JPH04116228U - シートスライドロツク装置 - Google Patents

シートスライドロツク装置

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JPH04116228U
JPH04116228U JP2012991U JP2012991U JPH04116228U JP H04116228 U JPH04116228 U JP H04116228U JP 2012991 U JP2012991 U JP 2012991U JP 2012991 U JP2012991 U JP 2012991U JP H04116228 U JPH04116228 U JP H04116228U
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latch
handle
coil spring
upper rail
bracket
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勉 相原
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 アッパーレールのスライド位置をロックする
ラッチの操作性を損うことなく、充分なロック強度を確
保する。 【構成】 軸受部7Aの円環状部7Cにコイルスプリン
グ11を回転自在に嵌着し、ロッド8を介してラッチ9
に連結されたロッドブラケット12に、コイルスプリン
グ11の両端部11Aおよび11Bの間に位置するフッ
ク部12Aを設け、パイプ14を介してハンドル16に
連結されたパイプブラケット13に、コイルスプリング
11の両端部11Aおよび11Bが嵌合する角穴部13
Aを設けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、車両等に装備されるシートスライドロック装置、詳しくは、シート が取付けられかつロアレールに沿ってスライドするアッパーレールを、任意のス ライド位置にロックするシートスライドロック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のロック装置は、ロアレール側にその長手方向に沿って多数設け た角穴に、アッパーレール側の定位置に変位可能に取付けたラッチを係合させる ことによって、アッパーレールを任意のスライド位置にロックするようになって おり、角穴に対するラッチの係合はコイルスプリングの付勢力によって維持され る。ラッチの係合を解く場合には、そのラッチに直接に連結されているハンドル を操作し、コイルスプリングの付勢力に抗ってラッチを変位させることによって 、角穴に対するラッチの係合を解く。その後、アッパーレールを所望の位置まで スライドさせてから、ハンドルの操作力を解除することにより、コイルスプリン グの付勢力によってラッチを対応する角穴に係合させるようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記のようなロック装置にあっては、充分なロック強度を確保する ことがきわめて重要である。
【0004】 そこで従来においては、スプリングによる付勢力を大きくすることが考えられ ている。しかし、そのためにコイルスプリングのばね定数を大きくした場合には 、必然的に、そのコイルスプリングの付勢力に抗してラッチを変位させるための ハンドルの操作力が大きくなって、その操作が困難になるという問題があった。
【0005】 本考案の目的は、ラッチの係合を解除するための操作性を何ら損うことなく、 充分なロック強度を確保することができるシートスライドロック装置を提供する ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案のシートスライドロック装置は、シートが取付けられかつロアレールに 沿ってスライドするアッパーレールを、任意のスライド位置にロックするシート スライドロック装置において、前記アッパーレールと前記ロアレールのいずれか 一方に設けられて前記アッパーレールのスライド方向に沿って位置する複数のラ ッチ係合部と、前記アッパーレールと前記ロアレールのいずれか他方に変位自在 に取付けられて前記ラッチ係合部と係合可能なラッチと、前記ラッチに連結され て該ラッチを変位操作可能なハンドルと、前記ハンドルを前記ラッチ係合部との 係合方向に付勢する付勢手段と、前記ラッチと前記ハンドルとの連結部分に介在 され、前記ハンドルの操作時は該ハンドルの操作に応じて前記ラッチを変位させ 、かつ前記ハンドルの非操作時は前記ラッチの変位を阻止する連結機構とを備え てなることを特徴とする。
【0007】
【作用】
本考案のシートスライドロック装置は、変位動作することによってアッパーレ ールのスライド位置をロックするラッチと、そのラッチを変位操作するためのハ ンドルとの間に介在させた連結機構によって、ハンドルの操作時はその操作に応 じてラッチを変位させ、かつハンドルの非操作時はラッチの変位を阻止する。
