低温部までの距離が短いため、Lが小さく
、熱侵入量Qが大となるという課題があった。特に、永久電流ループでの長時間
運転が要求される場合、上述の侵入熱低減は効率に大きく影響する重要な課題で
ある。
【0006】
本考案は、上記課題を解決するため、低熱侵入型の電流導入装置を提案するも
のである。
【0007】
本考案の電流導入装置は、真空容器内に設けられたヘリウム容器の外面に一端
が接続され中間がスパイラル状に形成され他端が上記真空容器の内面に接続され
スペーサが設けられた2本の管、および同管内にそれぞれ配設され一端が上記ヘ
リウム容器内に設けられた超伝導コイルの両端にそれぞれ接続され他端が上記真
空容器外で電源ケーブルに接続され絶縁被覆された2本の電流リード本体を備え
たことを特徴としている。
【0008】
上記において、電源ケーブルに一端が接続された電流リード本体は、それぞれ
真空容器内でスパイラル状に形成され、他端がヘリウム容器内に挿入されて超伝
導コイルの両端にそれぞれ接続されるため、常温端より低温端までの伝熱長が長
くとれ、侵入熱を低く抑えることを可能としている。
【0009】
上記により、電流リード本体を真空容器内でスパイラル状とし、その長さを長
くしたため、常温端から低温端への熱侵入量が抑制され、特に、永久電流ループ
での長時間運転の場合におけるプラント効率の向上を可能とする。
【0010】
本考案の一実施例を図1及び図2により説明する。図1及び図2に示す本実施
例は、Oリング4を介して設けられ締付ボルト6により締付けられた上フランジ
5を上部に有し側部に真空排気弁3が設けられた真空容器1、同真空容器1の内
部に配設され断熱部材33により支持され上部にOリング4´を介して設けられ
締付ボルト6´により締付けられた上フランジ5´を有し内部に永久電流スイッ
チ付きの超伝導コイル18が配設されたHe容器2、上部が上記真空容器1の上
フランジ5にOリング28と締付ボルト29を用いて接続され下部が上記He容
器2の上フランジ5´にOリング30と締付ボルト31を用いて接続された連通
管27、同連通管27内を経て一端が上記He容器2内に挿入され他端がOリン
グ7´を介して上記真空容器1の上フランジ5を貫通するトランスファチューブ
7、一端が上記He容器2の上フランジ5´を貫通し同He容器2内で上記超伝
導コイル18の一端に接続され上記真空容器1内でスパイラル状に形成され他端
が同真空容器1の上フランジ5を貫通し絶縁被覆21が設けられた電流リード本
体8、同電流リード本体8の上記真空容器1内に配設された部分を被覆し一端が
同真空容器1の上フランジ5の内面にOリング25を介し締付ボルト26により
固定され他端が上記He容器2の上フランジ5´の外面にOリング23を介し締
付ボルト24により固定されスペーサ32が設けられた管22、上記電流リード
本体8の他端に接続され上記真空容器1外で電源ケーブル10に接続された接続
金具9、および上記超伝導コイル18の他端に接続され図示しない管及び接続金
具を介して上記電流リード本体8と同様に電源ケーブルに接続され絶縁被覆21
´が設けられた電流リード本体8´を備えている。
【0011】
上記において、電流リード本体8,8´は導電体(例えば、リン脱酸銅管製)
からなり、図2に示すようにその表面は絶縁被覆21,21´(例えばポリイミ
ドフィルム製)にてハーフラップ状に被覆され電気絶縁された状態として、管2
2(例えばステンレス鋼管製)の中にそう入されてスパイラル状に巻かれ、一端
が接続金具9を介して電源ケーブル10に接続され、他端がHe容器2内の超伝
導コイル18と接続した超伝導線よりなる接続ケーブル17と接合点16で接合
されている。
【0012】
He容器2は断熱支持部材33(例えばGFRP製)にて支持されており、同
He容器2内には、上記真空容器1と同He容器2のそれぞれの上フランジ5,
5´の間に設けられた連通管27内に挿入されたトランスファチューブ7により
、液体ヘリウムDを矢印Cの方向に注入し充填する。通電中の冷却、永久電流ル
ープ等の運転方法等は従来のものと同等のため、その説明を省略する。
【0013】
本実施例においては、電流リード8,8´は常温端より低温端までの伝熱長が
長くとれるため、侵入熱を低く抑えることができる。
【0014】
上記により、電流リード本体を真空容器内でスパイラル状とし長さを長くした
ため、常温端から低温端への熱侵入量が抑制され、特に永久電流ループでの長時
間運転の場合におけるプラント効率の向上を可能とする。
【0015】
本考案の電流導入装置は、真空容器の内面とヘリウム容器の外面の間に設けた
スパイラル状の2本の管内に2本の電流リード本体をそれぞれ挿入し、それぞれ
の一端をヘリウム容器内の超伝導コイルの両端に接続し、他端を真空容器外で電
源ケーブルに接続することによって、電流リード本体を真空容器内でスパイラル
状とし、その長さを長くしたため、常温端から低温端への熱侵入量が抑制され、
特に、永久電流ループでの長時間運転の場合におけるプラント効率の向上を可能
とする。
【図1】本考案の一実施例の電流導入装置の説明図であ
る。
る。
【図2】上記一実施例に係る電流リード本体の説明図で
ある。
ある。
【図3】従来の装置の説明図である。
1 真空容器
2 He容器
5,5´ 上フランジ
8,8´ 電流リード本体
18 超伝導コイル
21,21´ 絶縁被覆
22 管
32 スペーサ
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)考案者 中野 俊英
神戸市兵庫区和田崎町一丁目1番1号 三
菱重工業株式会社神戸造船所内
(72)考案者 松山 千秋
神戸市兵庫区和田崎町一丁目1番1号 三
菱重工業株式会社神戸造船所内
Claims (1)
- 【請求項1】 真空容器内に設けられたヘリウム容器の
外面に一端が接続され中間がスパイラル状に形成され他
端が上記真空容器の内面に接続されスペーサが設けられ
た2本の管、および同管内にそれぞれ配設され一端が上
記ヘリウム容器内に設けられた超伝導コイルの両端にそ
れぞれ接続され他端が上記真空容器外で電源ケーブルに
接続され絶縁被覆された2本の電流リード本体を備えた
ことを特徴とする電流導入装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991019941U JP2538897Y2 (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | 超伝導コイル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991019941U JP2538897Y2 (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | 超伝導コイル装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04116108U true JPH04116108U (ja) | 1992-10-16 |
| JP2538897Y2 JP2538897Y2 (ja) | 1997-06-18 |
Family
ID=31906108
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991019941U Expired - Lifetime JP2538897Y2 (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | 超伝導コイル装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2538897Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02183505A (ja) * | 1989-01-10 | 1990-07-18 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | 超電導マグネット装置 |
-
1991
- 1991-03-29 JP JP1991019941U patent/JP2538897Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02183505A (ja) * | 1989-01-10 | 1990-07-18 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | 超電導マグネット装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2538897Y2 (ja) | 1997-06-18 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970128 |