【0008】 このことにより、ラッチを変位させるためのハンドルの操作性を損うことなく 、充分なロック強度を確保する。
【0009】 また、前記の連結機構として、縮径および拡径変形に応じて摺動抵抗が変化す るコイルスプリングを用いた機構を採用することにより、その連結機構ひいては 装置全体の小型,軽量化を可能とする。
【0010】
【実施例】 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
【0011】 図において1は、車両のシート(図示略)が取付けられる断面略逆T字状のア ッパーレールであり、図3に示すように、そのアッパーレール1の下側部が断面 略C字状のロアレール2の内部にスライド自在にガイドされている。すなわち、 ロアレール2の内部底面2Aとアッパーレール1の下面との間にローラ3が転動 自在に介在され、さらに、下方へ折曲されたロアレール2の図3中左右の側縁部 2Bおよび2Cと、上方へ折曲されたアッパーレール1の図3中左右の側縁部1 Aおよび1Bとの間のそれぞれに、ボール4が転動自在に介在されている。これ らのローラ3とボール4は、リテーナ5によって転動自在に保持されている。本 例の場合は、図4に示すように1つのリテーナ5が1つのローラ3と2つのボー ル4を保持するようになっており、そのリテーナ5が複数装備されて、それぞれ のリテーナ5の移動範囲が、レール1および2にエンボス成形された突起1Cお よび2Dによって規制されるようになっている。
【0012】 ロアレール2の両端には、そのロアレール2を車体フロアに固定するためのブ ラケット6が取付けられている。またロアレール2の一側部には、その長手方向 に沿って一列に並ぶ複数の角穴(ラッチ係合部)2Eが形成されている。
【0013】 また、アッパーレール1の側部には、図3に示すような断面略L字状のアッパ ーブラケット7が取付けられており、その下側部分には、図11(a)のように 湾曲する2つの軸受部7Aおよび7Bが形成されている。これらの軸受部7Aお よび7Bには、ロッド8がその軸線を中心として回転自在に支承され、そのロッ ド8の中間部には、前記ロアレール2の角穴2Eに係合可能なラッチ9が溶接さ れている。このラッチ9は、図2に示すように角穴2Eを挾んで歯形ピース10 と対向し、角穴2Eに係合すると共に歯形ピース10にも係合するようになって いる。この歯形ピース10は、アッパーレール1の下側部分に取付けられている 。
【0014】 軸受部7Aの一端には、図6および図10に示すような円環状部7Cが形成さ れており、この円環状部7Cの外周には、図7(a)および(b)に示すような コイルスプリング11が嵌着されている。このコイルスプリング11は、その縮 径方向の弾性力によって弾性的に嵌着しており、そして所定の摩擦抵抗を伴いな がら周方向に回転できるようになっている。また、その両端部11Aおよび11 Bは、外方へ突出しかつ周方向にずれて位置しており、それらの根本部分は互い に重なってから周方向にずれた形態となっている。これらの端部11Aおよび1 1Bの間には、図8(a)および(b)に示すようなロッドブラケット12のフ ック部12Aが若干の余裕をもって位置しており、そのロッドブラケット12は 、ロッド8に嵌合されてからそのロッド8に溶接されている。また、コイルスプ リング11の端部11Aおよび11Bは、図9(a)および(b)に示すような パイプブラケット13の角穴部13A内に若干余裕をもって嵌合されており、そ のパイプブラケット13は、ロッド8の端部と相対回転自在に嵌合するパイプ1 4の外周部に溶接されている。
【0015】 これにより、ロッドブラケット12とパイプブラケット13は、コイルスプリ ング11の端部11Aおよび11Bを介して周方向に所定量のガタをもって嵌合 し、その所定量のガタをもってロッド8とパイプ14が連結されている。
【0016】 パイプ14は、アッパーレール1に取付けられた軸受部材15によって回転自 在に支持されており、その先端にはハンドル16が取付けられている。また、ア ッパーブラケット7とパイプ14との間には、パイプ14を図3中の時計回りの A方向に付勢するトーションバー(付勢手段)17が取付けられている。
【0017】 次に作用について説明する。
【0018】 ラッチ9がロアレール2の角穴2Eと歯形ピース10に係合しているときは、 図10(a)に示すように、パイプ14に対するトーションバー17の矢印A方 向の付勢力によって、パイプ14側のパイプブラケット13の角穴部13Aを形 成する上側壁部13Bが、コイルスプリング11の一端部11Aを介してロッド 8側のロッドブラケット12のフック部12Aを矢印A方向に押圧している。し たがって、ロッド8と共にラッチ9が矢印A方向に押圧されて、そのラッチ9の 係合状態が保持される。また、このときは、ロッドブラケット12のフック部1 2Aとコイルスプリング11の他端部11Bとの間、およびその他端部11Bと パイプブラケット13の下側壁部13Cとの間のそれぞれに、所定角度α1 およ びα2 の隙間が形成されることになる。
【0019】 ラッチ9の係合を解く場合には、ハンドル16を操作し、トーションバー17 の付勢力に抗して、パイプ14と共にパイプブラケット13を矢印B方向に回転 させる。これにより、そのパイプブラケット13の下側壁部13Cが、まず図1 0(b)に示すようにコイルスプリング11の他端部11Bに当接してから、そ の他端部11Bを介してロッドブラケット12のフック部12Aに圧接し(図1 0(c))、その後、図10(d)に示すようにコイルスプリング11とロッド ブラケット12を矢印B方向に回転させることになる。この結果、図10(d) に示すようにラッチ9の係合が解かれて、アッパーレール1のスライド調整が可 能となる。なお、図10(b)の段階では、パイプブラケット13の上側壁部1 3Bとコイルスプリング11の一端部11Aとの間に所定角度α3 の隙間が生じ 、また図10(c)および(d)の段階では、コイルスプリング11の一端部1 1Aとロッドブラケット12のフック部12Aとの間に所定角度α4 の隙間が生 じることになる。
【0020】 その後、ラッチ9を再び係合状態とする場合には、ハンドル16の操作力を解 除する。この結果、トーションバー17の付勢力によって、まず、パイプ14と 共にパイプブラケット13が矢印A方向に回転し、そのパイプブラケット13の 上側壁部13Bが図10(e)に示すようにコイルスプリング11の一端部11 Aに当接する。その後、コイルスプリング11およびロッドブラケット12と共 にロッド8が矢印A方向に回転して、再び図10(a)のロック状態となる。な 、図10(e)の段階では、所定角度α2 およびα3 の隙間が生じることになる 。
【0021】 ところで、このようにハンドル16の操作によってラッチ9の係合およびその 解除の動作をする場合は、コイルスプリング11が軸受部7Aの円環状部7C上 を低抵抗で回転することになる。すなわち、図10(d)のようにコイルスプリ ング11の他端部11Bが矢印B方向へ移動されるとき、および図10(e)の ようにコイルスプリング11の一端部11Aが矢印A方向に移動されるときは、 共に、それらの端部11Aおよび11Bを接近させる方向に押圧することとなっ て、コイルスプリング11を拡径させる力が生じるからである。
【0022】 一方、図10(a)に示すようにラッチ9の係合状態を保持しているときに、 衝撃荷重などによってラッチ9の係合を強制的に外す力がラッチ9に作用した場 合、つまりロッド8およびロッドブラケット12に対して、ラッチ9の係合が外 れる矢印B方向への回転力が作用した場合は、それらの回転がコイルスプリング 11によって阻止されて、高いロック強度が確保されることになる。すなわち、 図10(a)の状態において、ロッドブラケット12のフック部12Aが矢印B 方向へ回転しようとした場合には、そのフック部12Aによってコイルスプリン グ11の両端部11Aおよび11Bを離間させる方向に押圧することとなって、 コイルスプイングを縮径させる力が生じるからである。
【0023】 このようにコイルスプリング11は、ラッチ9の係合および解除操作時は低抵 抗で回転して、その操作性を阻害せず、一方、衝撃荷重等によってラッチ9を動 かしてラッチ9の係合が外れようとした場合には回転が阻止されて、高いロック 強度を確保することになる。したがって、トーションバー17の付勢力を大きく する必要がなく、そのばね定数を小さくすることが可能となる。
【0024】 また、ロッド8,ラッチ9,コイルスプリング11,ロッドブラケット12, パイプブラケット13およびパイプ14の組付けに際しては、図11に示すよう な手順を採ることができる。すなわち、まず図11(a)に示すように軸受部7 Aにロッド8を支承し、その後、軸受部7Aの円環状部7Cにコイルスプリング 11を嵌着させてから(図11(b))、図11(c)に示すように、ロッドブ ラケット12が回転自在に嵌合されたパイプ14をロッド8に嵌合させて、その ロッドブラケット12をロッド8に溶接する。そして、その溶接に前後して、ラ ッチ9をロッド8に溶接する。したがって、軸受部7Aを挾むようにしてロッド ブラケット12とラッチ9をロッド8に溶接することができて、ロッド8のその 軸線方向のガタ付きをなくすことができる。その後、図11(d)に示すように 、パイプブラケット13をパイプ14に溶接する。
【0025】 なお、ハンドル16とラッチ9とを連結する機構は、ハンドル16の操作に応 じてラッチ9を変位させ、かつハンドル16の操作が併なわないラッチ9の変位 は阻止する構成であればよく、上記のようにコイルスプリング11の縮径および 拡径を利用した構成の他、種々の構成を採用することができる。
【0026】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案のシートスライドロック装置は、変位動作するこ とによってアッパーレールのスライド位置をロックするラッチと、そのラッチを 変位操作するためのハンドルとの間に介在させた連結機構によって、ハンドルの 操作時はその操作に応じてラッチを変位させ、かつハンドルの非操作時はラッチ の変位を阻止する構成であるから、ラッチを変位させるためのハンドルの操作性 を損うことなく、充分なロック強度を確保することができる。
【0027】 また、前記の連結機構として、縮径および拡径変形に応じて摺動抵抗が変化す るコイルスプリングを用いた機構を採用することにより、その連結機構ひいては 装置全体の小型,軽量化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す側面図である。
【図2】図1のII矢視図である。
【図3】図1のIII−III線に沿う断面図である。
【図4】図1に示すリテーナの斜視図である。
【図5】図1のV円部の拡大図である。
【図6】図2のVI円部の拡大図である。
【図7】図7(a)および(b)は、図1に示すコイル
スプリングの正面図および側面図である。
【図8】図8(a)および(b)は、図1に示すロッド
ブラケットの正面図および側面図である。
【図9】図9(a)および(b)は、図1に示すパイプ
ブラケットの正面図および側面図である。
【図10】図10(a),(b),(c),(d)およ
び(e)は、図5のX−X線に沿う断面によって示す動
作の説明図である。
【図11】図11(a),(b),(c)および(d)
は、図5のXI−XI線に沿う断面によって示す組立て
手順の説明図である。
【符号の説明】
1 アッパーレール 2 ロアレール 2E 角穴(ラッチ係合部) 7 アッパーブラケット 8 ロッド 9 ラッチ 11 コイルスプリング 12 ロッドブラケット 13 パイプブラケット 14 パイプ 16 ハンドル 17 トーションバー(付勢手段)

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートが取付けられかつロアレールに沿
    ってスライドするアッパーレールを、任意のスライド位
    置にロックするシートスライドロック装置において、前
    記アッパーレールと前記ロアレールのいずれか一方に設
    けられて前記アッパーレールのスライド方向に沿って位
    置する複数のラッチ係合部と、前記アッパーレールと前
    記ロアレールのいずれか他方に変位自在に取付けられて
    前記ラッチ係合部と係合可能なラッチと、前記ラッチに
    連結されて該ラッチを変位操作可能なハンドルと、前記
    ハンドルを前記ラッチ係合部との係合方向に付勢する付
    勢手段と、前記ラッチと前記ハンドルとの連結部分に介
    在され、前記ハンドルの操作時は該ハンドルの操作に応
    じて前記ラッチを変位させ、かつ前記ハンドルの非操作
    時は前記ラッチの変位を阻止する連結機構とを備えてな
    ることを特徴とするシートスライドロック装置。
  2. 【請求項2】 前記連結機構は、前記アッパーレールま
    たは前記ロアレールの他方側に設けられた筒状部と、前
    記筒状部の外周に回転可能に嵌合され、かつ該筒状部の
    周方向にずれて位置する両端部が相対的に離間または近
    接変位されることによって縮径および拡径可能なコイル
    スプリングと、前記ラッチに連結されかつ前記筒状部の
    軸線を中心として回転自在に配備されて、前記コイルス
    プリングの両端部の間に位置するフック部を有する第1
    のブラケットと、前記ハンドルに連結されかつ前記筒状
    部の軸線を中心として回転自在に配備されて、前記コイ
    ルスプリングの両端部と嵌合する穴部を有する第2のブ
    ラケットとから構成されていることを特徴とする請求項
    1に記載のシートスライドロック装置。
JP1991020129U 1991-03-29 1991-03-29 シートスライドロック装置 Expired - Lifetime JP2548830Y2 (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62108037U (ja) * 1985-12-26 1987-07-10
JPH01124434U (ja) * 1987-09-30 1989-08-24
JPH01176535U (ja) * 1988-06-06 1989-12-15

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